当行は、前事業年度の有価証券報告書において、「事業等のリスク」として当行及び当行グループの事業その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項、及び必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項でも投資者の投資判断上重要であると考えられる事項について記載いたしました。
本四半期報告書においては、同有価証券報告書提出日以降に重要な変更があった事項について、以下のように記載いたします(以下の記述における項目番号は上記有価証券報告書の「事業等のリスク」における項目番号に合わせております)。なお、有価証券報告書からの変更点に関しては_罫で示しております。本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は本四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(2)信用リスク
③.自己資本比率規制について
当行は、銀行法及び金融庁長官の告示に基づく自己資本比率規制に服しており、2023年3月末における連結自己資本比率10.24%(バーゼルⅢ(国内基準)ベース。詳細は後述。)となっております。当行は、海外に支店等の営業拠点を有しない銀行として、自己資本比率を4.0%以上に保つことが義務付けられておりますが、「事業等のリスク」に記載する各種リスクの顕在化等により、自己資本比率は低下する可能性があります。この最低比率を維持できない場合には、当行は行政処分を受ける可能性があり、間接的に当行の業務遂行能力に影響を受ける可能性があります。当行が将来追加的な資本を必要とする要因としては、以下のようなものがあります。
・将来における重要な事業または資産の取得:当行は、コンシューマーファイナンス業務等を買収によって拡大してきました。また、不良債権やその他の金融資産の市場にも積極的に参加してきました。当行が将来、魅力的な機会を見出した場合、当行はこれらの機会を追求するために必要な追加的な資本を必要とする可能性があります。
・政府の保有する当行株式の取得:政府は、2023年3月末現在、当行の普通株式46,912,888株を保有しております。当行は、政府が保有する株式を買い取る義務を負っていませんが、かかる買取り(自己株式の取得)を行えば、当行が現在負っている金融庁への健全化計画の提出及び履行状況の報告の義務がなくなります。かかる買取りを行おうとする場合、当行は追加的な資本を必要とする可能性があります。当行及びSBIホールディングス株式会社(以下「SBIHD」という。)は、預金保険機構及び株式会社整理回収機構(以下「整理回収機構」という。)との間で、2023年5月12日付で「公的資金の取扱いに関する契約書」を締結しており、同日時点の公的資金の残額が合計で349,374,894,942円であることを確認するとともに、SBIHD及び当行は、公的資金について、会社法その他の法令を遵守し、当行の財務の健全性並びに事業上の必要性及び成長性を害することのない範囲で、可能な限り早期に要回収額を返済するよう努めること、SBIHD及び当行は、かかる早期の公的資金の返済に向けて当行の収益及び企業価値の更なる向上に取り組むとともに、2025年3月末日までに、その返済に関する具体的仕組み(返済に関して想定されるスケジュールを含みます。以下同じです。)につき預金保険機構及び整理回収機構に提案し、かかる提案の後、SBIHD、預金保険機構、整理回収機構及び当行は、公的資金の返済に向けた具体的仕組みについて誠実に協議の上、2025年6月末日までに、具体的仕組みについて合意すること(但し、合意される返済スキーム及びこれに基づく返済は、公的資金の早期返済、株主平等原則を含む法令の遵守、当行の財務の健全性並びに事業上の必要性及び成長性、並びに当行の各株主の権利を勘案したものでなければならないものとすること)等を合意しております。この契約書は、公的資金の残額を確認する部分を除いて、本スクイーズアウト手続(詳細は下記(8)⑥.をご参照ください。)における株式併合の効力が発生することを条件として初めて効力を生ずるものとされています。
