第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

 当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済活動正常化に向けた動きが見られたものの、ウクライナ情勢による資源・エネルギー価格の高騰、インフレリスクに対応した欧米諸国での政策金利の引き上げや急激な為替変動等、引き続き先行き不透明な状況で推移いたしました。

 半導体・液晶関連事業(当社等)におきましては、スマートフォン・パソコン等の需要が減少したことにより半導体の在庫調整の動きが見られ、また米国の中国に対する先端半導体関連装置等に対する輸出が規制されたことに伴い中国向け輸出は減少、日本及びオランダも同対中輸出規制への参加に基本合意し、その影響は拡大していく方向で推移いたしました。

 当社等においては、対中輸出規制等による半導体業界の調整に伴い受注環境が急速に悪化いたしましたが、獲得している受注対応のため、引き続き部材確保に注力したものの部材納品遅延は解消できず生産量の引き上げには至りませんでした。なお、資源・エネルギー価格の高騰等を受けて製造原価等のコストが上昇したことにより、売上は堅調に推移したものの、利益は低調に推移いたしました。

 研究機関・大学関連事業(IDX)におきましては、シリコンウエハ引揚用装置向け電源の出荷等が安定して行われたことにより、売上・利益は堅調に推移するとともに、これまで取り組んでまいりました一般産業用向け製品の受注を獲得することができました。

 この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高5,867百万円(前年同期比1.0%増加)、営業利益939百万円(前年同期比24.0%減少)、経常利益810百万円(前年同期比37.5%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益593百万円(前年同期比37.3%減少)となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 半導体・液晶関連事業(当社等)におきましては、売上高5,418百万円(前年同期比0.7%減少)、営業利益885百万円(前年同期比26.7%減少)となりました。

 研究機関・大学関連事業(IDX)におきましては、売上高449百万円(前年同期比27.9%増加)、営業利益25百万円(前年同期は営業損失16百万円)となりました。

 当第2四半期連結累計期間の経営成績は、次のとおりであります。

単位:百万円

項目

前第2四半期連結累計期間

(自 2021年9月1日

至 2022年2月28日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2022年9月1日

至 2023年2月28日)

売上高

5,809

5,867

売上総利益

2,508

2,341

営業利益

1,236

939

経常利益

1,298

810

親会社株主に帰属する四半期純利益

945

593

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

単位:百万円

項目

前第2四半期連結累計期間

(自 2021年9月1日

至 2022年2月28日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2022年9月1日

至 2023年2月28日)

売上高

営業利益

売上高

営業利益

半導体・液晶関連事業(当社等)

5,458

1,208

5,418

885

研究機関・大学関連事業(IDX)

351

△16

449

25

合計

5,809

1,191

5,867

910

(注)1.売上高は、各セグメントの外部顧客に対する売上高を表しております。

2.営業利益は、各セグメントの営業利益又は営業損失(△)を表しております。

② 財政状態

 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は23,123百万円であり、前連結会計年度末と比較して2,290百万円増加しております。

 これは、現金及び預金の増加(555百万円)、受取手形、売掛金及び契約資産の減少(195百万円)、仕掛品の増加(357百万円)、原材料及び貯蔵品の増加(1,771百万円)、未収入金の減少(239百万円)等によるものであります。

 当第2四半期連結会計期間末の負債合計は13,558百万円であり、前連結会計年度末と比較して1,879百万円増加しております。

 これは、短期借入金の増加(850百万円)、未払法人税等の減少(619百万円)長期借入金の増加(1,795百万円)等によるものであります。

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は9,565百万円であり、前連結会計年度末と比較して410百万円増加しております。

 これは、利益剰余金の増加(524百万円)等によるものであります。

(注)文中表記について

(当社等)

当社、Adtec Technology,Inc.、Adtec Europe Limited、ADTEC Plasma Technology Vietnam Co., Ltd.、ADTEC Plasma Technology Korea Co., Ltd.、ADTEC Plasma Technology Taiwan Ltd.、ADTEC Plasma Technology China Ltd.及びAdtec Healthcare Limitedを表しております。

(IDX)

株式会社IDXを表しております。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して550百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末は4,589百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は1,701百万円(前年同期は438百万円の使用)となりました。

 これは、税金等調整前四半期純利益810百万円、減価償却費144百万円、売上債権の減少額189百万円等の資金増加要因、棚卸資産の増加額2,313百万円、法人税等の支払額730百万円等の資金減少要因によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は242百万円(前年同期は363百万円の使用)となりました。

 これは、有形固定資産の取得による支出207百万円、無形固定資産の取得による支出30百万円等の資金減少要因によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は2,634百万円(前年同期は1,335百万円の獲得)となりました。

 これは、短期借入金の純増加額850百万円、長期借入れによる収入2,150百万円の資金増加要因、長期借入金の返済による支出223百万円等の資金減少要因によるものであります。

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、売上高経常利益率及び1株当たり当期純利益を指標等として選定しており、2023年4月14日付で2023年8月期の目標値は以下のとおり変更しております。

 

売上高(百万円)

経常利益(百万円)

親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

1株当たり当期純利益(円)

変更前

14,800

3,200

2,250

262.36

変更後

12,400

1,700

1,200

139.86

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(6)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、360百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)主要な設備

 当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画中であった当社佐野事業所の部材倉庫の新設については、完了予定年月日を2023年2月から2023年5月に変更いたしました。

 なお、投資予定金額に変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。