第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の影響により制限されていた社会経済活動が徐々に正常化する一方で、長引く世界情勢の混乱を背景としたエネルギー資源や原材料価格の高騰により、インフレ圧力は高まっております。また世界各国による金融引き締め策によって円安の進行及び輸入コストの増加を招き、国内経済は急激な物価上昇に賃金上昇が追い付かず、生活防衛意識が高まるなど消費者心理は急速に悪化しており、先行き不透明な状態が継続しております。

このような環境のもと、当社グループは、当連結会計年度を初年度とする5か年の中期経営計画に取り組んでまいりました。

業績回復に向けた成長戦略として掲げた2つの基本戦略の1つである「シャルレビジネス事業の再生」につきましては、事業構造改革の推進として直受注・直発送(BtoC)モデルの導入に向けた現ビジネスモデルの改革検討と、新たな販売プログラムの導入に向けた新ビジネスプランの詳細設計及び実行計画の検討を継続しております。ブランド・マーケティング戦略の強化では、企業ブランドの価値の再定義及び商品ブランドの再編に加え、フェムテック、フレイルなど各領域の商品開発に引き続き取り組んでおります。

基本戦略の2つ目である「新規事業開発による新たな柱の創造」につきましては、子会社支援とM&Aなどの企業探索を引き続き行っております。海外展開についても、テストマーケティングや販路拡大に向けての商品開発に取り組んでおります。

(レディースインナー等販売事業)

品目別売上高

前第3四半期連結累計期間

(自  2021年4月1日

至  2021年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2022年4月1日

至  2022年12月31日)

増減率

(%)

 衣料品類(百万円)

6,906

6,592

△4.5

 化粧品類(百万円)

1,713

1,531

△10.6

 健康食品類(百万円)

783

686

△12.4

 その他(百万円)

1,045

461

△55.8

合計(百万円)

10,449

9,272

△11.3

感染症対策の制限緩和を背景に、訪問販売業における活動環境が改善されつつあり、9~10月にかけてコロナ禍以降3年振りとなる大規模なビジネスメンバー向けのセミナーを全国8地区で開催し、販売支援を強化いたしました。

商品面におきましては、衣料品類では、当期リニューアルしたアウター商材や寝具類の生活関連商材などが売上を牽引したものの、前期に実施したアウター商材のシリーズ見直しにともなう値引販売の特殊要因もあり、売上高は65億92百万円(前年同四半期比4.5%減)となりました。

化粧品類では、定番商品のスキンケア商材が伸び悩んだことに加え、前期にヘアケア商材の全面リニューアルを実施し、発売記念商品が売上に貢献していたことなどから、売上高は15億31百万円(同10.6%減)となり、健康食品類も定番商品が前年を下回り、新商品の発売もなかったことにより、売上高は6億86百万円(同12.4%減)となりました。

その他では、前期に続き子会社のシャワーヘッドを数量限定で販売しましたが、発売2年目となり売上が大きく減少しました。

以上の結果、売上高は92億72百万円(同11.3%減)となりました。利益面につきましては、アウター商材の販売が好調に推移し在庫ロスの低減ができたことや、希望退職による人件費の圧縮など固定費の削減に努めましたが、シャワーヘッドなどの売上の減少額が大きかったことに加え、前年程の在庫ロスの低減には至らなかったことから、セグメント利益は3億17百万円(同49.7%減)となりました。

(ウルトラファインバブル技術製品等製造販売事業)

美容への作用が期待できる節水シャワーヘッドにおいては、ホテルや美容サロンへの導入など、営業活動を積極的に続けておりますが、需要の一巡による売上の鈍化に加え、新規参入事業者の増加及び価格競争の激化により売上は大きく減少しました。

以上の結果、売上高は10億円(同52.9%減。セグメント間の内部取引高を含む)、セグメント利益は1億9百万円(同89.0%減)となりました。

 

これらの結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、売上高は102億40百万円(同16.9%減)、営業利益は3億77百万円(同76.1%減)、経常利益は4億16百万円(同74.0%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、特別退職金7億92百万円を特別損失に計上したことから、4億44百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益11億98百万円)となりました。

 

②財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び預金の減少19億31百万円、投資その他の資産のその他の増加3億84百万円等により、前連結会計年度末に比べ16億43百万円減少し、205億1百万円となりました。

負債は未払法人税等の減少3億21百万円、未払消費税等の減少2億42百万円、未払金の減少2億37百万円、賞与引当金の減少1億6百万円等により、前連結会計年度末に比べ10億40百万円減少し、22億90百万円となりました。

純資産は親会社株主に帰属する四半期純損失4億44百万円の計上、剰余金の配当1億26百万円等により、前連結会計年度末に比べ6億2百万円減少し、182億11百万円となりました。

以上の結果、自己資本比率は88.8%(前連結会計年度末は85.0%)となりました。

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

(6)従業員数

当第3四半期連結累計期間において、レディースインナー等販売事業の従業員数は希望退職の募集にともなう退職等により、前連結会計年度末に比べ34名減少し、224名となりました。

(7)経営成績に重要な影響を与える要因

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。

(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。