(1)事業等のリスク
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更があった事項は以下のとおりです。
(内部統制について)
当社株式は、2022年4月1日より、株式会社東京証券取引所から特設注意市場銘柄に指定されておりましたが、再発防止に向けた改善計画に基づき、内部管理体制等の改善に向けた取り組みを進めたことにより、2023年5月20日付にて、特設注意市場銘柄の指定が解除されました。今後も内部管理体制の整備・強化を継続するとともに、当社グループ一丸となって、企業価値の向上に向け全力を尽くしてまいります。
(2)継続企業の前提に関する重要事象等について
当社グループでは、当第3四半期において、売上高は前年同期比減収となり、前連結会計年度に引き続き、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上している状況にあります。そのため、当社グループでは継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。
しかしながら、当社グループでは、従来取り組んでいた不採算なプロジェクトからの撤退の検討や採算性の高いプロジェクトへの注力による選択と集中を推進するほか、新規の開発計画の見直し、販管費を含めた固定費の削減等を行うことで、営業キャッシュ・フローの創出、収益率の改善を継続的に図り経営基盤の強化・安定に努めてまいります。
資金面においては、主力金融機関と良好な関係を維持しており、継続的な支援が得られるよう取引金融機関と協
議することで、手元流動資金の確保に努めており、当第3四半期連結累計期間末において4,658,063千円の現金及び預金を確保しており、財務基盤は安定しております。
また、当社は2022年7月29日付「株式会社増進会ホールディングスとの資本業務提携契約の締結、株式の売出
し、主要株主及び主要株主である筆頭株主並びにその他の関係会社の異動に関するお知らせ」にて開示の通り、同
日付で株式会社増進会ホールディングスとの資本業務提携契約を締結し、株式会社増進会ホールディングスの関係
会社となっております。
以上から、当社グループでは、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高5,306,756千円(前年同期比29.3%減)、営業損失411,587千円(前年同期は営業損失226,846千円)、経常損失506,515千円(前年同期は経常利益47,715千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失2,357,247千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失941,258千円)となりました。
当第3四半期連結累計期間において、売上高は前年同期比減収となり、売上総利益は減益となりました。業務委託費や人件費の削減等により販売費及び一般管理費は減少したものの、売上総利益の減少を補いきれず、営業損失は前年同期比で損失幅を拡大しました。また、主に第2四半期までに計上したソフトウエア等の減損損失及び本社移転予定費用の引き当てに伴う特別損失の計上等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は損失幅を拡大しました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりです。
① テスト等ライセンス事業
テスト等ライセンス事業においては、英語スピーキングテストのライセンス収入やオンライン英語テスト「CASEC」の売上減少等により、当該セグメントの売上高は700,069千円(前年同期比29.8%減)、セグメント利益は32,057千円(前年同期比85.7%減)となりました。
② 教育プラットフォーム事業
教育プラットフォーム事業においては、広告事業が前年並みで推移した一方で、当社子会社が特定の顧客に対して提供する語学ラーニングツールの利用に関するライセンス契約が、期間満了日である2023年3月31日付けで終了したことにより、当該セグメントの売上高は1,338,253千円(前年同期比30.9%減)、セグメント利益は222,202千円(前年同期比59.5%減)となりました。
③ テストセンター事業
テストセンター事業においては、テストセンター利用者数は順調に増加したものの、CBT配信受託業務における一部契約終了の影響等を受け、当該セグメントの売上高は1,980,675千円(前年同期比2.0%減)でしたが、採算改善努力により、セグメント利益は186,598千円(前年同期35.9%増)となりました。
④ AI事業
AI事業においては、手書き文字認識エンジン「DEEP READ」のライセンス収入が安定して推移したものの、グループ間での利用が減少し、売上高は減収となりました。費用面では、自習室事業にかかる販売管理費の減少等により利益率が改善し、当該セグメントの売上高は273,956千円(前年同期比25.6%減)、セグメント利益は128,627千円(前年同期はセグメント損失94,051千円)となりました。
⑤ テスト運営・受託事業
テスト運営・受託事業においては、前年度に単独で受託した文部科学省による全国学力・学習状況調査(小学校事業)を今年度は再委託機関として受託したこと等により、当該セグメントの売上高は1,041,910千円(前年同期比55.6%減)、セグメント損失は41,246千円(前年同期はセグメント利益8,041千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて2,662,825千円減少し、6,428,372千円となりました。これは、現金及び預金1,395,446千円、売掛金及び契約資産799,304千円の減少などによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて2,362,703千円減少し、979,786千円となりました。これは、ソフトウエアが1,401,240千円、ソフトウエア仮勘定が316,054千円、投資その他の資産が263,580千円減少したことなどによります。
繰延資産は、前連結会計年度末に比べ1,539千円減少し、2,664千円となりました。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて5,027,068千円減少し、7,410,823千円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて2,243,880千円減少し、3,174,616千円となりました。これは、短期借入金が986,999千円、1年内返済予定の長期借入金が434,000千円、その他流動負債が436,931千円減少したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて571,411千円減少し、1,412,839千円となりました。これは、長期借入金が518,306千円減少したことなどによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて2,815,292千円減少し、4,587,455千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2,211,776千円減少し、2,823,367千円となりました。これは利益剰余金が2,357,221千円減少したことなどによります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。