第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等

回次

第20期

第21期

第22期

第23期

第24期

決算年月

2021年12月

2022年12月

2023年12月

2024年12月

2025年12月

売上高

(千円)

4,086,401

5,200,640

5,117,203

5,025,786

6,818,184

経常利益

(千円)

385,201

458,176

428,219

248,884

323,432

親会社株主に帰属する
当期純利益

(千円)

274,065

356,385

307,314

183,147

155,636

包括利益

(千円)

285,279

368,702

315,904

253,092

146,000

純資産額

(千円)

1,676,749

1,908,906

2,047,417

2,112,599

2,455,016

総資産額

(千円)

2,799,835

3,072,220

2,993,556

2,996,006

9,456,559

1株当たり純資産額

(円)

1,027.53

1,169.24

1,252.99

1,285.10

552.98

1株当たり当期純利益

(円)

168.03

218.39

188.23

112.10

41.83

潜在株式調整後1株当たり
当期純利益

(円)

167.89

218.26

188.12

自己資本比率

(%)

59.9

62.1

68.4

70.1

25.7

自己資本利益率

(%)

17.3

19.9

15.5

8.8

6.9

株価収益率

(倍)

13.3

15.4

14.9

22.4

51.1

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

482,160

131,652

475,490

237,505

990,783

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

50,652

111,344

131,493

221,000

379,843

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

96,532

145,307

187,495

195,902

455,827

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

1,264,928

1,167,040

1,334,789

1,188,490

2,529,573

従業員数

(人)

169

189

187

185

199

[外、平均臨時雇用者数]

[25]

[33]

[30]

[33]

[56]

 

(注) 1.第23期及び第24期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者(契約社員、アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員を含む)は、1年間の平均人員を[ ]外数で記載しております。

3.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第21期の期首から適用しており、第21期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

4.2025年4月1日付のGMOタウンWiFi株式会社との経営統合及び2025年12月26日(みなし取得日2025年12月31日)付のSTOCK POINT株式会社(現 GMO STOCK POINT株式会社)の連結子会社化により、第24期以降の連結経営指標等は第23期以前と比較して大きく変動しています。

 

 

(2) 提出会社の経営指標等

 

回次

第20期

第21期

第22期

第23期

第24期

決算年月

2021年12月

2022年12月

2023年12月

2024年12月

2025年12月

売上高

(千円)

3,908,808

4,683,038

4,360,914

4,281,073

2,932,593

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

345,737

380,582

274,464

61,328

57,381

当期純利益又は当期純損失(△)

(千円)

243,709

299,402

197,099

42,974

64,288

資本金

(千円)

299,034

299,034

299,034

299,034

299,034

発行済株式総数

(株)

1,677,000

1,677,000

1,677,000

1,677,000

4,446,357

純資産額

(千円)

1,605,186

1,772,664

1,793,209

1,649,173

1,712,500

総資産額

(千円)

2,674,184

2,812,411

2,663,645

2,465,000

2,654,412

1株当たり純資産額

(円)

983.67

1,085.78

1,097.53

1,009.42

388.92

1株当たり配当額

(円)

83.97

109.14

114.84

114.84

59.52

(うち1株当たり中間配当額)

(―)

(―)

(―)

(―)

(―)

1株当たり当期純利益

(円)

149.41

183.47

120.72

26.30

17.28

潜在株式調整後1株当たり
当期純利益

(円)

149.29

183.36

120.65

自己資本比率

(%)

60.0

63.0

67.3

66.9

64.5

自己資本利益率

(%)

16.0

17.7

11.1

2.5

3.8

株価収益率

(倍)

15.0

18.3

23.2

95.4

123.7

配当性向

(%)

56.2

59.5

95.1

436.7

344.4

従業員数

(人)

135

143

140

135

10

[外、平均臨時雇用者数]

[25]

[32]

[29]

[33]

[30]

株主総利回り

(%)

139.6

213.7

186.8

176.1

157.3

(比較指標:東証グロース指数)

(82.6)

(77.5)

(74.5)

(68.9)

(73.9)

最高株価

(円)

2,710

4,525

3,650

2,900

3,130

最低株価

(円)

1,688

2,002

2,644

2,101

1,850

 

(注)1. 第23期及び第24期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者(契約社員、アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員を含む)は、1年間の平均人員を[ ]外数で記載しております。

