第5【経理の状況】

1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

 また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2 監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)の連結財務諸表及び事業年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による監査を受けております。

 

3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入しております。

 また、公益財団法人財務会計基準機構の行うセミナー等に参加しております。

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

3,882

4,909

受取手形及び売掛金

23,219

受取手形、売掛金及び契約資産

30,377

リース投資資産

20

0

商品及び製品

30

121

仕掛品

※3 1,303

原材料及び貯蔵品

32

29

前渡金

14,063

17,315

預け金

46,272

48,846

その他

1,113

1,503

貸倒引当金

3

3

流動資産合計

89,933

103,099

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物(純額)

1,302

1,161

工具、器具及び備品(純額)

337

488

土地

524

524

リース資産(純額)

1,211

922

建設仮勘定

10

0

有形固定資産合計

※1 3,386

※1 3,098

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

4,081

4,680

リース資産

701

983

その他

329

239

無形固定資産合計

5,112

5,903

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※2 3,040

※2 3,182

関係会社長期貸付金

325

352

繰延税金資産

2,709

2,926

敷金及び保証金

3,835

3,524

その他

173

159

貸倒引当金

327

354

投資その他の資産合計

9,756

9,791

固定資産合計

18,255

18,793

資産合計

108,188

121,892

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

9,606

14,163

リース債務

894

748

未払費用

6,024

6,572

未払法人税等

3,506

3,075

前受金

13,632

契約負債

14,296

受注損失引当金

※3 364

785

株式給付引当金

10

資産除去債務

71

その他

6,376

6,034

流動負債合計

40,476

45,687

固定負債

 

 

リース債務

1,062

1,173

退職給付に係る負債

54

52

資産除去債務

953

854

株式給付引当金

54

その他

170

198

固定負債合計

2,240

2,333

負債合計

42,716

48,021

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

8,180

8,180

資本剰余金

15,285

15,270

利益剰余金

41,489

50,045

自己株式

31

416

株主資本合計

64,925

73,080

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

155

234

為替換算調整勘定

371

524

その他の包括利益累計額合計

527

758

非支配株主持分

19

32

純資産合計

65,471

73,871

負債純資産合計

108,188

121,892

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

売上高

112,085

129,054

売上原価

※1 72,068

※1 82,267

売上総利益

40,016

46,786

販売費及び一般管理費

※2,※3 26,280

※2,※3 28,196

営業利益

13,736

18,590

営業外収益

 

 

受取利息及び配当金

42

58

保険配当金

20

44

助成金収入

39

20

投資事業組合運用益

86

41

雑収入

42

23

営業外収益合計

230

188

営業外費用

 

 

支払利息

34

22

持分法による投資損失

392

198

為替差損

75

119

貸倒引当金繰入額

199

27

雑損失

40

57

営業外費用合計

742

424

経常利益

13,224

18,354

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

73

移転補償金

270

持分変動利益

31

特別利益合計

374

特別損失

 

 

投資有価証券評価損

53

155

賃貸借契約解約損

922

特別損失合計

53

1,078

税金等調整前当期純利益

13,171

17,651

法人税、住民税及び事業税

4,963

5,285

法人税等調整額

737

244

法人税等合計

4,225

5,040

当期純利益

8,945

12,610

非支配株主に帰属する当期純利益

0

12

親会社株主に帰属する当期純利益

8,944

12,598

 

【連結包括利益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

当期純利益

8,945

12,610

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

39

78

為替換算調整勘定

268

152

その他の包括利益合計

※1,※2 229

※1,※2 231

包括利益

9,174

12,842

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

9,174

12,829

非支配株主に係る包括利益

0

12

 

③【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

8,180

15,285

35,832

30

59,268

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

3,290

 

3,290

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

8,944

 

8,944

自己株式の取得

 

 

 

0

0

連結範囲の変動

 

 

4

 

4

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

5,657

0

5,656

当期末残高

8,180

15,285

41,489

31

64,925

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

194

102

297

22

59,587

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

3,290

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

8,944

自己株式の取得

 

 

 

 

0

連結範囲の変動

 

 

 

 

4

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

39

268

229

2

227

当期変動額合計

39

268

229

2

5,884

当期末残高

155

371

527

19

65,471

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

8,180

15,285

41,489

31

64,925

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

63

 

63

会計方針の変更を反映した当期首残高

8,180

15,285

41,553

31

64,988

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

4,105

 

4,105

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

12,598

 

12,598

自己株式の取得

 

 

 

384

384

自己株式の処分

 

0

 

0

0

連結子会社株式の取得による持分の増減

 

15

 

 

15

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

15

8,492

384

8,092

当期末残高

8,180

15,270

50,045

416

73,080

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

155

371

527

19

65,471

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

63

会計方針の変更を反映した当期首残高

155

371

527

19

65,535

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

4,105

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

12,598

自己株式の取得

 

 

 

 

384

自己株式の処分

 

 

 

 

0

連結子会社株式の取得による持分の増減

 

 

 

 

15

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

78

152

231

12

244

当期変動額合計

78

152

231

12

8,336

当期末残高

234

524

758

32

73,871

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

13,171

17,651

減価償却費

2,989

3,103

貸倒引当金の増減額(△は減少)

199

27

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

21

7

受注損失引当金の増減額(△は減少)

59

420

株式給付引当金の増減額(△は減少)

65

受取利息及び受取配当金

42

58

支払利息

34

22

持分法による投資損益(△は益)

392

230

持分変動損益(△は益)

31

投資有価証券売却損益(△は益)

73

投資有価証券評価損益(△は益)

