2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

30,267

34,275

受取手形

45

電子記録債権

1,051

1,252

売掛金

207,601

198,732

商品及び製品

88,982

110,805

仕掛品

2,610

3,064

原材料及び貯蔵品

50,303

59,720

前渡金

1,094

1,882

前払費用

2,703

2,759

短期貸付金

5,366

20,502

未収入金

78,266

105,692

未収法人税等

4,203

その他

1,220

3,293

貸倒引当金

361

921

流動資産合計

※1 469,147

※1 545,258

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

41,221

44,387

構築物

27,195

32,514

機械及び装置

70,968

84,315

車両運搬具

169

116

工具、器具及び備品

6,130

7,114

土地

135,202

135,205

リース資産

2,486

2,338

建設仮勘定

26,414

14,274

有形固定資産合計

309,785

320,263

無形固定資産

 

 

のれん

7

工業所有権

1,116

821

諸利用権

99

90

ソフトウエア

5,969

8,892

無形固定資産合計

7,191

9,803

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

21,879

24,752

関係会社株式

316,859

257,299

出資金

0

0

関係会社出資金

44,434

52,036

長期貸付金

3,219

3,027

破産更生債権等

504

47

関係会社長期貸付金

51,514

57,896

長期前払費用

456

386

前払年金費用

46,977

49,283

繰延税金資産

2,626

1,023

その他

10,376

13,974

貸倒引当金

13,473

23,421

投資その他の資産合計

※1 485,371

※1 436,302

固定資産合計

802,347

766,368

資産合計

1,271,494

1,311,626

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

111,152

104,210

短期借入金

105,193

113,950

1年内返済予定の長期借入金

42,544

37,100

コマーシャル・ペーパー

120,000

140,000

リース債務

378

394

未払金

83,495

73,057

未払費用

10,944

10,523

未払法人税等

7,967

704

前受金

403

101

預り金

61,449

36,964

役員賞与引当金

135

139

修繕引当金

11,826

14,236

環境対策引当金

420

債務保証等損失引当金

883

1,070

本社移転損失引当金

160

481

資産除去債務

729

その他

126

134

流動負債合計

※1 557,075

※1 533,792

固定負債

 

 

社債

115,000

130,000

長期借入金

194,300

225,250

リース債務

4,293

3,968

退職給付引当金

4,133

2,756

修繕引当金

2,851

2,179

環境対策引当金

213

181

債務保証等損失引当金

3,340

本社移転損失引当金

481

資産除去債務

1,330

1,162

その他

4,067

4,576

固定負債合計

※1 326,668

※1 373,412

負債合計

883,743

907,204

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

125,414

125,572

資本剰余金

 

 

資本準備金

54,143

54,301

その他資本剰余金

35,458

23,212

資本剰余金合計

89,601

77,513

利益剰余金

 

 

利益準備金

12,506

12,506

その他利益剰余金

 

 

配当引当積立金

10,000

10,000

別途積立金

28,070

28,070

特定株式取得積立金

195

244

繰越利益剰余金

156,140

180,623

利益剰余金合計

206,911

231,443

自己株式

34,932

32,704

株主資本合計

386,994

401,824

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

757

2,598

評価・換算差額等合計

757

2,598

純資産合計

387,751

404,422

負債純資産合計

1,271,494

1,311,626

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

※1 830,870

※1 954,943

売上原価

※1 688,682

※1 831,884

売上総利益

142,188

123,059

販売費及び一般管理費

※2 96,646

※2 113,791

営業利益

45,542

9,268

営業外収益

 

 

受取利息及び受取配当金

※1 48,759

※1 53,397

受取賃貸料

※1 1,468

※1 1,332

為替差益

1,265

326

その他

1,869

2,049

営業外収益合計

53,361

57,104

営業外費用

 

 

