第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】

種  類

発行可能株式総数(株)

普 通 株 式

80,000,000

80,000,000

 

②【発行済株式】

種 類

事業年度末現在発行数

(株)

(2025年3月31日)

提出日現在発行数(株)

(2025年6月24日)

上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名

内 容

普通株式

22,941,111

22,941,111

東京証券取引所

プライム市場

権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。

22,941,111

22,941,111

(注)2025年2月13日に第1回無担保転換社債型新株予約権付社債が行使されたことに伴い新株の発行を実施したことにより発行済株式総数は4,163,741株増加しております。また、2025年2月25日開催の取締役会決議に基づく自己株式の消却により発行済株式総数は4,000,000株減少しております。

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

③【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

 

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

 該当事項はありません。

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式総数増減数(株)

発行済株式総数残高(株)

資本金増減額

(千円)

資本金残高

(千円)

資本準備金増減額(千円)

資本準備金残高(千円)

2025年2月13日

(注1)

4,163,741

26,941,111

3,007,539

4,738,717

3,007,539

17,363,105

2025年3月18日

(注2)

△4,000,000

22,941,111

4,738,717

17,363,105

(注)1.第1回無担保転換社債型新株予約権付社債が行使されたことに伴い新株の発行を実施したことによるものであります。

2.取締役会決議に基づく自己株式の消却によるものであります。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2025年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

15

31

323

74

90

71,618

72,151

所有株式数

(単元)

34,073

2,776

18,882

24,392

108

148,278

228,509

90,211

所有株式数の割合(%)

14.91

1.21

8.26

10.68

0.05

64.89

100.00

(注)1.自己株式1,058,319株は、「個人その他」に10,583単元及び「単元未満株式の状況」に19株含めて記載しております。

2.「その他の法人」及び「単元未満株式の状況」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ3単元及び4株含まれております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2025年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

片山 智恵美

岡山市南区

4,225

19.31

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区赤坂1丁目8番1号

赤坂インターシティAIR

1,961

8.96

AAGS S2,L.P.

(常任代理人 岡三証券株式会社)

CO WALKERS CORPORATE LIMITED,190 ELGIN AVENUE,GEORGE TOWN, GRAND CAYMAN,KY1-9008 CAYMAN

(東京都中央区日本橋室町2丁目2-1)

1,149

5.25

株式会社クレオ

岡山市南区東畦155-18

1,030

4.71

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8番12号

671

3.07

株式会社中国銀行

(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)

岡山市北区丸の内1丁目15番20号

(東京都中央区晴海1丁目8番12号)

485

2.22

BNP PARIBAS NEW YORK BRANCH - PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACCOUNT

(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)

787 7TH AVENUE, NEW YORK, NEW YORK

(東京都中央区日本橋3丁目11-1)

299

1.37

公益財団法人サンマルク財団

岡山市北区平田173番地104

230

1.05

岡山土地倉庫株式会社

岡山市東区光津700

217

0.99

JP MORGAN CHASE BANK 385781

(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM

(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)

181

0.83

10,452

47.77

(注)1.議決権行使基準日現在における信託銀行の信託業務の株式数については、当社として把握することができないため記載しておりません。

      2.上記のほか、自己株式が1,058千株あります。

 

(7)【議決権の状況】

①【発行済株式】

 

 

 

 

2025年3月31日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

 

議決権制限株式(自己株式等)

 

議決権制限株式(その他)

 

完全議決権株式(自己株式等)

普通株式

1,058,300

完全議決権株式(その他)

普通株式

21,792,600

217,926

単元未満株式

普通株式

90,211

発行済株式総数

 

22,941,111

総株主の議決権

 

217,926

(注)1.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が300株含まれております。

2.「単元未満株式」の株式数の欄には、証券保管振替機構名義株式4株が含まれております。

②【自己株式等】

 

 

 

 

2025年3月31日現在

所有者の氏名又は名称

所有者の住所

自己名義所有株式数(株)

他人名義所有株式数(株)

所有株式数の合計(株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

株式会社サンマルクホールディングス

岡山市北区平田173番地104

1,058,300

1,058,300

4.61

1,058,300

1,058,300

4.61

 

(8)【役員・従業員株式所有制度の内容】

(当社取締役(社外取締役及び監査役を除く)、委任型執行役員及び子会社の取締役に対する株式報酬制度)

 当社は、2021年5月13日開催の取締役会において、当社の取締役(社外取締役及び監査役を除きます、以下「対象取締役」といいます。)及び当社子会社の取締役に対し、当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として、対象取締役及び当社子会社の取締役に対する新たな報酬制度として譲渡制限付株式報酬制度(以下「本制度」といいます。)を導入することを決議しました。また、2021年6月24日開催の定時株主総会において、本制度に基づき譲渡制限付株式取得の出資財産とするための金銭報酬として、対象取締役に対して従来の取締役に対する金銭報酬額の範囲内で年額80百万円以内の金銭報酬債権を支給すること等につき、ご承認をいただいております。なお、2023年7月18日開催の取締役会において、当該制度の対象者を当社の委任型執行役員(対象取締役及び当社子会社の取締役とあわせて、以下「対象取締役等」と総称します。)に拡大いたしました。

 

①本制度の概要等

 対象取締役等は、本制度に基づき当社又は当社子会社から支給された金銭報酬債権の全部を現物出資財産として払込み、当社普通株式の発行又は処分を受けることとなります。

 本制度により当社が対象取締役に対して発行又は処分する当社普通株式の総数は年3万株以内とし、その1株当たりの払込金額は、当社取締役会決議の日の前営業日における東京証券取引所における当社普通株式の終値(同日に取引が成立していない場合は、直近取引日の終値)を基礎として、当該譲渡制限付株式を引き受ける対象取締役等に特に有利な金額とはならない範囲で当社取締役会において決定します。また、本制度による当社普通株式の発行又は処分に当たっては、当社と対象取締役等との間で譲渡制限付株式割当契約(以下「本割当契約」といいます。)を締結するものとし、その内容として、次の事項が含まれることとします。