53

155

投資事業組合運用損益(△は益)

86

41

売上債権の増減額(△は増加)

1,377

売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)

5,729

棚卸資産の増減額(△は増加)

592

69

前渡金の増減額(△は増加)

2,813

3,244

仕入債務の増減額(△は減少)

1,779

4,531

未払費用の増減額(△は減少)

1,687

510

前受金の増減額(△は減少)

928

契約負債の増減額(△は減少)

573

未払消費税等の増減額(△は減少)

725

990

その他

80

565

小計

21,106

17,612

利息及び配当金の受取額

41

60

利息の支払額

37

22

法人税等の支払額

4,129

5,735

営業活動によるキャッシュ・フロー

16,981

11,914

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

定期預金の預入による支出

208

181

定期預金の払戻による収入

110

156

有形固定資産の取得による支出

291

458

無形固定資産の取得による支出

2,148

2,430

資産除去債務の履行による支出

6

53

投資有価証券の取得による支出

150

489

投資有価証券の売却による収入

129

関係会社貸付けによる支出

192

関係会社株式の取得による支出

15

投資事業組合からの分配による収入

198

79

事業譲受による支出

184

敷金及び保証金の差入による支出

33

11

敷金及び保証金の回収による収入

83

149

その他

6

7

投資活動によるキャッシュ・フロー

2,815

3,132

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

リース債務の返済による支出

1,166

929

配当金の支払額

3,290

4,105

非支配株主への配当金の支払額

3

自己株式の取得による支出

0

384

財務活動によるキャッシュ・フロー

4,461

5,419

現金及び現金同等物に係る換算差額

242

194

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

9,947

3,556

現金及び現金同等物の期首残高

39,773

49,748

連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

28

現金及び現金同等物の期末残高

49,748

53,305

 

【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1)連結子会社の数  15

連結子会社名は、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため、省略しております。

当社の連結子会社であった株式会社ISIDエンジニアリングは、当連結会計年度より、当社を存続会社とする吸収合併により消滅しております。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1)持分法適用の関連会社の数 7

持分法適用会社名は、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため、省略しております。

当社の持分法適用会社であった株式会社マイデータ・インテリジェンスは、当連結会計年度において清算結了したため、持分法の適用範囲から除外しております。

(2)持分法を適用していない関連会社の数

 該当事項はありません。

(3)持分法適用会社の事業年度に関する事項

 持分法適用会社であるクウジット株式会社、株式会社FINOLAB、株式会社ACSiONの決算日は3月31日、株式会社FAプロダクツの決算日は7月31日であり連結決算日と異なりますが、連結財務諸表の作成に際しては、連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎としております。

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社はありません。

4.会計方針に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

①  有価証券

  その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

 決算日の市場価格等に基づく時価法

(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

 移動平均法による原価法

②  棚卸資産

  商品及び製品

 商品        移動平均法による原価法

 (貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

製品        個別法による原価法

 (貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

  仕掛品        個別法による原価法

 原材料及び貯蔵品   最終仕入原価法

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

①  有形固定資産(リース資産を除く)

  定率法(ただし、当社及び国内連結子会社は1998年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法)

  なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物

8~38年

工具、器具及び備品

5~15年

②  無形固定資産(リース資産を除く)

  市場販売目的ソフトウェア  見込販売収益(数量)又は見込有効期間(3年以内)に基づく定額法

  自社利用ソフトウェア    社内における利用可能期間(5年以内)に基づく定額法

③  リース資産  リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法

 

(3)重要な引当金の計上基準

①  貸倒引当金

  売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

②  受注損失引当金

  顧客より受注済みの案件のうち、当該受注契約の履行に伴い、翌連結会計年度以降に損失の発生が見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積ることが可能なものについては、将来の損失に備えるため翌連結会計年度以降に発生が見込まれる損失額を計上しております。

③ 株式給付引当金

 株式交付規定に基づく当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債務の見込額に基づき、株式給付引当金を計上しております。

(4)退職給付に係る会計処理の方法

  一部の連結子会社については以下の方法によっております。

① 退職給付見込額の期間帰属方法

 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、予測単位積増方式等によっております。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

 数理計算上の差異及び過去勤務費用は、その発生時に費用処理しております。

(5)重要な収益及び費用の計上基準

当社の主要な事業における顧客との契約に基づく主な履行義務の内容は以下の通りです。

(コンサルティングサービス)

 業務プロセスの改革やITの活用に関するコンサルティングサービスの提供。

(受託システム開発)

 顧客の個別の要求に基づくシステムの構築、ならびに構築したシステムの保守サービスの提供。

(ソフトウェア製品)

 当社グループにて独自に企画・開発したソフトウェアの販売。当該ソフトウェアの導入支援サービスや追加機能の開発サービス、ならびに保守サービスの提供。

(ソフトウェア商品)

 国内外のソフトウェア・ベンダーが開発したソフトウェアの販売。当該ソフトウェアの要件定義、導入支援、追加機能開発、ユーザ教育などの技術サービス、ならびに保守サービスの提供。

(アウトソーシング・運用保守サービス)

 顧客の業務を受託するアウトソーシング・サービスの提供。顧客のシステムの運用・保守・サポート、ならびに情報サービスの提供。

(情報機器販売・その他)

 当社グループが提供するITサービスに付随して必要となるハードウェア、ならびにデータベースソフトやミドルウェア等のソフトウェアの販売。

 

