第4【経理の状況】

1 要約中間連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、同第312条の規定により、国際会計基準(IAS)第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。

 また、当社は、金融商品取引法第24条の5第1項の表の第1号の上欄に掲げる会社に該当し、連結財務諸表規則第1編、第3編及び第5編の規定により第1種中間連結財務諸表を作成しております。

 なお、要約中間連結財務諸表の記載金額は、百万円未満の端数を四捨五入して表示しております。

 

2 監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2025年4月1日から2025年

9月30日まで)に係る要約中間連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる期中レビューを受けて

おります。

 

1【要約中間連結財務諸表】

(1)【要約中間連結財政状態計算書】

 

 

前連結会計年度末

(2025年3月31日)

当中間連結会計期間末

(2025年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

(資産の部)

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

 

549,573

583,542

定期預金

 

39,914

42,227

営業債権

 

2,835,461

2,899,577

営業債権以外の短期債権

 

240,935

248,385

その他の短期金融資産

 

47,424

54,276

棚卸資産

 

1,482,337

1,565,082

前渡金

 

274,774

298,826

その他の流動資産

 

253,381

266,232

流動資産合計

 

5,723,799

5,958,147

非流動資産

 

 

 

持分法で会計処理されている投資

 

3,560,577

3,766,370

その他の投資

 

1,156,224

1,171,272

長期債権

 

892,428

864,879

投資・債権以外の長期金融資産

 

147,917

149,476

有形固定資産

 

2,231,398

2,262,329

投資不動産

 

39,237

36,755

のれん及び無形資産

 

1,209,388

1,213,371

繰延税金資産

 

69,310

62,953

その他の非流動資産

 

103,986

100,401

非流動資産合計

 

9,410,465

9,627,806

資産合計

15,134,264

15,585,953

 

 

 

 

前連結会計年度末

(2025年3月31日)

当中間連結会計期間末

(2025年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

(負債及び資本の部)

 

 

 

流動負債

 

 

 

社債及び借入金(短期)

827,128

798,458

リース負債(短期)

 

235,315

236,743

営業債務

 

2,262,449

2,377,366

営業債務以外の短期債務

 

279,730

247,765

その他の短期金融負債

 

45,911

45,086

未払法人所得税

 

103,255

115,545

前受金

 

227,803

271,694

その他の流動負債

 

504,993

501,548

流動負債合計

 

4,486,584

4,594,205

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金(長期)

2,723,640

2,686,679

リース負債(長期)

 

835,622

826,306

その他の長期金融負債

 

82,612

101,949

退職給付に係る負債

 

91,191

90,794

繰延税金負債

 

437,187

471,334

その他の非流動負債

 

186,716

186,957

非流動負債合計

 

4,356,968

4,364,019

負債合計

 

8,843,552

8,958,224

資本

 

 

 

資本金

 

253,448

253,448

資本剰余金

 

443,645

456,911

利益剰余金

10

5,658,294

6,017,181

その他の資本の構成要素

 

 

為替換算調整額

 

667,754

687,981

FVTOCI金融資産

 

147,195

173,034

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

31,566

42,659

その他の資本の構成要素合計

 

846,515

903,674

自己株式

 

559,540

656,472

株主資本合計

 

5,755,072

6,060,920

非支配持分

 

535,640

566,809

資本合計

 

6,290,712

6,627,729

負債及び資本合計

 

15,134,264

15,585,953

 

(2)【要約中間連結包括利益計算書】

 

 

 前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

  至 2024年9月30日)

 当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

  至 2025年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

収益

 

 

商品販売等に係る収益

 

6,578,741

6,515,005

役務提供及びロイヤルティ取引に係る収益

 

712,566

734,154

収益合計

 

7,291,307

7,249,159

原価

 

 

 

商品販売等に係る原価

 

5,754,265

5,674,341

役務提供及びロイヤルティ取引に係る原価

 

370,520

365,214

原価合計

 

6,124,785

6,039,555

売上総利益

1,166,522

1,209,604

その他の収益及び費用

 

 

 

販売費及び一般管理費

 

793,994

847,796

貸倒損失

 

5,784

7,668

有価証券損益

12

4,925

136,030

固定資産に係る損益

 

1,158

165

その他の損益

 

20,876

11,272

その他の収益及び費用合計

 

772,819

708,327

金融収益及び金融費用

 

 

 

受取利息

 

27,637

22,728

受取配当金

 

41,413

29,040

支払利息

 

52,317

51,325

金融収益及び金融費用合計

 

16,733

443

持分法による投資損益

3,5

191,830

160,239

税引前中間利益

 

602,266

661,959

法人所得税費用

 

127,521

143,132

中間純利益

 

474,745

518,827

当社株主に帰属する中間純利益

438,442

500,280

非支配持分に帰属する中間純利益

 

36,303

18,547

 

 

 

 

 前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

  至 2024年9月30日)

 当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

  至 2025年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

その他の包括利益(税効果控除後)

 

 

 

純損益に振替えられることのない項目

 

 

 

FVTOCI金融資産

 

8,322

33,242

確定給付再測定額

 

9,772

612

持分法で会計処理されている投資における

その他の包括利益

 

4,597

2,546

純損益に振替えられる可能性のある項目

 

 

 

為替換算調整額

 

95,717

27,682

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

7,255

10,031

持分法で会計処理されている投資における

その他の包括利益

 

18,077

3,296

その他の包括利益(税効果控除後)合計

 

129,230

65,725

中間包括利益

 

345,515

584,552

当社株主に帰属する中間包括利益

 

