第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績
ア.当第2四半期連結累計期間の業績全般

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期
連結累計期間

当第2四半期
連結累計期間

増減額

前年同期比
(%)

(参考)
前連結会計年度

連結営業収益

158,826

184,058

25,232

15.9

347,133

連結営業利益

9,416

23,908

14,491

153.9

21,479

連結経常利益

9,572

23,581

14,009

146.4

21,772

親会社株主に帰属する

四半期(当期)純利益

4,247

17,214

12,967

305.3

13,114

連結EBITDA

23,659

38,320

14,660

62.0

50,607

連結減価償却費

14,243

14,371

128

0.9

29,127

 

(注)連結EBITDAは、連結営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額により算出しております。

 

当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日2023年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の分類見直しによる社会経済活動の正常化を背景に、訪日外国人旅行客の増加や個人消費の持ち直しが見られました。一方で、欧米各国の金融引締めの継続や中国経済の先行き懸念、原油価格の高騰など、景気の下振れ要因に十分注視する必要があります。

このような情勢のもとで、当社グループは、2022年度を初年度とする「京王グループ中期3カ年経営計画」に基づき、大規模投資期を見据えた財務基盤づくりをはじめとした経営基盤の強化や、「まちづくり」による新たな移動需要の創出など、社会の変化に対応した事業構造への抜本的な変革を完遂するための取組みを進めております。

これらの結果、連結営業収益はすべてのセグメントで増収となり、1,840億5千8百万円(前年同期比15.9%増)となりました。連結営業利益はすべてのセグメントで改善し、239億8百万円(前年同期比153.9%増)となりました。連結経常利益は235億8千1百万円(前年同期比146.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は172億1千4百万円(前年同期比305.3%増)となりました。

なお、連結EBITDAは、383億2千万円(前年同期比62.0%増となりました。

また、連結減価償却費は、143億7千1百万円(前年同期比0.9%増)となりました。

 

イ.当第2四半期連結累計期間の各セグメント別の概況

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

営 業 収 益

営 業 利 益 又 は 営 業 損 失(△)

前第2四半期
連結累計期間

当第2四半期
連結累計期間

増 減 率

前第2四半期
連結累計期間

当第2四半期
連結累計期間

増 減 率

 

 

 

%

 

 

%

運輸業

54,616

60,107

10.1

4,606

8,883

92.8

流通業

48,069

52,849

9.9

1,060

2,890

172.6

不動産業

22,265

23,926

7.5

5,770

6,526

13.1

レジャー・サービス業

21,614

34,151

58.0

△3,136

4,483

その他業

25,341

26,853

6.0

1,121

1,133

1.0

 計 

171,906

197,889

15.1

9,422

23,917

153.8

連結修正

△13,080

△13,830

△5

△9

連結

158,826

184,058

15.9

9,416

23,908

153.9

 

( 運 輸 業 )

鉄道事業では、前年同期と比べて輸送人員の回復が進み、旅客運輸収入が8.1%増(うち定期4.3%増、定期外10.6%増)となりました。また、バス事業においても、路線・高速などで増収となりました。これらの結果、営業収益は601億7百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は88億8千3百万円(前年同期比92.8%増)となりました。

( 流 通 業 )

百貨店業では、前年同期と比べて人流の回復が進み、増収となりました。ストア業では、スーパーマーケット事業およびコンビニ事業が好調に推移し、増収となりました。これらの結果、営業収益は528億4千9百万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は28億9千万円(前年同期比172.6%増となりました。

( 不 動 産 業 )

不動産賃貸業では、前年同期並みに推移しました。不動産販売業では、リノベーション物件の売上増などにより増収となりました。これらの結果、営業収益は239億2千6百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益は65億2千6百万円(前年同期比13.1%増)となりました。

( レジャー・サービス業 )

ホテル業では、訪日外国人旅行客の宿泊需要の取り込みなどにより、「京王プラザホテル(新宿)」や「京王プレッソイン」などの客室単価が、コロナ禍以前を上回る水準まで大きく回復し増収となりました。これらの結果、営業収益は341億5千1百万円(前年同期比58.0%増)、営業利益は44億8千3百万円となりました。

( そ の 他 業 )

