【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社の数  1

開溪愛(上海)貿易有限公司

(2) 非連結子会社の数  1社

有限会社ケーシーアイサービス

連結の範囲から除いた理由

非連結子会社1社は、小規模会社であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。

 

2.連結子会社の事業年度等に関する事項

開溪愛(上海)貿易有限公司の決算日は12月31日であります。連結財務諸表の作成に当たっては、11月30日に実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。

 

3.持分法の適用に関する事項

持分法を適用していない非連結子会社1社は、当期純利益及び利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法を適用せず原価法により評価しております。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

①  有価証券

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理、売却原価は移動平均法)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

②  棚卸資産

製品、原材料、仕掛品

移動平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却方法

①  有形固定資産(リース資産を除く)

定額法によっております。なお、2007年3月31日以前に取得した有形固定資産については旧定額法によっております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物    7~45年

機械装置  6~15年

②  無形固定資産(リース資産を除く)

定額法によっております。ただしソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

 

③  リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっております。

 

 

(3) 重要な引当金の計上基準

①  貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等については個別の回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

② 役員賞与引当金

役員に対して支給する賞与の支出に備えるため、当連結会計年度末において負担すべき支給見込額を計上しております。

③  役員退職慰労引当金

役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上しております。

 

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

当社グループはゴム薬品、樹脂薬品、中間体、その他の関連工業薬品等化学工業薬品の製造及び販売を主な事業としております。当該事業の製品の販売については、製品の顧客への引渡時に顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断されることから、製品の引渡時点で収益を認識しております。ただし、当社の国内販売においては、製品の出荷時から引渡時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時点で収益を認識しております。また、輸出販売においては、インコタームズ等に定められた貿易条件に基づきリスク負担が顧客に移転する時点で履行義務が充足されると判断し、当該履行義務の充足時点で収益を認識しております。

有償支給取引については、原材料の支給に伴い支給先から受け取る対価を収益として認識しておりません。また、有償受給取引については、顧客から支給される原材料の仕入価格を除いた対価の純額で収益を認識しております。

取引の対価は履行義務を充足してから1年以内に受領しており、重要な金融要素は含まれておりません。

 

(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。

 

(7) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

金利スワップについては、特例処理を採用しております。また、為替予約が付されている外貨建金銭債権債務等については、振当処理をしております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段

―金利スワップ

―為替予約取引

ヘッジ対象

―借入金の利息

―外貨建売掛金・買掛金

③ ヘッジの方針

為替及び金利等相場変動に伴うリスクの軽減を目的に通貨及び金利に係るデリバティブ取引を行っております。また、実需に基づくものを対象としてデリバティブ取引を行っており、投機目的の取引は行っておりません。

④ ヘッジ有効性評価の方法

金利スワップは特例処理の要件を満たしているため有効性の評価を省略しております。

 

(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ケ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

 1. 棚卸資産の評価

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

 

(単位:千円)

勘定科目

前連結会計年度

当連結会計年度

製品

843,220

1,117,901

仕掛品

300,937

442,041

原材料

325,700

498,946

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 棚卸資産の評価方法は移動平均法による原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)を採用しており、正味売却価額が取得原価より下落している場合には正味売却価額で評価し、取得原価との差額を当期の費用として売上原価に計上しております。正味売却価額は、売価から見積販売直接経費を控除して算定しております。

 また、長期滞留等により正常な営業循環過程から外れたものについては、収益性の低下の事実を反映するように帳簿価額を処分見込価額まで切り下げております。

 これらの見積りには不確実性を伴い、実際の結果が見積りと異なる場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

 2.繰延税金資産
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

 

(単位:千円)

勘定科目

連結会計年度

当連結会計年度

繰延税金資産

86,369

92,256

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 繰延税金資産は、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号)に従い、翌連結会計年度以降の事業計画を基礎に将来の課税所得を見積り、回収可能性がある将来減算一時差異については、スケジューリング可能なものとして繰延税金資産として資産計上しております。

 繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積額に依っており、見積りにおいて用いた仮定が市場環境等の変化により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度において実際に回収可能な将来減算一時差異も変動する可能性があります。この場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(会計方針の変更)

(収益認識に関する会計基準等の適用)

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。

これにより、輸出販売の一部に関して、従来は船積基準により収益を認識しておりましたが、財又はサービスを顧客に移転し、当該履行義務が充足された一時点で収益を認識することとしております。また、従来は販売費及び一般管理費に計上しておりました販売手数料を、売上高から控除しております。さらに、有償支給取引について、従来は有償支給した支給品等に係る収益を認識しておりましたが、当該収益を認識しない方法に変更しております。有償受給取引について、従来は有償支給元への売り戻し時に売上高と売上原価を計上しておりましたが、純額を収益として認識する方法に変更しております。

収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計基準を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当連結会計年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。

また、収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、当連結会計年度の期首より前までに行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、その累積的影響額を当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減しておりますが、当該期首残高に与える影響はありません。

この結果、当連結会計年度の売上高は64,109千円減少し、売上原価は56,832千円減少し、販売費及び一般管理費は7,277千円減少し、売上総利益は7,277千円減少しておりますが、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益に与える影響はありません。

なお、収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る「収益認識関係」注記については記載しておりません。

 

(時価算定に関する会計基準等の適用)

「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。

また、「金融商品関係」注記において、金融商品の時価レベルごとの内訳等に関する事項等の注記を行うこととしております。ただし、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2019年7月4日)第7-4項に定める経過的な取扱いに従って、当該注記のうち前連結会計年度に係るものについては記載しておりません。

 

(追加情報)

新型コロナウィルス感染症拡大による影響について、今後の収束時期等を正確に予測することは困難な状況にあります。

このような状況の下、新型コロナウィルス感染症による当社グループへの影響は、連結財務諸表作成時点においては、当連結会計年度末の会計上の見積りに大きな影響を与えるものではないと判断して、固定資産の減損、繰延税金資産の回収可能性などの会計上の見積りを行っております。

なお、新型コロナウィルス感染症拡大が今後想定以上に深刻化・長期化した場合には、翌連結会計年度以降の当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※  担保に差入れてある有形固定資産と、これに対応する債務は次の通りであります。

(1) このうち工場財団組成物件の額

 

前連結会計年度
(2021年11月30日)

当連結会計年度
(2022年11月30日)

建物

528,416千円

512,001千円

構築物

323,056千円

317,537千円

機械及び装置

1,106,967千円

1,097,254千円

土地

3,481千円

3,481千円

合計

1,961,921千円

1,930,274千円

 

 

(2) このうち借入金の担保に供している資産の額

 

前連結会計年度
(2021年11月30日)

当連結会計年度
(2022年11月30日)

工場財団

1,961,921千円

1,930,274千円

 

 

(3) 上記に対応する借入金の額

 

前連結会計年度
(2021年11月30日)

当連結会計年度
(2022年11月30日)

長期借入金

10,000千円

10,000千円

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

※2  販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は、次の通りであります。

(1) 販売費

 

前連結会計年度

(自  2020年12月1日

至  2021年11月30日)

当連結会計年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

支払運賃・保管料

201,224

千円

211,809

千円

貸倒引当金繰入額

553

千円

494

千円

 

 

(2) 一般管理費

 

前連結会計年度

(自  2020年12月1日

至  2021年11月30日)

当連結会計年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

役員報酬

90,240

千円

88,621

千円

社員給料手当

370,095

千円

367,878

千円

法定福利費

27,191

千円

27,332

千円

研究開発費

249,077

千円

244,961

千円

 (内減価償却費)

(63,232

千円)

(64,629

千円)

退職給付費用

47,310

千円

59,686

千円

役員賞与引当金繰入額

19,800

千円

16,500

千円

役員退職慰労引当金繰入額

17,523

千円

14,200

千円

減価償却費

2,937

千円

13,462

千円

 

 

