当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営理念及び経営方針
当社は「JINUSHIビジネス(※)を通じて安全な不動産金融商品を創り出し、世界の人々の資産を守る一翼を担う。」を経営理念として掲げております。
土地のみに投資をし、建物を所有しないことから自然災害やマーケットボラティリティに強く、長期にわたり安定的に収益を得ることができるJINUSHIビジネスを基本戦略に事業を展開しており、地主リートの成長とともに日本の大地主を目指しております。
当社独自の不動産金融商品の開発・提供により、長期かつ安定的な運用を目指す機関投資家をはじめとした、様々な投資家の皆さまのニーズに応えることで社会に貢献し、その結果として、高い成長と企業価値の向上を実現し、あらゆるステークホルダーの信頼を得られるよう努めてまいります。
(※)JINUSHIビジネスとは、土地のみに投資を行い、テナントと長期の定期借地権設定契約を締結し、建物投資はテナントが行うため追加投資を必要としない、安定的な収益が長期にわたって見込めるビジネスモデルを指します。
(2) 中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、2022年2月に5年間(2022年12月期~2026年12月期)を計画期間とする、中期経営計画(2022-2026)(以下、「現・中計」という。)を発表し、更なる企業価値向上に取り組んでまいりました。
そのような状況下、2025年12月期連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益が7,369百万円となり、現・中計で掲げていた2026年12月期目標である、親会社株主に帰属する当期純利益7,000百万円を1年前倒しで達成したことから、本年2月12日に、2026年12月期から2028年12月期までの3年間を計画期間とする、新たな「中期経営計画(2026-2028)(以下、「新・中計」という。)」を発表いたしました。
新・中計の達成及びESG方針に沿った事業推進を通じて、持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指してまいります。
なお、新・中計の概要及びサステナビリティ/ESGの取組については、以下を参照ください。
(ご参考)
・新・中計の概要:https://www.jinushi-jp.com/ir/medium-term-plan.html
・サステナビリティ/ESGの取組:https://www.jinushi-jp.com/sustainability/
・決算説明資料:https://www.jinushi-jp.com/ir/library.html
(3) 目標とする経営指標
当社グループは新・中計において、以下の定量目標等を掲げております。
定量目標(2028年12月期)
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
100億円以上 |
|
運用資産規模(地主リート、地主ファンド、地主倶楽部の運用資産規模の合計) |
5,000億円以上 |
目安とする経営指標
|
ROE |
15%程度 |
|
自己資本比率 |
30%程度 |
|
株主還元方針 |
利益成長とともに増配を目指す(累進配当) |
(4) 経営環境及び会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
①経営環境
・底地マーケットについて
当社は、2000年の創業来、国内における底地マーケットの創出・拡大に注力してまいりました。その結果、長期にわたり安定的に収益を得ることができる底地商品への投資家の理解が深まり、流動性が大きく向上いたしました。現在では、新たな投資対象として「底地」というアセットタイプを確立しております。
なお、一般財団法人日本不動産研究所の調査によると、底地マーケットは、リーマンショック後の2009年の0.87兆円の規模から、2024年現在7.24兆円と15年で8.2倍まで拡大しております。2027年には、10.4兆円への市場拡大が予測されているなど、今後も更なる成長が期待できるマーケットと認識しております。
・JINUSHIビジネスに対する投資家からの需要について
自然災害やマーケットボラティリティに強く、長期にわたり安定的に収益を得ることができる、当社の不動産金融商品は、引き続き投資家からの強い需要が継続しています。
不動産市場並びに金融資本市場の変動等を注視する必要はありますが、インフレや金利上昇局面においても、JINUSHIビジネスの強みは一段と増し、他の不動産金融商品と比べた時に相対的な魅力が高まっていくものと考えております。
・資金調達環境について
当社グループのJINUSHIビジネスは、その安定したトラックレコードを背景に、多くの金融機関にご理解並びにご支持を頂いており、資金調達環境は引き続き良好に推移しております。
一方、金融政策の正常化に伴う金利上昇など、資金調達環境の先行きについては引き続き注視しております。
②対処すべき課題
上記①経営環境を踏まえた上で、新・中計の達成及びESG方針に沿った事業推進にむけ、優先的に対処すべき課題及び取組内容は以下のとおりであります。
・経営戦略の達成に向けた取組及び進捗状況
2022年2月に発表した現・中計は、JINUSHIビジネスの拡大と地主リートの成長を両輪とした成長戦略となります。JINUSHIビジネスの更なる拡大に向けた取組内容として、「テナント業種の多様化」「事業エリアの拡大」「JINUSHIリースバック(土地のセール&リースバック)提案」を積極的に推進してまいりました。
また、地主リートにおいては、引き続き国内唯一の底地特化型私募リートといった先行者利益を活用しながら、現・中計の運用資産規模目標3,000億円を通過点に、早期に5,000億円の達成を目指して取り組んでまいりました。
当連結会計年度における、現・中計で定める経営指標の進捗状況は次の通りとなりました。
|
|
当期 (2025年12月期) |
前期 (2024年12月期) |
|