 当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下の通りです。

 なお、支配が一定期間にわたり移転する財またはサービスについて、アウトプット法またはインプット法を用いて、履行義務の充足に係る進捗度の見積りを行っております。

 アウトプット法を用いる場合には、主に、現在までに移転した財又はサービスと、契約において約束した残りの財又はサービスとの比率に基づき算出した進捗度に応じて収益を認識し、インプット法を用いる場合には、見積総原価に対する期末日までの実際発生原価の割合に基づき算出した進捗度に応じて収益を認識しております。

 

(システム開発、自社プロダクト・サービス)

 システム開発、自社プロダクト・サービスは、コンサルティングサービス、受託システム開発、ソフトウェア製品、アウトソーシング・運用保守サービスが該当します。

 コンサルティングサービス、受託システム開発は、主にインプット法を、アウトソーシング・運用保守サービスは、主にアウトプット法を用いて、収益を認識しております。

 ソフトウェア製品には、契約に応じて、製品の引渡・サブスクリプション方式による提供のほか、追加開発、保守サービスの提供等の履行義務が含まれます。

 製品の引渡については、顧客への引渡時に当該製品に対する支配が移転し、履行義務が充足されると判断していることから、当該時点で収益を認識しております。

 サブスクリプション方式による製品の提供のほか、保守サービスについては、主にアウトプット法を、追加開発については、主にインプット法を用いて、収益を認識しております。

 

(外部プロダクト・機器販売)

 外部プロダクト・機器販売は、ソフトウェア商品、情報機器販売・その他が該当します。これらには、商品の引渡・サブスクリプション方式による提供のほか、追加開発、保守サービスの提供等の履行義務が含まれます。

 商品の引渡については、顧客への引渡時に当該商品に対する支配が移転し、履行義務が充足されると判断していることから、当該時点で収益を認識しております。

 サブスクリプション方式による商品の提供のほか、保守サービスについては、主にアウトプット法を、追加開発については、主にインプット法を用いて収益を認識しております。

(6)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 現金及び現金同等物には、手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日が到来し、容易に換金可能、かつ、価値変動についてリスクが僅少である短期的な投資を含めております。

 

(重要な会計上の見積り)

1.一定期間にわたり履行義務が充足される受注制作のソフトウェア開発等に係る収益の認識

(1)連結財務諸表に計上した金額

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

一定期間にわたり充足される履行義務に係る収益

53,687

 (注)当連結会計年度の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しており、当連結会計年度に係る数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、前連結会計年度の数値は記載しておりません。

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 当社グループは、受注制作のソフトウェア開発等に係る収益に関し、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができる場合は、履行義務を充足するにつれて、当該進捗度に基づき一定の期間にわたり収益を認識する方法を適用して計上しております。期末日現在の進捗度は、プロジェクト原価の見積総原価に対する期末日までの実際発生原価の割合に基づき算出しております。

 総原価の見積りはプロジェクトの進行に応じて適時、適切に見直しを行いますが、契約ごとに個別性が高く、顧客からの要請の高度化・複雑化や開発段階でのシステム要件の変更、納期の変更等により、総原価の見積りが変動することがあり、その結果、プロジェクトの進捗度が変動する可能性があります。また、これらの見積りには不確実性が含まれているため、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

2. 受注損失引当金

(1)連結財務諸表に計上した金額

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

受注損失引当金

364

785

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 当社グループは、顧客より受注済みの案件のうち、当該受注契約の履行に伴い、翌連結会計年度以降に見積総原価が受注金額を上回ることにより損失の発生が見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積もることが可能なものについては、将来の損失に備えるため、翌連結会計年度以降に発生が見込まれる損失額を受注損失引当金として計上しております。

 総原価の見積りは、契約ごとに個別性が高く、顧客からの要請の高度化・複雑化や開発段階でのシステム要件の変更、納期の変更等により、当初見積り時には予見不能な作業工数の増加により総原価の見積りが変動することがあります。また、これらの見積りには不確実性が含まれているため、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

(会計方針の変更)

(収益認識に関する会計基準等の適用)

 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる対価の額で収益を認識することとしております。これにより、受注制作のソフトウェアに関して、従来、進捗部分について成果の確実性が認められる契約については工事進行基準(進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の契約については工事完成基準を適用しておりましたが、財又はサービスに対する支配が一定の期間にわたり顧客に移転する場合には、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。履行義務の充足に係る進捗率は、見積総原価に対する期末日までの実際発生原価の割合に基づき算出しております。

 また、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。

 収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。この結果、原価回収基準の適用により当連結会計年度の売上高及び売上原価がそれぞれ614百万円減少する一方、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法を適用したことにより、売上高が3,306百万円、売上原価が1,987百万円増加しております。営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ1,318百万円増加しております。なお、利益剰余金の当期首残高に与える影響は軽微であります。

 収益認識会計基準等を適用したため、当連結会計年度より、前連結会計年度の連結貸借対照表において「流動資産」に表示していた「受取手形及び売掛金」は「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示し、「流動負債」に表示していた「前受金」は「契約負債」に含めて表示しております。

 また、当連結会計年度より、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において「営業活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「売上債権の増減額(△は増加)」は「売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)」に含めて表示し、「前受金の増減額(△は減少)」は「契約負債の増減額(△は減少)」に含めて表示しております。

 なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。また収益認識会計基準第89-3項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る「収益認識関係」注記について記載しておりません。

 

(時価の算定に関する会計基準等の適用)

 「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。

 また、「金融商品に関する注記」において、金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項等の注記を行うことといたしました。なお、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号2019年7月4日)第7-4項に定める経過的な取扱いに従って、当該注記のうち前連結会計年度に係るものについては記載しておりません。