支払利息

※1 2,408

※1 3,094

休止費用

1,381

2,820

債務保証等損失引当金繰入額

182

4,005

貸倒引当金繰入額

7,959

10,909

環境対策引当金繰入額

420

その他

3,112

2,654

営業外費用合計

15,462

23,482

経常利益

83,441

42,890

特別利益

 

 

固定資産売却益

123

102

関係会社株式売却益

23,199

関係会社有償減資払戻差益

6,801

特別利益合計

123

30,102

特別損失

 

 

固定資産処分損

※3 4,287

※3 4,314

固定資産売却損

3

36

減損損失

※4 13,126

※4 2,292

投資有価証券評価損

372

1,174

関係会社株式評価損

24,218

10,529

関係会社出資金評価損

390

投資有価証券売却損

331

関係会社出資金売却損

717

関連事業損失

1,320

契約損失

※5 6,670

特別損失合計

51,044

18,735

税引前当期純利益

32,520

54,257

法人税、住民税及び事業税

7,408

4,546

法人税等調整額

1,193

1,018

法人税等合計

8,601

5,564

当期純利益

23,919

48,693

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

配当引当積立金

別途積立金

特定株式取得積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

125,331

54,060

35,458

89,518

12,506

10,000

28,070

152,943

203,519

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

83

83

 

83

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

 

20,527

20,527

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

 

23,919

23,919

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

0

0

 

 

 

 

 

 

自己株式の消却

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特定株式取得積立金の積立

 

 

 

 

 

 

 

195

195

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

83

83

0

83

195

3,197

3,392

当期末残高

125,414

54,143

35,458

89,601

12,506

10,000

28,070

195

156,140

206,911

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

24,900

393,468

81

81

393,387

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

 

166

 

 

166

剰余金の配当

 

20,527

 

 

20,527

当期純利益

 

23,919

 

 

23,919

自己株式の取得

10,037

10,037

 

 

10,037

自己株式の処分

5

5

 

 

5

自己株式の消却

 

 

 

特定株式取得積立金の積立

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

838

838

838

当期変動額合計

10,032

6,474

838

838

5,636

当期末残高

34,932

386,994

757

757

387,751

 

当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

配当引当積立金

別途積立金

特定株式取得積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

125,414

54,143

35,458

89,601

12,506

10,000

28,070

195

156,140

206,911

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

158

158

 

158

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

 

24,161

24,161

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

 

48,693

48,693

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

0

0

 

 

 

 

 

 

自己株式の消却

 

 

12,246

12,246

 

 

 

 

 

 

特定株式取得積立金の積立

 

 

 

 

 

 

 

49

49

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

158

158

12,246

12,088

49

24,483

24,532

当期末残高

125,572

54,301

23,212

77,513

12,506

10,000

28,070

244

180,623

231,443

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

34,932

386,994

757

757

387,751

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

 

316

 

 

316

剰余金の配当

 

24,161

 

 

24,161

当期純利益

 

48,693

 

 

48,693

自己株式の取得

10,023

10,023

 

 

10,023

自己株式の処分

5

5

 

 

5

自己株式の消却

12,246

 

 

特定株式取得積立金の積立

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

1,841

1,841

1,841

当期変動額合計

2,228

14,830

1,841

1,841

16,671

当期末残高

32,704

401,824

2,598

2,598

404,422

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1.重要な資産の評価基準及び評価方法

(1)有価証券

①満期保有目的の債券

  償却原価法(定額法)

②子会社株式及び関連会社株式

  移動平均法による原価法

③その他有価証券

 市場価格のない株式等以外のもの

期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

 市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

(2)デリバティブ

時価法

(3)棚卸資産

①通常の販売目的で保有する棚卸資産

  評価基準は原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

②商品、製品、仕掛品、原材料

 総平均法

③貯蔵品

1)市場開発品及び包装材料

 総平均法

2)補修用に使用される貯蔵品

 移動平均法

3)その他貯蔵品

 最終取得原価法

2.重要な固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産(リース資産を除く)

定額法

(2)無形固定資産(リース資産を除く)