・かかるスクイーズアウト手続における株式併合(以下「本株式併合」という。)により、株主の皆様(但し、SBI地銀ホールディングス株式会社(以下「SBI地銀HD」という。)、預金保険機構及び整理回収機構を除きます。)の所有する当行株式の数は、1株に満たない端数となる予定です。本株式併合の結果生じる1株未満の端数については、その合計数(その合計数に1株に満たない端数がある場合にあっては、当該端数は切り捨てられます。以下「売却対象株式」という。)に相当する数の株式を売却し、その売却により得られた代金を、端数が生じた株主の皆様に対して、その端数に応じて交付します。当該売却について、当行は、会社法(2005年法律第86号。その後の改正を含みます。以下同じです。以下「会社法」という。)第235条第2項の準用する会社法第234条第2項の規定に基づき、裁判所の許可を得てSBI地銀HDへ全部を売却する、会社法第234条第2項及び第4項の規定に基づき、裁判所の許可を得て当行が全部を取得する、又は一部をSBI地銀HDへ売却し一部を当行が取得することを予定しています。当行が売却対象株式の全部又は一部を取得する場合、当行は追加的な資本を必要とする可能性があります。
・バーゼル銀行監督委員会による自己資本に関するバーゼル合意(バーゼルⅢ)に沿った自己資本比率規制では、当行は国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出において基礎的内部格付手法を採用しておりますが、内部格付手法においては債務者の信用状況の悪化等により所要規制資本が増大する可能性があります。
・かかるバーゼルⅢにおける国内基準は2014年3月末から適用が開始されておりますが、バーゼルⅢ規制最終化に関し2024年3月末までに対応完了することが求められております。当行は、継続的にビジネスを安定的かつ円滑に展開していくため、バーゼルⅢの規制枠組みの達成を念頭に置いた自己資本の量・質の向上を図っていく所存であります。
・上記の自己資本比率規制のさらなる高度化や見直しに加えて、レバレッジ比率規制や流動性規制をはじめ、新たな規制強化策の導入が決定または議論されていますが、かかる規制強化策が将来適用された場合、規制の内容によっては、当行の業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
しかしながら、当行が、かかる状況に対処するため、またはその他の理由によりさらなる追加的な資本増強を必要とした場合に、適切な時期にそれを行えず、または資本増強が困難な状況に直面した場合、当行によるビジネスチャンスの追求や事業戦略の遂行は制約される可能性があります。
(8)その他
⑥.当行の親会社による公開買付け及びスクイーズアウトについて
SBI地銀HDは、2023年5月15日から2023年6月23日までを買付け等の期間とする当行株式に対する公開買付け(以下「本公開買付け」という。)を行い、その結果、本公開買付けの決済の開始日である2023年6月30日をもって、当行株式109,707,388株(所有割合(注1):53.73%)を所有するに至りました。しかし、SBI地銀HDは、本公開買付けにより当行株式の全て(但し、SBI地銀HD、預金保険機構及び整理回収機構が所有する当行株式並びに当行が所有する自己株式を除きます。)を取得することができなかったとのことであり、当行は、SBI地銀HDから、株式併合及び単元株式数の定めを廃止する旨の定款の一部変更を行うことを付議議案に含む臨時株主総会の開催の要請を受けました。
(注1)「所有割合」とは、2023年3月31日現在の当行の発行済株式総数(205,034,689株)から、当行が所有する同日現在の自己株式数(889,718株)を控除した株式数(204,144,971株)に対する割合(小数点以下第三位を切り捨て。以下、別途の記載がある場合を除き、比率の計算において同様に計算しております。)をいいます。以下同様とします。
上記の要請を受けたこと、また、SBIHD、預金保険機構、整理回収機構及び当行との間で、当行に注入された公的資金の取扱いに関する契約書を2023年5月12日付で締結しており、スクイーズアウト手続(当行の株主をSBI地銀HD、預金保険機構及び整理回収機構のみとするための一連の手続を指します。)を実施するために当行の株主総会において上程される株式併合に関する議案に対して賛成の議決権を行使することについて、当行の第2位株主(2023年3月31日現在)である預金保険機構(所有株式数26,912,888株、所有割合:13.18%)及び第3位株主(2023年3月31日現在)である整理回収機構(所有株式数20,000,000株、所有割合:9.79%)が合意していることを踏まえ、当行は、臨時株主総会において本株式併合に係る議案が承認されることが確実であると考えております。
