【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1  連結の範囲に関する事項

 (1) 連結子会社数  62

      すべての子会社を連結の範囲に含めている。

(異動の状況)

新規 3社

㈱Balance Responsible Party,合同会社CR-01,中電テレメータリング合同会社は,出資により,連結の範囲に含めている。

除外 6社

ヴィーナスコーポレーション㈱,㈱キュービック,㈱サンタ,平野物産㈱,㈱Aria,㈲栄角は,㈱ピカソを存続会社とする吸収合併に伴う消滅により,連結の範囲から除外している。

 (2) 主要な連結子会社名

中部電力ミライズ㈱,㈱シーエナジー,ダイヤモンドパワー㈱,CEPO半田バイオマス発電㈱,中部電力パワーグリッド㈱,中電配電サポート㈱,㈱トーエネック,中電クラビス㈱,中部精機㈱,中電不動産㈱,㈱中電オートリース,㈱中部プラントサービス,㈱シーテック,㈱テクノ中部,㈱中電シーティーアイ,㈱トーエネックサービス,旭シンクロテック㈱,㈱日本エスコン,㈱ピカソ

 

2  持分法の適用に関する事項

 (1) 持分法適用の関連会社数 72

      すべての関連会社を持分法の適用範囲に含めている。

(異動の状況) 

新規 12社

㈱エネワンでんき,中電ソザイテラス合同会社,豊富Wind Energy合同会社,㈱Global New Energy Togo,境港昭和町バイオマス発電合同会社,合同会社FSPS八風,㈱GDBL,OMC Power Private Limited,BRITANIA BANGNA KM.39 CO.,LTD.,秋田由利本荘オフショアウィンド合同会社,秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド合同会社,千葉銚子オフショアウィンド合同会社は,出資により,持分法の適用範囲に含めている。

除外 4社

トヨタグリーンエナジー有限責任事業組合,合同会社フリートEVイニシアティブ,グリッドデータバンク・ラボ有限責任事業組合は,清算結了により,ORIGIN KNIGHTSBRIDGE THEPHARAK CO.,LTD.は,株式譲渡により,持分法の適用範囲から除外している。

 (2) 主要な持分法適用の関連会社名

㈱CDエナジーダイレクト,新日本ヘリコプター㈱,㈱JERA,Artemis Ⅱ-CMGT 1 GmbH,Artemis Ⅱ-CMGT 2 GmbH,Diamond Chubu Europe B.V.,Bitexco Power Corporation,愛知電機㈱,東海コンクリート工業㈱,中部テレコミュニケーション㈱

 

3  連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日が連結決算日と異なる会社は,Chubu Electric Power Company Netherlands B.V.及び㈱日本エスコン他20社であり,ESCON JAPAN (THAILAND) CO.,LTD.の決算日は11月30日,その他の会社の決算日は12月31日である。

なお,連結財務諸表の作成にあたっては,決算日が連結決算日と異なる会社のうち㈱日本エスコン他15社については,連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用している。その他の連結子会社については,当該連結子会社の決算日現在の財務諸表を使用し,連結決算日との間に生じた重要な取引について連結上必要な調整を行っている。

 

 

4  会計方針に関する事項

  (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

    ①  有価証券

        その他有価証券のうち市場価格のない株式等以外のものは時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し,売却原価は移動平均法により算定),市場価格のない株式等は移動平均法による原価法によっている。

    ②  デリバティブ

        時価法によっている。

    ③ 棚卸資産

    棚卸資産のうち販売用不動産は個別法による原価法(連結貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっている。

  (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

有形固定資産は主として定額法,無形固定資産は定額法によっている。耐用年数については主として法人税法の定めによっている。

  (3) 重要な引当金の計上基準

    ①  貸倒引当金

        売掛債権等の貸倒れによる損失に備えるため,一般債権については貸倒実績率により,破産更生債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し,回収不能見込額を計上している。

    ②  原子力発電所運転終了関連損失引当金

        浜岡原子力発電所1,2号機の運転終了に伴い,今後発生する費用または損失に備えるため,当連結会計年度末における合理的な見積額を計上している。

    ③  渇水準備引当金

        渇水による損失に備えるため,電気事業法等の一部を改正する法律(2014年法律第72号)附則第16条第3項の規定によりなおその効力を有するものとして読み替えて適用される同法第1条の規定による改正前の電気事業法(1964年法律第170号)第36条の規定による引当限度額を計上している。

 (4) 退職給付に係る会計処理の方法

従業員の退職給付に充てるため,当連結会計年度末における退職給付債務から年金資産の額を控除した額を退職給付に係る負債(年金資産の額が退職給付債務を超える場合には退職給付に係る資産)に計上している。

    ①  退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり,退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については,給付算定式基準によっている。

    ②  数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

        過去勤務費用は,その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(連結子会社10~15年)による定額法により費用処理している。
 数理計算上の差異は,各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(当社3年,連結子会社3~15年)による定額法(一部の連結子会社は定率法)により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度(一部の連結子会社は発生の当連結会計年度)から費用処理することとしている。

 (5) 重要な収益及び費用の計上基準

当社グループの主要な事業は小売電気事業及び一般送配電事業であり,小売電気事業においては,顧客との販売契約に基づいて電気を引き渡す履行義務を負い,一般送配電事業においては,託送供給約款に基づいて託送供給を行う履行義務を負っている。これら履行義務を充足する収益は,検針により決定した電力量に基づき計上(検針日基準)している。

 

  (6) 重要なヘッジ会計の方法

    ①  ヘッジ会計の方法

        繰延ヘッジ,金利スワップの特例処理及び振当処理によっている。

    ②  ヘッジ手段とヘッジ対象

        オプション取引等のデリバティブ取引をヘッジ手段とし,電力調達から発生する債務等をヘッジ対象としている。

    ③  ヘッジ方針

        当社グループ業務の範囲内における,実需取引に基づくキャッシュ・フローを対象とし,電力調達コストの変動リスクによる損失回避を図る目的等で,デリバティブ取引を実施している。

    ④  ヘッジ有効性評価の方法

        事前テストとして回帰分析または変動の累積による比率分析,事後テストとして変動の累積を比率分析する方法によっている。なお,ヘッジに高い有効性があると認められるものについては,有効性の評価を省略している。

  (7) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却については,発生原因に応じ20年以内で均等償却を行っている。

  (8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は,手許現金,要求払預金及び容易に換金可能であり,かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資としている。

  (9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

特定原子力発電施設の廃止措置に係る資産除去債務相当資産の費用計上方法

有形固定資産のうち特定原子力発電施設の廃止措置に係る資産除去債務相当資産の費用計上方法は,「原子力発電施設解体引当金に関する省令」(1989年5月25日  通商産業省令第30号)の定めに従い,原子力発電施設解体費の総見積額を運転期間にわたり,定額法により費用計上する方法によっている。

 

 