 (1)対象取締役等は、あらかじめ定められた期間、本割当契約により割当てを受けた当社普通株式について譲渡、担保権の設定その他の処分をしてはならないこと

 (2)一定の事由が生じた場合には当社が当該普通株式を無償で取得すること

 

②対象取締役等に取得させる予定の株式の総数の上限

 対象取締役 30,000株

 委任型執行役員及び子会社の取締役 特段の定めはありません

 

③当該譲渡制限付株式報酬制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲

 対象取締役等のうち受益者要件を充足する者

 

(従業員に対する株式報酬制度)

 当社は、2023年5月19日開催の当社取締役会において、一定の条件を満たす当社および当社子会社の従業員を対象に、当社グループの企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与するとともに、株主の皆さまとの一層の価値共有を進めることを目的として譲渡制限付株式報酬制度を導入することを決議しました。

 

①本制度の概要等

 本制度の対象となる従業員(以下、「対象者」という。)は、一定の条件を満たす当社および当社子会社の従業員であって、譲渡制限付株式の割当てを決定する時点において、割当てを希望する従業員とします。当社は、対象者に対し、現物出資財産として給付するための金銭報酬債権を支給しますが、これにより賃金が減額されることはありません。

 本制度に基づき従業員等に割り当てる当社普通株式の総数は、希薄化率を考慮した株数とし、その発行または処分の価格は恣意性を排除した形で算出を行い、従業員等にとって特に有利な価格に該当しない金額とします。

 譲渡制限付株式の割当てに関するその他の具体的内容につきましては、当社取締役会において決定されます。

 

②従業員に取得させる予定の株式の総数の上限

 特段の定めはありません

 

③当該譲渡制限付株式報酬制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲

 従業員等のうち受益者要件を充足する者

 

2【自己株式の取得等の状況】

【株式の種類等】 会社法第155条第3号、会社法第155条第7号及び会社法第155条第13号に該当する普通株式の取得

(1)【株主総会決議による取得の状況】

該当事項はありません。

(2)【取締役会決議による取得の状況】

区分

株式数(株)

価額の総額(円)

取締役会(2024年11月19日)での決議状況

(取得期間  2024年11月20日)

500,000

1,175,000,000

当事業年度前における取得自己株式

当事業年度における取得自己株式

480,600

1,129,410,000

残存決議株式の総数及び価額の総額

当事業年度の末日現在の未行使割合(%)

当期間における取得自己株式

提出日現在の未行使割合(%)

 

区分

株式数(株)

価額の総額(円)

取締役会(2025年2月13日及び2025年2月25日)での決議状況

(取得期間  2025年2月14日~2025年8月31日)

4,000,000

10,400,000,000

当事業年度前における取得自己株式

当事業年度における取得自己株式

2,822,400

6,499,987,200

残存決議株式の総数及び価額の総額

1,177,600

3,900,012,800

当事業年度の末日現在の未行使割合(%)

29.4

37.5

当期間における取得自己株式

提出日現在の未行使割合(%)

29.4

37.5

(注)1.2025年2月25日開催の取締役会において、取得期間の末日を2025年2月28日から2025年8月31日へ変更しております。

2.当期間における取得自己株式には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの取得による株式数は含めておりません。

 

(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

区分

株式数(株)

価額の総額(円)

当事業年度における取得自己株式

5,424

888,627

当期間における取得自己株式

770

(注)1.当事業年度における取得自己株式は、譲渡制限付株式の無償取得5,058株及び単元未満株式の買取366株によるものであります。

   2.当期間における取得自己株式は、譲渡制限付株式の無償取得によるものであります。

   3.当期間における取得自己株式数には、2025年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式は含まれておりません。

(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

区分

当事業年度

当期間

株式数(株)

処分価額の総額

(円)

株式数(株)

処分価額の総額

(円)

引き受ける者の募集を行った取得自己株式

消却の処分を行った取得自己株式

4,000,000

9,105,647,928

合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式

その他(譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分)

24,705

55,020,044

その他(単元未満株式の売渡請求による売渡)

その他(新株予約権の権利行使)

571,600

1,282,110,853

保有自己株式数

1,058,319

1,059,089

(注)当期間における株式数には、2025年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの取締役会決議による取得、単元未満株式の買取及び売渡による株式は含まれておりません。

 

3【配当政策】

 当社は、当社グループの経営成績の動向及び配当性向等を総合的に勘案した上で、株主に対し利益成長に応じた安定的な配当を継続しつつ、今後のグループ内における事業拡充による将来の利益貢献を図るため内部留保の充実に努めることを基本方針としております。また当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。これをベースに今後の当社グループの利益成長等を勘案し、中期的な連結ベースの配当性向の水準として35%を目標としつつ、DOE(純資産配当率)等の要素も加味しながら決定することとしております。当期の配当につきましては、1株につき26円の中間配当金を実施し、期末配当金は1株につき26円を予定し、年間52円の配当としました。次期の配当につきましては、実績状況を勘案した配当を実施していく方針であり、現時点では52円を予想しております。

 内部留保資金につきましては、持続的成長に向けたグループ内直営方式による新規出店・改装等に係る事業投資やM&A等の戦略投資を中心に活用してまいる所存でございます。

 当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。

 なお、当事業年度における剰余金の配当は以下のとおりであります。

決議年月日

配当金の総額(千円)

1株当たりの配当額(円)

2024年11月13日

531,670

26.00

取締役会決議

2025年6月25日

568,952

26.00

定時株主総会決議(予定)

 

4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

 当社は、外食事業を手がけるサンマルクグループの持株会社として機能することを目的に、2006年1月1日、旧株式会社サンマルクとの株式交換によって第一段階としての持株会社体制に移行いたしました。さらに第二段階として、2006年3月1日付の会社分割により、業態や機能に従って再編し、グループ内に共通する管理機能、店舗開発機能、業態・商品開発機能、教育機能等を有する持株会社である当社の下に、ベーカリーレストラン事業、カフェ事業、回転ずし事業等の業態別子会社を有するグループ管理体制を構築いたしました。その後、ビジネスモデルの再構築の必要性を検討した結果、株式会社サンマルク、株式会社バケット及び株式会社函館市場を2022年7月1日付にて吸収合併し、当社が保有していた事業開発部と併せ、レストラン事業部として、レストラン業態の実験、可能性を追求することといたしました。加えて、株式会社倉式珈琲を2024年4月1日付にて吸収合併し、倉式珈琲事業部としてフルサービス喫茶業態の可能性を追求することといたしました。