※3  研究開発費の総額

 

前連結会計年度

(自  2020年12月1日

至  2021年11月30日)

当連結会計年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

 

249,077

千円

244,961

千円

 

 

※4  固定資産除却損の内容は次の通りであります。

 

前連結会計年度

(自  2020年12月1日

至  2021年11月30日)

当連結会計年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

建物

0千円

-千円

構築物

0千円

508千円

機械及び装置

2,911千円

16,568千円

車両運搬具

0千円

0千円

工具、器具及び備品

0千円

2,261千円

合計

2,911千円

19,338千円

 

 

※5  通常の販売目的で保有する棚卸資産の収益性の低下による簿価切下額は次の通りであります。

 

前連結会計年度

(自  2020年12月1日

至  2021年11月30日)

当連結会計年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

売上原価

13,810

千円

7,920

千円

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  2020年12月1日

至  2021年11月30日)

当連結会計年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

その他有価証券評価差額金

 

 

  当期発生額

29,443千円

△21,879千円

 組替調整額

△1,164千円

― 千円

   税効果調整前

28,279千円

△21,879千円

    税効果額

8,659千円

△6,699千円

    その他有価証券評価差額金

19,620千円

△15,180千円

為替換算調整勘定

 

 

  当期発生額

16,052千円

16,107千円

 その他の包括利益合計

35,672千円

927千円

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2020年12月1日 至 2021年11月30日

1.発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

1,220,000

1,220,000

 

 

2.自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

2,217

219

2,436

 

(注) 普通株式の自己株式の増加219株は、単元未満株式の買取による増加であります。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2021年2月25日
定時株主総会

普通株式

36,533

30.00

2020年11月30日

2021年2月26日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年2月24日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

60,878

50.00

2021年11月30日

2022年2月25日

 

 

当連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日

1.発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

1,220,000

1,220,000

 

 

2.自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

2,436

95

2,531

 

(注) 普通株式の自己株式の増加95株は、単元未満株式の買取による増加であります。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2022年2月24日
定時株主総会

普通株式

60,878

50.00

2021年11月30日

2022年2月25日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年2月24日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

60,873

50.00

2022年11月30日

2023年2月27日

 

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  2020年12月1日

至  2021年11月30日)

当連結会計年度

(自  2021年12月1日

至  2022年11月30日)

現金及び預金期末残高

1,319,778千円

910,919千円

現金及び現金同等物期末残高

1,319,778千円

910,919千円

 

 

(金融商品関係)

 1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社は、有機化学薬品等の製造販売事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入や社債発行)を調達しております。資金運用については短期的な預金等に限定し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社の顧客管理の規定に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに信用状況を把握する体制をとっております。また、グローバルに事業を展開していることから生じている外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されておりますが、恒常的に同じ外貨建ての買掛金の範囲内にあります。

投資有価証券は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、主に取引先企業との業務提携等に関連する株式であり、上場株式については四半期ごとに時価の把握を行っております。

営業債務である支払手形及び買掛金は、その全てが1年以内の支払期日であります。また、その一部には、原料等の輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されておりますが、個別にデリバティブ取引(為替予約取引)を利用してヘッジしております。

借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金は主に設備投資に係る資金調達であります。このうち長期のものの一部については、変動金利であるため金利の変動リスクに晒されておりますが、支払金利の変動リスクを回避して支払利息の固定化を図るために、個別契約ごとにデリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。ヘッジの有効性の評価については、金利スワップの特例処理の要件を満たしているため、その判定をもって有効性の評価を省略しております。

デリバティブ取引の執行・管理については、社内規定に基づき、資金担当部門が資金担当部門長の承認を得て実施しており、また、デリバティブ取引の利用に当たっては、信用リスクを軽減するために国内の大手金融機関とのみ取引を行っております。

また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持を図ることにより流動性リスクを管理しております。

 

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価格が変動することもあります。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

 

 2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「支払手形」、「買掛金」、「短期借入金」及び「未払金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。なお、市場価格のない株式等(前連結会計年度は、時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品)は、次表には含めておりません((注1)参照)。