 

(未適用の会計基準等)

・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日 企業会計基準委員会)

1.概要

 「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第31号)の2021年6月17日の改正は、2019年7月4日の公表時において、「投資信託の時価の算定」に関する検討には、関係者との協議等に一定の期間が必要と考えられるため、また、「貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合等への出資」の時価の注記についても、一定の検討を要するため、「時価の算定に関する会計基準」公表後、概ね1年をかけて検討を行うこととされていたものが、改正され、公表されたものです。

2.適用予定日

 2023年12月期の期首から適用します。

3.当該会計基準等の適用による影響

「時価の算定に関する会計基準の適用指針」の適用による連結財務諸表に与える影響額はありません。

 

 

(追加情報)

(新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響に関する会計上の見積り)

 当社グループでは連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき、固定資産の減損や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りについて検討しております。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当連結会計年度の業績への影響は限定的であり、会計上の見積りに重要な影響を与えるものではありませんでした。今後におきましてもその状況に変化はないものと仮定し、会計上の見積りを適切に行っております。

 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響は不確定要素が多いため、引き続き今後の動向を注視してまいります。

 

(役員に対する業績連動型株式報酬制度)

 当社は、当社の監査等委員でない取締役(非業務執行取締役、社外取締役及び国内非居住者を除く。以下「業務執行取締役」という。)および執行役員(フェローを含み、受入出向者および国内非居住者を除く。業務執行取締役と併せて以下「取締役等」という。)を対象として、信託を用いた業績連動型株式報酬制度(以下「本制度」といいます。)を導入しています。

 本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定した信託(以下「本信託」といいます。)が、当社の拠出した金銭を原資として当社株式を取得し、当社が各取締役に付与するポイントに応じた数の当社株式および当社株式の換価処分金相当額の金銭(以下「当社株式等」という。)が本信託を通じて取締役等に対して交付および給付(以下「交付等」という。)される、という株式報酬制度です。

 本制度による当社株式等の交付等は、当社が掲げる中期経営計画の対象となる事業年度(以下「対象期間」という。)に在任する、取締役会が定める受益者要件(対象期間の最終事業年度末日に制度対象者であること、非違行為等がないこと等)を充足した取締役等に対して行うものとし、対象となる当該取締役等の役位及び中期経営計画の業績目標の達成度等に応じた当社株式等を、当該取締役等に対して役員報酬として交付等を行います。なお、取締役等が当社株式等の交付等を受ける時期は、原則として、対象期間終了後(ただし、信託期間中に取締役等が退任した場合は、退任後一定の時期)となります。

 本信託が保有する当社株式の帳簿価額及び株式数は、当連結会計年度末において、384百万円、96千株であり、連結貸借対照表上、自己株式として処理しています。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 有形固定資産の減価償却累計額

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

有形固定資産の減価償却累計額

7,298百万円

7,630百万円

 

※2 関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

投資有価証券(株式)

1,503百万円

1,304百万円

 

※3 損失が見込まれる工事契約に係る棚卸資産と受注損失引当金は、相殺せずに両建てで表示しております。損失の発生が見込まれる工事契約に係る棚卸資産のうち、受注損失引当金に対応する額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

仕掛品に係るもの

3百万円

-百万円

 

(連結損益計算書関係)

※1 売上原価に含まれる受注損失引当金繰入額

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

90百万円

511百万円

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

販売促進費

4,612百万円

4,495百万円

業務開発費

2,582

2,910

従業員給与

9,021

9,798

退職給付費用

173

150

株式給付引当金繰入額

65

 

(表示方法の変更)

 「業務開発費」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より販売費及び一般管理費のうち主要な費目として表示しております。なお、この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度におきましても主要な費目として表示しております。

 

※3 一般管理費に含まれる研究開発費の総額

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

1,735百万円

1,741百万円

 

(連結包括利益計算書関係)

※1  その他の包括利益に係る組替調整額

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

当期発生額

△56百万円

92百万円

組替調整額

△0

△0

△56

92

為替換算調整勘定:

 

 

当期発生額

268

152

組替調整額

268

152

税効果調整前合計

212

244

税効果額

17

△13

その他の包括利益合計

229

231

 

※2  その他の包括利益に係る税効果額

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

税効果調整前

△56百万円

92百万円

税効果額

17

△13

税効果調整後

△39

78

為替換算調整勘定:

 

 

税効果調整前

268

152

税効果額

税効果調整後

268

152

その他の包括利益合計

 

 

税効果調整前

212

244

税効果額

17

△13

税効果調整後

229

231

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首

株式数

(千株)

当連結会計年度

増加株式数

(千株)

当連結会計年度

減少株式数

(千株)

当連結会計年度末

株式数

(千株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

32,591

32,591

65,182

合計

32,591

32,591

65,182

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)

8

9

17

合計

8

9

17

(注)1.発行済株式の数の増加は、2021年1月1付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行ったことによる増加分であります。

2.自己株式の数の増加は、2021年1月1付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行ったことによる増加分および単元未満株式の買取りによる増加分であります。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

 

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2021年3月24日
定時株主総会

普通株式

1,596

49.00

2020年12月31日

2021年3月25日

2021年7月29日
取締役会

普通株式

1,694

26.00

2021年6月30日

2021年9月1日

(注)当社は、2021年1月1付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、2020年12月31日を基準日とする1株当たり配当額については、当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年3月23日
定時株主総会

普通株式

1,954

利益剰余金

30.00

2021年12月31日

2022年3月24日

 

 

 

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首

株式数

(千株)

当連結会計年度

増加株式数

(千株)

