【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

ルネサスエレクトロニクス株式会社(以下「当社」)は日本の会社法に基づいて設立された株式会社であり、日本に所在する企業であります。当第1四半期連結会計期間(2023年1月1日から2023年3月31日まで)および当第1四半期連結累計期間(2023年1月1日から2023年3月31日まで)の要約四半期連結財務諸表は、当社およびその子会社(以下「当社グループ」)で構成されております。当社グループは、半導体専業メーカーとして、各種半導体に関する研究、開発、設計、製造、販売およびサービスを行っております。当社グループの主な事業内容は、「6.事業セグメント」に記載しております。
 当社グループの2023年3月31日に終了する要約四半期連結財務諸表は、2023年5月10日に代表取締役社長兼CEO 柴田英利および執行役員兼CFO 新開崇平によって承認されております。

 

2.作成の基礎

(1) IFRSに準拠している旨に関する事項

当社グループは、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同規則第93条の規定を適用しており、当社グループの要約四半期連結財務諸表はIAS第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。

要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求されているすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 

(2) 測定の基礎

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品などを除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3) 機能通貨および表示通貨

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円(百万円単位、単位未満四捨五入)で表示しております。

 

(4) 表示方法の変更

(要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

前第1四半期連結累計期間おいて営業活動によるキャッシュ・フローの「その他」に表示しておりました「受取保険金」および「保険金の受取額」は、重要性が増したことによって見直しを行い、当前第1四半期連結累計期間において営業活動によるキャッシュ・フローに独立掲記をしております。

この結果、前第1四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フロー計算書において、営業活動によるキャッシュ・フローの「受取保険金」△1,005百万円、「保険金の受取額」1,005百万円を独立掲記するとともに、「小計」110,891百万円を109,886百万円に変更しております。
  また、前連結会計年度において企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第1四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フロー計算書において、取得原価の配分額の見直しが反映されております。

 

3.重要な会計方針

当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税は、年間の見積実効税率に基づいて算定しております。

 

4.重要な会計上の見積り及び判断

当社グループは、要約四半期連結財務諸表の作成において、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積りおよび仮定を用いております。これらの見積りおよび仮定は、過去の経験および利用可能な情報を収集し、決算日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の判断に基づいております。しかしながら、その性質上、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直しております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見積りを見直した期間および将来の期間において認識しております。

本要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積りおよび見積りを伴う判断は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

 

5.連結の範囲に関する事項

当第1四半期連結会計期間に、清算による消滅により2社を連結の範囲から除外しております。

 

6.事業セグメント

(1) 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっております。

当社グループは、「自動車向け事業」および「産業・インフラ・IoT向け事業」から構成されており、セグメント情報はこれらの区分により開示しております。自動車向け事業には、自動車のエンジンや車体などを制御する半導体を提供する「車載制御」と、車内外の環境を検知するセンサリングシステムや様々な情報を運転者などに伝えるIVI・インストルメントパネルなどの車載情報機器に半導体を提供する「車載情報」が含まれております。当事業において、当社グループはそれぞれマイクロコントローラ、SoC、アナログ半導体およびパワー半導体を中心に提供しております。産業・インフラ・IoT向け事業には、スマート社会を支える「産業」、「インフラストラクチャー」および「IoT」が含まれております。当事業において、当社グループはそれぞれマイクロコントローラ、SoCおよびアナログ半導体を中心に提供しております。加えて、当社の設計および生産子会社が行っている半導体の受託開発、受託生産などを「その他」に分類しております。

 

(2) 報告セグメントに関する情報

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は「3.重要な会計方針」における記載と同一であります。報告セグメントに関する情報として、外部顧客への売上収益のほか、セグメント売上総利益、ならびにセグメント損益であるセグメント営業利益を開示しております。

セグメント売上総利益ならびにセグメント営業利益は、経営者が意思決定する際に使用する社内指標であり、IFRSに基づく売上収益、売上総利益および営業利益から、企業結合に関連する無形資産および有形固定資産の償却費、株式報酬費用、その他非経常的な項目を除いたものであります(調整2)。その他非経常的な項目には、企業買収関連費用や当社グループが控除すべきと判断した一過性の利益や損失が含まれます。その他非経常的な項目のうち、各報告セグメントが負担すべきと判断したものなどについては、各報告セグメントのセグメント売上総利益およびセグメント営業利益に含めております(調整1)。なお、当社の取締役会はグループ内取引を消去した後の業績を用いて評価していることから、セグメント間の振替高はありません。

