【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社の数

1

主要な連結子会社の名称

株式会社シーアンドエーコンピューター

当連結会計年度より、新たに株式を取得した株式会社シーアンドエーコンピューターを連結の範囲に含めております。

 

(2) 主要な非連結子会社名

該当事項はありません。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1) 持分法を適用した関連会社数

1

会社等の名称

HISホールディングス株式会社

 

(2) 持分法を適用しない関連会社のうち主要な会社等の名称

該当事項はありません。

 

(3) 持分法の適用の手続きについて特に記載すべき事項

持分法適用会社のHISホールディングス株式会社の決算日は8月31日ですが、2月28日において仮決算を実施したうえで連結財務諸表を作成しております。ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結決算上必要な調整を行っております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社である株式会社シーアンドエーコンピューターの決算日は、連結決算日と一致しております。なお、株式会社シーアンドエーコンピューターの株式取得を2023年3月31日(みなし取得日)としており、当連結会計年度においては貸借対照表のみを連結しております。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券
a 満期保有目的の債券

償却原価法(利息法)を採用しております。

b その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は主として移動平均法により算定)を採用しております。

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法を採用しております。

② 棚卸資産

a 商品及び製品

移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。

 

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物及び構築物   8~34年

工具、器具及び備品 4~15年

② 無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しております。

なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。

また、市場販売目的のソフトウェアについては、見込販売収益による償却方法と見込販売期間(3年以内)の均等配分額を比較し、いずれか大きい額を償却する方法によっております。

③ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

 

(3) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

② 賞与引当金

従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。

③ 役員賞与引当金

役員に対して支給する賞与の支出に備えて、当連結会計年度に見合う支給見込額に基づき計上しております。

④ 受注損失引当金

受注契約に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度において、将来の損失が見込まれ、かつ当該損失額を合理的に見積もることができるものについて、翌連結会計年度以降の損失見込額を計上しております。

 

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における見込額に基づき、退職給付債務から年金資産の額を控除した額を計上しております。

なお、連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額の期間帰属方法は、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により按分した額を費用処理しております。

数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(11年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

 

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス、システムマネージメントサービス、または商品の販売に係る顧客との契約から、別個の約束された財又はサービス(履行義務)を特定し、それらの履行義務に対応して収益を認識しております。

 

・コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス

受託開発におけるシステムのデザインから開発・導入・保守までの一貫サービス提供、コンサルティング・サービス、検証サービスを提供しております。

・システムマネージメントサービス

システム基盤構築サービス、システム運用・管理サービスを提供しております。

 

コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス、システムマネージメントサービスの提供については、作業の進捗が履行義務の充足度に比例すると判断しているため、作業の進捗度に応じて一定期間にわたり収益を認識しております。進捗度を合理的に測定できる場合は、見積総原価に対する累積実際発生原価の割合に基づいて収益を認識しております(インプット法)。完成までの進捗状況等に変更が生じる可能性がある場合は、適宜見積りの見直しを行っております。

なお、履行義務の充足にかかる進捗度を合理的に見積ることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができる時まで、原価回収基準にて収益を認識しております。

 

また、一部の契約については、契約に定められた期間にわたりシステム保守等のサービスを提供する義務を負っております。当該履行義務は、時の経過につれて充足されるため、当該契約期間に応じて按分し収益を認識しております。

 

・商品販売

ソフトウェア・プロダクト、コンピュータ及び関連機器消耗品の販売を行っております。

商品販売は原則として、商品の引渡時点において顧客がその支配を獲得し、履行義務を充足することから、当該商品の引渡時点において収益を認識しております。

 

(6) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却につきましては、発生年度以降20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって均等償却しております。

 

(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

1.一定の期間にわたり充足される履行義務に係る売上高及び受注損失引当金

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

当連結会計年度

一定の期間にわたり充足される履行義務に係る売上高

20,183,936千円

(うち期末時点において進行中の金額)

167,853千円

受注損失引当金

43,706千円

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

一定の期間にわたり充足される履行義務について、進捗度を合理的に測定できる場合には、見積総原価に対する累積実際発生原価の割合に基づいて収益を認識しています。また、当連結会計年度において将来の損失が見込まれ、かつ当該損失額を合理的に見積ることができるものについては、翌連結会計年度以降の損失見込額を計上しております。