当連結会計年度

減少株式数

(千株)

当連結会計年度末

株式数

(千株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

65,182

65,182

合計

65,182

65,182

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)

17

96

114

合計

17

96

114

(注)自己株式数の増加は、単元未満株式の買取による増加分および役員報酬BIP信託の取得による増加分であります。なお、増加した自己株式数および当連結会計年度末の自己株式には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式96千株が含まれております。

自己株式数の減少は、単元未満株式の処分による減少分であります。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

 

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年3月23日
定時株主総会

普通株式

1,954

30.00

2021年12月31日

2022年3月24日

2022年7月28日
取締役会

普通株式

2,150

33.00

2022年6月30日

2022年9月1日

(注)2022年6月30日を基準日とする配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金3百万円が含まれております。

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年3月24日
定時株主総会

普通株式

2,932

利益剰余金

45.00

2022年12月31日

2022年3月27日

(注)配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金4百万円が含まれております。

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

 

前連結会計年度

(自  2021年1月1日

至  2021年12月31日)

当連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

現金及び預金

3,882

百万円

4,909

百万円

預入期間が3か月を超える定期預金

△405

 

△450

 

預け金

46,272

 

48,846

 

現金及び現金同等物

49,748

 

53,305

 

 

2 重要な非資金取引の内容

 

 

 

前連結会計年度

(自  2021年1月1日

至  2021年12月31日)

当連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

新たに計上したファイナンス・リース取引に係る資産及び債務の額

220

百万円

883

百万円

資産除去債務増加高

10

 

6

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

1.ファイナンス・リース取引

所有権移転外ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

有形固定資産

主としてパーソナルコンピュータ、サーバー・通信設備であります。

無形固定資産

ソフトウェアであります。

② リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

2.オペレーティング・リース取引

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

1年内

2,320

2,223

1年超

10,077

7,344

合計

12,397

9,568

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定しております。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

 営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。なお、当連結会計年度の連結決算日現在における受取手形、売掛金及び契約資産のうち16.5%が株式会社電通に対するものであります。

 預け金は、親会社である株式会社電通グループが同社およびその関係会社各社の資金を一元化して効率活用することを目的とするキャッシュ・マネージメント・システムを通じ、同社へ預託した随時引出可能な資金であります。

 投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。

 長期貸付金は、関係会社への運転資金としての貸付であり、財務状況等については定期的にモニタリングを実施しております。

敷金及び保証金は、主に当社グループの事務所の賃貸借契約にあたり差し入れた敷金及び保証金であり、差入先の信用リスクに晒されております。

営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。

ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に工具、器具及び備品やソフトウェアの投資に係る資金調達を目的としたものであり、返済日は最長で決算日後7年であります。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

 当社グループは、「与信管理規程」に基づき、取引先ごとに与信限度額や取引条件の設定や見直しを実施し与信残高の管理をすることにより、取引の安全と保全を図っております。また、営業債権については、「営業業務管理規程」に従い、回収状況を定期的にモニタリングし、取引先ごとに期日及び残高を管理することにより、回収の促進と貸倒懸念の早期把握及び軽減を図っております。

② 市場リスクの管理

 投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

2.金融商品の時価等に関する事項

 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

前連結会計年度(2021年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

 (1) 投資有価証券

406

406

 (2) 長期貸付金

325

 

 

貸倒引当金(*2)

△325

 

 

 

0

 

資 産 計

406

406

 リース債務(*3)

1,956

1,973

17

負 債 計

1,956

1,973

17

(*1)「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「預け金」、「支払手形及び買掛金」、「未払法人税等」については、現金であること、また短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2)長期貸付金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

(*3)リース債務(流動負債)、リース債務(固定負債)の合計額であります。

(*4)下記、投資有価証券については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(1) 投資有価証券」には含めておりません。また、敷金及び保証金についても、時価の算定を行っておりません。

(単位:百万円)

区分

前連結会計年度

(2021年12月31日)

投資有価証券

 

関連会社株式

1,503

その他有価証券

 

非上場株式

219

その他

909

敷金及び保証金

3,835

 

 

 

当連結会計年度(2022年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

 (1) 投資有価証券

455

455

 (2) 長期貸付金

352

 

 

貸倒引当金(*2)

△352

 

 

 

0

0

 (3) 敷金及び保証金

3,524

3,242

△281

資 産 計

3,979

3,698

△281

 リース債務(*3)

1,922

1,932

9

負 債 計

1,922

1,932

9

(*1)「現金及び預金」、「受取手形、売掛金及び契約資産」、「預け金」、「支払手形及び買掛金」、「未払法人税等」については、現金であること、また短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2)長期貸付金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

(*3)リース債務(流動負債)、リース債務(固定負債)の合計額であります。

(*4)連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合等への出資は、時価の算定に関する会計基準の適用指針第27項に従い経過措置を適用し、(1)投資有価証券には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は1,027百万円であります。

(*5)市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下の通りであります。

(単位:百万円)

区分

当連結会計年度

(2022年12月31日)

投資有価証券

 

関連会社株式

1,304

その他有価証券

 

非上場株式

395

 

 

(注)1.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2021年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

5年以内

(百万円)

5年超

10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

 預金

3,879

 受取手形及び売掛金

23,219

 預け金

46,272

 投資有価証券

 

 

 

 

  その他有価証券のうち満期があるもの

  債券(社債)

90

合計

73,460

(注)敷金及び保証金3,835百万円については、償還時期が確定していないため、上表には含めておりません。

当連結会計年度(2022年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

5年以内

(百万円)

