第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

(1) 当連結会計年度の前4連結会計年度及び当連結会計年度に係る次に掲げる主要な経営指標等の推移

 

 

 

2018年度

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

 

 

(自 2018年

4月1日

至 2019年

3月31日)

(自 2019年

4月1日

至 2020年

3月31日)

(自 2020年

4月1日

至 2021年

3月31日)

(自 2021年

4月1日

至 2022年

3月31日)

(自 2022年

4月1日

至 2023年

3月31日)

連結経常収益

百万円

1,467,916

1,535,401

1,380,434

1,401,091

1,819,060

 うち連結信託報酬

百万円

103,911

99,816

102,883

110,539

109,721

連結経常利益

百万円

256,411

257,658

183,155

229,704

285,840

親会社株主に帰属する
当期純利益

百万円

173,889

163,028

142,196

169,078

191,000

連結包括利益

百万円

93,925

23,974

201,137

90,859

198,519

連結純資産額

百万円

2,730,356

2,590,907

2,722,556

2,745,288

2,822,574

連結総資産額

百万円

57,029,113

56,500,552

63,368,573

64,633,220

69,022,746

1株当たり純資産額

7,008.67

6,822.48

7,192.07

7,249.70

7,686.52

1株当たり当期純利益

458.91

434.31

379.65

451.40

517.14

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

458.64

434.03

379.41

451.12

516.83

自己資本比率

4.65

4.52

4.25

4.20

4.04

連結自己資本利益率

6.58

6.25

5.41

6.25

6.93

連結株価収益率

8.66

7.19

10.16

8.86

8.78

営業活動による
キャッシュ・フロー

百万円

374,318

2,395,306

6,553,089

120,263

2,616,213

投資活動による
キャッシュ・フロー

百万円

225,399

631,459

475,494

879,205

960,275

財務活動による
キャッシュ・フロー

百万円

136,766

85,323

219,723

125,079

217,509

現金及び現金同等物の
期末残高

百万円

14,079,768

10,960,024

16,799,146

15,733,650

19,172,638

従業員数
[外、平均臨時従業員数]

21,498

21,658

22,139

22,024

22,465

 [2,141]

 [2,149]

[2,193]

[2,200]

[2,271]

信託財産額

百万円

211,350,067

224,425,327

239,846,590

248,215,419

256,225,715

 

(注)1.「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を2022年度の期首から適用しております。時価算定会計基準適用指針の適用による連結純資産額及び1株当たり純資産額への影響は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。

2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等及び「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日)等を2021年度の期首から適用しております。2021年度以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

3.デリバティブ取引に係る担保の有無による信用リスクを適切に表示するため、2021年度よりデリバティブ取引の時価評価による金融資産と金融負債に係る表示方法を変更しております。この表示方法の変更を反映させるため、2020年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

4.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権-期末非支配株主持分)を期末資産の部の合計で除して算出しております。

5.連結自己資本利益率は、親会社株主に帰属する当期純利益を、新株予約権及び非支配株主持分控除後の期中平均連結純資産額で除して算出しております

6.信託財産額は、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む連結子会社の信託財産額であります。なお、連結子会社のうち、該当する信託業務を営む会社は三井住友信託銀行株式会社であります。

 

(2) 当社の当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に係る主要な経営指標等の推移

 

回次

第8期

第9期

第10期

第11期

第12期

決算年月

2019年3月

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

営業収益

百万円

123,149

97,597

60,855

63,319

78,111

経常利益

百万円

116,190

92,640

55,901

57,580

71,426

当期純利益

百万円

127,717

93,858

56,637

57,620

71,257

資本金

百万円

261,608

261,608

261,608

261,608

261,608

発行済株式総数

 普通株式

千株

 

390,348

 

375,291

 

375,291

 

375,291

 

368,172

純資産額

百万円

1,548,721

1,570,044

1,570,441

1,570,025

1,520,466

総資産額

百万円

2,203,492

2,224,754

2,203,450

2,223,512

2,128,640

1株当たり純資産額

4,087.87

4,189.14

4,190.18

4,188.80

4,183.19

1株当たり配当額
(内1株当たり中間配当額)

