第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が第5類に分類され、経済社会活動の正常化が進み、企業収益は総じて緩やかに改善の動きがみられました。個人消費、設備投資に持ち直しの動きが、雇用情勢には改善の動きがみられ、景気全体は緩やかに回復しております。

一方で世界の景気は、一部の地域において足踏みがみられるものの、持ち直しの動きがみられますが、ウクライナ情勢の長期化や世界的な金融引き締めに伴う影響、物価上昇等による下振れリスクがあります。わが国においても、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、企業物価指数や消費者物価指数の上昇などが懸念され、当社グループを取り巻く環境は予断を許さない状況が続いております。

このような状況のなか、当社グループは一定の需要に対し安定して製品供給すべく事業活動を継続し、自動車補修用市場でのシェアの拡大を図るため、顧客ニーズに沿った環境対応型塗料や高機能性塗料で販路拡大に注力するとともに、大型車両分野や工業用分野などの新規市場開拓や建築用塗料の受注拡大に向け、営業活動を展開いたしました。

売上高については、原材料価格や物流コスト等の上昇分の一部を販売価格に転嫁し、収益確保に努めてまいりました。

利益面につきましても、ウクライナ情勢の長期化ならびに原材料価格やエネルギー価格が高止まりしたことから、収益環境を慎重に見極め、生産部門における設備投資を必要最小限とし、不急の設備維持経費を抑制するなど総コストの上昇を一定程度に抑えることに注力いたしました。

その結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

① 財政状態

当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して、資産は6億54百万円増加、負債は2億83百万円の増加、純資産は3億71百万円増加しました。

資産の増加の主なものは、受取手形、売掛金及び契約資産3億37百万円、現金及び預金3億36百万円、長期預金3億円、投資有価証券2億27百万円、減少の主なものは有価証券6億円であります。

負債の増加の主な要因は、電子記録債務1億55百万円、支払手形及び買掛金74百万円であります。

また、純資産の増加の主な要因は、利益剰余金2億68百万円、その他有価証券評価差額金1億1百万円となっております。

② 経営成績

当第2四半期連結累計期間の売上高は、40億43百万円(前年同四半期比8.8%増加)となりました。また、利益面におきましては、営業利益は4億6百万円(前年同四半期比64.0%増加)、経常利益は4億61百万円(前年同四半期比54.8%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億15百万円(前年同四半期比58.0%増加)となりました。

セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

塗料事業は、売上高39億92百万円(前年同四半期比8.9%増加)、営業利益は3億83百万円(前年同四半期比69.6%増加)であります。

その他は、売上高51百万円(前年同四半期比1.7%増加)、営業利益は23百万円(前年同四半期比6.7%増加)であります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億36百万円増加し、37億77百万円(前年同四半期末33億72百万円)となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は、2億80百万円(前年同四半期2億98百万円)となりました。

その主な要因は、増加した資金では、税金等調整前四半期純利益4億61百万円、仕入債務の増加2億46百万円、減少した資金では、売上債権の増加3億37百万円、法人税等の支払額1億12百万円などによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の増加は、1億11百万円(前年同四半期2億5百万円の減少)となりました。

その主な要因は、増加した資金では、有価証券の償還による収入9億円、投資有価証券の売却及び償還による収入3億20百万円、減少した資金では、投資有価証券の取得による支出7億円、定期預金の預入による支出3億円、有形固定資産の取得による支出1億15百万円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の減少は、54百万円(前年同四半期54百万円)となりました。

その主な要因は、配当金の支払額47百万円によるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、115百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。