第4【経理の状況】

1 要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」という。)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定

会社」の要件をすべて満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準(IAS)第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」という。)に基づいて作成しております。

 要約四半期連結財務諸表の記載金額は、百万円未満の端数を四捨五入して表示しております。

 

2 監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2023年7月1日から2023年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

前連結会計年度末

(2023年3月31日)

当第2四半期連結会計期間末

(2023年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

(資産の部)

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

 

606,002

606,587

定期預金

 

9,467

11,802

営業債権

 

2,533,297

2,907,752

営業債権以外の短期債権

 

243,043

232,851

その他の短期金融資産

 

73,336

97,101

棚卸資産

 

1,304,942

1,354,040

前渡金

 

142,862

160,670

その他の流動資産

 

208,419

253,107

流動資産合計

 

5,121,368

5,623,910

非流動資産

 

 

 

持分法で会計処理されている投資

 

2,828,850

3,084,773

その他の投資

 

943,270

1,092,594

長期債権

 

805,159

885,227

投資・債権以外の長期金融資産

 

162,768

163,179

有形固定資産

 

1,998,485

2,032,310

投資不動産

 

44,050

40,666

のれん及び無形資産

 

1,079,253

1,103,316

繰延税金資産

 

54,478

61,352

その他の非流動資産

 

77,719

82,360

非流動資産合計

 

7,994,032

8,545,777

資産合計

13,115,400

14,169,687

 

 

 

 

前連結会計年度末

(2023年3月31日)

当第2四半期連結会計期間末

(2023年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

(負債及び資本の部)

 

 

 

流動負債

 

 

 

社債及び借入金(短期)

659,710

748,964

リース負債(短期)

 

238,289

222,572

営業債務

 

2,042,608

2,426,991

営業債務以外の短期債務

 

190,014

195,680

その他の短期金融負債

 

71,642

93,025

未払法人所得税

 

118,109

68,281

前受金

 

162,409

172,028

その他の流動負債

 

462,044

474,668

流動負債合計

 

3,944,825

4,402,209

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金(長期)

2,346,928

2,499,362

リース負債(長期)

 

766,278

781,161

その他の長期金融負債

 

56,543

64,847

退職給付に係る負債

 

96,942

98,839

繰延税金負債

 

273,123

344,520

その他の非流動負債

 

163,386

166,817

非流動負債合計

 

3,703,200

3,955,546

負債合計

 

7,648,025

8,357,755

資本

 

 

 

資本金

 

253,448

253,448

資本剰余金

169,322

347,383

利益剰余金

10

4,434,463

4,738,373

その他の資本の構成要素

 

 

為替換算調整額

 

458,560

683,100

FVTOCI金融資産

 

117,210

165,251

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

30,840

45,732

その他の資本の構成要素合計

 

606,610

894,083

自己株式

 

301,940

326,705

株主資本合計

 

4,823,259

5,211,816

非支配持分

644,116

600,116

資本合計

 

5,467,375

5,811,932

負債及び資本合計

 

13,115,400

14,169,687

 

(2)【要約四半期連結包括利益計算書】

【第2四半期連結累計期間】

 

 

 前第2四半期

 連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年9月30日)

 当第2四半期

 連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

収益

 

 

商品販売等に係る収益

 

6,316,257

6,103,760

役務提供及びロイヤルティ取引に係る収益

 

675,907

670,338

収益合計

 

6,992,164

6,774,098

原価

 

 

 

商品販売等に係る原価

 

5,546,868

5,357,612

役務提供及びロイヤルティ取引に係る原価

 

360,883

348,858

原価合計

 

5,907,751

5,706,470

売上総利益

1,084,413

1,067,628

その他の収益及び費用

 

 

 

販売費及び一般管理費

 

691,920

714,955

貸倒損失

 

3,960

1,751

有価証券損益

5,12

50,306

35,403

固定資産に係る損益

 

7,217

6,309

その他の損益

 

23

9,278

その他の収益及び費用合計

 

652,768

665,716

金融収益及び金融費用

 

 

 

受取利息

 

13,753

25,521

受取配当金

 

34,087

31,044

支払利息

 

23,520

48,761

金融収益及び金融費用合計

 

24,320

7,804

持分法による投資損益

185,615

162,108

税引前四半期利益

 

641,580

571,824

法人所得税費用

 

136,936

129,153

四半期純利益

 

504,644

442,671

当社株主に帰属する四半期純利益

483,031

412,899

非支配持分に帰属する四半期純利益

 

21,613

29,772

 

 

 

 

 前第2四半期

 連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年9月30日)

 当第2四半期

 連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

その他の包括利益(税効果控除後)

 

 

 

純損益に振替えられることのない項目

 

 

 

FVTOCI金融資産

 

24,899

41,135

確定給付再測定額

 

1,003

149

持分法で会計処理されている投資における

その他の包括利益

 

10,821

6,777

純損益に振替えられる可能性のある項目

 

 

 

為替換算調整額

 

243,036

224,459

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

3,796

589

持分法で会計処理されている投資における

その他の包括利益

 

89,483

27,420

その他の包括利益(税効果控除後)合計

 

292,000

300,529

四半期包括利益

 

796,644

743,200

当社株主に帰属する四半期包括利益

 

769,283

696,261

非支配持分に帰属する四半期包括利益

 

27,361

46,939

 

 

 

(円)

(円)

基本的1株当たり当社株主に帰属する

四半期純利益

328.74

283.86

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する

四半期純利益

328.74

283.86

 

【第2四半期連結会計期間】

 

 

 前第2四半期

 連結会計期間

(自 2022年7月1日

 至 2022年9月30日)

 当第2四半期

 連結会計期間

(自 2023年7月1日

 至 2023年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

収益

 

 

 

商品販売等に係る収益

 

3,266,528

3,086,389

役務提供及びロイヤルティ取引に係る収益

 

347,615

339,218

収益合計

 

3,614,143

3,425,607

原価

 

 

