第4【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)に基づいて作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2023年6月1日から2023年8月31日まで)および第2四半期連結累計期間(2023年3月1日から2023年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

 

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当第2四半期連結会計期間

(2023年8月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

5,000,847

4,592,573

受取手形、売掛金及び契約資産

5,493,126

6,596,380

商品及び製品

5,337,167

6,718,650

原材料及び貯蔵品

1,977,252

2,276,792

その他

673,006

807,919

貸倒引当金

99,913

102,334

流動資産合計

18,381,487

20,889,983

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物(純額)

3,134,849

4,334,450

機械装置及び運搬具(純額)

855,415

975,003

その他(純額)

2,926,866

2,691,318

有形固定資産合計

6,917,132

8,000,772

無形固定資産

 

 

のれん

4,851,912

5,955,724

その他

251,729

231,845

無形固定資産合計

5,103,642

6,187,570

投資その他の資産

 

 

その他

1,475,195

1,660,410

貸倒引当金

22,191

22,191

投資その他の資産合計

1,453,004

1,638,218

固定資産合計

13,473,779

15,826,561

資産合計

31,855,267

36,716,544

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当第2四半期連結会計期間

(2023年8月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

3,890,428

3,192,561

短期借入金

1,570,444

2,845,318

1年内返済予定の長期借入金

3,396,285

3,671,382

未払法人税等

471,361

600,948

未払消費税等

98,359

240,844

賞与引当金

275,730

232,994

その他

1,474,092

1,733,428

流動負債合計

11,176,702

12,517,478

固定負債

 

 

長期借入金

9,918,368

11,840,159

退職給付に係る負債

84,919

97,392

その他

825,230

873,938

固定負債合計

10,828,518

12,811,490

負債合計

22,005,220

25,328,968

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,114,393

1,125,276

資本剰余金

1,974,489

1,985,359

利益剰余金

3,728,934

4,559,596

自己株式

759

167,611

株主資本合計

6,817,058

7,502,620

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

826

2,523

為替換算調整勘定

660,583

885,723

その他の包括利益累計額合計

661,409

888,246

新株予約権

546

418

非支配株主持分

2,371,031

2,996,288

純資産合計

9,850,046

11,387,575

負債純資産合計

31,855,267

36,716,544

 

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

(単位:千円)

 

 前第2四半期連結累計期間

(自 2022年3月1日

 至 2022年8月31日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2023年3月1日

 至 2023年8月31日)

売上高

16,349,011

23,084,975

売上原価

13,132,249

18,473,700

売上総利益

3,216,761

4,611,274

販売費及び一般管理費

※1 3,023,270

※1 3,689,477

営業利益

193,491

921,796

営業外収益

 

 

受取賃貸料

17,691

28,566

受取補償金

1,359

5,758

補助金収入

39,128

76,647

為替差益

446,964

240,048

その他

96,133

229,804

営業外収益合計

601,276

580,824

営業外費用

 

 

支払利息

38,679

93,177

支払手数料

15,000

その他

8,228

4,052

営業外費用合計

46,907

112,230

経常利益

747,861

1,390,391

特別利益

 

 

固定資産売却益

766

3,195

受取保険金

14,477

208,927

特別利益合計

15,243

212,123

特別損失

 

 

固定資産除却損

563

5,763

固定資産売却損

1,577

減損損失

※2 31,447

関係会社清算損

4,493

特別損失合計

38,081

5,763

税金等調整前四半期純利益

725,023

1,596,751

法人税、住民税及び事業税

344,894

613,139

法人税等調整額

18,618

32,441

法人税等合計

363,512

645,580

四半期純利益

361,510

951,170

非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主に帰属する四半期純損失(△)

45,464

120,508

親会社株主に帰属する四半期純利益

406,975

830,661

 

【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

(単位:千円)

 

 前第2四半期連結累計期間

(自 2022年3月1日

 至 2022年8月31日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2023年3月1日

 至 2023年8月31日)

四半期純利益

361,510

951,170

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

935

2,472

為替換算調整勘定

803,797

295,846

持分法適用会社に対する持分相当額

167

43

その他の包括利益合計

803,030

298,275

四半期包括利益

1,164,541

1,249,445

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

889,130

1,057,498

非支配株主に係る四半期包括利益

275,411

191,946

 

