【注記事項】
(重要な会計方針)

1  有価証券の評価基準及び評価方法

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法によっております。

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法によっております。

 

2  棚卸資産の評価基準及び評価方法

原材料及び貯蔵品

総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)によっております。

 

3  固定資産の減価償却の方法

イ  有形固定資産(リース資産を除く)

主要な設備については、定額法によっております。

なお、主な耐用年数は、5~50年であります。また、2007年3月31日以前に取得したものについては、償却可能限度額まで償却が終了した翌年から5年間で均等償却する定額法によっております。

ロ  無形固定資産(リース資産を除く)

定額法によっております。

なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。

ハ  リース資産

 ・所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。

 ・所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

ニ  長期前払費用

用役又は期間に応じた均等償却によっております。

 

4  引当金の計上基準

イ 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

ロ 賞与引当金 

従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当事業年度に見合う額を計上しております。

ハ 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末において発生していると認められる額を計上しております。

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異の費用処理方法

数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(6年)による定額法により按分額をそれぞれ発生の翌事業年度より費用処理することとしております。

 

5  収益及び費用の計上基準

当社は、主に宿泊、宴会、レストラン及びこれらに付随するホテルサービスを国内外の顧客に対して提供しており、顧客にサービスを提供した時点及び商品を引き渡した時点でこれらの履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。

なお、サービスの提供のうち、当社が代理人に該当すると判断したものについては、他の当事者が提供するサービスと交換に受け取る額から当該他の当事者に支払う額を控除した純額を収益として認識しております。

また、他社ポイントの付与額については、当社がポイント運営会社のために回収した金額であるため、取引価格から減額しております。

 

6  キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

 固定資産の減損

   (1)財務諸表に計上した金額

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

当事業年度

有形固定資産

13,551,241

12,939,702

無形固定資産

41,054

22,531

減損損失

 

 

   (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国内外の移動規制や営業の自粛要請等により事業環境が著しく悪化したため、当社の固定資産には減損の兆候があると判断しております。当社は、減損の兆候がある資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額が回収可能価額を超える部分を減損損失として計上することとしております。

 割引前将来キャッシュ・フローは、経営者により承認された事業計画に基づき算定しており、事業計画の最終年度以降の期間については、経営環境を考慮して見積もった成長率を用いてキャッシュ・フローを算定しております。将来キャッシュ・フローの見積りにおいては、新型コロナウイルス感染症の収束時期を正確に予測することは困難ですが、国内消費は徐々に回復に向かうものとして、2024年3月期中に例年並みの水準まで回復するとの仮定を置いております。

 また、当社の資産グループのうち、「ホテルオークラ京都」の資産グループは、保有する不動産の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づき正味売却価額の見積りを行っており、当該価額が帳簿価額を十分に上回っております。その他の資産グループは、上記の仮定に基づいて将来キャッシュ・フローを見積もって減損損失の認識判定を実施した結果、減損損失を認識しておりません。

 なお、減損の兆候の把握、減損損失の認識判定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業環境の変化により当初想定した収益が見込めなくなった場合には、減損損失が発生する可能性があります。

 

(貸借対照表関係)
※1 顧客との契約から生じた債権及び契約負債

顧客との契約から生じた債権及び契約負債の金額は、財務諸表「注記事項(収益認識関係)(3)①契約負債の残高等」に記載しております。

 

※2 有形固定資産の減価償却累計額

 

前事業年度
(2022年3月31日)

当事業年度
(2023年3月31日)

 

12,963,549

千円

13,646,787

千円

 

   減価償却累計額には減損損失累計額を含んでおります。 

 

※3  担保に供している資産及び担保に係る債務

委託者、受益者を当社とする信託受益権を担保に供しております。
 ①担保に供している資産は以下のとおりであります。

 

前事業年度
(2022年3月31日)

当事業年度
(2023年3月31日)

建物等

6,767,273千円

6,322,327千円

土地

3,959,692

3,959,692

 

②担保に係る債務は以下のとおりであります。

 

前事業年度
(2022年3月31日)

当事業年度
(2023年3月31日)

短期借入金

3,000,000千円

1,000,000千円

1年内返済予定の長期借入金

448,000

448,000

社債

2,000,000

2,000,000

長期借入金

8,064,000

9,616,000

 

 

 

※4 固定資産圧縮記帳額

保険金等で取得した有形固定資産の取得原価から控除している圧縮記帳額は、次のとおりであります。

 

前事業年度
(2022年3月31日)

当事業年度
(2023年3月31日)

建物

3,362千円

3,362千円

 

 

(損益計算書関係)

※1  顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

給与及び賞与

1,990,124

千円

2,045,204

千円

賞与引当金繰入額

29,520

 

55,920

 

賃借料

324,639

 

326,102

 

業務委託費

450,621

 

556,391

 

水道光熱費

224,466

 

382,075

 

消耗品費

221,903

 

324,802

 

減価償却費

799,411

 

757,616

 

退職給付費用

81,632

 

63,184

 

 

 

   おおよその割合

販売費

15.3%

18.9%

一般管理費

84.7%

81.1%

 

 

※3 補助金収入の内訳は次のとおりであります。

 

前事業年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

雇用調整助成金

669,041千円

190,114千円

京都府協力金(新型コロナウイルス感染防止等)

321,163

53,718

その他

38,787

6,374

1,028,991

250,206

 

 

※4 固定資産売却益は、2021年7月に「粟田山荘」の土地・建物等を売却したことによるものです。

 

※5 固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

建物及び構築物

430千円

45千円

機械装置及び運搬具

207

0

器具及び備品

821

0

電話加入権

144

-

撤去費用

5,703

7,342

7,307

7,387

 

 

 

(株主資本等変動計算書関係)

前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首(株)

増加(株)

減少(株)

当事業年度末(株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式

12,065,400

12,065,400

 A種優先株式(注)

1,000

1,000

合計

12,065,400

1,000

12,066,400

自己株式

 

 

 

 

 普通株式

201

201

合計

201

201

 

(注) A種優先株式の増加1,000株は、第三者割当による新株の発行によるものです。

 

2 新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

3 配当に関する事項
(1) 配当金支払額

該当事項はありません。

(2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年6月22日
定時株主総会

A種優先株式

資本剰余金

20,054

20,054.79

2022年3月31日

2022年6月23日

 

 

当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首(株)

増加(株)

減少(株)

当事業年度末(株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式

12,065,400

12,065,400

 A種優先株式(注)

1,000

1,000

合計

12,066,400

12,066,400

自己株式

 

 

 

 

 普通株式

201

41

242

合計

201

41

242

 

(注) 普通株式の自己株式の増加41株は、単元未満株式の買取りによるものです。

 

2 新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

3 配当に関する事項
(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年6月22日
定時株主総会

A種優先株式

20,054

20,054.79

2022年3月31日

2022年6月23日

 

 

(2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月28日
定時株主総会

A種優先株式

資本剰余金

40,000

40,000.00

2023年3月31日

2023年6月29日

 

 

 

(キャッシュ・フロー計算書関係)
※1  現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

現金及び預金

2,226,599千円

2,305,746千円

預入期間が3ケ月を超える
定期預金

現金及び現金同等物

2,226,599

2,305,746

 

 

(リース取引関係)

1 ファイナンス・リース取引(借主側)

所有権移転ファイナンス・リース取引                                

・リース資産の内容 

(有形固定資産)

宴会場改修工事(建物付属設備)等であります。

・リース資産の減価償却の方法

自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。

 

所有権移転外ファイナンス・リース取引                                

・リース資産の内容 

(有形固定資産)

パソコン(器具及び備品)等であります。

(無形固定資産)

全社にわたる、財務・収入等のシステム更新におけるコンピュータソフト(ソフトウエア)であります。

・リース資産の減価償却の方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

 

2  オペレーティング・リース取引(借主側)

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度
(2022年3月31日)

当事業年度
(2023年3月31日)

1年内

301,170

1,170

1年超

2,671

1,501

合計

303,841

2,671

 

(注)未経過リース料の主な減少要因は、ホテル設備(からすま京都ホテル)の賃貸借契約に基づく賃借料の支払によるものであります。なお、当該賃貸借契約については、2023年4月1日から2028年3月31日までを期間として更新しております。

 

(金融商品関係)

1  金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社は、資金運用については短期的な預金に限定し、資金調達については銀行借入及び社債発行により行っております。売掛債権は必要な与信管理を行い、早期回収に努めており、ほとんどの債権は1ヶ月以内の入金期日であります。投資有価証券については非上場株式であり、定期的に発行体の財務状況等を把握しております。借入金及び社債等の使途は、運転資金及び設備投資資金であります。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクにさらされております。

営業債務である買掛金、未払金は、ほとんど1年以内の支払期日であります。社債、借入金、リース債務及び割賦未払金は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で4年後であります。また、変動金利の借入金は、金利の変動リスクにさらされております。

差入保証金は、ホテル関連施設等の賃貸借取引に伴うものであり、差入先の信用リスクにさらされております。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

 ①  信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、売掛債権管理規程に従い、営業債権について、各事業部門における管理担当が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