当該状況を考慮し、2023年7月18日開催の取締役会において、2023年9月1日開催予定の臨時株主総会(以下「本臨時株主総会」という。)において株主の皆様のご承認をいただくことを条件として、本株式併合を実施することとし、本株式併合に係る議案を本臨時株主総会に付議することを決議いたしました。本株式併合により、SBI地銀HD、預金保険機構及び整理回収機構以外の株主の皆様の保有する当行株式の数は、1株に満たない端数となる予定です。
スクイーズアウト手続の過程で、当行株式は2023年9月1日から2023年9月27日までの間、整理銘柄に指定された後、9月28日に上場廃止となる見込みです。上場廃止後は、当行株式を東京証券取引所スタンダード市場において取引することはできません。端数処理により株主の皆様に交付することが見込まれる金銭の額は、本株式併合の効力発生日の前日である2023年10月1日の最終の当行の株主名簿に記載又は記録された株主の皆様が所有する当行株式の数に本公開買付けの買付価格と同額である2,800円を乗じた金額となる予定です。
(詳細は、第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)をご参照ください。)
以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
〔金融経済環境〕
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、インフレ抑制に向けた金融引き締めの継続が経済の下押し圧力となり、製造業を中心に景気の減速が続いたとみられますが、雇用市場やサービス消費の底堅さに支えられ、深刻な景気悪化は回避しつつあるとみられます。日本経済は、輸出の伸び悩みや、物価上昇に伴う家計の実質所得減少が成長の重石になったとみられますが、インバウンド需要の回復や、社会・経済活動正常化に向けた動きの進展、春季労使交渉での賃上げ率の高まり等により、景気の緩やかな回復基調が続いたとみられます。
米連邦準備制度理事会(FRB)は、2023年5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)において、0.25%の利上げを実施し、政策金利であるフェデラルファンド金利の誘導目標を5.00%~5.25%に引き上げました。2023年6月のFOMCでは、政策金利を据え置きましたが、FOMC参加者の政策金利見通しは、2023年末にかけての追加的な利上げの可能性を示唆しました。一方、日本銀行は、2023年4月より植田総裁による新体制となりましたが、同月末の金融政策決定会合では、物価安定の目標の実現に向けて、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の枠組みを維持しました。その後の2023年6月の金融政策決定会合でも、金融政策の据え置きを決定しました。
金融市場を概観しますと、債券市場では、米国の長期金利(10年債利回り)は、2023年4月から5月前半にかけて、3.5%近傍で横ばい圏内の推移となりました。2023年5月後半以降は、米国の堅調な雇用情勢等を受けて、利上げ継続観測が高まり、米国の長期金利は上昇基調で推移しました。2023年6月末には3.8%程度となりました。一方、国内の長期金利(10年国債利回り)は、日本銀行の金融政策の早期修正観測が高まったことを受けて、2023年4月は0.4%台後半に上昇しましたが、月末の金融政策決定会合での金融緩和継続の決定を受けて、低下しました。その後は金融政策修正観測の後退を受けて、国内の長期金利の変動幅は縮小し、0.4%を挟んだレンジ内での推移となりました。
為替市場では、日本銀行と米欧中央銀行の金融政策の方向性の違いが意識される下で、主要通貨に対して円は減価しました。対米ドルの円相場は、2023年6月末に144円台(2023年3月末比約12円の円安・米ドル高)となりました。対ユーロの円相場は、2023年6月末に157円台(同比約12円の円安・ユーロ高)となりました。
株式市場では、日本の主要な株価指数が33年ぶりの水準に回復する等、日本の株式市場は大幅に上昇しました。
以上のような金融経済環境のもと、当第1四半期連結累計期間において、経常収益は1,293億円(前年同期比335億円増加)、経常費用は1,146億円(同比160億円増加)、経常利益は147億円(同比174億円増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は131億円(同比191億円増加)となりました。
当第1四半期連結累計期間の財政状態、経営成績の分析は、以下のとおりであります。