 普通株式


 
 

140.00

65.00


 
 

150.00

75.00


 
 

150.00

75.00


 
 

170.00

80.00


 
 

210.00

100.00)

1株当たり当期純利益

337.06

250.04

151.21

153.83

192.93

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

336.86

249.87

151.12

153.74

192.81

自己資本比率

70.23

70.52

71.22

70.56

71.38

自己資本利益率

8.44

6.02

3.60

3.67

4.61

株価収益率

11.79

12.49

25.51

26.00

23.53

配当性向

41.53

59.99

99.19

110.50

108.84

従業員数

146

169

184

233

285

株主総利回り

(比較指標:配当込みTOPIX業種別(銀行業))

95.56

79.26

99.81

107.05

124.47

84.92)

65.67)

93.10)

(103.73)

128.43)

最高株価

4,865

4,418

4,172

4,364

5,368

最低株価

3,876

2,618

2,705

3,431

3,788

 

(注)1.自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権)を期末資産の部の合計で除して算出しております。

2.自己資本利益率は、当期純利益を新株予約権控除後の期中平均純資産額で除して算出しております。

 

3. 株主総利回り及び比較指標の最近5年間の推移は、以下のとおりであります。

  2018年3月期を基準としたその後の推移を表示しております(基準時点を100%として表示)。

 


 

4.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

 

 

2 【沿革】

 

2001年10月

中央三井信託銀行株式会社は株主の承認と関係当局の認可を前提に、銀行持株会社を設立し、中央三井信託銀行株式会社及び三井アセット信託銀行株式会社を傘下にもつ新しい金融グループを結成することを決定。

2001年11月

中央三井信託銀行株式会社は、持株会社の設立、株式会社の経営陣・経営執行体制を、新たな銀行持株会社グループ名を「三井トラストフィナンシャルグループ」とすることと併せて公表。

2001年12月

中央三井信託銀行株式会社の臨時株主総会及び種類株主総会において、中央三井信託銀行株式会社が株式移転により銀行持株会社を設立し、中央三井信託銀行株式会社がその完全子会社となることについて承認決議。

2002年1月

中央三井信託銀行株式会社は、内閣総理大臣から信託銀行を子会社とする銀行持株会社設立にかかる認可を取得。
当社の普通株式を東京証券取引所、大阪証券取引所及び名古屋証券取引所に上場。

2002年2月

中央三井信託銀行株式会社の株式移転により三井トラスト・ホールディングス株式会社を設立。
中央三井信託銀行株式会社から三井アセット信託銀行株式会社株式の譲渡を受け子会社化。

2002年3月

中央三井信託銀行株式会社の年金・証券部門を会社分割により、三井アセット信託銀行株式会社へ移管。

2006年11月

三井アセット信託銀行株式会社を株式交換により完全子会社化。

2007年10月

三井トラスト・ホールディングス株式会社を中央三井トラスト・ホールディングス株式会社に、三井アセット信託銀行株式会社を中央三井アセット信託銀行株式会社に商号変更。

 

中央三井アセットマネジメント株式会社と中央三井キャピタル株式会社を当社の直接出資子会社に変更。

2010年8月

住友信託銀行株式会社との間で、経営統合に関する株式交換契約及び経営統合契約を締結。

2010年12月

臨時株主総会において、住友信託銀行株式会社との株式交換契約を承認決議。

2011年4月

株式交換により住友信託銀行株式会社と経営統合し、新たな持株会社「三井住友トラスト・ホールディングス株式会社」発足。

2011年12月

完全子会社である中央三井信託銀行株式会社、中央三井アセット信託銀行株式会社及び住友信託銀行株式会社が合併契約を締結。

2012年4月

傘下信託銀行3社が合併し、新たに「三井住友信託銀行株式会社」発足。

2017年6月

指名委員会等設置会社へ移行。

2018年10月

三井住友信託銀行株式会社の資産運用機能を会社分割により、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社と統合。