当社グループの報告セグメントごとの情報は次のとおりであります。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年3月31日

(単位:百万円)

 

 

報告セグメント

その他

調整1

合計

調整2

連結

自動車

産業・

インフラ・

IoT

外部顧客への売上収益

153,887

189,829

2,980

346,696

408

346,288

セグメント売上総利益

79,707

121,639

810

151

202,307

4,419

197,888

セグメント営業利益

57,516

75,744

810

1,471

135,541

35,718

99,823

金融収益

 

142

金融費用

21,223

税引前四半期利益

78,742

(その他の損益項目)

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

10,782

8,913

19,695

24,331

44,026

 

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日

(単位:百万円)

 

 

報告セグメント

その他

調整1

合計

調整2

連結

自動車

産業・

インフラ・

IoT

外部顧客への売上収益

168,272

188,768

2,626

359,666

292

359,374

セグメント売上総利益

88,884

112,126

1,037

21

202,026

1,915

200,111

セグメント営業利益

60,675

63,244

1,037

186

124,770

1,505

123,265

金融収益

 

6,265

金融費用

1,768

税引前四半期利益

127,762

(その他の損益項目)

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

9,721

9,823

19,544

25,476

45,020

 

 

(3) 製品及びサービスに関する情報

製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しております。

 

(4) 地域に関する情報

外部顧客への売上収益の地域別内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

日本

97,860

 

97,715

中国

90,181

 

90,609

アジア(中国除く)

75,605

 

71,703

欧州

52,389

 

63,891

北米

28,943

 

34,211

その他

1,310

 

1,245

合計

346,288

 

359,374

 

 (注)売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。

 

 

7.企業結合

 前第1四半期連結累計期間および当第1四半期連結累計期間に行った企業結合は以下のとおりであります。

  なお、個別にも全体としても重要性が乏しい企業結合については記載を省略しております。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年3月31日

 

   (Dialog Semiconductor Plc)

 前々連結会計年度末においては、取得日時点における識別可能資産および負債の特定ならびに公正価値の算定が未了であり、取得原価の配分が完了していなかったため、前々連結会計年度末時点において入手可能な合理的な情報等に基づき暫定的な会計処理を行っておりました。前第1四半期連結累計期間において、確定した取得原価の配分額に基づき、発生したのれんの金額を次のとおり修正しております。

 

取得日(2021年8月31日)における取得資産および引受負債の公正価値

                                          (単位:百万円)

修正科目

のれん修正金額

のれん(修正前)(注)1

519,618

棚卸資産

316

有形固定資産

△2,531

無形資産 (注)2

△146,963

その他(非流動資産)

△125

その他(流動負債)

△1,458

その他の金融負債

345

繰延税金負債

29,731

その他(非流動負債)

△763

修正金額合計

△121,448

のれん(修正後)(注)1

398,170

 

 

    (注)1 当社とDialog Semiconductor Plc(以下「Dialog社」)とのシナジーにより期待される将来の超過収益力を反映したものであります。なお、税務上損金算入可能と見込まれるのれんの額はありません。

    2 無形資産への配分額のうち主なものは技術資産であり、当該無形資産の公正価値は超過収益法を用いて、将来事業計画、割引率などの仮定に基づいて測定しております。

 

 なお、Dialog社は、2021年9月14日付でDialog Semiconductor PlcからDialog Semiconductor Limitedに商号変更しました。

 

 

当第1四半期連結累計期間(自  2023年1月1日 至  2023年3月31日

 

(Celeno Communications Inc.)

 条件付対価は、Celeno Communications Inc.(以下「Celeno社」)の今後の製品開発、量産の進捗に応じて合意されたいくつかの条件(マイルストン)を特定の期限までに充足した場合にそれぞれに対して支払われるものであり、契約上、最大で45百万米ドルを支払う可能性があります。

 条件付対価の公正価値は、Celeno社に支払う可能性がある金額について、その発生確率を加味した現在価値で算定しております。

 条件付対価の公正価値のヒエラルキーのレベルは、レベル3になります。レベル3に分類した条件付対価の期首残高から期末残高への調整表は次のとおりであります。

                                            (単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年3月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

期首残高

4,681

1,265

 公正価値の変動

△2,159

 △1,232

 為替換算差額

195

0

期末残高

2,717

33

 