収益認識における進捗度や損失見込額の基礎となる総原価の見積りは最新の情報を使用しておりますが、業務に従事する要員の作業時間の増減や、対応を要する事項の増減など複数の不確実性を伴う要素が含まれるため、実際の損失額が大きく変動するなど、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

2.退職給付に係る負債

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

当連結会計年度

退職給付に係る負債

1,550,663千円

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

退職給付に係る負債の算出に用いる退職一時金制度の退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。これらの前提条件には割引率、退職率、直近の統計数値に基づいて算出される死亡率及び退職給付信託の長期期待運用収益率などが含まれます。実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、将来の退職給付債務及び退職給付費用に重要な影響を及ぼす可能性があります。

なお、当社において退職給付信託を設定しております。また、当連結会計年度の退職給付に係る負債の算出に用いた各数値は、連結財務諸表「注記事項(退職給付関係)」に記載しております。

 

(会計方針の変更)
(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)

「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することとしております。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。

 

(連結貸借対照表関係)

※1  関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

投資有価証券(株式)

316,025

千円

 

 

 

2  当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行5行と当座貸越契約を締結しております。

これら契約に基づく当連結会計年度末における当座貸越契約に係る借入金未実行残高等は次のとおりであります。

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

当座貸越極度額

2,900,000

千円

借入実行残高

 

差引額

2,900,000

 

 

 

 

※3 棚卸資産及び受注損失引当金の表示

損失が見込まれる受注契約に係る棚卸資産と受注損失引当金は、相殺せず両建てで表示しております。

損失の発生が見込まれる受注契約に係る棚卸資産のうち、受注損失引当金に対応する額はありません。

 

(連結損益計算書関係)

※1  顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2  売上原価に含まれている受注損失引当金繰入額(△は戻入額)

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

 

43,706

千円

 

 

※3  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

給料及び手当

932,915

千円

賞与引当金繰入額

157,218

 

退職給付費用

64,722

 

役員賞与引当金繰入額

36,051

 

 

 

 

※4  固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

工具、器具及び備品

5

千円

ソフトウエア

1,363

 

1,369

 

 

 

※5  固定資産廃棄損の内容は、次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

工具、器具及び備品

0

千円

ソフトウエア

6,100

 

6,100

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

当期発生額

182,912

千円

組替調整額

3,912

 

税効果調整前

186,824

 

税効果額

△57,205

 

その他有価証券評価差額金

129,619

 

退職給付に係る調整額

 

 

当期発生額

54,685

 

組替調整額

20,243

 

税効果調整前

74,929

 

税効果額

△22,943

 

退職給付に係る調整額

51,986

 

その他の包括利益合計

181,605

 

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

当連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

1.持分法投資損益の過年度影響額に関する事項

当連結会計年度より連結財務諸表を作成しておりますので、持分法投資損益の過年度影響額を利益剰余金の期首残高に259,634千円調整しております。

 

2.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
期首株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

  普通株式

11,200,000

400,000

10,800,000

自己株式

 

 

 

 

  普通株式

1,361,731

200,429

410,579

1,151,581

 

(注) 1.普通株式の発行済株式数の減少400,000株は自己株式の消却によるものであります。

2. 普通株式の自己株式の株式数の増加のうち200,000株は、2022年7月29日開催の取締役会決議に基づく買付けによるものであり、429株は、単元未満株式の買取りによるものであります。

3. 普通株式の自己株式の株式数の減少のうち、10,579株は取締役に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分による減少であり、400,000株は2023年1月31日開催の取締役会決議に基づく消却によるものであります。

 

3.配当に関する事項
(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年6月23日
定時株主総会

普通株式

196,765

20

2022年3月31日

2022年6月24日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月22日
定時株主総会

普通株式

289,452

利益剰余金

30

2023年3月31日

2023年6月23日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

 

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

現金及び預金

5,181,063

千円

預入期間が3か月を超える
定期預金

△86,905

 

現金及び現金同等物

5,094,158

 

 

 

※2  株式等の取得により新たに株式会社シーアンドエーコンピューターを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳は次のとおりです。

 

流動資産

419,879

千円

固定資産

11,847

 

のれん

262,024

 

流動負債

△83,053

 

固定負債

 

 

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金計画等に基づき必要な資金を主に銀行借入で調達し、一時的な余資については主に銀行預金で運用しております。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式、投資信託及び満期保有目的の債券であり、市場価格の変動リスク及び発行体の信用リスクに晒されております。営業債務である買掛金及び未払金は、その大部分が1ヶ月以内に支払期日が到来するものとなっております。借入金は、主に運転資金に係る資金調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日後5年であります。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