現・中計目標値 (2026年12月期) |
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売上高 |
763億円 |
570億円 |
|
1,000億円 |
|
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
73億円 |
60億円 |
|
70億円 |
|
地主リート運用資産規模(※) |
2,911億円 |
2,576億円 |
|
3,000億円程度 |
|
ROE |
15.6% |
16.0% |
|
13%程度 |
|
自己資本比率 |
34.1% |
38.6% |
|
30%以上 |
(※)前期については第9次募集(2025年1月に実施)、当期については第10次募集(2026年1月に実施)において取得した物件を考慮した数値(取得時の鑑定評価額ベース)を記載しております。
今後につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 中長期的な会社の経営戦略及び(3) 目標とする経営指標」に記載の通り、新・中計の達成に向け取り組んでまいります。
・財務戦略について
当社グループのJINUSHIビジネスは、その安定したトラックレコードを背景に、多くの金融機関にご理解並びにご支持を頂いており、資金調達環境は引き続き良好に推移しております。また、新・中計の目標とする経営指標の一つとして「自己資本比率30%程度」を掲げており、金融危機等の有事に備えた財務基盤の構築並びにリスク管理を徹底しながら、JINUSHIビジネスの成長に資する財務施策を実行しております。
借入金については、メガバンクを中心とした強固なバンクフォーメーションを構築しつつ、かつ、従前より借入期間の長期化や財務制限条項を撤廃するなど、金融市場の変動に備えた調達を実施しております。また、取得への高い機動性を確保すべく、2025年12月末現在、金融機関5行とコミットメントライン契約12,500百万円、及び金融機関2行と借入枠設定契約32,250百万円をそれぞれ締結しております。
なお、不動産市況が悪化し、売却が難しい場合にも、当社は安定的かつ健全な財務基盤を構築しているため、自ら保有することで安定した賃貸収益を獲得しながら、市況の回復を待つ選択肢を取ることも可能です。
・ESGの取組について
当社は、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しております。また、ESGに配慮し、そのリスクと機会を考慮した取組を継続することは、中長期的な株主価値の向上に不可欠であると認識しております。
2022年2月にESG方針を策定、2024年3月にはマテリアリティ(重点課題)を特定の上、各種施策を推し進めております。
具体的な取組、対処すべき課題等については、後述する「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」を参照ください。
(1) サステナビリティに関する考え方
当社は「JINUSHIビジネスを通じて安全な不動産金融商品を創り出し、世界の人々の資産を守る一翼を担う。」を経営理念に掲げ、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しております。また、環境・社会・ガバナンス(以下、「ESG」という。)に配慮し、そのリスクと機会を考慮した取組を継続することは、中長期的な株主価値の向上に不可欠であると認識しております。
2022年2月には、現・中計の策定とあわせ、以下のとおりESG方針を策定しております。また、自社の取組だけではなく、テナントとの定期借地権設定契約のひな型にESG条項を組入れることで環境配慮型設備の導入を働きかけるなど、各種施策を推し進めております。
2024年3月には、経営理念の実現及び地主リートの成長とともに日本の大地主を目指すために、マテリアリティ(重点課題)を特定しております。
◇経営理念
JINUSHIビジネスを通じて安全な不動産金融商品を創り出し、世界の人々の資産を守る一翼を担う。
◇行動規範
・「大人」であること。
・取り組む仕事に対して自らの頭で考えること。
・常識を疑うこと。そこに商品は生まれる。
・市場を知り、冷静に向き合うこと。市場は自らの手で作るものだと思うこと。
・利益を出さないことは悪徳であると思うこと。
・変化しない社会も会社もないと思うこと。
・社内で他の人間の仕事ぶりを見て見ぬふりをしないこと。
・社内で他の人間への批判は大きな声ですること。でも怒鳴らないこと。
・嘘をつかないこと。開き直らないこと。批判されたら、笑顔で真面目に対応すること。
・議論は大いにすること。反対意見は目上にも上司にも部下にも遠慮せず話すこと。
・ただし、その結論が出たら文句を言わずそれに従うこと。
・ビジネスチャンスのスペースを潰さないようにすること。
・苦しいときこそ笑顔でいること。
◇ESG方針
建物を持たずに、土地のみに投資を行う当社独自の不動産投資手法「JINUSHIビジネス」は、自然災害に強く、かつ、温室効果ガスや産業廃棄物等の排出が極めて少ない不動産投資モデルです。当社は、このJINUSHIビジネスを通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
また、ESGに配慮し、そのリスクと機会を考慮した取組を継続することは、中長期的な株主価値の向上に不可欠であると認識しています。
以上に基づき、当社は以下の「ESG方針」を定め、当社及びグループ会社の事業活動を通じたESG推進を実践します。
・気候変動への対応
長期的で不確実性の高い気候変動に対する事業影響を評価し、脱炭素社会への移行並びに気候変化や海面上昇などによる物理的な影響といった中長期的な変化に対しても適切に対応できるよう、社内体制の構築や対応の実施に努めます。
・温室効果ガス排出の削減
気候変動の緩和に向け、当社オフィスの使用や役職員の通勤・移動時など、当社の事業運営にあたって使用するエネルギーの利用効率化を推進し、温室効果ガス排出の低減を目指します。
・資源の有効活用