5年超

10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

 預金

4,906

 受取手形

23

 売掛金

17,850

 預け金

48,846

合計

71,627

(注)敷金及び保証金3,524百万円については、償還時期が確定していないため、上表には含めておりません。

 

(注)2.リース債務の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2021年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

リース債務

894

569

277

193

19

1

 

当連結会計年度(2022年12月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

リース債務

748

478

381

123

86

104

 

 

3. 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

 金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

 レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

 レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

 レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 

(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

当連結会計年度(2022年12月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 その他有価証券

  株式

455

455

資産計

455

455

 

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

当連結会計年度(2022年12月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期貸付金

0

0

敷金及び保証金

3,242

3,242

資産計

3,242

3,242

リース債務

1,932

1,932

負債計

1,932

1,932

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

 上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

長期貸付金

 長期貸付金の時価は、元利金の合計額から貸倒見積高を控除した将来キャッシュ・フローを同様の新規貸付を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

敷金及び保証金

 敷金及び保証金の時価は、その将来キャッシュ・フローを期日までの期間および安全性の高い長期の債券の利回りに信用リスクを勘案した利率を用いて割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

リース債務

 リース債務の時価は、元利金の合計額を、新規に同様のリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

1.売買目的有価証券

前連結会計年度(2021年12月31日)、当連結会計年度(2022年12月31日)ともに該当事項はありません。

 

2. 満期保有目的の債券

前連結会計年度(2021年12月31日)、当連結会計年度(2022年12月31日)ともに該当事項はありません。

 

3. その他有価証券

前連結会計年度(2021年12月31日)

区分

種類

連結貸借対照表

計上額(百万円)

取得原価(百万円)

差額(百万円)

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えるもの

(1)株式

406

195

210

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3)その他

小計

406

195

210

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えないもの

(1)株式

0

0

△0

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3)その他

小計

0

0

△0

合計

406

196

210

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額 219百万円)及びその他(連結貸借対照表計上額 909百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

当連結会計年度(2022年12月31日)

区分

種類

連結貸借対照表

計上額(百万円)

取得原価(百万円)

差額(百万円)

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えるもの

(1)株式

454

196

257

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3)その他

小計

454

196

257

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えないもの

(1)株式

0

0

△0

(2)債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3)その他

小計

0

0

△0

合計

455

197

257

(注)市場価格のない非上場株式(連結貸借対照表計上額 395百万円)については、上表の「その他有価証券」には含めておりません。また、連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合等への出資(連結貸借対照表計上額 1,027百万円)は、時価の算定に関する会計基準の適用指針第27項に従い経過措置を適用し、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

4. 売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 該当事項はありません。

 

5.減損処理を行った有価証券

前連結会計年度において、その他有価証券の株式について53百万円の減損処理を行っております。

当連結会計年度において、その他有価証券の株式について155百万円の減損処理を行っております。

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

 当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、確定拠出制度を採用しております。また、一部の連結子会社は、確定給付型の制度として退職一時金制度を設けております。

加えて一部の連結子会社は、複数事業主制度としての総合設立型の企業年金基金制度(全国情報サービス産業企業年金基金)に加入しておりますが、その拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、確定拠出制度と同様に会計処理しております。なお、一部の連結子会社が加入していた全国情報サービス産業厚生年金基金は2017年7月1日付で厚生労働大臣より認可を受け解散したため、新たな後継制度として設立した企業年金制度(全国情報サービス産業企業年金基金)へ同日付で移行しております。

なお、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない早期退職金を支払う場合があり、その額は次のとおりであります。

前連結会計年度

(自  2021年1月1日

至  2021年12月31日)

当連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

14百万円

14百万円

 

2.確定給付制度

(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

退職給付債務の期首残高

52百万円

54百万円

勤務費用

7

12

利息費用

1

2

数理計算上の差異の発生額

△2

△21

退職給付の支払額

△25

△1

連結範囲の変更による増加

23

過去勤務費用の発生額

△3

為替換算差額

1

4

退職給付債務の期末残高

54

52

 

(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

非積立型制度の退職給付債務

54百万円

52百万円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

54

52

 

 

 

退職給付に係る負債

54

52

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

54

52

 

(3)退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

勤務費用

7百万円

12百万円

利息費用

1

2

数理計算上の差異の費用処理額

△2

△21

過去勤務費用の費用処理額

△3

その他

22

確定給付制度に係る退職給付費用

25

△5

※「その他」は割増退職金であります。

 

(4)数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

割引率

5.5%

5.6%

予想昇給率

6.2%

5.9%

 

3.確定拠出制度

当社及び一部の連結子会社の確定拠出制度への掛金拠出額は次のとおりであります。

前連結会計年度

(自  2021年1月1日

至  2021年12月31日)

当連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

457百万円

471百万円

 

4.複数事業主制度

 確定拠出制度と同様に会計処理する、一部の連結子会社が加入する複数事業主制度の企業年金基金制度への掛金拠出額は次のとおりであります。

前連結会計年度

(自  2021年1月1日

至  2021年12月31日)

当連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

29百万円

29百万円

 

(1)複数事業主制度全体の直近の積立状況に関する事項

 

2021年3月31日現在

2022年3月31日現在

年金資産の額

262,373百万円

273,942百万円

年金財政計算上の数理債務の額と

最低責任準備金の額との合計額

206,858

221,054

差引額

55,515

52,887

 

(2)複数事業主制度全体に占める一部の連結子会社の掛金拠出割合

2021年3月分

2022年3月分

0.44%

0.44%

 