3.第24期の従業員数が前事業年度と比べ大幅に減少しておりますが、その主な理由は、当社は2025年10月1日付で持株会社制へ移行し、当社の一切の事業(但し、当社が株式を保有する会社の事業活動の管理及びグループ運営に関する事業を除く。)に関する権利義務を、GMOリサーチ&AI株式会社(旧 GMOリサーチ&AI分割準備株式会社)に承継させる吸収分割を行ったことによるものです。

4.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所マザーズにおけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロース市場におけるものであります。

5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第21期の期首から適用しており、第21期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

 

 

2 【沿革】

年月

事項

2002年4月

P2P技術に関する情報収集・研究・普及を目指した組織としてGMO総合研究所株式会社(現当社)の設立

2006年9月

GMOインターネットグループ内で同業種であるインターネットリサーチ事業を行う旧「GMOリサーチ株式会社」を吸収合併し、会社名を「GMOリサーチ株式会社」(現 GMOプロダクトプラットフォーム株式会社)へ商号変更

2009年1月

ジャパンマーケットインテリジェンス株式会社を連結子会社化

2012年12月

連結子会社のGMOジャパンマーケットインテリジェンス株式会社を吸収合併

 

シンガポールに100%子会社「GMO RESEARCH PTE. LTD. (現 GMO-Z.COM RESEARCH PTE. LTD.)」を設立

2013年6月

中国に連結子会社「技慕驛動市場調査(上海)有限公司」を設立

2013年11月

インドに連結子会社「GMO RESEARCH PVT. LTD. (現 GMO-Z.COM RESEARCH PVT. LTD.)」を設立

2014年10月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2017年7月

マレーシアに連結子会社「GMO RESEARCH SDN. BHD.(現 GMO Z COM RESEARCH SDN. BHD.)」を設立

2017年10月

山口県下関市にオフィスを開設

2021年6月

台湾に駐在員事務所を設立

2022年1月

米国に連結子会社「GMO-Z.COM RESEARCH USA, INC.」を設立

2024年5月

会社名を「GMOリサーチ&AI株式会社」(現 GMOプロダクトプラットフォーム株式会社)へ商号変更

2025年4月

株式交換により、GMOタウンWiFi株式会社と経営統合

2025年10月

会社名を「GMOプロダクトプラットフォーム株式会社」へ商号変更

 

当社の一切の事業(但し、当社が株式を保有する会社の事業活動の管理及びグループ運営に関する事業を除く。)の吸収分割により持株会社体制へ移行

2025年11月

株式取得により、GMOプレイアド株式会社(現 GMOユーザーリサーチプラットフォーム株式会社)を連結子会社化

2025年12月

株式取得により、STOCK POINT株式会社(現 GMO STOCK POINT株式会社)を連結子会社化

 

 

 

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社(GMOプロダクトプラットフォーム株式会社)及び、当社の連結子会社であるGMOタウンWiFi株式会社、GMOリサーチ&AI株式会社、GMOユーザーリサーチプラットフォーム株式会社、GMO STOCK POINT株式会社、GMO-Z.COM RESEARCH PTE. LTD.、技慕驛動市場調査(上海)有限公司、GMO-Z.COM RESEARCH PVT. LTD.、GMO Z COM RESEARCH SDN. BHD.、GMO-Z.COM RESEARCH USA, INC.の計10社で構成されており、「世の中によいプロダクトを増やしていく」というビジョンを掲げるGMOプロダクトプラットフォーム株式会社のもと、生活者(ユーザー)の課題解決に貢献するよいプロダクトを提供できるプラットフォームの実現を推進しております。

当社グループのプロダクトプラットフォーム事業は、ポイント機能を基盤とし、プロダクトのユーザーエクスペリエンス(体験価値)と収益性を向上させる様々な機能を持つプラットフォームを構築し、ユーザーに対するプロダクトの価値や収益力を高めたいプロダクトに、そのプラットフォームを導入し活用いただく事業です。


 

プロダクトプラットフォーム事業は、現在はアンケートと広告が主な売上高となっております。

アンケートでは、市場調査ニーズのある顧客企業へ、当社グループが保有するASIA Cloud Panelへの市場調査の実施を可能とするとともに、会員基盤を有するメディアやアプリを保有する企業に対して、会員(ユーザー)がアンケートに回答する機会を提供することで、企業が保有するメディアやアプリの魅力を高め、会員(ユーザー)の満足度の向上に役立てていただいております。