 

商品販売等に係る原価

 

2,869,459

2,701,678

役務提供及びロイヤルティ取引に係る原価

 

185,314

174,168

原価合計

 

3,054,773

2,875,846

売上総利益

 

559,370

549,761

その他の収益及び費用

 

 

 

販売費及び一般管理費

 

352,207

363,907

貸倒損失

 

1,665

2,169

有価証券損益

 

41,604

6,566

固定資産に係る損益

 

5,296

910

その他の損益

 

1,945

4,161

その他の収益及び費用合計

 

315,619

354,439

金融収益及び金融費用

 

 

 

受取利息

 

7,893

12,654

受取配当金

 

10,209

7,507

支払利息

 

14,928

25,445

金融収益及び金融費用合計

 

3,174

5,284

持分法による投資損益

 

89,956

81,562

税引前四半期利益

 

336,881

271,600

法人所得税費用

 

73,005

58,701

四半期純利益

 

263,876

212,899

当社株主に帰属する四半期純利益

 

252,400

199,662

非支配持分に帰属する四半期純利益

 

11,476

13,237

 

 

 

 

 前第2四半期

 連結会計期間

(自 2022年7月1日

 至 2022年9月30日)

 当第2四半期

 連結会計期間

(自 2023年7月1日

 至 2023年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

その他の包括利益(税効果控除後)

 

 

 

純損益に振替えられることのない項目

 

 

 

FVTOCI金融資産

 

4,580

37,980

確定給付再測定額

 

11

9

持分法で会計処理されている投資における

その他の包括利益

 

8,735

3,482

純損益に振替えられる可能性のある項目

 

 

 

為替換算調整額

 

77,096

57,086

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

6,255

549

持分法で会計処理されている投資における

その他の包括利益

 

16,297

296

その他の包括利益(税効果控除後)合計

 

82,994

99,384

四半期包括利益

 

346,870

312,283

当社株主に帰属する四半期包括利益

 

332,332

292,671

非支配持分に帰属する四半期包括利益

 

14,538

19,612

 

 

 

(円)

(円)

基本的1株当たり当社株主に帰属する

四半期純利益

171.78

137.32

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する

四半期純利益

171.78

137.32

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第2四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)

 

注記

番号

株主資本

非支配持分

資本合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

その他の

資本の

構成要素

自己株式

株主資本

合計

 

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

2022年4月1日残高

 

253,448

161,917

3,811,991

537,007

241,204

4,199,325

564,375

4,763,700

新会計基準適用による

累積的影響額

2,9

 

 

7,219

3,471

 

3,748

 

3,748

四半期純利益

 

 

 

483,031

 

 

483,031

21,613

504,644

その他の包括利益

 

 

 

 

286,252

 

286,252

5,748

292,000

四半期包括利益

 

 

 

483,031

286,252

 

769,283

27,361

796,644

当社株主への支払配当金

10

 

 

92,715

 

 

92,715

 

92,715

非支配持分への支払配当金

 

 

 

 

 

 

18,739

18,739

自己株式の取得及び処分

 

 

 

 

 

1,256

1,256

 

1,256

子会社持分の取得及び売却による増減等

 

 

7,898

 

337

 

7,561

96,012

88,451

利益剰余金への振替

 

 

 

1,370

1,370

 

 

2022年9月30日残高

 

253,448

169,815

4,210,896

818,755

242,460

4,870,824

669,009

5,539,833

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)

 

注記

番号

株主資本

非支配持分

資本合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

その他の

資本の

構成要素

自己株式

株主資本

合計

 

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

2023年4月1日残高

 

253,448

169,322

4,434,463

606,610

301,940

4,823,259

644,116

5,467,375

四半期純利益

 

 

 

412,899

 

 

412,899

29,772

442,671

その他の包括利益

 

 

 

 

283,362

 

283,362

17,167

300,529

四半期包括利益

 

 

 

412,899

283,362

 

696,261

46,939

743,200

当社株主への支払配当金

10

 

 

109,265

 

 

109,265

 

109,265

非支配持分への支払配当金

 

 

 

 

 

 

14,625

14,625

自己株式の取得及び処分

 

 

 

 

 

24,765

24,765

 

24,765

子会社持分の取得及び売却による増減等

 

178,061

 

4,387

 

173,674

76,314

249,988

利益剰余金への振替

 

 

 

276

276

 

 

2023年9月30日残高

 

253,448

347,383

4,738,373

894,083

326,705

5,211,816

600,116

5,811,932

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 前第2四半期

 連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年9月30日)

 当第2四半期

 連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

四半期純利益

 

504,644

442,671

営業活動によるキャッシュ・フローへの調整

 

 

 

減価償却費等

 

200,952

205,793

有価証券損益

 

50,306

35,403

固定資産に係る損益

 

7,217

6,309

金融収益及び金融費用

 

24,320

7,804

持分法による投資損益

 

185,615

162,108

法人所得税費用

 

136,936

129,153

貸倒損失・引当金等

 

851

871

営業債権の増減

 

99,166

328,016

棚卸資産の増減

 

241,996

5,751

営業債務の増減

 

198,497

353,641

その他-純額

 

19,802

45,828

利息の受取額

 

12,585

23,407

配当金の受取額

 

129,873

116,621

利息の支払額

 

19,030

44,963

法人所得税の支払額

 

120,086

165,020

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

469,136

469,213

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

持分法で会計処理されている投資の取得による支出

 

237,115

45,858

持分法で会計処理されている投資の売却による収入

 

22,813

9,171

その他の投資の取得による支出

 

30,198

32,601

その他の投資の売却による収入

 

36,107

23,792

子会社又はその他の事業の取得による支出

(取得時の現金受入額控除後)

24,727

子会社又はその他の事業の売却による収入

(売却時の現金保有額控除後)

36,495

貸付による支出

 

66,687

58,301

貸付金の回収による収入

 

41,257

69,011

有形固定資産等の取得による支出

 