 その後、2024年11月、12月と立て続けにインバウンド観光客の取り込みや海外展開に強みを持つ牛カツ京都勝牛、牛かつもと村の牛カツ二大ブランドを獲得し、グループとしての成長の足固めに取り組んでまいりました。

 当社グループは、外食業における業態開発業を重要なコア業務の一部と位置づけており、単一業態でなく、多業態による継続的な全国展開を実現することをめざしております。多業態運営によって、事業リスク分散を図り、業容の拡充とともにグループトータルの安定成長を確保することに主眼を置いております。当社グループの主力業態別に分社化することによって、より細かい単位での各々の業態カテゴリーにおいて、業務執行に係る責任権限の明確化、独自性及び収益性を高めることを目的としております。

 当該経営管理体制のもと、当社グループとして、経営上のスピーディな意思決定を図りつつ、経営管理機能、グループ統括管理機能等を有効に働かせることができるよう、組織の編成及び運用に努めるとともに、コンプライアンスの意識向上及びリスク管理強化を重要視してグループ経営にあたることを基本方針としております。これにより、株主をはじめとするあらゆるステークホルダーからの支持と信頼の確立をめざし、企業グループ価値向上のための土台を築いていく所存であります。

②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

(a)企業統治の体制の概要

イ.会社の機関の基本説明
 当社の取締役会は、11名の取締役で構成され、うち5名は社外取締役であります。取締役会の構成員の氏名は、後記(2)「役員の状況」①役員一覧に記載しております。

 当社は監査役制度を採用しております。本報告書提出日現在においては、監査役3名のうち2名が社外監査役として客観性、中立性を確保し、業務執行状況を監査できる体制を整えており、経営監視の実効性の観点からも十分に機能しているものと判断しております。また取締役の経営状況に関する適法性、妥当性の監視機能を多面的に高めるため、経営面、法務面、会計面のそれぞれの分野に精通した監査役3名を選任しております。

 当社は社外監査役を中心とした独立性、公正性を確保する監査体制のもとで経営監視の有効性及び効率性を高めることとしております。

 当社は、取締役会の構成や取締役の指名・報酬などに関する手続きの客観性・独立性・透明性を高めることにより、コーポレートガバナンス体制をより一層充実させることを目的として、取締役会の任意の諮問機関として指名・報酬委員会を設置しております。

 指名・報酬委員会は、取締役会の決議により選定された3名以上の取締役で構成いたします。ただし、委員の半数以上は独立社外取締役とし、委員長は取締役会の決議により、独立社外取締役から選定いたします。

 指名・報酬委員会は、取締役会の構成、取締役候補者の選定、代表取締役および役付取締役の選定・解職、取締役の報酬制度、および取締役の報酬水準・構成に関する事項、その他取締役会が必要と認める事項を審議し、その結果を取締役会に答申いたします。指名・報酬委員会は、四半期に一度の開催を目安としながら必要に応じ、適時に開催しております。

 また、当社では、法定の機関設計以外にも、全社的なグループのめざす方向性を束ねつつ、リスク管理の精度を上げるため、当社役員及び当社子会社取締役で編成されるグループ経営会議を設置しております。経営上の課題事項に対する対策、各種リスクの洗い出しを行い、当社各本部及び当社子会社を監視し、必要な対策を講じ、経営の影響度に応じた機動的かつ最適な対応がとれるよう、リスク管理体制の構築に努めております。

 

ロ.会社の機関・内部統制の関係
 当社の会社の機関・内部統制の仕組みについては、以下のとおりであります。

0104010_001.png

 

(b)当該企業統治の体制を採用する理由

 当社では監査役会設置会社を採用しております。この体制により、経営の最高意思決定機関である取締役会に業務執行の権限・責任を集中させ、業務執行及び取締役会から独立した監査役及び監査役会に取締役会に対する監査機能を担わせることで、適切な経営の意思決定と業務執行を実現するとともに組織的に十分牽制の効く体制であると考えております。監査役会の構成員の氏名は、後記(2)「役員の状況」①役員一覧に記載しております。

 なお、当社は監査役3名のうち2名を社外監査役として選任しております。また、うち2名は、弁護士、公認会計士・税理士等専門性の高い知識と豊富な経験を有しており、取締役会及び経営陣に対して積極的に適時必要な意見を述べております。

③企業統治に関するその他の事項

 当社では、「内部統制システムに関わる基本方針」を定め、内部統制システムを整備するとともに、運用の徹底を図っております。また、規程遵守の実態確認と内部統制機能が有効に機能していることを確認するために、内部監査室が内部監査を実施しております。内部監査室は、監査役及び会計監査人とも連携し、監査の実効性を確保しております。

 

(a)内部統制システムの整備の状況

(基本的な考え方)
 当社は、外食事業を展開する上での必要なインフラ機能(業態・商品開発機能、店舗開発機能、教育機能、管理機能等)を保有する持株会社であり、また、グループ内の事業子会社は、保有する既存の業態(既存店)の運営にできるだけ専念できる環境をつくるなどグループ内の機能設計を行っております。したがって、当社はグループ内の情報の集約と改善または徹底すべきもののフィードバックをスピーディに行えるよう、グループ内の戦略立案とともにコントロール機能を有し、経営資源を最適配分する役割を担っております。グループ内に影響を及ぼす可能性のある重要事項や内在するリスクを早期に見出して吸い上げる仕組みを構築し、職務の執行が法令及び定款に適合しているかを確認のうえ、コンプライアンス重視の観点から適切に対応できる内部統制システムの整備の推進に努めております。