定額法

 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

(3)リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法

3.重要な引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

当事業年度末現在に有する金銭債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

(2)役員賞与引当金

役員の賞与の支出に備えるため、当事業年度末における支給見込額を計上しております。

(3)退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

過去勤務費用は、一括で費用処理しております。

数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしております。

(4)修繕引当金

製造設備等の定期修繕に要する支出に備えるため、その支出見込額のうち、当事業年度末に負担すべき費用を計上しております。

(5)環境対策引当金

環境対策を目的とした支出に備えるため、当事業年度末における支出見込額を計上しております。

(6)債務保証等損失引当金

債務保証等に係る損失に備えるため、当事業年度末における損失見込額を計上しております。

(7)本社移転損失引当金

本社移転に係る損失に備えるため、当事業年度末における損失見込額を計上しております。

 

4.重要な収益及び費用の計上基準

 当社は、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。

 当社は、ライフ&ヘルスケア・ソリューション、モビリティソリューション、ICTソリューション及びベーシック&グリーン・マテリアルズの製品の製造販売を主な事業内容としており、これらの製品の販売については、顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足される時期に応じて、製品の引渡時点、船積時点で収益を認識しております。

 また、収益は顧客との契約において約束された対価から、返品、値引き及びリベート等を控除した金額で算定しております。変動対価を含む売上収益の金額については、変動対価の変動対価に関する不確実性がその後に解消される際に、認識した収益の累計額の重大な戻入れが生じない可能性が非常に高い範囲でのみ、取引価格に含めております。

 なお、製品の販売契約における対価は、製品に対する支配が顧客に移転した時点から概ね1年以内に回収しており、重要な金融要素は含んでおりません。

 

5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

(1)繰延資産の処理方法

株式交付費及び社債発行費は、支払時に全額費用として処理しております。

(2)ヘッジ会計の方法

①ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理を採用しております。また、振当処理の要件を満たす為替予約については振当処理を、特例処理の要件を満たす金利スワップ等については特例処理を採用しております。

②ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段

 

ヘッジ対象

為替予約

 

外貨建予定取引、外貨建売掛金及び外貨建買掛金

金利スワップ

 

借入金

通貨スワップ

 

外貨建借入金

(「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」を適用しているヘッジ関係)

上記のヘッジ関係のうち、「LIBORを参照する金融商品に関するヘッジ会計の取扱い」(実務対応報告第40号 2022年3月17日)の適用範囲に含まれるヘッジ関係のすべてに、当該実務対応報告に定められる特例的な取扱いを適用しております。当該実務対応報告を適用しているヘッジ関係の内容は、以下のとおりであります。

ヘッジ会計の方法…金利スワップの特例処理によっております。

ヘッジ手段…金利スワップ取引

ヘッジ対象…借入金の支払金利

ヘッジ取引の種類…キャッシュ・フローを固定するもの

(3)退職給付に係る会計処理

 退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。個別貸借対照表上は、退職給付債務に未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用を加減した額から、年金資産の額を控除した額を退職給付引当金に計上しています。

 

 

(重要な会計上の見積り)

当事業年度に係る財務諸表にその額を計上した項目であって、翌事業年度に係る財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性がある会計上の見積りは以下のとおりであります。識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報については、当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法を記載しております。

なお、新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しは依然不透明ではあるものの、当社の業績に与える影響は軽微であると判断しております。会計上の見積りを行う上でも、重要な影響を及ぼさないと仮定しております。

 

1.棚卸資産の評価

(1)財務諸表に計上した金額

 

前事業年度

当事業年度

商品及び製品

商品及び製品評価損引当

仕掛品

原材料及び貯蔵品

原材料及び貯蔵品評価損引当

93,056百万円

4,074

2,610

54,165

3,862

117,282百万円

6,477

3,064

64,506

4,786

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

商品及び製品、仕掛品は取得原価又は正味売却価額のいずれか低い金額で認識しております。正味売却価額は、通常の事業の過程における見積売価から、完成までに要する見積原価及び見積販売費用を控除して算定しております。原材料及び貯蔵品は取得価額又は再調達価額のいずれか低い金額で認識しております。