①  信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社グループは、与信管理規程及び販売管理規程に従い、営業債権について、主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先ごとに期日及び残高を確認するとともに財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

満期保有目的の債券は、格付の高い債券のみを対象としているため、信用リスクは僅少であります。

 

②  市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

当社グループは、投資有価証券について、定期的に時価及び発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また、満期保有目的の債券以外のものについて、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

 

③  資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社グループは、主管部門である財務経理部が適時に資金計画を作成・更新するとともに、手許流動性を資金計画策定時に定めた水準に維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

(1) 有価証券及び投資有価証券

 

 

 

①  満期保有目的の債券

110,000

108,332

△1,668

②  その他有価証券

1,378,568

1,378,568

(2) 差入保証金

232,501

220,142

△12,359

資産計

1,721,070

1,707,043

△14,027

(1) 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

260,000

259,836

△163

負債計

260,000

259,836

△163

 

(※1)  「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」「未払金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(※2)  市場価格のない株式等は、「(1) 有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

当連結会計年度(千円)

関連会社株式

316,025

優先株式

200,000

非上場株式

2,820

518,845

 

 

(注1) 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超
5年以内
(千円)

5年超
10年以内
(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

5,181,063

受取手形

16,825

売掛金

3,383,261

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

満期保有目的の債券

10,000

100,000

合計

8,581,150

10,000

100,000

 

 

(注2) 長期借入金の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

長期借入金

60,000

60,000

60,000

60,000

20,000

 

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

1,087,034

1,087,034

債券

98,137

98,137

その他

193,397

193,397

資産計

1,280,431

98,137

1,378,568

 

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

満期保有目的の債券

 

 

 

 

債券

108,332

108,332

差入保証金

220,142

220,142

資産計

328,474

328,474

長期借入金

259,836

259,836

負債計

259,836

259,836

 

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

上場株式、その他に含まれる投資信託の時価は相場価格を用いて評価しております。これらは活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方で、債券は市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。

 

差入保証金

賃借物件である本社及び事業所の敷金の時価は、当該推定入居年数の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

長期借入金

長期借入金(1年内返済予定のものを含む)の時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

1.満期保有目的の債券

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

時価が連結貸借対照表計上額を
超えるもの

10,000

10,007

7

時価が連結貸借対照表計上額を
超えないもの

100,000

98,325

△1,675

合計

110,000

108,332

△1,668

 

 

 

2.その他有価証券

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

株式

1,087,034

388,080

698,953

その他

20,086

20,000

86

小計

1,107,120

408,080

699,039

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

債券

98,137

100,800

△2,663

その他

173,311

186,494

△13,183

小計

271,448

287,294

△15,846

合計

1,378,568

695,375

683,193

 

(注) 非上場株式等(連結貸借対照表計上額518,845千円)について市場価格がないことから上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社は確定給付型の制度として退職一時金制度を、確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を採用しております。加えて、複数事業主制度の年金基金に加入しております。また、退職一時金制度に退職給付信託を設定しておりますので、当連結会計年度末における見込額に基づき、退職給付債務から年金資産の額を控除した額を計上しております。

連結子会社は確定給付型の制度として退職一時金制度を採用するとともに、複数事業主制度の年金基金に加入しております。なお、連結子会社が有する退職一時金制度は簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

当社及び連結子会社が加入する複数事業主制度の年金基金は、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、確定拠出制度と同様に会計処理しております。

 

2.複数事業主制度

確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の年金基金への要拠出額は、73,857千円であります。

 

(1) 複数事業主制度全体の直近の積立状況(2022年3月31日現在)

①全国情報サービス産業企業年金基金

年金資産の額

273,942,108

千円

年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額

221,054,258

 

 差引額

52,887,849

 

 

 

②日本ITソフトウェア企業年金基金

年金資産の額

56,574,025

千円

年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額

54,852,309

 

 差引額

1,721,716

 

 

 

(2) 複数事業主制度全体の掛金に占める当社グループの割合(2022年3月31日現在)

  全国情報サービス産業企業年金基金        1.06%

  日本ITソフトウェア企業年金基金        0.11%

 

(3) 補足説明

上記(2)の割合は当社グループの実際の負担割合とは一致しません。

 

3.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

退職給付債務の期首残高

2,205,916

千円

勤務費用

98,391

 

利息費用

8,161

 

数理計算上の差異の発生額

△81,951

 