(整備状況)
  当社では、毎月の定例取締役会において、当社及び当社グループの月次経営成績報告とともに、経営に関する重要課題を報告、検討または審議しております。当社は2006年3月1日付にてグループ内の会社分割により最終型の持株会社体制を構築いたしましたが、営業面、金銭管理面、人事労務面の管理強化を図ることを目的に当社の事業子会社の取締役のうち3名は、当社の取締役及び各セクションの担当管理者が社外的立場における取締役として兼任しており、事業会社の業務上の問題点を場合によっては当社グループ全体の課題事項として、よりスピーディに認識し、対策を打てるような体制を構築しております。また、監査役についても当社の取締役及び管理職が兼任することとしており、当該監査役は、各事業子会社の抱えるリスクを注視し、毎月定例の各社取締役会へ出席し、取締役の業務執行状況、稟議決裁状況のチェックや個別案件にて適時報告を求めるなどグループ内の横断的な監視役としての立場からも確認・助言等を行っております。また、当社事業子会社につきましては、経営上必要なグループ内の統一ルールを制定した上で、適切な権限を委譲しておりますが、当該各社の中期経営計画策定にあたってはコンプライアンス重視を念頭に置いたアクションプランを徹底しております。

 

(反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及び整備状況)
 当社は、当社グループの健全な経営活動を推進するために、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に屈しない管理体制を構築し、不当要求があった場合は、外部専門機関と緊密に連携しながらコンプライアンスの遵守及び企業防衛の観点より反社会的勢力との関係を遮断すべく努めてまいります。

1)対応統括部署及び不当要求防止責任者の設置状況

当社は、公益財団法人岡山県暴力追放運動推進センター(以下、暴追センターという)に賛助会員として加入し、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第14条第2項」に規定する同法人が主催する責任者講習を受講した者を当社管理本部内に1名選任し、対応窓口の責任者としております。

2)外部の専門機関との連携状況

当社グループ内で反社会的勢力に関する問題事例が発生した場合は、当社管理本部に当該情報が集約される仕組みを構築しており、暴追センター及び顧問弁護士と連携してスピーディかつ適切な対応が図れる体制に努めております。また、暴追センターよりメールにて定期的に送信される情報及び定期講習の情報を集約し、その必要な内容について役職員に周知徹底しております。

(b)リスク管理体制の整備の状況

・当社取締役会は、当社グループ会社を含む最高の意思決定機関であり、グループ会社全体の経営成績の動向をはじめ、事業子会社を含む業務執行状況を横断的に監督する機能を有しており、毎月1回、各事業子会社のすべての取締役会終了後に開催しております。

・コンプライアンスの強化を目的に社外の法律事務所の弁護士と顧問契約を締結し、適時、指導・アドバイス等を受ける体制を設けております。

・内部統制を有効に働かせるため、内部監査室(1名)、監査役(3名)は会社の執行状況等につき、監査法人と定期的な情報交換を行い、適正な経営マネジメントに反映させるよう努めております。

・全社的なリスク管理の精度を上げるため、当社取締役及び当社事業子会社取締役で編成される「グループ経営会議」を設置(毎月開催)し、経営上の課題事項に対する対策の策定などの他、グループ内の特定リスク、包括リスク、潜在リスク等についての洗い出しを行い、当社各本部及び当社事業子会社を監視し、必要な対策を講じるなど経営の影響度に応じた機動的かつ最適な対応がとれるよう、リスク管理体制の構築に努めております。

 

(c)子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況

 当社の取締役及び従業員が子会社の監査役及び取締役として就任し、業務の適正化を図っております。加えて、当社の社外取締役、監査役につきましても、子会社の取締役会に出席し、経営成績、財政状態その他の経営情報、重要事項等について、定期的かつ継続的に報告を受け、業務上の問題点を適時に把握できる体制を構築しております。また、当社の監査役が、定期的に子会社の社長へのヒアリングを実施し、監査を行うことで業務の適正を確保しております。

(d)取締役及び監査役の責任免除

 該当事項はありません。

(e)責任限定契約の内容の概要

 該当事項はありません。

(f)役員等賠償責任保険契約の内容の概要

 当社は、保険会社との間で、当社および子会社の取締役及び監査役を被保険者とする、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しております。保険料は全額当社が負担しております。

 当該保険契約の内容の概要は、被保険者が、その職務の執行に関し責任を負うこと又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を当該保険契約による保険会社が填補するものであり、1年毎に契約更新しております。

 なお、当該保険契約では、犯罪行為や意図的に違法行為を行なった役員自身の損害等は補償の対象外とすることにより、当該役員の職務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置を講じております。

 次回更新時には同内容での更新を予定しております。

(g)取締役の定数

 当社の取締役は12名以内とする旨定款に定めております。

(h)取締役の選任及び解任の決議要件

 当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。

(i)取締役会で決議できる株主総会決議事項

a.中間配当

 当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能にするためであります。

b.自己株式の取得

 当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって、自己株式を取得することができる旨定款に定めております。これは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、市場取引等により自己株式取得を目的とするものであります。

(j)株主総会の特別決議要件

 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。

(k)取締役会の活動状況

当事業年度において取締役会を22回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。

 

氏名

開催回数

出席回数

藤川祐樹

22

22

難波 篤

22

22

飯田隆文

22

22

一杉博文

22

22

下司貴永

22

22

岡村淳弘

22

22

中川雅文

22

22

渡辺勝志

22

22

北川真也

22

22

原 繭子

22

22

王  玲

22

22

 

 取締役会における具体的な検討内容として、取締役会に付議された事項の審議の他、当社グループの業務状況や出店実績の報告を受けての営業施策の検討、テーマを決めての業務執行取締役からの現状課題と解決策の報告を受けての協議、中期経営計画の見直しの必要性やサステナビリティへの取り組みに関する検討等を行っております。

 

(l)指名報酬委員会の活動状況

 当事業年度において指名報酬委員会を4回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。

 

氏名

開催回数

出席回数

中川雅文

藤川祐樹

渡辺勝志

北川真也

原 繭子

王  玲

 指名報酬委員会における具体的な検討内容として、取締役会の構成、取締役候補者の選定、代表取締役および役付取締役の選定・解職、取締役の報酬制度、および取締役の報酬水準・構成に関する事項、その他取締役会が必要と認める事項を審議しております。