また、従来より一定期間を超えて在庫として滞留する棚卸資産についても簿価を切り下げており、在庫実態に変化が生じた場合には、同様に棚卸資産の簿価を切り下げております。

 

2.固定資産の減損

(1)財務諸表に計上した金額

 

前事業年度

当事業年度

有形固定資産

無形固定資産

減損損失

309,785百万円

7,191

13,126

320,263百万円

9,803

2,292

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社は期末日ごとに固定資産の減損の兆候の有無を検討しております。資産又は資産グループの営業活動から生ずる損益又はキャッシュ・フローが継続してマイナスである場合等には減損の兆候があるとして、減損損失の認識の判定を行っております。

減損損失の認識の判定は、減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がこれらの帳簿価額を下回る場合には、減損損失を認識しております。

減損損失の測定は減損の兆候がある資産又は資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額しております。回収可能価額は、正味売却価額と使用価値のうちいずれか高い方の金額としております。

使用価値は、見積将来キャッシュ・フローを貨幣の時間的価値及び当該資産に固有のリスクを反映した税引前割引率を用いて現在価値に割り引いて算定しております。個々の資産について回収可能価額を見積ることができない場合には、その資産の属する資金生成単位ごとに回収可能価額を見積っております。

回収可能価額の算定においては、将来キャッシュ・フロー・割引率等について、一定の仮定を設定しております。

 

3.市場価格のない投資有価証券

(1)財務諸表に計上した金額

 

前事業年度

当事業年度

市場価格のない投資有価証券

上記に対応する貸倒引当金

投資有価証券評価損

20,854百万円

10,569

372

21,778百万円

11,531

1,174

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

市場価格のない株式・出資金については、移動平均法による原価法にて貸借対照表に表示されております。

当社は有価証券の減損に関する会計方針を定めており、市場価格のない株式・出資金について、当該株式・出資金の発行会社の財政状態の悪化により、資産等の時価評価に基づく評価差額等を加味して算定した1株当たりの純資産額に所有株数を乗じた金額が、取得原価に比べて50%以上低下した場合には、相当の減額を行い、評価差額は当期の損失として処理しております。

また、市場価格がなく、かつ、時価を合理的に算定できない債券については、償却原価法にて貸借対照表に表示されております。当該債券の評価について、債券の回収が、発行者からの償還又は第三者への売却により行われ、債権と同様に、信用リスクの増大に伴って損失の認識が必要となることから、債権の貸倒見積高の算定方法に準じて信用リスクに応じた償還不能見積高の算定を個別の債券ごとに行っております。

 

4.関係会社株式

(1)財務諸表に計上した金額

 

前事業年度

当事業年度

市場価格のない関係会社株式

市場価格のない関係会社出資金

上記に対応する関係会社株式評価損

上記に対応する関係会社出資金評価損

294,824百万円

44,434

24,218

-

245,780百万円

52,036

12

390

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

子会社および関連会社に関する投資は関係会社株式・出資金として移動平均法による原価法にて貸借対照表に表示されております。

当社は市場価格のない関係会社株式・出資金について、市場価格のない株式・出資金に準じた会計処理を行っております。

ただし、実行可能で合理的な事業計画等があり、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合には、相当の減額を行わない方針としております。

 

5.退職給付債務の測定

(1)財務諸表に計上した金額

 

前事業年度

当事業年度

退職給付債務

140,150百万円

131,124百万円

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

退職給付債務及び勤務費用は、割引率や死亡率等の数理計算上の仮定に基づき算定しております。割引率については国債の利回りに基づいており、死亡率については厚生労働省告示の最新の死亡率を採用しております。

 

6.繰延税金資産の回収可能性

(1)財務諸表に計上した金額

 