JINUSHIビジネスは、テナントが自社に最も適した建物を建設、所有したうえで使用するため、過剰な開発・建設を行わないことから、一般的な不動産デベロッパーの開発事業と比して、資源の有効活用に資する不動産投資モデルです。当社は、JINUSHIビジネスの推進を通じて、限りある資源の有効活用に寄与します。
・地域社会の活性化
JINUSHIビジネスの展開によるテナントの出店を通じて、地域社会の活性化に寄与します。
・外部ステークホルダーとの協働
テナント、地域社会、金融機関、投資家等のステークホルダーと良好な関係を構築・協働し、温室効果ガス排出の削減や地域社会活性化等、環境・社会リスクの低減を目指します。
・多様な人材の確保と育成
人材獲得戦略を通じて多様な人材を確保するとともに、公平に機会を与えることによって、競争力を高めます。
・役職員の健康及び安全の取組
役職員が心身ともに健康であることが、最大限のパフォーマンスを発揮する原動力となるため、健康で安全な職場づくりへの取組や社内体制・制度の整備を推進します。
・法令等の遵守
法令や倫理規範の遵守、公正な取引、情報管理、腐敗防止、利益相反防止などを徹底し、公正な事業活動を通してより一層社会から信頼される企業を目指します。
・ESG情報の開示とコミュニケーション
多様なステークホルダーに対し、ESGに関する情報を適時、適切に開示するとともに、ステークホルダーからの意見や要望に真摯に対応しESG課題への取組を推進します。
①ガバナンス
当社は、ESG推進委員会を設置の上、ESGの取組を推進しています。
◇ESG推進体制/役割
②戦略
当社は、経営理念の実現及び地主リートの成長とともに日本の大地主を目指すために、2024年3月に、マテリアリティ(重点課題)を特定しております。各マテリアリティ(重点課題)において、機会とリスクを整理しており、これらへの取組及び事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
◇マテリアリティ(重点課題)
|
マテリアリティ (重点課題) |
機会とリスク (●機会 〇リスク) |
取組 |
|
安全な不動産金融商品の創出・提供 |
●JINUSHIビジネスの評価向上、 認知拡大 土地価格の高騰等による仕入の減少 低下 |
◇JINUSHIビジネスの拡大 JINUSHIリースバック提案の推進 「地主倶楽部」の拡大 による安定性向上 |
|
テナントとの協業による環境課題への対応 |
●環境負荷の低いJINUSHIビジネスの 着実な推進 災害の増加等による事業用地の減少 伴う建築コスト上昇による、 テナントの賃料負担力の低下 |
◇テナントとの定期借地権設定契約への ESG条項の組入 |
|
「大人」であること |
●経営理念や行動規範に共感する 人材の採用 の登用と、オープンかつフラットな 社風の醸成 |
◇経営理念、行動規範の浸透活動の実施 幅広く会社で負担 |
③リスク管理
ESGに関するリスク管理体制については、ESG推進委員会にてモニタリング及び対応策等を検討するとともに、代表取締役社長を委員長とし、取締役や各本部長等で構成される「コンプライアンス・リスク管理委員会」と連携の上、必要な対応策を策定・実施することとしています。なお、両委員会での審議内容等は取締役会に6カ月に1回以上、報告されています。
④指標及び目標
当社はマテリアリティ(重点課題)に沿って、2026年12月期の目標を設定しています。具体的には以下のとおりです。
|
|
目標値 (2026年12月期) |
直近実績 (対象期) |
|
|
地主リート運用資産規模 |
3,000億円 |
2,911億円※1 |
(2025年12月期) |
|
テナントとの定期借地権設定契約へのESG条項組入率100%の継続達成※2 |
100% |
98% |
(2025年12月期) |
|
CO2排出量(自社排出分) |
カーボンニュートラル 継続達成 |
カーボンニュートラル 達成 |
(2024年12月期) |
|
経営理念への共感度 |
4点以上(5点満点中) |
4.30点(5点満点中)※3 |
(2025年12月期) |
※1. 2026年1月に実施した地主リートによる第10次増資後の数値
※2. 定期借地権設定契約の雛形にESG条項を組み入れた2022年6月9日以降の契約を対象(当社の新規開発案件かつ国内契約のみ対象)
※3. 当社グループ(一部子会社を除く)の従業員(回答率100%)を対象に2025年12月に実施したエンゲージメントサーベイによるスコア(他社平均3.56点)
(2)気候変動への対応
当社は、気候変動は当社事業に大きな影響を及ぼす重要な経営課題として認識するとともに、環境・社会課題の解決に向けて積極的に取り組み、リスク・機会に関する開示の充実にも努める方針です。また、気候関連財務情報開示の重要性を鑑み、当社は2022年8月にTCFD提言に賛同し、TCFDの取組について議論する国内組織である「TCFDコンソーシアム」にも参加しています。TCFDの提言を活用し、「ガバナンス」「リスク管理」「指標と目標」の枠組みで各施策を推進しています。
①ガバナンス
上記(1)サステナビリティに関する考え方①ガバナンスを参照ください。
②リスク管理
上記(1)サステナビリティに関する考え方③リスク管理を参照ください。
③戦略
当社は、気候変動が当社の事業にもたらす影響について、TCFDが提言する枠組みに基づき、シナリオ分析を行いました。当社の事業は、建物を持たずに、土地のみに投資を行う当社独自の不動産投資手法「JINUSHIビジネス」により構成されており、本ビジネスを分析対象とし、2030年及び2050年時点での移行リスクと物理リスク・機会等を検討いたしました。
また、シナリオ分析では、パリ協定の達成及び脱炭素の実現を念頭に置いた「1.5℃シナリオ」、また気候変動対策が十分に進展せず自然災害が激甚化するケースである「4℃シナリオ」の双方を採用して、分析しています。
◇シナリオ分析の概要
|
シナリオ |
シナリオの概要 |
主な参照シナリオ |
|
|
移行リスク |
物理リスク |
||
|
1.5℃ シナリオ |