(重要な会計上の見積り)

1 原子力発電事業の固定資産の評価
 (1) 当連結会計年度末の連結財務諸表に計上した金額

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

固定資産仮勘定を含む原子力発電設備

359,317百万円

上記金額は,総資産の

約6%を占めている。

350,194百万円

上記金額は,総資産の

約5%を占めている。

 

(注) 前連結会計年度及び当連結会計年度において,将来キャッシュ・フローの総額が固定資産簿価を上回ったことから,減損損失を認識していない。

 

 (2) 重要な会計上の見積りの内容に関する情報

原子力発電事業については,運転停止状況が長期間継続していることなどから,将来キャッシュ・フローと原子力発電事業の固定資産簿価を比較し,減損損失の認識の要否を検討する必要がある。

将来キャッシュ・フローの見積りは,経営者が作成した経営計画を基礎として行われる。見積りの基礎とした経営計画には,再稼働後の発電による販売収益,安全性向上対策工事費用の見込みなど経営者の判断を伴う主要な仮定が用いられており,将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。

 

2 繰延税金資産の回収可能性

 (1) 当連結会計年度末の連結財務諸表に計上した金額

 グループ通算制度を適用している当社及び一部の国内連結子会社(以下,「通算グループ」という。)(前連結会計年度においては,連結納税制度を適用している当社及び一部の国内連結子会社(以下,「連結納税グループ」という。))において回収可能性を判断し,下表のとおり繰延税金資産を計上している。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

連結貸借対照表計上額

 

 

 繰延税金資産

174,086百万円

183,136百万円

通算グループ計上額

(前連結会計年度においては,連結納税グループ計上額)

 

 

繰延税金資産(繰延税金負債との相殺前)

179,165百万円

175,486百万円

(うち税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産)

(31,331百万円)

(21,436百万円)

 

 

 (2) 重要な会計上の見積りの内容に関する情報

繰延税金資産は,税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異のうち,将来にわたり税金負担額を軽減することが認められる範囲内において計上しており,通算グループ(前連結会計年度においては,連結納税グループ)における会社分類の妥当性や将来の一時差異等加減算前課税所得の見積り等に基づいて,回収可能性を判断している。

将来の一時差異等加減算前課税所得の見積りは,経営者が作成した経営計画を基礎として行われる。見積りの基礎とした経営計画には,販売電力量の見通し,卸電力市場からの調達を含む電源調達計画の想定など経営者の判断を伴う主要な仮定が用いられており,繰延税金資産の回収可能性に重要な影響を及ぼす。

 

(会計方針の変更)

「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)(以下,「時価算定会計基準適用指針」という。)を当連結会計年度の期首から適用し,時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って,時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することとした。

なお,当連結会計年度の連結財務諸表に与える影響はない。

 

 

(未適用の会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

1 概要

その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取り扱いを定めたものである。

2 適用予定日

2025年3月期の期首より適用予定である。

3 当該会計基準等の適用による影響

影響額は,当連結財務諸表の作成時において評価中である。

 

(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)

有形固定資産の減価償却方法の変更

従来,当社及び連結子会社は,有形固定資産の減価償却方法について,主として定率法を採用していたが,当連結会計年度より主として定額法に変更している。

当社の主たる供給区域である中部エリアにおいては,人口の減少や少子高齢化の進展,省エネや節電の浸透などにより,今後の電力需要は安定的に推移する見込みである。

また,電力システム改革の進展により,発電・小売事業は競争環境下におかれることで,効率的・安定的な事業運営が求められるとともに,送配電事業においても中立性,公平性を確保した効率的運営により安定供給に取り組む役割が期待されている。

さらに,エネルギー基本計画において,原子力や一般水力は安定的かつ運転コストが低廉なベースロード電源として,重要な役割が期待されている。

このような事業環境の変化に対応するため,当社は2022年度を開始年度とする「中部電力グループ中期経営計画」において,電力の安全・安定供給に必要な投資の実施や,設備全般の効率的かつ安定的な稼働に取り組んでいくこととしている。

以上を踏まえると,今後は,電気事業を中心に設備の安定的な使用が見込まれることから,有形固定資産の減価償却は,耐用年数にわたり均等に費用配分を行う定額法が,経済的便益の費消パターンをより適切に反映すると判断した。

この変更に伴い,従来の方法と比べて,営業利益が29,677百万円増加し,経常利益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ29,509百万円増加している。

 

 

(追加情報)

(業績連動型株式報酬制度)

当社は,2019年6月26日開催の第95期定時株主総会決議に基づき,当社の取締役(社外取締役を除く。)及び取締役を兼務しない役付執行役員に対する業績連動型株式報酬制度「株式給付信託(BBT(=Board Benefit Trust))」(以下,「本制度」という。)を導入している。

また,2020年5月8日開催の取締役会において,当社の取締役を兼務しない執行役員並びに当社の子会社である中部電力ミライズ株式会社(以下,「中部電力ミライズ」という。)の取締役(社外取締役を除く。),取締役を兼務しない役付執行役員及び執行役員を本制度の対象に追加する改定を決議している(以下,本制度の対象者を「取締役等」という。)。

 

(1) 取引の概要

本制度は,当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託(以下,本制度に基づき設定される信託を「本信託」という。)を通じて取得され,取締役等に対して,当社及び中部電力ミライズが定める役員株式給付規程に従って,当社株式及び当社株式を時価で換算した金額相当の金銭(以下,「当社株式等」という。)が本信託を通じて給付される業績連動型株式報酬制度である。

なお,取締役等が当社株式等の給付を受ける時期は,原則として取締役等の退任後となる。

 

(2) 信託口に残存する自社の株式

信託口に残存する当社株式を,信託口における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部に自己株式として計上している。当連結会計年度末における当該自己株式の帳簿価額は571百万円,株式数は386千株である。

 

(持分法適用関連会社における国際財務報告基準(IFRS)の適用)

当社の持分法適用関連会社である㈱JERAに持分法を適用するに当たり,当連結会計年度より,国際財務報告基準(IFRS)に準拠して作成された同社財務諸表を基礎としている。

 

(連結貸借対照表関係)

※1  固定資産の工事費負担金等の受入れによる圧縮記帳額(累計)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

 

211,543百万円

219,066百万円

 

 

※2  有形固定資産の減価償却累計額

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

 

7,248,515

百万円

7,314,111

百万円

 

 

※3 関連会社に対する株式及び出資金(うち,共同支配企業に対する投資の金額)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

 

1,384,508百万円

1,431,739百万円

 

(1,113,554百万円)

(1,113,409百万円)

 

 

※4 受取手形、売掛金及び契約資産の金額

受取手形、売掛金及び契約資産のうち,顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額は,それぞれ以下のとおりである。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

受取手形

8,560百万円

8,952百万円

売掛金

306,179百万円

321,353百万円

契約資産

27,422百万円

31,179百万円

 

 