 また、条件付対価に係る公正価値変動額のうち、貨幣の時間的価値の変動に基づく部分を「金融費用」に計上するとともに、貨幣の時間的価値以外の変動に基づく部分を「その他の収益」または「その他の費用」に計上しております。前第1四半期連結累計期間は公正価値の変動などにより、その他の収益が2,159百万円発生しており、当第1四半期連結累計期間は公正価値の変動などにより、その他の収益が1,232百万円発生しております。

 

 なお、前第2四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理が確定したことから、前第1四半期連結累計期間については、取得原価の配分額の見直しを反映し、遡及修正した要約四半期連結財務諸表となっております。この結果、比較情報として開示している前第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書に与える影響は軽微であります。

 

 

(Steradian Semiconductors Private Limited)

  前連結会計年度末においては、取得日時点における識別可能資産および負債の特定ならびに公正価値の算定が未了であり、取得原価の配分が完了していなかったため、前連結会計年度末時点において入手可能な合理的な情報等に基づき暫定的な会計処理を行っておりました。当第1四半期連結累計期間において、確定した取得原価の配分額に基づき、発生したのれんの金額を次のとおり修正しております。なお、当第1四半期連結累計期間において取得対価の調整をしております。

 

取得日(2022年10月17日)における取得資産および引受負債の公正価値

                                          (単位:百万円)

修正科目

のれん修正金額

のれん(修正前)(注)

7,609

無形資産

△1,593

繰延税金負債

264

取得対価の調整

88

修正金額合計

△1,241

のれん(修正後)(注)

6,368

 

 

    (注) 当社とSteradian Semiconductors Private Limited(以下「Steradian社」)とのシナジーにより期待される将来の超過収益力を反映したものであります。なお、税務上損金算入可能と見込まれるのれんの額はありません。

 

 比較情報として開示している前連結会計年度の要約四半期連結財政状態計算書を遡及的に修正しており、この影響により主にのれんが1,182百万円減少し、無形資産が1,401百万円増加しております。
 また、前第1四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書に与える影響はありません。

 

 条件付対価は、Steradian社の今後の製品開発、量産の進捗に応じて合意されたいくつかの条件(マイルストン)を特定の期限までに充足した場合にそれぞれに対して支払われるものであり、契約上、最大で11百万米ドルを支払う可能性があります。

 条件付対価の公正価値は、Steradian社に支払う可能性がある金額について、その発生確率を加味した現在価値で算定しております。

 条件付対価の公正価値のヒエラルキーのレベルは、レベル3になります。レベル3に分類した条件付対価の期首残高から期末残高への調整表は次のとおりであります。

                                        (単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年3月31日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

期首残高

1,078

 為替換算差額

7

期末残高

1,085

 

 

 

 

 

8.営業債権及びその他の債権

営業債権及びその他の債権の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

 

当第1四半期
連結会計期間
(2023年3月31日)

受取手形及び売掛金

158,242

 

147,019

未収入金

4,538

 

6,159

損失評価引当金

△157

 

△281

合計

162,623

 

152,897

 

(注)営業債権及びその他の債権は、償却原価で測定する金融資産に分類しております。

 

9.営業債務及びその他の債務

営業債務及びその他の債務の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

 

当第1四半期
連結会計期間
(2023年3月31日)

買掛金

105,362

 

94,526

未払金

41,206

 

44,328

電子記録債務

13,940

 

17,136

返金負債

65,815

 

75,534

合計

226,323

 

231,524

流動負債

222,941

 

230,899

非流動負債

3,382

 

625

 

(注)営業債務及びその他の債務は、償却原価で測定する金融負債に分類しております。

 

10.資本金及びその他の資本項目

前第1四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年3月31日

該当事項はありません。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日

当社は、ストック・オプションの行使およびリストリクテッド・ストック・ユニット(RSU)の権利確定に基づく自己株式の処分を行い、当第1四半期連結累計期間において自己株式は2,591,789株減少しました。これにより、自己株式は3,084百万円減少しております。

この結果、当第1四半期連結会計期間末において、自己株式は189,087百万円となっております。

 

11.売上収益

売上収益はすべて外部顧客との契約から生じたものであります。また、外部顧客との契約から認識した売上収益の分解は、「6.事業セグメント (2)報告セグメントに関する情報 (4)地域に関する情報」に記載しております。