前事業年度

当事業年度

繰延税金資産

繰延税金負債

26,095百万円

23,469

25,468百万円

24,445

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社は繰延税金資産の認識において、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金が将来の一時差異等加減算前課税所得の見積額及び将来加算一時差異の解消見込額と相殺され、税金負担額を軽減することができると認められる範囲で計上しており、その範囲を超える額については控除しております。

繰延税金資産の回収可能性は、当社を通算親法人とした通算グループにおける収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得、タックス・プランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得、将来加算一時差異に基づいて判断しております。収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の見積りは、翌事業年度の事業計画を基礎としておりますが、その中にはグループ・グローバル経営の基盤強化に向けた資源投入による成長・拡大を含んでおります。当該事業計画には、売上収益に係る計画販売数量に関して、経営者による主要な仮定を含んでおります。

当社の事業内容は広範多岐に渡っており、ウクライナ危機の長期化や欧米における金利上昇等による世界的な景気動向の影響を含む不確実な経済条件の変動の影響を受ける可能性があり、計画販売数量の変動により将来の課税所得が当初の見積りと異なる結果となった場合に、翌事業年度以降の財務諸表において認識する金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。

(会計方針の変更)

 

「時価の算定に関する会計基準の適用指針」の適用に伴う変更

 「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取り扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することといたしました。この変更が当事業年度の財務諸表に与える影響は軽微であります。

 

(貸借対照表関係)

※1.関係会社に対する金銭債権債務

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

短期金銭債権

124,156百万円

129,409百万円

長期金銭債権

51,564

57,950

短期金銭債務

107,378

73,276

長期金銭債務

294

66

 

2.保証債務

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

保証債務

注1

41,802百万円

注2

32,790百万円

 

注1.うち4,635百万円については、当社の保証に対し他社から再保証を受けております。

 2.うち3,950百万円については、当社の保証に対し他社から再保証を受けております。

 

 

3.貸出コミットメント契約

関係会社に対する貸出コミットメントは次のとおりであります。

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

貸付限度額の総額

 

49,400百万円

 

69,596百万円

貸付実行残高

 

5,176

 

16,170

差引貸付未実行残高

 

44,224

 

53,426

 

 当社は、海外関係会社との間でノーショナルプーリングシステムを金融機関と構築しており、金融機関に対する限度額を設定し、海外関係会社はその限度額を上限として借入を行っております。一方、当社は、海外関係会社に対して実際の貸付は行っておらず、貸付実行残高は国内関係会社に対する残高のみ表示しております。

(損益計算書関係)

※1.関係会社との取引高

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

  至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日)

営業取引による取引高

 

 

売上高

283,013百万円

342,358百万円

仕入高

107,766

120,817

営業取引以外の取引高

受取利息

受取配当金

受取賃貸料

支払利息

 

82

47,123

902

69

 

299

48,959

902

35

 

 

※2.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

  至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日)

運賃・保管費

28,242百万円

33,872百万円

給料・賞与

16,871

19,268

業務委託費

10,913

15,815

減価償却費

4,537

4,713

研究開発費

22,989

25,906

貸倒引当金繰入額

202

399

 

販売費に属する費用のおおよその割合

29%

30%

一般管理費に属する費用のおおよその割合

71

70

 

 

※3.固定資産処分損の内容は、機械及び装置等の廃棄損(附帯費を含む)です。

 

 

※4.減損損失に関する注記

前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 前事業年度において、当社はポリウレタン原料事業の以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

用途

場所

種類

減損損失

製造設備

愛知県名古屋市

機械及び装置、構築物等

1,347百万円

製造設備

山口県徳山市

機械及び装置、構築物等

1,093

製造設備

福岡県大牟田市

機械及び装置、構築物等

6,229

製造設備

その他

車両及び運搬具等

2,241

のれん

-

のれん

1,639

合計

12,549

 