脱炭素の実現に向けた規制・政策が強化され、気候変動への対策が進捗し、産業革命前の水準からの気温上昇が1.5℃程度となるシナリオ。企業の気候変動対応が強く求められ、未対応の場合は、企業価値や信頼の低下による顧客流出等、移行リスクが上昇。一方で、物理リスクは相対的に抑制。 |
IEA NZE2050 |
IPCC RCP2.6 |
|
4℃ シナリオ |
気候変動対策が十分になされず、産業革命前の水準からの気温上昇がおよそ4℃となるシナリオ。自然災害の激甚化、海面上昇や異常気象の増加が想定されるなど、物理的リスクが上昇。一方で、各種規制強化がなされないなど、移行リスクは相対的に低い。 |
IEA STEPS |
IPCC RCP8.5 |
◇リスクと機会
脱炭素社会への移行及び気候変動により、JINUSHIビジネスにもたらされる移行リスク、物理リスク並びに機会について、発生可能性と財務影響の観点から検討し、2030年及び2050年時点における各影響を下表のとおり特定、財務影響の定性分析を行いました。定量的な財務影響の試算は、今後検討いたします。本分析により、土地のみに投資するJINUSHIビジネスは、気候変動や自然災害に強く、1.5℃シナリオ、4℃シナリオいずれにおいても、一定の対応力を有していることが確認できております。
|
区分 |
タイプ |
内容 |
財務影響度 |
財務影響 |
|||
|
4℃ |
1.5℃ |
||||||
|
2030年 |
2050年 |
2030年 |
2050年 |
||||
|
移行リスク |
政策・法規制 |
・炭素税の導入、省エネ基準の強化等、GHG(温室効果ガス:Green House Gasの略)排出規制の強化 |
小 |
小 |
小 |
小 |
・規制への対応コストの増加 ・規制対応による、テナントの地代負担力の低下 |
|
テクノロジー・市場 |
・テクノロジーの進化や、気候変動によるテナントの需要、市場及び出店戦略の変化 ・気候災害を受けにくいエリア・土地の希少化、土地価格への反映 |
小 |
中 |
小 |
小 |
・既存テナントの地代負担力の低下やテナント需要の減少 ・土地仕入コスト(土地価格、調査費用、環境対応費用等)の上昇 |
|
|
物理リスク |
急性 |
・台風や集中豪雨などによる浸水等の浸水被害 ・異常気象によるテナントの工事期間の長期化や、テナントの管理費・人件費の増加 |
小 |
中 |
小 |
小 |
・浸水等の被害の頻発に伴う、テナントの対応負担増加、及び退店頻度の上昇 ・工期長期化による地代発生時期の遅延 |
|
慢性 |
・海面上昇による浸水リスクの上昇、災害激甚化リスクを抱えるエリアの拡大 ・気候変動による人口動態の変化 |
小 |
中 |
小 |
中 |
・保有土地の資産価値の低下 ・改修費用(嵩上げ等)の発生 ・事業エリアの縮小 |
|
|
機会 |
資源効率 |
・テナントとの長期契約の推進による建設プロセスの減少 |
小 |
小 |
小 |
中 |
・長期契約を好むJINUSHIビジネスとの親和性の向上、コスト効率を考慮するテナントの出店ニーズの増加 ・建築コスト抑制を企図した定期借地権設定契約期間満了後の再契約ニーズの上昇 |
|
市場 |
・新たなビジネスを行うテナントの発生 ・気候変動を受けにくい代替エリア・土地の価値向上 ・気候変動や自然災害に強く、GHGをほぼ出さないJINUSHIビジネス並びに地主リートの評価向上 ・気候変動対策を重視する投資家の増加 |
小 |
小 |
小 |
中 |
・新たなテナント業種の獲得 ・代替エリアでの事業機会獲得 ・JINUSHIビジネスの評価向上によるテナント拡大や資金調達条件の良化、手段の多様化 ・地主リートの資金調達量の増加、投資家層の拡大 |
|
◇シナリオ分析を踏まえた対応策
自社排出分のカーボンニュートラル化や、テナントへの環境配慮型設備導入等の働きかけにより、2050年カーボンニュートラル社会実現への貢献を目指します。
JINUSHIビジネスの拡大
・土砂災害、浸水等の自然災害リスクの低い土地の仕入
・長期契約の締結による、テナントの建築・解体に伴うGHG排出の低減
・テナント業種の多様化、事業エリアの拡大による環境変化への対応力の強化
・既存の土地・建物案件におけるJINUSHIリースバック(テナントにおける建物長期利用の促進)
GHG排出量低減に向けた取組
・自社拠点における再生可能エネルギーの活用、排出権購入等による自社排出分のカーボンニュートラルの継続
・テナントとの定期借地権設定契約へのESG条項の追加による、環境負荷軽減に寄与する活動の継続
④目標と指標
当社は、事業活動を通じて、環境・社会課題の解決に向けて積極的に取り組むにあたり、気候変動に関する目標と指標を掲げております。
◇目標
・カーボンニュートラル(自社排出分:Scope1,2※1)の継続
・テナントとの定期借地権設定契約のESG条項組入率※2100%
◇指標
・GHG排出量
単位:CO2排出量(t-CO2)
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分類 |
2023年12月期実績 |
2024年12月期実績 |
2030年目標 |
2050年目標 |
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Scope1※1 |
(+) |
|
|
カーボン ニュートラル |
カーボン ニュートラル |
|
Scope2※1 |
(+) |
|
|
||
|
排出権購入 |
(-) |
▲43 |
▲25 |
||
|
Scope1,2※1 計 |
|
(カーボンニュートラル) |
(カーボンニュートラル) |
||
|
|
|||||
|
Scope3※1 |
(+) |
|
|
― |
― |
・その他の指標
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分類 |
2024年12月期実績 |
2025年12月期実績 |
2030年目標 |
2050年目標 |
|
テナントとの定期借地権設定契約のESG条項組入率※2 |
100% |
98% |
100% |
100% |