309,822

558,136

非支配持分に帰属する中間包括利益

 

35,693

26,416

 

 

 

(円)

(円)

基本的1株当たり当社株主に帰属する

中間純利益

304.99

354.18

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する

中間純利益

304.99

354.18

 

(注)当社は、2025年11月5日開催の取締役会において、2026年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき

      5株の割合をもって株式分割を行うことを決議しました。上記は株式分割前の株数を基準に算出しております。

   株式分割の詳細については、「要約中間連結財務諸表注記 14 重要な後発事象」をご参照ください。

 

(3)【要約中間連結持分変動計算書】

前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

 

注記

番号

株主資本

非支配持分

資本合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

その他の

資本の

構成要素

自己株式

株主資本

合計

 

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

2024年4月1日残高

 

253,448

446,824

5,032,035

990,033

401,730

5,426,962

565,159

5,992,121

中間純利益

 

 

 

438,442

 

 

438,442

36,303

474,745

その他の包括利益

 

 

 

 

128,620

 

128,620

610

129,230

中間包括利益

 

 

 

438,442

128,620

 

309,822

35,693

345,515

当社株主への支払配当金

10

 

 

115,224

 

 

115,224

 

115,224

非支配持分への支払配当金

 

 

 

 

 

 

21,739

21,739

自己株式の取得及び処分

 

 

 

 

 

48,190

48,190

 

48,190

子会社持分の取得及び売却による増減等

 

 

20,658

 

1,454

 

22,112

39,547

17,435

利益剰余金への振替

 

 

 

7,726

7,726

 

 

2024年9月30日残高

 

253,448

426,166

5,347,527

870,593

449,920

5,595,482

539,566

6,135,048

 

当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)

 

注記

番号

株主資本

非支配持分

資本合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

その他の

資本の

構成要素

自己株式

株主資本

合計

 

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

2025年4月1日残高

 

253,448

443,645

5,658,294

846,515

559,540

5,755,072

535,640

6,290,712

中間純利益

 

 

 

500,280

 

 

500,280

18,547

518,827

その他の包括利益

 

 

 

 

57,856

 

57,856

7,869

65,725

中間包括利益

 

 

 

500,280

57,856

 

558,136

26,416

584,552

当社株主への支払配当金

10

 

 

141,960

 

 

141,960

 

141,960

非支配持分への支払配当金

 

 

 

 

 

 

17,424

17,424

自己株式の取得及び処分

 

 

 

 

 

96,932

96,932

 

96,932

子会社持分の取得及び売却による増減等

 

 

13,266

 

130

 

13,396

22,177

8,781

利益剰余金への振替

 

 

 

567

567

 

 

2025年9月30日残高

 

253,448

456,911

6,017,181

903,674

656,472

6,060,920

566,809

6,627,729

 

(4)【要約中間連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

  至 2024年9月30日)

 当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

  至 2025年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

中間純利益

 

474,745

518,827

営業活動によるキャッシュ・フローへの調整

 

 

 

減価償却費等

 

219,778

224,733

有価証券損益

 

4,925

136,030

固定資産に係る損益

 

1,158

165

金融収益及び金融費用

 

16,733

443

持分法による投資損益

 

191,830

160,239

法人所得税費用

 

127,521

143,132

貸倒損失・引当金等

 

3,219

3,197

営業債権の増減

 

101,443

66,133

棚卸資産の増減

 

102,945

84,970

営業債務の増減

 

47,893

107,434

その他-純額

 

6,910

28,300

利息の受取額

 

34,401

21,560

配当金の受取額

 

142,700

179,538

利息の支払額

 

51,673

49,345

法人所得税の支払額

 

101,154

120,481

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

578,586

609,245

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

持分法で会計処理されている投資の取得による支出

 

31,641

175,867

持分法で会計処理されている投資の売却による収入

 

8,328

173,810

その他の投資の取得による支出

 

64,330

31,852

その他の投資の売却による収入

 

20,940

52,024

貸付による支出

 

45,146

39,288

貸付金の回収による収入

 

44,512

58,084

有形固定資産等の取得による支出

 

105,402

122,797

有形固定資産等の売却による収入

 

10,991

7,331

定期預金の増減-純額

 

719

2,369

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

162,467

80,924

 

 

 

 

 前中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

  至 2024年9月30日)

 当中間連結会計期間

(自 2025年4月1日

  至 2025年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

社債及び借入金による調達額

 

294,318

365,692

社債及び借入金の返済額

 

479,491

370,251

リース負債の返済額

 

126,272

126,647

純額表示される短期借入金の増減額

 

110,615

57,431

非支配持分との資本取引

 

33,202

51,128

当社株主への配当金の支払額

10

115,224

141,960

非支配持分への配当金の支払額

 

18,724

18,302

自己株式の増減-純額

 

44,005

98,569

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

411,985

498,596

現金及び現金同等物の増減額

 

4,134

29,725

現金及び現金同等物の期首残高

 

600,435

549,573

為替相場の変動による現金及び現金同等物への影響額

 

6,854

4,244

現金及び現金同等物の中間期末残高

 

597,715

583,542

 

要約中間連結財務諸表注記

 

1 報告企業

 伊藤忠商事株式会社(以下、「当社」という。)は、日本に所在し、総合商社として、多種多様な商品のトレー

ディング、ファイナンス、物流及びプロジェクト案件の企画・調整等を行う他、資源開発投資・事業投資等の実行を通して各種機能・ノウハウ等を培い、かつ保有しております。これらの総合力を活かし、幅広い業界及びグローバルなネットワークを通じて、8つのディビジョンカンパニーが、繊維や食料、住生活、情報・金融等の生活消費分野、機械や化学品、石油製品、鉄鋼製品等の基礎産業分野、そして金属資源、エネルギー資源等の資源分野において、

