【連結財務諸表注記】

1.報告企業

株式会社資生堂(以下「当社」という。)は日本に所在する株式会社です。当社の連結財務諸表は、2022年12月31日を期末日とし、当社および当社連結子会社(以下「当社グループ」という。)ならびに関連会社に対する持分により構成されています。当社グループの事業内容および主要な活動は、注記「6.事業セグメント」に記載しています

 

2.作成の基礎

(1) IFRSに準拠している旨および初度適用に関する事項

当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IFRSに準拠して作成しています。

当社グループは、2022年12月31日に終了する当連結会計年度からIFRSを初めて適用しており、IFRSへの移行日は2021年1月1日です。当社グループはIFRSへの移行にあたり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下「IFRS第1号」という。)を適用しています。また、IFRSへの移行日および比較年度において、IFRSへの移行が当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に与える影響は、注記「41.初度適用」に記載しています。

早期適用していないIFRSおよびIFRS第1号の規定により認められた免除規定を除き、当社グループの会計方針は2022年12月31日に有効なIFRSに準拠しています。

なお、適用した免除規定については、注記「41.初度適用」に記載しています。

本連結財務諸表は、2023年3月24日に代表取締役 会長 CEO 魚谷 雅彦および取締役 CFO 横田 貴之によって承認されています。

 

(2) 測定の基礎

当社グループの連結財務諸表は、注記「3.重要な会計方針」に記載のとおり、公正価値で測定されている特定の金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しています。

 

(3) 機能通貨および表示通貨

当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を切り捨てて表示しています。

 

3.重要な会計方針

(1) 連結の基礎

① 子会社

子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。当社グループがある企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャーまたは権利を有し、かつ、当該企業に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、当社グループは当該企業を支配していると判断しています

子会社の財務諸表は、当社グループが支配を獲得した日から支配を喪失する日まで、連結の対象に含めています

当社グループ間の債権債務残高および内部取引高、ならびに当社グループ間の取引から発生した未実現損益は、連結財務諸表の作成に際して消去しています

子会社持分を一部処分した際、支配が継続する場合には、資本取引として会計処理しています。非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識されています

支配を喪失した場合には、支配の喪失から生じた利得または損失は純損益で認識しています

 

 

② 関連会社

関連会社とは、当社グループが当該企業に対し、財務および営業の方針に重要な影響力を有しているものの、支配または共同支配をしていない企業をいいます。通常、当社グループが他の企業の議決権の20%以上50%以下を保有する場合、当社グループは当該他の企業に対して重要な影響力を有していると推定されます

関連会社については、原則として当社グループが重要な影響力を有することとなった日から重要な影響力を喪失する日まで、持分法によって会計処理しています。関連会社に対する投資には、取得に際して認識されたのれん(減損損失累計額控除後)が含まれています

関連会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該関連会社の財務諸表に調整を加えています

 

(2) 企業結合

企業結合は取得法に基づき会計処理しています。非支配持分は、取得日における公正価値または被取得企業の識別可能純資産に対する比例的持分で当初測定しています

支払対価の公正価値、被取得企業の非支配持分の金額および段階取得の場合には取得企業が以前より保有していた被取得企業の支配獲得日における資本持分の公正価値の合計が、取得日における識別可能な資産および引き受けた負債の公正価値を超過する場合は、その超過額を連結財政状態計算書においてのれんとして認識しています。一方、この対価の総額が識別可能な資産および引き受けた負債の公正価値を下回る場合には、直ちに連結損益計算書において純損益として認識しています。

企業結合に関連して発生した取得関連コストは、発生時に費用として認識しています

企業結合の当初の会計処理が、企業結合が発生した連結会計年度末までに完了していない場合は、完了していない項目を暫定的な金額で会計処理を行い、取得日から1年以内の測定期間において、取得日に認識した暫定的な金額を遡及的に修正しています

 

(3) 外貨換算

①  外貨建取引

外貨建取引は、取引日の為替レートで当社グループの各社の機能通貨に換算しています

期末日における外貨建貨幣性資産および負債は、期末日の為替レートで機能通貨に換算しています

換算または決済により生じる換算差額は、純損益として認識しています。ただし、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産、およびキャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジ手段から生じた換算差額のうちヘッジが有効な部分については、その他の包括利益として認識しています

 

②  在外営業活動体の財務諸表

在外営業活動体の資産および負債については期末日の為替レート、収益および費用については為替レートが著しく変動していない限り、平均為替レートを用いて日本円に換算しています。在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる換算差額はその他の包括利益として認識し、その累計額はその他の資本の構成要素として認識しています。支配の喪失を伴う子会社の処分時には、当該在外営業活動体に関連した換算差額の累計額の全額を純損益に振り替えています

 

 

(4) 金融商品

①  非デリバティブ金融資産
(ⅰ)当初認識および測定

金融資産のうち償却原価で測定する金融資産はそれらの発生日に当初認識します。その他のすべての金融資産は、金融商品の契約の当事者になった日に認識します

金融資産は、当初認識時に以下のとおり分類しています

 

(a) 償却原価で測定する金融資産

以下の条件がともに満たされる場合には、償却原価で測定する金融資産に分類しています。

・当該金融資産が、契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルの中で保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

 

(b) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

当社グループでは、売買目的で保有していないすべての資本性金融商品への投資について、当初認識時に、その公正価値の事後的な変動をその他の包括利益に表示するという選択を行っています。

 

(c) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産

以下の条件がともに満たされる場合には、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しています。

・当該金融資産が、契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方によって目的が達成される事業モデルの中で保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

 

(d) 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

上記以外の金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しています。

 

金融資産は、原則として、公正価値に、当該金融資産に直接帰属する取引費用を加算した金額で測定しています。ただし、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産については、取引費用は発生時に純損益で認識しています。

また、重大な金融要素を含んでいない営業債権は取引価格で測定しています。

 

(ⅱ)事後測定

金融資産の当初認識後の測定は、その分類に応じて以下のとおり測定しています。

 

(a) 償却原価で測定する金融資産

償却原価で測定する金融資産については、実効金利法による償却原価で測定し、利息は純損益として認識しています。必要な場合には実効金利法を適用した総額の帳簿価額から貸倒引当金を控除しています

 

(b) 公正価値で測定する金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産については、公正価値の変動額および認識の中止に係る利得または損失はその他の包括利益として認識しています。なお、その他の包括利益として認識した額の累計額は、その他の資本の構成要素に認識後、直ちに利益剰余金に振り替えています。また、当該金融資産からの配当金については、当該配当金が明らかに投資の取得原価の回収を示している場合を除いて金融収益の一部として当期の純損益として認識しています

上記以外の公正価値で測定する金融資産については、公正価値の変動額は純損益に認識しています

 

(ⅲ)認識の中止

当社グループは、金融資産からのキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅する、または当社グループが金融資産の所有のリスクと経済価値のほとんどすべてを移転する場合において、金融資産の認識を中止しています

 

(ⅳ)金融資産の減損

償却原価で測定する金融資産等に係る減損については、当該資産に係る予想信用損失に対して貸倒引当金を認識しています。

当社グループは、期末日ごとに各金融資産に係る信用リスクが当初認識時点から著しく増加しているかどうかを評価しており、当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12ヶ月の予想信用損失を貸倒引当金として認識しています。一方で、当初認識時点から信用リスクが著しく増加している場合には、全期間の予想信用損失と等しい金額を貸倒引当金として認識しています

なお、重大な金融要素を含んでいない営業債権およびリース債権については、信用リスクの当初認識時点からの著しい増加の有無にかかわらず、常に全期間の予想信用損失と等しい金額で貸倒引当金を認識しています

信用リスクが著しく増加しているか否かの評価を行う際には、期日経過情報のほか、当社グループが合理的に利用可能かつ裏付け可能な情報(内部格付、外部格付等)を考慮しています

予想信用損失は、契約に従って企業に支払われるべきすべての契約上のキャッシュ・フローと、企業が受け取ると見込んでいるすべてのキャッシュ・フローとの差額の現在価値として測定しています

発行者または債務者が重大な財政上の困難や期日経過を含む契約違反など、金融資産の全体または一部の回収が極めて困難であると判断した場合に債務不履行であると判断しています。

また、ある金融資産の全体または一部分を回収するという合理的な予想を有していない場合には、金融資産の総額での帳簿価額を直接減額しています

金融資産に係る貸倒引当金の繰入額は、純損益で認識しています。貸倒引当金を減額する事象が生じた場合は、貸倒引当金戻入額を純損益で認識しています

 

②  非デリバティブ金融負債

当社グループでは、金融負債を発生日に当初認識しており、償却原価で測定しています。当初認識時には公正価値からその発行に直接起因する取引コストを減算して測定しています。また、当初認識後は実効金利法に基づく償却原価で測定しています

金融負債は、金融負債が消滅した時、すなわち、契約中に特定された債務が免責、取消しまたは失効となった時に認識を中止しています

 

 

③  デリバティブおよびヘッジ会計

当社グループは、為替リスクや金利リスクをそれぞれヘッジするために、為替予約、金利スワップ契約等のデリバティブを利用しています。このうち、ヘッジ会計の要件を満たしているデリバティブ商品についてヘッジ手段として指定し、ヘッジ会計を適用しています

当社グループは、ヘッジ会計を適用するにあたって、リスク管理目的、ヘッジ取引を実行する際のヘッジ手段とヘッジ対象の関係、およびヘッジ関係の有効性の評価方法についてヘッジ開始時に正式に文書化しています。また、ヘッジ手段として指定したデリバティブがヘッジ対象のキャッシュ・フローの変動を相殺するために有効であるかどうかについて、ヘッジ開始時およびその後も継続的に評価を実施しています

これらのデリバティブは、契約が締結された時点の公正価値で当初認識され、その後も公正価値で再測定し、その事後的な変動は以下のとおり処理しています

 

(ⅰ)キャッシュ・フロー・ヘッジ

ヘッジ手段に係る利得または損失のうち有効部分は連結包括利益計算書においてその他の包括利益として認識し、非有効部分は直ちに連結損益計算書において純損益として認識しています

その他の包括利益として認識されたヘッジ手段に係る金額は、ヘッジ対象である取引が純損益に影響を与える時点で純損益に振り替えています。ヘッジ対象が非金融資産または非金融負債の認識を生じさせるものである場合には、その他の包括利益として認識されている金額は、非金融資産または非金融負債の当初の帳簿価額の修正として処理しています

 

(ⅱ)ヘッジ指定していないデリバティブ

デリバティブの公正価値変動は、連結損益計算書において純損益として認識しています

 

(5) 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金、および容易に換金可能であり価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されています

 

(6) 棚卸資産

棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い価額で測定しています。正味実現可能価額は、通常の事業過程における見積売価から、完成までに要する見積原価および見積販売費用を控除した額です。原価は、主として総平均法に基づいて算定しており、購入原価、加工費、現在の場所および状態に至るまでに要したすべての費用を含んでいます

 

(7) 有形固定資産

有形固定資産は、原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した価額で表示しています

取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、解体・除去および土地の原状回復費用、および資産計上すべき借入コストが含まれています

土地および建設仮勘定以外の各資産の減価償却費は、それぞれの見積耐用年数にわたり、定額法により認識しています。主要な資産項目ごとの見積耐用年数は以下のとおりです

・建物及び構築物     2~50年

・機械装置及び運搬具   2~15年

・工具、器具及び備品   2~15年

なお、見積耐用年数、残存価額および減価償却方法は、各年度末に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しています

 

 

(8) のれん

のれんは償却を行わず、企業結合のシナジーから便益を得ると見込まれる資金生成単位に配分し、毎期および減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施しています。

のれんの減損損失は連結損益計算書において認識され、その後の戻入れは行っていません。

また、のれんは連結財政状態計算書において、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で表示しています

 

(9) 無形資産

無形資産は、原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した価額で表示しています

個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しています。企業結合により取得した無形資産は、当初認識時にのれんとは区分して認識し、支配獲得日の公正価値で測定しています

内部発生の研究関連費用は、発生時に費用認識しています。内部発生の開発費用は、資産として認識するための要件がすべて満たされた場合に限り資産として認識しています。なお、研究関連費用と開発関連費用が明確に区分できない場合には、研究関連費用として発生時に費用認識しています

内部利用を目的としたソフトウエアの取得および開発費用は、将来の経済的便益の流入が期待される場合には無形資産として認識しています

耐用年数を確定できる無形資産は、当初認識後それぞれの見積耐用年数にわたって定額法で償却しています。主要な無形資産の見積耐用年数は以下のとおりです

・商標権      9~10年(耐用年数が確定できないものを除く)

・ソフトウエア   5~10年

耐用年数を確定できない無形資産、未だ使用可能ではない無形資産は償却を行わず、毎年かつ減損の兆候が存在する場合はその都度、個別にまたは各資金生成単位で減損テストを実施しています

なお、見積耐用年数、残存価額および償却方法は、各年度末に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しています

 

 

(10) リース

契約がリースであるかまたはリースを含むかは、契約の開始時に評価します。契約が特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する場合には、当該契約はリースであるかまたはリースを含んでいると判断します。

 

① 借手

借手としてのリースにおいては、リースの開始日に使用権資産とリース負債を認識します。使用権資産は、リース負債の当初測定額に、開始日またはそれ以前に支払ったリース料を調整した額を当初測定額としています。リース負債は、開始日時点で支払われていないリース料をリースの計算利子率を用いて割り引いた現在価値で当初測定しています。リースの計算利子率が容易に算定できない場合には、当社グループの追加借入利子率を使用しています

当初認識後、使用権資産は、開始日から使用権資産の耐用年数の終了時またはリース期間の終了時のいずれか早い方の日まで、定額法により減価償却しています。使用権資産の見積耐用年数は、自己所有の有形固定資産と同様に決定しています。リース負債は、実効金利法による償却原価で測定しています。リース料は、利息法に基づき、金利費用とリース負債の返済額とに配分しています。金利費用は、連結損益計算書において、「金融費用」に含めて表示しています

当社グループは、リース期間が12ヶ月以内または少額資産のリースについて、使用権資産およびリース負債を認識しないことを選択しています。当社グループは、これらのリースに係るリース料をリース期間にわたり定額法または他の規則的な基礎のいずれかにより費用として認識しています。また、実務上の便法として、当社グループは非リース構成部分をリース構成部分と区別せず、リース構成部分および関連する非リース構成部分を単一のリース構成部分として会計処理することを選択しています

 

② 貸手

当社グループがリースの貸手である場合、リース契約時にそれぞれのリースをファイナンス・リースまたはオペレーティング・リースに分類します。それぞれのリースを分類するにあたり、当社グループは、原資産の所有に伴うリスクと経済価値が実質的にすべて移転するか否かを総合的に評価しています。移転する場合はファイナンス・リースに、そうでない場合はオペレーティング・リースに分類しています

当社グループが中間の貸手である場合、ヘッドリースとサブリースを別個に会計処理します。サブリースの分類は、原資産ではなくヘッドリースから生じる使用権資産を参照して判定します

オペレーティング・リース取引によるリース料については、リース期間にわたって定額法により収益として認識し、連結損益計算書において、「その他の営業収益」に含めて表示しています

 

 

(11) 非金融資産の減損

棚卸資産および繰延税金資産を除く当社グループの非金融資産の帳簿価額は、期末日ごとに減損の兆候の有無を判断しています。減損の兆候が存在する場合は、当該資産の回収可能価額を見積っています。のれんおよび耐用年数を確定できない、または未だ使用可能ではない無形資産については、減損の兆候の有無にかかわらず回収可能価額を毎年同じ時期に見積っています

資産または資金生成単位の回収可能価額は、使用価値と処分コスト控除後の公正価値のうちいずれか大きい方の金額としています。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間的価値および当該資産に固有のリスクを反映した税引前割引率を用いて現在価値に割り引いています。減損テストにおいて個別にテストされない資産は、継続的な使用により他の資産または資産グループのキャッシュ・インフローから、概ね独立したキャッシュ・インフローを生成する最小の資金生成単位に統合しています。のれんの減損テストを行う際には、のれんが配分される資金生成単位を、のれんが関連する最小の単位を反映して減損がテストされるように統合しています。企業結合により取得したのれんは、結合のシナジーが得られると期待される資金生成単位に配分しています

減損損失は、資産または資金生成単位の帳簿価額が見積回収可能価額を超過する場合に純損益として認識しています。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するように配分し、次に資金生成単位内のその他の資産の帳簿価額を比例的に減額しています

過去に認識した減損損失は、のれんを除き、毎期末日において損失の減少または消滅を示す兆候の有無を評価し、減損損失を認識しなかった場合の帳簿価額から必要な減価償却費および償却額を控除した後の帳簿価額を上限として戻入れています

 

(12) 従業員給付

当社グループは、従業員の退職給付制度として確定給付制度と確定拠出制度を運営しています

当社グループは、確定給付制度債務の現在価値および関連する当期勤務費用ならびに過去勤務費用を、予測単位積増方式を用いて算定しています

割引率は、将来の毎年度の給付支払見込日までの期間を基に割引期間を設定し、割引期間に対応した期末日時点の優良社債の市場利回りに基づき算定しています

確定給付制度に係る負債または資産は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して算定しています

確定給付制度の再測定額は、発生した期においてその他の包括利益として一括認識しており、その累計額は、直ちにその他の資本の構成要素から利益剰余金に振り替えています

過去勤務費用は、発生した期の純損益として処理しています

確定拠出型の退職給付に係る費用は、従業員が役務を提供した期に費用として認識しています

 

(13) 株式に基づく報酬

当社グループは、持分決済型の株式に基づく報酬制度としてストックオプション制度、ならびに持分決済型および現金決済型の業績連動型株式報酬制度としてパフォーマンス・シェア・ユニット制度を採用しています

ストックオプションは、付与日における公正価値によって見積り、最終的に権利確定すると予想されるストックオプションの数を考慮した上で、権利確定期間にわたって費用として連結損益計算書において認識し、同額を連結財政状態計算書において資本の増加として認識しています。付与されたオプションの公正価値は、オプションの諸条件を考慮し、Hull-White型の修正二項モデルを用いて算定しています。また、条件については定期的に見直し、必要に応じて権利確定数の見積りを修正しています

パフォーマンス・シェア・ユニット制度のうち持分決済型の報酬取引に該当する部分については、付与する当社株式の公正価値を参照して測定しており、その権利確定期間にわたり費用として認識し、同額を資本の増加として認識しています。一方、現金決済型の報酬取引に該当する部分については、受領した役務を発生した負債の公正価値で測定し、権利確定期間にわたり費用として認識し、同額を負債の増加として認識しています。なお、報告日および決済日において当該負債の公正価値を再測定し、公正価値の変動を純損益として認識しています

 

 

(14) 引当金

引当金は、過去の事象の結果として、当社グループが、現在の法的または推定的債務を有しており、当該債務を決済するために経済的資源の流出が生じる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に認識しています。貨幣の時間的価値が重要な場合には、見積将来キャッシュ・フローを貨幣の時間的価値および当該負債に特有のリスクを反映した税引前の利率を用いて現在価値に割り引いています。時の経過に伴う割引額の割戻しは金融費用として認識しています

 

(15) 収益

当社グループは、スキンケア、メイクアップ、フレグランス等の化粧品の製造・販売およびレストランや美容室事業を展開しています。製商品販売については、製商品の引渡時点等において顧客が当該製商品に対する支配を獲得することから、当該製商品の引渡時点等で収益を認識しています。また、収益は、顧客との契約において約束された対価から、値引き、リベートおよび返品等を控除した金額で測定しています。これらの顧客に返金すると見込んでいる対価を返金負債として連結財政状態計算書の「営業債務及びその他の債務」に計上しています。変動対価は、当該変動対価に関する不確実性がその後に解消される際に、認識した収益の累計額の重大な戻入れが生じない可能性が非常に高い範囲でのみ取引価格に含めています。なお、これらの顧客との契約における対価には、重大な金融要素を含んでいません。

商品の販売に応じて顧客に将来の製商品購入時の支払い等が可能なポイントプログラムを提供しており、将来顧客が行使することが見込まれるポイント分をポイントプログラムの履行義務として識別しています。取引価格はこれらの履行義務に対して、顧客との契約において約束された対価から、値引き、リベートおよび返品等を控除した独立販売価格の比率に基づいて配分しています。ポイントプログラムの履行義務に配分された額は、契約負債として連結財政状態計算書の「その他の流動負債」として繰延べ、失効率を考慮の上、ポイントの使用に応じて収益を認識しています。