93,511

104,244

有形固定資産等の売却による収入

 

5,568

47,879

定期預金の増減-純額

 

3,183

446

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

306,815

90,705

 

 

 

 

 前第2四半期

 連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年9月30日)

 当第2四半期

 連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

社債及び借入金による調達額

 

389,026

358,615

社債及び借入金の返済額

 

450,075

267,826

リース負債の返済額

 

131,117

125,087

純額表示される短期借入金の増減額

 

52,500

30,978

非支配持分との資本取引

 

76,642

246,014

当社株主への配当金の支払額

10

92,715

109,265

非支配持分への配当金の支払額

 

18,522

14,338

自己株式の増減-純額

 

1,735

25,033

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

175,996

397,970

現金及び現金同等物の増減額

 

13,675

19,462

現金及び現金同等物の期首残高

 

611,715

606,002

為替相場の変動による現金及び現金同等物への影響額

 

24,427

20,047

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

622,467

606,587

 

要約四半期連結財務諸表注記

 

1 報告企業

 伊藤忠商事株式会社(以下、「当社」という。)は、日本に所在し、総合商社として、多種多様な商品のトレー

ディング、ファイナンス、物流及びプロジェクト案件の企画・調整等を行う他、資源開発投資・事業投資等の実行を通して各種機能・ノウハウ等を培い、かつ保有しております。これらの総合力を活かし、幅広い業界及びグローバルなネットワークを通じて、8つのディビジョンカンパニーが、繊維や食料、住生活、情報・金融等の生活消費分野、機械や化学品、石油製品、鉄鋼製品等の基礎産業分野、そして金属資源、エネルギー資源等の資源分野において、

多角的な事業活動を展開しております。

 

2 要約四半期連結財務諸表作成の基礎

(1)要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

 当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に基づいて作成しております。また、当要約四半期連結財務諸表には、年次連結財務諸表で要求されているすべての情報が含まれていないため、2023年3月

31日に終了した連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 なお、当要約四半期連結財務諸表は、当社グループ各社がそれぞれの所在国の会計基準に基づき作成した財務

諸表に、IFRSに準拠すべく一定の修正を加えた財務諸表を基礎として作成しております。

 

(2)重要性のある会計方針

 要約四半期連結財務諸表にて適用する重要性のある会計方針は、IFRS第17号「保険契約」を除いて、前連結会計

年度に係る連結財務諸表にて適用した会計方針と同一であります。

 なお、IFRS第17号「保険契約」については、当第2四半期連結累計期間より適用しております。本適用による

累積的影響額は、利益剰余金及びその他の資本の構成要素の調整として会計処理しております。

 

(3)見積り及び判断の利用

 要約四半期連結財務諸表の作成に際し、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を

及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられております。実際の業績はこれらの見積りとは

異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる過程は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した会計期間と将来の会計期間にて認識されます。

 当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

 なお、ロシア・ウクライナ情勢による影響については、第99期有価証券報告書に記載した内容から重要な

変更はありません。

 

3 セグメント情報

(事業セグメント)

 当社グループは、多種多様な商品のトレーディング、ファイナンス、物流及びプロジェクト案件の企画・調整等

を行う他、資源開発投資・事業投資等の実行を通して各種機能・ノウハウ等を培い、かつ保有しております。これ

らの総合力を活かし、幅広い業界及びグローバルなネットワークを通じて、8つのディビジョンカンパニーが、

繊維や食料、住生活、情報・金融等の生活消費分野、機械や化学品、石油製品、鉄鋼製品等の基礎産業分野、

そして金属資源、エネルギー資源等の資源分野において、多角的な事業活動を展開しております。

 また、これらの多角的に展開する事業活動を推進するため、当社は担当する業界、並びに主として取扱う商品

及びサービスに応じて、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融、第8の8つの

ディビジョンカンパニーを設け、当該8つのディビジョンカンパニーがそれぞれ、分掌する事業領域を統括する

責任を負う体制としております。当社の経営者は、当該ディビジョンカンパニーをセグメント単位として

経営戦略、経営資源の配分を決定し、業績管理についても、「当社株主に帰属する当期純利益」をはじめとする

いくつかの指標に基づき、当該ディビジョンカンパニーを単位として実施しております。

 以上に鑑み、当社は、当該8つのディビジョンカンパニーを報告セグメントとして、セグメント情報を表示して

おります。

 

 各報告セグメントが収益を得る源泉となる商品及びサービスの類型は次のとおりです。

 

繊維:

繊維原料、糸、織物から衣料品、服飾雑貨、その他生活消費分野の全般においてグローバルに事業展開を行っております。また、ブランドビジネスの海外展開や、リーテイル分野でのインターネット販売等の販路展開も行っております。

 

 

機械:

プラント、橋梁、鉄道等のインフラ関連事業、発電・送変電・売電関連事業、水・

環境・廃棄物関連事業、船舶、航空機、自動車、建設機械、産業機械、工作機械、環境機器・電子機器等の単体機械及び関連機材、再生可能・代替エネルギー関連ビジネス・廃棄物リサイクル事業等の環境に配慮した事業を行っております。

 

 

金属:

金属鉱物資源開発事業、鉄鋼製品加工事業、鉄鉱石、石炭、その他製鉄・製鋼原料、

非鉄・軽金属、鉄鋼製品、原子燃料関連の国内・貿易取引、温室効果ガス排出権取引、

リサイクル・廃棄物処理を行っております。

 

 

エネルギー・化学品:

エネルギー関連、化学品関連及び再生可能エネルギーを含む電力関連の各分野に

おいて、トレード並びに事業を行っております。

 

 

食料:

原料からリーテイルまでの食料全般にわたる事業領域において、国内外で効率的な商品の生産・流通・販売を行っております。

 

 

住生活:

紙パルプ事業、天然ゴム事業、タイヤ事業や物流事業等の生活資材・物流分野、不動産

開発・分譲・賃貸・管理業や住宅資材事業等の建設・不動産分野において事業を行って

おります。

 