当社グループが提供するアンケートサービスは、国内外で展開されており、手軽に利用できるアンケートプラットフォームからプロフェッショナル向けの調査用ツールまで、幅広いソリューションをご提供しています。また、クライアントは、製造、販売、金融、小売、交通、サービス提供など特定の商業活動を行い、市場に商品やサービスを提供することで収益獲得を目的とする企業、および学校や官公庁、あるいは、マーケティングソリューションの一環として調査サービスを提供する企業、さらに、特定の市場や消費者情報の収集を支援するサービスを主に行う企業などであり、このようなクライアントの多様なニーズに対応しています。

次に、広告については、当社グループが所有するメディアやアプリ、他社が所有するメディアやアプリ等において広告の掲載・配信を行うことで、会員(ユーザー)にポイント獲得手段を提供するなど、会員(ユーザー)の満足度の向上に寄与しております。


 

[事業系統図]当社グループの事業の系統図は、以下のとおりであります。


 

アンケートサービス及び広告サービスに関する詳しい説明は以下の通りです。

 

1.アンケート

当社グループが提供するアンケートサービスにおいては、インターネットを活用した市場調査活動における調査、集計、分析業務の受託を行うインターネットリサーチを展開しております。

具体的には、一般事業会社、学校、官公庁(以下「一般事業会社」)などは、「自社商品の市場における位置付け」「新商品のニーズ」「広告・キャンペーンの施策やその効果」「商品に対する満足度」など、一般消費者の行動や意識の実態・変化を的確に捉えるために市場調査活動を行っており、その市場調査には、一般消費者と直接お会いしてアンケートやインタビューに回答していただく方法と、インターネット上でアンケートに回答いただく方法があります。

当社グループの強みは、調査を専門とする調査会社に対して、インターネット上で調査のすべてを完結できるプラットフォームを提供していることです。また、当社グループは、調査対象者に対してアンケートへの参加を依頼し、回答者には謝礼としてポイントを付与しております。回答者はまとまったポイントを現金・商品券・商品などに交換することができます。プラットフォームは、調査会社・シンクタンク・コンサルティング会社など、いわゆる調査のプロフェッショナルが多数利用するほか、だれでも手軽に使えるリサーチツールへのニーズがある一般事業会社が利用しております。また、ネット調査用パネル(*1)数は、アジア最大級となっております。

現在の主要なサービスは、日本、アジア、欧米の調査企業から「当社が考えるリサーチ業務のすべて(*2)、もしくは一部を当社でカバーしてほしい」といったニーズに応えるためのアウトソーシングサービスと、調査会社が当社のプラットフォームを利用して自ら調査を実施するD.I.Yサービスの2つです。

 

当社グループのアンケートサービス内容は以下のとおりであります。

サービスの名称

サービスの内容

アウトソーシングサービス

Full Service

オンラインのアンケート画面作成、アンケート案内配信、アンケートデータの回収、クリーニング、集計といった一連の工程を、一貫して提供するサービスです。「MO Survey byGMO」(*3)および「MO Insights byGMO」(*4)が含まれます。

Sample Supply

顧客が自社内でオンラインのアンケート画面を作成している場合に、当社グループが回収管理(プロジェクトマネジメント)(*5)を行い、顧客のアンケート画面に回答結果を提供するサービスです。「MO Survey byGMO」および「MO Insights byGMO」が含まれます。

D.I.Yサービス

Self Sample Supply

インターネットリサーチにおいて、当社グループがサービスインフラとパネルのみを提供するサービスです。GMO Market Observer(*7)および「GMO Ask」(*8)が含まれます。

システム関連売上

(*6)

当社グループのリサーチソリューションプラットフォームであるGMO Market Observerを、顧客のリサーチプラットフォームとして提供するサービスです。

DepthX byGMO

AIを活用した人間理解に特化した調査プラットフォームです。既存の顧客アンケートに組み込むことで、AIが回答の背景や理由を深掘りし、プロダクト改善や判断に使える深い顧客理解を引き出します。