退職給付の支払額

△94,703

 

退職給付債務の期末残高

2,135,814

 

 

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

年金資産の期首残高

600,408

千円

期待運用収益

12,008

 

数理計算上の差異の発生額

△27,265

 

年金資産の期末残高

585,151

 

 

 

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

2,135,814

千円

年金資産

△585,151

 

 

1,550,663

 

非積立型制度の退職給付債務

 

連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額

1,550,663

 

 

 

 

退職給付に係る負債

1,550,663

 

退職給付に係る資産

 

連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額

1,550,663

 

 

 

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

勤務費用

98,391

千円

利息費用

8,161

 

期待運用収益

△12,008

 

数理計算上の差異の費用処理額

20,243

 

確定給付制度に係る
退職給付費用

114,789

 

 

 

(5) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

数理計算上の差異

74,929

千円

合計

74,929

 

 

 

(6) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

未認識数理計算上の差異

217,561

千円

合計

217,561

 

 

 

 

(7) 年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

その他(投資信託等)

100

合計

100

 

 

(注) 年金資産は退職一時金制度に対して設定した退職給付信託で構成されております。

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

 

 

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

割引率

0.74

長期期待運用収益率

2.00

 

予想昇給率

2.01

 

 

 

4.確定拠出制度

当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、当連結会計年度222,625千円であります。

 

 

(ストック・オプション等関係)

1.取締役の報酬等として株式を無償交付する取引のうち、事前交付型の内容、規模及びその変動状況

(1) 事前交付型の内容

 

2022年度事前交付型(勤務継続型)

2022年度事前交付型(業績連動型)

付与対象者の区分及び人数(名)

当社取締役4名

当社取締役4名

株式の種類別の付与された株式数

当社普通株式 5,289株

当社普通株式 5,290株

付与日

2022年8月10日

2022年8月10日

対象勤務期間

2022年7月1日~2023年6月30日

2022年7月1日~2023年6月30日

譲渡制限解除条件

(注)1

(注)2

譲渡制限期間

付与日から取締役を退任するまでの期間

付与日から取締役を退任するまでの期間

 

(注) 1.対象取締役が役務提供予定期間(2022年7月1日から2023年6月30日まで)中、継続して、当社の取締役の地位にあることを条件として、本割当株式の全部について、譲渡制限期間の満了時点で譲渡制限を解除いたします。ただし、対象取締役が、死亡、任期満了、定年その他当社の取締役会が正当と認める事由により、役務提供予定期間が満了する前に当社の取締役の地位を退任した場合には、当該退任した時点において保有する本割当株式の数に、2022年7月1日から退任日を含む月までの月数を12で除した数を乗じた数の株数(ただし、計算の結果、1未満の端数が生じる場合は、これを切り捨てる)について、対象取締役の退任の直後の時点をもって、譲渡制限を解除いたします。

2.対象取締役が役務提供予定期間(2022年7月1日から2023年6月30日まで)中、継続して、当社の取締役の地位にあり、かつ3ヵ年の中期経営計画1年目において、3ヵ年計画最終年度の売上高及び営業利益増加額の30%を1年目の実績とした金額が超えていることを条件として、本割当株式の全部について、譲渡制限期間が満了した時点をもって譲渡制限を解除いたします。ただし、譲渡制限期間中に、当社が消滅会社となる合併契約、当社が完全子会社となる株式交換契約又は株式移転計画その他の組織再編等に関する事項が当社の株主総会(ただし、当該組織再編等に関して当社の株主総会による承認を要さない場合においては、当社の取締役会)で承認された場合には、上記の譲渡制限の解除条件を充足している場合に限り、本割当株式の全部について、組織再編等効力発生日の前営業日の直前時をもって、これに係る本譲渡制限を解除いたします。

 

(2) 事前交付型の規模及びその変動状況

① 費用計上額及び科目名

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

販売費及び一般管理費の役員報酬

5,324

千円

 

 

② 株式数

当連結会計年度(2023年3月期)において権利未確定株式数が存在した事前交付型を対象として記載しております。

前連結会計年度末(株)

付与(株)

10,579

没収(株)

権利確定(株)

未確定残(株)

10,579

 

 

③ 単価情報

付与日における公正な評価単価(円)

671

 

(注) 譲渡制限付株式の付与に係る取締役会決議の日の前営業日(2022年7月19日)における東京証券取引所における当社の普通株式の終値としております。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

繰延税金資産

 