 

情報・金融:

ITソリューション・インターネット関連サービス事業、携帯流通及びアフターサービス

事業等の情報・通信分野、各種金融サービス事業や保険事業等の金融・保険分野において事業を行っております。

 

 

第8:

上記の7カンパニーと協働し、特に生活消費分野に強みを持つ当社グループの様々な

ビジネス基盤を最大限活用し、異業種融合・カンパニー横断の取組を加速させ、市場や

消費者ニーズに対応した「マーケットインの発想」による新たなビジネスの創出・客先

開拓を行っております。

 

 当社のセグメント情報は次のとおりです。なお、セグメント間の内部取引価額は、外部顧客との取引価額に準じております。前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間にて、単一顧客に対する重要な収益はありません。

 

前第2四半期連結累計期間(百万円)

 

繊 維

機 械

金 属

エネルギー・

化学品

食 料

外部顧客からの収益

254,070

667,316

691,940

1,720,685

2,296,636

セグメント間内部収益

2,831

57

21,154

6,970

収益合計

256,901

667,373

691,940

1,741,839

2,303,606

売上総利益

53,415

109,656

127,427

152,752

170,548

持分法による投資損益

2,834

19,787

31,680

5,568

3,112

当社株主に帰属する

四半期純利益

11,582

71,691

135,160

50,049

31,423

セグメント別資産

499,785

1,651,865

1,479,356

1,641,595

2,232,468

 

 

住生活

情報・金融

第 8

その他及び

修正消去

連結合計

外部顧客からの収益

637,936

422,462

234,381

66,738

6,992,164

セグメント間内部収益

9,416

6,731

2,009

49,168

収益合計

647,352

429,193

236,390

17,570

6,992,164

売上総利益

115,379

138,880

194,674

21,682

1,084,413

持分法による投資損益

24,365

21,670

63

76,536

185,615

当社株主に帰属する

四半期純利益

63,207

25,568

13,075

81,276

483,031

セグメント別資産

1,263,440

1,370,819

1,939,698

1,533,388

13,612,414

 

 

前連結会計年度末(百万円)

 

繊 維

機 械

金 属

エネルギー・

化学品

食 料

セグメント別資産

457,659

1,664,644

1,274,803

1,552,638

2,146,794

 

 

住生活

情報・金融

第 8

その他及び

修正消去

連結合計

セグメント別資産

1,223,292

1,308,118

1,906,655

1,580,797

13,115,400

 

 

当第2四半期連結累計期間(百万円)

 

繊 維

機 械

金 属

エネルギー・

化学品

食 料

外部顧客からの収益

258,265

685,828

562,629

1,482,724

2,425,488

セグメント間内部収益

16

49

22,551

9,205

収益合計

258,281

685,877

562,629

1,505,275

2,434,693

売上総利益

61,131

114,314

92,099

133,159

186,797

持分法による投資損益

2,883

42,753

28,800

2,647

11,569

当社株主に帰属する

四半期純利益

11,526

60,587

102,674

53,822

39,130

セグメント別資産

496,013

1,793,028

1,391,839

1,768,892

2,425,006

 

 

住生活

情報・金融

第 8

その他及び

修正消去

連結合計

外部顧客からの収益

657,118

372,750

264,595

64,701

6,774,098

セグメント間内部収益

8,269

6,903

2,307

49,300

収益合計

665,387

379,653

266,902

15,401

6,774,098

売上総利益

126,925

131,894

216,071

5,238

1,067,628

持分法による投資損益

3,167

21,195

1,068

48,026

162,108

当社株主に帰属する

四半期純利益

34,015

37,848

24,361

48,936

412,899

セグメント別資産

1,281,865

1,369,004

1,944,878

1,699,162

14,169,687

 

 

(注)1 「その他及び修正消去」には、各事業セグメントに帰属しない損益及びセグメント間の内部取引消去が含まれております。CITIC Limited 及び C.P. Pokphand Co. Ltd.に対する投資及び損益は当該セグメントに含まれております。

2 「外部顧客からの収益」は、顧客との契約から生じた収益及びその他の源泉から生じた収益が含まれており

ます。その他の源泉から生じた収益には、主に原油、天然ガス等のエネルギートレードによる収益、リースに関する収益がありますが、金額に重要性はありません。

3 第8及び第8以外のセグメント(以下、「主管セグメント」という。)で株式持合いをしていた関係会社

について、2022年10月1日付で当該持合いを解消し、主管セグメントのみの保有に変更しております。これに

伴い、前第2四半期連結累計期間についても当該持合いが解消した前提で組替えて表示しております。

 

 

4 企業結合

 前第2四半期連結累計期間に生じた主な企業結合は次のとおりです。

 

(Pacific Woodtech Corporationの子会社化及び北米での住宅用構造材製造事業の取得)

 当社は、議決権の49.0%を保有し、関連会社として持分法を適用していたPacific Woodtech Corporation(以下、「PWT」という。)に対して、2022年8月1日に追加出資(以下、「当該出資」という。)を実施しました。当該

出資により、当社はPWTの議決権の75.0%を保有することとなり、PWTは当社の子会社となりました。当該出資の金額は23,627百万円であり、すべて現金により支払っております。PWTは住宅用構造材(Engineered Wood Products)の製造事業(以下、「EWP事業」という。)の将来性に着目し、1998年の設立以降、製造・販売を行っております。

 なお、当該出資は、PWTによるLouisiana-Pacific CorporationのEWP事業の取得を目的としたものであり、PWTは2022年8月1日に当該事業を取得しております。当該取得の金額は28,860百万円であり、すべて現金により支払っております。PWTは北米建材事業の拡大及び既存事業の成長並びにオペレーション強化を通じて、更なる企業価値

向上を目指します。

 

 当該企業結合における取得日時点の支払対価、既保有持分、取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分は次の

とおりです。

項目

金額(百万円)