当期の決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクにさらされる金融資産の貸借対照表価額により表わされています。

 

 ②  資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、各部署からの報告に基づき経理担当が適時に資金繰り計画を作成・更新することなどの方法により、流動性リスクを管理しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

2  金融商品の時価等に関する事項

貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

 前事業年度(2022年3月31日)

(単位:千円)

 

貸借対照表計上額

時価

差額

(1) 差入保証金

51,771

51,892

120

資産計

51,771

51,892

120

(1) 社債

2,000,000

1,991,786

△8,213

(2) 長期借入金(注3)

8,512,000

8,498,007

△13,992

(3) リース債務(注4)

188,183

186,854

△1,328

(4) 長期割賦未払金(注5)

304,351

302,032

△2,319

(5) 長期預り保証金

625,072

586,299

△38,772

負債計

11,629,606

11,564,980

△64,626

 

(注1)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」「未払金」「短期借入金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(注2)市場価格のない株式等の貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

前事業年度(千円)

 非上場株式

10,300

 

(注3)貸借対照表の流動負債に計上されている「1年以内返済予定の長期借入金」を含めております。

(注4)貸借対照表の流動負債に計上されている「リース債務」を含めております。

(注5)貸借対照表の流動負債に計上されている「割賦未払金」を含めております。

 

 当事業年度(2023年3月31日)

(単位:千円)

 

貸借対照表計上額

時価

差額

(1) 差入保証金

52,037

50,814

△1,222

資産計

52,037

50,814

△1,222

(1) 社債

2,000,000

1,987,369

△12,630

(2) 長期借入金(注3)

10,064,000

10,052,821

△11,178

(3) リース債務(注4)

88,816

87,989

△826

(4) 長期割賦未払金(注5)

146,131

144,697

△1,434

(5) 長期預り保証金

521,928

440,230

△81,698

負債計

12,820,876

12,713,108

△107,767

 

(注1)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」「未払金」「短期借入金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

 

(注2)市場価格のない株式等の貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

当事業年度(千円)

 非上場株式

10,300

 

(注3)貸借対照表の流動負債に計上されている「1年以内返済予定の長期借入金」を含めております。

(注4)貸借対照表の流動負債に計上されている「リース債務」を含めております。

(注5)貸借対照表の流動負債に計上されている「割賦未払金」を含めております。

 

3 金銭債権及び満期がある有価証券の決算日後の償還予定額

 前事業年度(2022年3月31日)

(単位:千円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

現金及び預金

2,226,599

売掛金

287,241

差入保証金

596

51,175

合計

2,513,840

596

51,175

 

 

 当事業年度(2023年3月31日)

(単位:千円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

現金及び預金

2,305,746

売掛金

554,461

差入保証金

862

51,175

合計

2,860,208

862

51,175

 

 

4 社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額

 前事業年度(2022年3月31日)

 (単位:千円)  

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

短期借入金

3,000,000

社債

2,000,000

長期借入金

448,000

448,000

7,616,000

リース債務

102,888

63,414

21,880

長期割賦未払金

158,219

104,323

39,637

2,170

合計

3,709,107

615,738

9,677,517

2,170

 

 

 当事業年度(2023年3月31日)

 (単位:千円)  

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

短期借入金

1,000,000

社債

2,000,000

長期借入金

448,000

9,616,000

リース債務

64,129

22,609

742

757

577

長期割賦未払金

104,323

39,637

2,170

合計

 1,616,453

11,678,246

2,913

757

577

 

 

 

5 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

① 時価で貸借対照表に計上している金融商品

該当事項はありません。

 

 ② 時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

   前事業年度(2022年3月31日)

(単位:千円) 

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

差入保証金

51,892

51,892

社債

1,991,786

1,991,786

長期借入金

8,498,007

8,498,007

リース債務

186,854

186,854

長期割賦未払金

 ―

302,032

302,032

長期預り保証金

586,299

586,299

 

 

   当事業年度(2023年3月31日)

(単位:千円) 

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

差入保証金

50,814

50,814

社債

1,987,369

1,987,369

長期借入金

10,052,821

10,052,821

リース債務

87,989

87,989

長期割賦未払金

144,697

144,697

長期預り保証金

440,230

440,230

 

   (注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

差入保証金

差入保証金については、償還予定時期を見積り、リスクフリー・レートを基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

社債、長期借入金、リース債務及び長期割賦未払金

これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

長期預り保証金

差入保証金については、償還予定時期を見積り、リスクフリー・レートを基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(退職給付関係)

1 採用している退職給付制度の概要

当社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

確定給付企業年金制度(積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。確定給付企業年金制度には、退職給付信託が設定されております。