多角的な事業活動を展開しております。

 

2 要約中間連結財務諸表作成の基礎

(1)要約中間連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

 当社の要約中間連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、同第312条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。また、当要約中間連結財務諸表には、年次連結財務諸表で要求されているすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結

財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 なお、当要約中間連結財務諸表は、当社グループ各社がそれぞれの所在国の会計基準に基づき作成した財務

諸表に、IFRSに準拠すべく一定の修正を加えた財務諸表を基礎として作成しております。

 

(2)重要性のある会計方針

 要約中間連結財務諸表にて適用する重要性のある会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表にて適用した

会計方針と同一であります。

 

(3)見積り及び判断の利用

 要約中間連結財務諸表の作成に際し、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を

及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられております。実際の業績はこれらの見積りとは

異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる過程は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを

見直した会計期間と将来の会計期間にて認識されます。

 当要約中間連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と

同様であります。

 なお、米国の輸入関税強化により経済環境の先行きが不透明な状況が継続しており、将来的に会計上の見積りの

見直しが必要となる可能性があります。また、ロシア・ウクライナ情勢による影響については、第101期有価証券

報告書に記載した内容から重要な変更はありません。

 

3 セグメント情報

(事業セグメント)

 当社グループは、多種多様な商品のトレーディング、ファイナンス、物流及びプロジェクト案件の企画・調整等を行う他、資源開発投資・事業投資等の実行を通して各種機能・ノウハウ等を培い、かつ保有しております。これらの総合力を活かし、幅広い業界及びグローバルなネットワークを通じて、8つのディビジョンカンパニーが、

繊維や食料、住生活、情報・金融等の生活消費分野、機械や化学品、石油製品、鉄鋼製品等の基礎産業分野、

そして金属資源、エネルギー資源等の資源分野において、多角的な事業活動を展開しております。

 また、これらの多角的に展開する事業活動を推進するため、当社は担当する業界、並びに主として取扱う商品

及びサービスに応じて、ディビジョンカンパニーがそれぞれ、分掌する事業領域を統括する責任を負う体制として

おります。当社の経営者は、当該ディビジョンカンパニーをセグメント単位として経営戦略、経営資源の配分を

決定し、業績管理についても、「当社株主に帰属する当期純利益」をはじめとするいくつかの指標に基づき、当該

ディビジョンカンパニーを単位として実施しております。

 以上に鑑み、当社は、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融、第8の8つの

ディビジョンカンパニーを報告セグメントとして、セグメント情報を表示しております。

 

 各報告セグメントが収益を得る源泉となる商品及びサービスの類型は次のとおりです。

 

繊維:

繊維原料、糸、織物から衣料品、服飾雑貨、その他生活消費分野の全般において

グローバルに事業展開を行っております。また、ブランドビジネスの海外展開や、

リーテイル分野でのインターネット販売等の販路展開も行っております。

 

 

機械:

プラント、橋梁、鉄道等のインフラ関連事業、発電・送変電・売電関連事業、水・

環境・廃棄物関連事業、船舶、航空機、自動車、建設機械、産業機械、工作機械、環境機器・電子機器等の単体機械及び関連機材、再生可能・代替エネルギー関連ビジネス・廃棄物リサイクル事業等の環境に配慮した事業を行っております。

 

 

金属:

金属鉱物資源開発事業、鉄鋼製品加工事業、鉄鉱石、石炭、その他製鉄・製鋼原料、

非鉄・軽金属、鉄鋼製品、原子燃料関連の国内・貿易取引、温室効果ガス排出権取引、

リサイクル・廃棄物処理を行っております。

 

 

エネルギー・化学品:

エネルギー関連、化学品関連及び再生可能エネルギーを含む電力関連の各分野に

おいて、トレード並びに事業を行っております。

 

 

食料:

原料からリーテイルまでの食料全般にわたる事業領域において、国内外で効率的な商品の生産・流通・販売を行っております。

 

 

住生活:

紙パルプ事業、天然ゴム事業、タイヤ事業や物流事業等の生活資材・物流分野、不動産

開発・分譲・賃貸・管理業や住宅資材事業等の建設・不動産分野において事業を行って

おります。

 

 

情報・金融:

ITソリューション・インターネット関連サービス事業、携帯流通及びアフターサービス

事業等の情報・通信分野、各種金融サービス事業や保険事業等の金融・保険分野に

おいて事業を行っております。

 

 

第8:

上記の7カンパニーと協働し、特に生活消費分野に強みを持つ当社グループの様々な

ビジネス基盤を最大限活用し、異業種融合・カンパニー横断の取組を加速させ、市場や

消費者ニーズに対応した「マーケットインの発想」による新たなビジネスの創出・客先

開拓を行っております。

 

 当社のセグメント情報は次のとおりです。なお、セグメント間の内部取引価額は、外部顧客との取引価額に準じて

おります。前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間にて、単一顧客に対する重要な収益はありません。

 

前中間連結会計期間(百万円)

 

繊 維

機 械

金 属

エネルギー・

化学品

食 料

外部顧客からの収益

276,867

740,725

655,331

1,531,584

2,523,973

セグメント間内部収益

3,221

40

21,121

7,844

収益合計

280,088

740,765

655,331

1,552,705

2,531,817

売上総利益

62,249

130,355

95,606

138,528

203,534

持分法による投資損益

3,000

32,081

16,801

3,991

6,668

当社株主に帰属する

中間純利益

12,659

63,296

100,438

32,991

40,211

セグメント別資産

487,891

1,993,427

1,431,436

1,610,873

2,289,568

 