支払対価の公正価値(注)1

28,860

既保有持分の公正価値

11,132

非支配持分(注)2

10,660

合計

50,652

取得資産及び引受負債の公正価値

 

 

 

棚卸資産

13,076

 

 

その他の流動資産

9,912

 

 

有形固定資産

28,945

 

 

無形資産

13,853

 

 

その他の非流動資産

5,732

 

 

社債及び借入金(短期)

△5,183

 

 

その他の流動負債

△5,714

 

 

社債及び借入金(長期)

△3,323

 

 

その他の非流動負債

△9,430

 

純資産

47,868

のれん

2,784

合計

50,652

(注)1 支払対価はすべて現金により決済されております。

2 非支配持分は、取得日における識別可能な被取得企業の純資産に、取得日時点の非支配持分比率を乗じて

測定しております。

 

 取得したのれんは、当社グループと当該会社の補完関係を活かした今後の事業展開により期待される超過収益力を

勘案した結果、認識したもので住生活セグメントに含まれております。当該のれんは税務上損金算入不能です。

 取得資産及び引受負債の公正価値は、取得にあたって実施した第三者によるデューデリジェンスを通じて精査した

財務・資産状況の評価等を総合的に勘案して算定しております。

 

 既保有持分に係る公正価値の再測定に伴い「有価証券損益」にて、8,347百万円の利益を計上しております。

 当該企業結合に係る取得関連費用として、544百万円の「販売費及び一般管理費」を計上しております。

 

 前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結包括利益計算書に含まれている、当該会社及び事業の取得日からの

業績は次のとおりです。

項目

前第2四半期連結累計期間(百万円)

収益

31,628

四半期純利益

4,182

当社株主に帰属する四半期純利益

3,137

 

 当第2四半期連結累計期間に、重要な企業結合はありません。

 

 当第2四半期連結会計期間末日以降に生じた主な企業結合は次のとおりです。

 

(大建工業(株)の子会社化)

 当社は、関連会社として持分法を適用していた大建工業(株)(以下、「大建工業」という。)に対する公開買付を、当社の子会社であるBPインベストメント合同会社を通じて実施し、2023年10月10日に議決権の51.06%を取得した結果、当社グループは、既保有持分と合わせて議決権の87.43%を保有することとなり、大建工業は当社の

子会社となりました。株式の取得価額は39,909百万円であり、すべて現金により支払っております。なお、大建工業の株主を当社グループのみとするための一連の手続により、今後、同社は上場廃止となり、当社の完全子会社となる

予定です。

 

 大建工業は、建材に活用される素材を扱う素材事業から、床材・ドア・収納等の建材を扱う建材事業、内装工事を中心とした施工を行うエンジニアリング事業まで幅広い事業を展開しております。今後の国内新設住宅着工件数減少に伴い市場の縮小が見込まれる環境下、当社と大建工業との連携を一層強固なものとして、国内住宅事業の収益力

強化及び国内非住宅事業や北米を中心とした海外事業の強化・拡大を図ることにより、当社グループ全体での

更なる企業価値向上を目指していきます。

 

 当該企業結合については、当四半期報告書が提出できることとなった2023年11月9日現在、既保有持分、非支配

持分、取得資産及び引受負債の当初の公正価値測定が完了しておりません。

 

5 子会社に対する持分

(子会社に対する支配喪失)

 前第2四半期連結累計期間に、売却取引等により子会社に対する支配を喪失したことに伴い認識した損益を要約

四半期連結包括利益計算書の「有価証券損益」に34,178百万円計上しております。主なものは、機械セグメントの

北米飲料機器メンテナンス事業に係るものです。

 

 当第2四半期連結累計期間に、重要な子会社に対する支配喪失はありません。

 

6 社債

 前第2四半期連結累計期間の社債の発行に重要なものはありません。

 

 前第2四半期連結累計期間に償還された主な社債の内訳は、次のとおりです。

 

発行体

償還期限

利率

種類

発行総額

提出会社

円貨建2022年満期

0.964%

利付普通社債

10,000百万円

提出会社

円貨建2022年満期

変動

利付普通社債

10,000百万円

子会社

円貨建2022年満期

1.200%

利付普通社債

10,000百万円

 

 当第2四半期連結累計期間の社債の発行及び償還に重要なものはありません。

 

 

7 1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益

(1)前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間の「基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益」及び「希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益」は次のとおりです。

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

基本的1株当たり当社株主に帰属する

四半期純利益

328.74円

283.86円

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する

四半期純利益

328.74円

283.86円

 

前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間の「基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益」及び「希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益」の算定上の基礎は次のとおりです。

(分子項目)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

当社株主に帰属する四半期純利益

483,031百万円

412,899百万円

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期

純利益の算定に用いられた四半期純利益調整額

希薄化後当社株主に帰属する四半期純利益

483,031百万円

412,899百万円

 

(分母項目)

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

発行済普通株式の加重平均株式数

(自己株式控除後)

1,469,343,245株

1,454,609,639株

 

(2)前第2四半期連結会計期間及び当第2四半期連結会計期間の「基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益」及び「希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益」は次のとおりです。

 

前第2四半期連結会計期間

当第2四半期連結会計期間

基本的1株当たり当社株主に帰属する

四半期純利益

171.78円

137.32円

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する

四半期純利益

171.78円

137.32円

 

前第2四半期連結会計期間及び当第2四半期連結会計期間の「基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益」及び「希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益」の算定上の基礎は次のとおりです。

(分子項目)

 

前第2四半期連結会計期間

当第2四半期連結会計期間

当社株主に帰属する四半期純利益

252,400百万円

199,662百万円

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期

純利益の算定に用いられた四半期純利益調整額

希薄化後当社株主に帰属する四半期純利益

252,400百万円

199,662百万円

 

(分母項目)

 

前第2四半期連結会計期間

当第2四半期連結会計期間

発行済普通株式の加重平均株式数

(自己株式控除後)

1,469,304,751株

1,453,949,474株

 