(3)補足説明

  上記(2)の割合は一部の連結子会社の実際の負担割合とは一致しません。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

 

当連結会計年度

(2022年12月31日)

(繰延税金資産)

 

 

 

未払事業税

234百万円

 

239百万円

未払費用

1,659

 

1,812

投資有価証券

569

 

583

会員権

39

 

39

減価償却費

349

 

479

資産除去債務

309

 

255

受注損失引当金

111

 

240

繰越欠損金

385

 

222

その他

568

 

405

繰延税金資産小計

4,228

 

4,278

評価性引当額

△1,394

 

△1,250

繰延税金資産合計

2,833

 

3,027

(繰延税金負債)

 

 

 

建物

△56

 

△21

その他有価証券評価差額金

△68

 

△81

その他

△35

 

△41

繰延税金負債合計

△160

 

△144

繰延税金資産の純額

2,672

 

2,833

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

 

 

当連結会計年度

(2022年12月31日)

法定実効税率

30.6%

 

30.6%

(調整)

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.5

 

0.4

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△0.0

 

△0.5

住民税均等割

0.2

 

0.2

評価性引当額の増減

0.3

 

△0.1

持分法投資損益

0.9

 

0.3

海外子会社配当に係る源泉税

0.2

 

海外子会社の適用税率差異

△0.3

 

△0.3

税額控除

△0.3

 

△1.6

その他

△0.0

 

△0.4

税効果会計適用後の法人税等の負担率

32.1

 

28.6

 

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

イ 当該資産除去債務の概要

本社ビルをはじめとしたオフィスの賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

ロ 当該資産除去債務の金額の算定方法

主な使用見込期間を賃貸借契約開始から15年と見積り、割引率は1.897%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

ハ 当該資産除去債務の総額の増減

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

期首残高

1,010百万円

1,024百万円

賃貸借契約締結に伴う増加額

10

6

時の経過による調整額

3

3

見積りの変更による増減

4

△70

資産除去債務の履行による減少額

△6

△111

為替換算差額

2

2

期末残高

1,024

854

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 当社グループの売上高は、ほぼすべてが顧客との契約から認識した収益です。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

金融ソリューション

ビジネスソリューション

製造ソリューション

コミュニケーションIT

合計

システム開発、自社プロダクト・サービス

23,068

15,679

8,557

34,080

81,385

外部プロダクト・機器販売

5,056

2,928

27,896

11,787

47,669

合計

28,125

18,608

36,453

45,867

129,054

(注)「システム開発、自社プロダクト・サービス」に該当するサービス品目は「コンサルティングサービス」、「受託システム開発」、「ソフトウェア製品」、「アウトソーシング・運用保守サービス」であります。

「外部プロダクト・機器販売」に該当するサービス品目は「ソフトウェア商品」、「情報機器販売・その他」であります。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項に関する注記 4.会計方針に関する事項」の「(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

 契約資産は、受託システム開発等、履行義務の進捗に応じて収益を認識している案件において、顧客に移転した財又はサービスと交換に受け取る対価に対する権利のうち、主に未請求のものであります。

 契約資産は、対価に対する当社及び連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権(売掛金)に振り替えられます。

 契約負債は、財又はサービスを顧客に移転する前に、主に当社が顧客から対価を受け取ったものであります。契約負債は、履行義務の充足に応じて、収益に振り替えられます。

 顧客との契約から生じた債権、契約資産および契約負債は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

当連結会計年度

 

期首残高

期末残高

顧客との契約から生じた債権

 

 

 売掛金

18,945

17,850

 受取手形

57

23

契約資産

5,545

12,503

契約負債

13,711

14,296

当連結会計年度における契約負債の期首残高のうち、当期に認識した収益の金額は、10,274百万円です。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

 当連結会計年度末における、残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下の通りであります。

(単位:百万円)

 

当連結会計年度

1年以内

41,958

1年超

9,690

合計

51,648

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、コンサルティングサービス、受託システム開発、ソフトウェア製品・商品の販売、アウトソーシング・運用保守サービス、情報機器の販売等の情報サービス事業を展開しておりますが、当社に業種・ソリューション別の事業部を置き、各事業部は連結ベースでの事業戦略を策定し、事業活動を展開しております。

したがって当社グループは、当社事業部を基礎とした業種・ソリューション別のセグメントから構成されており、「金融ソリューション」、「ビジネスソリューション」、「製造ソリューション」及び「コミュニケーションIT」の4つを報告セグメントとしております。

 4つの報告セグメントの事業内容は以下のとおりであります。

報告セグメント名称

事業内容

金融ソリューション

金融機関をはじめ企業における各種金融業務を支援するITソリューションの提供を主たる事業としております。

ビジネスソリューション

会計・人事を中心に経営管理業務を対象とするITソリューションの提供を主たる事業としております。

製造ソリューション

製造業の製品開発/製造/販売/保守にわたる製品ライフサイクル全般を対象とするITソリューションの提供を主たる事業としております。

コミュニケーションIT

マーケティングから基幹業務領域まで企業のバリューチェーンやビジネスプロセスの最適化を支援するITソリューションの提供を主たる事業としております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

 報告セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法と同一であります。

 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

 資産及び負債については、報告セグメントに配分しておりません。

 「会計方針の変更」に記載のとおり、当連結会計年度の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益の算定方法を同様に変更しております。

 当該変更により、従来の方法に比べて、当連結会計年度の「金融ソリューション」の売上高が920百万円増加、セグメント利益が385百万円増加し、「ビジネスソリューション」の売上高が381百万円増加、セグメント利益が277百万円増加し、「製造ソリューション」の売上高が856百万円増加、セグメント利益が439百万円増加し、「コミュニケーションIT」の売上高が533百万円増加、セグメント利益が216百万円増加しています。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2021年1月1日  至  2021年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