※5 棚卸資産の内訳

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

商品及び製品

469百万円

471百万円

仕掛品

7,871百万円

8,226百万円

原材料及び貯蔵品

14,619百万円

15,657百万円

販売用不動産

167,818百万円

172,088百万円

 

 

※6  担保資産及び担保付債務

(1) 当社

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

担保提供資産

当社の全資産は,社債及び2020年3月31日以前に借り入れた株式会社日本政策投資銀行からの借入金の一般担保に供している。

当社の全資産は,社債及び2020年3月31日以前に借り入れた株式会社日本政策投資銀行からの借入金の一般担保に供している。

上記に対応する債務

 

 

社債

864,360百万円

934,560百万円

(連結貸借対照表計上額)

(864,360百万円)

(934,560百万円)

株式会社日本政策投資銀行借入金

154,981百万円

143,467百万円

 

 

(2) 連結子会社

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

担保提供資産

 

 

その他の固定資産

26,276百万円

58,701百万円

長期投資

2百万円

繰延税金資産

127百万円

94百万円

その他の投資等

151百万円

135百万円

現金及び預金

1,515百万円

1,583百万円

受取手形、売掛金及び契約資産

160百万円

169百万円

棚卸資産

114,567百万円

137,745百万円

その他の流動資産

101百万円

113百万円

(注) 上記のほか,前連結会計年度末において,連結上消去されている関係会社株式30,539百万円を担保に供している。

上記に対応する債務

 

 

長期借入金

92,567百万円

137,240百万円

1年以内に期限到来の固定負債

81,333百万円

24,834百万円

短期借入金

2,390百万円

8,903百万円

 

 

(3) 一部の連結子会社の出資会社における金融機関からの借入金等に対して担保に供している資産

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

長期投資

201百万円

9,199百万円

関係会社長期投資

17,514百万円

32,049百万円

受取手形、売掛金及び契約資産

198百万円

 

なお,出資会社が債務不履行となった場合の連結子会社の負担は,上記のいずれの資産についても当該資産額に限定されている。

なお,出資会社が債務不履行となった場合の連結子会社の負担は,上記のいずれの資産についても当該資産額に限定されている。

 

※7 契約負債の金額

   その他の流動負債のうち,契約負債の金額は,以下のとおりである。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

契約負債

7,322百万円

13,647百万円

 

 

 8  偶発債務

(1) 社債及び借入金に対する保証債務

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

日本原燃株式会社

 

89,693百万円

89,154百万円

日本原子力発電株式会社

 

38,095百万円

38,095百万円

従業員(住宅財形借入ほか)

 

30,688百万円

26,784百万円

株式会社エネワンでんき

 

3,060百万円

MCリテールエナジー株式会社

 

2,221百万円

2,221百万円

Diamond Transmission Partners Hornsea One Limited

 

1,775百万円

1,901百万円

中尾地熱発電株式会社

 

1,658百万円

楽天信託株式会社

 

773百万円

630百万円

Diamond Transmission Partners Walney Extension Limited

 

353百万円

381百万円

鈴川エネルギーセンター株式会社

 

318百万円

318百万円

たはらソーラー合同会社

 

269百万円

262百万円

MT Falcon Holdings Company,S.A.P.I.de C.V.

(注)

5,434百万円

ラスラファンC事業会社

(注)

962百万円

その他

 

29百万円

29百万円

 

 

(2) その他契約の履行に対する保証債務

 

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

三菱商事株式会社

 

9,689百万円

11,591百万円

米子バイオマス発電合同会社

 

1,110百万円

1,732百万円

秋田由利本荘オフショアウィンド合同会社

 

775百万円

1,332百万円

秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド合同会社

 

105百万円

778百万円

豊富Wind Energy合同会社

 

709百万円

愛知蒲郡バイオマス発電合同会社

 

598百万円

652百万円

千葉銚子オフショアウィンド合同会社

 

94百万円

629百万円

Phoenix Operation and Maintenance Company LLC

(注)

555百万円

605百万円

合同会社御前崎港バイオマスエナジー

 

555百万円

605百万円

丸紅株式会社

 

521百万円

444百万円

Diamond Transmission Partners Hornsea One Limited

 

143百万円

410百万円

MCリテールエナジー株式会社

 

360百万円

243百万円

Diamond Transmission Partners Walney Extension Limited

 

123百万円

139百万円

JERA Energy America LLC

(注)

25,321百万円

MT Falcon Holdings Company,S.A.P.I.de C.V.

(注)

4,902百万円

PT.Cirebon Energi Prasarana

(注)

283百万円

Phoenix Power Company SAOG

(注)

207百万円

その他

 

218百万円

191百万円

 

 

(注) 上記(1)及び(2)の保証債務残高のうち前連結会計年度34,910百万円,当連結会計年度605百万円については,㈱JERAとの間で,当社に債務保証履行による損失が生じた場合,同社が当該損失を補填する契約を締結している。

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

営業収益については,顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載していない。顧客との契約から生じる収益の金額は,連結財務諸表の「注記事項 (セグメント情報等) 3  報告セグメントごとの売上高,利益又は損失,資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報」に記載のとおりである。

 

※2  営業費用の内訳

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

区分

電気事業
営業費用
(百万円)

電気事業営業費用のうち
販売費,一般管理費計(内部取引消去前)
(百万円)

給料手当

113,725

49,694

退職給与金

14,859

14,859

委託費

100,003

62,282

他社購入電源費

1,642,474

接続供給託送料

525,513

その他

671,364

112,690

小計

3,067,941

239,526

内部取引の消去

812,957

合計

2,254,983

 

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

区分

電気事業
営業費用
(百万円)

電気事業営業費用のうち
販売費,一般管理費計(内部取引消去前)
(百万円)

給料手当

112,929

50,040

退職給与金

15,843

15,843

委託費

104,855

65,500

他社購入電源費

2,671,231

接続供給託送料

512,194

その他

654,271

104,178

小計

4,071,325

235,563

内部取引の消去

850,072

合計

3,221,252

 

 

※3  営業費用に含まれる引当金繰入額

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

貸倒引当金

9,253百万円

△410百万円

 

 

※4  営業費用に含まれる研究開発費の総額

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

 

8,979百万円

8,771百万円

 

上記金額には,内部取引を考慮していない。

上記金額には,内部取引を考慮していない。

 

 

※5 インバランス収支還元損失

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

2021年1月の電力需給ひっ迫に伴うインバランス料金の高騰により,一般送配電事業者においてインバランス収益が大きく増加したことを受け,第43回総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会電力・ガス基本政策小委員会(2021年12月27日開催)において,インバランス収支の一部を将来の託送料金から差し引く形で調整することが取り纏められた。

これに従い必要な措置を講ずることを経済産業省から要請されたため,インバランス収支の一部を調整する特例認可申請(電気事業法第18条第2項ただし書きによる措置)を行い,経済産業大臣の認可を経て,小売電気事業者から調整に関する申請を受理した。