連結損益の状況
|
|
前第1四半期 連結累計期間(億円) |
当第1四半期 連結累計期間(億円) |
増減 (億円) |
|
|
業務粗利益 |
426 |
673 |
246 |
|
|
|
資金利益 |
324 |
411 |
86 |
|
|
非資金利益 |
102 |
261 |
159 |
|
経費 |
383 |
404 |
20 |
|
|
実質業務純益 |
43 |
269 |
225 |
|
|
与信関連費用 |
67 |
117 |
50 |
|
|
与信関連費用加算後実質業務純益 |
△23 |
151 |
175 |
|
|
のれん・無形資産償却額 |
8 |
9 |
0 |
|
|
その他利益 |
△3 |
6 |
9 |
|
|
税金等調整前四半期純利益 |
△35 |
148 |
184 |
|
|
法人税等 |
23 |
17 |
△6 |
|
|
非支配株主に帰属する四半期純利益 |
0 |
△0 |
△0 |
|
|
親会社株主に帰属する四半期純利益 |
△59 |
131 |
191 |
|
(注)1.上記の区分表記は経営管理上のものであり、基本的に単体(経営健全化ベース)と同様の基準で作成しておりますが、開示の適切性の観点から必要な組み替えを行っております。
2.四半期連結損益計算書においては、のれん償却額及び無形資産償却額は経費の中に含まれております。
3.与信関連費用加算後実質業務純益(セグメント利益の合計)=業務粗利益-経費-与信関連費用
上表にある非資金利益は、役務取引等利益、特定取引利益、その他業務利益から構成されています。
役務取引等利益は、主に、不動産ファイナンスやプロジェクトファイナンスなどの貸出業務にかかる手数料収益、リテールバンキング業務での投資信託や保険商品の販売などにかかる手数料収益、コンシューマーファイナンス業務での保証業務関連収益、ペイメント業務にかかる手数料収益、などにより構成されます。
特定取引利益は、お客さまとの取引に伴うデリバティブ収益のほか、当行の自己勘定で実行された取引からの収益で構成されます。
その他業務利益は、リース収益・割賦収益、金銭の信託運用損益、トレジャリー業務による有価証券売却損益などにより構成されます。
1.経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における主な項目の分析は、以下のとおりであります。
(1)業務粗利益
資金利益については、法人業務における貸出残高増加に伴う利息収入の増加、投資先からの配当金の増加、及び、トレジャリーにおける配当収益の増加等により、前年同期に比べて増加しました。
非資金利益(役務取引等利益、特定取引利益、その他業務利益等の合計)については、アプラスでの割賦収益等の増加のほか、前年同期に計上した有価証券評価損の反動により、前年同期に比べて増加しました。
(2)経費
経費については、営業推進にかかる費用やシステム関連費用等の増加により、前年同期に比べて増加しました。
(3)与信関連費用
与信関連費用については、法人業務における大口案件に係る個別貸倒引当金の計上を主因に、前年同期に比べて増加しました。
(4)セグメント別の業績
(法人業務)
業務粗利益は、貸出残高増加に伴う利息収入の増加や、プリンシパルトランザクションズにおける投資先からの配当金の増加等により、前年同期に比べて増加しました。与信関連費用は、主にストラクチャードファイナンスにおける大口案件に係る個別貸倒引当金の計上により、前年同期に比べて増加しました。その結果、セグメント利益は前年同期に比べて減少しました。
(個人業務)
「リテールバンキング」
業務粗利益は、外貨預金を中心に利鞘の改善や資産運用商品の販売関連収益の増加等により、前年同期に比べて増加となりました。その結果、セグメント利益は前年同期に比べて増加しました。
「コンシューマーファイナンス」
業務粗利益は、アプラスの割賦収益等の増加を主因に、前年同期に比べて増加しました。与信関連費用は、アプラスにおいて営業債権残高が増加したこと等により、前年同期に比べて増加しました。その結果、セグメント利益は前年同期に比べてほぼ横ばいとなりました。
(海外事業/トレジャリー/その他)
業務粗利益は、市場性運用業務での配当収益の増加や、海外事業において前年同期に計上した有価証券評価損の反動等により、前年同期に比べて増加しました。その結果、セグメント利益は前年同期に比べて増加しました。
セグメント別の業績
|
|
前第1四半期 連結累計期間(億円) |
当第1四半期 連結累計期間(億円) |