 

 

12.販売費及び一般管理費

販売費及び一般管理費の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

 至 2022年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年3月31日)

研究開発費

45,395

 

53,509

減価償却費及び償却費

25,748

 

26,905

従業員給料手当

15,655

 

17,922

退職給付費用

648

 

915

その他

7,294

 

8,372

合計

94,740

 

107,623

 

(注)販売費及び一般管理費に研究開発費が含まれております。なお、研究開発費の主な内訳は、研究開発に係る外注費、従業員給料手当、減価償却費及び償却費、材料費であります。

 

13.その他の収益

その他の収益の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

受取保険金(注)1

1,005

 

29,611

条件付対価に係る公正価値変動額(注)2

2,159

 

1,232

事業構造改善引当金戻入額

1,066

 

27

その他

846

 

1,669

合計

5,076

 

32,539

 

(注)1 当第1四半期連結累計期間において計上された受取保険金は、2021年3月19日に当社連結子会社であるルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリング㈱の那珂工場で発生した火災に伴う保険金の受取額などであります。なお、この保険金には、火災により被害を受けた際の逸失利益に対する受取額が含まれております。

  2 詳細は、「7.企業結合」をご参照ください。

 

14.その他の費用

その他の費用の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

減損損失(注)

5,523

 

693

事業構造改善費用

490

 

689

訴訟損失引当金繰入額

935

 

その他

1,453

 

380

合計

8,401

 

1,762

 

(注)前第1四半期連結累計期間において計上された減損損失は主に、仕掛中の研究開発資産の開発中止によるものであります。

 

 

15.1株当たり利益

親会社の普通株主に帰属する基本的1株当たり四半期利益および希薄化後1株当たり四半期利益は、次のとおりであります。

(1) 基本的1株当たり四半期利益

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する    親会社の普通株主に帰属する四半期利益 (百万円)

59,883

 

105,211

 

 

 

 

期中平均普通株式数 (千株)

1,944,642

 

1,798,536

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益 (円)

30.79

 

58.50

 

 

(2) 希薄化後1株当たり四半期利益

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する    親会社の普通株主に帰属する四半期利益(百万円)

59,883

 

105,211

四半期利益調整額 (百万円)

 

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する   四半期利益 (百万円)

59,883

 

105,211

 

 

 

 

希薄化前の期中平均普通株式数 (千株)

1,944,642

 

1,798,536

普通株式増加数

 

 

 

 新株予約権 (千株)

25,461

 

12,941

  事後交付型株式ユニット (千株)

12,848

 

17,290

希薄化後の期中平均普通株式数 (千株)

1,982,951

 

1,828,767

 

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期利益 (円)

30.20

 

57.53

 

 

16.株式報酬

当社は、2021年4月よりリストリクテッド・ストック・ユニット(RSU)およびパフォーマンス・シェア・ユニット(PSU)を導入しております。当第1四半期連結累計期間において付与したRSUは次のとおりであります。

 

RSUを付与する日

2023年1月16日

付与対象者の区分および人数

当社および子会社従業員 144名

権利確定条件

RSU

期間経過(付与日から1年、2年、3年経過時にそれぞれ3分の1確定)

ユニット数

RSU

1,412,400

 

(注) 1 権利確定時に、確定したユニット数に対応した当社普通株式(1ユニット当たり1株)を交付します。株式交付時に付与対象者からの払込みはありません。

2 RSUの公正価値は1,255.0円であり、付与日の当社株価に基づき算定しております。

 

17.金融商品

(1) 公正価値の算定方法

金融商品の公正価値の算定方法は、次のとおりであります。

(a) 現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権

 これらは主に短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額と近似しております。

(b) 営業債務及びその他の債務

短期で満期が到来する営業債務及びその他の債務については、公正価値は帳簿価額と近似しております。短期で満期が到来しない営業債務及びその他の債務の公正価値は、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2に分類しております。

(c) 有価証券

活発な市場における同一銘柄の市場価格が入手できる場合は、当該市場価格を使用して公正価値を測定しており、レベル1に分類しております。市場価格が入手できない場合の公正価値は、主として純資産に基づく方式(株式発行会社の純資産に基づき、必要に応じて時価修正を加えて算出する方法)などにより測定しており、レベル3に分類しております。