 ポリウレタン原料事業において、原料の1つであるトリレンジイソシアネート(以下、「TDI」という。)類は国内と海外向けに出荷しておりますが、海外向けの輸出価格はボラティリティが高く売上高の予測が困難である一方、製造コストは原油価格の高騰を受け、主原料であるナフサの他、諸原料、用役も高騰しており、また製造設備の維持関連費用などのコストも増加しております。このことから翌事業年度以降、継続的な営業損失が見込まれ、当該資産グループに減損の兆候が生じているものと判断し、減損の認識及び測定を行った結果、帳簿価額を回収可能価額まで減額いたしました。

 当社は、減損の兆候を判定するにあたり、事業用資産は主としてキャッシュ・フローの生成単位である事業単位で資産のグルーピングを実施しております。

 資産グループの減損の認識・測定における回収可能価額は使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローがマイナスであるため零として評価しております。

 使用価値を算定するための将来キャッシュ・フローは、経営者により承認された事業計画を基礎としておりますが、当該事業計画にはTDI類の国内・海外向けの販売価格及び製造原価といった経営者による主要な仮定を含んでおり、これらの仮定については、ウクライナ危機に起因する原油価格の高騰などの長期化の影響を含む不確実性の影響を受ける可能性があります。

 

 上記以外の個別に重要ではない減損損失の内訳は、事業における建物及び構築物、機械及び装置等の有形固定資産及び無形固定資産にかかるものであり、収益見込みの低下等に伴い回収可能価額が帳簿価額を下回ったことから減損損失を計上しております。

 

当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 当事業年度において個別に重要な減損損失はありません。減損損失の内訳は、事業における建物及び構築物、機械及び装置等の有形固定資産にかかるものであり、収益見込みの低下等に伴い回収可能価額が帳簿価額を下回ったことから減損損失を計上しております。

 

 

※5.契約損失

前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 当社は子会社の非支配持分に関わる契約の履行にあたり、当社の支払義務が確定したことにより、出資持分の当事業年度末における公正価値と将来支払額との差額を特別損失に契約損失として計上しております。

(有価証券関係)

子会社株式及び関連会社株式

前事業年度(2022年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

子会社株式

関連会社株式

22,036

18,599

△3,437

合計

22,036

18,599

△3,437

 

当事業年度(2023年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

子会社株式

-

-

-

関連会社株式

11,519

15,532

4,013

合計

11,519

15,532

4,013

 

(注)上記に含まれない市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

 

区分

前事業年度

(百万円)

当事業年度

(百万円)

子会社株式

207,712

195,326

関連会社株式

87,112

50,454

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2022年3月31日)

 

当事業年度

(2023年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

未払賞与

2,921百万円

 

2,897百万円

減価償却費超過額

5,234

 

4,809

退職給付引当金

16,628

 

15,463

棚卸資産評価損

2,077

 

2,571

投資有価証券評価損等

31,120

 

34,818

減損損失等

4,716

 

4,716

修繕引当金

4,660

 

5,539

貸倒引当金

4,222

 

7,440

撤去未払金

944

 

626

税務上の繰越欠損金

1,585

 

642

退職給付信託運用損益

2,756

 

3,324

資産調整勘定

690

 

545

取得関連費用

1,257

 

債務保証等損失引当金

270

 

1,350

受益者等課税信託に係る損益

1,281

 

1,511

その他

4,050

 

3,636

繰延税金資産小計

84,411

 

89,887

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

△193

 

△98

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△58,123

 

△64,321

評価性引当額小計

△58,316

 

△64,419

繰延税金資産合計

26,095

 

25,468

繰延税金負債

 

 

 

前払年金費用

△14,012

 

△15,091

退職給付信託設定益

△8,004

 

△7,317

その他

△1,453

 

△2,037

繰延税金負債合計

△23,469

 

△24,445

繰延税金資産の純額

2,626

 

1,023

 

 

 

 

 

(表示方法の変更)