前連結会計年度(2021年11月30日)

 

連結貸借対照表計上額(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(※1)

(※1)

 

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

96,884

96,884

 

資産計

96,884

96,884

 

長期借入金(※2)

(1,153,335)

(1,155,581)

△2,246

 

負債計

(1,153,335)

(1,155,581)

△2,246

(※1) 負債に計上されているものについては、( )で示しております。

 

(※2) 1年内返済予定の長期借入金573,316千円を含めております。

 

 

 

当連結会計年度(2022年11月30日)

 

連結貸借対照表計上額(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(※1)

(※1)

 

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

74,649

74,649

 

資産計

74,649

74,649

 

長期借入金(※2)

(1,066,119)

(1,067,064)

△945

 

負債計

(1,066,119)

(1,067,064)

△945

(※1) 負債に計上されているものについては、( )で示しております。

 

(※2) 1年内返済予定の長期借入金100,801千円を含めております。

 

 

 

(注1)市場価格のない株式等(前連結会計年度は、時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品)の連結

    貸借対照表計上額

(単位:千円)

区  分

前連結会計年度

当連結会計年度

(2021年11月30日)

(2022年11月30日)

非上場株式

2,400

2,755

関係会社株式

3,000

3,000

 

 

 

(注2)金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2021年11月30日)

 

1年以内

1年超

5年超

10年超

 

5年以内

10年以内

 

(千円)

(千円)

(千円)

(千円)

現金及び預金

1,319,778

受取手形

247,907

売掛金

2,314,814

合計

3,882,500

 

 

当連結会計年度(2022年11月30日)

 

1年以内

1年超

5年超

10年超

 

5年以内

10年以内

 

(千円)

(千円)

(千円)

(千円)

現金及び預金

910,919

受取手形

221,777

売掛金

2,631,712

合計

3,764,409

 

 

(注3)長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2021年11月30日)

 

1年以内

1年超

2年超

3年超

4年超

5年超

 

2年以内

3年以内

4年以内

5年以内

 

(千円)

(千円)

(千円)

(千円)

(千円)

(千円)

短期借入金

1,960,000

長期借入金

573,316

67,441

399,976

29,976

29,976

52,650

 

 

当連結会計年度(2022年11月30日)

 

1年以内

1年超

2年超

3年超

4年超

5年超

 

2年以内

3年以内

4年以内

5年以内

 

(千円)

(千円)

(千円)

(千円)

(千円)

(千円)

短期借入金

1,960,000

長期借入金

100,801

430,556

452,136

29,976

29,976

22,674

 

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

 レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定

         の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

 レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係る

         インプットを用いて算定した時価

 レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属す

るレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

当連結会計年度(2022年11月30日)

 

 

(単位:千円)

 

時  価

 

レベル1

レベル2

レベル3

合 計

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

  株式

74,649

74,649

資産 計

74,649

74,649

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

当連結会計年度(2022年11月30日)

 

 

(単位:千円)

 

時  価

 

レベル1

レベル2

レベル3

合 計

長期借入金

(1,067,064)

(1,067,064)

(1年以内返済長期借入金含む。)

 

 

 

 

負債 計

(1,067,064)

(1,067,064)

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明

投資有価証券

 上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

長期借入金

 長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 なお、金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

 

(有価証券関係)

その他有価証券で時価のあるもの

前連結会計年度(2021年11月30日)

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価

(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えるもの

 

 

 

株式

95,927

33,606

62,320

小計

95,927

33,606

62,320

連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えないもの

 

 

 

株式

956

1,642

△685

小計

956

1,642

△685

合計

96,884

35,248

61,635

 

(注) 表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。

 

当連結会計年度(2022年11月30日)

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価

(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えるもの

 

 

 

株式

73,622

33,606

40,015

小計

73,622

33,606

40,015

連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えないもの

 

 

 

株式

1,026

1,642

△615

小計

1,026

1,642

△615

合計

74,649

35,248

39,400

 