(2)【役員の状況】

① 役員一覧

男性 11名 女性 3名 (役員のうち女性の比率21.4%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

代表取締役

社長

藤川 祐樹

1988年12月18日

2011年4月

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社入社

2019年4月

当社入社 管理本部IR担当部長

2019年12月

当社執行役員社長室(現経営企画室)副室長

2020年6月

当社取締役社長室(現経営企画室)長

2022年1月

当社代表取締役社長(現任)

 

(注)4

17,454

取締役

人材開発、リスク・

コンプライアンス担当

難波 篤

1978年9月9日

2007年12月

監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所

2012年6月

当社入社

2013年4月

当社管理本部広報IR担当マネージャー

2013年9月

公認会計士登録(現在)

2017年4月

当社管理本部管理部長

2018年4月

当社執行役員管理本部管理部長

2018年8月

当社執行役員管理本部長

2020年6月

当社代表取締役社長

2022年1月

当社取締役人材開発、リスク・コンプライアンス担当(現任)

 

(注)4

18,554

取締役

商品本部長

飯田 隆文

1967年6月29日

1985年4月

サイタ工業株式会社入社

2003年5月

株式会社マグナ入社

2009年4月

当社入社

2012年4月

当社商品第2部長

2017年4月

当社執行役員商品第2部長

2019年12月

当社執行役員SSC本部(現商品本部)副本部長

2020年6月

当社取締役SSC本部(現商品本部)長(現任)

 

(注)4

9,100

取締役

店舗開発本部長

一杉 博文

1970年3月11日

1992年4月

株式会社スペース入社

2015年3月

当社入社

2015年4月

当社店舗開発本部設計担当マネージャー

2018年4月

当社店舗開発本部設計担当部長

2019年12月

当社執行役員店舗開発本部副本部長

2020年6月

当社取締役店舗開発本部長(現任)

 

(注)4

10,377

取締役

情報システム本部長

下司 貴永

1964年12月10日

1989年4月

日本エクスラン工業株式会社入社

2001年9月

株式会社シンフォーム入社

2011年12月

当社入社 執行役員SSC本部(現商品本部)情報システム部長

2020年4月

当社執行役員情報システム本部長

2020年6月

当社取締役情報システム本部長(現任)

 

(注)4

10,826

取締役

管理本部長

岡村 淳弘

1976年11月8日

2004年12月

あずさ監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所

2008年5月

公認会計士登録(現在)

2013年9月

当社入社 管理本部財務担当マネージャー

2017年4月

当社管理本部部長 兼 財務担当 兼 IR担当

2019年12月

当社執行役員管理本部副本部長

2020年6月

当社取締役管理本部長(現任)

 

(注)4

13,254

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

取締役

中川 雅文

1974年2月22日

1996年4月

中央監査法人入所

1999年4月

公認会計士登録(現在)

2007年7月

京都監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)入所

2009年6月

京都監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)パートナー就任

2011年7月

中川公認会計士事務所代表就任(現在)

2011年9月

税理士登録(現在)

2014年6月

当社取締役(現任)

2015年6月

はるやま商事株式会社(現株式会社はるやまホールディングス)監査役

2023年6月

同社取締役(現任)

 

(注)4

5,685

取締役

渡辺 勝志

1965年8月29日

1995年4月

岡山弁護士会に弁護士登録(現在)

1995年4月

山下一盛法律事務所入所

1998年4月

渡辺勝志法律事務所所長(現在)

2007年4月

岡山弁護士会副会長

2009年12月

岡山市教育委員会委員

2012年9月

岡山市教育委員会委員長

2017年6月

当社取締役(現任)

 

(注)4

479

取締役

北川 真也

1978年4月15日

2003年4月

北川正恭事務所入所

2008年10月

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ社長室経営企画特命プロジェクトリーダー

2017年4月

同社ホームタウン推進(法人)部長

2018年2月

同社取締役ホームタウン推進(法人)部長

2018年3月

同社取締役社長

2019年2月

同社代表取締役社長

2022年6月

当社取締役(現任)

2024年3月

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ代表取締役会長(現任)

 

(注)4

365

取締役

原 繭子

1965年6月3日

1989年4月

ハーゲンダッツ ジャパン株式会社入社 店舗開発部配属

2002年10月

中央青山監査法人(後にみすず監査法人へ改称)入所

2007年1月

公認会計士登録(現在)

2007年8月

監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所

2012年4月

大阪市入庁

行政委員会事務局監査部配属

2017年4月

原公認会計士事務所代表(現在)

2019年6月

株式会社PALTAC監査役

2022年9月

株式会社And Doホールディングス取締役

2023年6月

当社取締役(現任)

2024年4月

堺市代表監査委員(現任)

 

(注)4

207

取締役

王 玲

1992年12月30日

2015年4月

A.T.カーニー株式会社入社

2017年3月

株式会社リクルートホールディングス入社

2019年4月

株式会社ストライプデパートメント入社

2019年8月

株式会社ストライプインターナショナル入社

2020年6月

株式会社アダストリア入社

2022年4月

ファンファーレ株式会社入社

2022年6月

同社COO

2023年6月

当社取締役(現任)

2024年3月

株式会社MBSイノベーションドライブ入社(現在)

2025年5月

株式会社ベルク取締役(現任)

 

(注)4

66

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

常勤監査役

富樫 司

1956年10月17日

1980年4月

株式会社マルエツ入社

1981年9月

新谷製菓株式会社入社

1989年3月

株式会社大元サンマルク入社

1991年9月

株式会社サンマルク取締役総務部長就任

1996年4月

同社取締役店舗運営本部長就任

2002年6月

同社常務取締役営業本部長就任

2007年4月

同社代表取締役社長就任

2020年4月

当社執行役員事業会社担当

2020年6月

当社取締役事業会社担当

2020年10月

当社事業開発本部長

2022年6月

当社常勤監査役(現任)

 