2019年7月

三井住友信託銀行株式会社から同社が保有する日興アセットマネジメント株式会社の全株式の現物配当を受け、直接出資子会社化。

 

 

 

3 【事業の内容】

三井住友トラスト・グループ(以下、「当グループ」という。)は、銀行持株会社である当社の下、銀行、資産運用・資産管理、不動産業務関連など様々なグループ会社を有しており、これらが統一されたグループ経営戦略に基づき、中核となる三井住友信託銀行株式会社を中心に、多様な事業を行っております。

当社及び当社の関係会社は、当社、連結子会社58社及び持分法適用関連会社30社で構成されております。

当社及び当社の関係会社の事業に係る位置付け及び報告セグメントとの関係は次のとおりであり、主要な関係会社を記載しております。事業の区分は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

また、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。

 

2023年3月31日現在


(注)○は連結子会社、△は持分法適用関連会社であります。

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
又は出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合(%)

当社との関係内容

役員の
兼任等
(人)

資金
援助

営業上
の取引

設備の
賃貸借

業務
提携

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三井住友信託銀行株式会社

東京都千代田区

342,037

信託業務
銀行業務

100.00

15

(9)

経営管理

業務委託

金銭貸借取引

預金取引

当社に建
物の一部
を賃貸

日興アセットマネジメント
株式会社

東京都港区

17,363

投資運用業務
投資助言・代理業務

100.00

(0.99)

経営管理

三井住友トラスト・
アセットマネジメント
株式会社

東京都港区

2,000

投資運用業務
投資助言・代理業務

100.00

2

(1)

経営管理

株式会社三井住友トラスト
基礎研究所

東京都港区

300

調査研究業務
コンサルティング業務
投資助言業務

100.00

2

経営管理

株式会社投信・保険
ビジネス総合研究所

東京都港区

150

調査研究業務
コンサルティング業務

88.00

2

経営管理

三井住友トラスト・
ローン&ファイナンス
株式会社

東京都港区

6,000

金銭の貸付業務

100.00

(100.00)

1

三井住友トラスト保証
株式会社

東京都港区

301

信用保証業務

100.00

(100.00)

1

三井住友トラスト不動産
株式会社

東京都千代田区

300

不動産仲介業務

100.00

(100.00)

三井住友トラスト
不動産投資顧問株式会社

東京都千代田区

300

投資運用業務
投資助言業務

100.00

(100.00)

1

三井住友トラスト・
ウェルスパートナーズ
株式会社

東京都港区

155

コンサルティング業務

100.00

(100.00)

1

三井住友トラストクラブ
株式会社

東京都中央区

100

クレジットカード業務

100.00

(100.00)

三井住友トラスト・
カード株式会社

東京都港区

100

クレジットカード業務

100.00

(100.00)

三井住友トラスト
総合サービス株式会社

東京都港区

100

不動産の賃貸・管理業務

100.00

(100.00)

2

三井住友トラスト・
インベストメント
株式会社

東京都港区

100

有価証券投資業務

100.00

(100.00)

1

三井住友トラスト・
ライフパートナーズ
株式会社

東京都千代田区

100

損害保険代理業務

生命保険募集業務

100.00

(100.00)

東京証券代行株式会社

東京都千代田区

50

証券代行業務

100.00

(100.00)

1

ジェイ・ユーラス・

アイ・アール株式会社

東京都千代田区

10

コンサルティング業務

100.00

(100.00)

日本証券代行株式会社

東京都中央区

500

証券代行業務

85.10

(85.10)

1

三井住友トラスト・
パナソニックファイナンス
株式会社

東京都港区

25,584

総合リース業務
割賦販売業務
クレジットカード業務

84.89

(84.89)

3

(1)

Sumitomo Mitsui Trust
Bank (Thai) Public
Company Limited

タイ王国バンコク都

百万
タイバーツ

20,000

銀行業務

100.00

(100.00)

 

 

 

名称

住所

資本金
又は出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合(%)

当社との関係内容

役員の
兼任等
(人)

資金
援助

営業上
の取引

設備の
賃貸借

業務
提携

Sumitomo Mitsui Trust
(Ireland) Limited

アイルランド共和国
ダブリン市

千ユーロ

75,874

信託業務

100.00

(100.00)

2

Sumitomo Mitsui Trust
Bank (U.S.A.) Limited

アメリカ合衆国
ニュージャージー州
ホーボーケン市

千米ドル

56,000

銀行業務
信託業務

100.00

(100.00)

1

Sumitomo Mitsui Trust
(Hong Kong) Limited

中華人民共和国
香港特別行政区

千米ドル

45,000

証券業務

100.00

(100.00)

Sumitomo Mitsui Trust
Bank (Luxembourg) S.A.