以上を踏まえ,前連結会計年度において調整額5,510百万円を特別損失に計上している。

 

※6 減損損失

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(1) 資産のグルーピングの方法

その他事業に使用している固定資産

原則として事業ごと,地点ごとにグルーピングしている。

 

(2) 減損損失を認識した主な資産グループ

当連結会計年度に認識された減損損失は14,236百万円であり,このうち重要な減損損失は以下のとおりである。

用 途

場 所

種 類

減損損失
(百万円)

太陽光発電事業用資産
(その他の固定資産)

静岡県

建設仮勘定等

    10,004

 

 

(3) 減損損失の認識に至った経緯

セグメント上「その他」に区分する子会社が計画している太陽光発電事業に係る固定資産(建設仮勘定等)について,事業の見通しが不透明となり,当初想定していた収益が見込めなくなったため,帳簿価額を回収可能価額まで減額し,当該減少額を減損損失として特別損失に計上した。

 

(4) 回収可能額の算定方法

回収可能価額については,将来キャッシュ・フローが見込めないことから使用価値を零円としている。

 

※7 独占禁止法関連損失

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

当社及び当社の子会社である中部電力ミライズ㈱は,2021年4月13日に中部地区等における特別高圧電力及び高圧電力の供給に関して,独占禁止法(以下,「独禁法」という。)違反(不当な取引制限)の疑いがあるとして,公正取引委員会(以下,「公取委」という。)の立入検査を受け,以降,公取委による調査に全面的に協力してきた。

2023年3月30日,当社は独禁法に基づく課徴金納付命令を,中部電力ミライズ㈱は独禁法に基づく排除措置命令及び課徴金納付命令を,公取委からそれぞれ受けた。

課徴金納付命令を受けたことにより,当連結会計年度において,独占禁止法関連損失として27,555百万円を特別損失として計上している。

 

 

(連結包括利益計算書関係)

  ※1  その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 当期発生額

2,185百万円

2,717百万円

 組替調整額

△256百万円

△45,035百万円

  税効果調整前

1,928百万円

△42,317百万円

  税効果額

△489百万円

10,334百万円

  その他有価証券評価差額金

1,438百万円

△31,982百万円

繰延ヘッジ損益

 

 

 当期発生額

1,452百万円

738百万円

 組替調整額

△14百万円

△552百万円

  税効果調整前

1,437百万円

185百万円

  税効果額

△400百万円

△51百万円

  繰延ヘッジ損益

1,037百万円

133百万円

為替換算調整勘定

 

 

 当期発生額

562百万円

774百万円

  為替換算調整勘定

562百万円

774百万円

退職給付に係る調整額

 

 

 当期発生額

△6,801百万円

△18,889百万円

 組替調整額

74百万円

523百万円

  税効果調整前

△6,727百万円

△18,365百万円

  税効果額

1,873百万円

5,185百万円

  退職給付に係る調整額

△4,854百万円

△13,180百万円

持分法適用会社に対する持分相当額

 

 

 当期発生額

91,788百万円

135,304百万円

 組替調整額

3,246百万円

10,164百万円

 資産の取得原価調整額

△26,837百万円

△58,584百万円

  持分法適用会社に対する持分相当額

68,197百万円

86,884百万円

   その他の包括利益合計

66,381百万円

42,629百万円

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日

1  発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首
株式数(株)

当連結会計年度
 増加株式数(株)

当連結会計年度
 減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

  普通株式

758,000,000

758,000,000

  合  計

758,000,000

758,000,000

自己株式

 

 

 

 

  普通株式

1,828,434

30,944

2,071

1,857,307

  合  計

1,828,434

30,944

2,071

1,857,307

 

(注) 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末の自己株式数には,「株式給付信託(BBT)」に係る信託口が保有する当社株式がそれぞれ,412,100株含まれている。

 

(変動事由の概要)

自己株式の増加株式数の内訳は,次のとおりである。

  単元未満株式の買取請求による増加     30,944株

自己株式の減少株式数の内訳は,次のとおりである。

  単元未満株式の買増請求による減少     2,071株

 

2 新株予約権に関する事項

  連結子会社における当連結会計年度末残高  0百万円

 

3  配当に関する事項

  (1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2021年6月25日
定時株主総会

普通株式

18,916

25

2021年3月31日

2021年6月28日

2021年10月28日
取締役会

普通株式

18,916

25

2021年9月30日

2021年11月30日

 

(注) 1 2021年6月25日定時株主総会決議による配当金の総額には,「株式給付信託(BBT)」に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金10百万円が含まれている。

2 2021年10月28日取締役会決議による配当金の総額には,「株式給付信託(BBT)」に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金10百万円が含まれている。

 

 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち,配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年6月28日
定時株主総会

普通株式

18,915

利益剰余金

25

2022年3月31日

2022年6月29日

 

(注) 2022年6月28日定時株主総会決議による配当金の総額には,「株式給付信託(BBT)」に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金10百万円が含まれている。

 

 

当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日

1  発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首
株式数(株)

当連結会計年度
 増加株式数(株)

当連結会計年度
 減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

  普通株式

758,000,000

758,000,000

  合  計

758,000,000

758,000,000

自己株式

 

 

 

 

  普通株式

1,857,307

28,254

26,078

 1,859,483

  合  計

1,857,307

28,254

26,078

 1,859,483

 

(注) 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末の自己株式数には,「株式給付信託(BBT)」に係る信託口が保有する当社株式がそれぞれ,412,100株,386,800株含まれている。

 

(変動事由の概要)

自己株式の増加株式数の内訳は,次のとおりである。

  単元未満株式の買取請求による増加     28,254株

自己株式の減少株式数の内訳は,次のとおりである。

  単元未満株式の買増請求による減少       778株

 「株式給付信託(BBT)」に係る信託口における当社株式の給付による減少 25,300株

 

2 新株予約権に関する事項

  連結子会社における当連結会計年度末残高  0百万円

 

3  配当に関する事項

  (1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2022年6月28日
定時株主総会

普通株式

18,915

25

2022年3月31日

2022年6月29日

2022年10月28日
取締役会

普通株式

18,915

25

2022年9月30日

2022年11月30日

 

(注) 1 2022年6月28日定時株主総会決議による配当金の総額には,「株式給付信託(BBT)」に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金10百万円が含まれている。

 2 2022年10月28日取締役会決議による配当金の総額には,「株式給付信託(BBT)」に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金9百万円が含まれている。

 

 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち,配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月28日
定時株主総会

普通株式

18,915

利益剰余金

25

2023年3月31日

2023年6月29日

 

(注) 2023年6月28日定時株主総会決議による配当金の総額には,「株式給付信託(BBT)」に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金9百万円が含まれている。

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    (単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