※1.Scope1:自社使用による温室効果ガスの直接排出(社用車でのガソリン使用等)
Scope2:自社使用の電気や熱等の使用に伴う間接排出(本支店の電力消費等)
Scope3:事業者の活動に関連する他社の排出(取引先の土壌改良工事、解体工事等)
※2.定期借地権設定契約の雛形にESG条項を組み入れた2022年6月9日以降の契約を対象(当社の新規開発案件かつ国内契約のみ対象)
(3)人的資本経営
当社は、地主リートの成長とともに日本の大地主を目指しております。その原動力となるのは、経営理念及び行動規範に共感し、JINUSHIビジネスの更なる拡大を担う従業員一人ひとりであり、人材を重要な経営資源と認識しております。
年齢や性別に捉われない人材登用、オープンかつフラットな社風を醸成するには、行動規範の『「大人」であること』が必要不可欠と考えております。これをマテリアリティ(重点課題)として定め、人的資本経営に取り組んでおります。
①ガバナンス
上記(1)サステナビリティに関する考え方①ガバナンスを参照ください。
②リスク管理
上記(1)サステナビリティに関する考え方③リスク管理を参照ください。
③戦略
◇人材育成に関する方針
a.エンゲージメント強化
地主リートの成長とともに日本の大地主を目指すうえで、価値観の共有が重要であると考え、経営理念及び行動規範の浸透活動を実施しています。また、その共感度を計る調査(エンゲージメントサーベイ)を実施し、目標を設定しております。
b.充実した人材投資
資格取得やセミナー参加費、図書費用等、従業員のスキルアップのための費用について、幅広く会社負担を認めております。
◇社内環境整備に関する方針
a.多様な働き方への体制整備
働きやすさの向上のため、リモートワーク、7時間勤務制、フレックスタイム制、短時間勤務制(中学校就学に満たない子を養育する従業員を育児短時間勤務の対象として設定)などを導入しております。
また、女性だけではなく男性の育児休業取得も推進しております。2025年度の当社の男性従業員の育児休業取得率は100%、その平均取得日数は31日となりました。
b.従業員の健康促進
従業員の健康維持・増進のため、ストレスチェックの実施、健康診断への充実投資(オプション追加奨励、45歳以上のPET検診・脳ドック検診等)などに積極的に取り組んでおります。
④指標及び目標
当社がマテリアリティ(重点課題)に沿って定める指標及び目標は以下のとおりです。
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指標 |
2025年12月期実績 |
目標 |
|
|
|
|
※ 当社グループ(一部子会社を除く)の従業員(回答率100%)を対象に2025年12月に実施したエンゲージメントサーベイによるスコア(他社平均3.56点)
以下において、当社グループの財政状態、経営成績等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資判断上重要と考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対処に努める方針でありますが、当社の株式に関する投資判断は、以下の記載事項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。
なお、本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 事業環境
|
リスク |
当社は、土地のみに投資を行い、テナントと長期の定期借地権設定契約を締結することで、建物投資はテナントが行うため追加投資を必要としない、安定的な収益が長期にわたって見込める不動産金融商品を開発し、地主リート等へ売却するJINUSHIビジネスをメインに事業展開を行っております。 当社グループが展開する事業は、景気あるいは不動産市況の変動、金利の上昇等の諸情勢の変化によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 |
|
対応策 |
JINUSHIビジネスは回転率の高いビジネスであり、この特性を活かし、迅速に事業環境変化を捉えた対応を行うべく事業を推進しております。また、個別の案件について取締役会において十分な議論を重ね、多面的なリスクを洗い出し、審議する体制を構築しております。 |
② 競合
|
リスク |
当社グループは主に、東京圏及びその他の大都市圏の他、一定の人口集積があり、住宅地としても価値の高い地方都市の物件を取扱い対象として注力しておりますが、特に東京圏・大都市近隣は大手不動産デベロッパー等との厳しい競合が考えられます。当社グループがこれらの競合との競争において優位に立てない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に少なからず影響を及ぼす可能性があります。 |
|
対応策 |
当社は2000年の創業以降、底地に特化したJINUSHIビジネスを展開してきたことにより、テナントとの信頼関係に競争優位性があります。2016年には国内唯一の底地特化型私募リートである地主リートを設立し、成長を推進してきたことにより、競合との差別化が図れており、先行者利益による物件取得が可能となっています。今後も、JINUSHIビジネスの拡大と地主リートの成長を両輪とした成長戦略により、地主リートの成長とともに日本の大地主を目指します。 |
③ 資産の取得及び売却
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リスク |
当社グループは、JINUSHIビジネスをメインとする事業展開において、「安全な不動産金融商品の創出・提供」をマテリアリティ(重点課題)として定めております。 今後、テナントの出店意欲の減少や、土地価格の高騰等による仕入の減少、及び地主リートに対する投資家需要の低下等により売却先が確保できない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社グループは、リスクの低減を目的として、土地の取得前に、誘致するテナントとの間で定期借地権設定予約契約の締結を行うこと、及び地主リートをはじめとする、事業会社、不動産ファンド等の売却候補先にあらかじめ見解をヒアリングすることを原則としております。土地の取得に際しては、「テナント業種の多様化」、「事業エリアの拡大」、「JINUSHIリースバック(土地のセール&リースバック)提案」の3つの成長戦略を推進しております。また、地主リートへの売却により底地を長期に保有する「安定地主」としてのトラックレコードにより、テナントとの信頼関係を構築しております。 |