 

住生活

情報・金融

第 8

その他及び

修正消去

連結合計

外部顧客からの収益

773,471

465,294

260,985

63,077

7,291,307

セグメント間内部収益

5,025

7,345

2,509

47,105

収益合計

778,496

472,639

263,494

15,972

7,291,307

売上総利益

161,788

155,822

221,303

2,663

1,166,522

持分法による投資損益

2,539

17,428

45,488

63,834

191,830

当社株主に帰属する

中間純利益

31,188

37,827

54,185

65,647

438,442

セグメント別資産

1,429,821

1,458,968

2,027,569

1,659,380

14,388,933

 

 

前連結会計年度末(百万円)

 

繊 維

機 械

金 属

エネルギー・

化学品

食 料

セグメント別資産

782,083

2,166,605

1,506,431

1,652,048

2,359,796

 

 

住生活

情報・金融

第 8

その他及び

修正消去

連結合計

セグメント別資産

1,475,048

1,439,239

2,014,240

1,738,774

15,134,264

 

 

当中間連結会計期間(百万円)

 

繊 維

機 械

金 属

エネルギー・

化学品

食 料

外部顧客からの収益

331,295

734,025

561,993

1,478,263

2,595,863

セグメント間内部収益

4,197

18

23,128

5,033

収益合計

335,492

734,043

561,993

1,501,391

2,600,896

売上総利益

99,128

128,997

70,068

138,873

211,128

持分法による投資損益

10,799

51,537

10,634

2,019

8,773

当社株主に帰属する

中間純利益

24,199

76,915

63,548

37,685

53,941

セグメント別資産

778,795

2,354,394

1,570,038

1,707,473

2,331,466

 

 

住生活

情報・金融

第 8

その他及び

修正消去

連結合計

外部顧客からの収益

726,309

499,817

263,857

57,737

7,249,159

セグメント間内部収益

5,558

6,893

2,737

47,564

収益合計

731,867

506,710

266,594

10,173

7,249,159

売上総利益

156,535

169,533

231,442

3,900

1,209,604

持分法による投資損益

3,180

16,435

2,158

61,064

160,239

当社株主に帰属する

中間純利益

19,044

40,020

32,405

152,523

500,280

セグメント別資産

1,524,525

1,485,017

2,141,104

1,693,141

15,585,953

(注)1 「その他及び修正消去」には、各事業セグメントに帰属しない損益及びセグメント間の内部取引消去が含まれております。CITIC Limited 及び C.P. Pokphand Co. Ltd.に対する投資及び損益は当該セグメントに含まれております。

2 「外部顧客からの収益」は、顧客との契約から生じた収益及びその他の源泉から生じた収益が含まれており

ます。その他の源泉から生じた収益には、主に原油、天然ガス等のエネルギートレードによる収益、リースに関する収益がありますが、金額に重要性はありません。

 

4 企業結合

 前中間連結会計期間に、重要な企業結合はありません。

 

 前中間連結会計期間末日以降に生じた主な企業結合は次のとおりです。

 

((株)デサントの子会社化)

 当社は、関連会社として持分法を適用していた(株)デサント(以下、「デサント」という。)に対する公開買付を、当社の子会社であるBSインベストメント(株)を通じて実施し、2024年10月29日に議決権の41.48%を取得

した結果、当社グループは、既保有持分と合わせて議決権の85.92%を保有することとなり、デサントは当社の

子会社となりました。株式の取得価額は136,335百万円であり、すべて現金により支払っております。また、

当該企業結合後に実施したデサントの株主を当社グループのみとするための一連の手続により、同社は2025年

1月24日に上場を廃止し、当社の完全子会社となりました。同手続による株式の取得価額は46,219百万円であり、

当第1四半期連結会計期間にすべて現金により支払われ、株式の取得価額は合計で182,554百万円となりました。

 

 スポーツ業界においては、ブランド・アパレル企業による国をまたいだ熾烈な市場獲得競争が繰り広げられて

おり、生き残りをかけて柔軟かつ迅速な対応が求められております。デサントの企業価値の最大化を図るため、

当社によるデサントへの経営関与を高めて連携を更に強化し、当社の機能を最大限活用することで、当社が強みとするブランド・衣料品生産オペレーションノウハウを活用したブランド運営・生産の連携強化及び海外事業の

強化・拡大並びに当社グループの総合力を活用した新たな商流・顧客体験・ビジネスの創出を推進していきます。

 

 当該企業結合における取得日時点の支払対価、既保有持分、取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分は

次のとおりです。

項目

金額(百万円)

支払対価の公正価値(注)

136,335

既保有持分の公正価値

123,624

非支配持分

33,945

合計

293,904

取得資産及び引受負債の公正価値

 

 

 

現金及び現金同等物

26,487

 

 

営業債権

22,704

 

 

棚卸資産

26,090

 

 

その他の流動資産

14,340

 

 

有形固定資産

35,865

 

 

無形資産

57,511

 

 

持分法で会計処理されている投資

148,670

 

 

その他の非流動資産

7,790

 

 

営業債務

△15,757

 

 

その他の流動負債

△10,531

 

 

繰延税金負債

△50,949

 

 

その他の非流動負債

△7,749

 

純資産

254,471

のれん

39,433

合計

293,904

(注)支払対価はすべて現金により決済されております。

 