 

(16) 政府補助金

政府補助金は、補助金交付のための付帯条件を満たし、かつ補助金を受領するという合理的な保証が得られたときに公正価値で認識しています

政府補助金が費用項目に関連する場合は、補助金で補償することが意図されている関連コストを費用として認識する期間にわたって、規則的に収益として認識しています。資産に関する補助金は、繰延収益として認識し、関連資産の耐用年数にわたり規則的に純損益で認識しています

 

 

(17) 法人所得税

法人所得税費用は、当期税金および繰延税金から構成されています。これらは、その他の包括利益または資本に直接認識される項目から生じる場合、および企業結合から生じる場合を除き、純損益として認識しています

当期税金は、税務当局に対する納付または税務当局からの還付が予想される金額で測定しています。税額の算定に使用する税率および税法は、期末日までに制定または実質的に制定されているものです

繰延税金は、期末日における資産および負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との差額である一時差異、繰越欠損金および繰越税額控除に対して認識しています

なお、以下の一時差異に対しては、繰延税金資産および負債を認識していません

・のれんの当初認識から生じる将来加算一時差異

企業結合取引を除く、会計上の利益にも税務上の課税所得(欠損金)にも影響を与えない取引によって発生する資産および負債の当初認識により生じる一時差異

子会社、関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異に関しては、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合、または当該一時差異の使用対象となる課税所得が稼得される可能性が低い場合

子会社、関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異に関しては、一時差異の解消する時期をコントロールすることができ、予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合

 

繰延税金負債は原則としてすべての将来加算一時差異について認識され、繰延税金資産は将来減算一時差異、繰越欠損金および繰越税額控除を使用できるだけの課税所得が稼得される可能性が高い範囲内で、すべての将来減算一時差異について認識しています

繰延税金資産および負債は、期末日において制定されている、または実質的に制定されている税率および税法に基づいて、資産が実現する期間または負債が決済される期間に適用されると予想される税率および税法によって測定しています

繰延税金資産および負債は、当期税金資産と当期税金負債を相殺する法律上強制力のある権利を有しており、かつ同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合に相殺しています

 

(18) 1株当たり利益

基本的1株当たり当期利益は、親会社の普通株主に帰属する当期損益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して計算しています。希薄化後1株当たり当期利益は、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を調整して計算しています

 

(19) 売却目的で保有する非流動資産

非流動資産(または処分グループ)の帳簿価額が、継続的使用ではなく主に売却取引により回収される場合には、当該非流動資産(または処分グループ)を売却目的保有に分類しています。売却目的保有へ分類するためには、売却の可能性が非常に高く、現状で直ちに売却が可能なことを条件としており、当社グループの経営者が当該資産の売却計画の実行を確約し、1年以内で売却が完了する予定である場合に限られています

売却目的保有に分類された非流動資産(または処分グループ)は、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のいずれか低い金額で測定しており、売却目的保有に分類された後は減価償却または償却を行っていません

 

(20) 資本およびその他の資本項目

① 普通株式

普通株式は、発行価額を資本金および資本剰余金に認識しています。また、株式発行費用は発行価額から控除しています

② 自己株式

自己株式は取得原価で評価され、資本から控除しています。当社の自己株式の購入、売却または消却において、利得または損失は認識されません。帳簿価額と売却時の対価との差額は、資本として認識しています

③ 配当金

当社の株主に対する配当のうち、期末配当は当社の株主総会により決議された日、中間配当は取締役会により決議された日の属する期間の負債として認識しています。

(21) その他連結財務諸表の作成のための基本となる重要な事項

① 連結納税制度の適用

当社および一部の国内連結子会社は、当社を連結納税親会社とした連結納税制度を適用しています。当社および一部の国内連結子会社は、翌連結会計年度から、連結納税制度からグループ通算制度へ移行することとなります。

 

4.重要な会計上の見積りおよび判断

IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の金額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を行うことが要求されています。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。

見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間およびそれ以降の将来の会計期間において認識されます。

なお、会計上の見積りにより、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性のあるものは次のとおりです。

 

(1) 資生堂アメリカズCorp.(以下「資生堂アメリカ」という。)資金生成単位に関するのれんの評価

「米州事業」セグメントには、資生堂アメリカ資金生成単位に関するのれんが27,399百万円含まれており、当社グループは、当該のれんの評価について重要な見積りのリスクを識別しています。

のれんの減損テストにおける回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値により算定しています。処分コスト控除後の公正価値の見積りは、割引キャッシュ・フロー方式により行いますが、この方式では、将来キャッシュ・フロー、割引率および長期市場成長率など、多くの見積り・前提を使用しており、将来キャッシュ・フローの基礎となる将来計画は過去の実績、現在および見込まれる経済状況、市場データなどを考慮しています。これらの見積り・前提は、減損テストや認識される減損損失計上額に重要な影響を及ぼす可能性があります。なお、当該のれんの処分コスト控除後の公正価値の見積りや減損テストにあたっては、外部専門家などによる評価を活用しています。

当連結会計年度末において、年次の減損テストを実施した結果、資生堂アメリカ資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を超過していたため、のれんの減損損失を認識していません。処分コスト控除後の公正価値の算定に用いられた将来キャッシュ・フローは、資生堂アメリカ資金生成単位の将来事業計画および長期市場成長率を基礎として見積っており、米国化粧品市場の長期市場成長率や販売拡大計画に基づく売上や利益率などの各要素の改善を主要な仮定として織り込んでいます。また、割引率は米国リスクフリーレートに会社固有のリスクプレミアムを加味した利率を使用しています。

経営者は、当該テストにおける処分コスト控除後の公正価値の見積りは合理的であると判断していますが、将来の予測不能な事業上の前提条件の変化によって見積りが変更されることにより、回収可能価額が下落し、減損損失が発生する可能性があります。

のれんの回収可能価額の算定方法については、注記「14.のれん及び無形資産」に記載しています。

 

5.未適用の公表済み基準書及び解釈指針

連結財務諸表の公表の承認日までに新設または改訂が行われた新基準書及び新解釈指針のうち、連結財務諸表に重要な影響を与えるものはありません。

 

 

6.事業セグメント

(1) セグメントの概要

当社グループの事業セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

当社グループは、主に化粧品を製造・販売しており、お客さまの購買接点タイプ別に区分したブランドカテゴリーと、6つの地域(日本、中国、アジアパシフィック、米州、欧州、トラベルリテール)を掛け合わせたマトリクス型の体制のもと、事業活動を展開しています。その上で、各地域の責任者が、地域ごとに幅広い権限と、売上・利益への責任を持ち、機動的な意思決定を行っていることから、当社のセグメントは地域を主として、「日本事業」「中国事業」「アジアパシフィック事業」「米州事業」「欧州事業」「トラベルリテール事業」および「プロフェッショナル事業」の7つを報告セグメントとしています。

「日本事業」は、国内におけるブランドカテゴリー別事業(プレステージ、フレグランス、プレミアム等)、ヘルスケア事業(美容食品、一般用医薬品の販売)を包括しています。

「中国事業」は、中国におけるブランドカテゴリー別事業(プレステージ、フレグランス、コスメティクス等)を包括しています。

「アジアパシフィック事業」は、日本、中国を除くアジア・オセアニア地域におけるブランドカテゴリー別事業(プレステージ、フレグランス、コスメティクス等)を包括しています。

「米州事業」は、アメリカ地域におけるブランドカテゴリー別事業(プレステージ、フレグランス等)を包括しています。

「欧州事業」は、ヨーロッパ、中東およびアフリカ地域におけるブランドカテゴリー別事業(プレステージ、フレグランス等)を包括しています。

「トラベルリテール事業」は、全世界の免税店エリアにおけるブランドカテゴリー別事業(プレステージ、フレグランス、コスメティクス等)を包括しています。

「プロフェッショナル事業」は、日本、中国およびアジアの理・美容製品の販売等を包括しています。

「その他」は、本社機能部門、㈱イプサ、生産事業および飲食業等を包括しています。

 

(報告セグメントの変更等に関する事項)

当連結会計年度より、当社グループ内の業績管理区分の一部見直しに伴い、従来「その他」に計上していた資生堂美容室㈱の業績を「日本事業」に計上しています。

また、従来「米州事業」に計上していた「NARS」および「Drunk Elephant」ブランドのブランドホルダー機能に係る業績を「その他」へ計上しています。

なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しています。

 

(2) 報告セグメントごとの売上高、利益または損失その他の項目の金額の算定方法

報告セグメントの会計方針は、注記「3.重要な会計方針」で記載している会計方針と同一です。

報告セグメントの利益は営業利益(または損失)から構造改革に伴う費用・減損損失等、非経常的な要因により発生した損益を除いて算出したコア営業利益で表示しています。

なお、セグメント間の取引価格および振替価格は市場実勢を勘案して決定しています。

 

(3) セグメント収益および業績

当社グループの報告セグメントによる収益および業績は以下のとおりです。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日

 

報告セグメント

 

日本事業

(注) 4

 

中国事業

(注) 4

 

アジアパシフィック事業

(注) 4

 

米州事業

 

欧州事業
(注) 1

 

トラベルリテール事業

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

258,837

 

274,721

 

63,597

 

121,369

 

117,016

 

120,562

セグメント間の内部売上高又は振替高

24,759

 

1,108

 

2,108

 

7,776

 

10,438

 

154

合計

283,596

 

275,830

 

65,705

 

129,146

 

127,455

 

120,717

セグメント利益
(△は損失)

(コア営業利益)

6,481

 

4,095

 

5,048

 

1,624

 

2,706

 

22,737

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

12,819

 

8,854

 

3,343

 

11,080

 

9,330

 

1,353

減損損失

118

 

 

 

25,317

 

15,600

 

減損損失戻入

 

 

466

 

252

 

 

 

 

 

報告セグメント

 

その他

(注) 2、4

 

合計

 

調整額

(注) 3

 

連結

 

プロフェッショナル事業

 

 

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

15,282

 

38,579

 

1,009,966

 

 

1,009,966

セグメント間の内部売上高又は振替高

607

 

230,524

 

277,478

 

277,478

 

合計

15,890

 

269,103

 

1,287,445

 

277,478

 

1,009,966

セグメント利益
(△は損失)

(コア営業利益)

714

 

14,122

 

57,531

 

14,977

 

42,553

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

85

 

29,189

 

76,058

 

 

76,058

減損損失

 

3,435

 

44,472

 

 

44,472

減損損失戻入

 

 

719

 

 

719

 

 

(注) 1 「欧州事業」は、中東およびアフリカ地域を含みます。

2 「その他」は、本社機能部門、㈱イプサ、生産事業および飲食業等を含みます。

3 セグメント利益(△は損失)の調整額は、主にセグメント間取引消去の金額です。

4 従来「日本事業」、「中国事業」および「アジアパシフィック事業」に計上していた各地域販売子会社のパーソナルケア事業に係る売上高は、パーソナルケア事業の譲渡および商流変更に伴い、2021年7月1日以降、一部を除き発生していません。一方で、当社および当社製造子会社による㈱ファイントゥデイ(2023年1月1日付で㈱ファイントゥデイ資生堂より社名変更)およびその関係会社への売上は同日以降「その他」に計上しています。

5 セグメント資産および負債の金額は、経営資源の配分の決定および業績を評価するための定期的な検討の対象となっていないため記載していません

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日

 

報告セグメント

 

日本事業

 

中国事業

 

アジアパシフィック事業

 

米州事業

 

欧州事業
(注) 1

 

トラベルリテール事業

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

237,565

 

258,226

 

68,017

 

137,916

 

128,440

 

163,650

セグメント間の内部売上高又は振替高

6,705

 

1,643

 

3,118

 

3,518

 

9,461

 

138

合計

244,271

 

259,870

 

71,136

 

141,434

 

137,901

 

163,789

セグメント利益
(△は損失)

(コア営業利益)

13,089

 

3,941

 

4,716

 

7,660

 

6,926

 

37,678

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

12,907

 

9,756

 

3,700

 

8,527

 

7,438

 

1,849

減損損失

 

 

 

2,809

 

 

減損損失戻入

 

 

 

494

 

 

 

 

 

報告セグメント

 

その他

(注) 2

 

合計

 

調整額

(注) 3

 

連結

 

プロフェッショナル事業

(注) 4

 

 

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

9,337

 

64,200

 

1,067,355

 

 

1,067,355

セグメント間の内部売上高又は振替高

351

 

237,353

 

262,291

 

262,291

 

合計

9,688

 

301,554

 

1,329,646

 

262,291

 

1,067,355

セグメント利益
(△は損失)

(コア営業利益)

750

 

6,078

 

46,780

 

4,559

 

51,340

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

37

 

31,498

 

75,718

 

 

75,718

減損損失

 

13,782

 

16,592

 

 

16,592

減損損失戻入

 

 

494

 

 

494

 

 

(注) 1 「欧州事業」は、中東およびアフリカ地域を含みます。

2 「その他」は、本社機能部門、㈱イプサ、生産事業および飲食業等を含みます。

3 セグメント利益(△は損失)の調整額は、主にセグメント間取引消去の金額です。

4 従来「プロフェッショナル事業」に計上していた各地域販売子会社に係る売上高は、プロフェッショナル事業の譲渡に伴い、2022年7月1日以降、一部を除き発生していません。

5 セグメント資産および負債の金額は、経営資源の配分の決定および業績を評価するための定期的な検討の対象となっていないため記載していません。

 

セグメント利益から、営業利益への調整は、以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

セグメント利益

42,553

 

51,340

事業譲渡益

133,843

 

15,294

構造改革費用

△28,807

 

△6,568

新型コロナウイルス感染症に係る補助金収入

1,894

 

592

新型コロナウイルス感染症に係る損失

△4,440

 

△1,816

減損損失

△44,472

 

△16,410

減損損失戻入

 

494

固定資産売却益

 

3,645

営業利益

100,571

 

46,572

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度における事業譲渡益は、アジアでパーソナルケア事業を展開する当社および当社子会社5社(資生堂(中国)投資有限公司、資生堂化妆品制造有限公司、資生堂香港有限公司、Shiseido Singapore Co., (Pte.) Ltd.およびShiseido Korea Co.,Ltd.)が当該事業の資産を㈱ファイントゥデイの関係会社に譲渡したことによる対象資産の譲渡益です。連結損益計算書上、当該譲渡益は「その他の営業収益」に含まれています。

当連結会計年度における事業譲渡益は、アジアでパーソナルケア事業を展開する当社子会社7社(台湾資生堂股份有限公司、法来麗國際股份有限公司、Shiseido Malaysia Sdn.Bhd.、PT Shiseido Cosmetics Indonesia、Shiseido Philippines Corporation、Shiseido Thailand Co.,Ltd.およびShiseido Cosmetics Vietnam Co.,Ltd.)が当該事業の資産を㈱ファイントゥデイの関係会社に譲渡したことによる対象資産の譲渡益、アジアでプロフェッショナル事業を展開する当社および当社子会社4社(資生堂(中国)投資有限公司、資生堂香港有限公司、Shiseido Singapore Co., (Pte.) Ltd.およびShiseido Korea Co.,Ltd.)が当該事業の資産をHenkel AG & Co. KGaAグループ会社に譲渡したことによる対象資産の譲渡益およびShiseido Professional (Thailand) Co.,Ltd.の全株式をHenkel AG & Co. KGaAグループ会社に譲渡したことによる譲渡益です。連結損益計算書上、当該譲渡益は「その他の営業収益」に含まれています。

前連結会計年度における構造改革費用は、主にDolce&Gabbana S.r.l.とのグローバルライセンス契約解消、欧州での組織最適化、プレステージメイクアップ3ブランドの譲渡、およびパーソナルケア事業の譲渡に付随する費用です。連結損益計算書上、当該費用は「販売費及び一般管理費」に含まれています。

当連結会計年度における構造改革費用は、主にプレステージメイクアップ3ブランドの譲渡、パーソナルケア事業の譲渡、およびプロフェッショナル事業の譲渡に付随する費用です。連結損益計算書上、当該費用は「売上原価」、「販売費及び一般管理費」および「その他の営業費用」に含まれています。

前連結会計年度における減損損失は、Dolce&Gabbana S.r.l.とのグローバルライセンス契約解消による商標権、プレステージメイクアップ3ブランドの譲渡に伴う資産グループ、ヒアルロン酸の製造終了を意思決定したことに伴う当社工場の当該事業に係る資産グループの減損損失です。連結損益計算書上、当該費用は「売上原価」、「販売費及び一般管理費」および「その他の営業費用」に含まれています。

当連結会計年度における減損損失は主に資生堂久喜工場および資生堂ベトナム工場において営むパーソナルケア製品の生産事業譲渡の契約締結に伴う資産グループの減損損失、資生堂アメリカがサブリースしているオフィスの収益性低下に伴う使用権資産の減損損失です。連結損益計算書上、当該費用は「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に含まれています。

当連結会計年度における減損損失戻入は資生堂アメリカがサブリースしているオフィスの収益性が回復したことに伴う使用権資産の減損損失戻入です。連結損益計算書上、当該収益は「その他の営業収益」に含まれています。

当連結会計年度における固定資産売却益は「日本事業」のオフィス移転に係る土地および建物の売却と「その他事業」の社員寮の売却に伴い発生した収益です。連結損益計算書上、当該収益は「その他の営業収益」に含まれています。

 

(4) 地域別に関する情報

売上高および非流動資産の地域別内訳は以下のとおりです。

売上高

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

日本

297,542

 

298,565

米州

127,524

 

146,546

(内、米国)

(109,344)

 

(121,409)

欧州

125,053

 

141,662

アジア・オセアニア

459,846

 

480,581

(内、中国)

(343,655)

 

(348,512)

合計

1,009,966

 

1,067,355

 

 

 

 

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しています。

 

非流動資産

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

日本

395,587

 

411,885

 

394,536

米州

200,941

 

142,999

 

157,710

(内、米国)

(200,351)

 

(142,191)

 

(156,838)

欧州

88,545

 

27,439

 

29,415

アジア・オセアニア

41,416

 

42,828

 

38,151

(内、中国)

(21,158)

 

(20,597)

 

(19,181)

合計

726,490

 

625,153

 

619,812

 

 

 

 

 

 

 

(注) 非流動資産は、資産の所在地を基礎とし、国または地域に分類しています。また、金融商品、繰延税金資産および退職給付に係る資産を含んでいません。

 

(5) 主要な顧客に関する情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める特定の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しています。

 

7.現金及び現金同等物

現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

現金及び預金

115,347

 

156,503

 

119,036

短期投資

21,000

 

 

合計

136,347

 

156,503

 

119,036

 

 

 

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物は、償却原価で測定する金融資産に分類しています。

連結財政状態計算書における現金及び現金同等物の残高と、連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の残高は一致しています。

 

 

8.営業債権及びその他の債権

営業債権及びその他の債権の内訳は以下のとおりであり、貸倒引当金控除後の金額で表示しています。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

受取手形及び売掛金

141,086

 

147,078

 

165,210

その他

5,421

 

11,712

 

16,859

合計

146,507

 

158,791

 

182,069

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債権及びその他の債権は、償却原価で測定する金融資産に分類しています。

 

9.その他の金融資産

(1) その他の金融資産の内訳

その他の金融資産の内訳は以下のとおりであり、貸倒引当金控除後の金額で表示しています。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

その他の金融資産(流動)

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

 

預金

14,665

 

15,553

 

15,459

その他

855

 

876

 

996

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

デリバティブ資産

308

 

 

2,043

合計

15,829

 

16,429

 

18,498

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産(非流動)

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

 

預金

15

 

1

 

1

長期貸付金

0

 

31,116

 

39,183

敷金および差入保証金

26,457

 

24,832

 

24,574

その他

2,209

 

5,935

 

4,684

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

その他

3,978

 

3,250

 

6,540

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

株式及び出資金

11,585

 

8,640

 

9,717

合計

44,246

 

73,777

 

84,701

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

当社グループでは、持続的成長と中長期的な企業価値の向上に資すると判断し保有する株式および出資金について、その保有目的に鑑み、株式および出資金を主に政策投資目的で保有しているため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しています。

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の主な銘柄および公正価値等は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

銘柄

百万円

 

百万円

 

百万円

上場株式

 

 

 

 

 

Perfect Corp.