(注) 表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。

 

連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自  2020年12月1日  至  2021年11月30日

区分

売却額

(千円)

売却益の合計額

(千円)

売却損の合計額

(千円)

株式

1,830

1,164

合計

1,830

1,164

 

 

 

当連結会計年度(自  2021年12月1日  至  2022年11月30日

該当事項はありません。

 

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

該当事項はありません。

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1)通貨関連

前連結会計年度(2021年11月30日

ヘッジ会計の方法

取引の種類

 

 

 

 

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち1年超

時価

 

(千円)

(千円)

 

 

(千円)

 

 

為替予約取引

買掛金

 

 

 

為替予約等の振当処理

 買建

 

27,801

4,537

 

 

(注)

 

米ドル

ユーロ

 

 

(注)為替予約の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている買掛金と一体となって処理されている

  ため、その時価は、当該買掛金の時価に含めて記載しております。

 

当連結会計年度(2022年11月30日

ヘッジ会計の方法

取引の種類

 

 

 

 

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち1年超

時価

 

(千円)

(千円)

 

 

(千円)

 

 

為替予約取引

買掛金

 

 

 

為替予約等の振当処理

 買建

 

31,271

6,473

 

 

(注)

 

米ドル

ユーロ

 

 

(注)為替予約の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている買掛金と一体となって処理されている

  ため、その時価は、当該買掛金の時価に含めて記載しております。

 

(2)金利関連

前連結会計年度(2021年11月30日

ヘッジ会計の方法

取引の種類

 

 

 

 

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち1年超

時価

 

(千円)

(千円)

 

 

(千円)

 

 

金利スワップ取引

 

 

 

 

金利スワップの特例処理

受取変動・支払固定

長期借入金

870,000

370,000

(注)

 

(注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

当連結会計年度(2022年11月30日

ヘッジ会計の方法

取引の種類

 

 

 

 

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち1年超

時価

 

(千円)

(千円)

 

 

(千円)

 

 

金利スワップ取引

 

 

 

 

金利スワップの特例処理

受取変動・支払固定

長期借入金

770,000

770,000

(注)

 

(注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

 

(退職給付関係)

前連結会計年度(自 2020年12月1日 至 2021年11月30日)

1.採用している退職給付制度の概要

当社は確定給付型の制度として退職一時金制度と規約型確定給付企業年金制度を設けており、総合設立型の厚生年金基金に加入しております。

なお、当社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

 また、当社は複数事業主制度の厚生年金基金制度に加入しており、このうち、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない制度については、確定拠出制度と同様に会計処理しております。

 

2.確定給付制度

(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

退職給付に係る負債の期首残高

341,648

千円

退職給付費用

14,092

退職給付の支払額

△66,107

制度への拠出額

△14,894

退職給付に係る負債の期末残高

274,739

 

 

(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

積立型制度の退職給付債務

714,400

千円

年金資産

△439,660

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

274,739

 

 

 

退職給付に係る負債

274,739

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

274,739

 

 

(3) 退職給付費用

簡便法で計算した退職給付費用

14,092

千円

 

 

3.複数事業主制度

確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の厚生年金基金制度への要拠出額は、15,725千円であります。

 

(1) 複数事業主制度の直近の積立状況(2021年3月31日現在)

年金資産の額

166,870,916

千円

年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との

合計額

150,293,785

差引額

16,577,130

 

 

(2) 複数事業主制度の掛金に占める当社の割合(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

   0.21%

 

(3) 補足説明

上記(1)の差引額の内訳は、本年度剰余金13,336,103千円、別途積立金11,813,860千円の合計から年金財政計算上の過去勤務債務残高8,572,833千円を差し引いた額であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間13年元利均等償却であり、当期の財務諸表上、特別掛金6,115千円を費用処理しております。

なお、上記(2)の割合は当社の実際の負担割合とは一致しておりません。

 

 

当連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)

