第3【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

グループ経営成績概要

財政状態計算書

2023年6月30日現在の資産合計は、前連結会計年度末と比較して3.2百万米ドル増加しました。この増加は、主に売掛金及びその他の債権(その他の売上債権を含む)が11.6百万米ドル増加したことによるものですが、棚卸資産が6.2百万米ドル、現金及び現金同等物が1.3百万米ドル及び非流動資産が0.8百万米ドルそれぞれ減少したことにより一部相殺されています。

その他の非流動資産の減少は、主に減価償却によるものです。

棚卸資産の減少は、主に当第1四半期において経営陣が仕入れを管理し、手持ちの在庫を顧客に押し出したことによるものです。

売掛金及びその他の債権の増加は、主に前連結会計年度末時点と比較して、当第1四半期末時点での回収時期の違いによるものです。

現金及び現金同等物の減少については、主に運転資金への現金支出を前連結会計年度末時点と比較して、増加させたことによるものです。

負債合計は、前連結会計年度末と比較して、1.8百万米ドル増加しました。この増加は、主に買掛金及びその他の債務が3.7百万米ドル増加したことによるものですが、有利子負債が1.8百万米ドル減少したこと、未払税金が0.04百万ドル減少したこと及び繰延税金負債が0.02百万米ドル減少したことにより一部相殺されています。

買掛金及びその他の債務の増加は、主に前連結会計年度末時点と比較して、当第1四半期末時点での支払時期の違いによるものです。

有利子負債の減少は、主に当第1四半期末の貿易金融の減少によるものです。

資本合計は、前連結会計年度末の70.7百万米ドルから1.5百万米ドル増加し、72.2百万米ドルとなりました。増加の主な要因は、当第1四半期の黒字化による利益剰余金が1.8百万米ドル増加したことです。

 

損益計算書

当第1四半期連結累計期間の売上収益は、67.1百万米ドルとなり前年同期比15.2%の減収となりました。ウクライナ紛争の継続と世界的なインフレ率の高さにより市場心理が冷え込み、これが原因で減収につながりました。売上収益は減収となりましたが、売上総利益率は、12.6%と前年同期の12.2%から上昇しました。これは、主に高価格戦略とセールスミックスによるものです。

売上総利益は、前年同期の9.7百万米ドルに対し、当第1四半期では8.4百万米ドルとなりました。四半期利益は、前年同期の3.1百万米ドルから1.8百万米ドルへ減益となりました。四半期利益の減益は、管理費及び金融費用の増加によるものです。

営業費用(販売費、管理費及びその他の営業費用を含む)は、前年同期の3.4百万米ドルから3.8百万米ドルへと0.4百万米ドル(17.3%)増加しました。この増加は主に、事務・専門サービス料の増加と人件費の増加によるものです。

金融費用は、1.0百万米ドルとなり、前年同期の0.5百万米ドルから94.2%の増加となりました。この増加は、シンガポールにおける銀行金利の上昇及び銀行の貿易金融枠の利用増加によるものです。

その他の収益は、0.4百万米ドルとなり、前年同期の0.2百万米ドルより0.2百万米ドル(104.3%)増加となりましたが、この増加は、主に当第1四半期における設備廃棄によるものです。

税金費用は、主に当第1四半期において利益に対する税制優遇措置が適用されたこと(前年同期では優遇措置非適用)により、前年同期の0.6百万米ドルから82.2%減少して、0.1百万米ドルとなりました。

 

キャッシュ・フロー計算書

2023年6月30日現在における現金及び現金同等物は、前年同四半期末の20.2百万米ドルから7.8百万米ドル増加し、27.9百万米ドルとなりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金は、0.7百万米ドルとなりました。運転資本増減考慮前営業利益は、3.3百万米ドルとなり、2.3百万米ドルの運転資本のマイナス変動と0.3百万米ドルの法人所得税の支払により一部相殺されました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による支出は、0.02百万米ドルとなりました。この主な内訳は、関連会社への投資に0.4百万米ドル、有形固定資産の取得に0.1百万米ドルとなりますが、これらは有形固定資産の処分による収入0.4百万米ドルにより一部相殺されました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当期における財務活動の結果、1.6百万米ドルの支出となりました。これは主に、銀行借入1.0百万米ドルによるものですが、利息の支払0.7百万米ドルにより一部相殺されました。

 

生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績については、著しい変動は

ありませんでした。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結累計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありませんでした。