当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、以下の追加すべき事項が生じております。
なお、文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
ウィズコロナの生活様式が定着し始め、社会経済活動の正常化、人流の回復もあり、景気は持ち直しの動きがみられました。しかしながら、長期化するウクライナ情勢を背景とした石油などの資源や原材料の価格が上昇し、物価の高騰を後押しする形となっており、消費者の消費動向の変化や節約志向が高まってきていることや米国の金利上昇による急激な円安進行により調達価格が高騰していることなどの要因により、計画を下回っております。今後の経過によっては、当社の事業活動及び収益確保に更なる影響を及ぼす可能性があります。
継続企業の前提に関する重要事象等
当社は前事業年度までにおいて6期連続の営業損失、5期連続で当期純損失を計上し、当第3四半期累計期間においても営業損失1億55百万円、四半期純損失96百万円を計上していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
このような状況のもと、当社では当該状況を解消すべく、引き続き「レマックリバイバルプラン」を推進してまいりますが、それに加えてお客様の「新しい日常」に喜ばれる商品やサービスは何か?という新たな課題にも取り組み、計画を実行してまいります。
a.ライフスタイルのカジュアル化やファッションのダイバーシティ化に対応するオリジナルブランド
の絞り込みと強化を行う
b.発注管理の徹底による在庫削減、及び商品回転率の向上と物流コストの削減を行う
c.品質管理体制の見直し、ローカル化することで精度向上と効率化を図る
d.働き方改革による一人当たりの生産性の向上のために異業種へのアプローチを強化、新たな市場の
創造・開拓など、管理職を始めとする全社員の意識改革を行う
当第3四半期において、ウィズコロナの生活様式が定着し始め、社会経済活動の正常化、人流の回復もあり、持ち直しの動きがみられました。しかしながら長期化するウクライナ情勢を背景とした資源・資材価格の高騰、円安による物価上昇、さらには世界的な金融引き締めによる世界経済の下振れリスクの影響、商品価格が上昇傾向にあること、消費者の価格志向の二極化がさらに進んでいることから、対応が非常に難しい環境にあります。引き続き、お取引先様と協議をさせていただき、価格の見直しや商品の改廃を進めてまいります。
但し、資金面においては、当社は新型コロナウイルス感染症の再流行の可能性が残されていること、地政学的リスクが多数存在していることにより派生する影響が当事業年度末まで続くと仮定し、足下の水準を勘案して資金計画の見直しを行い、その結果、現金及び預金の残高と短期間に資金化可能な債権の残高にて、当四半期末日後1年間の運転資金が充分に賄え、その他にも売却可能な資産も充分ある状況であり、また取引銀行から必要な融資枠を確保できていることから、資金面においても支障はないものと判断しております。
従いまして、当第3四半期会計期間末において、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、ウィズコロナの生活様式が定着し始め、社会経済活動の正常化、人流の回復もあり、持ち直しの動きがみられました。しかしながら長期化するウクライナ情勢を背景とした資源・資材価格の高騰、円安による物価上昇、さらには世界的な金融引き締めによる世界経済の下振れリスクの影響等、わが国の景気を下振れさせるリスクが多数存在しており、予断を許さない状況が続いております。
靴流通業界におきましては、円安や資材等の価格高騰の影響により商品価格が上昇傾向にあること、消費者の価格志向の二極化がさらに進んでいることから、対応が非常に難しい環境にあります。商品動向につきましては、スポーツ系カジュアルとアウトドア系カジュアルが依然として好調を維持しております。
このような状況のもと、当社は紳士靴の売上高が前年同四半期を上回りましたが、婦人靴とゴム・スニーカー・その他の商品群が苦戦をし、売上高は前年同四半期を下回りました。売上総利益につきましては、売上高の減少の影響もあり、前年同四半期を下回りました。営業損益につきましては、販売費及び一般管理費の削減額が売上総利益の減少額を上回り、営業損失が改善したことにより、前年同四半期を上回りました。
経常損益につきましては、前年同四半期よりも営業外収益が減少したこと、投資事業組合運用損19百万円等を計上し、営業外費用が前年同四半期よりも増加したことにより前年同四半期を下回りました。四半期純損益につきましては、投資有価証券売却益等を計上したものの、経常損益の影響が大きく、前年同四半期を下回りました。
その結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高39億66百万円(前年同四半期比10.6%減)となり、売上総利益は10億8百万円(前年同四半期比3.3%減)、営業損失は1億55百万円(前年同四半期は営業損失2億47百万円)、経常損失は1億40百万円(前年同四半期は経常損失54百万円)となり、四半期純損失は96百万円(前年同四半期は四半期純損失40百万円)となりました。
当社は、シューズ事業の単一セグメントでありますが、単一セグメントの品目別の売上状況は、次のとおりであります。
婦人靴
婦人靴につきましては、PB商品、お取引先様ODM商品を含め全般的に苦戦しました。用途別では、サンダル類が40.7%、カジュアル類が12.7%、前年同四半期に比べ減少しました。ライセンスブランドでは、「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」「NICE CLAUP(ナイスクラップ)」は伸長しました。販売単価は上昇(前年同四半期比34.5%増)しましたが、販売足数の減少(前年同四半期比38.9%減)により売上高は、21億5百万円(前年同四半期比17.8%減)となりました。
紳士靴
紳士靴につきましては、PB商品は全般的に苦戦しましたが、お取引先様ODM商品を含め、定番商品のビジネスシューズ、カジュアルシューズともに伸長しました。ライセンスブランドでは、「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」が伸長しました。
紳士靴全体では、販売単価は上昇(前年同四半期比12.8%増)し、販売足数も増加(前年同四半期比15.2%増)しました。その結果、売上高は、8億58百万円(前年同四半期比30.0%増)となりました。
ゴム・スニーカー・その他
ゴム・スニーカー・その他の売上高は、ライセンスブランドの子供靴「ALGY(アルジー)」と、「earth music & ecology(アースミュージック&エコロジー)」のスニーカー類が大きく減少したことにより、10億2百万円(前年同四半期比17.2%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産
流動資産は、前事業年度末に比べ1億29百万円増加し、42億20百万円となりました。これは、主に電子記録債権が3億50百万円減少した一方で、現金及び預金が4億58百万円増加したこと等によるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ61百万円減少し、20億45百万円となりました。これは、主に無形固定資産が30百万円増加した一方で、建物が32百万円、土地が54百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、総資産は前事業年度末に比べ67百万円増加し、62億66百万円となりました。
② 負債
流動負債は、前事業年度末に比べ2億42百万円増加し、13億78百万円となりました。これは、主にその他(デリバティブ債務)が1億18百万円減少した一方で、支払手形及び買掛金が2億7百万円、短期借入金が1億50百万円増加したこと等によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ2億円減少し、3億60百万円となりました。これは、主に長期借入金が1億88百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べ41百万円増加し、17億38百万円となりました。
③ 純資産
純資産合計は、前事業年度末に比べ26百万円増加し、45億27百万円となりました。これは、主に利益剰余金が1億50百万円減少した一方で、その他有価証券評価差額金が52百万円、繰延ヘッジ損益が1億24百万円増加したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与えると推測される要因は、「1 事業等のリスク」に記載したとおりであります。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。