ルクセンブルグ
大公国ホワルド

千米ドル

30,000

銀行業務
証券業務
信託業務

100.00

(100.00)

1

その他34社

  ―

 ―

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメント株式会社

東京都千代田区

5,165

証券業務

信託契約代理業務

49.00

1

(1)

株式会社日本カストディ
銀行

東京都中央区

51,000

銀行業務

信託業務

33.33

1

(1)

住信SBIネット銀行

株式会社

東京都港区

31,000

銀行業務

34.18

(34.18)

1

(1)

カーディフ生命保険

株式会社

東京都渋谷区

20,600

生命保険業務

20.00

(20.00)

2

(1)

紫金信託有限責任公司

中華人民共和国
江蘇省南京市

百万中国元

3,271

信託業務

20.00

(20.00)

南京紫金融資租賃
有限責任公司

中華人民共和国
江蘇省南京市

百万中国元

600

リース業務

20.00

(20.00)

Midwest Railcar

Corporation

アメリカ合衆国
イリノイ州
エドワーズビル市

千米ドル

474

リース業務

(―)

[100.00]

1

その他23社

  ―

 ―

 

(注)1.上記関係会社のうち、特定子会社に該当するのは、三井住友信託銀行株式会社及び Sumitomo Mitsui Trust Bank (Thai) Public Company Limitedであります。

2.上記関係会社のうち、有価証券報告書(又は有価証券届出書)を提出している会社は、三井住友信託銀行株式会社、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社及び住信SBIネット銀行株式会社であります。

3.上記関係会社のうち、三井住友信託銀行株式会社及び三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社の経常収益(連結会社間の内部取引を除く。)は、連結財務諸表の経常収益の100分の10を超えております。三井住友信託銀行株式会社及び三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社の主な損益情報等は各社の有価証券報告書に記載されております。

4.上記関係会社のうち、連結財務諸表に重要な影響を与えている債務超過の状況にある会社はありません。

5.「議決権の所有割合」欄の( )内は、子会社による間接所有の割合(内書き)、[ ]内は、「自己と出資、人事、資金、技術、取引等において緊密な関係にあることにより自己の意思と同一の内容の議決権を行使すると認められる者」又は「自己の意思と同一の内容の議決権を行使することに同意している者」による所有割合(外書き)であります。

6.「当社との関係内容」の「役員の兼任等」欄の( )内は、当社の役員(内書き)であります。

 

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社における従業員数

2023年3月31日現在

セグメント
の名称

合計

 

 

 

 

 

 

 

個人

法人

投資家

不動産

マーケット

運用
ビジネス

その他

従業員数
(人)

22,465

8,488

4,223

2,195

1,864

365

1,502

3,828

[ 2,271]

[ 454]

[ 328]

[ 121]

[ 77]

[ 8]

[ 109]

[ 1,175]

 

(注)1.従業員数は、就業人員であり、海外の現地採用者を含み、臨時従業員2,137人を含んでおりません。

2.従業員数には、取締役を兼務していない執行役員等107人を含んでおります。

3.臨時従業員数は、[ ]内に年間の平均人員を外書きで記載しております。

4.報告セグメントごとの従業員数には連結子会社の従業員数を含んでおります。

 

(2) 当社の従業員数

2023年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

285

49.9

20.9

12,749

 

