当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、行動制限の緩和を含めた各種政策の効果により、個人消費や雇用情勢等に回復の兆しが見られ、景気は緩やかに持ち直しています。一方で、昨年後半からの物価や光熱費高騰の影響は未だ続いており、また人手不足からくる賃金上昇のコストUPも加わり、店舗を運営する小売業にとっては厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中で、当社は中期経営計画の最終年度を迎え同計画に基づき、暮らしの基本である「衣・食・住」に楽しく学んで大いに遊ぶ「楽・学・遊」のコンセプトを加えた日常的エンターテインメントを提供する“蔦屋書店”のリモデル化と収益力の強化を推進しております。しかし、昨年はコロナ禍におけるロシアのウクライナ侵攻にともなうエネルギー資源の高騰と、欧米を中心としたインフレの進展により、国内においても想定以上の光熱費の高騰、諸物価の上昇に見舞われました。当上半期においても光熱費は高止まり、各種備品の値上がりも続いており、店舗運営にともなう経費増加の影響は未だ続いております。こうした中で、4年半ぶりに昨年9月にオープンしました長野県の大型複合店舗「蔦屋書店 佐久平店」は、大手メーカーとのコラボ企画やオリジナル企画による商品展開が奏功しております。独自性があり付加価値が高まる商品や企画は、既存店舗にも展開を拡大し店舗の魅力を向上しております。
事業転換の新規事業として100円ショップの「DAISO長野南バイパス店」を蔦屋書店 長野川中島店(長野県)店内に2022年11月25日にオープン、2023年3月17日に「DAISO伊勢崎平和町店」を蔦屋書店 伊勢崎平和町店(群馬県)店内にオープンいたしました。DAISO導入による集客力と売上UPに伴う収益性強化が期待できるモデルとなっております。
また収益力の強化に向けて、レンタル事業から完全撤退する一方で、トップカルチャーで展開するゲーム・リサイクル事業を子会社である株式会社トップブックスのゲーム・リサイクル事業へ2022年6月より順次切り替えを行っております。事業切り替えをすることで在庫や品揃えを強化し、連結ベースでの高い収益性の確保を図っております。前期に12店舗切り替えが完了し、当期中に全ての事業切り替え完了を予定しており、上半期で8店舗の切り替えが完了し、全体の約半数が終了しております。
また事業転換の新規事業として株式会社バンダイのカプセルトイブランドであるガシャポンの専門店「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」を、埼玉県内の蔦屋書店 東松山店と蔦屋書店 本庄早稲田店に、2023年4月14日と4月21日にオープンいたしました。ガシャポンオフィシャルショップの導入により、新規顧客の獲得や幅広いターゲット層の集客により、スピード感のある集客力・売上効果に繋げてまいります。
また、書籍事業の収益性改善に向けた委託販売から買切販売への移行、DXの推進による在庫圧縮やAI発注システムの活用による店舗運営の効率化の追求を継続し、光熱費高騰等コスト増加分を吸収し収益性の向上を図ってまいります。
店舗状況にきましては、新潟県と東京都にありました4店舗を営業終了し、店舗数は59店舗、子会社トップブックスの21店舗を加え、グループ全体では81店舗となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高10,265百万円(前年同期比90.1%)、営業損失166百万円(前年同四半期 営業利益55百万円)、経常損失195百万円(前年同四半期 経常利益53百万円)、親会社株主に帰属する四半期損失244百万円(前年同四半期 親会社株主に帰属する四半期純利益19百万円)となりました。
売上・利益の増減要因
売上面につきましては、食品やコスメ、服飾等の企画販売は好調でしたが、書籍部門の売上が伸び悩み、当社グループの主軸である蔦屋書店事業全体の売上高は9,963百万円(前年同期比89.1%)となりました。
利益面につきましては、自動発注システムの構築と徹底した商品・在庫管理による粗利の改善や、セルフレジの利用促進及び店舗オペレーションの更なる見直しを行い、販管費の削減に努めました。一方で燃料価格が高騰した結果、光熱費も上昇し、営業損失166百万円(前年同四半期 営業利益55百万円)、経常損失195百万円(前年同四半期 経常利益53百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失244百万円(前年同四半期 親会社株主に帰属する四半期純利益19百万円)となりました。
セグメントの状況は、次のとおりです。
①蔦屋書店事業
当セグメントの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高9,963百万円(前年同期比89.1%)、セグメント損失は191百万円(前年同四半期 セグメント利益11百万円)となりました。
主力商品の売上高は、書籍6,071百万円(前年同期比89.7%)、特撰雑貨・文具1,752百万円(前年同期比99.8%)、レンタル505百万円(前年同期比69.6%)、ゲーム・リサイクル271百万円(前年同期比56.5%)、賃貸不動産収入317百万円(前年同期比108.0%)、販売用CD194百万円(前年同期比79.9%)、販売用DVD165百万円(前年同期比89.6%)となりました。
②ゲーム・トレーディングカード事業
当セグメントの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高161百万円(前年同期比316.3%)、セグメント利益2百万円(前年同期比40.5%)となりました。
③スポーツ関連事業
当セグメントの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高110百万円(前年同期比110.9%)、セグメント利益0百万円(前年同期比20.5%)となりました。
④訪問看護事業
当セグメントの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高51百万円(前年同期比88.3%)、セグメント損失8百万円(前年同四半期 セグメント利益7百万円)となりました。
総資産につきましては、前連結会計年度末比309百万円増加し、18,487百万円となりました。これは主に、未収入金が114百万円減少した一方で、現金預金が690百万円増加した結果、流動資産が491百万円増加し、また、建物及び構築物が84百万円、敷金及び保証金が82百万円、それぞれ減少した結果、固定資産が181百万円減少したことによるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末比640百万円増加し、15,416百万円となりました。これは主に、買掛金が391百万円、その他の流動負債が393百万円、それぞれ増加した一方で、一年内返済予定の長期借入金を含む長期借入金が110百万円、リース債務が61百万円、それぞれ減少したことによるものです。
純資産につきましては、前連結会計年度末比331百万円減少し、3,070百万円となりました。これは主にその他資本剰余金が99百万円、利益剰余金が244百万円、それぞれ減少したことによるものです。
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ485百万円増加し、2,263百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は683百万円(前年同期比223百万円資金減)となりました。
これは主に、減価償却費が50百万円増加した一方で、税金等調整前四半期純利益が271百万円、減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は83百万円(前年同期比119百万円資金増)となりました。
これは主に、投資有価証券の取得による支出が269百万円、投資有価証券の売却による収入が154百万円、それぞれ減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、75百万円(前年同期比330百万円資金増)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入が300百万円増加したことによるものです。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい増減はありませんが、主な販売状況は下記のとおりとなっております。
(注)1 セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。
2 蔦屋書店事業の「その他」は、図書カード他であります。
①重要な設備の新設等
当第2四半期連結累計期間に完了した主な設備の新設等はありません。
また、当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設等の計画はありません。
②重要な設備の除却等
当第2四半期連結累計期間に完了した主な設備の除却等は、既存店4店舗の閉店であり、その内容は以下の通りです。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。