(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前第2四半期連結累計期間

(自 2022年3月1日

 至 2022年8月31日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2023年3月1日

 至 2023年8月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前四半期純利益

725,023

1,596,751

減価償却費

264,020

395,314

のれん償却額

206,726

311,838

減損損失

31,447

貸倒引当金の増減額(△は減少)

21,241

2,137

賞与引当金の増減額(△は減少)

55,176

66,654

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

102

43,652

受取利息及び受取配当金

2,888

9,101

支払利息

38,679

93,177

為替差損益(△は益)

361,465

164,955

持分法による投資損益(△は益)

2,108

1,257

補助金収入

39,128

76,647

受取保険金

14,477

208,927

固定資産売却損益(△は益)

810

3,195

固定資産除却損

563

5,763

売上債権の増減額(△は増加)

321,641

680,710

棚卸資産の増減額(△は増加)

421,810

1,539,855

仕入債務の増減額(△は減少)

195,279

953,672

未払金の増減額(△は減少)

48,595

10,639

未払費用の増減額(△は減少)

44,814

10,290

未払消費税等の増減額(△は減少)

92,533

288,754

差入保証金の増減額(△は増加)

73,683

1,580

その他

77,206

126,925

小計

187,660

1,894,901

利息及び配当金の受取額

2,888

6,554

利息の支払額

43,103

97,460

補助金の受取額

39,123

76,643

保険金の受取額

14,477

208,927

法人税等の支払額

209,874

400,565

営業活動によるキャッシュ・フロー

8,827

1,689,002

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

219,024

338,646

有形固定資産の売却による収入

7,541

72,650

無形固定資産の取得による支出

17,728

4,179

投資有価証券の取得による支出

98

532

投資有価証券の売却による収入

152,167

定期預金の払戻による収入

2,000

21,679

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

107,486

1,779,999

貸付けによる支出

124,678

貸付金の回収による収入

145,743

その他

339

39,157

投資活動によるキャッシュ・フロー

459,134

1,770,273

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

83,731

1,112,915

長期借入れによる収入

3,414,856

3,278,666

長期借入金の返済による支出

2,368,407

2,544,272

リース債務の返済による支出

48,988

62,718

自己株式の取得による支出

166,852

新株予約権の行使による株式の発行による収入

10,812

財務活動によるキャッシュ・フロー

913,727

597,281

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 前第2四半期連結累計期間

(自 2022年3月1日

 至 2022年8月31日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2023年3月1日

 至 2023年8月31日)

現金及び現金同等物に係る換算差額

93,585

68,281

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

539,351

610,271

現金及び現金同等物の期首残高

2,879,831

4,519,427

現金及び現金同等物の四半期末残高

3,419,182

3,909,155

 

【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

 第1四半期連結会計期間において、株式会社マルキチの株式を取得したことに伴い、2023年3月1日をみなし取得日として、当該会社を連結の範囲に含めております。また、第1四半期連結会計期間において、有限会社細川フーズは、株式会社細川食品を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。

 

(四半期連結損益計算書関係)

※1. 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

 前第2四半期連結累計期間

(自  2022年3月1日

  至  2022年8月31日)

 当第2四半期連結累計期間

(自  2023年3月1日

  至  2023年8月31日)

運搬費

826,453千円

842,482千円

給料及び手当

645,672千円

818,434千円

貸倒引当金繰入額

20,008千円

7,514千円

 

※2. 減損損失

前第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)

 当第2四半期連結累計期間において当社グループは主に以下の資産について減損損失を計上いたしました

場所

用途

種類

減損損失

(千円)

埼玉県大里郡寄居町

事業用資産

機械装置及び運搬具、その他

31,447

 当社グループは事業区分を基に独立してキャッシュ・フローを生み出し継続的な収支の把握がなされる ものを最小単位として資産のグルーピングを行っております

 新型コロナウイルス感染拡大の影響、急激な円安の進行や急激な原材料価格の高騰を踏まえて、当社の連結子会社である株式会社エスケーフーズの今後の事業計画の見直しを行い、将来収益に関する不透明感が高まったことから、回収可能性を慎重に検討した結果、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、31,447千円を減損損失として特別損失に計上しております。なお、回収可能価額は正味売却価額により測定しており、当該正味売却価額は、不動産鑑定評価額等を基準にして合理的に算定しております。