金融

ソリューション

ビジネス

ソリューション

製造

ソリューション

コミュニ

ケーション

IT

合計

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

25,176

14,958

32,031

39,919

112,085

セグメント間の内部売上高

又は振替高

25,176

14,958

32,031

39,919

112,085

セグメント利益

1,494

2,655

2,847

6,738

13,736

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

352

756

648

1,231

2,989

(注)セグメント利益の合計額と連結損益計算書の営業利益は一致しております。

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

金融

ソリューション

ビジネス

ソリューション

製造

ソリューション

コミュニ

ケーション

IT

合計

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

28,125

18,608

36,453

45,867

129,054

セグメント間の内部売上高

又は振替高

28,125

18,608

36,453

45,867

129,054

セグメント利益

1,611

4,704

4,179

8,095

18,590

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

484

929

698

989

3,103

(注)セグメント利益の合計額と連結損益計算書の営業利益は一致しております。

 

 

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2021年1月1日  至  2021年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

(単位:百万円)

 

コンサルティングサービス

受託システム開発

ソフトウェア製品

ソフトウェア商品

アウトソーシング・運用保守サービス

情報機器販売・その他

合計

外部顧客への売上高

7,200

29,245

22,089

33,767

12,085

7,696

112,085

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

株式会社電通グループ

及びそのグループ会社

23,978

コミュニケーションIT、製造ソリューション、金融ソリューション、ビジネスソリューション

 

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

(単位:百万円)

 

コンサルティングサービス

受託システム開発

ソフトウェア製品

ソフトウェア商品

アウトソーシング・運用保守サービス

情報機器販売・その他

合計

外部顧客への売上高

7,418

33,107

24,807

40,299

16,052

7,369

129,054

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

株式会社電通グループ

及びそのグループ会社

24,081

コミュニケーションIT、製造ソリューション、金融ソリューション、ビジネスソリューション

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2021年1月1日  至  2021年12月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2021年1月1日  至  2021年12月31日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2021年1月1日  至  2021年12月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

① 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金

(百万円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合

(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

親会社

株式会社
電通グループ

東京都

港区

74,609

純粋持株会社

(被所有)

直接 61.8

間接  0.0

直接の親会社

資金の預託

(資金の預託)

56,740

預け金

46,272

(資金の回収)

46,842

(利息の受取)

6

その他

0

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金

(百万円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合

(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

親会社

株式会社
電通グループ

東京都

港区

74,609

純粋持株会社

(被所有)

直接 61.8

間接  0.0

直接の親会社

資金の預託

(資金の預託)

54,847

預け金

48,846

(資金の回収)

52,273

(利息の受取)

6

その他

0

(注)取引条件及び取引条件の決定方針等

資金の預託に係る利率については、市場金利を参考に、一般的取引条件と同様に決定しております。

 

② 連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

③ 連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他関係会社の子会社等

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金

(百万円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合

(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

同一の親会社を持つ会社

株式会社

電通

東京都

港区

10,000

広告業

当社の販売先

役員の兼任

システム開発等の提供

16,134

売掛金

5,141

前受金

2,774

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金

(百万円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合

(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

同一の親会社を持つ会社

株式会社

電通

東京都

港区

10,000

広告業

当社の販売先

役員の兼任

システム開発等の提供

15,631

売掛金及び契約資産

5,006

契約負債

2,437

(注)取引条件及び取引条件の決定方針等

  システム開発等の提供については、市場価格・総原価等を勘案のうえ交渉し、大口顧客としての一般的取引条件と同様に決定しております。

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

連結財務諸表提出会社の親会社及び法人主要株主(会社等の場合に限る。)等

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

株式会社電通グループ(東京証券取引所プライム市場に上場)

(2) 重要な関連会社の要約財務情報

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自  2021年1月1日

至  2021年12月31日)

当連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

1株当たり純資産額

1,004.41円

1,134.80円

1株当たり当期純利益

137.26円

193.51円

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.当社は役員報酬BIP信託を導入しております。役員報酬BIP信託が所有する当社株式を、発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。(当連結会計年度96千株)

3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2021年1月1日

至  2021年12月31日)

当連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

8,944

12,598

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

8,944

12,598

期中平均株式数(千株)

65,164

65,102

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

 該当事項はありません。

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(百万円)

当期末残高

(百万円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

1年以内に返済予定の長期借入金

1年以内に返済予定のリース債務

894

748

2.6

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)

1,062

1,173

2.0

2024年~2029年

その他有利子負債

合計

1,956

1,922

 (注)1.平均利率については、期末リース債務残高に対する加重平均利率を記載しております。

2.リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(百万円)

2年超3年以内

(百万円)

3年超4年以内

(百万円)

4年超5年以内

(百万円)

リース債務

478

381

123

86

 

【資産除去債務明細表】

 本明細表に記載すべき事項が連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、資産除去債務明細表の記載を省略しております。

 

(2)【その他】

当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

当連結会計年度

売上高(百万円)

29,982

61,458

93,808

129,054

税金等調整前四半期(当期)純利益(百万円)

5,567

9,880

13,497

17,651

親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円)

4,033

7,028

9,574

12,598

1株当たり四半期(当期)純利益(円)

61.89

107.90

147.05

193.51

 

(会計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

1株当たり四半期純利益(円)

61.89

46.00

39.14

46.46