第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 本項の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)において、当社グループは、本年度が最終年度となる中期経営計画“Accelerate Growth 2023”に基づき、「IA2IA/Smart manufacturing の実行と存在価値の変革」、「業種対応力の強化と非業種依存のビジネス拡大」、「収益性の確保と健全な成長」、「社内オペレーション最適化とマインドセットの変革」の4つの基本戦略を中心に、成長に向けて社会共通課題の解決を軸とした事業構造の確立に向け取り組んでいます。

当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、生産部品及びプロジェクト調達品の調達環境の改善や値上げ施策の効果、COVID-19後に受注した大型案件の売上高への計上、為替の変動影響などにより、売上高は前年同期比で485億円増加しました。営業利益は、主に売上の増加に伴う粗利増などにより、前年同期比で201億円増加しました。経常利益は前年同期比で212億円の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は、海外子会社に係るのれん等の減損損失を特別損失に計上したものの、第1四半期連結会計期間に投資有価証券売却益を特別利益に計上したことなどにより、前年同期比で258億円の増加となりました。

 

業績の概況は以下のとおりです。

 

2023年3月期

第2四半期連結累計期間

2024年3月期

第2四半期連結累計期間

差異

増減率

売上高

2,059億18百万円

2,544億98百万円

485億80百万円

23.6%

営業利益

135億37百万円

337億 7百万円

201億70百万円

149.0%

経常利益

158億70百万円

370億76百万円

212億 5百万円

133.6%

親会社株主に帰属する

四半期純利益

92億39百万円

350億53百万円

258億13百万円

279.4%

(参考)1米ドル平均レート

135.30円

142.61円

7.31円

-

 

セグメント別の概況は以下のとおりです。

 

<制御事業>

 

2023年3月期

第2四半期連結累計期間

2024年3月期

第2四半期連結累計期間

差異

増減率

売上高

1,930億81百万円

2,361億71百万円

430億90百万円

22.3%

営業利益

121億96百万円

294億91百万円

172億94百万円

141.8%

 制御事業の売上高は、生産部品及びプロジェクト調達品の調達環境の改善や値上げ施策の効果、COVID-19後に受注した大型案件の売上高への計上、為替の変動影響などにより、前年同期比で430億円増加しました。営業利益は、主に売上の増加に伴う粗利増などにより、前年同期比で172億円増加しました。

 

<測定器事業>

 

2023年3月期

第2四半期連結累計期間

2024年3月期

第2四半期連結累計期間

差異

増減率

売上高

110億59百万円

161億38百万円

50億79百万円

45.9%

営業利益

15億96百万円

44億32百万円

28億36百万円

177.7%

 測定器事業の売上高は、主に生産部品の調達環境の改善などにより、前年同期比で50億円増加しました。営業利益は、主に売上の増加に伴う粗利増などにより、前年同期比で28億円増加しました。

 

 

<新事業他>

 

2023年3月期

第2四半期連結累計期間

2024年3月期

第2四半期連結累計期間

差異

増減率

売上高

17億77百万円

21億87百万円

4億10百万円

23.1%

営業利益

△2億55百万円

△2億16百万円

39百万円

-

 新事業他については、売上高及び営業損失はほぼ前年同期並みとなりました。

 

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金や投資有価証券が減少した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産や商品及び製品が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ122億円増加し6,308億円となりました。

また、負債合計は、コマーシャル・ペーパーが減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ249億円減少し2,069億円となりました。

純資産は、自己株式の取得により減少した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上や為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べ371億円増加し4,239億円となりました。

この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ4.3ポイント増加し、65.7%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末から96億円減少し、1,067億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上等により、207億円の収入(前年同期比55億円の収入増)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得及び無形固定資産の取得等があったものの、投資有価証券の売却収入等により、163億円の収入(前年同期は128億円の支出)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーの償還や自己株式の取得、配当金の支払等により、535億円の支出(前年同期比444億円の支出増)となりました。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた

課題はありません。

 

 (6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について、重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発の金額は次のとおりです。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(百万円)

前年同期比

(百万円)

制御事業

14,045

763

測定器事業

1,337

186

新事業他

327

△72

合計

15,710

877

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。