主な固定資産の種類ごとの金額の内訳は次のとおりであります。

機械装置及び運搬具  27,384千円

その他         4,062

 計

  31,447

 

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は下記のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間

(自  2022年3月1日

至  2022年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自  2023年3月1日

至  2023年8月31日)

現金及び預金勘定

3,881,181千円

4,592,573千円

預入期間が3か月を超える定期預金

△461,999千円

△683,417千円

現金及び現金同等物

3,419,182千円

3,909,155千円

 

(株主資本等関係)

前第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)

株主資本の金額の著しい変動

 該当事項はありません。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)

株主資本の金額の著しい変動

 該当事項はありません。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

四半期連結損益計算書計上額(注)2

 

製造事業

販売事業

その他事業

売上高

 

 

 

 

 

 

日本国内

9,140,694

3,230,759

37,644

12,409,098

12,409,098

シンガポール

2,071,259

912,640

2,983,900

2,983,900

その他海外

886,512

886,512

886,512

顧客との契約から生じる収益

12,098,466

4,143,399

37,644

16,279,511

16,279,511

その他の収益(注)3

69,499

69,499

69,499

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

12,098,466

4,143,399

107,144

16,349,011

16,349,011

セグメント間の内部売上高又は振替高

186,040

235,166

44,702

465,909

465,909

12,284,507

4,378,565

151,847

16,814,920

465,909

16,349,011

セグメント利益又は損失(△)

371,177

173,481

77,876

466,782

273,290

193,491

(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない全社費用であります。

2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整をおこなっております。

3.その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)に基づく賃貸料収入等であります。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

 「製造事業」セグメントにおいて、固定資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間末において、31,447千円であります。

 

 

Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

四半期連結損益計算書計上額(注)2

 

製造事業

販売事業

その他事業

売上高

 

 

 

 

 

 

日本国内

14,102,067

3,606,538

66,448

17,775,054

17,775,054

シンガポール

3,112,909

1,100,980

4,213,889

4,213,889

その他海外

1,009,169

1,009,169

1,009,169

顧客との契約から生じる収益

18,224,145

4,707,519

66,448

22,998,113

22,998,113

その他の収益(注)3

86,861

86,861

86,861

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

18,224,145

4,707,519

153,310

23,084,975

23,084,975

セグメント間の内部売上高又は振替高

161,564

308,665

37,444

507,674

507,674

18,385,710

5,016,184

190,755

23,592,650

507,674

23,084,975

セグメント利益又は損失(△)

1,109,103

282,347

33,478

1,357,972

436,175

921,796

(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない全社費用であります。

2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整をおこなっております。

3.その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)に基づく賃貸料収入等であります。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

 該当事項はありません。

 

(企業結合等関係)

取得による企業結合(株式会社小田喜商店)

企業結合に係る暫定的な会計処理の確定

 前連結会計年度に取得いたしました株式会社小田喜商店の企業結合日における識別可能な資産および負債の特定並びに時価の算定が未了であったため、取得原価の配分は完了しておらず、連結財務諸表作成時点で入手可能な合理的情報に基づき暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第2四半期連結会計期間において、取得原価の配分が完了しております。

 当第2四半期連結会計期間末における取得原価の配分の見直しによる重要な修正はありません。

 

(収益認識関係)

 顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」の売上高に記載のとおりであります。

 

(1株当たり情報)

 1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年3月1日

至 2022年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年3月1日

至 2023年8月31日)

(1)1株当たり四半期純利益金額

17.11円

35.04円

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益金額(千円)

406,975

830,661

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益金額(千円)

406,975

830,661

普通株式の期中平均株式数(株)

23,792,725

23,707,352

(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額

17.01円

34.82円

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(千円)

普通株式増加数(株)

137,353

149,741

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

 

(重要な後発事象)

資金の借入について

 当社は株式会社ワイエスフーズの株式取得にかかる資金を調達するため2023年10月13日開催の取締役会において、以下のとおり金融機関から資金調達をおこなうことを決議しました