現金及び預金勘定

203,207

361,325

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

△2,051

△1,840

短期投資勘定

3,581

17,454

取得日から3ヶ月を超えて償還期限の到来する
短期投資勘定

△3,581

△3,454

現金及び現金同等物

201,156

373,484

 

 

※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 株式の取得により新たに㈱日本エスコン他10社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と取得による収入(純額)との関係は次のとおりである。

固定資産

29,135

百万円

流動資産

165,446

百万円

のれん

4,544

百万円

固定負債

△81,333

百万円

流動負債

△47,906

百万円

非支配株主持分

△31,853

百万円

新株予約権

△1

百万円

 計

38,032

百万円

支配獲得前の既取得分等

△17,562

百万円

新規連結子会社株式の取得価額

20,470

百万円

新規連結子会社の現金及び現金同等物

△41,582

百万円

差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入

21,112

百万円

 

 

 株式の取得により新たに㈱ピカソ他7社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と取得による支出(純額)との関係は次のとおりである。

固定資産

34,233

百万円

流動資産

30,473

百万円

のれん

8,115

百万円

固定負債

△40,825

百万円

流動負債

△1,552

百万円

新規連結子会社株式の取得価額

30,445

百万円

新規連結子会社の現金及び現金同等物

△6,375

百万円

差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

24,070

百万円

 

 

 

(リース取引関係)

オペレーティング・リース取引

(1) 借手側

未経過リース料

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

1年内

268百万円

489百万円

1年超

785百万円

964百万円

合計

1,053百万円

1,454百万円

 

 

(2) 貸手側

未経過リース料

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

1年内

2,454百万円

3,192百万円

1年超

13,898百万円

19,248百万円

合計

16,352百万円

22,441百万円

 

 

 

(金融商品関係)

1 金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは,主に電気事業の運営上必要な設備資金を,社債発行や銀行借入等により調達し,短期的な運転資金は,主に短期社債により調達することを基本としている。また,資金運用については譲渡性預金等の安全性の高い金融資産に限定している。

デリバティブ取引については,当社グループ業務の範囲内で,リスク回避を目的として利用しており,投機目的のために利用することはない。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク

有価証券は,譲渡性預金,事業運営や地域の発展に寄与する企業など中長期的な観点から当社グループの企業価値向上に資する株式,事業成長・発展を目的とする戦略的投資により取得した株式並びに一部の子会社が保有する債券等であり,株式及び債券等は市場価格の変動リスクに晒されている。

営業債権である売掛金は,顧客の信用リスクに晒されている。

当社グループの有利子負債残高の大半は,社債,長期借入金の長期資金であるものの,その大部分を固定金利で調達していることから,業績への影響は限定的と考えられる。

営業債務である買掛金は,そのほとんどが1年以内の支払期日である。

デリバティブ取引については,電力調達に伴い発生する債務等を対象としたオプション取引等を実施している。なお,ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象,ヘッジ方針,ヘッジ有効性評価の方法等については,前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の「重要なヘッジ会計の方法」に記載している。

 

(3)金融商品に係るリスク管理体制

①信用リスクの管理

売掛金は,大半が電気料金に係るものであり,顧客ごとに期日管理及び残高管理を行っている。

デリバティブ取引の利用にあたっては,取引相手として信用度の高い金融機関等を選定し,取引契約後も相手先の信用状況を把握する等の対策を講じている。

 

②市場リスクの管理

有価証券については,定期的に時価や発行体の財務・事業状況等を確認している。

デリバティブ取引については,取引の実施権限,管理・報告方法等を定めた社内規程に基づき実施・管理している。取引管理部署は,取引実施部署から独立しており,取引実施毎に取引種別,契約額(想定元本)等を管理している。

 

③資金調達に係る流動性リスクの管理

資金繰計画の作成及び日々の入出金予定の確認等の方法により管理している。

 

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては,変動要因を織り込んでいるため,異なる前提条件等を採用することにより,当該価額が変動することがある。「2 金融商品の時価等に関する事項」におけるデリバティブ取引に関する契約額等は,その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではない。また,時価及び評価損益は,評価時点の市場指標等により合理的に見積もられる評価額であり,実際に将来受払いされる金額ではない。

 

 

2 金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額,時価及びこれらの差額については,次のとおりである。なお,現金は注記を省略しており,預金,受取手形,売掛金,短期借入金,支払手形及び買掛金については,短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから,注記を省略している。

 

前連結会計年度(2022年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額

時価

差額

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

資産

 

 

 

(1)有価証券(※1)

99,998

93,857

△6,140

負債

 

 

 

(2)社債(※3)

872,760

870,215

△2,544

(3)長期借入金(※3)

1,564,621

1,593,573

28,951

(4)デリバティブ取引(※4)

3,185

3,185

 

(※1)市場価格のない株式等は,「(1)有価証券」には含めていない。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりである。

(百万円)

区分

前連結会計年度

(2022年3月31日)

非上場株式

1,458,247

 

(※2)組合等への出資(連結貸借対照表計上額21,853百万円)は,「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日)第27項に基づき,時価開示の対象としていない。

(※3)(2)社債及び(3)長期借入金には1年以内に返済予定のものを含めている。

(※4)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務を純額で表示している。

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額

時価

差額

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

資産

 

 

 

(1)有価証券(※1)

71,265

66,846

△4,419

負債

 

 

 

(2)社債(※3)

942,960

916,262

△26,697

(3)長期借入金(※3)

1,683,008

1,677,390

△5,617

(4)デリバティブ取引(※4)

3,339

3,339

 

(※1)市場価格のない株式等は,「(1)有価証券」には含めていない。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりである。

(百万円)

区分

当連結会計年度

(2023年3月31日)

非上場株式

1,501,845

 

(※2)組合等への出資(連結貸借対照表計上額27,205百万円)は,「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-16項に基づき,時価開示の対象としていない。

(※3)(2)社債及び(3)長期借入金には1年以内に返済予定のものを含めている。

(※4)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務を純額で表示している。

 

 

(注1)金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2022年3月31日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
5年以内
(百万円)

5年超
10年以内
(百万円)

10年超
(百万円)

有価証券

 

 

 

 

満期保有目的の債券

 

 

 

 

国債・地方債等

社債

その他

200

401

その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

債券

 

 

 

 

国債・地方債等

社債

231

その他

その他

現金及び預金

203,207

受取手形

8,560

売掛金

308,236

合計

520,005

200

632

 

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
5年以内
(百万円)

5年超
10年以内
(百万円)

10年超
(百万円)

有価証券

 

 

 

 

満期保有目的の債券

 

 

 

 

国債・地方債等

社債

その他

600

その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

債券

 

 

 

 

国債・地方債等

社債

3,217

222

その他

その他

14,000

現金及び預金

361,325

受取手形

8,952

売掛金

324,756

589

71

合計

709,034

4,407

294

 

 

 

(注2)社債,長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
2年以内
(百万円)