GMO顧客満足度ランキング

サービスや商品の実際の利用者から満足度に関するフィードバックを収集し、多角的に評価するものです。利便性、品質、価格、サポートなどの項目ごとにスコアを算出し、独自基準でランキングを作成・公表しています。消費者の選択の参考情報となるとともに、企業には市場でのポジションや課題を可視化する機会を提供しています。

その他サービス

コンベンショナル調査など

コンベンショナル調査は、オフライン(現場)で実施する調査手法です。

 

 

業務工程とサービスの関係における当社グループのカバー範囲は下図のとおりであります。


 

特に当社グループのプラットフォームは、アウトソーシングサービス受託時の当社グループの業務システムとして利用しつつ、お客様には、D.I.Yツールとしても利用いただいております。

 

(注) *1.ネット調査用パネル

調査用パネルとは、インターネットを通じて調査に回答する一般消費者やビジネスパーソンのことを意味します。当社グループは、その集合体をASIA Cloud Panelと称しております。

*2.リサーチ業務のすべて

当社グループの事業範囲であるリサーチ業務とは、調査画面設計(アンケート作成)及びプロジェクトマネジメント(対象者選定・アンケートの配信・回収・集計・レポート作成)を意味します。

*3.MO Survey byGMO

消費者への定量調査をオンラインで完結できるクラウドソリューションです。

*4.MO Insights byGMO

消費者への定性調査をオンラインで完結できるクラウドソリューションです。

*5.プロジェクトマネジメント

対象者選定・アンケートの配信・回収・集計・レポート作成といったプロジェクト内の一連の作業工程について、誰が、いつ、どこで、何を、どのように行うかを指揮・管理することです。

*6.システム関連売上

D.I.Yサービスのシステム関連売上は、当社グループはシステムのみを提供するビジネスモデルです。

*7.GMO Market Observer

当社グループが開発・提供しているインターネット上でリサーチ業務のすべてを完結できるリサーチソリューションプラットフォームの総称であり、「Market Observer」は当社の登録商標です(登録番号5671869号)。

*8.GMO Ask

顧客が利用するDIY型(セルフ型)アンケートツールから、国内・アジア最大級の調査用パネルへのアンケート調査ができるサービスです。

*9.調査設計

調査の企画段階で決めた調査目的や調査事項等をもとに、調査の対象者に対して具体的にどのような質問をして、どのように答えてもらうのかを、いろいろな場合にあてはめて考え、質問とその答えを書くための調査票を作成することです。

*10.調査画面作成

調査の設計段階で作成した調査票をオンラインで回答できるように、アンケート作成システムを使ってオンライン上で調査画面を作成することです。

*11.パネル管理

調査に協力することに同意した一般消費者やビジネスパーソンの入退会管理、ポイント交換管理、問合せ管理、品質管理、キャンペーン企画等を行うことです。

*12.Cloud Panel利用

調査に協力することに同意したパネルを抱える他の既存媒体とネットワークで結ぶことで、仮想的な一つのパネルを作りだし、自社システムで一元管理を行います。自社システムの利用のみで、他媒体を含んだパネル全体に対して、調査を依頼し、回答を収集することができます。

 

(1) 顧客について

アンケートサービスの顧客は、調査会社・シンクタンク・コンサルティング会社などの調査のプロフェッショナル及び一般事業会社であります。当社グループのサービス内容のうち、「MO Survey byGMO」、「MO Insights byGMO」、「GMO Market Observer」及び「DepthX byGMO」は調査のプロフェッショナルおよび一般事業会社の両者向けのサービスでありますが、「GMO Ask」、「GMO顧客満足度ランキング」及び「その他サービス」は主に一般事業会社向けのサービスであります。

 

① 当社グループの国内顧客販売の概要

当社グループでは国内の調査会社および一般事業会社に対して、日本を含むアジアのインターネットリサーチを販売しております。

 

② 当社グループの海外顧客販売の概要

当社グループでは欧米を中心に、主に世界中の調査会社に対して、日本を含むアジアのインターネットリサーチを販売しております。アジア地域の需要に対応するため、シンガポール、中国及びマレーシアに、販売及びパネルの仕入を目的とした会社を設立しております。また、北米のビジネス機会を取り込むため、米国顧客向けの販売会社を米国に設立しております。

 

 

