第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、物価上昇の継続やアメリカの通商政策などによる影響が下振れリスクとなっているものの、消費者マインドは持ち直しの動きが見られ、緩やかに回復しております。

 ゲーム業界におきましては、モバイルゲーム市場は、巣篭もり需要後の下げ止まり以降、市場規模は横ばいとなっております。各種IPによる新作がリリースされ、ファンベースを土台として幅広く人気を博しております。コンシューマー市場では、新型ハードの発売とともに多くの新作タイトルが発売・発表され、活性化しております。PCゲーム市場では、マルチプラットフォーム展開されるAAAタイトルに加えて、インディータイトルから多様な新規IPが生まれるなど拡大しており、コンシューマー市場と同規模になってきております。

 モバイル業界におきましては、出荷台数の回復傾向は続いておりますが、為替等の影響から端末価格が高止まりするなか、下取りプログラム等による買い換え促進策が購買喚起に繋がっております。買い替えサイクルの循環に向けて、値ごろ感のあるミドルレンジからミドルハイクラスのラインアップが注目されております。

 このような事業環境のなか、当社は、ゲーム事業におきましては、開発プロジェクトの品質確保と海外対応業務の拡大に伴う体制強化に取り組んでまいりました。モバイル事業におきましては、イベント実施による販売強化と店舗ビジネスの拡大に取り組んでまいりました。

 

 この結果、当中間連結会計期間の連結業績につきましては、以下のとおりです。

 売上高は、ゲーム事業においては、新規開発案件の受注に遅れが見られるものの、ゲーム運営フェーズにおける海外対応業務の受注拡大により、増収となりました。モバイル事業においては、主に新規出店した店舗の収益寄与により、増収となりました。この結果、売上高は、5,025百万円と前年同期と比べ661百万円(15.2%増)の増収となりました。

 営業損益及び経常損益は、ゲーム事業におきましては、ゲーム運営フェーズにおける海外対応業務の拡大による利益寄与があったものの、開発プロジェクトにおいて外注費の発生時期の計画ずれ等により原価が増加したことや新規開発案件の受注の遅れから、減益となりました。モバイル事業におきましては、主に新規出店した店舗の利益が計画を上回って推移したことに加え、既存店の販売も堅調に推移したことにより、増益となりました。この結果、営業損益は、44百万円の営業利益(前年同期は16百万円の営業損失)となり、経常損益は、31百万円の経常利益(前年同期は26百万円の経常損失)となりました。

 親会社株主に帰属する中間純損益は、1百万円の親会社株主に帰属する中間純利益(前年同期は27百万円の親会社株主に帰属する中間純損失)となりました。

 

① ゲーム事業

 当セグメントにおきましては、(株)ゲームスタジオ、(株)トライエース、(株)ウィットワン、(株)ウィットワン沖縄及び(株)テックフラッグにてゲームの開発受託及び運営受託等を行っております。なお、(株)ウィットワンと(株)ウィットワン沖縄は、2025年12月1日付にて(株)ウィットワンを存続会社として吸収合併をいたしました。

 売上高については、新規開発案件の受注に遅れが見られるものの、ゲーム運営フェーズにおける海外対応業務の受注拡大により、3,552百万円と前年同期と比べ392百万円(12.4%増)の増収となりました。

 セグメント利益(営業利益)については、ゲーム運営フェーズにおける海外対応業務の拡大による利益寄与があったものの、開発プロジェクトにおいて外注費の発生時期の計画ずれ等により原価が増加したことや新規開発案件の受注の遅れから、98百万円のセグメント利益(営業利益)と前年同期と比べ5百万円(5.0%減)の減益となりました。

 

② モバイル事業

 当セグメントにおきましては、(株)ネプロクリエイトにてauショップ等のキャリアショップ及び複数の通信事業者の端末・サービスを取り扱う販売店PiPoPark(ピポパーク)などの店舗を運営しております。

 売上高については、主に新規出店した店舗の収益寄与により、1,442百万円と前年同期と比べ269百万円(23.0%増)の増収となりました。

 セグメント利益(営業利益)については、主に新規出店した店舗の利益が計画を上回って推移したことに加え、既存店の販売も堅調に推移したことにより、81百万円と前年同期と比べ45百万円(125.6%増)の増益となりました。

 

③ その他

 当セグメントにおきましては、クレジット決済事業等を行っております。

 売上高については、30百万円と前年同期と比べ5百万円(15.8%減)の減収となりました。セグメント利益(営業利益)については、11百万円と前年同期と比べ3百万円(22.1%減)の減益となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当中間連結会計期間末の総資産は3,782百万円となり、前連結会計年度末と比べ33百万円の増加となりました。主な要因は、売掛金及び契約資産の増加11百万円、現金及び預金の増加25百万円等によるものであります。

 当中間連結会計期間末の負債は2,070百万円となり、前連結会計年度末と比べ34百万円の増加となりました。主な要因は、流動負債のその他の増加117百万円、長期借入金の減少58百万円等によるものであります。

 当中間連結会計期間末の純資産は1,711百万円となり、前連結会計年度末と比べ1百万円の減少となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する中間純利益1百万円、非支配株主持分の減少2百万円等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、25百万円増加し877百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間連結会計期間における営業活動による資金の増加は、141百万円となりました。主なプラス要因は、税金等調整前中間純利益31百万円、減価償却費46百万円、のれん償却費42百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間連結会計期間における投資活動による資金の減少は、47百万円となりました。主なマイナス要因は、固定資産の取得による支出42百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間連結会計期間における財務活動による資金の減少は、68百万円となりました。主なマイナス要因は、長期借入金の返済による支出58百万円であります。

 

(4)研究開発活動

 ゲーム事業において、主に(株)トライエースでゲームエンジンの研究開発活動などを行っており、当中間連結会計期間の研究開発費の総額は60百万円であります。

 

 

 

3【重要な契約等】

 財務上の特約が付された金銭消費貸借契約

 当社は、当中間連結会計期間において、以下の財務上の特約が付されたシンジケートローン契約に関する満期日延長の変更契約書を締結しました。

変更対象となる取引

トランシェD

形態

タームローン(短期)

満期日変更契約書の締結日

2025年9月25日

組成金額

525,250千円

当中間連結会計期間末残高

525,250千円

満期日

2026年3月31日(注1)

アレンジャー

(株)三井住友銀行

参加金融機関

(株)三井住友銀行

(株)三菱UFJ銀行

(株)千葉銀行

(株)東日本銀行

担保

特約の内容

(注)2

(注)1.2025年9月25日付の変更契約書により、満期日が2025年9月30日から2026年3月31日に延長されております。なお、財務制限条項の内容につきましては、2024年9月24日付の変更契約書から変更されておりません。

2.「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表等 注記事項(中間連結貸借対照表関係)※1 財務制限条項」に記載のとおりであります。