(d) 長期借入金

これらの公正価値については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2に分類しております。

(e) デリバティブ取引

為替予約、通貨オプションおよび通貨スワップについては、取引先の金融機関から提示された価格等に基づいて算定しており、レベル2に分類しております。また、観察不能なインプットを使用して評価した場合はレベル3に分類しております。

(f) 社債

  社債の公正価値は、公表されている市場価格を参照して算定しており、レベル2に分類しております。

(g)条件付対価

企業結合による条件付対価は、適切な評価技法を用いて将来の支払額について、その発生確率を加味した現在価値により算定しており、レベル3に分類しております。

(h) その他の金融資産、その他の金融負債
    償却原価で測定する3ヶ月超の定期預金、長期未収入金、敷金または預り保証金は、レベル2に分類してお 

  ります。なお、公正価値は帳簿価額と近似しているため、注記を省略しております。

 

(2) 公正価値で測定する金融商品のレベル別分類

金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを次のように分類しております。

レベル1: 活発な市場における公表価格により測定された公正価値

レベル2: レベル1以外の、観察可能な価格を直接または間接的に使用して算出された公正価値

レベル3: 観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値

 公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期末日に発生したものとして認識しております。

 

① 償却原価で測定する金融商品

償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値は、次のとおりであります。なお、公正価値で測定する金融商品および帳簿価額と公正価値が極めて近似している金融商品については、次の表には含めておりません。また、リース負債については、次の表には含めておりません。

 

前連結会計年度(2022年12月31日

                                                                                   (単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融負債

 

 

 

 

 

借入金

577,154

575,563

575,563

社債

178,589

178,589

178,589

未払金

41,206

40,941

40,941

合計

796,949

795,093

795,093

 

 

当第1四半期連結会計期間(2023年3月31日)                                          

                                                                                   (単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融負債

 

 

 

 

 

借入金

547,540

547,624

547,624

社債

179,756

179,756

179,756

未払金

44,328

44,252

44,252

合計

771,624

771,632

771,632

 

 

 

 

② 公正価値で測定する金融商品

公正価値ヒエラルキーのレベルごとに分類された、経常的に公正価値で測定する金融資産および金融負債の内訳は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度(2022年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

21,945

21,945

投資信託

5,900

5,900

非上場株式

4,134

4,134

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

 

 

 

 

上場株式

1,091

1,091

非上場株式

5,524

5,524

合計

6,991

21,945

9,658

38,594

 

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

8,342

8,342

条件付対価(注)

2,528

2,528

合計

8,342

2,528

10,870

 

 

当第1四半期連結会計期間(2023年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

29,205

29,205

投資信託

6,629

6,629

非上場株式

4,598

4,598

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

 

 

 

 

上場株式

675

675

非上場株式

5,589

5,589

合計

7,304

29,205

10,187

46,696

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

10,372

10,372

条件付対価(注)

1,237

1,237

合計

10,372

1,237

11,609

 

(注)詳細は、「7.企業結合」をご参照ください。

 

 

③ レベル3に分類された金融資産および金融負債の増減は、次のとおりであります。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

金融資産

 

 

 

期首残高

8,599

 

9,658

当期の利得または損失合計

△1,130

 

529

損益(注)1

△1,603

 

436

 その他の包括利益(注)2

473

 

93

購入

574

 

レベル1への振替

△106

 

期末残高

7,937

 

10,187

 

金融負債

 

 

 

期首残高

4,681

 

2,528

当期の利得または損失合計

△1,964

 

△1,224

損益(注)3

△1,964

 

△1,225

その他の包括利益(注)2

 

1

決済

 

△67

期末残高

2,717

 

1,237

 

(注) 1  純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、金融収益及び金融費用に含まれております。

2 在外営業活動体の換算差額およびその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書上の「在外営業活動体の換算差額」または「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産」に表示しております。

3 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債に関するものであり、金融費用およびその他の収益に含まれております。

4  レベル3に分類されている金融商品は、非上場株式および企業結合による条件付対価により構成されております。非上場株式は、主にファンドへの出資であり、評価技法としては純資産価値により公正価値を算定しております。また、条件付対価の公正価値は、開発マイルストンの達成される可能性や貨幣の時間的価値を考慮して公正価値を測定しております。公正価値測定結果については、適切な権限者がレビュー、承認しております。なお、これらの見積りには不確実性を伴うため、重大な観察可能でない開発マイルストンの達成される可能性が高くなった場合、公正価値は増加するなどの影響があります。

