第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に関する行動制限が撤廃され、緩やかな回復傾向にありますが、中国をはじめ海外経済の下振れリスクや物価高騰の影響等もあり、先行きは不透明な状況で推移いたしました。

 当社グループの事業環境につきましても、エネルギー価格や原材料価格の高騰に加え、物流業界の2024年問題による一層の乗務員不足が懸念されるなど、引き続き厳しい状況にあります。

 このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画(2021年度~2023年度)の達成に向け、安全・安定輸送を継続しつつ、基盤事業における収益の維持・確保や生産性向上、海外輸送の収益力の向上、脱炭素社会に向けた輸送需要への対応等に取り組みました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は16,176百万円(前年同期比1.7%減)となりました。また、人件費や修繕費等の経費が増加したため、営業利益は146百万円(同55.6%減)、経常利益は287百万円(同39.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は212百万円(同36.8%減)となりました。

 セグメント別の概況は、次のとおりであります。

 

(石油輸送事業)

 鉄道輸送においては出荷地変更による影響等があり減収となりましたが、自動車輸送における需要の増加や主要顧客の運賃見直し等により、売上高は7,200百万円(前年同期比4.3%増)となりました。一方、利益面においては人件費等の経費の増加もあり、4百万円のセグメント損失(前年同期は119百万円のセグメント損失)となりました。

 

(高圧ガス輸送事業)

 LNG輸送において鉄道輸送の終了等がありましたが、他高圧ガス輸送における他社事業の譲受等による増収もあり、売上高は4,128百万円(前年同期比0.9%増)となりました。一方、利益面においては人件費や修繕費等の経費の増加により、128百万円のセグメント損失(前年同期は40百万円のセグメント損失)となりました。

 

(化成品・コンテナ輸送事業)

 化成品輸送においては、海外経済の減速等の影響により国内外の輸送需要が低迷したため、売上高は減少いたしました。

 コンテナ輸送においては、北海道地区における野菜類の生育不良がありましたが、昨年度発生した自然災害による影響の反動等により、前年並みの売上高となりました。

 この結果、当事業における売上高は4,522百万円(前年同期比12.8%減)、セグメント利益は80百万円(同75.5%減)となりました。

 

(資産運用事業)

 太陽光発電事業において銅線ケーブルの盗難による影響を受けたものの、不動産事業において物件の売却による増収があり、売上高は325百万円(前年同期比18.6%増)、セグメント利益は198百万円(同21.9%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は38,786百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,982百万円増加いたしました。

 流動資産は11,577百万円となり、前連結会計年度末に比べ445百万円増加いたしました。これは主にセール・アンド・リースバックにより流動資産その他に含まれる未収入金が増加したことによるものであります。固定資産は27,208百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,536百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産で減価償却が進捗したものの、リース資産の取得および投資有価証券が時価変動により増加したことによるものであります。

 負債は15,412百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,198百万円増加いたしました。これは設備投資をリースにより調達したことからリース債務が増加したことに加え、固定資産の設備投資により未払金が増加したことによるものであります。純資産は23,374百万円となり、前連結会計年度末に比べ784百万円増加いたしました。これは時価評価によるその他有価証券評価差額金が増加したことによるものであります。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末と比べ1.1ポイント減少し、60.3%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ310百万円の資金収入(前年同期は228百万円の資金収入)となり、6,766百万円となりました。

 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は、2,073百万円(前年同期は1,853百万円の資金収入)となりました。これは主として税金等調整前四半期純利益255百万円、減価償却費1,773百万円の計上と法人税等の支払370百万円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により支出した資金は、987百万円(前年同期は746百万円の資金支出)となりました。これは主としてコンテナおよび機械装置及び運搬具の取得により979百万円を支出したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により支出した資金は、794百万円(前年同期は902百万円の資金支出)となりました。これは主としてセール・アンド・リースバックによる収入410百万円があったものの、ファイナンス・リース債務1,047百万円を返済し、配当金165百万円の支払があったことによるものであります。

 

(4)事業上および財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。