第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第3四半期累計期間における我が国情報サービス業の業況は、経済産業省「特定サービス産業動態統計」によると、2022年4月以降の月別売上高は前年同月比で増加しており、IT需要は全体的には概ね堅調と推察されます。当社事業分野では、移動体通信事業者向けのXR(クロスリアリティ)関連の開発が大幅に増加したことに加え、宇宙天文分野や官公庁向けの開発も増加するなど、需要構造の変化が継続しております。

こうした傾向の中、当社は、重点テーマであります「先端技術を窮め、オープン・イノベーションで事業成長を目指す」を実践し、増収増益となりました。

ビジネスフィールド(以下、ビジネスフィールドをBFと省略)別には、モバイルネットワークBFは、XR関連の開発など移動体通信事業者向けの開発が大幅に増加し、売上高は799百万円(前年同期比78.6%増)となりました。インターネットBFは、非接触ICを利用した開発が大幅に増加したものの、民間企業向けの大型案件の開発が終了し、売上高は749百万円(同14.1%減)となりました。社会基盤システムBFは、官公庁向けの開発が引き続き好調で、売上高は1,935百万円(同21.8%増)となりました。宇宙先端システムBFは、宇宙天文分野の開発が大幅に増加し、売上高は1,836百万円(同4.5%増)となりました。

この結果、全社売上高に占める割合では、モバイルネットワークBF、社会基盤システムBFが上昇し、インターネットBF、宇宙先端システムBFが低下しております。

以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高5,320百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益819百万円(同18.0%増)、経常利益867百万円(同19.4%増)、四半期純利益606百万円(同19.1%増)となりました。

 

ビジネスフィールド(BF)別売上高

 

 

ビジネスフィールド

前第3四半期累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年12月31日)

当第3四半期累計期間

(自 2022年4月1日

  至 2022年12月31日)

 

金額(千円)

構成比(%)

金額(千円)

構成比(%)

モバイルネットワーク

447,380

9.6

799,037

15.0

インターネット

872,784

18.7

749,524

14.1

社会基盤システム

1,589,540

34.1

1,935,560

36.4

宇宙先端システム

1,757,256

37.6

1,836,337

34.5

4,666,961

100.0

5,320,460

100.0

 

ビジネスフィールド(BF)別受注状況

ビジネスフィールド

受注高 (千円)

前年同期比(%)

受注残高 (千円)

前年同期比 (%)

モバイルネットワーク

903,898

197.6

350,876

206.8

インターネット

734,324

90.7

275,780

90.6

社会基盤システム

1,276,493

86.9

1,344,998

100.8

宇宙先端システム

1,787,638

101.8

608,083

104.8

4,702,355

104.7

2,579,739

108.0

 

② 財政状態の分析

(資産)

当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ137百万円増加し、8,562百万円となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産の減少229百万円・有価証券の増加100百万円などによる流動資産の減少98百万円、有形固定資産の増加126百万円・投資有価証券の増加96百万円などによる固定資産の増加235 百万円によるものであります。

 

(負債)

負債は、前事業年度末に比べ101百万円減少し、1,233 百万円となりました。これは主に、未払法人税等の減少225百万円・賞与引当金の減少156百万円などによる流動負債の減少211百万円、資産除去債務の増加43百万円などによる固定負債の増加110百万円によるものであります。

 

(純資産)

純資産は、四半期純利益による増加、配当金支払いによる減少、自己株式取得による減少などの結果、前事業年度末に比べ238百万円増加し、7,329百万円となりました。自己資本比率は前事業年度末の84.2%から85.6%となりました。

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5) 研究開発活動

当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、48,891千円であります。

なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 主要な設備

前事業年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第3四半期累計期間に完成したものは次のとおりであります。

事業所名

所在地

設備の内容

完成年月

本社

東京都世田谷区

本社増床

2022年4月

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。