1.採用している退職給付制度の概要

当社は確定給付型の制度として退職一時金制度と規約型確定給付企業年金制度を設けており、総合設立型の厚生年金基金に加入しております。

なお、当社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

 また、当社は複数事業主制度の厚生年金基金制度に加入しており、このうち、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない制度については、確定拠出制度と同様に会計処理しております。

 

2.確定給付制度

(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

退職給付に係る負債の期首残高

274,739

千円

退職給付費用

48,131

退職給付の支払額

△17,307

制度への拠出額

△14,584

退職給付に係る負債の期末残高

290,979

 

 

(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

積立型制度の退職給付債務

756,764

千円

年金資産

△465,784

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

290,979

 

 

 

退職給付に係る負債

290,979

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

290,979

 

 

(3) 退職給付費用

簡便法で計算した退職給付費用

48,131

千円

 

 

3.複数事業主制度

確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の厚生年金基金制度への要拠出額は、15,903千円であります。

 

(1) 複数事業主制度の直近の積立状況(2022年3月31日現在)

年金資産の額

182,141,141

千円

年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との

合計額

151,351,827

差引額

30,789,314

 

 

(2) 複数事業主制度の掛金に占める当社の割合(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

   0.21%

 

(3) 補足説明

上記(1)の差引額の内訳は、本年度剰余金11,809,157千円、別途積立金25,149,963千円の合計から年金財政計算上の過去勤務債務残高6,169,807千円を差し引いた額であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間13年元利均等償却であり、当期の財務諸表上、特別掛金6,184千円を費用処理しております。

なお、上記(2)の割合は当社の実際の負担割合とは一致しておりません。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2021年11月30日)

当連結会計年度
(2022年11月30日)

繰延税金資産

 

 

 退職給付に係る負債

109,828千円

115,493千円

 役員退職慰労引当金

38,945千円

31,811千円

  その他

13,776千円

10,644千円

繰延税金資産小計

162,550千円

157,948千円

  評価性引当額

△41,434千円

△34,299千円

繰延税金資産合計

121,116千円

123,649千円

 

 

 

繰延税金負債

 

 

  その他

34,746千円

31,392千円

繰延税金負債合計

34,746千円

31,392千円

繰延税金資産の純額

86,369千円

92,256千円

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異がある時の、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2021年11月30日)

当連結会計年度
(2022年11月30日)

法定実効税率

30.62%

30.62%

受取配当等の益金不算入額

△0.06%

△0.11%

交際費等永久に損金に算入され
ない項目

1.67%

2.02%

住民税均等割

0.31%

0.44%

試験研究費の特別控除

△4.50%

△4.89%

評価性引当額

1.36%

△2.52%

海外子会社税率差異

△1.30%

△3.54%

その他

0.50%

0.77%

税効果会計適用後の法人税等の
負担率

28.60%

22.79%

 

 

 

(賃貸等不動産関係)

前連結会計年度(自 2020年12月1日 至 2021年11月30日

当社グループでは、埼玉県川口市に賃貸用不動産(土地)を有しております。当連結会計年度における賃貸等不動産に関する賃貸損益は30,383千円(賃貸収益は売上高に、賃貸費用は売上原価に計上)であります。

また、賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(自 2020年12月1日

至 2021年11月30日)

連結貸借対照表計上額

 

 

期首残高

71,026

 

期中増減額

 

期末残高

71,026

期末時価

838,421

 

(注) 期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて自社で算定した金額であります。

 

当連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日

当社グループでは、埼玉県川口市に賃貸用不動産(土地)を有しております。当連結会計年度における賃貸等不動産に関する賃貸損益は30,425千円(賃貸収益は売上高に、賃貸費用は売上原価に計上)であります。

また、賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(自 2021年12月1日

至 2022年11月30日)

連結貸借対照表計上額

 

 

期首残高

71,026

 

期中増減額

 

期末残高

71,026

期末時価

845,318

 

(注) 期末の時価は、主として固定資産税評価額に基づいて自社で算定した金額であります。