2年超
3年以内
(百万円)

3年超
4年以内
(百万円)

4年超
5年以内
(百万円)

5年超
(百万円)

社債

80,000

80,000

160,000

70,000

70,000

412,760

長期借入金

167,319

128,514

81,197

100,104

146,577

940,908

短期借入金

269,044

コマーシャル・ペーパー

79,000

合計

595,363

208,514

241,197

170,104

216,577

1,353,668

 

 

 

当連結会計年度

(2023年3月31日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
2年以内
(百万円)

2年超
3年以内
(百万円)

3年超
4年以内
(百万円)

4年超
5年以内
(百万円)

5年超
(百万円)

社債

80,000

160,000

120,000

70,000

60,000

452,960

長期借入金

134,832

90,647

154,492

152,972

198,350

951,713

短期借入金

280,276

コマーシャル・ペーパー

合計

495,108

250,647

274,492

222,972

258,350

1,404,673

 

 

 

3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を,時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて,以下の3つのレベルに分類している。

レベル1の時価:同一の資産または負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接または間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:重要な観察ができないインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には,それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち,時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類している。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

86,662

86,662

債券

843

843

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

3,519

3,519

資産計

86,662

4,362

91,024

デリバティブ取引

 

 

 

 

金利関連

△333

△333

負債計

△333

△333

 

 

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

 40,401

 40,401

債券

 3,440

 3,440

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

 4,010

 4,010

資産計

 40,401

7,451

47,852

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

△539

△539

金利関連

 △132

△132

負債計

 △671

△671

 

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券

 

 

 

 

関連会社株式

6,351

6,351

資産計

6,351

6,351

社債

870,215

870,215

長期借入金

1,593,573

1,593,573

負債計

2,463,788

2,463,788

 

 

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券

 

 

 

 

関連会社株式

8,398

8,398

その他

14,605

14,605

資産計

 8,398

14,605

23,004

社債

916,262

916,262

長期借入金

1,677,390

1,677,390

負債計

2,593,653

2,593,653

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明

有価証券

株式は取引所の価格のため,レベル1の時価に分類している。また,債券は取引所の価格または取引先金融機関から提示された価格によっているため,レベル2の時価に分類している。

 

社債

市場価格のあるものは市場価格に基づき,市場価格のないものは,新規に同様の社債を発行した場合に想定される条件により算定しており,レベル2の時価に分類している。

 

長期借入金

新規に同様の借入を行った場合に想定される条件により算定しており,レベル2の時価に分類している。なお,一部の借入は金利スワップの特例処理の対象とされており,当該デリバティブ取引と一体として処理された場合の条件により算定している。

 

デリバティブ取引

金融機関との取引は,取引先金融機関から提示された価格により算定しており,レベル2の時価に分類している。なお,金利スワップの特例処理によるものは,ヘッジ対象と一体として処理されている。

 

 

 (有価証券関係)

1  満期保有目的の債券

種類

前連結会計年度
(2022年3月31日)

当連結会計年度
(2023年3月31日)

連結貸借対
照表計上額
(百万円)

時価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対
照表計上額
(百万円)

時価
(百万円)

差額
(百万円)

(時価が連結貸借対照表
計上額を超えるもの)

 

 

 

 

 

 

国債・地方債等

社債

その他

200

215

15

200

208

8

小計

200

215

15

200

208

8

(時価が連結貸借対照表
計上額を超えないもの)

 

 

 

 

 

 

国債・地方債等

社債

その他

401

396

△5

400

396

△4

小計

401

396

△5

400

396

△4

合計

601

611

10

600

605

4

 

 

2  その他有価証券

種類

前連結会計年度
(2022年3月31日)

当連結会計年度
(2023年3月31日)

連結貸借対
照表計上額
(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対
照表計上額
(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

(連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの)

 

 

 

 

 

 

株式

86,090

18,733

67,356

38,049

12,519

25,529

債券

 

 

 

 

 

 

国債・地方債等

社債

231

200

31

222

200

22

その他

その他

小計

86,321

18,933

67,388

38,272

12,719

25,552

(連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの)

 

 

 

 

 

 

株式

572

635

△62

2,351

2,884

△532

債券

 

 

 

 

 

 

国債・地方債等

社債

3,217

3,217

その他

その他

14,000

14,000

小計

572

635

△62

19,569

20,101

△532

合計

86,894

19,568

67,325

57,841

32,821

25,020

 

 

 

3  連結会計年度中に売却したその他有価証券

種類

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

売却額
(百万円)

売却益の
合計額
(百万円)

売却損の
合計額
(百万円)

売却額
(百万円)

売却益の
合計額
(百万円)

売却損の
合計額
(百万円)

株式

287

253

100

49,050

45,113

債券

 

 

 

 

 

 

国債・地方債等

社債

その他

その他

合計

287

253

100

49,050

45,113

 

 

(デリバティブ取引関係)

1  ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

(1) 通貨関連

      該当なし。

(2) 金利関連

 

取引の種類

前連結会計年度
(2022年3月31日)

当連結会計年度
(2023年3月31日)

契約額等
(百万円)

契約額等
のうち
1年超
(百万円)

時価
(百万円)

評価損益
 (百万円)

契約額等
(百万円)

契約額等
のうち
1年超
(百万円)

時価
(百万円)

評価損益
 (百万円)

市場取引
以外の取引

金利スワップ取引

 

 

 

 

 

 

 

 

受取変動
/支払固定

3,195

2,983

△212

△212

 2,983

 2,765

 △135

 △135

合計

3,195

2,983

△212

△212

 2,983

2,765

△135

△135

 

(注) 一部のデリバティブ取引において,ヘッジ会計の適用要件を充足しなくなったため,ヘッジ会計の中止として処理している。

 

(3) 商品関連

      該当なし。

 

2  ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

ヘッジ会計
の方法

取引の種類

主なヘッジ
対象

前連結会計年度
(2022年3月31日)

当連結会計年度
(2023年3月31日)

契約額等
(百万円)

契約額等
のうち
1年超
(百万円)

時価
(百万円)

契約額等
(百万円)

契約額等
のうち
1年超
(百万円)

時価
(百万円)

原則的処理
方法

為替予約取引

買掛金
(予定取引)

 

 

 

 

 

 

買建

15,616

13,646

4,032

 16,030

 14,048

 4,657

通貨オプション取引

買掛金
(予定取引)

 

 

 

 

 

 

買建

90,139

△539

金利スワップ取引

長期借入金

 

 

 

 

 

 

受取変動

/支払固定

23,767

5,346

△120

5,346

4,922

2

金利スワップの特例処理

金利スワップ取引

長期借入金

 

 

 

 

 

 

受取変動
/支払固定

9,800

8,180

(*)

 8,180

 6,540

(*)

合計

3,912

4,120

 

(*) 金利スワップの特例処理によるものは,ヘッジ対象と一体として処理されているため,その時価は当該ヘッジ対象の時価に含めて評価している。

 