 

 

1,224

イオン㈱

746

 

598

 

616

㈱プラネット

437

 

438

 

147

ゼリア新薬工業㈱

171

 

58

 

㈱PALTAC

2,524

 

 

日本精化㈱

664

 

 

その他

831

 

882

 

1,092

非上場株式

4,180

 

3,547

 

3,490

その他

2,028

 

3,114

 

3,147

合計

11,585

 

8,640

 

9,717

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産から認識された受取配当金の内訳は以下のとおりです。

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

当期中に認識の中止を

行った投資

 

期末日現在で保有

している投資

 

当期中に認識の中止を

行った投資

 

期末日現在で保有

している投資

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

46

 

226

 

3

 

67

 

 

当社グループは、資産の効率化や取引関係の見直し等を目的として、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の一部を売却することにより、認識を中止しています。

各連結会計年度における売却時の公正価値および売却に係る利得または損失の累計額は以下のとおりです。

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

公正価値

 

売却に係る利得・損失(△)の累計額

 

公正価値

 

売却に係る利得・損失(△)の累計額

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

3,890

 

2,666

 

301

 

260

 

 

当社グループは、当初認識後の公正価値の変動および認識の中止に係る利得または損失はその他の包括利益として認識し、その累計額はその他の資本の構成要素に認識後、直ちに利益剰余金に振り替えています。その他の資本の構成要素から利益剰余金へ振り替えた金額(税引後)は、前連結会計年度125百万円、当連結会計年度△614百万円です。

 

10.棚卸資産

棚卸資産の内訳は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

商品及び製品

113,786

 

82,459

 

81,843

仕掛品

6,766

 

7,295

 

6,348

原材料及び貯蔵品

42,448

 

44,393

 

42,749

合計

163,001

 

134,147

 

130,942

 

 

 

 

 

 

 

 

費用として認識された棚卸資産の金額は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ260,819百万円および301,897百万円であり、売上原価に含まれています。

また、費用として認識された棚卸資産の評価減の金額は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ18,772百万円および21,140百万円です。なお、前連結会計年度および当連結会計年度において重要な評価減の戻入はありません。

負債の担保に差し入れた棚卸資産はありません。

 

11.その他の資産

その他の資産の内訳は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

その他の流動資産

 

 

 

 

 

前払費用

10,108

 

11,111

 

11,074

未収消費税等

24,784

 

24,324

 

22,075

その他

9,806

 

9,682

 

21,602

合計

44,698

 

45,117

 

54,753

 

 

 

 

 

 

その他の非流動資産

 

 

 

 

 

投資不動産

8,623

 

1,704

 

1,711

長期前払費用

3,116

 

2,510

 

2,192

その他

1,424

 

825

 

2,195

合計

13,163

 

5,040

 

6,098

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12.売却目的で保有する非流動資産および処分グループ

(1) 売却目的で保有する非流動資産および非流動負債

売却目的保有に分類された資産及び負債の内訳は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

売却目的で保有する資産

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

 

500

営業債権及びその他の債権

 

 

70

棚卸資産

 

1,609

 

5,953

その他の流動資産

 

 

48

有形固定資産

 

323

 

3,433

無形資産

 

 

2

使用権資産

 

 

410

持分法で会計処理されている投資

 

 

8,498

繰延税金資産

 

 

11

資産合計

 

1,933

 

18,929

 

 

 

 

 

 

売却目的で保有する資産に直接関連する負債

 

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

 

 

763

その他の金融負債

 

 

297

未払法人所得税等

 

 

7

その他の流動負債

 

 

27

引当金

 

 

445

負債合計

 

 

1,541

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度における売却目的で保有する資産及び負債のうち、主なものは、パーソナルケア事業譲渡の契約締結に伴い売却目的保有に分類された2022年度に譲渡が予定されていた当社子会社が保有する棚卸資産です。なお、当該資産は当連結会計年度に売却が完了しています。当該資産を譲渡したことによる利得は4,393百万円であり、連結損益計算書上、「その他の営業収益」に含めています。

当連結会計年度における売却目的で保有する資産および負債は、プロフェッショナル事業譲渡の契約締結に伴い2023年度に譲渡が予定される当社子会社が保有する資産、資生堂久喜工場および資生堂ベトナム工場において営むパーソナルケア製品の生産事業譲渡の契約締結に伴い2023年度に譲渡が予定される当社および当社子会社が保有する資産、負債および当社保有の株式、ならびに不動産譲渡契約締結に伴い2023年度に譲渡が予定される当社が保有する資産です。売却目的保有への分類に伴い認識した当該株式に対する減損損失は、連結損益計算書の「持分法による投資損益」に含まれています。売却目的保有へ分類したことに伴い認識したパーソナルケア製品の生産事業に関する有形固定資産、無形資産およびその他の非流動資産に対する減損損失の詳細は、注記「15.非金融資産の減損」に記載しています。また、当連結会計年度において売却目的で保有する資産に関連するその他の資本の構成要素として、在外営業活動体の換算差額745百万円を認識しています。

 

13.有形固定資産

(1) 増減表

有形固定資産の取得原価、減価償却累計額および減損損失累計額の増減ならびに帳簿価額は以下のとおりです。

取得原価

 

建物及び

構築物

 

機械装置及び

運搬具

 

工具、器具

及び備品

 

土地

 

建設仮勘定

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

2021年1月1日

256,933

 

118,913

 

129,962

 

45,337

 

27,308

 

578,455

取得

1,826

 

705

 

11,124

 

1,279

 

38,495

 

53,432

企業結合による取得

 

 

 

 

 

売却又は処分

△5,877

 

△3,412

 

△23,167

 

△0

 

△72

 

△32,531

科目振替

27,887

 

12,919

 

6,911

 

369

 

△49,213

 

△1,125

売却目的保有資産への振替

 

 

△1,213

 

 

 

△1,213

在外営業活動体の換算差額

4,442

 

3,013

 

6,643

 

265

 

265

 

14,630

その他

209

 

261

 

△686

 

 

△595

 

△810

2021年12月31日

285,421

 

132,401

 

129,574

 

47,251

 

16,188

 

610,837

取得

372

 

570

 

10,052

 

 

20,850

 

31,846

企業結合による取得

 

 

 

 

 

売却又は処分

△9,830

 

△6,274

 

△18,124

 

△412

 

△78

 

△34,719

科目振替

2,348

 

22,366

 

4,893

 

243

 

△31,587

 

△1,735

売却目的保有資産への振替

△21,499

 

△14,017

 

△2,960

 

△1,533

 

△265

 

△40,276

在外営業活動体の換算差額

4,775

 

3,332

 

6,289

 

152

 

311

 

14,863

その他

△376

 

△1

 

△59

 

 

6

 

△430

2022年12月31日

261,212

 

138,377

 

129,665

 

45,702

 

5,425

 

580,383

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却累計額および減損損失累計額

 

建物及び

構築物

 

機械装置及び

運搬具

 

工具、器具

及び備品

 

土地

 

建設仮勘定

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

2021年1月1日

107,526

 

63,374

 

77,342

 

732

 

 

248,977

減価償却費

10,644

 

6,659

 

19,342

 

 

 

36,646

減損損失

2,034

 

1,455

 

935

 

 

 

4,425

減損損失戻入

△466

 

 

 

 

 

△466

売却又は処分

△5,034

 

△2,563

 

△19,076

 

 

 

△26,673

売却目的保有資産への振替

 

 

△889

 

 

 

△889

在外営業活動体の換算差額

2,376

 

2,070

 

4,276

 

 

 

8,723

その他

108

 

153

 

△204

 

 

 

58

2021年12月31日

117,189

 

71,151

 

81,726

 

732

 

 

270,800

減価償却費

10,085

 

7,498

 

18,757

 

 

 

36,340

減損損失

4,272

 

7,886

 

875

 

 

265

 

13,299

減損損失戻入

 

 

△19

 

 

 

△19

売却又は処分

△9,066

 

△5,926

 

△15,697

 

 

△0

 

△30,691

売却目的保有資産への振替

△19,665

 

△14,017

 

△2,893

 

 

△265

 

△36,842

在外営業活動体の換算差額

2,692

 

2,314

 

4,228

 

 

 

9,235

その他

△31

 

△1

 

△46

 

 

 

△79

2022年12月31日

105,475

 

68,905

 

86,930

 

732

 

 

262,043

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に含まれています。

2 有形固定資産の減損損失は、連結損益計算書の「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に、減損損失戻入は「その他の営業収益」に含まれています。

3 有形固定資産の取得に関する契約上のコミットメントについては、注記「38.コミットメント」に記載しています。

 

帳簿価額

 

建物及び

構築物

 

機械装置及び

運搬具

 

工具、器具

及び備品

 

土地

 

建設仮勘定

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

2021年1月1日

149,406

 

55,538

 

52,619

 

44,605

 

27,308

 

329,478

2021年12月31日

168,231

 

61,249

 

47,847

 

46,519

 

16,188

 

340,037

2022年12月31日

155,736

 

69,472

 

42,735

 

44,970

 

5,425

 

318,339

 

 

前連結会計年度および当連結会計年度において有形固定資産の取得原価に含めた重要な借入費用はありません。

 

 

14.のれん及び無形資産

(1) 増減表

のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額および減損損失累計額の増減ならびに帳簿価額は以下のとおりです。

取得原価

 

のれん

 

無形資産

 

 

商標権

 

ソフトウエア

 

その他

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

2021年1月1日

54,429

 

174,354

 

83,187

 

7,585

 

265,127

取得

 

6

 

21,825

 

21

 

21,853

企業結合による取得

 

 

 

 

売却又は処分

△11,579

 

△141,698

 

△12,033

 

△3,883

 

△157,615

売却目的保有資産への振替

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

7,579

 

10,030

 

2,720

 

440

 

13,191

その他

 

 

632

 

 

632

2021年12月31日

50,429

 

42,693

 

96,331

 

4,164

 

143,189

取得

 

 

28,571

 

51

 

28,623

企業結合による取得

197

 

173

 

 

525

 

698

売却又は処分

 

 

△9,820

 

△222

 

△10,042

売却目的保有資産への振替

 

 

△590

 

 

△590

在外営業活動体の換算差額

7,252

 

5,917

 

2,392

 

275

 

8,584

その他

 

 

869

 

△78

 

790

2022年12月31日

57,879

 

48,783

 

117,755

 

4,714

 

171,253

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

償却累計額および減損損失累計額

 

のれん

 

無形資産

 

 

商標権

 

ソフトウエア

 

その他

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

2021年1月1日

 

30,981

 

34,115

 

2,276

 

67,373

償却費

 

1,949

 

12,524

 

754

 

15,228

減損損失

11,579

 

24,593

 

3

 

419

 

25,016

減損損失戻入

 

 

 

 

売却又は処分

△11,579

 

△56,729

 

△10,724

 

△2,166

 

△69,620

売却目的保有資産への振替

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

1,264

 

1,689

 

154

 

3,108

その他

 

 

267

 

 

267

2021年12月31日

 

2,059

 

37,875

 

1,438

 

41,374

償却費

 

660

 

13,353

 

641

 

14,655

減損損失

 

 

182

 

 

182

減損損失戻入

 

 

△0

 

 

△0

売却又は処分

 

 

△9,095

 

△203

 

△9,298

売却目的保有資産への振替

 

 

△587

 

 

△587

在外営業活動体の換算差額

 

116

 

1,225

 

121

 

1,463

その他

 

 

321

 

△72

 

248

2022年12月31日

 

2,836

 

43,274

 

1,926

 

48,036

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (注) 1 無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に含まれています。

2 無形資産の減損損失は、連結損益計算書の「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に、のれんの減損損失は「その他の営業費用」に、無形資産の減損損失戻入は「その他の営業収益」に含まれています。

3 負債の担保に供されている無形資産はありません。

4 無形資産の取得に関する契約上のコミットメントについては、注記「38.コミットメント」に記載しています。

 

帳簿価額

 

のれん

 

無形資産

 

 

商標権

 

ソフトウエア

 

その他

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

2021年1月1日

54,429

 

143,373

 

49,071

 

5,308

 

197,753

2021年12月31日

50,429

 

40,633

 

58,456

 

2,725

 

101,814

2022年12月31日

57,879

 

45,947

 

74,480

 

2,788

 

123,217

 

 

前連結会計年度および当連結会計年度において無形資産の取得原価に含めた重要な借入費用はありません。

 

前連結会計年度および当連結会計年度における期中に費用として認識された研究開発活動による支出は25,814百万円および26,678百万円です。

 

 

(2) 重要なのれん及び無形資産

のれん及び無形資産のうち、重要なのれん及び無形資産は企業結合またはライセンス契約により取得した以下のものです。

 

 

帳簿価額

 

残存償却期間

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のれん

 

 

 

 

 

 

 

資生堂アメリカ(注)1

5,429

 

23,915

 

27,399

 

非償却

Drunk Elephant

(米州事業)(注)1

25,190

 

 

 

Drunk Elephant

(中国事業)

4,703

 

5,255

 

6,020

 

非償却

Drunk Elephant

(欧州事業)

5,172

 

5,778

 

6,620

 

非償却

Drunk Elephant

(トラベルリテール事業)

5,701

 

6,368

 

7,296

 

非償却

 

 

 

 

 

 

 

 

商標権

 

 

 

 

 

 

 

DOLCE&GABBANA

63,510

 

 

 

bareMinerals

33,611

 

 

 

Drunk Elephant(注)2

30,912

 

34,533

 

39,564

 

非償却

 

(注) 1 前連結会計年度に米州事業内のDrunk Elephantのアメリカ国外への販売形態を見直し、これまで別管理だった業績管理を資生堂アメリカズCorp. に統合する体制としたことに伴い、個別の資金生成単位としていたDrunk Elephant(米州事業)資金生成単位を資生堂アメリカ資金生成単位に統合しました。

     2 Drunk Elephantの商標権は資生堂アメリカ資金生成単位に含めて減損テストを実施しています。

 

(3) のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の減損テスト

  各資金生成単位へ配分した主なのれん及び耐用年数を確定できない無形資産の帳簿価額は、(2)重要なのれん及び無形資産に記載したとおりです。耐用年数を確定できない無形資産の主な内容はブランド等の商標権であり、事業が継続する限り存続することを見込んでいるため、耐用年数を確定できないと判断し償却を行っていません。

 なお、のれん及び耐用年数を確定できない無形資産のうち、個別に重要でないものの帳簿価額は移行日、前連結 会計年度および当連結会計年度でそれぞれ19,714百万円、11,621百万円、13,595百万円です。

 

Drunk Elephantおよび資生堂アメリカ資金生成単位の回収可能価額は、主に割引キャッシュ・フローを用いて見積った処分コスト控除後の公正価値で算定しています。処分コスト控除後の公正価値は、経営者によって承認された5年間の事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、加重平均資本コストをもとに算定した割引率で現在価値に割り引いて算定しています。事業計画は、業界の将来の趨勢に関する経営者の評価と過去のデータを反映し、販売拡大計画および当連結会計年度における原価率の上昇に基づく売上や利益率などの各要素を算定の基礎として、外部情報および内部情報に基づき作成しています。事業計画が対象としている期間を超える期間については、資金生成単位または資金生成単位グループの属する国、産業の状況を勘案して決定した保守的な成長率を用いて予測した税引前キャッシュ・フローを現在価値に割り引いて、継続価値を算定しています。

重要なのれん及び耐用年数を確定できない無形資産が配分された各資金生成単位または資金生成単位グループの回収可能価額の算定に利用した主要な仮定は以下のとおりです。なお、公正価値測定において、当該公正価値ヒエラルキーはレベル3に区分しています。

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

割引率

8.8%~11.5%

 

8.3%~11.0%

 

10.8%~12.5%

成長率

1.5%~4.0%

 

1.5%~4.0%

 

1.5%~4.0%

 

 

減損テストに使用した主要な仮定が変更された場合には減損が発生するリスクがあります。
 前連結会計年度において、資生堂アメリカ資金生成単位で25,317百万円の減損損失を計上しています。それ以外の資金生成単位または資金生成単位グループの回収可能価額は帳簿価額を十分に上回っており、減損テストに使用した主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと判断しています。
 当連結会計年度において、各資金生成単位または資金生成単位グループの回収可能価額は帳簿価額を十分に上回っており、減損テストに使用した主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと判断しています。
 なお、減損損失の総額については、注記「15.非金融資産の減損」に記載しています。

 

15.非金融資産の減損

当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しています。

当社グループは、減損損失の算定にあたって概ね独立したキャッシュ・インフローを生成させるものとして識別される資産グループの最小単位を基礎としてグルーピングを行っており、事業用資産のうち店舗資産については店舗単位で資産のグルーピングを行っています

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日

 

当社の子会社であるボーテプレステージインターナショナルS.A.S.は、Dolce&Gabbana S.r.l.との間でグローバルライセンス契約を締結していましたが、前連結会計年度において、当契約を解消することについて合意しました。当契約の解消に伴い、事業用資産として使用している資産のうち主たる資産である商標権の収益性が低下し、投資額の回収が見込めなくなったため、帳簿価額(関連負債控除後)を回収可能価額まで減額しています。回収可能価額は使用価値により測定しており、関連負債控除後の使用価値を零と評価しています。認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。

また、プレステージメイクアップブランド「bareMinerals」、「BUXOM」および「Laura Mercier」の3ブランドの関連資産譲渡に係る契約の締結に伴い、これらの資産について帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のいずれか低い方により測定しており、公正価値のヒエラルキーはレベル3です。認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」および「その他の営業費用」に含まれています。

また、ヒアルロン酸の製造終了を意思決定したことに伴い、当社工場の当該事業に係る資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額しています。回収可能価額は使用価値により測定しており、零と評価しています。認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「売上原価」に含まれています。

さらに、国内子会社において、収益性が低下している店舗および撤退の意思決定をした店舗の資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額しています。なお、回収可能価額は割引率を6.2%として算出した使用価値により測定しています。認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。

 

報告セグメント

地域

用途

種類

金額

欧州事業

フランス・パリ

スペイン・マドリッド

事業用資産

商標権

15,582百万円

その他

18百万円

15,600百万円

米州事業

米国・デラウェア

事業用資産

建物及び構築物

112百万円

工具、器具及び備品

862百万円

のれん

11,579百万円

商標権

9,011百万円

その他無形資産

419百万円

使用権資産

3,332百万円

25,317百万円

その他

静岡県・掛川市

事業用資産

建物及び構築物

1,829百万円

機械装置及び運搬具

1,445百万円

その他

51百万円

3,326百万円

東京都

事業用資産

建物及び構築物

92百万円

その他

16百万円

109百万円

日本事業(注)

東京都

事業用資産

使用権資産

118百万円

 

44,472百万円

 

(注) 当連結会計年度より、当社グループ内の業績管理区分の一部見直しに伴い、「その他」から「日本事業」に報告セグメントの変更をしています。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日

 

資生堂アメリカズCorp.がサブリースしているオフィスの収益性低下に伴い、帳簿価額を回収可能価額まで減額しています。回収可能価額は使用価値を使用しています。認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。

また、国内子会社において、収益性が低下している店舗の資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額しています。なお、回収可能価額は割引率を6.9%として算出した使用価値により測定しており、一部店舗では零と評価しています。認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。

さらに、売却目的で保有する資産のうち、資生堂久喜工場および資生堂ベトナム工場において営むパーソナルケア製品の生産事業譲渡の契約締結に伴い減損損失を計上しています。売却目的保有に分類した非流動資産については、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のうち、いずれか低い方の金額で測定しており、公正価値のヒエラルキーはレベル3です。認識した当該減損損失は、連結損益計算書の「売上原価」と「販売費及び一般管理費」に含まれています。

 

報告セグメント

地域

用途

種類

金額

米州事業

米国・ニューヨーク他

事業用資産

使用権資産

2,809百万円

その他

東京都他

事業用資産

建物及び構築物

50百万円

使用権資産

123百万円

その他

8百万円

182百万円

その他

埼玉県・久喜市

事業用資産

建物及び構築物

3,087百万円

機械装置及び運搬具

6,764百万円

その他

819百万円

10,671百万円

その他

ベトナム・ドンナイ省

事業用資産

建物及び構築物

1,134百万円

機械装置及び運搬具

1,117百万円

その他

675百万円

2,927百万円

 