④ 災害等
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リスク |
JINUSHIビジネスは経年劣化の無い土地のみを主に取扱い、定期借地権設定契約により、変動のない長期安定収益が見込めるため、基本的には自然災害に強いという特徴があります。しかしながら、不測の事故・自然災害等により当社グループが保有する不動産の価値が毀損した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社グループは、土地取得時にハザードマップの確認等を行い、自然災害の発生に一定の耐性を持つ資産の取得に努めることにより、かかるリスクの低減を図っております。 |
⑤ 土壌汚染及び地中埋設物
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リスク |
取得した土地に事前の調査においても認識されていなかった土壌汚染及び地中埋設物が発見された場合、当初の事業スケジュールの変更や追加費用等が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社グループが土地を取得する際には、売主負担による土壌汚染及び地中埋設物の調査及び除去を行うこと、並びに土壌汚染及び地中埋設物が確認された場合は、当該土地の取得中止又は専門業者による土壌汚染及び地中埋設物の除去等を売主の負担で実施した後に取得することを原則としております。また、土地の取得前に、個別の案件の土壌汚染及び地中埋設物の対策並びに地歴調査内容等について取締役会に報告を行っております。 |
⑥ 海外事業
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リスク |
当社グループは、米国に連結子会社を有しており、米国の経済、政情や政府による規制、JVパートナーやテナントの財務状況の悪化等により、米国における事業の収益性の悪化やスケジュールの遅延が当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社グループでは、海外事業について、不動産市場が大きく人口動向等からも今後も安定的な経済成長が見込まれる米国に限定し、注力することを戦略としております。 米国における経済情勢の変化、JVパートナーやテナントの状況等を含め、海外事業における個別案件についても国内の個別案件と同様、定期的に取締役会において報告を受け、審議する体制を構築しており、業績への海外事業の影響等についてモニタリングを行っております。 なお、現状の当社グループの海外事業比率は限定的ですが、将来において海外事業の拡大が進み、資産が増加傾向となる場合には、適宜必要なリスクヘッジについて検討を行います。 |
⑦ 情報セキュリティ
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リスク |
当社グループは事業等において個人情報を取り扱っております。サイバー攻撃や当社グループ役職員による情報漏洩が発生した場合、及びシステム障害等により当社グループの利用するシステムが停止した場合には、当社グループの社会的信用力の低下等により、当社グループの財政状態及び経営成績に少なからず影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社グループでは、マニュアルを定め、情報セキュリティ対策の継続的な強化・拡充に努めております。 具体的には、ITシステムに最新のエンドポイントセキュリティソリューションやネットワークセキュリティサービスを導入し、24時間監視・管理体制を整備するとともに、万が一、サイバー攻撃を受けた場合に備え、外部専門会社との契約による支援体制を構築し、被害を最小限に抑えるべく情報セキュリティへの体制強化を図っております。 |
⑧ 有利子負債への依存
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リスク |
当社グループはJINUSHIビジネスをメインとする事業展開に注力しており、その不動産取得資金については、大半を金融機関からの借入により調達していることから、有利子負債残高及び総資産に有利子負債の占める割合(有利子負債依存度)は、他業種と比べて高くなっております。そのため、今後、金融市場や金融政策の動向等に変動が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に少なからず影響を及ぼす可能性があります。
当社グループの有利子負債残高及び有利子負債依存度
(注)短期借入金、長期借入金(1年内返済予定額を含む。)、ノンリコース長期借入金及びリース債務の合計額です。 |
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対応策 |
当社グループは資金調達(借入)先及び資金調達手段の多様化に努めており、①コミットメントライン契約等による大口の借入枠の確保、②財務制限条項等のコベナンツ条項、期限の利益の喪失条項の撤廃、③借入期間の長期化、④取引金融機関の拡大を財務戦略として堅持することによりかかるリスクの低減を図っております。 |
⑨ 保有不動産の評価損等
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リスク |
