第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限や入国制限の緩和が発表される等、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められ、経済活動にも回復の兆しが見られました。一方、ロシア・ウクライナ情勢に端を発した資源・エネルギー価格の高騰、インフレ抑制のための欧米各国での政策金利の引き上げ、それに伴う急激な為替変動など、先行き不透明な状況で推移いたしました。

当社グループを取り巻く事業環境は、フラットパネルディスプレー業界では、液晶パネルメーカーの量産ラインで生産調整の動きが引き続き見られました。そのことにより、パネルの需給バランスが改善し、2021年夏から下落が続いていた液晶パネルの価格に上昇の兆しが見え始めました。また、5G通信対応などのスマートフォン向け有機ELパネルの開発が、中国を中心に引き続き活発に行われました。また、中国では、液晶パネル工場が新たに着工され、日本では、新方式の有機ELパネルについて、来年の量産に向けて具体的に動きはじめました。

このような状況の中、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高につきましては、138億85百万円(前年同期比33.2%増)となりました。利益につきましては、営業利益24億73百万円(前年同期比150.1%増)、経常利益22億7百万円(前年同期比150.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益13億94百万円(前年同期比81.3%増)となりました。

 

セグメント別の経営成績は、次のとおりです。なお、売上高はセグメント間取引の相殺消去後の数値となります。

 

(大型フォトマスク事業)

大型フォトマスク事業では、有機ELパネル用は、主に中国市場を中心にスマートフォン向けが堅調に推移し、液晶パネル用は、IT製品、車載パネル、VRデバイス向けにフォトマスクの需要が増加いたしました。そのことにより、売上高、営業利益は、前年同期比で増収増益となりました。

 

 

2022年9月期

第2四半期連結累計期間

2023年9月期

第2四半期連結累計期間

増減率

売上高

10,380百万円

13,841百万円

+33.3%

営業利益

1,099百万円

2,630百万円

+139.2%

 

 

(ソリューション事業)

ソリューション事業では、ヘルスケア分野の販売が増加したものの、RFID分野の販売が減少したため、事業部門として売上高は減収となり、営業利益は、新たな収益基盤構築のための費用が増加したことなどから、減益となりました。

 

 

2022年9月期

第2四半期連結累計期間

2023年9月期

第2四半期連結累計期間

増減率

売上高

45百万円

43百万円

△4.1%

営業利益

△110百万円

△156百万円

 

 

②財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて4億53百万円減少し389億94百万円となりました。これは主に、原材料及び貯蔵品が増加した一方で、受取手形及び売掛金や有形固定資産が減少したことによるものであります。
 負債合計は、前連結会計年度末に比べて8億92百万円減少し99億55百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が増加した一方で、流動負債のその他に含まれる契約負債や長期借入金が減少したことによるものであります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて4億39百万円増加し290億38百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が減少した一方で、利益剰余金が増加したことによるものであります。
 

(2) キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて1億80百万円増加し、141億11百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果増加した資金は、21億1百万円(前年同期は55億95百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益22億7百万円、減価償却費15億14百万円、売上債権の減少額4億47百万円、棚卸資産の増加額12億46百万円、仕入債務の増加額6億38百万円、法人税等の支払額6億9百万円によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果減少した資金は、6億70百万円(前年同期は2億37百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出6億64百万円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果減少した資金は、10億78百万円(前年同期は7億71百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出4億円、配当金の支払額6億70百万円によるものであります。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 

(6) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は112百万円であり、セグメントごとの内訳は、次のとおりです。

 

大型フォトマスク事業     93百万円

ソリューション事業      18百万円

 

(7) 生産、受注及び販売の実績

当社グループは、個別注文に応じた受注、生産及び販売を行っており、いずれの実績につきましても比較的変動いたします。

当第2四半期連結累計期間における生産、受注及び販売実績は、次のとおりです。

 

①生産実績

セグメントの名称

生産高(千円)

前年同期比(%)

 大型フォトマスク事業

9,961,670

119.8

 ソリューション事業

101,217

132.8

合計

10,062,887

120.0

 

   (注) 金額は、製造原価によっております。

 

②受注実績

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

 大型フォトマスク事業

13,598,127

123.9

1,823,650

165.7

 ソリューション事業

35,697

84.4

8,701

138.4

合計

13,633,825

123.7

1,832,352

165.6

 

   (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

③販売実績

セグメントの名称

販売高(千円)

前年同期比(%)

 大型フォトマスク事業

13,841,877

133.3

 ソリューション事業

43,810

95.9

合計

13,885,688

133.2

 

   (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。