(1) 資金使途

:株式会社ワイエスフーズの株式取得にかかる資金調達

(2) 借入先

:株式会社みずほ銀行および株式会社三井住友銀行

(3) 借入金額および借入条件

:6,020,000千円を調達し利率は変動金利(基準金利およびスプレッド)であります

(4) 借入実行日

:2023年10月16日

(5) 借入期間

:借入実行日より1年から1年4ヶ月

(6) 担保提供資産の有無

:無担保無保証

 

(追加情報)

株式会社ワイエスフーズの株式の取得について

 当社は、2023年8月29日開催の取締役会において、株式会社ワイエスフーズの株式を取得し、子会社化することについて決議しました。

1.企業結合の概要

(1) 被取得企業の名称および事業の内容

被取得企業の名称 株式会社ワイエスフーズ

事業の内容    水産加工製造業(ほたて貝柱、いくら醤油漬、いかそうめん、たこ刺し、つぶわさび等)

(2) 企業結合を行った主な理由

 株式会社ワイエスフーズ(以下、「ワイエスフーズ」といいます。)は、北海道茅部郡森町に本社及び工場を構え主に噴火湾沿岸で漁獲されたホタテの加工を行う企業です噴火湾地域では最大規模のホタテ加工設備及び保管設備を保有しており買参権(漁協から直接水産物を購入する権利で新規で取得することは困難)を持つ漁業協同組合から仕入れたホタテを加工し主に国内の水産卸売企業や中国の水産加工企業へ販売しています当社の子会社である株式会社マルキチ(以下、「マルキチといいます)とはオホーツク沿岸で漁獲されたホタテの仕入や加工受託等の取引関係があります傘下には株式会社マタツ水産(以下、「マタツ水産といいます有限会社オガネサン清藤水産(以下、「清藤水産といいます株式会社ワイエス海商(以下、「ワイエス海商といいます)の3社がありマタツ水産は北海道長万部を拠点とし厳格な管理が必要とされる対EU及び対米輸出水産食品加工施設の認定を受けた自社工場でホタテやサケ等の加工を行い主に国内の大手水産卸売企業を経由してスーパー量販店等へ販売しています清藤水産はホタテの片貝加工(ホタテの貝殻を半分取り除く加工)を行う企業で片貝の生産量では国内で圧倒的なシェアを誇り主に国内の水産卸売企業を経由して飲食店等へ販売していますワイエス海商はふるさと納税等の通販事業ちゃっぷ林館(茅部郡森町が所有する温浴施設)の運営事業同施設内の桜はな(飲食店)の運営事業を行っています通販事業は主にグループ会社からカニやイクラホタテ等を仕入北海道森町の納税返礼品として販売しています

 株式取得の理由は下記の通りであります。

① 海外において需要が増加する日本産ホタテの調達ルートを確保

 世界で流通しているホタテ、「主に日本等で生育されるホタテガイ主に中国等で生育されるイタヤガイであり品種が異なります日本産のホタテガイはサイズが大きく甘みが強くサイズや味品質の面で大きな優位性をもっていることから世界において希少価値の高い食品として認知度が高まっており近年欧米及びアジアにおいて需要が増加していますその証左として農林水産省が公表している農林水産物輸出入情報・概況によると2022年のホタテ輸出額は前年比42.4%増の910億円であり品目別でみた農林水産物の輸出額は1位となり日本で最も輸出額の大きい農林水産物となっていますワイエスフーズマタツ水産清藤水産の各社は噴火湾沿岸の漁業協同組合の買参権を所有し噴火湾沿岸で漁獲される新鮮なホタテの調達が可能です当社の子会社であるマルキチはオホーツク海沿岸の漁業協同組合の買参権を所有しておりオホーツク海沿岸で漁獲されるホタテの調達が可能ですワイエスフーズが当社グループに参画することで当社グループは北海道産ホタテの2大産地である噴火湾沿岸とオホーツク海沿岸からホタテを安定的に調達する権利を獲得できることになります