 

 

2 確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

(千円)

 

前事業年度
(自 2021年4月1日
 至 2022年3月31日)

当事業年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

退職給付債務の期首残高

873,079

867,939

勤務費用

61,391

56,620

利息費用

5,849

5,815

数理計算上の差異の発生額

△6,498

△11,107

退職給付の支払額

△65,883

△88,453

退職給付債務の期末残高

867,939

830,813

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

(千円)

 

前事業年度
(自 2021年4月1日
 至 2022年3月31日)

当事業年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

年金資産の期首残高

940,136

958,568

期待運用収益

18,802

19,171

数理計算上の差異の発生額

20,271

△13,176

事業主からの拠出額

45,241

41,978

退職給付の支払額

△65,883

△88,453

年金資産の期末残高

958,568

918,088

 

 

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整表

(千円)

 

前事業年度
(2022年3月31日)

当事業年度
(2023年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

867,939

830,813

年金資産

△958,568

△918,088

未積立退職給付債務

△90,629

△87,274

未認識数理計算上の差異

88,801

66,729

貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△1,827

△20,544

 

 

 

退職給付引当金

前払年金費用

△1,827

△20,544

貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△1,827

△20,544

 

 

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

(千円)

 

前事業年度
(自 2021年4月1日
 至 2022年3月31日)

当事業年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

勤務費用

61,391

56,620

利息費用

5,849

5,815

期待運用収益

△18,802

△19,171

数理計算上の差異の費用処理額

△15,927

△20,002

確定給付制度に係る退職給付費用

32,510

23,261

 

 

 

(5) 年金資産に関する事項

①年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前事業年度
(2022年3月31日)

当事業年度
(2023年3月31日)

債券

27.9%

32.5%

株式

36.5%

34.9%

保険一般勘定

31.5%

31.5%

その他

4.1%

1.1%

合計

100.0%

100.0%

 

(注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前事業年度68.5%、当事業年度68.5%含まれております。

 

②長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(6) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

 

前事業年度
(自 2021年4月1日
 至 2022年3月31日)

当事業年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

割引率

0.67%

0.67%

長期期待運用収益率

2.00%

2.00%

予想昇給率

5.30%

5.30%

 

 

3 確定拠出制度

当社の確定拠出制度への要拠出額は、前事業年度48,911千円、当事業年度46,324千円であります。

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

(繰延税金資産)

 

 

 税務上の繰越欠損金

1,019,401千円

990,925千円

 減損損失

15,526

14,931

 賞与引当金

10,184

19,292

 ギフト券

9,504

8,276

 未払事業所税

9,718

9,689

 その他

18,826

21,333

繰延税金資産小計

1,083,161

1,064,449

 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2

△1,019,401

△990,925

 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△63,760

△73,524

評価性引当額小計(注)1

△1,083,161

△1,064,449

繰延税金資産合計

 

(繰延税金負債)

 前払年金費用

△630

△7,088

繰延税金負債合計

△630

△7,088

繰延税金負債純額

△630

△7,088

 

(注) 1.評価性引当額が18,712千円減少しております。この減少の主な内容は、税務上の繰越欠損金が

    減少したことに伴うものであります。

2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前事業年度(2022年3月31日

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

1,019,401

1,019,401千円

評価性引当額

△1,019,401

△1,019,401

繰延税金資産

 

  (a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当事業年度(2023年3月31日

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(b)

990,925

990,925千円

評価性引当額

△990,925

△990,925〃

繰延税金資産

 

  (b)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率の差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前事業年度
(2022年3月31日)

 

当事業年度
(2023年3月31日)

法定実効税率

 

34.5%

(調整)

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

 

0.3%

住民税均等割

 

5.1%

評価性引当額の増減

 

△25.9%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

 

14.0%

 

  (注)  前事業年度は、税引前当期純損失であるため注記を省略しております。

 

(賃貸等不動産関係)

賃貸不動産等の総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(収益認識関係)

  (1) 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

宿泊部門

宴会部門

レストラン

部門

その他

合計

室料売上

1,191,122

177,671

9,816

-

1,378,610

料理売上

-

336,345

1,167,450

268

1,504,064

飲料売上

4,715

58,919

126,865

-

190,501

雑貨売上

9,958

140,508

30,580

20,613

201,660

その他

136,228

289,433

117,602

100,062

643,327

顧客との契約から生じる収益

1,342,024

1,002,879

1,452,316

120,943

3,918,163

その他の収益

-

-

-

349,787

349,787

外部顧客への売上高

1,342,024

1,002,879

1,452,316

470,731

4,267,951

 