16,592百万円

 

 

 

16.持分法で会計処理されている投資

(1) 重要性がある関連会社

当社グループにとって重要性がある関連会社は、㈱ファイントゥデイホールディングス(所在地:東京都千代田区)であり、主としてパーソナルケア事業を行っています。当社は2021年7月に㈱ファイントゥデイホールディングス株式の35%を取得しました。

当連結会計年度において資生堂久喜工場および資生堂ベトナム工場において営むパーソナルケア製品の生産事業譲渡の契約締結に伴い2023年度に譲渡が予定されている当該株式のうち、売却比率相当について持分法適用を中止しています。

㈱ファイントゥデイホールディングスの要約連結財務情報および同社に対する当社グループの持分の帳簿価額との調整表は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

流動資産

56,405

 

65,711

非流動資産

131,770

 

136,969

流動負債

25,264

 

27,107

非流動負債

107,823

 

112,908

資本合計

55,088

 

62,664

 

 

 

 

資本合計のうち当社グループの持分

19,280

 

21,932

のれん相当額及び連結調整(注)

0

 

△9,044

投資の帳簿価額

19,281

 

12,888

 

 

 

 

 

(注) 当連結会計年度において資生堂久喜工場および資生堂ベトナム工場において営むパーソナルケア製品の生産事業譲渡の契約締結に伴い2023年度に譲渡が予定されている当該株式のうち、売却比率相当分について売却目的で保有する資産に分類しています。詳細は注記「12. 売却目的で保有する非流動資産および処分グループ」をご参照ください。

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

売上高

54,729

 

108,321

当期利益

△5,813

 

5,899

その他の包括利益

1,472

 

1,683

当期包括利益

△4,340

 

7,583

 

 

 

 

 

 

 

 

当社グループの持分

 

 

 

当期利益

△2,034

 

2,180

その他の包括利益

515

 

890

当期包括利益

△1,519

 

3,071

 

 

 

 

 

 

上記の他、当連結会計年度において、㈱ファイントゥデイホールディングスに対する持分法で会計処理されている投資に係る減損損失966百万円を認識しており、連結損益計算書上の「持分法による投資損益」に含めて表示しています。

前連結会計年度および当連結会計年度において、㈱ファイントゥデイホールディングスから受け取った配当金はありません。

 

 

(2) 重要性がない関連会社

当社グループにとって、個々には重要性のない関連会社に対する投資の帳簿価額は以下のとおりです。

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

帳簿価額合計

2,224

 

2,410

 

2,647

 

 

個々には重要性のない関連会社の当期利益、その他の包括利益および当期包括利益に対する持分は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

当期利益

325

 

392

その他の包括利益

△0

 

7

当期包括利益

325

 

399

 

 

 

 

 

 

17.法人所得税

(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債

繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳および増減は以下のとおりです。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日

 

 

2021年
1月1日

 

純損益で認識

された額

 

その他の包括利益で認識された額

 

その他

 

2021年
12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棚卸資産

22,411

 

△2,554

 

 

833

 

20,689

有形固定資産及び
無形資産

4,426

 

△308

 

 

59

 

4,178

その他の流動負債

14,998

 

10,486

 

 

1,026

 

26,511

リース負債

29,245

 

△6,378

 

 

40

 

22,906

退職給付に係る負債

15,587

 

△236

 

△2,441

 

34

 

12,943

税務上の繰越欠損金

10,295

 

△1,831

 

 

763

 

9,227

その他

18,499

 

△2,237

 

△44

 

355

 

16,573

合計

115,463

 

△3,061

 

△2,485

 

3,113

 

113,029

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有形固定資産及び
無形資産

18,996

 

△10,233

 

 

742

 

9,505

使用権資産

33,144

 

△3,819

 

 

815

 

30,140

関係会社の留保利益金

3,448

 

△133

 

 

20

 

3,336

その他の金融資産

2,372

 

△604

 

56

 

7

 

1,832

その他

1,023

 

1,213

 

 

149

 

2,386

合計

58,986

 

△13,576

 

56

 

1,735

 

47,201

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日

 

 

2022年
1月1日

 

純損益で認識された額

 

その他の包括利益で認識された額

 

その他

 

2022年
12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棚卸資産

20,689

 

△4,702

 

 

802

 

16,789

有形固定資産及び
無形資産

4,178

 

1,787

 

 

30

 

5,995

その他の流動負債

26,511

 

△6,705

 

 

534

 

20,339

リース負債

22,906

 

△2,827

 

 

108

 

20,188

退職給付に係る負債

12,943

 

△251

 

△5,357

 

87

 

7,421

税務上の繰越欠損金

9,227

 

7,427

 

 

962

 

17,617

その他

16,573

 

737

 

△43

 

94

 

17,361

合計

113,029

 

△4,535

 

△5,401

 

2,620

 

105,713

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有形固定資産及び
無形資産

9,505

 

813

 

 

935

 

11,253

使用権資産

30,140

 

△4,626

 

 

1,211

 

26,726

関係会社の留保利益金

3,336

 

△126

 

 

42

 

3,251

その他の金融資産

1,832

 

△200

 

△223

 

11

 

1,420

その他

2,386

 

△595

 

 

62

 

1,854

合計

47,201

 

△4,735

 

△223

 

2,262

 

44,505

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金および繰越税額控除の金額は以下のとおりです。なお、税額ベースで表示しています。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

将来減算一時差異

15,443

 

25,526

 

31,025

税務上の繰越欠損金

7,231

 

18,111

 

17,494

繰越税額控除

1,312

 

1,837

 

2,514

合計

23,987

 

45,474

 

51,034

 

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金および繰越税額控除の失効予定は以下のとおりです。なお、税額ベースで表示しています。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

税務上の繰越欠損金

百万円

 

百万円

 

百万円

1年目

38

 

1

 

284

2年目

43

 

19

 

3年目

 

9

 

4年目

 

 

2

5年目以降

7,149

 

18,080

 

17,207

合計

7,231

 

18,111

 

17,494

 

 

 

 

 

 

 

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

繰越税額控除

百万円

 

百万円

 

百万円

1年目

 

 

295

2年目

 

 

3年目

 

 

446

4年目

 

 

5年目以降

1,312

 

1,837

 

1,772

合計

1,312

 

1,837

 

2,514

 

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、移行日、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ86,308百万円、85,512百万円および87,805百万円です。これらは当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識していません。

 

 

(2) 法人所得税費用

法人所得税費用の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

当期税金費用

60,176

 

13,045

繰延税金費用

△10,515

 

△199

合計

49,661

 

12,845

 

 

 

 

 

当期税金費用には、過年度税金費用が前連結会計年度△1,165百万円含まれています。

 

 法定実効税率と平均実際負担税率との差異要因は以下のとおりです。

 当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は前連結会計年度および当連結会計年度ともに31.0%です。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されています。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

 

法定実効税率

31.0

 

31.0

交際費等永久に損金に算入されない項目

1.6

 

12.5

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

0.3

 

△11.1

税額控除

△2.8

 

△2.1

実効税率差異

△5.6

 

△12.1

繰延税金資産の回収可能性の評価による影響

21.7

 

6.5

事業譲渡による影響

2.8

 

外国子会社からの配当等の源泉税

 

3.6

その他

1.3

 

△2.8

 平均実際負担税率

50.1

 

25.5

 

 

 

 

 

 

 

18.営業債務及びその他の債務

営業債務及びその他の債務の内訳は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

支払手形及び買掛金

21,187

 

28,021

 

28,530

電子記録債務

55,740

 

40,584

 

38,910

未払金

78,433

 

100,145

 

96,938

返金負債

30,259

 

34,780

 

39,341

その他

276

 

187

 

49

合計

185,896

 

203,718

 

203,770

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務は、償却原価で測定する金融負債に分類しています。

 

19.社債及び借入金

(1) 社債及び借入金の内訳

社債及び借入金の内訳は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

 

当連結会計年度

(2022年12月31日)

 

平均利率

 

返済期限

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短期借入金

56,491

 

 

75

 

0.00

 

1年内返済予定の
長期借入金

10,730

 

730

 

15,915

 

0.43

 

1年内償還予定の
社債

 

15,000

 

10,000

 

0.04

 

合計

67,221

 

15,730

 

25,990

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非流動負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長期借入金

167,861

 

95,915

 

80,000

 

0.10

 

2024年~2027年

社債

65,000

 

50,000

 

60,000

 

0.22

 

2025年~2027年

合計

232,861

 

145,915

 

140,000

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 平均利率については、当連結会計年度の期末残高に対する加重平均利率を記載しています。

2 金利スワップを利用してヘッジ会計を適用している借入金については、金利スワップ後の固定金利を適用して記載しています。

3 社債及び借入金は償却原価で測定する金融負債に分類しています。

 

 

社債の発行条件の要約は以下のとおりです。

会社名

 

銘柄

 

 

発行
年月日

 

移行日
(2021年1月1日)

 

前連結会計年度
(2021年12月31日)

 

当連結会計年度
(2022年12月31日)

 

 

利率

 

担保

 

償還

期限

 

 

 

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

 

㈱資生堂

 

第8回

無担保

普通社債

 

2015年6月17日

 

15,000

(-)

 

15,000

(15,000)

 

 

(-)

 

0.374

 

なし

 

2022年6月17日

㈱資生堂

 

第10回

無担保

普通社債

 

2020年2月26日

 

20,000

(-)

 

20,000

(-)

 

20,000

(-)

 

0.080

 

なし

 

2025年2月26日

㈱資生堂

 

第11回

無担保

普通社債

 

2020年12月17日

 

10,000

(-)

 

10,000

(-)

 

10,000

(10,000)

 

0.040

 

なし

 

2023年12月15日

㈱資生堂

 

第12回

無担保

普通社債

 

2020年12月17日

 

20,000

(-)

 

20,000

(-)

 

20,000

(-)

 

0.120

 

なし

 

2025年12月17日

㈱資生堂

 

第13回

無担保

普通社債

 

2022年12月8日

 

(-)

 

(-)

 

20,000

(-)

 

0.450

 

なし

 

2027年12月8日

 

 

合計

 

 

 

65,000

(-)

 

65,000

(15,000)

 

 

70,000

(10,000)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) ( )内書は、1年以内の償還予定額です。

 

(2) 担保に供している資産

担保に供している資産は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

現金及び現金同等物

1,834

 

1,736

 

1,830

有形固定資産

11,725

 

11,548

 

11,158

その他の金融資産(非流動)

16,355

 

16,355

 

16,355

合計

29,915

 

29,640

 

29,345

 

 

 

 

 

 

 

 

対応する債務は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

1年内返済予定の長期借入金

730

 

730

 

15,915

長期借入金

16,645

 

15,915

 

合計

17,375

 

16,645

 

15,915

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20.その他の金融負債

その他の金融負債の内訳は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

その他の金融負債(流動)

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

預り金

4,410

 

3,397

 

3,427

その他

499

 

1,016

 

1,227

純損益を通じて公正価値で測定
する金融負債

 

 

 

 

 

デリバティブ負債

16

 

501

 

88

合計

4,926

 

4,914

 

4,744

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融負債(非流動)

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

長期未払金

52,877

 

4,671

 

4,139

その他

474

 

422

 

461

純損益を通じて公正価値で測定
する金融負債

 

 

 

 

 

デリバティブ負債

344

 

201

 

その他

350

 

350

 

350

合計

54,046

 

5,646

 

4,950

 

 

 

 

 

 

 

 

 

21.リース

(1) 借手側

当社グループは、主としてオフィスビルおよび小売店舗等の土地、建物等の不動産や金型等の工具、器具及び備品をリースにより賃借しています。

 

① 使用権資産の内訳

使用権資産の内訳は、以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

建物及び構築物を原資産とするもの

92,544

 

85,574

 

75,227

機械装置及び運搬具を原資産とするもの

8,636

 

12,274

 

10,798

工具、器具及び備品を原資産とするもの

4,516

 

4,953

 

3,886

土地を原資産とするもの

25,515

 

24,671

 

24,128

その他

451

 

358

 

234

合計

131,665

 

127,832

 

114,276

 

 

 

 

 

 

 

使用権資産の増加は、前連結会計年度24,087百万円、当連結会計年度12,638百万円です。

 

② リース負債

リース負債の満期分析については、注記「35.金融商品 (2) 財務上のリスク管理 ② 流動性リスク管理」に記載しています。

 

③ 使用権資産に関連する損益およびキャッシュ・アウトフロー

使用権資産に関連する損益は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

使用権資産の減価償却費

百万円

 

百万円

建物及び構築物を原資産とするもの

19,468

 

19,603

機械装置及び運搬具を原資産とするもの

1,265

 

1,422

工具、器具及び備品を原資産とするもの

2,192

 

2,397

土地を原資産とするもの

1,035

 

1,139

その他

133

 

124

減価償却費合計

24,095

 

24,687

 

 

 

 

リース負債に係る支払利息

1,663

 

1,703

短期リースの例外によるリース費用

2,942

 

2,818

少額資産の例外によるリース費用

1,717

 

2,291

リース負債の測定に含まれていない変動
リース料

1,902

 

1,567

使用権資産のサブリースによる収益

△483

 

△1,137

 

使用権資産の減価償却費、短期リース費用、少額資産リース費用および変動リース料は連結損益計算書上、「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に、リース負債に係る支払利息は「金融費用」に含まれています。

 

リースに係るキャッシュ・アウトフローは以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

リースに係るキャッシュ・アウトフロー

33,029

 

38,085

 

 

 

(2) 貸手側

当社グループは、主として建物、土地等を賃貸しています。

 

22.従業員給付

当社および国内連結子会社は、確定給付制度として企業年金基金制度を、確定拠出制度として確定拠出年金制度または退職金前払制度を設けています。なお、従業員の退職等に際して、支払時に退職給付費用として処理する割増退職金等を支払う場合があります。また、一部の海外連結子会社は、確定給付企業年金制度、退職一時金制度および確定拠出型制度を設けています。なお、確定給付制度は、一般的な投資リスク、利率リスク、インフレリスク等の数理計算上のリスクに晒されています。

積立型の確定給付制度は、当社グループと法的に分離された年金基金により運用されています。この制度は法律に従って最低積立基準額を満たすことが要求されており、積立不足が存在する場合は、定められた期間内に掛金の追加拠出を行うことが要求されています。

同年金基金は当社の指定した所定の方針に基づき制度資産を運用する責任を有しています。

 

(1) 確定給付制度

① 確定給付制度債務および制度資産の調整表

確定給付制度債務および制度資産と連結財政状態計算書に計上された確定給付負債および資産の純額との関係は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

積立型の確定給付制度債務の現在
価値

276,289

 

275,953

 

238,770

制度資産の公正価値

△228,269

 

△235,485

 

△214,308

小計

48,020

 

40,468

 

24,462

非積立型の確定給付制度債務の現在
価値

1,882

 

1,691

 

883

確定給付負債及び資産の純額

49,902

 

42,159

 

25,346

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

連結財政状態計算書上の金額

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

49,902

 

42,159

 

25,346

退職給付に係る資産
(その他の非流動資産)


 

 

連結財政状態計算書に計上された
確定給付負債及び資産の純額

49,902

 

42,159

 

25,346

 

 

 

 

 

 

 

 

 

② 確定給付制度債務の現在価値の調整表

確定給付制度債務の現在価値の増減は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

確定給付制度債務の現在価値の期首残高

278,171

 

277,644

勤務費用

7,083

 

7,203

利息費用

1,894

 

1,963

再測定

 

 

 

人口統計上の仮定の変化により生じた
数理計算上の差異

△90

 

△713

財務上の仮定の変化により生じた数理
計算上の差異

△606

 

△33,764

実績の修正により生じた数理計算上の
差異

3,738

 

△35

退職給付の支払額

△10,575

 

△11,950

企業結合及び処分の影響額

△2,396

 

△928

その他

425

 

235

確定給付制度債務の現在価値の期末残高

277,644

 

239,654

 

 

 

 

 

 

当社グループの確定給付制度債務の主要な部分を占める当社および主な国内子会社の給付制度について、確定給付制度債務の加重平均デュレーションは、移行日、前連結会計年度および当連結会計年度においてそれぞれ16.4年、15.9年および14.3年です。

 

③ 制度資産の公正価値の調整表

制度資産の公正価値の増減は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

制度資産の公正価値の期首残高

228,269

 

235,485

利息収益

1,601

 

1,687

再測定

 

 

 

制度資産に係る収益

10,444

 

△18,020

事業主からの拠出

6,883

 

6,671

退職給付の支払額

△10,017

 

△11,403

企業結合及び処分の影響額

△1,852

 

△118

その他

157

 

7

制度資産の公正価値の期末残高

235,485

 

214,308

 

 

 

 

 

 

当社グループは、翌連結会計年度に6,290百万円の掛金を拠出する予定です。

 

 

④ 制度資産の項目ごとの内訳

制度資産の主な項目ごとの内訳は以下のとおりです。

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

 

活発な市場における
公表市場価格

 

活発な市場における
公表市場価格

 

活発な市場における
公表市場価格

 

 

 

 

合計

 

 

 

合計

 

 

 

合計

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

現金及び現金
同等物

 

8,419

 

 

8,419

 

10,863

 

 

10,863

 

10,659

 

 

10,659

合同運用信託

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資本性金融商品

 

 

45,539

 

45,539

 

 

41,821

 

41,821

 

 

35,732

 

35,732

負債性金融商品

 

 

126,220

 

126,220

 

 

115,643

 

115,643

 

 

93,283

 

93,283

オルタナティブ

 

 

41,941

 

41,941

 

 

60,743

 

60,743

 

 

68,122

 

68,122

生保一般勘定

 

 

6,148

 

6,148

 

 

6,412

 

6,412

 

 

6,510

 

6,510

合計

 

8,419

 

219,850

 

228,269

 

10,863

 

224,621

 

235,485

 

10,659

 

203,648

 

214,308

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 資本性金融商品の合同運用信託は、移行日において約10%を国内株式、約90%を外国株式に、前連結会計年度において約10%を国内株式、約90%を外国株式に、当連結会計年度において約10%を国内株式、約90%を外国株式に投資しています。

負債性金融商品の合同運用信託は、移行日において約20%を国内債券、約80%を外国債券に、前連結会計年度において約10%を国内債券、約90%を外国債券に、当連結会計年度において約10%を国内債券、約90%を外国債券に投資しています。

オルタナティブには、ヘッジファンド等が含まれています。

 

当社グループの制度資産の運用方針は、社内規定に従い、将来にわたる確定給付制度債務の支払を確実に行うために、中長期的に安定的な収益を確保することを目的としています。具体的には、毎年度定める許容リスクの範囲内で目標収益率および投資資産別の資産構成割合を設定し、その割合を維持することにより運用を行います。また、資産構成割合は必要に応じて見直すものとしています。

 

⑤ 主な数理計算上の仮定

当社グループの確定給付制度債務の主要な部分を占める当社および主な国内子会社の給付制度について、数理計算に用いた主な仮定は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

 

 

割引率

0.7

 

0.7

 

1.5

 

死亡率は、数理計算上の仮定に一般的に使用される、公表された生命表や死亡率等を基礎として決定しています。

 

 

⑥ 感応度分析

当社グループの確定給付制度債務の主要な部分を占める当社および主な国内子会社の給付制度について、数理計算に用いた割引率が0.5%変動した場合に、確定給付制度債務の現在価値に与える影響は以下のとおりです。この分析は、他のすべての変数が一定であると仮定していますが、実際には他の仮定の変化が感応度分析に影響する可能性があります。

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

割引率が0.5%上昇した場合

△19,341

 

△14,677

割引率が0.5%低下した場合

19,694

 

16,316

 

 

(2) 確定拠出制度

確定拠出制度に関して費用として認識した金額は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ4,610百万円および4,992百万円です。

 

 

23.引当金

引当金の内訳および増減は以下のとおりです。

 

資産除去債務

 

構造改革引当金

 

その他の引当金

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

2022年1月1日

2,217

 

8,524

 

1,855

 

12,596

期中増加額

104

 

2,301

 

3,057

 

5,464

割引計算の期間利息費用

8

 

 

 

8

期中減少額(目的使用)