当社グループが保有する土地に関して、テナントの信用力悪化等により多額の賃料不払等が発生した場合、収益性の著しい低下を原因とする減損損失の計上等、当社グループの財政状態及び経営成績に少なからず影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社グループでは、取得時に土地の転用性を重視するとともに、テナントの与信調査やシェアの分析を行う等、厳選した資産取得を行うとともに、主要なテナントのモニタリングを行うことで、かかるリスクの発生を最小限に抑えております。 また、上記リスクの発生兆候が見られた場合、取締役会をはじめとする各種会議体で組織横断的にモニタリングを行い、適正に対処する体制をとっております。 |
⑩ 法的規制・税制・会計制度等
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リスク |
当社グループの各事業に適用される各種法的規制・税制・会計制度等について、今後、改正等が行われた場合又は当社グループの事業を規制する法令・制度等が新たに制定された場合、新たな義務や事業内容の変更、追加費用等が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが取得している免許及び許認可等について、現時点において欠格事由及び取消事由に該当する事実は発生しておりませんが、将来、当該事実等の発生により、免許及び許認可取消等の事態が発生した場合、当社グループの社会的信用が毀損されること等により、事業及び業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社グループでは、各事業に適用される各種法的規制等を遵守するためにコーポレート・ガバナンス及びコンプライアンス推進体制を強化しており、管理部門による個別案件に関する決裁文書の確認、及び内部監査部門による法的規制に対する監査を実施しております。 また、定期的に役職員に向けて法令・コンプライアンス研修を行うとともに、各種法規制、税制及び会計制度の動向について、業界団体や専門家等からの情報を収集・分析の上、対応の検討を行い、影響が予想されるものについては適宜取締役会に報告しております。 |
⑪ 人材確保
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リスク |
当社グループの持続的な成長の原動力となるのは、経営理念及び行動規範に共感し、JINUSHIビジネスの更なる拡大を担う従業員一人ひとりであり、人材を重要な経営資源と認識し、行動規範の「「大人」であること」をマテリアリティ(重点課題)として定めております。 また、当社グループの JINUSHIビジネスにおいては、専門知識や経験が要求される場合があり、優秀な人材を確保することが重要と認識しています。しかしながら、これらの人材の育成・採用が予定通りに進まない場合や、在籍している人材が流出した場合には、当社グループの今後の事業展開に重大な影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社グループは組織的に蓄積したノウハウをもって従業員各人の能力を向上させるとともに、優秀な人材を採用することで、より効率的な事業運営の実現に努める方針です。価値観の共有のための経営理念及び行動規範の浸透活動やエンゲージメントサーベイを実施するとともに、株式報酬を含む充実した報酬制度、人材投資や社内環境整備、従業員の健康促進に注力する等、人的資本経営に積極的に取り組むことにより、かかるリスクの低減に努めております。 |
⑫ 重要な訴訟事件等
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リスク |
当社グループは、現時点において重要な訴訟を提起されている事実はありません。しかしながら、当社グループが売却した物件における瑕疵の発生、当社グループが管理する物件における管理状況に対するクレーム又はこれらに起因する訴訟、その他の請求が発生する可能性があります。これらの訴訟等の内容及び結果によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に少なからず影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社グループは、土地の取得前に取引関係者の与信調査等を複合的に行うとともに、規定のひな型を用いた契約を原則としており、契約予定内容がひな型と相違する場合、取締役会で報告する運用としております。 また、有事兆候の早期把握のため、取締役会をはじめとする各種会議体で組織横断的にモニタリングを行い、専門家との緊密な連携体制をとるなど、訴訟及びトラブル等の発生回避に努めております。 |
⑬ 気候変動
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リスク |
当社グループは、気候変動は当社グループの事業に大きな影響を及ぼす重要な経営課題として認識し「テナントとの協業による環境課題への対応」をマテリアリティ(重点課題)として定めております。今後、気候変動に伴う政策・法規制の更なる強化等が生じた場合には、テナントへの影響を通じて当社グループの今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 |
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対応策 |
当社は2022年8月にTCFD提言に賛同し、TCFDの取組について議論する国内組織である「TCFDコンソーシアム」に参加しており、TCFDの提言を活用し、「ガバナンス」「リスク管理」「指標と目標」の枠組みで各施策を推進しています。また、テナントとの定期借地権設定契約へのESG条項の組入、カーボンニュートラル(自社排出分)の継続に取り組んでおります。 |
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。詳細につきましては、2026年2月12日に当社ウェブサイト(*)に掲載しております「2025年12月期 決算説明資料」をご参照ください。 (*)https://www.jinushi-jp.com/(IR情報、ニュースリリース)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の経営成績、財政状態及びキャ ッシュ・フロー等(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①事業環境の状況