8 資本

 当第2四半期連結会計期間末の資本剰余金残高は、前連結会計年度末比178,061百万円減少の347,383百万円(借方残高)となり、また非支配持分残高は、前連結会計年度末比44,000百万円減少の600,116百万円となりました。

その主な理由は、伊藤忠テクノソリューションズ(株)の追加取得の影響によるものです。

 

9 その他の資本の構成要素

 その他の資本の構成要素の各項目の増減は次のとおりです。

区分

前第2四半期連結累計期間

(百万円)

当第2四半期連結累計期間

(百万円)

為替換算調整額

 

 

期首残高

383,215

458,560

期中増減

292,324

224,540

期末残高

675,539

683,100

FVTOCI金融資産

 

 

期首残高

146,638

117,210

新会計基準適用による累積的影響額

△3,471

期中増減

△28,618

48,183

利益剰余金への振替

△1,885

△142

期末残高

112,664

165,251

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

期首残高

7,154

30,840

期中増減

23,398

14,892

期末残高

30,552

45,732

確定給付再測定額

 

 

期首残高

期中増減

△515

134

利益剰余金への振替

515

△134

期末残高

その他の資本の構成要素合計

 

 

期首残高

537,007

606,610

新会計基準適用による累積的影響額

△3,471

期中増減

286,589

287,749

利益剰余金への振替

△1,370

△276

期末残高

818,755

894,083

 

10 配当

(1)前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間の配当金支払額は次のとおりです。

 

<前第2四半期連結累計期間の配当金支払額>

決議

株式の種類

配当金の総額

配当の原資

1株当たり

配当額

基準日

効力発生日

2022年6月24日

定時株主総会

普通株式

92,715百万円

利益剰余金

63円

2022年3月31日

2022年6月27日

 

<当第2四半期連結累計期間の配当金支払額>

決議

株式の種類

配当金の総額

配当の原資

1株当たり

配当額

基準日

効力発生日

2023年6月23日

定時株主総会

普通株式

109,265百万円

利益剰余金

75円

2023年3月31日

2023年6月26日

 

(2)基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間末日後と

   なる配当金の総額は次のとおりです。

 

決議

株式の種類

配当金の総額

配当の原資

1株当たり

配当額

基準日

効力発生日

2023年11月6日

取締役会

普通株式

116,192百万円

利益剰余金

80円

2023年9月30日

2023年12月4日

 

11 公正価値

(1)金融商品の公正価値

 当社及び子会社は、多種の金融商品を有しており、契約相手による契約不履行の際に生ずる信用リスクにさらされておりますが、特定の相手またはグループに対する信用リスクの過度な集中を避けるため、多数の相手と取引を行っております。

 前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末の「長期債権」及び「投資・債権以外の長期金融資産」

(デリバティブ資産を除く)並びに「社債及び借入金(長期)」及び「その他の長期金融負債」(デリバティブ

負債を除く)の帳簿価額とIFRS第13号「公正価値測定」に従い見積った公正価値及びそれらの評価手法は次のとおりです。(なお、有価証券及びその他の投資の公正価値、デリバティブ資産及びデリバティブ負債の公正価値及び

それらの評価手法は、「(2)公正価値の測定」をご参照ください。)

 

前連結会計年度末(百万円)

帳簿価額

公正価値

金融資産

 

 

長期債権及び投資・債権以外の長期金融資産

(デリバティブ資産を除く)

380,743

375,991

金融負債

 

 

社債及び借入金(長期)及びその他の長期金融負債

(デリバティブ負債を除く)

2,396,177

2,395,831

 

 

当第2四半期連結会計期間末(百万円)

帳簿価額

公正価値

金融資産

 

 

長期債権及び投資・債権以外の長期金融資産

(デリバティブ資産を除く)

396,087

390,505

金融負債

 

 

社債及び借入金(長期)及びその他の長期金融負債

(デリバティブ負債を除く)

2,548,624

2,548,402

(注)連結財政状態計算書の「長期債権」のうち、CITIC Limited株式取得に係るChia Tai Bright Investment Company Limited(以下、「CTB」という。)への株主融資については上記には含めず、後述②に当該金融商品に関する情報を記載しております。

 

① 金融商品の公正価値の評価手法

 「長期債権」及び「投資・債権以外の長期金融資産」(デリバティブ資産を除く)の公正価値の評価手法は

次のとおりです。

 「長期債権」及び「投資・債権以外の長期金融資産」(デリバティブ資産を除く)の公正価値は、同程度の

信用格付けを有する貸付金または顧客に同一の残存期間で同条件の貸付または信用供与を行う場合に現在適用

される市場での金利に基づいて、将来のキャッシュ・フローを割引くことにより見積っており、レベル2に分類しております。また、貸倒引当金を設定している「長期債権」及び「投資・債権以外の長期金融資産」についてはレベル3に分類しております。

 

 「社債及び借入金(長期)」及び「その他の長期金融負債」(デリバティブ負債を除く)の公正価値の評価

手法は次のとおりです。

 「社債及び借入金(長期)」及び「その他の長期金融負債」(デリバティブ負債を除く)の公正価値は、同一の残存期間を有する債務を当社が調達する場合に現在適用される市場での金利に基づいて、将来のキャッシュ・フローを割引くことにより見積っており、レベル2に分類しております。

 

 なお、上記以外の流動金融資産及び負債については、主として満期または決済までの期間が短期で構成されており、帳簿価額と公正価値は、ほぼ同額となっております。

 また、有価証券及びその他の投資のうち償却原価で測定される金融資産は主に公社債であり、帳簿価額と公正価値は、ほぼ同額となっております。

 

② CITIC Limited株式取得に係るCTBへの株主融資

 当社とCharoen Pokphand Group Company Limitedがそれぞれ50%ずつ出資しているCTBは、CITIC Limitedが発行する同社の普通株式の20%に相当する5,818百万株を保有しており、同社を持分法適用会社としております。当社は、CTBのCITIC Limited株式取得に係る必要資金の調達のため、投資及び株主融資を行っております。