(退職給付関係)

1  採用している退職給付制度の概要

 当社及び中部電力ミライズ㈱,中部電力パワーグリッド㈱は,複数事業主制度である確定給付企業年金制度,退職一時金制度及び確定拠出年金制度を設けている。その他の連結子会社は,確定給付企業年金制度,退職一時金制度及び確定拠出年金制度を設けている。
 また,従業員の退職に際して割増退職金を支払う場合がある。

 

2  確定給付制度(複数事業主制度を含む)

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

退職給付債務の期首残高

476,586

百万円

461,749

百万円

勤務費用

14,612

百万円

 14,198

百万円

利息費用

3,875

百万円

 3,764

百万円

数理計算上の差異の発生額

△455

百万円

 469

百万円

退職給付の支払額

△31,373

百万円

 △31,083

百万円

過去勤務費用の発生額

百万円

1,233

百万円

その他

△1,496

百万円

△40

百万円

退職給付債務の期末残高

461,749

百万円

450,290

百万円

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

年金資産の期首残高

361,376

百万円

 345,443

百万円

期待運用収益

6,281

百万円

 6,057

百万円

数理計算上の差異の発生額

△7,218

百万円

 △17,238

百万円

事業主からの拠出額

7,143

百万円

 7,011

百万円

退職給付の支払額

△20,681

百万円

 △20,473

百万円

その他

△1,456

百万円

 △11

百万円

年金資産の期末残高

345,443

百万円

 320,788

百万円

 

 

(3) 簡便法を適用した制度の,退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

退職給付に係る負債の期首残高

5,691

百万円

 5,655

百万円

退職給付費用

835

百万円

 797

百万円

退職給付の支払額

△821

百万円

 △806

百万円

制度への拠出額

△57

百万円

 △60

百万円

その他

6

百万円

 3

百万円

退職給付に係る負債の期末残高

5,655

百万円

 5,589

百万円

 

 

 

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

336,342

百万円

 327,286

百万円

年金資産

△346,663

百万円

 △322,002

百万円

 

△10,320

百万円

 5,284

百万円

非積立型制度の退職給付債務

132,281

百万円

 129,807

百万円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

121,960

百万円

 135,091

百万円

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

139,070

百万円

 136,875

百万円

退職給付に係る資産

△17,109

百万円

△1,783

百万円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

121,960

百万円

 135,091

百万円

 

    (注)  簡便法を適用した制度を含む。

 

(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

勤務費用

14,612

百万円

 14,198

百万円

利息費用

3,875

百万円

 3,764

百万円

期待運用収益

△6,281

百万円

 △6,057

百万円

数理計算上の差異の費用処理額

502

百万円

 1,048

百万円

過去勤務費用の費用処理額

△482

百万円

 △488

百万円

簡便法で計算した退職給付費用

835

百万円

 797

百万円

確定給付制度に係る退職給付費用

13,062

百万円

 13,262

百万円

 

 

(6) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

過去勤務費用

△466

百万円

 △1,706

百万円

数理計算上の差異

△6,261

百万円

 △16,659

百万円

    合  計

△6,727

百万円

 △18,365

百万円

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

未認識過去勤務費用

△5,640

百万円

 △3,934

百万円

未認識数理計算上の差異

6,906

百万円

 23,566

百万円

    合  計

1,266

百万円

 19,631

百万円

 

 

 

(8) 年金資産に関する事項

  ①  年金資産の主な内訳

  年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は,次のとおりである。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

 債券

45

 43

 生保一般勘定

34

 37

 株式

14

 13

 その他

7

 7

     合  計

100

100

 

 

  ②  長期期待運用収益率の設定方法

  年金資産の長期期待運用収益率を決定するため,保有している年金資産の配分,過去の運用実績,運用方針及び市場の動向等を考慮している。

 

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

 主要な数理計算上の計算基礎

  ①  割引率

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当社

0.9

0.9

連結子会社

0.1~0.9

0.1~0.9

 

 

  ②  長期期待運用収益率

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当社

1.7

1.7

連結子会社

1.7~2.2

1.7~2.0

 

 

3  確定拠出制度

  当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は,前連結会計年度4,008百万円,当連結会計年度3,955百万円であった。

 

 

(ストック・オプション等関係)

(追加情報)

(従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い等の適用)

「従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い」(実務対応報告第36号 2018年1月12日)(以下,「実務対応報告第36号」という。)の適用日より前に従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与した取引については,実務対応報告第36号第10項(3)に基づいて,従来採用していた会計処理を継続している。

 

1 権利確定条件付き有償新株予約権の概要

(1) 権利確定条件付き有償新株予約権の内容

会社名

㈱日本エスコン

名称

第6回新株予約権

付与対象者の区分及び人数

同社取締役及び従業員,並びに同社子会社従業員146名

株式の種類別のストック・オプションの数(注)1

普通株式1,400,000株

付与日

2017年12月27日

権利確定条件

(注)2

対象勤務期間

対象勤務期間の定めはない。

権利行使期間

自 2021年4月1日

至 2025年12月26日

 

(注) 1 株式数に換算して記載している。

   2 新株予約権の行使の条件については,以下のとおりである。

① 新株予約権者は,2018年12月期から2020年12月期の全ての事業年度の同社営業利益が下記の各号に掲げるそれぞれの金額を超過した場合,2020年12月期の有価証券報告書の提出日の翌月1日から,割り当てられた本新株予約権を行使することができる。行使可能な本新株予約権の数に1個未満の端数が生じる場合には,これを切り捨てた数とする。

ア 2018年12月期の営業利益が8,500百万円を超過した場合

イ 2019年12月期の営業利益が9,500百万円を超過した場合

ウ 2020年12月期の営業利益が10,000百万円を超過した場合

なお,上記営業利益の判定においては,同社の有価証券報告書に記載される連結損益計算書(連結損益計算書を作成していない場合,損益計算書)における営業利益を参照するものとする。また,国際財務報告基準の適用等により参照すべき項目の概念に重要な変更があった場合には,別途参照すべき指標を取締役会で定めるものとする(以下,同様とする。)。

② 新株予約権者は,本新株予約権の権利行使時においても,同社または同社関係会社の取締役,監査役又は従業員であることを要する。ただし,任期満了による退任,定年退職,その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は,この限りではない。

③ 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。ただし,新株予約権者の死亡の原因が業務中の事故であった場合その他当該相続人による当該新株予約権の行使を認める正当な理由があると取締役会が認めた場合は,この限りではない。

④ 本新株予約権の行使によって,同社の発行済株式総数が当該時点における発行可能株式総数を超過することとなるときは,当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

⑤ 各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

 

 

(2) 権利確定条件付き有償新株予約権の規模及びその変動状況

当連結会計年度において存在したストック・オプションを対象とし,ストック・オプションの数については,株式数に換算して記載している。

①ストック・オプションの数

会社名

㈱日本エスコン

名称

第6回新株予約権

権利確定前(株)