  前事業年度において「繰延税金資産」の「その他」に含めて表示しておりました。「受益者等課税信託に係る損益」及び「債務保証等損失引当金」は金額的重要性が増したため、当事業年度より独立揚記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の注記の組替えを行っております。

  この結果、前事業年度において、「繰延税金資産」の「その他」に表示していた5,601百万円は「受益者等課税信託に係る損益」1,281百万円、「債務保証等損失引当金」270百万円、「その他」4,050百万円として注記を組み替えております。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前事業年度

(2022年3月31日)

 

当事業年度

(2023年3月31日)

法定実効税率

30.6%

 

0.4

 

30.6%

 

1.0

(調整)

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

 

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△39.4

 

△29.0

評価性引当額の増減

43.7

 

11.3

試験研究費の税額控除

△9.3

 

△4.0

その他

0.4

 

0.4

税効果会計適用後の法人税等の負担率

26.4

 

10.3

3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

  当社は、当事業年度から、連結納税制度からグループ通算制度へ移行しております。これに伴い、法人税及び地方法人税並びに税効果会計の会計処理及び開示については、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号2021年8月12日。以下「実務対応報告第42号」という。)に従っております。

  また、実務対応報告第42号第32項(1)に基づき、実務対応報告第42号の適用に伴う会計方針の変更による影響はないものとみなしております。

 

 

(収益認識関係)

 

収益を理解するための基礎となる情報

 「4.重要な収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

 

④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】

(単位:百万円)

資産の種類

当期首残高

当期増加額

当期減少額

当期末残高

当期末減価償却累計額又は償却累計額

当期償却額

差引当期末残高

有形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

建物

120,496

6,754

2,874

(54)

124,376

79,989

3,341

44,387

構築物

123,716

8,120

600

(39)

131,236

98,722

2,742

32,514

機械及び装置

592,311

33,172

8,217

(1,996)

617,266

532,951

17,658

84,315

車両運搬具

1,445

16

33

(1)

1,428

1,312

65

116

工具、器具及び備品

37,121

3,193

1,979

(34)

38,335

31,221

2,098

7,114

土地

135,202

4

1

135,205

135,205

リース資産

3,205

89

56

3,238

900

237

2,338

建設仮勘定

26,414

39,353

51,493

(168)

14,274

14,274

有形固定資産計

1,039,910

90,701

65,253

(2,292)

1,065,358

745,095

26,141

320,263

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

のれん

994

994

994

6

工業所有権

3,077

1

18

3,060

2,239

292

821

諸利用権

3,430

3,430

3,340

10

90

ソフトウエア

39,097

4,844

953

42,988

34,096

1,902

8,892

無形固定資産計

46,598

4,845

971

50,472

40,669

2,210

9,803

長期前払費用

2,717

150

208

2,659

2,273

196

386

 

 (注)1.「当期減少額」欄の下段( )は内数であり、減損損失の計上額であります。

2.当期増加額のうち、主なものは次のとおりであります。

 機械及び装置    環状オレフィンコポリマー能力増強    14,240百万円

           眼鏡レンズ用材料製造装置         3,803百万円

 建設仮勘定     環状オレフィンコポリマー能力増強     3,608百万円

           眼鏡レンズ用材料製造装置         4,523百万円

3.当期減少額のうち、主なものは次のとおりであります。

 建設仮勘定     環状オレフィンコポリマー能力増強    15,663百万円

           眼鏡レンズ用材料製造装置         4,487百万円

【引当金明細表】

(単位:百万円)

科目

当期首残高

当期増加額

当期減少額

当期末残高

貸倒引当金

13,834

11,047

539

24,342

役員賞与引当金

135

139

135

139

退職給付引当金

4,133

589

1,966

2,756

修繕引当金

14,677

19,833

18,095

16,415

環境対策引当金

633

-

452

181

債務保証等損失引当金

883

4,005

478

4,410

本社移転損失引当金

641

-

160

481

 

 

(2)【主な資産及び負債の内容】

連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

 

(3)【その他】

該当事項はありません。