 前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末のCITIC Limited株式取得に係るCTBへの投資残高は、それぞれ514百万米ドル(68,593百万円)、514百万米ドル(76,837百万円)となります。また、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末のCITIC Limited株式取得に係るCTBへの株主融資残高は、それぞれ4,351百万米ドル(581,028百万円)、4,293百万米ドル(642,190百万円)となります。当該株主融資残高は、連結財政状態計算書の「長期債権」に含めて表示しております。

 なお、香港証券取引所のCITIC Limited株式の2023年3月31日及び2023年9月29日の終値は、それぞれ1株当たり9.18香港ドル、7.20香港ドルであり、当該株価にCTBが保有するCITIC Limitedの株式数を乗じた金額は、それぞれ53,410百万香港ドル(908,510百万円)、41,890百万香港ドル(800,550百万円)となります。また、当該金額に当社のCTBに対する出資比率である50%を乗じた金額は、それぞれ26,705百万香港ドル(454,255百万円)、20,945百万香港ドル(400,275百万円)となります。

(2)公正価値の測定

 IFRS第13号「公正価値測定」では、公正価値の定義を「測定日時点で市場参加者間で秩序ある取引が行われた

場合に、資産の売却によって受取るであろう価格または負債の移転のために支払うであろう価格」としたうえで、公正価値を、その測定のために使われるインプット情報の外部からの観察可能性に応じて、次の3つのレベルに

区分することを規定しております。

・レベル1:活発な市場における同一資産または同一負債に係る相場価格を無調整で採用しているもの

・レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外の、直接的または間接的に外部から観察可能なインプット情報を用いて算定される公正価値

・レベル3:外部から観察不能なインプット情報を用いて算定される公正価値

 

当社及び子会社の経常的な公正価値の評価手法は次のとおりです。

現金同等物は、主として当初決済期日が3か月以内のコマーシャル・ペーパー等により構成されております。

これらは、流通市場での相場価格を使用し公正価値を測定したうえで、レベル2に分類しております。

公正価値評価の対象となる棚卸資産は、短期間の市場価格の変動による利益を獲得することを目的に取得された

もの等により構成されております。これらは、対象となるコモディティ取引価格等に基づく価格フォーミュラ等に

より公正価値を測定していることから、レベル2に分類しております。

FVTPL金融資産、またはFVTOCI金融資産に分類される金融商品は、株式及び債券と、オルタナティブ投資等により構成されております。取引所に上場されている銘柄は、当該取引相場価格を公正価値として使用しております。このうち、取引が頻繁に行われている活発な市場での相場価格が入手できるものはレベル1に分類し、取引頻度が少ない市場での相場価格相当を使用しているものはレベル2に分類しております。取引所に上場されていない銘柄は、当該投資先の将来の収益性の見通し及び対象銘柄の純資産価額、当該投資先が保有する主要資産の定量的情報等のインプット情報を総合的に考慮し、割引キャッシュ・フロー法、修正純資産法等を用いて公正価値を測定しております。なお、公正価値の測定に際し、観察不能なインプット情報による影響額が重要な割合を占めるものについてはレベル3に分類し、観察不能なインプット情報による影響額が重要な割合を占めないものについてはレベル2に分類しております。

 デリバティブ資産及びデリバティブ負債は、主として為替デリバティブ、金利デリバティブ、商品デリバティブにより構成されております。このうち、取引所にて取引が行われているものは当該取引相場価格を公正価値として使用し、レベル1に分類しております。上記以外のデリバティブについては、外部より観察可能なインプット情報のみに基づき、ブラック・ショールズ・モデル等の一般的な公正価値算定モデルを用いて公正価値を測定し、レベル2に分類しております。

 当社及び子会社は、当社が定めた公正価値の測定方針及び手続に基づき、公正価値測定の対象となる資産及び

負債の性質及び特徴並びにリスクを最も適切に反映できる評価技法及びインプット情報を用いて公正価値を測定しております。レベル3に分類された金融資産は割引キャッシュ・フロー法、修正純資産法等により評価しており

ます。なお、公正価値測定の結果については、各ディビジョンカンパニーごとに適切な権限者により承認されて

おります。

 割引キャッシュ・フロー法により評価されレベル3に分類された主なものの公正価値は、割引率等の上昇/低下により減少/増加します。割引率は金融資産ごとに決定され、リスクフリーレートにカントリーリスクプレミアム等を加味した率(7~19%程度。但し、ロシアでの資源関連投資についてはカントリーリスクの高まりを反映した割引率)で算定しております。

 観察不能なインプット情報を合理的に考えうる代替的な仮定に変更した場合に公正価値の著しい変動は見込まれておりません。

 なお、当社及び子会社は、資産・負債のレベル間の振替は、振替のあった各四半期連結会計期間末時点で認識

しております。

 公正価値で測定される資産及び負債に係る前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末の公正価値のレベル別内訳は次のとおりです。なお、前連結会計年度及び当第2四半期連結累計期間にて、レベル1とレベル2の間の

重要な振替はありません。

 

 

前連結会計年度末(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

棚卸資産

5,932

5,932

有価証券及びその他の投資

 

 

 

 

FVTPL金融資産

2,134

28,503

53,272

83,909

FVTOCI金融資産

542,296

320,354

862,650

デリバティブ資産

3,924

60,443

64,367

負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

9,828

57,942

67,770

 

 

 

当第2四半期連結会計期間末(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

棚卸資産

6,851

6,851

有価証券及びその他の投資

 

 

 

 

FVTPL金融資産

2,760

31,366

57,913

92,039

FVTOCI金融資産

604,764

399,024

1,003,788

デリバティブ資産

12,298

79,283

91,581

負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

18,580

73,395

91,975

 

 レベル3に分類されたものに係る前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間の増減の内訳は次の

とおりです。

 

 

前第2四半期連結累計期間(百万円)