(2) 当社グループの調査パネルについて

当社グループは、国内調査パネルと海外調査パネルを保有しております。

 

①  国内調査パネルについて

当社グループの国内調査パネルは、当社の管理運営するinfoQと、提携先が保有する国内調査パネルをあわせてJapan Cloud Panelとして3,841万人(2026年1月末現在)を突破し、国内最大規模となっております。

 

②  海外調査パネルについて

当社グループは、当社グループの品質管理基準を満たした外部パネルとシステム的な連携を実施し、ASIA Cloud Panelとして15の国と地域(中国、韓国、インド、ベトナム、タイ、台湾、フィリピン、マレーシア、香港、シンガポール、インドネシア、オーストラリア、ミャンマー、ニュージーランド、アラブ首長国連邦)において、3,217万人以上のパネルを提供しております(2026年1月末現在)。

なお下記の図は2026年1月末時点の数値を記載しております。


 

(3) 当社グループの調査パネル品質基準について

当社グループは、「パネル品質」「実査工程品質」「システム品質」の三位一体で品質を高めることで、最終納品物であるアンケートの「回答結果の品質向上」に努めています。

特に「パネル品質」においては、世界の調査業界のデファクトスタンダードに適応させながら当社グループ独自の「品質管理基準書」を作成し当社グループのウェブサイトで情報開示するとともに、それに沿った社内運用を実施しております。具体的には、当社グループの特徴であるCloud Panelは、事前にユーザーの重複を排除する仕組みを導入しています。また、アンケート回答者の回答データをチェックし、当社グループが定める基準によって不適切な回答者を排除するなど、品質管理に関する取り組みを積極的に行っております。

品質管理の詳細につきましては、当社HP上で掲載しております「品質管理基準書」をご確認ください。

(当社HP上のURL)

https://gmo-research.ai/company/quality

 

 

2.広告

広告サービスにおいては、当社グループの提供するプロダクトを介してインターネット広告を配信するサービスを展開しております。

当社グループは、生活者の課題を解決するプロダクトと、その価値やUXをより高めるためのプラットフォームを提供するという事業理念のもと、主に、生活者(ユーザー)の課題解決への貢献を目的としたスマートフォン向けアプリケーション(以下、「自社アプリ」)を企画・開発し、これらを媒体としてインターネット広告配信サービスを展開しております。

 

現在、広告サービスを提供している主な自社アプリは以下のとおりです。

 

「タウンWiFi byGMO」:一般消費者向けのスマートフォンアプリとして、一度登録するとそれ以降ログイン等の面倒な手間なく、対応するフリーWi-Fiスポットに自動的に接続できるアプリです。

「Cashmart byGMO」:レシートや冷蔵庫など身近なものの写真を撮影することや、移動距離や歩数、ゲーム、アンケートなどでポイントを貯め、貯めたポイントを各種ギフトカードや商品券などに交換できるアプリです。

「シフト手帳 byGMO」:仕事のシフト・スケジュール管理、時給・残業・深夜手当を含むシフト給料計算を一括で行えるアプリです。他にも、祝日対応カレンダー、アラーム、ウィジェット、メール共有、月/年別給与詳細レポート、iPhoneカレンダー出力など多機能で、ダブルワークや通常のスケジュール管理にも対応しています。

「推して何日? byGMO」:アイドルやアニメのキャラクターなどの「推し」を応援し始めてからの経過日数を一目で確認できるアプリです。また、グッズ購入記録や「推し貯金」にも対応しているほか、恋人や家族などとの記念日管理など、様々な用途で大切な思い出を記録できます。

 


 

 

 

4 【関係会社の状況】

名称

脚注

住所

資本金

主要な事業
の内容

議決権の
所有(被所有)割合

関係内容

所有
割合
(%)

被所有
割合
(%)

(親会社)

 

 

 

 

 

 

 

GMOインターネットグループ株式会社

東京都
渋谷区

5,000,000
千円

インターネット総合事業

70.4

資金寄託取引
役員の兼任3名

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

GMOタウンWiFi株式会社

3、5

東京都
渋谷区

100,000
 千円

インターネット接続仲介業及びアクセスサービス業

100.0

役員の兼任3名

事務所の賃貸借

営業上の取引

GMOリサーチ&AI株式会社

東京都
渋谷区

10,000
 千円

インターネットリサーチ事業

100.0

役員の兼任3名

事務所の賃貸借

営業上の取引

GMOプレイアド株式会社(現 GMOユーザーリサーチプラットフォーム株式会社)

東京都
渋谷区

1,000
 千円

インターネットリサーチ事業

100.0

役員の兼任1名

事務所の賃貸借

営業上の取引

STOCK POINT株式会社(現 GMO STOCK POINT株式会社)

3、4

東京都
港区

100,000
 千円

株価連動型ポイント運用システムの開発

81.0

営業上の取引

GMO-Z.COM RESEARCH PTE. LTD.