 

 前連結会計年度末

 付与

 失効

 権利確定

 未確定残

権利確定後(株)

 

 前連結会計年度末

891,400

 権利確定

 権利行使

113,800

 失効

67,500

 未行使残

710,100

 

 

②単価情報

会社名

㈱日本エスコン

名称

第6回新株予約権

権利行使価格(円)

627

行使時平均株価(円)

822

 

 

2 採用している会計処理の概要

新株予約権を発行したときは,その発行に伴う払込金額を,純資産の部に新株予約権として計上している。新株予約権が行使され,新株を発行するときは,当該新株予約権の発行に伴う払込金額と新株予約権の行使に伴う払込金額を,資本金及び資本剰余金に振り替える。

なお,新株予約権が失効するときは,当該失効に対応する額を失効が確定した会計期間の利益として処理する。

 

 

(税効果会計関係)

1  繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

 

当連結会計年度

(2023年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

資産除去債務

42,071百万円

 

46,800百万円

地役権償却額

40,107百万円

 

40,707百万円

退職給付に係る負債

39,914百万円

 

39,343百万円

繰越欠損金(注)

40,233百万円

 

26,711百万円

未実現利益の消去

18,967百万円

 

19,911百万円

減価償却費損金算入限度超過額

18,060百万円

 

16,375百万円

減損損失

11,930百万円

 

15,427百万円

その他

81,919百万円

 

80,069百万円

繰延税金資産小計

293,205百万円

 

285,347百万円

繰越欠損金に係る評価性引当額(注)

△6,189百万円

 

△3,027百万円

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△62,471百万円

 

△64,974百万円

評価性引当額小計

△68,660百万円

 

△68,002百万円

繰延税金資産合計

224,544百万円

 

217,345百万円

繰延税金負債

 

 

 

資産除去債務相当資産

△15,039百万円

 

△14,635百万円

連結子会社時価評価差額金

△12,657百万円

 

△12,335百万円

その他有価証券評価差額金

△17,662百万円

 

△7,354百万円

その他

△14,316百万円

 

△8,411百万円

繰延税金負債合計

△59,675百万円

 

△42,736百万円

繰延税金資産の純額

164,868百万円

 

174,608百万円

 

 

(注) 繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

   前連結会計年度(2022年3月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

合計

(百万円)

繰越欠損金(a)

1

5

146

13

8

40,058

40,233

評価性引当額

△1

△5

△146

△13

△8

△6,014

△6,189

繰延税金資産

0

34,044

(b)34,044

 

(a) 繰越欠損金は,法定実効税率を乗じた額である。

(b) 当連結会計年度末に計上している繰延税金資産については,過去及び当期の連結課税所得や将来の連結課税所得の見通しに基づき,回収可能と判断している。

 

   当連結会計年度(2023年3月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

合計

(百万円)

繰越欠損金(a)

1

99

99

3

26,507

26,711

評価性引当額

△1

△1

△6

△3

△3,015

△3,027

繰延税金資産

0

98

93

23,492

(b)23,683

 

(a) 繰越欠損金は,法定実効税率を乗じた額である。

(b) 当連結会計年度末に計上している繰延税金資産については,過去及び当期の連結課税所得や将来の連結課税所得の見通しに基づき,回収可能と判断している。

 

 

2  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの,当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度

2022年3月31日

 

当連結会計年度

2023年3月31日

法定実効税率

 

28.0%

 (調整)

 

 

 

 持分法による投資損益

 

5.3%

 独占禁止法関連損失

 

11.2%

 評価性引当額

 

△1.0%

 その他

 

1.6%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

 

45.1%

 

(注) 前連結会計年度は,税金等調整前当期純損失であるため,注記を省略している。

 

3  法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

  当社及び一部の国内連結子会社は,当連結会計年度から,連結納税制度からグループ通算制度へ移行している。これに伴い,法人税及び地方法人税並びに税効果会計の会計処理及び開示については「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)(以下,「実務対応報告第42号」という。)に従っている。また,実務対応報告第42号第32項(1)に基づき,実務対応報告第42号の適用に伴う会計方針の変更による影響はないものとみなしている。

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

 

1  当該資産除去債務の概要

主として「核原料物質,核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」(1957年6月10日  法律第166号)に規定された特定原子力発電施設の廃止措置について資産除去債務を計上している。

なお,有形固定資産のうち特定原子力発電施設の廃止措置に係る資産除去債務相当資産の費用計上方法は,「原子力発電施設解体引当金に関する省令」(1989年5月25日  通商産業省令第30号)の定めに従い,原子力発電施設解体費の総見積額を運転期間にわたり,定額法により費用計上する方法によっている。

 

2  当該資産除去債務の金額の算定方法

特定原子力発電施設の廃止措置については,「原子力発電施設解体引当金に関する省令」(1989年5月25日  通商産業省令第30号)に定める積立期間(運転期間)を支出までの見込み期間とし,割引率は2.3%を使用して資産除去債務の金額を計算している。
 ただし,「原子力発電施設解体引当金に関する省令」(1989年5月25日  通商産業省令第30号)に基づき原子力発電施設解体引当金として計算した金額が,上記算定による金額を上回る場合には,同省令に基づく金額を計上している。

 

3  当該資産除去債務の総額の増減

        (単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

期首残高

261,794

266,374

資産除去債務の履行による減少額

△4,132

△2,514

その他

8,712

26,437

期末残高

266,374

290,297

 

 

 

(収益認識関係)

1  顧客との契約から生じる収益を分解した情報

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は,連結財務諸表の「注記事項 (セグメント情報等) 3  報告セグメントごとの売上高,利益又は損失,資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報」に記載のとおりである。

 

2  顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

主な履行義務である電気の引き渡し及び託送供給については,顧客との販売契約や託送供給約款に基づき通常1か月程度で債権が回収される。なお,その他の顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は,連結財務諸表の「注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項 (5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりである。

 

3  当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報

(1) 顧客との契約から生じた債権,契約資産及び契約負債の残高等

顧客との契約から生じた債権,契約資産及び契約負債の残高は,連結財務諸表の「注記事項 (連結貸借対照表関係)」の「※4 受取手形、売掛金及び契約資産の金額」及び「※7 契約負債の金額」に記載のとおりである。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

主要な事業である電気事業における残存履行義務に配分した取引価格は次のとおりである。

 

前連結会計年度
 (2022年3月31日)

当連結会計年度
(2023年3月31日)

未充足の履行義務に配分した取引価格総額

53,493

百万円

76,428

百万円

履行義務の充足予定時期

 

 

 

 

1年以内

 

 

1年超

53,493

百万円

76,428

百万円

 

 

なお,実務上の便法を適用し,当初に予想される契約期間が1年以内の契約については注記の対象に含めていない。