増減 (億円) |
||||
|
業務粗利益 |
セグメント 利益 |
業務粗利益 |
セグメント 利益 |
業務粗利益 |
セグメント 利益 |
||
|
法人業務 |
178 |
68 |
212 |
47 |
33 |
△20 |
|
|
個人業務 |
370 |
52 |
401 |
69 |
31 |
16 |
|
|
|
リテールバンキング |
59 |
0 |
81 |
15 |
21 |
14 |
|
|
コンシューマーファイナンス |
310 |
52 |
320 |
54 |
9 |
1 |
|
海外事業/トレジャリー/その他 |
△122 |
△145 |
58 |
34 |
181 |
179 |
|
|
合計 |
426 |
△23 |
673 |
151 |
246 |
175 |
|
詳細は、「第4 経理の状況」中、「1 四半期連結財務諸表」の「セグメント情報等」をご覧ください。
2.財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末において、総資産は13兆9,000億円(前連結会計年度末比2,051億円増加)となりました。
主要勘定残高
|
|
前連結会計年度 (億円) |
当第1四半期 連結会計期間 (億円) |
増減 (億円) |
|
資産の部合計 |
136,948 |
139,000 |
2,051 |
|
うち有価証券 |
15,727 |
14,456 |
△1,271 |
|
うち貸出金 |
68,888 |
71,447 |
2,559 |
|
うちのれん・無形資産 |
148 |
138 |
△9 |
|
うち繰延税金資産 |
95 |
96 |
1 |
|
うち支払承諾見返 |
8,427 |
8,535 |
107 |
|
うち貸倒引当金 |
△1,184 |
△1,240 |
△56 |
|
負債の部合計 |
127,283 |
129,244 |
1,960 |
|
うち預金・譲渡性預金 |
99,822 |
100,967 |
1,144 |
|
うち借用金 |
6,070 |
5,937 |
△133 |
|
うち社債 |
3,670 |
3,604 |
△66 |
|
うち支払承諾 |
8,427 |
8,535 |
107 |
|
純資産の部合計 |
9,665 |
9,756 |
91 |
(1)貸出金
貸出金は、法人向け貸出残高の増加を主因に、全体では7兆1,447億円(前連結会計年度末比2,559億円増加)となりました。
① 国内・海外別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
|
業種別 |
前連結会計年度 |
当第1四半期連結会計期間 |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
国内(除く特別国際金融取引勘定分) |
6,460,879 |
100.00 |
6,732,058 |
100.00 |
|
製造業 |
338,845 |
5.24 |
338,423 |
5.03 |
|
農業,林業 |
- |
- |
- |
- |
|
漁業 |
- |
- |
- |
- |
|
鉱業,採石業,砂利採取業 |
305 |
0.00 |
717 |
0.01 |
|
建設業 |
20,190 |
0.31 |
24,240 |
0.36 |
|
電気・ガス・熱供給・水道業 |
497,807 |
7.71 |
569,403 |
8.46 |
|
情報通信業 |
53,935 |
0.84 |
60,362 |
0.90 |
|
運輸業,郵便業 |
215,219 |
3.33 |
211,001 |
3.13 |
|
卸売業,小売業 |
138,929 |
2.15 |
136,093 |
2.02 |
|
金融業,保険業 |
1,132,241 |
17.52 |
1,201,242 |
17.84 |
|
不動産業 |
820,269 |
12.70 |
871,113 |
12.94 |
|
各種サービス業 |
515,546 |
7.98 |
546,275 |
8.11 |
|
地方公共団体 |
259,474 |
4.02 |
254,943 |
3.79 |
|
その他 |
2,468,115 |
38.20 |
2,518,241 |
37.41 |
|
海外及び特別国際金融取引勘定分 |
427,923 |
100.00 |
412,712 |
100.00 |
|
政府等 |
- |
- |