 

賞与引当金

362,280

千円

退職給付に係る負債

474,813

 

退職給付信託の設定額

183,720

 

減損損失

43,606

 

その他

114,040

 

繰延税金資産小計

1,178,460

 

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△84,091

 

繰延税金資産合計

1,094,369

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

その他有価証券評価差額金

△209,193

 

その他

△1,878

 

繰延税金負債合計

△211,072

 

繰延税金資産純額

883,297

 

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

 

当連結会計年度
(2023年3月31日)

法定実効税率

30.6

(調整)

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.7

 

受取配当金等永久に益金に算入されない
項目

△0.2

 

住民税均等割

0.4

 

役員賞与

0.7

 

評価性引当額の増減

△0.1

 

その他

0.5

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

32.6

 

 

 

 

(企業結合等関係)

(取得による企業結合)

(1)企業結合の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容

名称    株式会社シーアンドエーコンピューター

事業の内容 土木建設関係のソフトウェア開発

 

②企業結合を行った主な理由

株式会社シーアンドエーコンピューターを子会社化し、同社がもつ、土木建設業界に精通したノウハウや、「CAD」「配線管理」「原価管理」におけるシステム開発ノウハウと、当社が幅広い分野で培ってきたシステム開発に関わる知識や技術力を融合することで、より付加価値の高いサービスの提供に寄与すると判断し、同社株式を取得することといたしました。

 

③企業結合日

2023年2月28日

なお、2023年3月31日をみなし取得日としております。

 

④企業結合の法的形式

現金を対価とする株式取得

 

⑤結合後企業の名称

変更はありません。

 

⑥取得した議決権比率

100%

 

⑦取得企業を決定するに至った根拠

当社が現金を対価として株式を取得したことによります。

 

(2)当連結会計年度に係る連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

2023年3月31日をみなし取得日としているため、当連結会計年度は貸借対照表のみ連結しております。

 
(3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

610,698千円

取得原価

 

610,698千円

 

 

(4)主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリーに対する報酬・手数料等  41,700千円

 

 

(5)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
①発生したのれんの金額

262,024千円

なお、上記の金額は、当連結会計年度末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。

 

②発生要因

今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。

 

③償却方法及び償却期間

7年間にわたる均等償却

 

(6)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

419,879

千円

固定資産

11,847

 

資産合計

431,727

 

流動負債

83,053

 

固定負債

 

負債合計

83,053

 

 

 

(7)企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及び算定方法

当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響が軽微であるため、記載を省略しております。

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

(1) 当該資産除去債務の概要

本社及び事業所の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

(2) 当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を取得から20年と見積り、割引率は0.220%~2.035%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

(3) 当該資産除去債務の総額の増減

 

 

当連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

期首残高

64,146

千円

有形固定資産の取得に伴う増加額

1,688

 

時の経過による調整額

72

 

資産除去債務の履行による減少額

△721

 

期末残高

65,184

 

 

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

  当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

売上高(千円)

コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス

16,080,472

システムマネージメントサービス

4,103,464

商品

22,125

外部顧客への売上高

20,206,062

 

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。

主要な事業における主な履行義務の内容及び収益を認識する通常の時点については、連結財務諸表「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

なお、当社グループの取引に関する支払条件は、通常履行義務の充足時点から1年以内に支払期日が到来し、契約に重要な金融要素は含まれておりません。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

当社グループでは、コンサルティング及びシステムインテグレーションサービス等に対する対価を受け取る権利(債権を除く)を契約資産として計上しております。契約資産は、時の経過以外の条件を充足し支払に対する権利が無条件になった時点で営業債権に振り替えております。

また、履行義務の充足より前に顧客から受領した前受対価を、契約負債として計上しております。コンサルティング及びシステムインテグレーション等のサービスの提供に伴い履行義務は充足され、契約負債は収益へ振り替えております。

当連結会計年度において、過去の期間に充足した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。

契約資産及び契約負債の残高は以下のとおりであります。

 

当連結会計年度

期首残高(千円)

期末残高(千円)

顧客との契約から生じた債権

3,400,087

契約資産

181,492

契約負債

13,000

 

(注) 当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、期首残高は記載しておりません。

期首現在の貸借対照表上の契約負債残高30,909千円は、当連結会計年度に全額収益として認識しております。なお、契約資産の期首残高は78,626千円です。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

当社グループでは、個別の予想契約期間が1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、残存履行務に関する情報の記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。