(注)5

41,010

監査役

福原 一義

1949年9月27日

1977年3月

公認会計士登録(現在)

1984年12月

税理士登録(現在)

1989年6月

株式会社ウエスコ(現株式会社ウエスコホールディングス)監査役

2001年11月

福原一義公認会計士事務所所長(現在)

2004年6月

株式会社サンマルク監査役

2005年11月

当社監査役(現任)

2014年10月

株式会社ウエスコホールディングス取締役(現任)

 

(注)5

1,000

監査役

木村 美樹

1979年6月21日

2004年10月

大阪弁護士会に弁護士登録(現在)

2004年10月

岡田春夫綜合法律事務所入所(現在)

2012年7月

ニューヨーク州弁護士登録(現在)

2018年3月

株式会社ニチリン監査役

2021年3月

株式会社ニチリン取締役(現任)

2022年6月

当社監査役(現任)

 

(注)5

182

 

 

 

 

128,559

 

(注)1.取締役中川雅文、渡辺勝志、北川真也、原繭子及び王玲は、社外取締役であります。

2.監査役福原一義及び木村美樹は、社外監査役であります。

3.上記記載の株式会社大元サンマルクは、1990年7月株式会社サンマルクに、株式会社サンマルクは、2006年3月株式会社サンマルクカフェに商号変更しております。

4.2024年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から2年間。

5.2022年6月23日開催の定時株主総会の終結の時から4年間。

 

② 社外役員の状況

 当社の社外取締役は5名、社外監査役は2名であります。

 当社では、社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針として明確に定めたものはありませんが、選任にあたっては、一般株主と利益相反が生じるおそれがなく、経営に関する幅広い知識及び経験を有し、社外の客観的・中立的立場から監査、助言等の職務を適切に遂行し得る十分な独立性が確保できる者を選任しております。

 社外取締役中川雅文氏は、公認会計士及び税理士(中川公認会計士事務所代表)であり、財務及び会計に関する豊富な専門的知識・経験等を有しており、独立した立場と外部の客観的な視点から当社の経営全般への助言をいただくために選任しております。また、株式会社東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。

 社外取締役渡辺勝志氏は、弁護士としての経験と法務知識を有しており、これらの専門的な知識・経験と高い見識を当社の経営に活かしていただくため、社外取締役として選任しております。また、株式会社東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。

 社外取締役北川真也氏は、株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ代表取締役会長を務め、経営者としての豊富な経験と幅広い知見を有しております。この豊富な経験と知見を当社の経営に反映し、適切な助言、監督を行っていただくため、社外取締役として選任しております。また、株式会社東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。

 社外取締役原繭子氏は、公認会計士(原公認会計士事務所代表)であり、財務及び会計に関する豊富な専門的知識・経験等を有しており、独立した立場と外部の客観的な視点から当社の経営全般への助言をいただくために選任しております。また、株式会社東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。

 社外取締役王玲氏は、BtoCビジネスに関する豊富な経験と知見を有するとともに、ファンファーレ株式会社のCOOを務められた経験を有し、企業経営に関する知見と経験を併せ持っております。この豊富な経験と知見を当社の経営に反映し、適切な助言、監督を行っていただくため、社外取締役として選任しております。また、株式会社東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。

 社外監査役福原一義氏は、公認会計士及び税理士(福原一義公認会計士事務所所長)であり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有する者であります。従って、会計、税務面の豊富な経験に基づく税務・会計処理等の適正性に関する監視機能を確保するために選任しております。

 社外監査役木村美樹氏は、弁護士であり、法務面の豊富な経験に基づくコンプライアンスに関する監視機能を確保するために選任しております。また、株式会社東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。

 なお、中川雅文氏、渡辺勝志氏、北川真也氏、原繭子氏、王玲氏、福原一義氏及び木村美樹氏は当社の株主であります。社外取締役及び社外監査役が保有する当社株式の状況は「①役員一覧」に記載の通りです。この他に当社と社外取締役及び社外監査役との間に人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

 当社の社外取締役5名と社外監査役2名は豊かな経験と専門的知識、高い見識を有する者であり、当社とは特別の利害関係のない者であります。社外取締役及び社外監査役を招聘し、取締役会等に出席することを通じて、経営の客観性と透明性を高めることができると判断し、現状のガバナンス体制を採用しております。

 

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

・会計監査人による期中監査及び期末監査期間中において、当社監査役は、会計監査人との面談の機会の場をもれなく設け、会計監査人による当社の会計監査状況及びその進捗の報告を受けるとともに、監査上、必要な意見交換を実施しております。

・監査役は、内部監査部門の監査に同行し、または監査状況のヒアリングの場を設け、監査上重要性の高いものと判断される場合には、適時取締役会に報告するなど、スピーディに全社的な改善が促されるよう、必要に応じて情報交換を積極的に行い、相互の監査内容の充実に資するよう、日頃から連携に努めております。

 

(3)【監査の状況】

①監査役監査の状況

 監査役は、会計監査人による期中監査及び期末監査期間中において、会計監査人との面談の機会の場をもれなく設け、当該会計監査人による当社の会計監査状況及びその進捗の報告を受けるとともに、監査上、必要な意見交換を実施しております。社外監査役1名は、公認会計士として会計・財務の専門知識を有しております。

 監査役は、内部監査部門の監査に同行し、または監査状況のヒヤリングの場を設け、監査上重要性の高いものと判断される場合には、適時、取締役会に報告するなど、スピーディに全社的な改善が促されるよう、必要に応じて情報交換を積極的に行い、相互の監査内容の充実に資するよう、日頃から連携に努めております。

 監査役は、会計監査人または内部監査室との連携を効果的に行い、監査役会への監査事項等の報告において当該連携によって得られた内容も含め報告しております。また、監査役は主に当社管理部門との面談により、法令または定款に適合した会社運営が行われているかを確認するとともに、当社は問題点、課題事項をピックアップし、対策を講じるなど、適時監査役より助言を得ております。

 監査役監査と内部監査に、会計監査人による会計監査を加えた3つの監査機能は、定期的な会合等により連携しながら、効果的かつ効率的な監査を実施しております。

 

