第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。なお、重要事象等は存在していません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当社グループ外航海運業部門は、売却による船舶の稼働減もありましたが、前連結会計年度に竣工・取得した船舶の稼働増に加えて、タンカー2隻、バルカー3隻の新規稼働のほか、急激な円安進行の影響もあり、売上高は38,327百万円(前年同四半期比28.0%増)となり、外航海運業利益は6,077百万円(前年同四半期比53.6%増)となりました。また、特別利益として、当社の連結子会社が所有する船舶3隻の船舶売却益7,528百万円を計上しています。

ホテル関連事業部門では、新型コロナウイルス感染拡大の影響はあったものの、4月以降は回復傾向が続きました。ホテル関連事業部門の売上高は4,417百万円(前年同四半期比106.7%増)、ホテル関連事業損失は531百万円(前年同四半期はホテル関連事業損失1,717百万円)となりました。なお、営業外収益に雇用調整助成金343百万円(前年同四半期は863百万円)を計上しています。

不動産賃貸業部門は、売上高は396百万円(前年同四半期比4.0%増)となり、不動産賃貸業利益は216百万円(前年同四半期比3.7%減)となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は43,141百万円(前年同四半期比32.9%増)、営業利益はホテル関連事業損失の減少もあり、5,762百万円(前年同四半期比134.0%増)となりました。経常利益は、為替差損2,877百万円およびデリバティブ評価損1,464百万円の計上により、2,073百万円(前年同四半期比9.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前述の船舶売却益の計上もあり、5,427百万円(前年同四半期比318.4%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産の部は、前連結会計年度末より52,085百万円増加し、289,654百万円となりました。これは主に現金及び預金の増加、在外子会社の為替換算および新造船竣工に伴う船舶の増加によるものです。

負債の部は、前連結会計年度末より30,104百万円増加し、220,291百万円となりました。これは主に在外子会社の為替換算および船舶取得に伴う長期借入金の増加によるものです。

また、純資産の部は、前連結会計年度末より21,980百万円増加し、69,363百万円となりました。これは主に非支配株主持分、利益剰余金、為替換算調整勘定の増加によるものです。

 

(3) 主要な設備

 当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に建造中の5隻が竣工し、稼働を開始しました。また新たに船舶4隻の建造を決定し、当第3四半期連結会計期間末現在の設備の新設計画は以下のとおりとなりました。

セグメントの
名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

完成後の増加能力
(載貨重量屯数)

総額
(千円)

既支払額
(千円)

着手

完了予定

外航海運業

船舶6隻

135,096,810

3,318,031

借入金および自己資金

2021年

2月

2026年

8月

581千トン

 

 

また、当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に売却予定であった船舶3隻の売却引渡が完了しました。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。