第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間において、我が国では新型コロナウイルス感染症の分類引下げ等もあり、社会・経済活動の正常化が一層進展し、景気は緩やかに回復しました。一方、原材料価格の変動やエネルギー価格の上昇、世界的なインフレ圧力の高まりを受けた海外における金融引き締めの継続や為替相場の変動、中国の景気減速等から、依然として不透明感の強い状況が継続しています。また、電子部品につきましては、在庫調整等の影響が継続し、需要は弱含みで推移しました。

 このような経済環境のなか、当社は2022年4月にスタートした第11次中期経営計画のもと、「コア事業であるEMC対策(*)を軸とした持続的成長」に向けて、安定的収益基盤の確立に向けた事業ポートフォリオの再構築等の基本戦略を推進し、生産能力の拡大・生産性向上による生産体制の拡充等に取組んでまいりました。

 当第2四半期連結累計期間における販売面につきましては、国内における産業機器向けが増加したものの、海外における空調機器向けの減少が影響し減収となりました。一方、利益面につきましては、原材料価格やエネルギーコストの上昇、円安による海外原材料の調達コスト増加等による押し下げの影響を受けながらも、コスト構造改革に向けた様々な取組み並びに製品価格への反映による効果もあり、前年同期に比べ増益となりました。

 生産・技術面につきましては、新商品開発や高品質・安定生産、受注の急激な変動に機動的に対応するための生産体制の構築に取組んでおり、生産能力の拡大並びに生産性向上を着実に推進しています。また、将来の事業の柱となる新製品の研究開発活動を計画どおり推進しております。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

(*)EMC:Electro Magnetic Compatibility 電磁両立性を表し、電磁ノイズとも総称されます。

 

a. 財政状態

 当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ12億58百万円増加し、180億47百万円となりました。これは主に、棚卸資産が5億1百万円減少した一方、現金及び預金が10億32百万円増加、有形固定資産が3億57百万円増加、投資有価証券が3億99百万円増加したことによるものです。

 当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ2億22百万円増加し、87億84百万円となりました。これは主に、リース債務76百万円と未払法人税等が91百万円増加したことによるものです。

 当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ10億35百万円増加し、92億63百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益4億67百万円と、為替換算調整勘定3億75百万円の増加によるものです。

 

b. 経営成績

 当第2四半期連結累計期間の売上高は81億38百万円(前年同期比95%)、営業利益は6億3百万円(同397%)、経常利益は6億36百万円(同223%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億67百万円(同191%)となりました。

 

 セグメント別の業績は下記のとおりです。

 

コンデンサ製品

 海外における産業機器向け及び空調機器向けの減少により、コンデンサ製品の売上高は36億48百万円(前年同期比93%)となりました。

 

ノイズ・サージ対策製品

 海外における産業機器向け及び海外における空調機器向けの減少により、ノイズ・サージ対策製品の売上高は31億90百万円(同97%)となりました。

 

表示・照明製品

 国内における照明用LEDが増加した一方、産業機器向けは減少しました。この結果、表示・照明製品の売上高は10億58百万円(同99%)となりました。

 

センサ製品

 国内における時計指針補正用等が増加した一方、産業機器向けは減少しました。この結果、センサ製品の売上高は2億41百万円(同98%)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは、9億53百万円の収入(前年同期8億21百万円の支出)となり、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は34億43百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、税金等調整前四半期純利益6億36百万円、減価償却費1億31百万円、棚卸資産の減少6億53百万円、仕入債務の減少1億74百万円等により、合計では14億5百万円の収入(前年同期4億49百万円の支出)となっております。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、有形固定資産の取得による支出2億45百万円等があり、合計では3億33百万円の支出(前年同期71百万円の支出)となっております。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、長期借入金の返済による支出1億25百万円等により、合計では2億44百万円の支出(前年同期4億18百万円の支出)となっております。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億58百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。