- |
- |
|
金融機関 |
15,587 |
3.64 |
16,957 |
4.11 |
|
その他 |
412,336 |
96.36 |
395,754 |
95.89 |
|
合計 |
6,888,803 |
- |
7,144,771 |
- |
(注)1.「国内」とは、当行及び国内連結子会社であります。
2.「海外」とは、海外連結子会社であります。
② 銀行法及び金融再生法の開示基準に基づく債権の状況(単体)
不良債権については、金融再生法ベースの開示債権(単体)において、当第1四半期会計期間末は271億円(前事業年度末は215億円)、不良債権比率は0.34%(前事業年度末は0.28%)と、引き続き低水準を維持しております。
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2.危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3.要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4.正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
銀行法及び金融再生法の開示基準に基づく債権(単体)
|
債権の区分 |
2023年3月31日 |
2023年6月30日 |
増減 |
|
金額(億円) |
金額(億円) |
金額(億円) |
|
|
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 |
15 |
13 |
△1 |
|
危険債権 |
123 |
174 |
50 |
|
要管理債権 |
78 |
85 |
7 |
|
うち、三月以上延滞債権 |
4 |
4 |
0 |
|
うち、貸出条件緩和債権 |
74 |
81 |
6 |
|
合計 |
215 |
271 |
56 |
|
正常債権 |
75,705 |
78,988 |
3,283 |
(2)有価証券
有価証券は1兆4,456億円(前連結会計年度末比1,271億円減少)となりました。
有価証券
|
|
前連結会計年度 (億円) |
当第1四半期 連結会計期間 (億円) |
増減 (億円) |
|
株式 |
448 |
397 |
△50 |
|
債券 |
8,188 |
6,368 |
△1,819 |
|
国債 |
6,622 |
4,938 |
△1,683 |
|
地方債 |
21 |
21 |
0 |
|
社債 |
1,543 |
1,407 |
△135 |
|
その他 |
7,091 |
7,690 |
598 |
|
合計 |
15,727 |
14,456 |
△1,271 |
(3)預金・譲渡性預金
預金・譲渡性預金は10兆967億円(前連結会計年度末比1,144億円増加)となりました。
預金・譲渡性預金期末残高
|
|
前連結会計年度 (億円) |
当第1四半期 連結会計期間 (億円) |
増減 (億円) |
|
預金 |
78,534 |
77,706 |
△827 |
|
流動性預金 |
33,037 |
33,229 |
192 |
|
定期性預金 |
37,583 |
36,632 |
△950 |
|
その他 |
7,914 |
7,844 |
△69 |
|
譲渡性預金 |
21,288 |
23,260 |
1,971 |
|
預金及び譲渡性預金合計 |
99,822 |
100,967 |
1,144 |
(注) 「流動性預金」=通知預金+普通預金+当座預金、「定期性預金」=定期預金
(4)社債
社債は3,604億円(前連結会計年度末比66億円減少)となりました。
(5)純資産の部
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、9,756億円(前連結会計年度末比91億円増加)となりました。
銀行法に基づく連結自己資本比率(バーゼルⅢ、国内基準)は10.29%となり、引き続き十分な水準を確保しております。
3.会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症に伴う会計上の見積りに用いた仮定につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)(新型コロナウイルス感染症の影響に伴う貸倒引当金の計上)」に記載のとおりであります。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。