第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置づけが5類に移行したことにより、経済活動の制限が緩和されるなど回復の兆しをみせた一方、ロシアによるウクライナ侵攻や急激な円安の進行、エネルギー価格の高騰など、依然として先行きが不透明な状況が続いております。

当社グループは、パーパス「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」に基づき、教育事業、人材マッチング事業、及び投資事業を、今後の成長をけん引するコア事業として設定しております。そして、コア事業間での連携を強化し、シナジーを創出することで、独自性のある強みを築き、企業価値の最大化を目指してまいります。具体的なコア事業間の取り組みとして、教育事業でデジタル人材を育成し、人材マッチング事業において、育成したデジタル人材と投資事業における投資先スタートアップのマッチングを行うことで、投資先のバリューアップを図ってまいります。

 

なお、当第1四半期連結会計期間より、コア事業を明確化するため、報告セグメントを従来の「DXプラットフォーム事業」、「インベストメント事業」、「アドテクノロジー事業」、「コンテンツ事業」から「投資事業」、「教育事業」、「人材マッチング事業」、「アドテク・コンテンツ事業」の4区分に変更しております。

 

 この結果、当第1四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

① 財政状態

(資産の部)

当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,746,994千円減少し、30,571,359千円となりました。

主な増減理由は以下のとおりです。

・現金及び預金は、投資先株式の売却等により、前連結会計年度末に比べ3,774,773千円増加しております。

・営業投資有価証券は、投資先株式の売却及び時価評価により、前連結会計年度末に比べ2,849,957千円減少しております。

・デリバティブ債権は、投資先株式の時価評価及び期間満了によるデリバティブ契約の一部終了により、前連結会計年度末に比べ流動資産は389,463千円減少し、投資その他の資産は2,088,959千円減少しております。

(負債の部)

負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,243,938千円減少し、4,427,367千円となりました。

主な増減理由は以下のとおりです。

・繰延税金負債は、投資先株式の時価評価及び期間満了によるデリバティブ契約の一部終了により、前連結会計年度末に比べ1,590,868千円減少しております。

・未払法人税等は、投資先株式の売却等による課税所得の発生により、前連結会計年度末に比べ424,824千円増加しております。

(純資産の部)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ503,056千円減少し、26,143,992千円となりました。

主な増減理由は以下のとおりです。

・利益剰余金は、主に次の要因により、前連結会計年度末に比べ3,236,074千円増加しております。

・親会社株主に帰属する四半期純利益3,685,458千円の計上

・剰余金の配当による449,384千円減少

・その他有価証券評価差額金は、投資先株式の時価評価及び期間満了によるデリバティブ契約の一部終了により、前連結会計年度末に比べ2,021,563千円減少しております。

・繰延ヘッジ損益は、投資先株式の時価評価及び期間満了によるデリバティブ契約の一部終了により、前連結会計年度末に比べ1,719,530千円減少しております。

 

② 経営成績

当第1四半期連結累計期間の経営成績は、投資先株式の売却を行ったこと等により、売上高は7,224,561千円(前年同四半期比51.3%増)となり、営業利益は5,361,600千円(前年同四半期比71.6%増)、経常利益は5,366,682千円(前年同四半期比71.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,685,458千円(前年同四半期比53.6%増)となりました。

 

a. 投資事業

投資事業は、シード/アーリーステージを中心としたスタートアップ企業への投資を行っております。

当第1四半期連結累計期間は、投資先株式の売却量が前第1四半期連結累計期間を上回った影響により、売上高は5,813,820千円(前年同四半期比78.4%増)、セグメント利益は5,731,216千円(前年同四半期比78.7%増)となりました。

 

b. 教育事業

教育事業は、オンラインプログラミング教育事業を運営するキラメックス㈱により構成されています。

当第1四半期連結累計期間は、生成AI学習コースの受講者獲得を目的に特別価格での提供を行ったこと、及び広告投資や体制強化のための費用が増加した影響により、売上高は341,590千円(前年同四半期比6.3%減)、セグメント損失は17,862千円(前年同四半期はセグメント利益66,909千円)となりました。

 

c. 人材マッチング事業

人材マッチング事業は、副業・転職マッチングプラットフォームを運営するカソーク㈱、採用支援事業等を運営するイノープ㈱及びデザイナー特化型クラウドソーシングサービスを運営する㈱リベイスにより構成されています。

当第1四半期連結累計期間は、前期実施した3件のM&Aの影響により、売上高は113,365千円(前年同四半期比48.7%増)となりましたが、中核事業であるカソーク㈱の体制強化に伴うコストの増加により、セグメント損失は137,935千円(前年同四半期はセグメント損失49,114千円)となりました。

 

d. アドテク・コンテンツ事業

アドテク・コンテンツ事業は、ウェブ広告領域における広告プロダクトの開発・運営や、スマートフォン向けアプリやウェブサイトを通した様々なサービスを提供しており、ユナイテッドマーケティングテクノロジーズ㈱、フォッグ㈱、㈱インターナショナルスポーツマーケティング、及び㈱ブリューアスにより構成されています。

当第1四半期連結累計期間は、アドテクノロジー事業において、前期上期に広告予算が集中した反動により、売上高は959,883千円(前年同四半期比11.1%減)、セグメント利益は68,856千円(前年同四半期比43.5%減)となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。 

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。