(注)1.当社の従業員は、三井住友信託銀行株式会社からの出向者等であり、平均勤続年数は出向元での勤続年数を
通算しております。

2.従業員数には、取締役を兼務していない執行役員等(当社以外の職務委嘱割合が高い者を除く)11人を含ん
でおります。

3.当社の従業員はすべて「その他」のセグメントに属しております。

4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

5.前年度末に比べ従業員数が52人増加しておりますが、主として対外コミュニケーション強化を目的としたコーポレートコミュニケーション部の新設及び改組に伴う内部監査部の増員によるものであります。

6.当社には従業員組合はありません。労使間においては特記すべき事項はありません。

 

 

(3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①当社

該当ありません(「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表の対象外であります。)。

 

②連結子会社

当事業年度

名称

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注)1

男性労働者の
育児休業取得率
(%)

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

 

三井住友信託銀行株式会社

13.3

117

(注)2

50.2

50.8

65.7

(注)5

日興アセットマネジメント

株式会社

19.8

63

(注)2

56.9

57.8

34.5

 

三井住友トラスト・

アセットマネジメント

株式会社

12.9

 

70.0

69.7

34.8

 

三井住友トラスト・

ローン&ファイナンス

株式会社

11.2

 

67.4

61.9

56.4

 

三井住友トラスト不動産

株式会社

1.7

29

(注)3

48.1

47.5

56.3

 

三井住友トラストクラブ

株式会社

29.2

 

76.9

76.5

58.5

 

三井住友トラスト

総合サービス株式会社

31.0

 

 

三井住友トラスト・

ライフパートナーズ

株式会社

17.6

 

 

三井住友トラスト・

パナソニックファイナンス

株式会社

8.2

114

(注)2

62.3

66.3

83.2

 

三井住友トラスト

TAソリューション株式会社

36.1

(注)4

80.6

74.5

100.5

 

三井住友トラスト・

システム&サービス株式会社

14.0

 

81.9

80.7

76.4

 

三井住友トラスト・

ビジネスサービス株式会社

67.0

(注)4

47.2

51.9

65.1

 

 

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。

4.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)、もしくは「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づいて公表を行う会社ではありますが、休暇取得の対象となる労働者がいないことから、記載を省略しております。

5.主要な連結子会社である三井住友信託銀行株式会社の労働者の男女の賃金の差異の背景についての補足説明を「(4) 三井住友信託銀行株式会社(単体)における労働者の男女の賃金の差異の背景について」に記載しております。

 

 

③連結会社

当連結会計年度

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

16.2

 

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。当社及び国内連結子会社(29社)を対象として算出しております。

 

(4) 三井住友信託銀行株式会社単体における労働者の男女の賃金の差異の背景について

当グループの全労働者のうち約6割の労働者が所属する三井住友信託銀行株式会社の労働者の男女の賃金の差異は、以下のとおりであります。

 

(当事業年度の前2事業年度及び当事業年度に係る労働者の男女の賃金の差異)

 

2020年度

2021年度

2022年度

労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1

48.3

49.5

50.2

 

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。なお、本項目に記載しております上記以外の労働者の男女の賃金の差異についても、上記方法に基づいて算出したものであります

 

三井住友信託銀行株式会社の雇用制度は、コース社員制度、専門社員制度、アソシエイト社員制度等に分かれております。雇用制度別労働者の男女の賃金の差異、全労働者に占める労働者の割合及びコース社員比賃金水準は以下のとおりであり、全労働者の75.7%を占めるコース社員の男女の賃金の差異は56.4%となっております。

 

(当事業年度に係る雇用制度別労働者の男女の賃金の差異等)

 

労働者の
男女の賃金の
差異(%)

全労働者に占める労働者の割合(%)

コース社員の
平均賃金を100%
とした場合の
平均賃金(%)

女性

男性

合計

コース社員

56.4

34.8

40.8

75.7

100.0

専門社員

91.5

0.3

1.2

1.5

106.9

アソシエイト社員

87.8

19.1

2.5

21.5

40.4

その他

(定年再雇用社員、アルバイト社員ほか)

122.0

0.6

0.7

1.3

49.1

全労働者

50.2

54.8

45.2

100.0

86.6

 

 