△483

 

△5,041

 

△287

 

△5,813

期中減少額(戻入)

△117

 

△2,900

 

△38

 

△3,056

在外営業活動体の換算差額

30

 

599

 

81

 

711

その他(注)

△437

 

 

△8

 

△445

2022年12月31日

1,321

 

3,483

 

4,660

 

9,464

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) その他は、売却目的で保有する資産に直接関連する負債への振替です。

 

引当金の連結財政状態計算書における内訳は以下のとおりです。

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

流動負債

2,773

 

10,843

 

8,136

非流動負債

1,679

 

1,753

 

1,328

合計

4,453

 

12,596

 

9,464

 

 

 

 

 

 

 

 

資産除去債務には、当社グループが使用する賃借事務所・建物等に対する原状回復義務に備え、過去の原状回復実績に基づき将来支払うと見込まれる金額を計上しています。これらの費用は、事務所等に施した内部造作の耐用年数を考慮して決定した使用見込期間経過後に支払われると見込んでいますが、将来の事業計画等により影響を受けます。

 

構造改革引当金には、主に割増退職金等の事業ポートフォリオの再構築を中心とした構造改革によって生じた将来支払うと見込まれる金額を計上しています。これらの費用の支払時期は、将来の事業計画等により影響を受けます。

 

その他の引当金は、訴訟リスク、製品保証リスク等に関わる費用の発生による損失に備えるための引当金、ブランドの収束および事業の撤退に係る損失に備えるための引当金が含まれています。これらの費用の支払時期は、将来の事業計画等により影響を受けます。

 

24.その他の負債

その他の負債(流動)の内訳は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

未払費用

38,131

 

37,322

 

52,486

未払消費税等

17,220

 

15,641

 

9,387

未払賞与

15,189

 

29,726

 

31,963

未払有給休暇

11,720

 

11,925

 

12,033

契約負債

6,739

 

8,038

 

6,942

その他

1,415

 

4,816

 

3,367

合計

90,417

 

107,470

 

116,180

 

 

 

 

 

 

 

 

25.資本及びその他の資本項目

(1) 授権株式数および発行済株式総数

授権株式数および発行済株式総数の増減は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

 

授権株式数

 

 

 

普通株式

1,200,000,000

 

1,200,000,000

 

 

 

 

発行済株式総数

 

 

 

期首残高

400,000,000

 

400,000,000

期中増減

 

期末残高

400,000,000

 

400,000,000

 

 

 

 

 

(注) 当社の発行する株式は、すべて権利内容に何ら限定のない無額面の普通株式であり、発行済株式は全額払込済みとなっています。

 

(2) 自己株式

自己株式数の増減は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

 

期首残高

534,198

 

506,767

期中増減

△27,431

 

△54,315

期末残高

506,767

 

452,452

 

 

 

 

 

(注) 期中増減の主な要因は、ストックオプションの権利行使、長期インセンティブ型報酬としての業績連動型株式報酬制度に基づく処分、および単元未満株式の買取または買増請求によるものです。

 

 

(3) 資本剰余金

日本における会社法(以下「会社法」という。)では、株式の発行に対しての払込みまたは給付の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれている資本準備金に組み入れることが規定されています。また、会社法では、資本準備金は株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。

また、当社はストックオプション制度およびパフォーマンス・シェア・ユニット制度を採用しており、持分決済型の株式に基づく報酬として会計処理される部分を資本剰余金として認識しています。契約条件および金額等は、注記「34.株式に基づく報酬」に記載しています。

 

(4) その他の資本の構成要素

①  在外営業活動体の換算差額

外貨建で作成された在外営業活動体の換算から生じる換算差額です。

②  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値の評価差額です。

③  キャッシュ・フロー・ヘッジ

キャッシュ・フロー・ヘッジに係るヘッジ手段の公正価値の変動から生じた利得または損失のうち、ヘッジ有効部分の累計額です。

④  確定給付制度の再測定

期首時点の数理計算上の仮定と実際の結果との差異による影響額、数理計算上の仮定の変更による影響額および制度資産に係る収益の変動額です。

 

(5) 利益剰余金

会社法では、剰余金の配当として支出する金額の10分の1を、資本準備金および利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで資本準備金または利益準備金として積み立てることが規定されています。積み立てられた利益準備金は、欠損填補に充当できます。また、株主総会の決議をもって、利益準備金を取り崩すことができます。

 

 

26.配当金

配当金の支払額は以下のとおりです。

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日

 

決議日

 

株式の種類

 

配当金の総額

 

1株当たり
配当額

 

基準日

 

効力発生日

 

 

 

 

百万円

 

 

 

 

 

2021年3月25日

定時株主総会

 

普通株式

 

7,989

 

20.00

 

2020年12月31日

 

2021年3月26日

2021年8月5日

取締役会

 

普通株式

 

7,989

 

20.00

 

2021年6月30日

 

2021年9月3日

 

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日

 

決議日

 

株式の種類

 

配当金の総額

 

1株当たり
配当額

 

基準日

 

効力発生日

 

 

 

 

百万円

 

 

 

 

 

2022年3月25日

定時株主総会

 

普通株式

 

11,984

 

30.00

 

2021年12月31日

 

2022年3月28日

2022年8月10日

取締役会

 

普通株式

 

9,988

 

25.00

 

2022年6月30日

 

2022年9月5日

 

 

配当の効力発生日が翌連結会計年度となるものは以下のとおりです。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日

 

決議日

 

株式の種類

 

配当金の総額

 

1株当たり
配当額

 

基準日

 

効力発生日

 

 

 

 

百万円

 

 

 

 

 

2022年3月25日

定時株主総会

 

普通株式

 

11,984

 

30.00

 

2021年12月31日

 

2022年3月28日

 

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日

 

決議日

 

株式の種類

 

配当金の総額

 

1株当たり
配当額

 

基準日

 

効力発生日

 

 

 

 

百万円

 

 

 

 

 

2023年3月24日

定時株主総会

 

普通株式

 

29,966

 

75.00

 

2022年12月31日

 

2023年3月27日

 

() 1株当たり配当額には創業150周年記念配当50円が含まれています。

 

27.売上高

 

(1) 契約残高

当社グループにおける契約残高の内訳は以下のとおりです。

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

顧客との契約から生じた債権

 

 

 

 

 

受取手形及び売掛金

144,874

 

151,139

 

170,183

契約負債

6,739

 

8,038

 

6,942

 

 

契約負債は、主に顧客へポイントを付与するカスタマー・ロイヤリティ・プログラムに関連する前受価格を認識したものです。

連結財政状態計算書において、受取手形および売掛金は「営業債権及びその他の債権」、「その他の金融資産(非流動)」に、契約負債は「その他の流動負債」に含まれています。

前連結会計年度および当連結会計年度の期首現在の契約負債残高は、それぞれ概ね前連結会計年度および当連結会計年度の収益として認識しています。

なお、前連結会計年度および当連結会計年度において、過去の期間に充足した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

当社グループにおいては、個別の予想契約期間が1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を使用し、残存履行義務に関する情報の記載を省略しています。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。

 

(3) 顧客との契約の獲得または履行のためのコストから認識した資産

前連結会計年度および当連結会計年度において、顧客との契約の獲得または履行のためのコストから認識した資産の額に重要性はありません。なお、認識すべき資産の償却期間が1年以内である場合には、実務上の便法を使用し、契約の獲得の増分コストを発生時に費用として認識しています。

 

 

 

 

28.費用の性質別内訳

売上原価および販売費及び一般管理費の性質別内訳は、以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

原材料費及び商品の仕入

153,693

 

209,923

製品及び仕掛品増減額

33,022

 

10,441

従業員給付費用

274,597

 

269,123

減価償却費及び償却費

76,058

 

75,718

外注加工費

27,987

 

42,528

媒体費

109,665

 

104,677

見本品・販売用具費

51,012

 

44,775

その他

312,777

 

287,726

合計

1,038,815

 

1,044,913

 

 

 

 

 

 

29.その他の営業収益および営業費用

その他の営業収益の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

受取家賃

442

 

441

受取補助金

2,715

 

4,917

固定資産売却益

584

 

4,319

減損損失戻入

719

 

494

事業譲渡益

133,843

 

15,294

その他

2,693

 

2,105

合計

140,999

 

27,573

 

 

 

 

 

 

事業譲渡益の詳細は、注記「36.主要な子会社」に記載しています。

 

その他の営業費用の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

構造改革費用

 

3,442

減損損失

11,579

 

合計

11,579

 

3,442

 

 

 

 

 

 

 

30.金融収益及び金融費用

金融収益の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

受取利息

 

 

 

償却原価で測定する金融資産

1,244

 

4,871

リース債権

36

 

57

受取配当金

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

273

 

71

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

0

 

8

公正価値の評価益

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

831

為替差益

2,369

 

その他

155

 

38

合計

4,079

 

5,877

 

 

 

 

 

 

金融費用の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

支払利息

 

 

 

償却原価で測定する金融負債

1,088

 

513

リース負債

1,663

 

1,703

退職給付に係る負債

293

 

276

引当金の時の経過による割戻し

11

 

8

為替差損

 

531

その他の金融負債の利息

 

 

 

償却原価で測定する金融負債

529

 

115

その他

243

 

479

合計

3,829

 

3,627

 

 

 

 

 

支払利息のうち償却原価で測定する金融負債の金額は、デリバティブから生じるキャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金から純損益に振り替えた金額を含みます(注記「35.金融商品」参照)。

 

31.その他の包括利益

その他の包括利益の各項目別の当期発生額および純損益への組替調整額、ならびに税効果の影響は以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

純損益に振り替えられることのない項目:

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
金融資産

 

 

 

当期発生額

166

 

△898

税効果額

△56

 

223

税効果調整後

110

 

△675

確定給付制度の再測定

 

 

 

当期発生額

7,403

 

16,492

税効果額

△2,441

 

△5,357

税効果調整後

4,961

 

11,134

持分法によるその他の包括利益

 

 

 

当期発生額

0

 

24

税効果額

 

税効果調整後

0

 

24

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目:

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

 

 

当期発生額

35,079

 

39,987

組替調整額

△16

 

36

税効果調整前

35,062

 

40,024

税効果額

 

税効果調整後

35,062

 

40,024

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

 

当期発生額

△61

 

△52

組替調整額

204

 

191

税効果調整前

142

 

139

税効果額

△44

 

△43

税効果調整後

98

 

96

持分法によるその他の包括利益
 

 

 

 

当期発生額

515

 

873

組替調整額

 

税効果調整前

515

 

873

税効果額

 

税効果調整後

515

 

873

 

 

 

 

その他の包括利益合計:

 

 

 

当期発生額

43,102

 

56,426

組替調整額

187

 

228

税効果調整前

43,290

 

56,655

税効果額

△2,542

 

△5,178

税効果調整後

40,748

 

51,477

 

 

 

 

 

 

32.1株当たり利益

(1) 基本的1株当たり当期利益の算定上の基礎

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)

46,909

 

34,202

親会社の普通株主に帰属しない当期利益(百万円)

 

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する
当期利益(百万円)

46,909

 

34,202

 

 

 

 

 

 

 

 

加重平均普通株式数(千株)

399,480

 

399,538

基本的1株当たり当期利益(円)

117.43

 

85.60

 

 

(2) 希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する

当期利益(百万円)

46,909

 

34,202

当期利益調整額(百万円)

 

希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する

当期利益(百万円)

46,909

 

34,202

 

 

 

 

 

 

 

 

加重平均普通株式数(千株)

399,480

 

399,538

普通株式増加数

 

 

 

新株予約権(千株)

335

 

284

希薄化後の加重平均普通株式数(千株)

399,816

 

399,822

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後1株当たり当期利益(円)

117.33

 

85.54

 

 

 

 

33.キャッシュ・フロー情報

(1) 財務活動に係る負債の変動は以下のとおりです。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日

 

2021年1月1日

 

キャッシュ

・フローを

伴う変動

 

キャッシュ・フローを伴わない変動

 

2021年12月31日

 

 

 

新規リース

 

在外営業活動体の換算差額

 

その他

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

短期借入金及びコマーシャル・ペーパー

56,491

 

△57,885

 

 

1,394

 

 

長期借入金(1年以内返済予定を含む)

178,591

 

△84,714

 

 

2,768

 

 

96,645

社債(1年以内償還予定を含む)

65,000

 

 

 

 

 

65,000

リース負債(注)1

144,555

 

△24,804

 

25,236

 

6,917

 

△7,712

 

144,192

長期未払金(1年以内返済予定を含む)(注)2

52,437

 

△3,437

 

 

1,624

 

△48,255

 

2,370

合計

497,076

 

△170,841

 

25,236

 

12,704

 

△55,968

 

308,208

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 リース負債における「その他」の金額は、主に条件変更による対価の見直しに伴う減少額です。

     2 長期未払金における「その他」の金額は、Dolce&Gabbana S.r.l.とのグローバルライセンス契約解消に伴う減少額です。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日

 

2022年1月1日

 

キャッシュ

・フローを

伴う変動

 

キャッシュ・フローを伴わない変動

 

2022年12月31日

 

 

 

新規リース

 

在外営業活動体の換算差額

 

その他

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

短期借入金及びコマーシャル・ペーパー

 

73

 

 

1

 

 

75

長期借入金(1年以内返済予定を含む)

96,645

 

△730

 

 

 

 

95,915

社債(1年以内償還予定を含む)

65,000

 

5,000

 

 

 

 

70,000

リース負債(注)

144,192

 

△29,704

 

13,211

 

8,510

 

△5,011

 

131,198

長期未払金(1年以内返済予定を含む)

2,370

 

△295

 

 

690

 

 

2,765

合計

308,208

 

△25,656

 

13,211

 

9,202

 

△5,011

 

299,954

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  (注) リース負債における「その他」の金額は、主に条件変更による対価の見直しに伴う減少額です。

 

(2) 非資金取引

新たに計上したリース取引にかかる資産の額は次のとおりです。

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

使用権資産

24,087

 

12,638

 

 

Dolce&Gabbana S.r.l.とのグローバルライセンス契約解消に伴い減少した資産の額は次のとおりです。

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

商標権

48,255

 

 

 

(3) 子会社に対する支配の喪失

子会社に対する支配の喪失の詳細は、注記「36.主要な子会社」に記載しています。

 

 

34.株式に基づく報酬

(1) ストックオプション制度

① ストックオプション制度の内容

当社は、ストックオプション制度を採用しています。ストックオプションは、企業価値向上に対する意欲や士気を高めることを目的として、当社または当社の子会社の取締役、執行役員に対して付与されています。当社が発行するストックオプションは、すべて持分決済型株式報酬です。行使期間は割当契約に定められており、その期間内に行使されない場合は、当該オプションは失効いたします。なお、当社は2019年12月期より業績連動型報酬を導入したことにより、ストックオプションの新たな発行は行わないこととしています。

 

当社が発行しているストックオプションの内容は、以下のとおりです。

 

・権利確定条件:付与日以降権利確定日(権利行使期間開始日の前日)までの継続勤務(権利行使時においても当社の取締役または執行役員の地位にあることを要す。ただし、任期満了による退任、定年退職その他正当な理由のある場合にはこの限りでない。)

・権利行使期間:付与日から3年経過した日の属する月の1日から12年間(2011年度~2014年度付与分)または、2年6ヶ月経過した日の属する月の1日から12年6ヶ月間(2015年度~2018年度付与分)

 

(注) ストックオプション制度の詳細な内容は、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況、(2) 新株予約権等の状況、① ストックオプション制度の内容」において記載しています。

 

② ストックオプションの数および加重平均行使価格

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

株式数

 

加重平均行使価格

 

株式数

 

加重平均行使価格

 

 

 

 

期首未行使残高

392,000

 

1

 

319,500

 

1

付与

 

 

 

行使

△30,300

 

1

 

△45,100

 

1

失効

△42,200

 

1

 

 

期末未行使残高

319,500

 

1

 

274,400

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

期末行使可能残高

319,500

 

1

 

274,400

 

1

 

(注) 1 期中に行使されたストックオプションの権利行使時点の加重平均株価は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ7,454円および6,127円です。

2 期末時点で未行使のストックオプションの行使価格は、前連結会計年度および当連結会計年度において、ともに1円です。

3 期末時点で未行使のストックオプションの加重平均残存契約年数は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ9.0年および8.2年です。

 

③ 株式報酬費用

連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれている株式報酬費用の金額は、前連結会計年度において69百万円です。当連結会計年度においては、ストックオプションの新たな発行は行っておらず、また発行済みのストックオプションについても前連結会計年度までに権利確定が終了しているため、費用は発生していません。

 

 

(2) 業績連動型株式報酬制度
① 業績連動型株式報酬制度の内容

当社は、予め定めた複数の評価指標の達成率等に応じて当社株式または金銭を支給するパフォーマンス・シェア・ユニット制度を採用しています。当該制度は、長期的な企業価値の創造と維持に対する効果的なインセンティブの設定と、株主との持続的な利益意識の共有を目的としたものです。

当社は、年度ごとに各支給対象者(取締役、エグゼクティブオフィサー、従業員)に基準となる株式ユニット(1ユニット=1株)を付与し、予め支給対象年度を含む3事業年度を評価対象期間とする複数の評価指標を定めています。また、評価対象期間終了後に各評価指標の達成率に応じて変動幅50%~150%の範囲で支給率を算出します。この支給率に応じて株式ユニット数を増減させたうえで、当該株式ユニット数に応じた数の当社の普通株式交付のための金銭報酬債権と金銭を支給対象者に支給し、このうち当該金銭報酬債権の全部を現物出資させることで、各支給対象者に当社普通株式を交付します。

 

② 業績連動型株式報酬制度に基づき期中に付与された当社株式の公正な評価単価の測定方法

期中に付与された当社株式の公正価値は、付与日の株価を基礎として算定しています。

 

期中に付与された株式ユニット数および公正価値は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

期中に付与されたユニット数(個)

128,177

 

161,446

加重平均公正価値(円)

7,439

 

6,438

 

 

③ 株式報酬費用

連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれている株式報酬費用計上額は、以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

持分決済型

649

 

892

現金決済型

277

 

385

 

 

株式に基づく報酬取引から生じた負債の総額は以下のとおりです。

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

負債の帳簿価額の総額

266

 

558

 

881

権利が確定した負債の本源的価値の合計

266

 

558

 

881

 

 

 

35.金融商品

(1) 資本管理

当社グループは、持続的な成長と企業価値を最大化することを実現するために、株主資本の水準保持に努めるとともに資本効率を向上させることを資本管理の基本方針としています。

当社グループが資本管理において用いる主な指標はネットEBITDA有利子負債倍率、ネットデット・エクイティ・レシオ、ROE(親会社所有者帰属持分利益率)、ROIC(投下資本利益率)です。

当社グループのネットEBITDA有利子負債倍率、ネットデット・エクイティ・レシオ、ROE(親会社所有者帰属持分利益率)、ROIC(投下資本利益率)は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

ネットEBITDA有利子負債倍率(倍)(注)1

△0.11

 

0.31

ネットデット・エクイティ・レシオ(倍)(注)2

△0.02

 

0.05

ROE(%)(注)3

9.3

 

6.0

ROIC(%)(注)4

2.9

 

5.2

 

 

(注) 1 (有利子負債(リース負債を除く)-現金及び現金同等物-3ヶ月超の預金)/EBITDA

EBITDA=コア営業利益+減価償却費(使用権資産の減価償却費を除く)

     2 (有利子負債(リース負債を除く)-現金及び現金同等物-3ヶ月超の預金)÷親会社の所有者に帰属する持分

     3 親会社の所有者に帰属する当期利益/親会社の所有者に帰属する持分(期首・期末平均)

     4 コア営業利益×(1-税率)÷(有利子負債(リース負債を除く期首・期末平均)+親会社の所有者に帰属する持分

        (期首・期末平均))

 

なお、当社グループが適用を受ける重要な自己資本規制(会社法等の一般的な規制を除く)はありません。

 

(2) 財務上のリスク管理

当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・市場リスク)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、一定の方針に基づきリスク管理を行っています。資金運用については短期的な預金や有価証券等に限定し、また、資金調達については銀行借入、コマーシャル・ペーパーおよび社債等による方針です。デリバティブは、外貨建債権債務の為替変動リスクや借入金の金利変動リスクを回避するために、債権債務残高および実需の範囲内でのみ利用することとしており、投機的な取引は行わない方針です。デリバティブ取引の執行管理については、取引権限を定めた社内規程に従って行っています。