 取得したのれんは、当社グループと当該会社の補完関係を活かした今後の事業展開により期待される超過収益力

を勘案した結果、認識したもので繊維セグメントに含まれております。当該のれんは税務上損金算入不能です。

 取得資産及び引受負債の公正価値は、取得にあたって実施した第三者によるデューデリジェンスを通じて精査

した財務・資産状況の評価等を総合的に勘案して算定しております。

 

 既保有持分に係る公正価値の再測定に伴い「有価証券損益」にて、49,290百万円の利益を計上しております。

 当該企業結合に係る取得関連費用として、580百万円の「販売費及び一般管理費」を計上しております。

 

 当中間連結会計期間に、重要な企業結合はありません。

5 関連会社及びジョイント・ベンチャー

 前中間連結会計期間に、第8セグメントの(株)ファミリーマートにおける中国事業再編に伴う利益44,004百万円を

「持分法による投資損益」として計上しております。

 

6 子会社に対する持分

(子会社に対する支配喪失)

 前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間に、重要な子会社に対する支配喪失はありません。

 

7 社債

 前中間連結会計期間に発行された主な社債の内訳は、次のとおりです。

 

発行体

償還期限

利率

種類

発行総額

提出会社

円貨建2034年満期

1.088%

利付普通社債

22,000百万円

 

 前中間連結会計期間に償還された主な社債の内訳は、次のとおりです。

 

発行体

償還期限

利率

種類

発行総額

提出会社

円貨建2024年満期

0.785%

利付普通社債

10,000百万円

 

 当中間連結会計期間に発行された主な社債の内訳は、次のとおりです。

 

発行体

償還期限

利率

種類

発行総額

提出会社

円貨建2028年満期

0.948%

利付普通社債

33,000百万円

提出会社

円貨建2030年満期

1.113%

利付普通社債

23,000百万円

提出会社

円貨建2028年満期

1.110%

利付普通社債

15,200百万円

 

 当中間連結会計期間に償還された主な社債の内訳は、次のとおりです。

 

発行体

償還期限

利率

種類

発行総額

提出会社

円貨建2025年満期

1.167%

利付普通社債

10,000百万円

 

8 1株当たり当社株主に帰属する中間純利益

前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間の「基本的1株当たり当社株主に帰属する中間純利益」及び

「希薄化後1株当たり当社株主に帰属する中間純利益」は次のとおりです。

 

前中間連結会計期間

当中間連結会計期間

基本的1株当たり当社株主に帰属する

中間純利益

304.99円

354.18円

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する

中間純利益

304.99円

354.18円

 

前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間の「基本的1株当たり当社株主に帰属する中間純利益」及び

「希薄化後1株当たり当社株主に帰属する中間純利益」の算定上の基礎は次のとおりです。

(分子項目)

 

前中間連結会計期間

当中間連結会計期間

当社株主に帰属する中間純利益

438,442百万円

500,280百万円

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する

中間純利益の算定に用いられた中間純利益調整額

希薄化後当社株主に帰属する中間純利益

438,442百万円

500,280百万円

 

(分母項目)

 

前中間連結会計期間

当中間連結会計期間

発行済普通株式の加重平均株式数

(自己株式控除後)

1,437,577,052株

1,412,513,742株

 

(注)当社は、2025年11月5日開催の取締役会において、2026年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき5株の割合をもって株式分割を行うことを決議しました。上記は株式分割前の株数を基準に算出しております。

   株式分割の詳細については、「要約中間連結財務諸表注記 14 重要な後発事象」をご参照ください。

 

9 その他の資本の構成要素

 その他の資本の構成要素の各項目の増減は次のとおりです。

区分

前中間連結会計期間

(百万円)

当中間連結会計期間

(百万円)

為替換算調整額

 

 

期首残高

744,976

667,754

期中増減

△99,446

20,227

期末残高

645,530

687,981

FVTOCI金融資産

 

 

期首残高

206,633

147,195

期中増減

△18,242

28,176

利益剰余金への振替

△1,468

△2,337

期末残高

186,923

173,034

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

期首残高

38,424

31,566

期中増減

△284

11,093

期末残高

38,140

42,659

確定給付再測定額

 

 

期首残高

期中増減

△9,194

△1,770

利益剰余金への振替

9,194

1,770

期末残高

その他の資本の構成要素合計

 

 

期首残高

990,033

846,515

期中増減

△127,166

57,726

利益剰余金への振替

7,726

△567

期末残高

870,593

903,674

 

10 配当

(1)前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間の配当金支払額は次のとおりです。

 

<前中間連結会計期間の配当金支払額>

決議

株式の種類

配当金の総額

配当の原資

1株当たり

配当額

基準日

効力発生日

2024年6月21日

定時株主総会

普通株式

115,224百万円

利益剰余金

80円

2024年3月31日

2024年6月24日

 

<当中間連結会計期間の配当金支払額>

決議

株式の種類

配当金の総額

配当の原資

1株当たり

配当額

基準日

効力発生日

2025年6月20日

定時株主総会

普通株式

141,960百万円

利益剰余金

100円

2025年3月31日

2025年6月23日

 

(2)基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間末日後となる配当金の総額は次のとおりです。

 

決議

株式の種類

配当金の総額

配当の原資

1株当たり

配当額

基準日

効力発生日

2025年11月5日

取締役会

普通株式

140,732百万円

利益剰余金

100円

2025年9月30日

2025年12月2日

 

(注)当社は、2025年11月5日開催の取締役会において、2026年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき5株の割合をもって株式分割を行うことを決議しました。上記は株式分割前の株数を基準に算出しております。