全労働者を基準とした50.2%との差異の背景としては、主として全労働者の21.5%を占めるアソシエイト社員は、営業店や本部各部のミドル、バックオフィス業務等、主に定型的な業務を担っており、その賃金水準はコース社員比40.4%であること、並びにアソシエイト社員の約9割が女性であることが挙げられます。信託銀行では、安定的かつ堅確な事務の提供体制を構築することも重要な責務であり、事務領域の担い手についても、長期間の活躍を期待するアソシエイト社員としての採用、育成を重視しております。

なお、専門社員は、信託銀行ならではの専門性を発揮するために、コース社員制度とは別に、個人の専門性を評価して採用する雇用制度に属する社員であります。

 

 

三井住友信託銀行株式会社のコース社員に限定した男女の賃金の差異は、以下のとおりであります。

 

(当事業年度の前2事業年度及び当事業年度に係るコース社員の男女の賃金の差異)

 

2020年度

2021年度

2022年度

労働者の男女の賃金の差異(%)

54.8

55.6

56.4

 

 

三井住友信託銀行株式会社のコース社員制度は、隔地間転勤の有無や、対象とする業務等により、Gコース、Rコース、Aコースの3つのコースを設けており、コース別男女の賃金の差異は、以下のとおりであります。

 

(当事業年度に係るコース社員制度別男女の賃金の差異)

 

Gコース

Rコース

Aコース

コース社員全体

労働者の男女の賃金の差異(%)

80.4

91.5

 ―(注)1

56.4

 

(注)1.男性の労働者数が少数のため、記載を省略しております。

 

(参考)三井住友信託銀行株式会社のコース社員制度


 

コース社員全体、並びに同じコース内での男女の賃金の差異の要因としては、主としてコース社員における男女の構成割合によるものと分析しております。

コース社員全体では、係長級、課長級以上の職位では男性の割合が高い一方、一般層では女性の割合が高くなっております。

また、会社指示での隔地間の転勤のあるGコースは、勤務地を限定するAコースに比べて当該転勤に伴う負担を勘案した高い賃金水準としておりますが、Gコースでは男性の割合が高い一方、Aコースでは女性の割合が高くなっております。

 

(当事業年度に係るコース社員制度別・職位別の社員構成割合)

コース社員構成割合(%)

Gコース

Rコース

Aコース

コース社員全体

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

一般層(注)1

3.1

14.6

4.9

1.2

69.0

28.4

8.5

係長級(注)1

6.2

50.0

34.7

33.5

28.2

0.4

15.7

30.4

課長級以上(注)1

0.9

25.2

17.0

8.7

2.4

2.1

14.9

全体(各コース内での割合)(注)1

10.2

89.8

56.6

43.4

99.6

0.4

46.2

53.8

全体(コース別の割合)(注)2

57.8

3.8

38.4

100.0

 

(注)1.当事業年度の各コース社員合計、もしくはコース社員全体を100%として職位別・男女別に社員構成割合を表示しております。

2.当事業年度のコース社員全体を100%として、コース別に社員構成割合を表示しております。

 

三井住友信託銀行株式会社のコース社員のうち、それぞれ57.8%、38.4%が属するGコース、Aコースの職位別の男女の賃金の差異は、以下のとおりであり、全ての職位において90%を超える水準となっております。

 

(当事業年度に係るコース社員制度別・職位別男女の賃金の差異)

労働者の男女の賃金の差異(%)

Gコース

Aコース

一般層

97.0

 ―(注)1

係長級

91.5

91.4

課長級以上

94.5

 ―(注)1

 

(注)1.男性の労働者数が少数のため、記載を省略しております。

 

三井住友信託銀行株式会社のコース社員制度は、社員本人が自らの意思でコースを選択することが可能な制度としており、入社時のコース選択のほか、入社後のコース転換も認めております。また、能力・役割・成果に基づく公平な処遇制度となっております。これまでは男性の多くはGコースを選択し、女性の多くはAコースを選択してきた経緯がありますが、近年は、Gコースを志望する女性や、Aコースを志望する男性も増加基調にあります。