 

①信用リスク管理

信用リスクは、保有する金融資産の相手先が契約上の債務に関して債務不履行になり、当社グループに財務上の損失を発生させるリスクです。信用リスクは、主に当社グループの顧客に対する債権、貸付金、およびデリバティブから生じます。

当社グループは、取引先ごとの期日管理および残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制としています。なお、当社グループは、特定の相手先またはその相手先が所属するグループについて、過度に集中した信用リスクを有していません。

デリバティブ取引の利用にあたっては、カウンター・パーティー・リスクがありますが、当該リスクを軽減するために、信用度の高い金融機関等とのみ取引を行っています。

連結財務諸表に表示されている金融資産の減損後の帳簿価額は、獲得した担保の評価額を考慮に入れない、当社グループの金融資産の信用リスクに係るエクスポージャーの最大値です。

 

貸倒引当金の増減分析

営業債権にかかる貸倒引当金の増減は以下のとおりです。

 

 

全期間の予想信用損失

 

百万円

2021年1月1日残高

3,777

 

 

当期増加額

951

当期減少額(目的使用)

△536

当期減少額(戻入)

△335

その他の変動

203

2021年12月31日残高

4,060

 

 

当期増加額

1,288

当期減少額(目的使用)

△368

当期減少額(戻入)

△270

その他の変動

264

2022年12月31日残高

4,972

 

 

 

 

当連結会計年度において直接償却した金融資産のうち、回収活動を継続しているものはありません。

 

営業債権の帳簿価額、これらに対する貸倒引当金の期日別分析は以下のとおりです。なお、営業債権以外の金融資産については、重要な期日経過はなく、重要な信用リスク・エクスポージャーを有するものはありません。

 

移行日(2021年1月1日)

 

期日未到来

 

期日経過日数

 

 

 

 

30日以内

 

30日超

 

60日超

 

90日超

 

合計

営業債権(百万円)

113,210

 

19,046

 

6,236

 

1,818

 

4,562

 

144,874

貸倒引当金(百万円)

187

 

136

 

113

 

25

 

3,313

 

3,777

 

 

前連結会計年度(2021年12月31日

 

期日未到来

 

期日経過日数

 

 

 

 

30日以内

 

30日超

 

60日超

 

90日超

 

合計

営業債権(百万円)

131,314

 

12,997

 

2,495

 

828

 

3,503

 

151,139

貸倒引当金(百万円)

304

 

239

 

34

 

189

 

3,292

 

4,060

 

 

当連結会計年度(2022年12月31日

 

期日未到来

 

期日経過日数

 

 

 

 

30日以内

 

30日超

 

60日超

 

90日超

 

合計

営業債権(百万円)

150,426

 

10,865

 

4,524

 

602

 

3,763

 

170,183

貸倒引当金(百万円)

1,136

 

20

 

34

 

27

 

3,753

 

4,972

 

 

 

 

② 流動性リスク管理

流動性リスクは、当社グループが期限の到来した金融負債の返済義務を履行するにあたり、支払期日にその支払を実行できなくなるリスクです。

当社グループは、事業活動のための適切な資金確保、流動性の維持、ならびに健全な財政状態を常に目指し、安定的な営業キャッシュ・フローの創出、幅広い資金調達手段の確保に努めています。資金運用については、短期的な預金や有価証券等に限定して行っています。

また、当社グループでは、月次に資金繰り計画表を作成・更新することなどにより、流動性リスクを管理しています。

 

金融負債(デリバティブ金融商品を含む)の期日別残高は以下のとおりです。なお、下記以外の流動負債に含まれる金融負債の支払期日は、すべて1年以内であり、帳簿残高と契約上のキャッシュ・フローが一致しているため下表に含めていません。

 

移行日(2021年1月1日)

 

帳簿価額

 

契約上の

キャッ
シュ・フ
ロー

 

1年以内

 

1年超

2年以内

 

2年超

3年以内

 

3年超

4年以内

 

4年超

5年以内

 

5年超

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

非デリバティブ
金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

借入金

235,082

 

237,496

 

68,046

 

1,388

 

57,681

 

30,107

 

10,105

 

70,166

社債

65,000

 

65,279

 

100

 

15,069

 

10,043

 

40

 

40,025

 

リース負債

144,555

 

147,247

 

23,267

 

20,962

 

17,911

 

14,794

 

10,461

 

59,850

長期未払金
(1年以内返済
予定を含む)

55,979

 

64,463

 

4,317

 

5,237

 

5,539

 

5,788

 

6,030

 

37,549

デリバティブ
金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ
負債

361

 

361

 

16

 

15

 

329

 

 

 

 

(注) 1 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しています。

2 上記負債金額は、流動負債と非流動負債の合計金額で表示しています。

 

 

前連結会計年度(2021年12月31日

 

帳簿価額

 

契約上の

キャッ
シュ・フ
ロー

 

1年以内

 

1年超

2年以内

 

2年超

3年以内

 

3年超

4年以内

 

4年超

5年以内

 

5年超

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

非デリバティブ
金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

借入金

96,645

 

97,616

 

1,065

 

16,146

 

30,117

 

5,115

 

100

 

45,071

社債

65,000

 

65,178

 

15,069

 

10,043

 

40

 

40,025

 

 

リース負債

144,192

 

148,141

 

26,347

 

21,370

 

17,287

 

12,756

 

9,936

 

60,442

長期未払金
(1年以内返済
予定を含む)

5,543

 

6,050

 

880

 

1,205

 

1,205

 

1,263

 

460

 

1,035

デリバティブ
金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ
負債

703

 

703

 

501

 

201

 

 

 

 

 

(注) 1 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しています。

2 上記負債金額は、流動負債と非流動負債の合計金額で表示しています。

 

当連結会計年度(2022年12月31日

 

帳簿価額

 

契約上の

キャッ
シュ・フ
ロー

 

1年以内

 

1年超

2年以内

 

2年超

3年以内

 

3年超

4年以内

 

4年超

5年以内

 

5年超

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

非デリバティブ
金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

借入金

95,990

 

96,379

 

16,169

 

30,064

 

5,063

 

55

 

45,026

 

社債

70,000

 

70,553

 

10,133

 

130

 

40,115

 

90

 

20,084

 

リース負債

131,198

 

138,721

 

24,629

 

20,541

 

14,969

 

12,421

 

9,607

 

56,551

長期未払金
(1年以内返済
予定を含む)

5,054

 

5,460

 

923

 

1,080

 

1,124

 

1,181

 

503

 

647

デリバティブ
金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ
負債

88

 

88

 

88

 

 

 

 

 

 

(注) 1 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しています。

2 上記負債金額は、流動負債と非流動負債の合計金額で表示しています。

 

 

 

③ 市場リスク管理

当社グループは、事業活動を行う上で為替変動、金利変動等の市場の変動に伴うリスクに晒されており、当該市場リスクを適切に管理する目的で主に為替予約、通貨スワップ、金利スワップ等のデリバティブ取引を利用することがあります。デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従っています。当社グループでは投機目的でのデリバティブ利用は行わない方針です。したがって、当社が保有するデリバティブの公正価値の変動は原則として、対応する取引の公正価値の変動またはキャッシュ・フローの変動を相殺する効果を有しています。

 

(ⅰ)為替リスク

当社グループは、グローバルに事業展開を行っており、主に外貨建取引より発生する外貨建の債権債務について、為替相場の変動によるリスクに晒されています。外貨建の取引については、デリバティブ取引(為替予約や通貨オプション取引)により為替変動リスクをヘッジすることにしており、経営成績に与える影響を軽減しています。

当社グループが各連結年度末において保有する外貨建債権債務において、主要な外貨である米ドル、ユーロおよび中国元に係る為替変動リスクのエクスポージャー(純額)は、以下のとおりです。なお、デリバティブ取引により為替変動リスクがヘッジされている金額は除いています。

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

米ドル

11,022

 

21,728

ユーロ

8,177

 

4,072

中国元

△512

 

164

 

当社グループが各連結会計年度末において保有する外貨建債権債務において、日本円が10%円高になった場合の連結損益計算書の税引前利益に与える影響は、以下のとおりです。

本分析は、機能通貨建の金融商品、および在外営業活動体の資産及び負債、収益及び費用を円貨に換算する際の影響は含んでいません。また、算定に使用した各通貨以外の通貨は変動しないことを前提としています。

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

米ドル

△1,102

 

△2,172

ユーロ

△817

 

△407

中国元

51

 

△16

 

 

(ⅱ)金利リスク管理

当社グループは、事業活動の中で様々な金利変動リスクに晒されています。有利子負債のうち、短期借入金およびコマーシャル・ペーパーは主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金、社債およびリース負債は主に投融資、設備投資および営業取引に係る資金調達です。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されていますが、このうち長期のものの一部については、支払金利の変動リスクを回避し支払利息の固定化を図るために、個別契約ごとにデリバティブ取引(金利スワップ取引および金利通貨スワップ取引)をヘッジ手段として利用しています。

そのため、当社グループにおける金利変動リスクに対するエクスポージャーは限定的であり、金利変動に対する影響は軽微であると判断しています。

 

(3)金融商品の公正価値

公正価値で測定する金融商品について、測定に用いたインプットの観察可能性および重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しています。

 

レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)

レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値

レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

 

① 公正価値の算定方法

金融商品の公正価値の算定方法は以下のとおりです。

 

現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務

短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額に基づいています

 

(その他の金融資産、その他の金融負債)

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産のうち、上場株式は、期末日の市場価格により算定しています。非上場株式は、割引将来キャッシュ・フロー法等により算定しています。

償却原価で測定するその他の金融資産は、主に長期貸付金、敷金および差入保証金です。また、償却原価で測定するその他の金融負債は、主に長期未払金です。長期貸付金、敷金および差入保証金ならびに長期未払金の公正価値については将来キャッシュ・フローを現在の市場利子等で割り引いた現在価値により算定しています。なお、短期間で決済される償却原価で測定する金融資産、金融負債については、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額に基づいています

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産または金融負債であるデリバティブは、主に為替予約および金利スワップであり、取引先金融機関から提示された先物為替相場または会計期間末日の金利スワップの利率等に基づいて算定しています

 

(社債及び借入金)

短期借入金は、短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額に基づいています

長期借入金のうち変動金利によるものは、短期間で市場金利が反映されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額に基づいています

長期借入金のうち固定金利によるものは、将来キャッシュ・フローを新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しています

社債は、市場価格等に基づいて算定しています

 

 

② 償却原価で測定する金融商品

償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値は以下のとおりです。なお、公正価値と帳簿価額が極めて近似している金融商品については、以下の表に含めていません

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

帳簿価額

公正価値

 

帳簿価額

公正価値

 

帳簿価額

公正価値

 

百万円

百万円

 

百万円

百万円

 

百万円

百万円

資産:

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

 

敷金および差入保証金

26,457

23,470

 

24,832

21,791

 

24,574

18,682

長期貸付金

0

0

 

31,116

31,116

 

39,183

28,643

合計

26,457

23,470

 

55,948

52,907

 

63,758

47,326

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 公正価値ヒエラルキーのレベルは2に区分しています。

 

③ 公正価値で測定する金融商品

公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーは以下のとおりです

 

移行日(2021年1月1日)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

資産:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で
測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ

 

308

 

 

308

その他

1,014

 

 

2,963

 

3,978

その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

株式及び出資金

7,583

 

153

 

3,847

 

11,585

合計

8,598

 

462

 

6,811

 

15,872

 

 

 

 

 

 

 

 

負債:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で
測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ

 

361

 

 

361

合計

 

361

 

 

361

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度(2021年12月31日

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

資産:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で
測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ

 

 

 

その他

 

 

3,250

 

3,250

その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

株式及び出資金

4,802

 

126

 

3,712

 

8,640

合計

4,802

 

126

 

6,963

 

11,891

 

 

 

 

 

 

 

 

負債:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で
測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ

 

703

 

 

703

合計

 

703

 

 

703

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当連結会計年度(2022年12月31日

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

資産:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で
測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ

 

2,043

 

 

2,043

その他

 

 

6,540

 

6,540

その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

株式及び出資金

5,914

 

146

 

3,656

 

9,717

合計

5,914

 

2,189

 

10,196

 

18,300

 

 

 

 

 

 

 

 

負債:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で
測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ

 

88

 

 

88

合計

 

88

 

 

88

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各年度において、公正価値レベル1とレベル2の間の振替は行っていません。

 

 

④ レベル3に分類された金融商品の公正価値測定に関する情報

レベル3に分類された金融商品は主に非上場株式及び出資金であり、割引将来キャッシュ・フロー法等を用いて算定しています

レベル3に分類された金融商品については、グループ会計方針および会計指針に従い、対象となる金融商品の性質、特徴およびリスクを適切に反映できる評価技法およびキャッシュ・フロー等のインプットを用いて測定し、担当部門の担当者が評価および評価結果の分析を実施しています。評価結果は担当部門の責任者によりレビューされ承認されています

レベル3に分類した金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に著しい公正価値の増減は見込まれていません。

 

⑤ レベル3に分類された金融商品の調整表

レベル3に分類された金融商品の期首から期末までの変動は以下のとおりです

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

その他の包括利益を
通じて公正価値で
測定する金融資産

純損益を通じて
公正価値で測定する
金融資産

 

その他の包括利益を
通じて公正価値で
測定する金融資産

純損益を通じて
公正価値で測定する
金融資産

 

百万円

百万円

 

百万円

百万円

期首残高

3,847

2,963

 

3,712

3,250

利得および損失合計

 

 

 

 

 

純損益(注)1

126

 

120

その他の包括利益(注)2

148

 

△241

購入

38

 

169

1,696

売却

△292

△10

 

△1,182

その他

7

132

 

16

2,654

期末残高

3,712

3,250

 

3,656

6,540

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 連結損益計算書の「金融収益」および「金融費用」に含まれています。各期末日現在で保有している純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関連する未実現損益の変動に起因する額は、前連結会計年度126百万円、当連結会計年度120百万円です。

2 連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれています

 

 

(4) ヘッジ会計

① リスク管理方針

当社グループでは、デリバティブとして外貨建債権債務や確実に発生すると見込まれる予定取引による外貨建債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした為替予約取引や通貨オプション取引、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップ取引、ならびに外貨建借入金に係る為替の変動リスクおよび支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利通貨スワップ取引を実施しています。このうち、ヘッジ会計の要件を満たしている金利スワップ取引をキャッシュ・フロー・ヘッジに指定してヘッジ会計を適用しています。

ヘッジ会計の適用にあたっては、ヘッジ期間にわたりヘッジ関係の高い有効性を保つため、原則としてヘッジ手段とヘッジ対象の想定元本、期間(満期)および金利基礎数値は一致させています。また、ヘッジ手段とヘッジ対象の関係に基づいて適切なヘッジ比率を設定しており、原則として1対1の関係となるよう設定しています。

 

 

② ヘッジ手段として指定した項目に関する情報

ヘッジ手段として指定した項目に関する金額は以下のとおりです。なお、キャッシュ・フローの変動をヘッジしている期間は最長で1年です。

 

移行日(2021年1月1日)

 

想定

元本

 

うち

1年超

 

帳簿価額

 

加重平均
利率

(固定)

 

連結財政状態
計算書上の
表示科目

 

 

 

資産

 

負債

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

 

金利リスク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金利スワップ

17,375

 

16,645

 

 

344

 

1.155

 

その他の金融負債(非流動)

 

 

前連結会計年度(2021年12月31日

 

想定

元本

 

うち

1年超

 

帳簿価額

 

加重平均
利率

(固定)

 

連結財政状態
計算書上の
表示科目

 

 

 

資産

 

負債

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

 

金利リスク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金利スワップ

16,645

 

15,915

 

 

201

 

1.155

 

その他の金融負債(非流動)

 

 

当連結会計年度(2022年12月31日

 

想定

元本

 

うち

1年超

 

帳簿価額

 

加重平均
利率

(固定)

 

連結財政状態
計算書上の
表示科目

 

 

 

資産

 

負債

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

 

金利リスク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金利スワップ

15,915

 

 

 

62

 

1.155

 

その他の金融負債(流動)

 

 

 

 

③ ヘッジ対象として指定した項目に関する情報

ヘッジ対象として指定した項目に関して、継続しているヘッジに係るキャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金の残高は以下のとおりです。

なお、ヘッジ会計を中止したヘッジ関係から生じたキャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金はありません。また、純損益に認識したヘッジの非有効部分の金額に重要性はないため、ヘッジ非有効部分を認識する基礎として用いたヘッジ手段および対象の公正価値の変動の記載は省略しています。

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

金利リスク

 

 

 

 

 

金利スワップ

△237

 

△139

 

△43

 

 

④ ヘッジ会計の適用による連結損益計算書および連結包括利益計算書における影響

ヘッジ会計の適用による連結損益計算書およびその他の包括利益への影響(税効果考慮前)は以下のとおりです。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日

 

 

その他の包括利益で
認識された

ヘッジ損益

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金
から純損益に振り替えた金額

 

振替により純損益における
影響を受けた表示科目

 

百万円

 

百万円

 

 

金利リスク

 

 

 

 

 

金利スワップ

△61

 

204

 

金融費用

 

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日

 

 

その他の包括利益で認識された

ヘッジ損益

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金から純損益に振り替えた金額

 

振替により純損益における影響を受けた表示科目

 

百万円

 

百万円

 

 

金利リスク

 

 

 

 

 

金利スワップ

△52

 

191

 

金融費用

 

 

 

36.主要な子会社

(1) 主要な子会社

当連結会計年度末の主要な子会社の状況は、「第1 企業の概況 4.関係会社の状況」において記載のとおりです。

前連結会計年度と比べ、子会社は5社増加、3社減少しています。

 

(2) 子会社に対する支配の喪失に伴う損益

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日

(パーソナルケア事業の譲渡)

① 支配の喪失の概要

当社は、2021年7月1日付けで当社のパーソナルケア事業(以下「対象事業」という。)を当社および当社国内子会社(資生堂ジャパン㈱(以下「SJ」という。)および㈱エフティ資生堂)から会社分割により㈱ァイントゥデイ資生堂(以下「新FTS」という。)に承継させ、新FTSの全株式を㈱Oriental Beauty Holding(以下「OBH」という。)に譲渡しました。また、当社は2021年7月1日に現物出資によりOBHの完全親会社である㈱Asian Personal Care Holding(現、㈱ファイントゥデイホールディングス)の株式の35%相当を取得しました。なお、2021年10月1日付けでOBHを存続会社、新FTSを消滅会社とする合併が行われ、合併後のOBHの商号を㈱ファイントゥデイ資生堂(現、㈱ファイントゥデイ(2023年1月1日付けで㈱ファイントゥデイ資生堂より社名変更))に変更しています。

また、2021年7月1日に当社中国子会社2社(資生堂(中国)投資有限公司および資生堂化妆品制造有限公司)、2021年9月1日に当社中国子会社1社(資生堂香港有限公司)およびアジアパシフィック子会社2社(Shiseido Singapore Co., (Pte.) Ltd.、Shiseido Korea Co., Ltd.)は、対象事業に係る資産をOBHの関係会社に譲渡しました。

上記取引に加え、正味運転資本の減少等を調整した後の、株式および資産の譲渡対価合計は、143,153百万円です。なお、この調整は、前連結会計年度に計上した事業譲渡益に影響はありません。

上記を除くアジアで対象事業を展開する当社子会社7社(台湾資生堂股份有限公司、法来麗國際股份有限公司、Shiseido Thailand Co., Ltd.、Shiseido Malaysia Sdn. Bhd.、Shiseido Philippines Corporation、PT. Shiseido Cosmetics Indonesia、Shiseido Cosmetics Vietnam Co., Ltd.)は、2022年以降に対象事業に係る資産を譲渡しています。

なお、この会社分割、株式譲渡、資産譲渡および現物出資による株式取得は、当社およびOBHの間のPurchase Agreementに基づいて行われています。

以下、前連結会計年度に実行した国内対象事業の会社分割および株式譲渡、中国子会社3社およびアジアパシフィック子会社2社の対象事業に係る資産譲渡の内容となります。

 

