第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 連結業績

(単位:億円)

 

2022年度

第2四半期連結累計期間

(2022年4月 1日から

2022年9月30日まで)

2023年度

第2四半期連結累計期間

(2023年4月 1日から

2023年9月30日まで)

増 減

増減率

営業収益

62,862

63,646

784

1.2%

固定音声関連収入

4,407

4,043

△364

△8.2%

移動音声関連収入

5,288

4,952

△336

△6.4%

IP系・パケット通信収入

17,099

17,265

166

1.0%

通信端末機器販売収入

3,336

3,709

373

11.2%

システムインテグレーション収入

21,560

22,780

1,220

5.7%

その他営業収益

11,172

10,897

△276

△2.5%

営業費用

52,896

54,136

1,240

2.3%

人件費

13,585

14,323

738

5.4%

経費

30,342

30,637

295

1.0%

減価償却費

7,813

7,948

135

1.7%

その他

1,156

1,228

72

6.2%

営業利益

9,965

9,509

△456

△4.6%

税引前四半期利益

10,195

10,391

197

1.9%

当社に帰属する四半期利益

6,966

6,708

△258

△3.7%

 

当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)において、NTTグループは2023年5月に公表した中期経 営戦略New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWNに基づきお客さまと社会のために新たな価 値を提供し事業そのものをサステナブルな社会の実現へとシフトすることで地球のサステナビリティを支える存在 になるべく取り組みを推進しました。その結果、当第2四半期連結累計期間のNTTグループの営業収益は6兆3,646億円(前年同期比1.2%増)、営業費用は5兆4,136億円(前年同期比2.3%増)となりました。営業利益は9,509億円(前年同期比4.6%減)、税引前四半期利益は1兆391億円(前年同期比1.9%増)、当社に帰属する四半期利益は6,708億円(前年同期比3.7%減)となりました。

 

(2) セグメント業績

 

総合ICT事業セグメントには、固定音声関連サービス、移動音声関連サービス、IP系・パケット通信サービス、通信端末機器販売、システムインテグレーションサービス、その他が含まれています。

地域通信事業セグメントには、固定音声関連サービス、IP系・パケット通信サービス、通信端末機器販売、システムインテグレーションサービス、その他が含まれています。

グローバル・ソリューション事業セグメントには、主にシステムインテグレーションサービスが含まれています。

また、その他(不動産・エネルギー等)には、主に建築物の保守、不動産賃貸、電力販売、研究開発等に係るその他のサービスが含まれています。

 

各セグメントの業績については、次のとおりです。なお、各セグメントの営業実績の記載における営業収益・営業費用・営業利益は、セグメント間取引を含んでいます。

 

①総合ICT事業セグメント

(単位:億円)

 

2022年度

第2四半期連結累計期間

(2022年4月 1日から

2022年9月30日まで)

2023年度

第2四半期連結累計期間

(2023年4月 1日から

2023年9月30日まで)

増 減

増減率

営業収益

28,998

29,464

465

1.6%

固定音声関連サービス

876

741

△135

△15.4%

移動音声関連サービス

5,328

4,989

△339

△6.4%

IP系・パケット通信サービス

11,360

11,543

183

1.6%

通信端末機器販売

3,040

3,353

313

10.3%

システムインテグレーションサービス

2,676

2,919

244

9.1%

その他

5,718

5,918

200

3.5%

営業費用

23,234

23,656

422

1.8%

人件費

2,379

2,459

80

3.4%

経費

16,649

16,872

223

1.3%

減価償却費

3,876

3,989

113

2.9%

その他

329

336

6

1.9%

営業利益

5,765

5,808

43

0.7%

 

当第2四半期連結累計期間の営業収益は、通信端末機器販売収入やシステムインテグレーションサービス収入の増加等により、2兆9,464億円(前年同期比1.6%増)となりました。一方、営業費用は、経費の増加等により、2兆3,656億円(前年同期比1.8%増)となりました。以上の結果、営業利益は、5,808億円(前年同期比0.7%増)となりました。

 

契約数

(単位:千契約)

サービスの種類

2023年3月31日

現在

2023年9月30日

現在

増減

増減率

携帯電話サービス

87,495

88,509

1,015

1.2%

  5Gサービス

20,602

24,842

4,240

20.6%

  LTE(Xi)サービス

57,771

55,604

△2,167

△3.8%

  FOMAサービス

9,122

8,064

△1,058

△11.6%

ぷらら(ISP)

3,733

3,623

△111

△3.0%

OCN(ISP)

7,301

7,219

△83

△1.1%

ひかりTV

884

805

△80

△9.0%

(注)携帯電話サービス契約数にはMVNOとの契約及び通信モジュールサービス契約数を含めて記載しています。

 

 

②地域通信事業セグメント

(単位:億円)

 