② 大手ホタテ加工企業としての確立された地位と高い品質管理能力を持つ生産加工設備

 ワイエスフーズグループは北海道において数少ない大規模なホタテの加工設備保管設備を保有する企業です近年設備投資を行えずに廃業や事業縮小を進める同業他社が多い中同社は積極的な設備投資を行うことで道内における大手ホタテ加工企業としての地位を確立してきました加えてワイエスフーズの工場は対中国HACCP認証工場としてマタツ水産の工場は対EU輸出水産食品取扱施設対米輸出水産食品加工施設として認定を受けるなど高い品質管理体制を構築しています。

③ 当社グループ企業とのシナジー

 ワイエスフーズグループとマルキチが持つリソースとノウハウを共有することでホタテ業界における更なるマーケットシェアの拡大と業績向上が期待できます一例として噴火湾のホタテは冬~春に最も水揚げされるのに対しオホーツク海は夏~秋が最漁期であるため両社の繁忙閑散期に応じて相互に生産を補完することで両社工場の稼働率及び生産性を向上することが可能となりますまた当社グループでありシンガポールで水産品卸売業を行うSin Hin Frozen Food Private Limited(以下、「Sin Hinといいます)はホタテを主力製品のひとつとして年間約170トン以上購入しており現地大手スーパー等へEmeraldブランドとして販売を行っています現在Sin Hinは中国の加工企業経由で一部ワイエスフーズのホタテを購入しているためマルキチを含めた3社間にて仕入ルート及び販路の整理を行うことでグループ間において安定的な供給と更なる海外販路の強化が可能となると考えていますなお中国が日本産水産品の輸入を停止したことによりワイエスフーズグループの中国向けの売上高が減少する等一時的な業績への影響は考えられますが世界で評価が高まる日本産ホタテの需要が減少することは考えにくく中長期的な業績への影響は限定的であると考えていますまた中国の輸入停止によりホタテの相場価格が下落することも考えられますがワイエスフーズ及びマルキチは大規模かつ高性能な冷凍保管設備を保有しており冷凍ホタテの賞味期限は2~3年であることから市況が改善するまで在庫を維持できる体制が整っています加えて当社がワイエスフーズの連結を開始する際在庫単価を市場価格に基づき適正に評価替えすることで連結後の損益が悪化しないよう対応することも検討しておりますまた日本政府及び東京電力は本件により損害を被った水産関連企業への補償を表明しており損害が発生する場合には補償金の受領に向けて手続きを進めてまいります当社はワイエスフーズをグループ化することで今後も海外を中心に需要の拡大が見込まれる北海道産ホタテを調達する権利加工する技術と生産設備輸出に必要となる品質認証を獲得することができマルキチとの協業やシンガポールを中心とした海外販路やネットワークを組み合わせワイエスフーズのさらなる業績拡大を図ることができると考え株式を取得することにいたしましたまたワイエスフーズとマルキチを中核企業とし北海道の水産及びその他食品企業のグループ化を促進することで更なるマーケットシェア拡大や設備投資による競争優位性の確立を目指し北海道における食品事業の拡大に向けて取り組んでまいりますなお当社はワイエスフーズの発行済株式70%を取得し対象会社の代表取締役である坂本拓也氏と専務取締役である坂本佑介氏は引き続き30%を保有するとともに代表取締役社長専務取締役を継続いたします共に協力関係を構築しシナジー効果を発揮することでグループの業績向上及び北海道を中心とした日本の食品業界活性化に向けて取り組んでまいります。

(3) 株式取得日

2023年10月16日(予定)

(4) 企業結合日

2023年11月30日(予定)

(5) 企業結合の法的形式

現金を対価とした株式取得

(6) 結合後企業の名称

変更ありません。

(7) 取得した議決権比率

70%(予定)

2.被取得企業の取得原価および対価の種類ごとの内訳

取得の対価    現金及び預金    6,020,000千円(予定)

取得原価               6,020,000千円(予定)

3.主要な取得関連費用の内訳および金額

買収監査費用等         40,000千円(予定)

4.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法および償却期間

現時点では確定しておりません。

5.企業結合日に受け入れた資産および引き受けた負債の額並びにその主な内訳

現時点では確定しておりません。

 

2【その他】

 該当事項はありません。