シンガポール

2,500,000
シンガポール
ドル

インターネットリサーチ事業

100.0

役員の兼任1名

営業上の取引

技慕驛動市場調査(上海)有限公司

 

中国
上海市

1,500,000
人民元

インターネットリサーチ事業

60.0

(60.0)

役員の兼任1名

営業上の取引

GMO-Z.COM RESEARCH PVT. LTD.

 

インド
デリー

10,283,990
インドルピー

インターネットリサーチ事業

100.0

(99.7)

役員の兼任1名

営業上の取引

GMO Z COM RESEARCH SDN. BHD.

 

マレーシア

クアラルンプール

500,000

マレーシア

リンギット

インターネットリサーチ事業

100.0

(100.0)

役員の兼任1名

営業上の取引

GMO-Z.COM RESEARCH USA, INC.

アメリカ合衆国

ニューヨーク

500,000

アメリカドル

インターネットリサーチ事業

100.0

役員の兼任2名

営業上の取引

 

(注) 1.GMOインターネットグループ株式会社は、有価証券報告書の提出会社であります。

2.「議決権の所有(被所有)割合」欄の( )書きは、間接所有の内書であります。

3.特定子会社に該当しております。

4.債務超過会社であり、2025年12月で債務超過額は、GMOプレイアド株式会社(現 GMOユーザーリサーチプラットフォーム株式会社)5,032千円、STOCK POINT株式会社(現 GMO STOCK POINT株式会社)11,593千円であります。

5.GMOタウンWiFi株式会社及びGMOリサーチ&AI株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

GMOタウンWiFi株式会社

① 売上高    2,202,037千円

② 経常利益     618,821 〃

③ 当期純利益    437,202 〃

④ 純資産額     821,242 〃

⑤ 総資産額   1,829,162 〃

 

GMOリサーチ&AI株式会社

① 売上高     915,952千円

② 経常利益    △51,018 〃

③ 当期純利益   △15,796 〃

④ 純資産額     68,134 〃

⑤ 総資産額   1,471,246 〃

 

 

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2025年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

プロダクトプラットフォーム事業

172

49

全社(共通)

27

7

合計

199

56

 

(注) 1.従業員数は就業人員(役員を除く正社員数)であります。

2. 従業員数欄の[ ]内は外数であり、年間の臨時従業員の平均雇用人員であります。

3.臨時従業員には、契約社員、アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員を含みます。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

 

(2) 提出会社の状況

2025年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

10

30

42.4

3.5

8,760

 

 

セグメントの名称

従業員数(人)

プロダクトプラットフォーム事業

0

26

全社(共通)

10

4

合計

10

30

 

(注) 1.従業員数は就業人員(役員を除く正社員数)であります。

2.従業員数欄の[ ]内は外数であり、年間の臨時従業員の平均雇用人員であります。

3.臨時従業員には、契約社員、アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員を含みます。

4. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

5. 提出会社の従業員数は、すべて全社(共通)に所属しています。

6. 第24期の従業員数が前事業年度と比べ大幅に減少しておりますが、その主な理由は、当社は2025年10月1日付で持株会社制へ移行し、会社分割を行ったことによるものです。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好に推移しております。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社及び主要な連結子会社 

                                         2025年12月31日現在

当事業年度

 

提出会社及び

主要な連結子会社

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1

全労働者

正規雇用労働者

パート・

有期労働者

提出会社

0.0

61.8

61.8

GMOリサーチ&AI株式会社

22.2

50.0

63.5

67.6

58.4

GMOタウンWiFi株式会社

―(注)3

87.2

82.0

316.1

 

 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

   2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3. ホラクラシー組織を導入しており管理職はおりません。