車両整備業では、受注増などにより増収となりました。これらの結果、営業収益は268億5千3百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益は11億3千3百万円(前年同期比1.0%増)となりました。

[鉄道事業輸送人員と旅客運輸収入]

 

 

前第2四半期
連結累計期間

当第2四半期
連結累計期間

前年同期比(%)

輸送人員

定期

千人

156,780

163,522

4.3

定期外

118,808

130,530

9.9

275,588

294,052

6.7

旅客運輸収入

定期

百万円

13,260

13,831

4.3

定期外

19,718

21,805

10.6

32,979

35,637

8.1

 

 

 [業種別営業収益]

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

業種別

前第2四半期
連結累計期間

当第2四半期
連結累計期間

前年同期比
(%)

(参考)
前連結会計年度



鉄道事業

34,934

37,820

8.3

71,096

バス事業

15,749

18,146

15.2

31,790

タクシー業

5,444

5,177

△4.9

10,618

その他

1,159

1,215

4.8

2,418

消去

△2,671

△2,253

△4,730

営業収益

54,616

60,107

10.1

111,193

営業利益

4,606

8,883

92.8

3,929

 

 



百貨店業

13,139

15,512

18.1

31,077

ストア業

23,584

25,663

8.8

48,334

ショッピングセンター事業

7,363

7,544

2.5

14,871

その他

6,893

7,016

1.8

14,371

消去

△2,912

△2,886

△5,821

営業収益

48,069

52,849

9.9

102,833

営業利益

1,060

2,890

172.6

3,925

 

 




不動産賃貸業

18,770

19,359

3.1

37,529

不動産販売業

7,154

7,728

8.0

21,913

その他

1,490

2,261

51.8

3,538

消去

△5,148

△5,423

△10,140

営業収益

22,265

23,926

7.5

52,841

営業利益

5,770

6,526

13.1

12,090

 

 




|


|


ホテル業

16,490

26,470

60.5

39,433

旅行業

3,743

5,172

38.2

7,859

広告代理業

3,068

3,479

13.4

8,028

その他

2,899

3,109

7.3

5,805

消去

△4,588

△4,079

△8,375

営業収益

21,614

34,151

58.0

52,752

営業利益又は営業損失(△)

△3,136

4,483

△2,173

 

 




ビル総合管理業

10,953

11,140

1.7

26,377

車両整備業

2,750

3,700

34.5

7,637

建築・土木業

7,911

8,090

2.3

23,598

その他

4,553

4,705

3.3

9,408

消去

△827

△783

△2,310

営業収益

25,341

26,853

6.0

64,711

営業利益

1,121

1,133

1.0

4,478

 

(注)前連結会計年度において「流通業」として独立掲記しておりました「書籍販売業」につきましては、第1四半期連結会計期間より「流通業」の「その他」に含めて表示しております。それに伴い、前年同期比較において、「書籍販売業」を「流通業」の「その他」に組み替えて表示しております。

 

 ②財政状態

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当第2四半期
連結会計期間

増減額

総資産

955,233

987,581

32,348

負債

603,666

610,514

6,847

純資産

351,566

377,067

25,500

負債及び純資産

955,233

987,581

32,348

有利子負債

402,653

409,385

6,732

 

 (注)有利子負債は、借入金 + 社債により算出しております。

当第2四半期連結会計期間の総資産は、販売用不動産の取得による棚卸資産の増加や有形固定資産の増加などにより323億4千8百万円増加し、9,875億8千1百万円となりました。
 負債は、借入金の増加や資産除去債務の計上などにより68億4千7百万円増加し、6,105億1千4百万円となりました。
 純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などによ255億円増加し、3,770億6千7百万円となりました。
 なお、当第2四半期連結会計期間の有利子負債は4,093億8千5百万円となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の増加などにより、流入額は前第2四半期連結累計期間に比べ143億3千2百万円増加し、308億8千万円となりました。
 投資活動によるキャッシュ・フローは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出などにより、流出額は前第2四半期連結累計期間に比べ32億4千7百万円増加し、258億9千9百万円となりました。
 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入などにより、流入額は32億8千4百万円となりました。
 これらの結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結累計期間末残高は792億8千6百万円となりました。

 

(3) 研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。