第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、本年5月の新型コロナウイルス感染症の「2類」から「5類」への移行が実施され、社会・経済活動は概ね正常化しております。

 一方、世界経済は中国での景気の減速、欧米での金融引き締め、ウクライナ情勢等の地政学的リスクに伴うエネルギー・原材料価格の高騰や急激な為替の変動等により、停滞感が強まりました。また、電子部品や樹脂部品をはじめとする部材の需給逼迫は解消しつつあるものの、一部部材における供給の遅れや価格の高騰が継続しており、部材の調達やコスト面で不安定な状況が続いております。

 このような経済環境の中、当社グループが関連する放送業界におきましては、北米を中心として4KおよびHDR映像フォーマット対応関連機器およびIP対応関連機器等の需要が高く、販売が好調に推移いたしました。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,214百万円(前年同期比33.8%増)、営業外収益として為替差益86百万円を計上したことにより経常利益216百万円(前年同期は335百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益117百万円(前年同期は338百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

 セグメントの業績につきましては、当社グループの事業が電子計測器の開発と製造、販売を行う単一のセグメントであるため、記載を省略しております。

 これに代わる売上高の品目別内訳及び地域別内訳は次のとおりであります。

<品目別内訳>

① ビデオ関連

 北米を中心として4KおよびHDR映像フォーマット対応関連機器およびIP対応関連機器等の販売が好調に推移し、売上は増加いたしました。

 この結果、売上高は1,967百万円(前年同期比27.9%増)となりました。

② 電波関連

 テレビの電界強度測定器の販売が好調に推移し、売上は増加いたしました。

 この結果、売上高は191百万円(同289.2%増)となりました。

③ その他

 汎用計測機器・修理・部品等であり、特記すべき事項はありません。

 売上高は56百万円(同17.7%減)となりました。

 

<地域別内訳>

① 日本

 日本国内におきましては、主力の放送関連機器や電波関連機器の販売が好調に推移し、売上は増加いたしました。

 この結果、売上高は789百万円(同59.5%増)となりました。

② 北米・中南米

 北米・中南米におきましては、4KおよびHDR映像フォーマット対応関連機器およびIP対応関連機器などの販売が好調に推移し、売上は増加いたしました。

 この結果、売上高は758百万円(同17.7%増)となりました。

③ 中国

 中国におきましては、主力の放送関連機器の販売が好調に推移し、売上は増加いたしました。

 この結果、売上高は199百万円(同149.6%増)となりました。

④ 欧州

 欧州におきましては、主力の放送関連機器の販売が堅調に推移し、売上は増加いたしました。

 この結果、売上高は353百万円(同1.6%増)となりました。

 

⑤ その他

 その他の地域におきましては、主力の放送関連機器の販売が好調に推移し、売上は増加いたしました。

 この結果、売上高は113百万円(同28.6%増)となりました。

 

(2)財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ73百万円増加し、5,482百万円となりました。増加の主な要因は、その他流動資産が140百万円、商品及び製品が100百万円それぞれ増加したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が137百万円減少したことなどによるものであります。

 負債合計は前連結会計年度末に比べ15百万円減少し、1,317百万円となりました。増加の主な要因は、未払金が116百万円減少したものの、買掛金が67百万円、繰延税金負債が25百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。

 純資産は、4,165百万円となり、自己資本比率は0.6ポイント増加し、75.6%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ80百万円減少して、2,047百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は185百万円(前年同期は153百万円の使用)となりました。

 これは主に売上債権の減少額189百万円による資金の増加があったことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は249百万円(前年同期比62.3%増)となりました。

 これは主に貸付けによる支出140百万円、有形固定資産の取得による支出52百万円などによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は65百万円(同8.2%増)となりました。

 これは主に配当金の支払額44百万円などによるものであります。

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(6)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、507百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。