 

当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

宿泊部門

宴会部門

レストラン

部門

その他

合計

室料売上

2,432,957

293,637

14,173

-

2,740,768

料理売上

-

902,086

1,632,514

1,404

2,536,005

飲料売上

6,279

192,241

233,156

-

431,677

雑貨売上

23,110

255,610

37,366

36,602

352,690

その他

265,091

391,608

175,121

108,317

940,139

顧客との契約から生じる収益

2,727,438

2,035,184

2,092,333

146,323

7,001,280

その他の収益

-

-

-

348,997

348,997

外部顧客への売上高

2,727,438

2,035,184

2,092,333

495,321

7,350,277

 

 

  (2) 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 収益を理解するための基礎となる情報は、「(重要な会計方針)5 収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

 

(3) 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当事業年度末において存在する顧客との契約から翌事業年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

 

 

① 契約負債の残高等                                 (単位:千円)

 

前事業年度

当事業年度

期首残高

期末残高

期首残高

期末残高

顧客との契約から生じた債権

 

 

 

 

 売掛金

214,949

287,241

287,241

554,461

 合計

214,949

287,241

287,241

554,461

契約負債

 

 

 

 

 前受金

68,561

65,354

65,354

76,221

 前受収益

18,581

18,830

18,830

19,319

 合計

87,143

84,185

84,185

95,540

 

 契約負債は、宿泊、宴会、レストラン及びこれらに付随するホテルサービスについて、顧客から受け取った前受金及び顧客に販売したギフト券等であり、貸借対照表における「流動負債」の「前受金」及び「前受収益」に含まれております。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

 前事業年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、63,519千円であります。また、前事業年度において、契約負債が減少した主な要因は宴会前受金及びギフト券の収益認識によるものであり、契約負債が増加した主な要因は新たな宴会前受金の受け取り及びギフト券の発行によるものであります。過去の期間に充足した履行義務から、前事業年度に認識した収益(主に、取引価格の変動)の額に重要性はありません。

 当事業年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、67,518千円であります。また、当事業年度において、契約負債が減少した主な要因は宴会前受金及びギフト券の収益認識によるものであり、契約負債が増加した主な要因は新たな宴会前受金の受け取り及びギフト券の発行によるものであります。過去の期間に充足した履行義務から、当事業年度に認識した収益(主に、取引価格の変動)の額に重要性はありません。

 

② 残存履行義務に配分した取引価格
 当社では、残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約について注記の対象に含めておりません。

  前事業年度末において未充足の履行義務(ギフト券等)は、27,548千円であり、期末日後1年以内に50%、残り50%がその後1年以内に収益として認識されると見込んでおります。

  当事業年度末において未充足の履行義務(ギフト券等)は、24,530千円であり、期末日後1年以内に50%、残り50%がその後1年以内に収益として認識されると見込んでおります。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

当社は、内外顧客の宿泊、宴会、レストラン等を中心とするホテル経営及びホテル付随業務を事業内容としております。経営資源の配分の決定及び業績評価は当社全体で行っていること等から判断して、報告セグメントが単一であるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

【関連情報】

1.製品及びサービスごとの情報

ホテル事業の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2. 地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。

 

(2) 有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

 財務諸表提出会社と同一の親会社を持つ会社等及び財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等

前事業年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(千円)

科目

期末残高
(千円)

その他の関係会社の
子会社

㈱オークラニッコーホテルマネジメント
(㈱ホテルオークラの子会社)

東京都

港区

4,272

国内及び海外のホテル運営・管理

なし

業務提携契約

業務提携報酬の支払

36,973

未払金

25,917

 

 (注) 業務提携報酬につきましては、契約に基づく計算方法により算出しております。

 

当事業年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(千円)

科目

期末残高
(千円)

その他の関係会社の
子会社

㈱オークラニッコーホテルマネジメント
(㈱ホテルオークラの子会社)

東京都

港区

4,272

国内及び海外のホテル運営・管理

なし

業務提携契約

業務提携報酬の支払

121,644

未払金

92,271

 

 (注) 業務提携報酬につきましては、契約に基づく計算方法により算出しております。

 

(1株当たり情報)

 

前事業年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

1株当たり純資産額

4.34円

4.51円

1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)

△55.70円

5.16円

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自  2021年4月1日

至  2022年3月31日)

当事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

 当期純利益又は当期純損失(△)

△651,999千円

62,220千円

 普通株主に帰属しない金額

20,054千円

―千円

普通株式に係る当期純利益又は当期純損失(△)

△672,054千円

62,220千円

 普通株式の期中平均株式数

12,065,199株

12,065,167株

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。