株式分割の詳細については、「要約中間連結財務諸表注記 14 重要な後発事象」をご参照ください。

 

11 公正価値

(1)金融商品の公正価値

 当社及び子会社は、多種の金融商品を有しており、契約相手による契約不履行の際に生ずる信用リスクに

さらされておりますが、特定の相手またはグループに対する信用リスクの過度な集中を避けるため、多数の相手と取引を行っております。

 前連結会計年度末及び当中間連結会計期間末の「長期債権」及び「投資・債権以外の長期金融資産」

(デリバティブ資産を除く)並びに「社債及び借入金(長期)」及び「その他の長期金融負債」(デリバティブ

負債を除く)の帳簿価額とIFRS第13号「公正価値測定」に従い見積った公正価値及びそれらの評価手法は次の

とおりです。(なお、有価証券及びその他の投資の公正価値、デリバティブ資産及びデリバティブ負債の公正価値

及びそれらの評価手法は、「(2)公正価値の測定」をご参照ください。)

 

前連結会計年度末(百万円)

帳簿価額

公正価値

金融資産

 

 

長期債権及び投資・債権以外の長期金融資産

(デリバティブ資産を除く)

410,649

404,714

金融負債

 

 

社債及び借入金(長期)及びその他の長期金融負債

(デリバティブ負債を除く)

2,787,884

2,787,652

 

 

当中間連結会計期間末(百万円)

帳簿価額

公正価値

金融資産

 

 

長期債権及び投資・債権以外の長期金融資産

(デリバティブ資産を除く)

397,084

390,016

金融負債

 

 

社債及び借入金(長期)及びその他の長期金融負債

(デリバティブ負債を除く)

2,768,400

2,768,140

(注)連結財政状態計算書の「長期債権」のうち、CITIC Limited株式取得に係るChia Tai Bright Investment Company Limited(以下、「CTB」という。)への株主融資については上記には含めず、後述②に当該金融

商品に関する情報を記載しております。

 

① 金融商品の公正価値の評価手法

 「長期債権」及び「投資・債権以外の長期金融資産」(デリバティブ資産を除く)の公正価値の評価手法は

次のとおりです。

 「長期債権」及び「投資・債権以外の長期金融資産」(デリバティブ資産を除く)の公正価値は、同程度の

信用格付けを有する貸付金または顧客に同一の残存期間で同条件の貸付または信用供与を行う場合に現在適用

される市場での金利に基づいて、将来のキャッシュ・フローを割引くことにより見積っており、レベル2に分類しております。また、貸倒引当金を設定している「長期債権」及び「投資・債権以外の長期金融資産」についてはレベル3に分類しております。

 

 「社債及び借入金(長期)」及び「その他の長期金融負債」(デリバティブ負債を除く)の公正価値の評価

手法は次のとおりです。

 「社債及び借入金(長期)」及び「その他の長期金融負債」(デリバティブ負債を除く)の公正価値は、同一の残存期間を有する債務を当社が調達する場合に現在適用される市場での金利に基づいて、将来のキャッシュ・フローを割引くことにより見積っており、レベル2に分類しております。

 

 なお、上記以外の流動金融資産及び負債については、主として満期または決済までの期間が短期で構成されており、帳簿価額と公正価値は、ほぼ同額となっております。

 また、有価証券及びその他の投資のうち償却原価で測定される金融資産は主に公社債であり、帳簿価額と公正価値は、ほぼ同額となっております。

② CITIC Limited株式取得に係るCTBへの株主融資

 当社とCharoen Pokphand Group Company Limitedがそれぞれ50%ずつ出資しているCTBは、CITIC Limitedが発行する同社の普通株式の20%に相当する5,818百万株を保有しており、同社を持分法適用会社としております。当社は、CTBのCITIC Limited株式取得に係る必要資金の調達のため、投資及び株主融資を行っております。

 前連結会計年度末及び当中間連結会計期間末のCITIC Limited株式取得に係るCTBへの投資残高は、それぞれ514百万米ドル(76,807百万円)、514百万米ドル(76,478百万円)となります。また、前連結会計年度末及び

当中間連結会計期間末のCITIC Limited株式取得に係るCTBへの株主融資残高は、それぞれ4,206百万米ドル(628,925百万円)、4,115百万米ドル(612,685百万円)となります。当該株主融資残高は、連結財政状態計算書の「長期債権」に含めて表示しております。

 なお、香港証券取引所のCITIC Limited株式の2025年3月31日及び2025年9月30日の終値は、それぞれ1株

当たり9.60香港ドル、11.42香港ドルであり、当該株価にCTBが保有するCITIC Limitedの株式数を乗じた金額は、それぞれ55,853百万香港ドル(1,073,555百万円)、66,442百万香港ドル(1,270,964百万円)となります。また、当該金額に当社のCTBに対する出資比率である50%を乗じた金額は、それぞれ27,927百万香港ドル(536,778百万円)、33,221百万香港ドル(635,482百万円)となります。

(2)公正価値の測定

 IFRS第13号「公正価値測定」では、公正価値の定義を「測定日時点で市場参加者間で秩序ある取引が行われた

場合に、資産の売却によって受取るであろう価格または負債の移転のために支払うであろう価格」としたうえで、公正価値を、その測定のために使われるインプット情報の外部からの観察可能性に応じて、次の3つのレベルに

区分することを規定しております。

・レベル1:活発な市場における同一資産または同一負債に係る相場価格を無調整で採用しているもの

・レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外の、直接的または間接的に外部から観察可能なインプット情報を用いて算定される公正価値

・レベル3:外部から観察不能なインプット情報を用いて算定される公正価値

 