 

 

18.偶発債務

当社グループは、グローバルに事業活動を展開しており、様々な国や地域で訴訟、規制当局の調査その他の法的手続の当事者になる可能性があります。

当社グループが現在当事者となり、または今後当事者となる可能性のある法的手続について、その解決には相当の時間、費用などを要する可能性があり、結果を予測することは困難ですが、その結果が、当社グループの事業、業績、財政状態、キャッシュ・フロー、評判および信用に悪影響を及ぼす可能性があります。

当社グループは、合理的に見積りが可能な限りにおいて、以下に記載する事案のいくつかについて訴訟損失引当金を計上しております。また、以下に記載する事案以外にも他社との訴訟や損害賠償請求案件などの支払に備えた訴訟損失引当金を計上しております。なお、国際会計基準第37号「引当金、偶発債務及び偶発資産」の第92項に従い、当社グループの立場が不利になる可能性があるため、これらの事案に関する詳細な内容は開示しておりません。

 

(特許侵害およびトレード・シークレットの不正使用等に関する民事訴訟)

当社米国子会社は、2008年11月、米国テキサス州東部地区連邦地方裁判所(以下「第一審裁判所」)において特許侵害およびトレード・シークレットの不正使用等に関連して、他社から民事訴訟を提起されました。2016年6月の第一審裁判所判決に対し、米国連邦巡回控訴裁判所(以下「第二審裁判所」)に控訴し、2018年7月、第二審裁判所は、第一審裁判所の判決による賠償額を取り消し、第一審裁判所での再審理を命じました。再審理を経て2022年3月、第一審裁判所は48.3百万米ドルの賠償を命ずる判決を出しております。その後、2022年8月に当社米国子会社は第二審裁判所に控訴しております。

 

(独占禁止法(競争法)違反の可能性に関する民事訴訟)

当社グループは、スマートカードチップに関する独占禁止法(競争法)違反の可能性に関連して、同製品の購入者から2019年7月に英国で民事訴訟を提起されましたが、2022年12月に英国最高裁は当該訴えを却下する旨の下級審判決に関して上告を認めない決定を行っております。

 

(環境汚染問題に関する請求)

当社台湾子会社は、事業承継元の会社が過去に保有していた台湾の工場において生じた環境汚染問題に関連して、損害賠償請求を受けております。

2004年6月以降、当社台湾子会社は、事業承継元の会社が過去に保有していた台湾の工場において生じた環境汚染問題に関する汚染浄化費用ならびに当該工場に勤務していた元従業員等が提起した環境汚染問題に関する集団訴訟における賠償責任および訴訟費用について、他社から損害賠償請求権を留保している旨の通知を受けておりました。当社台湾子会社は当該集団訴訟の被告ではありませんが、2017年12月、上記請求について、当該請求者から当社台湾子会社に対して仲裁の申し立てがなされました。その後当該請求者の要求により仲裁手続は停止されております。

 

19.後発事象

(株式報酬の付与)

当社は、2021年4月よりリストリクテッド・ストック・ユニット(RSU)およびパフォーマンス・シェア・ユニット(PSU)を導入しております。

2023年4月11日付の取締役会において、当社の取締役および執行役員、ならびに当社および子会社の従業員に対して、RSUおよびPSUを付与することを決議しました。

 

RSUおよびPSUを付与する日

2023年4月11日

付与対象者の区分および人数

社外取締役                  1名
当社取締役兼執行役員        1名
当社執行役員                11名
当社および子会社従業員  5,860名

権利確定条件

RSU

期間経過(付与日から1年、2年、3年経過時にそれぞれ3分の1確定)

(ただし、社外取締役のみ付与日から1年経過で一括確定)

PSU

業績により確定(業績達成に応じて付与日から3年経過時に一括確定)

ユニット数

RSU

12,339,200

PSU

 1,833,600

合計

14,172,800

 

(注) 1 権利確定時に、確定したユニット数に対応した当社普通株式(1ユニット当たり1株)を交付します。株式交付時に取締役や執行役員、従業員からの払込みはありません。

2 PSUは付与されたユニット数を基礎に、3年間における当社の株式総利回りの伸長率等に応じて定められた一定の係数に従ってユニット数を確定します。

 

 

2 【その他】

(1) 決算日後の状況

特記事項はありません。

 

(2) 訴訟等

「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 18.偶発債務」に記載のとおりであります。