2022年度

第2四半期連結累計期間

(2022年4月 1日から

2022年9月30日まで)

2023年度

第2四半期連結累計期間

(2023年4月 1日から

2023年9月30日まで)

増 減

増減率

営業収益

15,475

15,270

△205

△1.3%

固定音声関連サービス

4,387

4,205

△182

△4.1%

IP系・パケット通信サービス

8,015

7,925

△90

△1.1%

通信端末機器販売

297

361

65

21.8%

システムインテグレーションサービス

831

874

42

5.1%

その他

1,945

1,905

△40

△2.1%

営業費用

12,834

13,109

274

2.1%

人件費

3,232

3,208

△24

△0.7%

経費

6,911

7,206

294

4.3%

減価償却費

2,065

2,009

△56

△2.7%

その他

626

686

60

9.6%

営業利益

2,641

2,162

△480

△18.2%

当第2四半期連結累計期間の営業収益は、固定音声関連サービス収入の減少等により、1兆5,270億円(前年同期比1.3%減)となりました。一方、営業費用は、経費の増加等により、1兆3,109億円(前年同期比2.1%増)となりました。以上の結果、営業利益は、2,162億円(前年同期比18.2%減)となりました。

 

契約数

(単位:千加入/回線/契約/チャネル)

サービスの種類

2023年3月31日

現在

2023年9月30日

現在

増減

増減率

(NTT東日本)

 

 

 

 

 加入電話

6,142

5,936

△206

△3.4%

 INSネット

718

674

△44

△6.1%

 フレッツ光(コラボ光含む)

13,326

13,360

34

0.3%

 フレッツ・ADSL

5

4

△1

△25.7%

 ひかり電話

10,058

9,956

△102

△1.0%

 フレッツ・テレビ伝送サービス

1,177

1,191

14

1.2%

(NTT西日本)

 

 

 

 

 加入電話

5,966

5,717

△249

△4.2%

 INSネット

716

670

△47

△6.5%

 フレッツ光(コラボ光含む)

10,249

10,272

23

0.2%

 フレッツ・ADSL

53

46

△6

△12.1%

 ひかり電話

8,694

8,620

△74

△0.8%

 フレッツ・テレビ伝送サービス

888

908

20

2.2%

(注)1.加入電話は、一般加入電話とビル電話を合算しています(加入電話・ライトプランを含む)。

2.「INSネット」には、「INSネット64」及び「INSネット1500」が含まれています。「INSネット1500」は、チャネル数、伝送速度、回線使用料(基本料)いずれについても「INSネット64」の10倍程度であることから、「INSネット1500」の1契約を「INSネット64」の10倍に換算しています(INSネット64・ライトを含む)。

3.「フレッツ光(コラボ光含む)」はNTT東日本の「フレッツ 光クロス」、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」、「フレッツ 光ライトプラス」、「フレッツ 光WiFiアクセス」及び「ひかり電話ネクスト(光IP電話)」、NTT西日本の「フレッツ 光クロス」、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光マイタウン ネクスト」、「フレッツ 光ライト」及び「ひかり電話ネクスト(IP電話サービス)」、並びにNTT東日本及びNTT西日本がサービス提供事業者に卸提供しているサービス(コラボ光)を含めて記載しています。

4.「ひかり電話」、「フレッツ・テレビ伝送サービス」は、NTT東日本及びNTT西日本がサービス提供事業者に卸提供しているサービスを含めて記載しています。

③グローバル・ソリューション事業セグメント

(単位:億円)

 

2022年度

第2四半期連結累計期間

(2022年4月 1日から

2022年9月30日まで)

2023年度

第2四半期連結累計期間

(2023年4月 1日から

2023年9月30日まで)

増 減

増減率

営業収益

19,730

20,785

1,056

5.3%

システムインテグレーションサービス

19,730

20,785

1,056

5.3%

営業費用

18,585

19,566

981

5.3%

人件費

7,056

7,704

648

9.2%

経費

9,867

10,093

226

2.3%

減価償却費

1,550

1,646

96

6.2%

その他

111

123

12

10.7%

営業利益

1,144

1,219

74

6.5%

 

当第2四半期連結累計期間の営業収益は、デジタル化需要の取り込み等により、2兆785億円(前年同期比5.3%増)となりました。一方、営業費用は、収益連動費用の増加等により、1兆9,566億円(前年同期比5.3%増)となりました。以上の結果、営業利益は、1,219億円(前年同期比6.5%増)となりました。

 

 

④その他(不動産、エネルギー等)

(単位:億円)

 

2022年度

第2四半期連結累計期間

(2022年4月 1日から

2022年9月30日まで)

2023年度

第2四半期連結累計期間

(2023年4月 1日から

2023年9月30日まで)

