当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、行動制限の緩和を含めた各種政策の効果により、個人消費や雇用情勢等に回復の兆しが見られ、景気は緩やかに持ち直しています。一方で、世界的な金融引締めやウクライナ情勢の長期化等による影響は引き続き大きく、燃料費の高騰に伴う光熱費の上昇、その他食品等多数の分野での物価上昇、金融資本市場の変動等、先行きが不透明な状況が続いております。
こうした環境の中、当社グループは、中期経営計画に基づき、地域社会に日常的エンターテイメントとライフスタイルを提唱する新しい“蔦屋書店/TSUTAYA”のリモデルと収益強化を積極的に進めてまいりました。
2022年11月には新規事業「DAISO」の導入を実施し、当社運営で行う第1号店として蔦屋書店川中島店内に「DAISO長野南バイパス店」をオープンし、好調な推移となりました。今後も順次運営店舗を増加していく計画となっております。また、前連結会計年度から引き続きトップカルチャーで展開するゲーム・リサイクル事業を子会社の株式会社トップブックスのゲーム・リサイクル事業「ふるいちトップブックス」へ順次切り替えを行い、2023年1月末時点で累計13店舗の切り替えが完了いたしました。これにより、トップブックスの売上は好調に推移し全体の売上伸長に大きく貢献しております。
その他コワーキングスペース「SHARE LOUNGE」の展開や、特撰雑貨文具ジャンルにおいては大手メーカーとコラボした企画販売や地域特産品のオリジナル企画販売等を実施いたしました。今後もこのような付加価値の提供を蔦屋書店から数多く発信し、レンタル事業からの事業転換を行ってまいります。
書籍事業の収益力の改善については、書籍粗利率35%を目標に掲げ、委託販売から買い取り販売への移行、顧客データからのAI発注、魅力的な商品開発等を進め、在庫圧縮と商品回転率の向上を継続推進しております。また、コスト面においても効率化を進め、社内のDX化による在庫管理・セルフレジ導入の充実により運営コストの削減を続けております。しかしながら、想定を上回る電気料金等光熱費の高騰が大きく影響いたしました。
一方で、蔦屋書店マーケットシティ白根店が契約満了に伴い2022年11月に閉店いたしました。これによりグループ店舗数は77店舗となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高5,396百万円(前年同期比89.7%)、営業利益39百万円(前年同期比25.5%)、経常利益21百万円(前年同期比14.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益11百万円(前年同期比9.2%)となりました。
売上・利益の増減要因
売上面につきましては、企画販売や季節商品により食品やコスメを中心とした特撰雑貨・文具部門は好調でしたが、書籍部門の売上が伸び悩み、当社グループの主軸である蔦屋書店事業全体の売上高は5,259百万円(前年同期比88.9%)となりました。
利益面につきましては、自動発注システムの構築と徹底した商品・在庫管理による粗利の改善や、セルフレジの利用促進及び店舗オペレーションの更なる見直しを行い、販管費の削減に努めました。一方で燃料価格が高騰した結果、電気料金を中心とした光熱費が上昇し、営業利益39百万円(前年同期比25.5%)、経常利益21百万円(前年同期比14.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益11百万円(前年同期比9.2%)となりました。
セグメントの状況は、次のとおりです。
①蔦屋書店事業
当セグメントの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高5,259百万円(前年同期比88.9%)、セグメント利益は31百万円(前年同期比24.3%)となりました。
主力商品の売上高は、書籍3,192百万円(前年同期比89.5%)、特撰雑貨・文具923百万円(前年同期比102.0%)、レンタル276百万円(前年同期比73.9%)、ゲーム・リサイクル175百万円(前年同期比62.5%)、販売用CD101百万円(前年同期比66.9%)、販売用DVD95百万円(前年同期比78.2%)、賃貸不動産収入155百万円(前年同期比105.0%)となりました。
②スポーツ関連事業
当セグメントの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高46百万円(前年同期比94.2%)、セグメント損失6百万円(前年同四半期 セグメント利益3百万円)となりました。
③訪問看護事業
当セグメントの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高23百万円(前年同期比82.0%)、セグメント損失5百万円(前年同四半期 セグメント利益3百万円)となりました。
④その他
当セグメントの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高77百万円(前年同期比280.5%)、セグメント利益5百万円(前年同期比108.5%)となりました。蔦屋書店事業で展開するゲーム・リサイクル事業をその他で展開している「ふるいちトップブックス」へ順次切り替えを行い店舗数が増えた結果、売上も増加しました。
(2) 財政状態の分析
総資産につきましては、前連結会計年度末比331百万円増加し、18,509百万円となりました。これは主に現金及び預金、商品の増加により流動資産が430百万円増加する一方で、建物及び構築物、資金及び保証金の減少により固定資産が99百万円、減少したことによるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末比422百万円増加し、15,198百万円となりました。これは主に預り金が354百万円、買掛金が202百万円、長期借入金が130百万円、それぞれ増加した一方、未払金が141百万円減少したことによるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末比90百万円減少し、3,311百万円となりました。これは主に、資本剰余金が99百万円減少した一方で、利益剰余金が11百万円増加したことによるものです。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第1四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい増減はありませんが、主な販売状況は下記のとおりとなっております。
(注)1 セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。
2 蔦屋書店事業の「その他」は、図書カード他であります。
(8) 主要な設備
①重要な設備の新設等
当第1四半期連結累計期間に完了した主な設備の新設等はありません。
また、当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設等の計画はありません。
②重要な設備の除却等
当第1四半期連結累計期間に完了した主な設備の除却等は、既存店1店舗の閉店であり、その内容は以下の通りです。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。