第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載いたしました「事業等のリスク」について、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

(経営成績の分析)

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の行動制限緩和に伴い、経済活動の正常化が進み緩やかな回復が見られますが、ウクライナ情勢の長期化や円安による原材料価格、エネルギー価格の上昇、各国のインフレ対策による景気減速懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、顧客の需要が回復傾向にあることに加え、価格改定を進めたことにより、売上高は2,934百万円(前年同期比10.6%増)となりました。利益につきましては、経常利益は101百万円(前年同期比19.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は76百万円(前年同期比17.6%増)となり、前年同期に比べ増益ではあるものの、原材料価格の高騰や運送費、電力料など諸経費の増加が続いており、経常利益率は3.5%と前年通期経常利益率3.8%を下回る状況が続きました。

 なお、当社グループは、塗料の製造、販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載は省略しております。

 

(財政状態の分析)

(資産)

 総資産は、前連結会計年度末に比べ現金及び預金が189百万円、商品及び製品が104百万円それぞれ増加し、受取手形及び売掛金が149百万円減少したこと等により、8,213百万円(前連結会計年度末比216百万円増)となりました。

(負債)

 負債は、前連結会計年度末に比べ短期借入金が124百万円、長期借入金が75百万円それぞれ増加し、支払手形及び買掛金が62百万円減少したこと等により、5,380百万円(前連結会計年度末比101百万円増)となりました。

(純資産)

 純資産は、前連結会計年度末に比べその他有価証券評価差額金が59百万円、利益剰余金が51百万円それぞれ増加したこと等により2,833百万円(前連結会計年度末比115百万円増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,232百万円(前年同期末残高2,085百万円)となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の増加は67百万円(前年同期は35百万円の増加)となりました。これは主に売上債権の減少額149百万円、棚卸資産の増加額137百万円、減価償却費56百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の減少は53百万円(前年同期は34百万円の減少)となりました。これは主に生産設備の維持更新のための有形固定資産の取得による支出48百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の増加は174百万円(前年同期は60百万円の増加)となりました。これは主に長期借入れによる収入350百万円、長期借入金の返済による支出250百万円、短期借入金の純増額100百万円等によるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)株式会社の支配に関する基本方針

 当第2四半期連結累計期間において、株式会社の支配に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は134百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 また、研究開発による新製品は、次のとおりであります。

・特化則対象物質を低減したウレタン塗料「ウレオールECO」

 

(6)資本の財源及び資金の流動性

 運転資金需要の主なものは、原材料・部品等の購入費用、製造経費、研究開発費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等であります。

 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。

 短期運転資金は金融機関からの短期借入を、設備投資や長期運転資金の調達につきましては金融機関からの長期借入を基本としております。

 

(7)主要な設備

 当第2四半期連結会計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は、次のとおりであります。

会社名

事業所名

(所在地)

設備の内容

投資予定金額

資金調達

方法

着手及び完了予定年月

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

川上塗料㈱

千葉工場

(千葉県市原市)

粉体塗料

工場建屋及び生産設備

307

自己資金

2023年

3月

2024年

5月

注)投資予定金額は、当第2四半期連結会計期間末現在の概算であります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、新たに決定又は締結した経営上の重要な契約等はありません。