当事業年度において監査役会を13回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。

 

氏名

開催回数

出席回数

北島 久

富樫 司

13

13

福原一義

13

13

木村美樹

13

13

※北島 久の開催回数及び出席回数は、2024年6月26日の監査役退任以前の状況を記載しております。

 

監査役会における具体的な検討内容は、以下のとおりであります。

a.中期経営計画に関する遂行状況

b.内部統制システムの構築および運用状況

c.会計監査人の監査の実施状況および職務の執行状況

 

監査役の主な活動は、以下のとおりであります。

a.取締役会その他の重要な会議への出席

b.取締役および関係部門から営業の報告、その他必要事項の聴取

c.重要な決裁書類、契約書等の閲覧

d.本社および主要な事業所の業務および財産状況の調査

e.取締役の法令制限事項(競合避止・利益相反取引等)の調査

f.事業会社取締役会への出席および営業の報告、その他必要事項の聴取

g.内部統制システムの有効性を確認するため、内部監査部の監査結果の聴取、または意見交換の実施

h.会計監査人との連携を図り、監査方法の妥当性の確認と評価

 

②内部監査の状況

 当社は内部監査室に専任者1名を置き、内部監査規程に基づき、主力部門、店舗等を対象とした年間の監査計画書を策定し、監査終了後、代表取締役への報告を行うとともに、被監査部門からは改善計画書の提出を求め、適正な改善がなされているかどうか適時フォローアップする体制をとっております。

 また、内部統制システムが適切に整備・運用されているか否かについての評価も内部監査室が実施しており、年間の監査計画書を策定し、財務報告に係る内部統制ならびに業務プロセスに係る内部統制の監査を実施し、監査の過程で不備が発見された場合には被監査部門からは改善計画書の提出を求め、適正な改善がなされているかどうか適時フォローアップする体制をとっております。

 内部監査室の監査結果は取締役会及び監査役会において報告を行い、内部監査の実効性を確保しております。

 

③会計監査の状況

a.監査法人の名称

PwC Japan有限責任監査法人

 

b.継続監査期間

1993年4月以降

 

c.業務を執行した公認会計士

田村  透

宮脇 亮一

 

d.監査業務に係る補助者の構成

監査業務に係わる補助者の人数は、34名であり、その構成は、公認会計士11名、その他補助者23名となっております。

 

e.監査法人の選定方針と理由

監査法人としての独立性及び品質管理体制、並びに監査チームとしての専門性及び監査手続の適切性等を具備していることを勘案した結果、適任と判断し選定しております。

 

f.監査役及び監査役会による監査法人の評価

監査役会において「会計監査人の解任または不再任の決定方針」を定め、現任の会計監査人の監査活動実績、次期監査計画及び監査チーム編成の適切性・妥当性を評価し、会計監査人の評価を行っております。

 

g.監査法人の異動

当社の監査人は次のとおり異動しております。

前々連結会計年度及び前々事業年度    PwC京都監査法人

前連結会計年度及び前事業年度        PwC Japan有限責任監査法人

 

なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。

(1)異動に係る監査公認会計士等の名称

① 存続する監査公認会計士等

PwC Japan有限責任監査法人

② 消滅する監査公認会計士等

PwC京都監査法人

 

(2)異動の年月日

2023年12月1日

 

(3)消滅する監査公認会計士等の直近における就任年月日

1993年4月以降

(注)上記記載の期間は、調査が著しく困難であったため、当社が株式上場した時期を踏まえて調査した結果について記載したものであり、継続監査期間はこの期間を超える可能性があります。

 

(4)消滅する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等に関する事項

 該当事項はありません。

 

(5)異動の決定又は異動に至った理由及び経緯

 当社の会計監査人であるPwC京都監査法人(消滅監査法人)は、2023年12月1日付けでPwCあらた有限責任監査法人(存続監査法人)と合併し、消滅しました。また、PwCあらた有限責任監査法人は、同日付けでPwC Japan有限責任監査法人に名称を変更しました。これに伴いまして、当社の監査証明を行う監査公認会計士等はPwC Japan有限責任監査法人となります。

 

(6)(5)の理由及び経緯に対する監査報告書等の記載事項に係る消滅する監査公認会計士等の意見

特段の意見はないとの申し出を受けております。

 

④監査報酬の内容等

a.監査公認会計士等に対する報酬

区分

前連結会計年度

(自2023年4月1日 至2024年3月31日)

当連結会計年度

(自2024年4月1日 至2025年3月31日)

監査証明業務に基づく報酬(千円)

非監査業務に基づく報酬(千円)

監査証明業務に基づく報酬(千円)

非監査業務に基づく報酬(千円)

提出会社

30,000

42,000

連結子会社

30,000

42,000

 

b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(PwC)に対する報酬(a.を除く)

 該当事項はありません。

 

c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

 該当事項はありません。

 

d.監査報酬の決定方針

 監査報酬につきましては、会計監査人の独立性を損なわない監査体制の保持を前提に、監査日数、当社の規模・事業の特質性等の要素を勘案しております。

 

e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

 監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務執行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について、監査品質を維持向上していくために合理的な水準であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行っております。

 

(4)【役員の報酬等】

①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項

 当社の役員報酬等は、担当職務、各期の業績、貢献度等を総合的に勘案して決定しております。

 当社の取締役の固定報酬の限度額は2016年6月28日開催の定時株主総会において年間報酬総額の上限を4億5千万円以内と決議いただいております。また、取締役(社外取締役を除く)に対する譲渡制限付株式に関する報酬として支給する金銭報酬債権の総額を2021年6月24日開催の第30回定時株主総会において前記報酬等の限度額の範囲内で年額80百万円以内、割り当てる譲渡制限付株式の上限を3万株と決議いただいております。監査役の固定報酬の限度額は2005年11月24日開催の臨時株主総会において月間報酬総額の上限を3,300千円以内と決議いただいております。