② 支配喪失時の資産および負債の主な内訳

 

百万円

支配喪失時の資産の内訳

 

流動資産

22,283

非流動資産

577

支配喪失時の負債の内訳

 

流動負債

11,463

非流動負債

590

 

 

③ 受取対価と売却による収支の関係

 

百万円

現金による受取対価

125,698

支配喪失時の資産のうち現金及び現金同等物

事業の売却による収入

125,698

 

 

④ 支配喪失に伴う損益

事業譲渡益132,019百万円のうち、旧子会社に対して保持している残余投資を支配喪失日現在の公正価値で測定することに起因する部分は17,018百万円です。これらは連結損益計算書の「その他の営業収益」に含まれています。

 

(プレステージメイクアップブランド「bareMinerals」、「BUXOM」および「Laura Mercier」の譲渡)
① 支配の喪失の概要

当社は、2021年12月6日付けで、アメリカ地域本社であり当社子会社である資生堂アメリカズCorp.(本社所在地:米国、デラウェア州、以下「資生堂アメリカ」という。)を通じ、プレステージメイクアップブランド「bareMinerals」、「BUXOM」および「Laura Mercier」の3ブランドに関して、プライベートエクイティファンドAdvent International Corporation(本社所在地:米国、マサチューセッツ州、以下「Advent」という。)が出資するAI Beauty Holdings Ltd. に関連資産(資生堂アメリカの子会社で、「bareMinerals」の日本での運営会社であるベアエッセンシャル㈱の全株式を含む)を譲渡しました。

資生堂グループは中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」のもと、スキンビューティー領域をコア事業とするなど事業構造を転換しながら、抜本的な経営改革を実行し、2030年までにこの領域における世界No.1の企業になることを目指しています。新型コロナウイルス感染症の影響など外部環境が急激に変化する中、2021年~2023年の3年間は、収益性とキャッシュ・フローを重視し、”スキンビューティーカンパニー”としての基盤を盤石にするための取り組みを推進しています。

本戦略を推進し、ブランドの優先順位付け、ポートフォリオの最適化、および競争優位性の強化を行う中で、2010年に買収した「bareMinerals」、「BUXOM」、2016年に買収した「Laura Mercier」のメイクアップ3ブランドについては、従業員の雇用を優先事項としながら、外部への事業譲渡を選択することとしました。

本件関連資産の譲渡対価は700百万米ドル(80,577百万円)です。

決済は、譲渡価額の一部350百万米ドル(40,288百万円)について現金で行い、残りはセラーノート※(年限7年予定)により繰延決済予定です。当社は上記資産譲渡に関連して、運転資本の調整と当初資金の拠出等で118百万米ドル(13,582百万円)を譲渡先会社であるAI Beauty Holdings Ltd. に拠出しました。

(※)デットファイナンスの一種。売主が一部融資を行う。

 

② 支配喪失時の資産及び負債の主な内訳

 

百万円

支配喪失時の資産の内訳

 

流動資産

11,875

非流動資産

53,419

支配喪失時の負債の内訳

 

流動負債

1,114

非流動負債

848

 

 

③ 受取対価と売却による収支の関係

 

百万円

現金による受取対価

40,288

事業譲渡に伴う運転資本拠出額

△13,582

為替換算差額

△1,194

支配喪失時の資産のうち現金及び現金同等物

△1,272

事業の売却による収入

24,238

 

 

④ 支配喪失に伴う損益

支配の喪失に伴って認識した事業譲渡益は1,824百万円であり、連結損益計算書の「その他の営業収益」に含まれています。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(プロフェッショナル事業における会社分割および承継会社の株式譲渡、資産譲渡)

① 支配の喪失の概要

当社は、2022年7月1日付けで当社のプロフェッショナル事業(以下「対象事業」という。)を当社から会社分割により資生堂プロフェッショナル㈱(以下「SPI社」という。)に承継させ、SPI社の株式の80%をHenkel AG & Co. KGaA(以下「ヘンケル社」という。)の子会社であるHenkel Nederland B.V.に譲渡するとともに、Shiseido Professional (Thailand) Co., Ltd.の全株式をヘンケル社グループ会社に譲渡しました。また、当社中国子会社2社(資生堂(中国)投資有限公司、資生堂香港有限公司)およびアジアパシフィック子会社2社(Shiseido Singapore Co., (Pte.) Ltd.、Shiseido Korea Co., Ltd.)においては、対象事業の資産をヘンケル社のグループ会社に譲渡しました。

上記を除くアジアで対象事業を展開する当社子会社2社(法来麗國際股份有限公司、Shiseido Malaysia Sdn. Bhd.)は、譲渡対価は2022年12月に受領し、2023年1月1日付けで対象事業に係る資産を譲渡しました。

上記取引に加え、正味運転資本の減少等を調整した後の、株式および資産の譲渡対価合計は、11,884百万円です。なお、この調整は、当連結会計年度に計上する事業譲渡益に影響はありません。

なお、この会社分割、株式譲渡、資産譲渡は、当社およびヘンケル社間の2022年2月9日付けPurchase Agreementに基づいて行われています。

以下、2022年に実行した対象事業の譲渡の内容となります。

 

② 支配喪失時の資産及び負債の主な内訳

 

百万円

支配喪失時の資産の内訳

 

流動資産

5,910

非流動資産

1,155

支配喪失時の負債の内訳

 

流動負債

3,414

非流動負債

1,057

 

 

③ 受取対価と売却による収支の関係

 

百万円

現金による受取対価

12,121

支配喪失時の資産のうち現金及び現金同等物

3,020

事業の売却による収入

9,101

 

 

④ 支配喪失に伴う損益

事業譲渡益10,901百万円のうち、旧子会社に対して保持している残余投資を支配喪失日現在の公正価値で測定することに起因する部分は2,060百万円です。これらは連結損益計算書の「その他の営業収益」に含まれています。

 

37.関連当事者

(1) 関連当事者との取引

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

種類

名称

取引の内容

取引金額
(百万円)

未決済残高
 (百万円)

役員

魚谷 雅彦

新株予約権(ストックオプション)
の行使

37

 

 

 

(2) 主要な経営幹部に対する報酬

主要な経営幹部に対する報酬は、以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日

 

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

短期従業員給付

1,799

 

1,996

退職後給付

53

 

51

株式に基づく報酬

444

 

694

その他

99

 

20

合計

2,398

 

2,763

 

 

 

 

 

 

38.コミットメント

決算日以降の支出に関するコミットメントは以下のとおりです。

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

前連結会計年度

2021年12月31日

 

当連結会計年度

2022年12月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

有形固定資産の取得

16,391

 

1,663

 

1,133

無形資産の取得(注)

718

 

32,166

 

25,016

合計

17,110

 

33,829

 

26,149

 

 

 

 

 

 

 

上記のほか、当連結会計年度末において、まだ使用を開始していない契約済みのリース取引は451百万円です。この契約は賃貸期間が開始していないため、使用権資産およびリース負債を計上していません。

(注) 当社グループでは、各期末日時点において、契約総額が確定しているシステム開発、運用・保守の一括契約のうち一部は、具体的な支出の対価が未確定であるため、契約残高を開示しています。

   そのため、当該金額には、将来の期間において費用として認識される金額が含まれています。

 

39.偶発事象

該当事項はありません。

 

40.後発事象

(業務提携先との契約に関する異議申し立て)

 当社の欧州子会社は、2023年2月に業務提携先との契約において記載されている業務の履行に関する異議申し立てを受けました。本件に関して現在申し立て内容を評価していますが、証拠収集の段階のため請求の法的根拠や性質が不明であり、申し立て内容の調査に一定の時間を要することから、現時点で申し立てに基づく支払額を合理的に見積ることはできず、本件に関して計上した債務はありません。

 

41.初度適用

当社グループは、当連結会計年度からIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しています。日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2021年12月31日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2021年1月1日です。

 

(1) IFRS第1号の免除規定

IFRSでは、IFRSを初めて適用する会社(以下「初度適用企業」という。)に対して、原則として、IFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めています。ただし、IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部について強制的に免除規定を適用しなければならないものと任意に免除規定を適用するものを定めています。これらの規定の適用に基づく影響は、移行日において利益剰余金、またはその他の資本の構成要素で調整しています。当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した主な免除規定は以下のとおりです。

 

・企業結合

初度適用企業は、移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号「企業結合」(以下「IFRS第3号」という。)を遡及適用しないことを選択することが認められています。当社グループは、当該免除規定を適用し、移行日前に行われた企業結合に対して、IFRS第3号を遡及適用しないことを選択しています。この結果、移行日前の企業結合から生じたのれんの額については、日本基準に基づく移行日時点での帳簿価額としています。

なお、のれんについては、減損の兆候の有無に関わらず、移行日時点で減損テストを実施しています。

 

・在外営業活動体の換算差額

IFRS第1号では、移行日現在の在外営業活動体の換算差額の累計額を零とみなすことを選択することが認められています。当社グループは、在外営業活動体の換算差額の累計額を移行日現在で零とみなすことを選択しています。

 

・株式に基づく報酬

IFRS第1号では、2002年11月7日以後に付与され、移行日より前に権利確定した株式報酬に対して、IFRS第2号「株式に基づく報酬」(以下「IFRS第2号」という。)を適用することを奨励していますが、要求はされていません。当社グループは、移行日より前に権利確定した株式報酬に対しては、IFRS第2号を適用しないことを選択しています。

 

・リース

IFRS第1号では、初度適用企業は、移行日時点で存在する契約にリースが含まれているかどうかを、同日時点で存在する事実および状況に基づいて判定することが認められています。また、リース負債を、残りのリース料を移行日現在の借手の追加借入利率で割り引いた現在価値で測定することが認められています。使用権資産は、リース1件ごとにIFRS第16号「リース」がリースの開始日から適用されていたかのようにして、帳簿価額で測定するが、割引率は移行日現在の借手の追加借入利率を使用すること、もしくは、リース負債と同額で測定することが認められています。

さらに実務上の便法として、リース期間が移行日から12ヶ月以内に終了するリースおよび原資産が少額であるリースについて、費用として認識することが認められています。

当社グループは、当該免除規定および実務上の便法を適用し、リースの認識・測定を行っています。

 

・有形固定資産の原価に算入される廃棄負債

IFRS第1号では、有形固定資産の原価に算入される廃棄等の債務に関わる負債について、廃棄等の債務の発生当初から遡及適用する方法、または移行日時点で当該廃棄等の債務を測定する方法のいずれかを選択することが認められています。当社グループは、有形固定資産の原価に算入される廃棄等の債務に関わる負債について、廃棄等の債務の発生当初から遡及適用する方法を選択しています。

 

・借入コスト

IFRS第1号では、適格資産に係る借入コストの資産化の開始日を移行日とすることが認められています。当社グループは、移行日以降の適格資産に係る借入コストを資産化しています。

 

・以前に認識した金融商品の指定

IFRS第1号では、IFRS第9号「金融商品」(以下「IFRS第9号」という。)における分類について、当初認識時点で存在する事実および状況ではなく、移行日時点の事実および状況に基づき判断することが認められています。また、移行日時点に存在する事実および状況に基づき資本性金融資産の公正価値の変動をその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定することが認められています。

当社グループは、IFRS第9号における分類について、移行日時点で存在する事実および状況に基づき判断を行っており、売買目的で保有していないすべての資本性金融資産への投資について、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定しています。

 

(2) IFRS第1号の強制的な例外規定

IFRS第1号では、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「ヘッジ会計」、「非支配持分」および「金融資産の分類及び測定」等について、IFRSの遡及適用を禁止しています。当社グループは、これらの項目について移行日より将来に向かって適用しています。

 

(3) 調整表

IFRSの初度適用において開示が求められる調整表は以下のとおりです。

なお、調整表の「表示組替」には利益剰余金および包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差異」には利益剰余金および包括利益に影響を及ぼす項目を含めて表示しています。

 

 

2021年1月1日(移行日)現在の資本に対する調整

 

日本基準表示科目

 

日本基準

 

表示組替

 

認識及び
測定の差異

 

IFRS

 

注記

 

IFRS表示科目

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

資産の部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

 

130,013

 

6,334

 

 

136,347

 

1,4

 

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

 

144,728

 

1,041

 

738

 

146,507

 

2,3

 

営業債権及びその他の

債権

有価証券

 

21,000

 

△5,170

 

 

15,829

 

1,3,4

 

その他の金融資産

たな卸資産

 

170,031

 

276

 

△7,306

 

163,001

 

17

 

棚卸資産

その他

 

52,634

 

△6,241

 

△1,694

 

44,698

 

2

 

その他の流動資産

貸倒引当金

 

△3,644

 

3,644

 

 

 

3

 

 

流動資産合計

 

514,763

 

△115

 

△8,262

 

506,385

 

 

 

流動資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

固定資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産

 

341,044

 

△13,011

 

1,444

 

329,478

 

6,8

18

 

有形固定資産

のれん

 

54,429

 

 

 

54,429

 

 

 

のれん

商標権

 

131,636

 

54,380

 

11,736

 

197,753

 

7,19

 

無形資産

その他無形固定資産

 

55,326

 

△55,047

 

△278

 

 

 

 

 

 

 

 

24,320

 

107,344

 

131,665

 

8,19

21

 

使用権資産

 

 

 

2,230

 

△6

 

2,224

 

9

 

持分法で会計処理

されている投資

投資有価証券

 

13,527

 

25,766

 

4,952

 

44,246

 

3,4

9,28

 

その他の金融資産

長期前払費用

 

14,125

 

△14,125

 

 

 

6,10

 

 

繰延税金資産

 

42,501

 

 

17,927

 

60,428

 

27

 

繰延税金資産

その他

 

37,015

 

△23,485

 

△366

 

13,163

 

4,10

 

その他の非流動資産

貸倒引当金

 

△140

 

140

 

 

 

3

 

 

固定資産合計

 

689,466

 

1,168

 

142,754

 

833,390

 

 

 

非流動資産合計

資産合計

 

1,204,229

 

1,053

 

134,492

 

1,339,775

 

 

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本基準表示科目

 

日本基準

 

表示組替

 

認識及び
測定の差異

 

IFRS

 

注記

 

IFRS表示科目

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

負債及び資本

負債の部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

 

21,187

 

164,863

 

△154

 

185,896

 

11

 

営業債務及びその他の
債務

電子記録債務

 

55,740

 

△55,740

 

 

 

11

 

 

短期借入金

 

56,491

 

10,730

 

 

67,221

 

12

 

社債及び借入金

1年内返済予定の

長期借入金

 

10,730

 

△10,730

 

 

 

12

 

 

リース債務

 

8,344

 

 

14,436

 

22,781

 

21

 

リース負債

未払金

 

75,695

 

△75,695

 

 

 

11

 

 

未払法人税等

 

7,374

 

 

 

7,374

 

 

 

未払法人所得税等

返品調整引当金

 

6,227

 

△6,227

 

 

 

11

 

 

返金負債

 

10,518

 

△10,518

 

 

 

11

 

 

賞与引当金

 

15,024

 

△15,024

 

 

 

15

 

 

役員賞与引当金

 

165

 

△165

 

 

 

15

 

 

危険費用引当金

 

545

 

2,228

 

 

2,773

 

13

 

引当金

事業撤退損失引当金

 

725

 

△725

 

 

 

13

 

 

 

 

 

4,926

 

 

4,926

 

14

 

その他の金融負債

その他

 

84,208

 

△7,646

 

13,855

 

90,417

 

13,14

15,23

24,25

 

その他の流動負債

流動負債合計

 

352,977

 

276

 

28,136

 

381,390

 

 

 

流動負債合計

 

 

日本基準表示科目

 

日本基準

 

表示組替

 

認識及び
測定の差異

 

IFRS

 

注記

 

IFRS表示科目

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

固定負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

 

65,000

 

167,861

 

 

232,861

 

12

 

社債及び借入金

長期借入金

 

167,861

 

△167,861

 

 

 

12

 

 

リース債務

 

15,872

 

 

105,902

 

121,774

 

21

 

リース負債

長期未払金

 

52,968

 

824

 

253

 

54,046

 

14

 

その他の金融負債

退職給付に係る負債

 

27,189

 

777

 

21,935

 

49,902

 

26

 

退職給付に係る負債

債務保証損失引当金

 

350

 

△350

 

 

 

14

 

 

 

 

 

1,679

 

 

1,679

 

13

 

引当金

繰延税金負債

 

2,944

 

 

1,007

 

3,951

 

27

 

繰延税金負債

その他

 

12,472

 

△2,153

 

△7,460

 

2,858

 

13,14

25,29

 

その他の非流動負債

固定負債合計

 

344,658

 

777

 

121,638

 

467,073

 

 

 

非流動負債合計

負債合計

 

697,635

 

1,053

 

149,775

 

848,464

 

 

 

負債合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純資産の部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資本

資本金

 

64,506

 

 

 

64,506

 

 

 

資本金

資本剰余金

 

70,741

 

1,399

 

555

 

72,696

 

16,29

 

資本剰余金

自己株式

 

△2,455

 

 

 

△2,455

 

 

 

自己株式

新株予約権

 

1,399

 

△1,399

 

 

 

16

 

 

利益剰余金

 

339,817

 

 

△3,939

 

335,878

 

31

 

利益剰余金

その他の包括利益

累計額合計

 

11,678

 

 

△11,916

 

△237

 

26,28

30

 

その他の資本の構成

要素

 

 

485,688

 

 

△15,300

 

470,388

 

 

 

親会社の所有者に

帰属する持分合計

非支配株主持分

 

20,905

 

 

17

 

20,922

 

 

 

非支配持分

純資産合計

 

506,593

 

 

△15,283

 

491,310

 

 

 

資本合計

負債純資産合計

 

1,204,229

 

1,053

 

134,492

 

1,339,775

 

 

 

負債及び資本合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年12月31日(直近の日本基準の連結財務諸表作成日)現在の資本に対する調整

 

日本基準表示科目

 

日本基準

 

表示組替

 

認識及び
測定の差異

 

IFRS

 

注記

 

IFRS表示科目

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

資産の部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

 

172,056

 

△15,553

 

 

156,503

 

1,4

 

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

 

151,115

 

6,237

 

1,439

 

158,791

 

2,3

 

営業債権及びその他の

債権

有価証券

 

 

16,429

 

 

16,429

 

1,3,4

 

その他の金融資産

たな卸資産

 

143,758

 

△1,422

 

△8,188

 

134,147

 

17

 

棚卸資産

その他

 

58,636

 

△11,553

 

△1,965

 

45,117

 

2

 

その他の流動資産

貸倒引当金

 

△4,032

 

4,032

 

 

 

3

 

 

流動資産合計

 

521,533

 

△1,829

 

△8,715

 

510,989

 

 

 

小計

 

 

 

1,933

 

 

1,933

 

5

 

売却目的で保有する
資産

 

 

521,533

 

104

 

△8,715

 

512,922

 

 

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産

 

357,405

 

△19,156

 

1,787

 

340,037

 

6,8

18

 

有形固定資産

のれん

 

44,159

 

 

6,269

 

50,429

 

19,20

 

のれん

商標権

 

40,322

 

61,458

 

33

 

101,814

 

7,19

 

無形資産

その他無形固定資産

 

62,007

 

△62,007

 

 

 

 

 

 

 

 

 

29,013

 

98,818

 

127,832

 

8,19

21

 

使用権資産

 

 

 

2,418

 

19,273

 

21,691

 

9,22

 

持分法で会計処理

されている投資

投資有価証券

 

9,717

 

55,212

 

8,847

 

73,777

 

3,4

9,28

 

その他の金融資産

長期貸付金

 

31,116

 

△31,116

 

 

 

4

 

 

長期前払費用

 

12,367

 

△12,367

 

 

 

6,10

 

 

繰延税金資産

 

72,968

 

 

△5,534

 

67,433

 

27

 

繰延税金資産

その他

 

27,792

 

△22,636

 

△115

 

5,040

 

4,10

 

その他の非流動資産

貸倒引当金

 

△30

 

30

 

 

 

3

 

 

固定資産合計

 

657,827

 

849

 

129,380

 

788,056

 

 

 

非流動資産合計

資産合計

 

1,179,360

 

953

 

120,664

 

1,300,979

 

 

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本基準表示科目

 

日本基準

 

表示組替

 

認識及び
測定の差異

 