 

FVTPL金融資産

FVTOCI金融資産

期首

67,614

342,951

包括利益合計

8,524

333

四半期純利益(有価証券損益)に含まれるもの

8,524

その他の包括利益(FVTOCI金融資産)に含まれるもの

△9,555

その他の包括利益(為替換算調整額)に含まれるもの

9,888

購入

5,623

3,633

売却

△24,504

△518

レベル3からの振替

△200

△100

その他

△5,229

△1,543

期末

51,828

344,756

前第2四半期連結会計期間末において保有する資産に係る「有価証券損益」

6,694

 

 

当第2四半期連結累計期間(百万円)

 

FVTPL金融資産

FVTOCI金融資産

期首

53,272

320,354

包括利益合計

6,027

35,197

四半期純利益(有価証券損益)に含まれるもの

6,027

その他の包括利益(FVTOCI金融資産)に含まれるもの

18,066

その他の包括利益(為替換算調整額)に含まれるもの

17,131

購入

3,525

5,138

売却

△2,659

△922

レベル3からの振替

△398

△653

その他

△1,854

39,910

期末

57,913

399,024

当第2四半期連結会計期間末において保有する資産に係る「有価証券損益」

4,371

 

 前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間に認識された「レベル3からの振替」は、保有銘柄の

上場等に伴い、その取引相場価格により公正価値を測定することが可能となったことによるものです。

 

12 有価証券損益

 当第2四半期連結累計期間の「有価証券損益」は、主としてエネルギー・化学品セグメントのリチウムイオン電池事業に対する投資の一部譲渡による売却益及び重要な影響力の喪失に伴う残余持分の公正価値測定による評価益23,884百万円です。

 

13 偶発負債

 当社及び子会社は、関連会社及びジョイント・ベンチャー、並びに一般取引先に対し、種々の形態の保証を行っております。被保証先が債務不履行に陥った場合、当社及び子会社に支払義務が発生します。当社及び子会社の前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末の関連会社及びジョイント・ベンチャー、並びに一般取引先に対する

保証のそれぞれの保証総額及び実保証額は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度末(百万円)

金融保証

取引履行保証

合計

関連会社及び

ジョイント・ベンチャーに対する保証

 

 

 

保証総額

79,565

3,142

82,707

実保証額

69,691

3,142

72,833

一般取引先に対する保証

 

 

 

保証総額

33,010

44,673

77,683

実保証額

21,952

8,360

30,312

合計

 

 

 

保証総額

112,575

47,815

160,390

実保証額

91,643

11,502

103,145

 

 

当第2四半期連結会計期間末(百万円)

金融保証

取引履行保証

合計

関連会社及び

ジョイント・ベンチャーに対する保証

 

 

 

保証総額

83,466

18,118

101,584

実保証額

71,621

10,639

82,260

一般取引先に対する保証

 

 

 

保証総額

16,230

48,835

65,065

実保証額

10,718

8,680

19,398

合計

 

 

 

保証総額

99,696

66,953

166,649

実保証額

82,339

19,319

101,658

 

 保証総額とは、保証契約に係る最高支払限度枠の金額であり、当社及び子会社に支払義務が生じる可能性がある

最大金額です。また、実保証額とは、当該最高支払限度枠の範囲内で被保証先が認識した債務額に基づく金額で

あり、第三者が当社及び子会社に対して差入れた再保証等がある場合に、これらを控除した実質的リスク負担額と

考えられる金額です。

 保証総額のうち、第三者が当社及び子会社に差入れた再保証等の前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間

末の金額は、それぞれ43,675百万円及び50,113百万円です。

 

 

 また、上記の保証につき、損失が見込まれるものについては損失見込み額を負債計上しております。当第2四半期連結会計期間末にて負債計上しているものを除き、これらの保証について保証差入先への保証履行を要求されて

いる、あるいは被保証先の経営状況の悪化に伴う追加保証差入が見込まれる重要なものはありません。

 なお、当社子会社であるJAPÃO BRASIL MINÉRIO DE FERRO PARTICIPAÇÕES LTDA.の投資先であるCSN Mineração S.A.に対するタックス・アセスメントにつきましては、第99期有価証券報告書「連結財務諸表注記 37 偶発負債」に

記載した内容から重要な変更はありません。

 上記を除き、当社及び子会社の財政状態や業績に重大な影響を及ぼすおそれのある訴訟、仲裁その他の法的手続は現在ありません。但し、当社及び子会社の国内及び海外での営業活動等が今後重要な訴訟等の対象となり、将来の

当社及び子会社の財政状態や業績に悪影響を及ぼす可能性が無いことを保証するものではありません。

 

14 重要な後発事象

 当社の要約四半期連結財務諸表が発行できる状態となった2023年11月9日までの期間に後発事象の評価を

行った結果、該当事項は次のとおりです。

 

(自己株式の取得に係る事項の決定)

 当社は、2023年11月6日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読替えて適用される同法

第156条の規定に基づき、自己株式の取得に係る事項を次のとおり決議しました。

 

 (1)自己株式の取得を行う理由

    現行の株主還元方針を踏まえ、機動的な資本政策の遂行を図るため、自己株式を取得するもの。

 

 (2)取得に係る事項の内容

   ① 取得対象株式の種類  :当社普通株式

   ② 取得しうる株式の総数 :17,000,000株を上限とする

                 (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合約1.2%)

   ③ 取得しうる株式の総額 :75,000百万円を上限とする

   ④ 取得期間       :2023年11月7日~2024年2月29日

   ⑤ 取得方法       :東京証券取引所における市場買付け

 

15 要約四半期連結財務諸表の承認

 要約四半期連結財務諸表は、2023年11月9日に当社最高財務責任者 鉢村 剛により承認されております。

 

2【その他】

 2023年11月6日開催の取締役会にて、利益剰余金の配当を決議しております。

 配当金の総額及び1株当たりの金額は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 10 配当」に記載のとおりです。