当社及び子会社の経常的な公正価値の評価手法は次のとおりです。

現金同等物は、主として当初決済期日が3か月以内のコマーシャル・ペーパー等により構成されております。

これらは、流通市場での相場価格を使用し公正価値を測定したうえで、レベル2に分類しております。

公正価値評価の対象となる棚卸資産は、短期間の市場価格の変動による利益を獲得することを目的に取得された

もの等により構成されております。これらは、対象となるコモディティ取引価格等に基づく価格フォーミュラ等に

より公正価値を測定していることから、レベル2に分類しております。

FVTPL金融資産、またはFVTOCI金融資産に分類される金融商品は、株式及び債券と、オルタナティブ投資等により構成されております。取引所に上場されている銘柄は、当該取引相場価格を公正価値として使用しております。このうち、取引が頻繁に行われている活発な市場での相場価格が入手できるものはレベル1に分類し、取引頻度が少ない市場での相場価格相当を使用しているものはレベル2に分類しております。取引所に上場されていない銘柄は、当該投資先の将来の収益性の見通し及び対象銘柄の純資産価額、当該投資先が保有する主要資産の定量的情報等のインプット情報を総合的に考慮し、割引キャッシュ・フロー法、修正純資産法等を用いて公正価値を測定しております。なお、公正価値の測定に際し、観察不能なインプット情報による影響額が重要な割合を占めるものに

ついてはレベル3に分類し、観察不能なインプット情報による影響額が重要な割合を占めないものについては

レベル2に分類しております。

 デリバティブ資産及びデリバティブ負債は、主として為替デリバティブ、金利デリバティブ、商品デリバティブにより構成されております。このうち、取引所にて取引が行われているものは当該取引相場価格を公正価値として使用し、レベル1に分類しております。上記以外のデリバティブについては、外部より観察可能なインプット情報のみに基づき、ブラック・ショールズ・モデル等の一般的な公正価値算定モデルを用いて公正価値を測定し、

レベル2に分類しております。

 当社及び子会社は、当社が定めた公正価値の測定方針及び手続に基づき、公正価値測定の対象となる資産及び

負債の性質及び特徴並びにリスクを最も適切に反映できる評価技法及びインプット情報を用いて公正価値を測定しております。レベル3に分類された金融資産は割引キャッシュ・フロー法、修正純資産法等により評価しており

ます。なお、公正価値測定の結果については、ディビジョンカンパニーごとに適切な権限者により承認されて

おります。

 割引キャッシュ・フロー法により評価されレベル3に分類された主なものの公正価値は、割引率等の上昇/低下により減少/増加します。割引率は金融資産ごとに決定され、リスクフリーレートにカントリーリスクプレミアム等を加味した率(8~16%程度。但し、ロシアでの資源関連投資についてはカントリーリスクの高まりを反映した割引率)で算定しております。

 観察不能なインプット情報を合理的に考えうる代替的な仮定に変更した場合に公正価値の著しい変動は見込まれておりません。

 なお、当社及び子会社は、資産・負債のレベル間の振替は、振替のあった各四半期連結会計期間末時点で認識

しております。

 公正価値で測定される資産及び負債に係る前連結会計年度末及び当中間連結会計期間末の公正価値のレベル別内訳は次のとおりです。なお、前連結会計年度及び当中間連結会計期間にて、レベル1とレベル2の間の重要な振替は

ありません。

 

 

前連結会計年度末(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

棚卸資産

7,599

7,599

有価証券及びその他の投資

 

 

 

 

FVTPL金融資産

664

28,597

94,883

124,144

FVTOCI金融資産

590,997

441,335

1,032,332

デリバティブ資産

10,280

21,456

31,736

負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

8,564

40,575

49,139

 

 

 

当中間連結会計期間末(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

棚卸資産

16,363

16,363

有価証券及びその他の投資

 

 

 

 

FVTPL金融資産

1,158

27,814

89,246

118,218

FVTOCI金融資産

611,946

436,132

1,048,078

デリバティブ資産

12,349

34,609

46,958

負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

11,042

40,356

51,398

 

 レベル3に分類されたものに係る前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間の増減の内訳は次のとおりです。

 

 

前中間連結会計期間(百万円)

 

FVTPL金融資産

FVTOCI金融資産

期首

63,667

434,990

包括利益合計

△1,239

△42,983

中間純利益(有価証券損益)に含まれるもの

△2,093

その他の包括利益(FVTOCI金融資産)に含まれるもの

△42,618

その他の包括利益(為替換算調整額)に含まれるもの

854

△365

購入

23,175

18,990

売却

△6,183

△1,969

レベル3からの振替

△173

△753

その他

△181

3,196

期末

79,066

411,471

前中間連結会計期間末において保有する資産に係る

「有価証券損益」

△3,448

 

 

当中間連結会計期間(百万円)

 

FVTPL金融資産

FVTOCI金融資産

期首

94,883

441,335

包括利益合計

84

△7,530

中間純利益(有価証券損益)に含まれるもの

1,112

その他の包括利益(FVTOCI金融資産)に含まれるもの

△19,336

その他の包括利益(為替換算調整額)に含まれるもの

△1,028

11,806

購入

7,013

6,985

売却

△6,236

△5,836

レベル3からの振替

△565

△596

その他

△5,933

1,774

期末

89,246

436,132

当中間連結会計期間末において保有する資産に係る

「有価証券損益」

△277

 

 前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間に認識された「レベル3からの振替」は、保有銘柄の上場等に伴い、その取引相場価格により公正価値を測定することが可能となったことによるものです。