IFRS

 

注記

 

IFRS表示科目

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

負債及び資本

負債の部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

 

28,021

 

175,699

 

△2

 

203,718

 

11

 

営業債務及びその他の債務

電子記録債務

 

40,584

 

△40,584

 

 

 

11

 

 

短期借入金

 

 

15,730

 

 

15,730

 

12

 

社債及び借入金

1年内返済予定の長期借入金

 

730

 

△730

 

 

 

12

 

 

1年内償還予定の社債

 

15,000

 

△15,000

 

 

 

12

 

 

リース債務

 

9,664

 

 

15,618

 

25,283

 

21

 

リース負債

未払金

 

96,488

 

△96,488

 

 

 

11

 

 

未払法人税等

 

45,600

 

 

 

45,600

 

 

 

未払法人所得税等

返品調整引当金

 

3,379

 

△3,379

 

 

 

11

 

 

返金負債

 

13,631

 

△13,631

 

 

 

11

 

 

賞与引当金

 

29,557

 

△29,557

 

 

 

15

 

 

役員賞与引当金

 

169

 

△169

 

 

 

15

 

 

危険費用引当金

 

293

 

10,708

 

△158

 

10,843

 

13

 

引当金

事業撤退損失引当金

 

95

 

△95

 

 

 

13

 

 

構造改革引当金

 

8,524

 

△8,524

 

 

 

13

 

 

 

 

 

4,914

 

 

4,914

 

14

 

その他の金融負債

その他

 

92,291

 

1,233

 

13,945

 

107,470

 

13,14

15,23

24,25

 

その他の流動負債

流動負債合計

 

384,031

 

126

 

29,404

 

413,561

 

 

 

流動負債合計

 

 

日本基準表示科目

 

日本基準

 

表示組替

 

認識及び
測定の差異

 

IFRS

 

注記

 

IFRS表示科目

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

固定負債

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

 

50,000

 

95,915

 

 

145,915

 

12

 

社債及び借入金

長期借入金

 

95,915

 

△95,915

 

 

 

12

 

 

リース債務

 

19,673

 

△12

 

99,248

 

118,909

 

21

 

リース負債

長期未払金

 

4,756

 

772

 

117

 

5,646

 

14

 

その他の金融負債

退職給付に係る負債

 

18,587

 

827

 

22,745

 

42,159

 

26

 

退職給付に係る負債

債務保証損失引当金

 

350

 

△350

 

 

 

14

 

 

 

 

 

1,753

 

 

1,753

 

13

 

引当金

繰延税金負債

 

1,040

 

 

564

 

1,605

 

27

 

繰延税金負債

その他

 

37,573

 

△2,163

 

△26,161

 

9,248

 

13,14

22,25

29

 

その他の非流動負債

固定負債合計

 

227,896

 

827

 

96,514

 

325,237

 

 

 

非流動負債合計

負債合計

 

611,927

 

953

 

125,918

 

738,799

 

 

 

負債合計

純資産の部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資本

資本金

 

64,506

 

 

 

64,506

 

 

 

資本金

資本剰余金

 

70,741

 

1,067

 

1,226

 

73,035

 

16,29

 

資本剰余金

自己株式

 

△2,338

 

 

 

△2,338

 

 

 

自己株式

新株予約権

 

1,067

 

△1,067

 

 

 

16

 

 

利益剰余金

 

366,306

 

 

5,895

 

372,202

 

31

 

利益剰余金

その他の包括利益累計額合計

 

45,805

 

 

△12,516

 

33,288

 

26,28

30

 

その他の資本の構成

要素

 

 

546,089

 

 

△5,394

 

540,695

 

 

 

親会社の所有者に

帰属する持分合計

非支配株主持分

 

21,343

 

 

141

 

21,484

 

 

 

非支配持分

純資産合計

 

567,433

 

 

△5,253

 

562,179

 

 

 

資本合計

負債純資産合計

 

1,179,360

 

953

 

120,664

 

1,300,979

 

 

 

負債及び資本合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資本に対する調整に関する注記

(表示科目の組替)

表示科目の組替の主な内容は以下のとおりです。

 

1 現金及び預金の振替

日本基準では「有価証券」として表示していた取得日から3ヶ月以内に償還期限が到来する短期投資については、IFRSでは「現金及び現金同等物」として表示しています。

 

2 営業債権及びその他の債権の振替

日本基準では流動資産の「その他」として表示していた未収入金については、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」として表示しています。

 

3 貸倒引当金の振替

日本基準では区分掲記していた「貸倒引当金(流動)」については、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」、「その他の金融資産(流動)」から直接控除して純額で表示しています。また、「貸倒引当金(固定)」についても同様に、「その他の金融資産(非流動)」から直接控除して純額で表示しています。

 

4 その他の金融資産の振替

日本基準では「現金及び預金」に含めていた預入期間が3ヶ月超の定期預金については、IFRSでは「その他の金融資産(流動)」に振り替えています。

また、日本基準では固定資産の「長期貸付金」および「その他」に含めていた敷金および差入保証金等については、IFRSでは「その他の金融資産(非流動)」に振り替えて表示しています。

 

5 売却目的で保有する資産の振替

売却目的で保有する非流動資産または処分グループはIFRSでは「売却目的で保有する資産」として表示しています。

 

6 有形固定資産の振替

日本基準では、化粧品事業の店舗用什器備品の一部は「長期前払費用」として表示していましたが、IFRSでは「有形固定資産」として表示しています。

 

7 無形資産の振替

日本基準では区分掲記していた無形固定資産の「商標権」については、IFRSでは「無形資産」として表示しています。

 

8 使用権資産の振替

従来、IFRSを適用していた海外子会社で計上されていた使用権資産については「有形固定資産」に含めて表示していましたが、IFRSでは「使用権資産」として区分掲記しています。

 

9 持分法で会計処理されている投資の計上額の振替

日本基準では「投資有価証券」に含めていた「持分法で会計処理されている投資」については、IFRSでは区分掲記しています。

 

10 その他の非流動資産の振替

日本基準では区分掲記していた「長期前払費用」については、IFRSでは「その他の非流動資産」として表示しています。

 

11 営業債務及びその他の債務の振替

日本基準では区分掲記していた「支払手形及び買掛金」、「電子記録債務」、「未払金」、「返金調整引当金」および「返金負債」については、IFRSでは「営業債務及びその他の債務」として表示しています。

 

12 社債及び借入金の振替

日本基準では流動負債に区分掲記していた「短期借入金」、「1年内返済予定の長期借入金」および「1年内償還予定の社債」については、IFRSでは「社債及び借入金(流動)」として表示しています。また、日本基準では固定負債に区分掲記していた「社債」および「長期借入金」については、IFRSでは「社債及び借入金(非流動)」として表示しています。

 

13 引当金の振替

日本基準では区分掲記していた「危険費用引当金」、「事業撤退損失引当金」、「構造改革引当金」および流動負債の「その他」に含めていた資産除去債務、その他の引当金については、IFRSでは「引当金(流動)」として表示しています。また、日本基準では固定負債の「その他」に含めていた資産除去債務、その他の引当金については、IFRSでは「引当金(非流動)」として表示しています。

 

14 その他の金融負債の振替

日本基準では流動負債の「その他」に含めていた預り金等については、IFRSでは「その他の金融負債(流動)」に組替えて表示しています。また、固定負債に区分掲記していた「債務保証損失引当金」、「長期未払金」および固定負債の「その他」に含めていた長期預り金については、IFRSでは「その他の金融負債(非流動)」に組替えて表示しています。

 

15 その他の流動負債の振替

日本基準では区分掲記していた「賞与引当金」および「役員賞与引当金」は、IFRSでは「その他の流動負債」として表示しています。

 

16 資本剰余金の振替

日本基準では区分掲記していた「新株予約権」は、IFRSでは「資本剰余金」として表示しています。

 

(認識及び測定の差異)

認識及び測定の差異の主な内容は以下のとおりです。

 

17 棚卸資産の計上額の調整

日本基準では「たな卸資産」に含めていた販売促進用資産は、IFRSでは資産の定義を満たさないため、購入時に費用として認識しています。

 

18 有形固定資産の計上額の調整

日本基準では費用処理していた不動産取得税について、IFRSでは資産計上しています。

 

19 減損会計の適用

IFRSに基づき非流動資産の回収可能性を評価した結果、移行日時点で一部の使用権資産について減損損失を計上し、一部の無形資産について減損損失戻入を計上しています。また、前連結会計年度において一部ののれんおよび無形資産について日本基準の減損損失との差額を計上しています。

 

20 のれんの計上額の調整

日本基準では、のれんの償却について償却年数を見積り、その年数で償却することとしていましたが、IFRSでは移行日以降は非償却としています。

 

21 リース取引の調整

日本基準におけるオペレーティング・リースおよび賃貸借取引に準じて処理されていたファイナンス・リース取引を、IFRSでは売買取引に準じて「使用権資産」を計上し、対応する債務を「リース負債(流動)」および「リース負債(非流動)」に計上しています。

 

22 支配の喪失を伴う子会社株式の一部売却

子会社株式の一部売却により支配を喪失して関連会社となった場合に、日本基準では残余投資を持分法による投資評価額に修正していましたが、IFRSでは残余投資を公正価値で測定しています。

 

23 未払有給休暇の調整

日本基準では会計処理をしていなかった未消化の有給休暇について、IFRSでは「その他の流動負債」として負債計上しています。

 

24 収益認識時期の調整

商品の販売に応じて顧客に提供したポイントについて、日本基準では、販売時に収益を全額計上し、将来顧客が行使することが見込まれる額を引当金として計上していましたが、IFRSでは、販売時に将来顧客が行使することが見込まれるポイントに配分された取引価格を「その他の流動負債」として計上し、ポイントの使用に応じて収益を認識しています。

 

25 政府補助金の調整

資産に関する補助金は、日本基準では受領することが確定した時点で一括して収益認識していましたが、IFRSでは繰延収益として、「その他の流動負債」および「その他の非流動負債」に計上し、対応する資産を費用として認識する期間にわたって規則的に収益として認識しています。

 

26 退職後給付の調整

日本基準では、退職給付における数理計算上の差異および過去勤務費用について、発生時にその他の包括利益として認識し、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数で純損益を通じて償却していましたが、IFRSでは確定給付制度の再測定は発生時にその他の包括利益として認識し、過去勤務費用は発生時に純損益として認識しています。なお、その他の包括利益として認識した確定給付制度の再測定は、その他の資本の構成要素に認識後、直ちに「利益剰余金」に振り替えています。

また、確定給付制度債務を算定するための仮定の1つである死亡率について、IFRSでは将来変動を見込んだ数値を使用して計算を行っています。

 

27 繰延税金資産および繰延税金負債の調整

日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したことおよび繰延税金資産の回収可能性を再検討したこと等により、「繰延税金資産」および「繰延税金負債」の金額を調整しています。

また、日本基準では、連結グループ内の内部取引における未実現利益に対する繰延税金資産の計上について、売却会社で発生した課税所得に基づき回収可能性を判定し、売却会社の実効税率を用いて計算していますが、IFRSでは取得会社における将来課税所得により回収可能性を判定し、取得会社の実効税率を用いて計算しています。

 

28 金融商品の測定

日本基準では非上場株式について、取得原価を基礎として計上し、必要により発行会社の財政状態の悪化に応じて減損処理を行っておりましたが、IFRSでは公正価値により測定し、公正価値の変動額はその他の包括利益として認識しています。また、その他の包括利益として認識した額の累計額は、その他の資本の構成要素に認識後、直ちに「利益剰余金」に振り替えています。

 

29 資本剰余金の調整

日本基準では株式報酬制度(業績連動型株式報酬制度)に係る給付見込額を固定負債の「その他」に計上していましたが、IFRSでは株式給付見込額は持分決済型株式報酬として会計処理しており、その調整額は「資本剰余金」に計上しています。

 

30 在外営業活動体に係る累積換算差額の調整

初度適用の免除規定を適用し、移行日現在の在外営業活動体の累積換算差額を、すべて「利益剰余金」に振り替えています。

 

31 利益剰余金に関する調整

IFRS適用に伴う調整による利益剰余金への影響は以下のとおりです。なお、各調整項目に関連する税効果調整額は、繰延税金資産および繰延税金負債の調整の項目、非支配持分調整額は、その他の項目に含めています。

 

 

移行日

(2021年1月1日)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

 

百万円

 

百万円

棚卸資産の計上額の調整(注記17参照)

△7,342

 

△8,225

減損会計の適用(注記19参照)

11,536

 

△202

のれんの計上額の調整(注記20参照)

 

5,996

リース取引の調整(注記21参照)

△2,431

 

△4,935

持分法で会計処理されている投資の計上額の調整(注記22参照)

 

44,824

未払有給休暇の調整(注記23参照)

△11,757

 

△12,021

収益認識時期の調整(注記24参照)

△3,554

 

△4,059

政府補助金の調整(注記25参照)

△539

 

△1,962

退職後給付の調整(注記26参照)

△18,533

 

△16,289

繰延税金資産及び繰延税金負債の調整(注記27参照)

16,813

 

△6,242

金融商品の測定(注記28参照)

5,827

 

4,228

在外営業活動体に係る累積換算差額の調整(注記30参照)

5,257

 

5,257

その他

784

 

△470

合計

△3,939

 

5,895

 

 

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)(直近の日本基準の連結財務諸表作成年度)に係る損益及び包括利益に対する調整

 

日本基準表示科目

 

日本基準

 

表示組替

 

認識及び
測定の差異

 

IFRS

 

注記

 

IFRS表示科目

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

 

 

 

売上高

 

1,035,165

 

△25,036

 

△162

 

1,009,966

 

1

 

売上高

売上原価

 

262,959

 

7,900

 

948

 

271,808

 

2,6,7

 

売上原価

売上総利益

 

772,206

 

△32,936

 

△1,110

 

738,158

 

 

 

売上総利益

販売費及び一般管理費

 

730,619

 

27,232

 

9,154

 

767,007

 

1,2,4

5,6,7

10

 

販売費及び一般管理費

 

 

 

96,383

 

44,615

 

140,999

 

2,8,9

 

その他の営業収益

 

 

 

7,427

 

4,152

 

11,579

 

2,10

 

その他の営業費用

営業利益

 

41,586

 

28,787

 

30,197

 

100,571

 

 

 

営業利益

営業外収益

 

9,453

 

△9,453

 

 

 

2

 

 

営業外費用

 

6,204

 

△6,204

 

 

 

2

 

 

特別利益

 

93,066

 

△93,066

 

 

 

2

 

 

特別損失

 

64,644

 

△64,644

 

 

 

2

 

 

 

 

 

6,764

 

△2,685

 

4,079

 

2

 

金融収益

 

 

 

2,790

 

1,039

 

3,829

 

2,6

 

金融費用

 

 

 

△1,090

 

△618

 

△1,709

 

2

 

持分法による投資損益(△は損失)

税金等調整前当期純利益

 

73,256

 

 

25,854

 

99,111

 

 

 

税引前利益

法人税、住民税及び事業税

 

61,923

 

△33,578

 

21,316

 

49,661

 

3,11

 

法人所得税費用

過年度法人税等戻入額

 

△1,165

 

1,165

 

 

 

3

 

 

 

法人税等調整額

 

△32,413

 

32,413

 

 

 

3

 

 

当期純利益

 

44,912

 

 

4,538

 

49,450

 

 

 

当期利益

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純損益に振り替えられる

ことのない項目

その他有価証券評価差額金

 

△1,779

 

 

1,889

 

110

 

 

 

その他の包括利益を

通じて公正価値で測定

する金融資産

退職給付に係る調整額

 

3,322

 

 

1,639

 

4,961

 

6

 

確定給付制度の再測定

 

 

 

△0

 

0

 

0

 

 

 

持分法による

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純損益に振り替えられる

可能性のある項目

 

 

 

 

98

 

98

 

 

 

キャッシュ・フロー・

ヘッジ

為替換算調整勘定

 

34,247

 

 

815

 

35,062

 

 

 

在外営業活動体の換算

差額

持分法適用会社に対する持分相当額

 

519

 

0

 

△4

 

515

 

 

 

持分法による

その他の包括利益

その他の包括利益合計

 

36,310

 

 

4,438

 

40,748

 

 

 

税引後その他の包括利益

包括利益

 

81,222

 

 

8,976

 

90,198

 

 

 

当期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

損益及び包括利益に対する調整に関する注記

(表示科目の組替)

表示科目の組替の主な内容は以下のとおりです。

1 売上高の振替

日本基準では一部のリベート等を「販売費及び一般管理費」として表示していましたが、IFRSでは「売上高」から控除して表示しています。

 

2 その他の振替

日本基準では「営業外収益」、「営業外費用」、「特別利益」および「特別損失」として表示していた項目を、IFRSでは財務関係損益については「金融収益」および「金融費用」として表示し、それ以外の項目については「売上原価」、「販売費及び一般管理費」、「その他の営業収益」、「その他の営業費用」および「持分法による投資損益」として表示しています。

 

3 法人所得税費用

日本基準では「法人税、住民税及び事業税」、「過年度法人税等戻入額」および「法人税等調整額」を区分掲記していましたが、IFRSでは「法人所得税費用」として一括して表示しています。

 

(認識及び測定の差異)

認識及び測定の差異の主な内容は以下のとおりです。

4 販売費及び一般管理費の調整

日本基準では「たな卸資産」に含めていた販売促進用資産は、IFRSでは資産の定義を満たさないため、購入時に「販売費及び一般管理費」として認識しています。

 

5 のれんの計上額の調整

日本基準では、のれんの償却について償却年数を見積り、その年数で償却することとしていましたが、IFRSでは、移行日以降は非償却としています。

 

6 確定給付制度の再測定に関する調整

日本基準では、退職給付における数理計算上の差異および過去勤務費用について、発生時にその他の包括利益として認識し、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数で純損益を通じて償却していましたが、IFRSでは確定給付制度の再測定は発生時にその他の包括利益として認識し、過去勤務費用は発生時に純損益として認識しています。

また、日本基準では、退職給付債務に割引率を乗じて利息費用を、年金資産に期待運用収益率を乗じて期待運用収益をそれぞれ認識していましたが、IFRSでは退職給付債務と年金資産の純額に割引率を乗じた利息純額を認識しています。なお、日本基準では退職給付に係る期待運用収益および利息費用は退職給付費用として「売上原価」、「販売費及び一般管理費」に含めて表示していましたが、IFRSでは退職給付に係る利息純額を「金融費用」として表示しています。

 

7 未払有給休暇の調整

日本基準では会計処理をしていなかった未消化の有給休暇について、IFRSでは「売上原価」および「販売費及び一般管理費」として計上しています。

 

8 政府補助金の調整

資産に対する補助金は、日本基準では受領することが確定した時点で一括して収益認識していましたが、IFRSでは繰延収益として処理し、対応する資産を費用として認識する期間にわたって規則的に「その他の営業収益」として認識しています。

 

 

9 支配の喪失を伴う子会社株式の一部売却

子会社株式の一部売却により支配を喪失して関連会社となった場合に、日本基準では残余投資を持分法による投資評価額に修正していましたが、IFRSでは残余投資を公正価値で測定し、帳簿価額との差額を「その他の営業収益」として認識しています。

 

10 減損会計の適用

IFRSに基づき非流動資産の回収可能性を評価した結果、前連結会計年度において一部ののれんおよび無形資産について日本基準の減損損失との差額を計上しています。

 

11 法人所得税費用

日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したことおよび繰延税金資産の回収可能性を再検討したこと等により、「法人所得税費用」の金額を調整しています。

また、日本基準では、連結グループ内の内部取引における未実現利益に対する繰延税金資産の計上について、売却会社で発生した課税所得に基づき回収可能性を判定し、売却会社の実効税率を用いて計算していますが、IFRSでは取得会社における将来課税所得により回収可能性を判定し、取得会社の実効税率を用いて計算しています。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)(直近の日本基準の連結財務諸表作成年度)に係るキャッシュ・フローに対する調整

日本基準においてはオペレーティング・リースについて賃貸借処理を行っていたため、そのリース料支払額は営業活動によるキャッシュ・フローに区分していましたが、IFRSにおいてはその一部が使用権資産とともに認識したリース負債の返済に該当するため、財務活動によるキャッシュ・フローに区分しています。