 当社の取締役の報酬等の額は、株主総会で決議された報酬総額の範囲内において、担当職務、各期の業績、貢献度等を総合的に勘案して、取締役会にて決定しております。監査役の報酬等の額は、株主総会で決議された報酬総額の範囲内において、常勤、非常勤の別、業務分担の状況を考慮して、監査役会の協議により決定しております。

 なお、提出会社の取締役(社外取締役を除く)が当事業年度に受けている報酬等は、基本報酬と非金銭報酬(譲渡制限付株式報酬)から構成しており、社外取締役及び監査役については、固定報酬のみであります。

 当社は、2021年2月15日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を決議し2021年6月24日開催の取締役会においてこれを改定しております。2021年2月15日開催の取締役会の決議に際しては、あらかじめ決議する内容について指名・報酬委員会へ諮問し、答申を受けております。

 また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることや、指名・報酬委員会からの答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。

 当社は2021年6月24日開催の定時株主総会決議により、当社の取締役(社外取締役及び監査役を除く、以下「対象取締役」という。)に当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、対象取締役と株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として、既存の報酬枠と別に対象取締役に対して譲渡制限付株式報酬制度(以下「本制度」という。)を導入しており、本制度の概要等については、以下のとおりであります。

(本制度の概要等)

対象取締役は、本制度に基づき当社から支給された金銭報酬債権の全部を現物出資財産として払込み、当社普通株式の発行又は処分を受けることとなります。

対象取締役に対して支給される報酬総額は、現行の報酬額の範囲内で年額80百万円以内とし、本制度により発行又は処分される当社普通株式の総数は年3万株以内といたします(なお、当社普通株式の株式分割又は株式併合が行われるなど株式数の調整を必要とするやむを得ない事由が生じた場合には、発行又は処分される株式数を合理的に調整することができるものとします。)。

本制度により発行又は処分される譲渡制限付株式の払込金額は、当社取締役会決議の日の前営業日における東京証券取引所における当社普通株式の終値(同日に取引が成立していない場合は、直近取引日の終値)を基礎として、当該譲渡制限付株式を引き受ける対象取締役に特に有利な金額とはならない範囲で当社取締役会において決定します。

本制度の導入目的の一つである株主価値の共有を中長期にわたって実現するため、譲渡制限期間は譲渡制限付株式の交付日から当該対象取締役の退任時までとしております。

各対象取締役への具体的な支給時期及び配分については、当社取締役会において決定いたします。

なお、本制度による当社普通株式の発行又は処分に当たっては、当社と対象取締役との間で譲渡制限付株式割当契約(以下「本割当契約」といいます。)を締結するものとし、その内容として、次の事項が含まれることとします。

(1)対象取締役は、あらかじめ定められた期間、本割当契約により割当てを受けた当社普通株式について譲渡、担保権の設定その他の一切の処分行為をしてはならないこと

(2)一定の事由が生じた場合には当社が当該普通株式を無償で取得すること

 ②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

役員区分

報酬等の総額

(千円)

報酬等の種類別の総額(千円)

対象となる

役員の員数(人)

固定報酬

譲渡制限付株式報酬

左記のうち、

非金銭報酬等

取締役

(社外取締役を除く。)

161,646

136,224

25,422

25,422

6

監査役

(社外監査役を除く。)

6,960

6,960

1

社外役員

35,868

35,868

8

(注)1.役員ごとの報酬等の総額につきましては、1億円以上を支給している役員はありませんので記載を省略してお

ります。

2.当社は、役員退職慰労金制度につきましては導入しておりません。

3.当社の取締役報酬につきましては、過去の経験・実績を基に総合的に勘案して取締役会にて決定しております。

 

(5)【株式の保有状況】

①投資株式の区分の基準及び考え方

 純投資目的で保有する投資株式は、主に短期間の株価の変動によって利益を享受することを目的として保有するものとし、純投資目的以外の目的で保有する株式は、事業戦略、取引関係などを総合的に勘案し、中長期的な観点から、安定的な関係の構築が可能であり、当社グループの企業価値の向上に資するものとしております。

②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

 保有している純投資目的以外の目的で保有する株式については、新規保有時と同様に資本コストに見合うリターンやリスクとなっているかを定期的に精査、検証し、保有継続の是非を判断することとしております。保有株式の評価については、定例の取締役会にて報告しております。

b.銘柄数及び貸借対照表計上額

 

銘柄数

(銘柄)

貸借対照表計上額の

合計額(千円)

非上場株式

1

5,000

非上場株式以外の株式

3

118,850

 

(当事業年度において株式数が増加した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の増加に係る取得

価額の合計額(千円)

株式数の増加の理由

非上場株式

非上場株式以外の株式

 

(当事業年度において株式数が減少した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の減少に係る売却

価額の合計額(千円)

非上場株式

非上場株式以外の株式

 

c.特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

    特定投資株式

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、

定量的な保有効果

及び株式数が増加した理由

当社の株式の

保有の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額

(千円)

貸借対照表計上額

(千円)

 ㈱ちゅうぎん

 フィナンシャル

 グループ

68,400

68,400

同社は当社グループの主要取引金融機関であり、中長期的な観点から、安定的な関係の構築が可能であり、当社グループの企業価値の向上に資するため保有しております。定期的に取締役会で、保有目的が適切か、保有目的に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を検証し、保有の適否を判断することとしています。

(注)

114,228

89,911

 ㈱阿波銀行

1,400

1,400

同社は当社グループの取引金融機関であり、中長期的な観点から、安定的な関係の構築が可能であり、当社グループの企業価値の向上に資するため保有しております。定期的に取締役会で、保有目的が適切か、保有目的に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を検証し、保有の適否を判断することとしています。

4,004

3,854

 イオンモール㈱

264

264

同社は当社グループの取引先であり、同社が運営する商業施設に当社グループの店舗が入居し、事業を展開しております。中長期的な観点から、安定的な関係の構築が可能であり、当社グループの企業価値の向上に資するため保有しております。定期的に取締役会で、保有目的が適切か、保有目的に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を検証し、保有の適否を判断することとしています。

618

473

(注)㈱ちゅうぎんフィナンシャルグループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である㈱中国銀行は当社株式を保有しております。