増 減

増減率

営業収益

7,754

7,481

△272

△3.5%

システムインテグレーションサービス

270

298

28

10.4%

その他

7,483

7,183

△300

△4.0%

営業費用

7,276

7,139

△137

△1.9%

人件費

1,287

1,309

21

1.7%

経費

5,233

5,079

△154

△2.9%

減価償却費

643

628

△14

△2.2%

その他

114

123

9

8.3%

営業利益

477

342

△135

△28.3%

 

当第2四半期連結累計期間の営業収益は、エネルギー事業における電気料収入の減少等により、7,481億円(前年同期比3.5%減)となりました。一方、営業費用は、収益連動費用の減少等により、7,139億円(前年同期比1.9%減)となりました。以上の結果、営業利益は、342億円(前年同期比28.3%減)となりました。

当連結会計年度より、「その他(不動産エネルギー等)及びセグメント間取引消去における一部費用科目の計上方法を変更していますこの変更に伴い前第2四半期連結累計期間のセグメント情報を修正再表示しています(要約四半期連結財務諸表の注6参照)

 

(3) キャッシュ・フロー及び財政状態の状況の分析

 

キャッシュ・フロー

(単位:億円)

 

2022年度

第2四半期連結累計期間

(2022年4月 1日から

2022年9月30日まで)

2023年度

第2四半期連結累計期間

(2023年4月 1日から

2023年9月30日まで)

増 減

増減率

営業活動によるキャッシュ・フロー

8,066

8,259

193

2.4%

営業活動によるキャッシュ・フロー

(休日影響(注)を除く)

8,066

10,258

2,193

27.2%

投資活動によるキャッシュ・フロー

△8,210

△10,767

△2,557

△31.2%

財務活動によるキャッシュ・フロー

850

1,379

528

62.1%

現金及び現金同等物の期末残高

9,488

7,150

△2,338

△24.6%

現金及び現金同等物の期末残高

(休日影響(注)を除く)

9,488

9,149

△339

△3.6%

(注) 当第2四半期末日が休日だったことから、通信サービス料金等の支払期限が月末から翌月初に後倒しとなった影響1,999億円。

 

当第2四半期連結累計期間における休日影響を除いた場合の「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、1兆258億円の収入となりました。これは主に、非資金損益項目調整後の四半期利益(四半期利益に減価償却費、固定資産除却損等の非資金項目を加算)が1兆5,015億円となったことによります。前年同期比では、2,193億円(27.2%)増加しておりますが、これは法人税等の支払が減少したこと等によるものです。なお、当第2四半期連結累計期間における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、8,259億円の収入です。

「投資活動によるキャッシュ・フロー」については、1兆767億円の支出となりました。これは主に、有形固定資産・無形資産及び投資不動産の取得による支出が9,422億円となったことによります。前年同期比では、2,557億円(31.2%)支出が増加しておりますが、これは、出資等による支出が増加したこと等によるものです。

「財務活動によるキャッシュ・フロー」については、1,379億円の収入となりました。このうち、配当金による支出は2,161億円、また、借入債務の収支は4,414億円の収入となりました。前年同期比では、528億円(62.1%)収入が増加しております。

以上の結果、当第2四半期連結会計期間末における休日影響を除いた場合のNTTグループの「現金及び現金同等物の残高」は、前連結会計年度末と比較し1,210億円(15.2%)増加し、9,149億円となりました。なお、当第2四半期連結会計期間末における「現金及び現金同等物の残高」は7,150億円です。

 

財政状態

(単位:億円)

 

前連結会計年度末

当第2四半期連結会計期間末

増 減

資産

253,089

268,136

15,047

負債

159,582

165,934

6,352

(再掲)有利子負債

82,305

91,179

8,874

資本

93,506

102,202

8,695

(再掲)株主資本

85,614

93,169

7,556

 

当第2四半期連結会計期間末の資産は、その他の金融資産やのれんの増等により、前連結会計年度末に比べて1兆5,047億円増加し、26兆8,136億円となりました。

当第2四半期連結会計期間末の負債は、営業債務及びその他の債務の減はあるものの、配当金及び税金支払による借入金の増等により、前連結会計年度末に比べて6,352億円増加し、16兆5,934億円となりました。有利子負債残高は9兆1,179億円であり、前連結会計年度末の8兆2,305億円から8,874億円増加しました。

当第2四半期連結会計期間末の株主資本は、四半期利益の増等により、前連結会計年度末に比べて7,556億円増加し、9兆3,169億円となりました。有利子負債の株主資本に対する比率は97.9%(前連結会計年度末は96.1%)となりました。また、株主資本に非支配持分を加えた資本は前連結会計年度末に比べて8,695億円増加し、10兆2,202億円となりました。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 

 当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題で、重要な変更及び新たに発生した事項はありません。また、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

 

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は1,125億円であり、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。