また、信託銀行特有の、広く深いビジネス領域を維持・拡大するため、高い専門性を有する経験豊富なコース社員を対象としたフェロー認定制度を導入しておりますが、当該認定者が主に課長級以上の社員であること等も、コース社員の男女の賃金の差異へ影響しております。

 

多種多様な分野における専門性の次世代への継承の観点や、信託銀行の幅広いビジネスのさらなる深化に向けて、多様な人材の活躍は不可欠であると考えております。コース社員の28.4%を占める一般層の女性コース社員の更なる活躍推進が、会社の未来にとって重要な課題と捉え、役員自らが女性マネジメントをサポートするサポーター役員制度等、女性コース社員のキャリアの形成を支援し、さらなる活躍を推進する取り組みを進めております。これらの取り組みを通じ、「2024年10月末までに課長以上のラインのポストに就く女性の比率を20%以上」及び「マネジメント業務を担う女性の比率を30%以上とする」という三井住友信託銀行株式会社の行動計画(KPI)の達成を実現します。

 

三井住友信託銀行株式会社における当事業年度の前2事業年度及び当事業年度の女性管理職の割合は、毎年度上昇しております。一方、同期間における労働者の男女の賃金の差異は、(当事業年度の前2事業年度及び当事業年度に係る労働者の男女の賃金の差異)に表示のとおり、縮小の傾向にあることから、女性のマネジメント職への登用による効果を確認しております。

 

(課長以上のラインのポストに就く、もしくはマネジメント業務を担う女性社員比率)

 

2020年度

2021年度

2022年度

2030年度

(目標)

課長以上のラインのポストに就く女性社員比率(%)

(注)1

11.8

13.0

13.3

30.0

マネジメント業務を担う女性社員比率(%)

(注)1

26.9

28.3

30.0

34.0

 

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります

 

また、三井住友信託銀行株式会社では、(当事業年度に係るコース社員制度別・職位別男女の賃金の差異)に表示のとおり、コース社員制度別、職位別での男女の賃金の差異は90%を超えておりますが、さらなる差異縮小へ向けた取り組みを進めていきます。特に、係長級において男女の賃金の差異が拡大する傾向にあります。その主な要因は、出産等のライフイベントに伴う長期休業によるキャリア中断の影響や、育児に伴う短時間勤務制度の利用による労働時間の短縮等と分析しており、当事業年度の1か月当たりの法定外労働時間は、女性は男性比57.3%(※)、また、当事業年度の短時間労働勤務制度の利用者709人のうち、99.7%が女性となっております。

(※)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

 

以上を踏まえ、三井住友信託銀行株式会社では、性別にかかわらず多様な人材が活躍し、新たな価値を創造する組織を目指し、女性のマネジメント職への登用に加え、全社における時間外労働の削減、ライフイベントを踏まえたキャリア選択・早期復職の仕組み、柔軟な勤務制度の拡充や、それらを可能とする企業風土の醸成が不可欠と考えており、以下の施策を積極的に進めてまいります。

また、男性、女性の双方が公正な評価、処遇の下、ともに活躍できる職場環境の実現に向け、コース社員制度における隔地間転勤の在り方やその賃金水準等についても、継続して検討を進め、社員一人ひとりの自律したキャリア選択を後押しできる、未来に適合する人事制度への変革を進めてまいります。

 

 

施策

具体的な事例(検討中の施策を含む)

更なる時間外勤務の削減、また、テレワーク等の柔軟な働き方の推進。加えて、両立支援策の拡大により、更なる女性の働きやすい職場環境を整備すること。

勤務間インターバル11時間の導入、

家事サービス導入(検討中) 等

早期職場復帰の制度を整え、出産後早期に職場復帰する機会(キャリアのブランクを短くする機会)を提供すること。

育児施設の斡旋 等

男性育児休暇の取得の推進を継続し、女性活躍の機会創出に努めること。

男性育児休業取得率に加えて、男性育児休暇取得日数をKPIに加えることを検討中

キャリア選択の機会を拡充すること。

フルリモートを前提とした居住地の拠点にない業務へのアサイン 等