 

12 有価証券損益

   当中間連結会計期間の「有価証券損益」は、主としてその他及び修正消去セグメントのC.P. Pokphand Co. Ltd.の

  全株式譲渡による売却益111,436百万円です。

 

13 偶発負債

 当社及び子会社は、関連会社及びジョイント・ベンチャー、並びに一般取引先に対し、種々の形態の保証を

行っております。被保証先が債務不履行に陥った場合、当社及び子会社に支払義務が発生します。当社及び子会社の前連結会計年度末及び当中間連結会計期間末の関連会社及びジョイント・ベンチャー、並びに一般取引先に対する

保証のそれぞれの保証総額及び実保証額は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度末(百万円)

金融保証

取引履行保証

合計

関連会社及び

ジョイント・ベンチャーに対する保証

 

 

 

保証総額

93,254

10,132

103,386

実保証額

79,621

8,139

87,760

一般取引先に対する保証

 

 

 

保証総額

23,011

49,429

72,440

実保証額

17,392

8,705

26,097

合計

 

 

 

保証総額

116,265

59,561

175,826

実保証額

97,013

16,844

113,857

 

 

当中間連結会計期間末(百万円)

金融保証

取引履行保証

合計

関連会社及び

ジョイント・ベンチャーに対する保証

 

 

 

保証総額

107,211

12,313

119,524

実保証額

84,037

8,066

92,103

一般取引先に対する保証

 

 

 

保証総額

17,327

50,221

67,548

実保証額

10,915

9,066

19,981

合計

 

 

 

保証総額

124,538

62,534

187,072

実保証額

94,952

17,132

112,084

 

 保証総額とは、保証契約に係る最高支払限度枠の金額であり、当社及び子会社に支払義務が生じる可能性がある

最大金額です。また、実保証額とは、当該最高支払限度枠の範囲内で被保証先が認識した債務額に基づく金額で

あり、第三者が当社及び子会社に対して差入れた再保証等がある場合に、これらを控除した実質的リスク負担額と

考えられる金額です。

 保証総額のうち、第三者が当社及び子会社に差入れた再保証等の前連結会計年度末及び当中間連結会計期間末の

金額は、それぞれ46,341百万円及び49,293百万円です。

 

 

 また、上記の保証につき、損失が見込まれるものについては損失見込み額を負債計上しております。当中間連結

会計期間末にて負債計上しているものを除き、これらの保証について保証差入先への保証履行を要求されている、

あるいは被保証先の経営状況の悪化に伴う追加保証差入が見込まれる重要なものはありません。

 なお、当社関連会社であるCSN Mineração S.A.に対するタックス・アセスメントにつきましては、第101期

有価証券報告書「連結財務諸表注記 36 偶発負債」に記載した内容から重要な変更はありません。

 上記を除き、当社及び子会社の財政状態や業績に重大な影響を及ぼすおそれのある訴訟、仲裁その他の法的手続は現在ありません。但し、当社及び子会社の国内及び海外での営業活動等が今後重要な訴訟等の対象となり、将来の

当社及び子会社の財政状態や業績に悪影響を及ぼす可能性が無いことを保証するものではありません。

 

14 重要な後発事象

当社の要約中間連結財務諸表が発行できる状態となった2025年11月7日までの期間に後発事象の評価を行った

結果、該当事項は次のとおりです。

 

(株式分割に係る事項の決定)

当社は、2025年11月5日開催の取締役会において、株式の分割及び定款の一部変更について決議しました。

 

(1)株式分割の概要

 

① 株式分割の目的

   当社株式の投資単位当たりの金額を引下げることにより、投資家の皆様がより投資しやすい環境を整える

   とともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としています。

 

② 分割の方法

2025年12月31日(同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質は2025年12月30日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を、1株につき、5株の割合をもって分割

いたします。

 

③ 分割により増加する株式数

株式分割前の発行済株式総数

1,584,889,504株

今回の分割により増加する株式数

6,339,558,016株

株式分割後の発行済株式総数

7,924,447,520株

株式分割後の発行可能株式総数

15,000,000,000株

 

④ 分割の日程

基準日公告日(予定)

2025年12月10日

基準日

2025年12月31日

効力発生日

2026年1月1日

 

(2)株式分割に伴う定款の一部変更

 

① 変更の理由

今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づく取締役会決議により、2026年1月1日を

もって、当社定款の一部を以下のとおり変更いたします。

 

② 変更の内容

(下線は変更部分を示す)

現行定款

変更後定款

第6条(発行可能株式総数)

当会社の発行可能株式総数は、30億株とする。

第6条(発行可能株式総数)

当会社の発行可能株式総数は、150億株とする。

 

③ 変更の日程

取締役会決議日

2025年11月5日

効力発生日

2026年1月1日

 

(3)1株当たり情報に及ぼす影響

当該分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定した場合の1株当たり情報は、以下のとおりです。

 

  前中間連結会計期間

  当中間連結会計期間

基本的1株当たり当社株主に帰属する中間純利益

61.00円

70.84円

希薄化後1株当たり当社株主に帰属する中間純利益

61.00円

70.84円

 

15 要約中間連結財務諸表の承認

 要約中間連結財務諸表は、2025年11月7日に当社最高財務責任者 鉢村 剛により承認されております。

 

2【その他】

 2025年11月5日開催の取締役会にて、利益剰余金の配当を決議しております。

 配当金の総額及び1株当たりの金額は、「第4 経理の状況 1 要約中間連結財務諸表 要約中間連結財務諸表

注記 10 配当」に記載のとおりです。