当社が創出・拡大を牽引してきた底地マーケットは、一般財団法人日本不動産研究所の調査によると、リーマンショック後の2009年の0.87兆円の規模から、2024年現在7.24兆円と15年で8.2倍まで拡大しております。2027年には、10.4兆円への市場拡大が予測されているなど、更なる成長が期待できるマーケットと認識しております。
また、足元では、東証改革「資本コストや株価を意識した経営」や投資家からの要請を背景に、企業においてCRE戦略を見直す動きが加速しています。上場企業が所有する土地のみを対象としても、その市場規模は約46兆円にのぼります。
当社は、底地マーケットに加えて、このCRE市場を新たなターゲットとし、JINUSHIビジネスの更なる拡大を目指しております。
底地市場規模(底地取引の累積値)の推移と予測
当社の事業領域
②経営成績の状況
当社は「JINUSHIビジネスを通じて安全な不動産金融商品を創り出し、世界の人々の資産を守る一翼を担う。」ことを経営理念として掲げており、土地のみに投資をし、建物を所有しないことから自然災害やマーケットボラティリティに強く、長期にわたり安定的に収益を得ることができるJINUSHIビジネスを基本戦略に事業を展開しており、地主リートの成長とともに日本の大地主を目指しております。
また、当社は「底地に特化」「独自のネットワーク」「豊富な開発実績」「地主リート」の4つの特徴を活かしながら、JINUSHIビジネスに特化した不動産金融商品のメーカーとして、事業を推進しております。
2025年12月末時点のJINUSHIビジネスの開発実績は、累計487案件、約6,368億円に拡大しています。
そのような状況下、当連結会計年度におきましても、建物を所有しないことから自然災害やマーケットボラティリティに強く、長期にわたり安定的に収益を得ることができるJINUSHIビジネスを基本戦略に、新規仕入及び販売用不動産の売却を推進いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は76,327百万円(前連結会計年度比33.7%増)、営業利益は8,603百万円(同0.8%減)、経常利益は7,191百万円(同13.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7,369百万円(同21.1%増)となりました。
当社が重視している親会社株主に帰属する当期純利益については、5期連続で増益となり、過去最高益を更新するとともに、2022年2月に発表した現・中計の2026年12月期目標である、親会社株主に帰属する当期純利益7,000百万円を1年前倒しで達成いたしました。
また、当連結会計年度の仕入(契約ベース)については、1,420億円(前連結会計年度比821億円増)となりました。社名変更を契機に取り組み始めた3つの成長戦略「テナント業種の多様化」「事業エリアの拡大」「JINUSHIリースバック(土地のセール&リースバック)提案」による成果に加え、東証改革や投資家からの要請を背景とした企業による不動産売却やCRE戦略の見直し、建築費上昇等の社会の変化も追い風となり、期初の仕入目標である700億円以上を大きく上回る結果となりました。
なお、取引テナント数においては、2025年12月末時点で171社となるなど、大きく増加しています。
取引テナント数
地主リートにつきましては、国内唯一の底地特化型私募リートとして、年金や生損保といった機関投資家からご評価をいただいております。足元では、地主リートは運用開始後10年連続で増資を実現し、2026年1月時点における資産規模は2,911億円(取得時の鑑定評価額ベース)となっております。当社は地主アセットマネジメント株式会社及び地主リートとの間でスポンサーサポート契約を締結しており、JINUSHIビジネスによる不動産金融商品の売却を中心に、スポンサーとして地主リートのサポートを強化してまいります。
地主リート資産規模
また、仕入の加速に対応する新たな取組として、底地の中長期運用を目的とした「地主ファンド」構想を発表いたしました。地主リートを柱に、地主ファンド、地主倶楽部とさまざまな投資家のニーズに応える体制を構築しております。
そのような状況を踏まえ、当社グループは、本年2月12日に、2026年12月期から2028年12月期までの3年間を計画期間とする、新・中計を発表いたしました。新・中計の詳細については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 中長期的な会社の経営戦略及び(3) 目標とする経営指標」をご参照ください。
引き続き、持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。
当連結会計年度のセグメント別の経営成績は次のとおりであります。
a.不動産投資事業
不動産投資事業におきましては、売上高は73,749百万円(前連結会計年度比34.3%増)、セグメント利益は11,635百万円(同3.1%増)となりました。
b.不動産賃貸事業
不動産賃貸事業におきましては、売上高は1,378百万円(前連結会計年度比29.2%増)、セグメント利益は746百万円(同23.9%増)となりました。
c.資産運用事業
資産運用事業におきましては、売上高は1,195百万円(前連結会計年度比10.0%増)、セグメント利益は527百万円(同7.7%増)となりました。
③財政状態の状況
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ30,937百万円増加し、146,354百万円となりました。これは主に、販売用不動産が8,618百万円、土地が15,158百万円増加したこと等によります。
負債の部は、前連結会計年度末に比べ、23,831百万円増加し、94,448百万円となりました。これは主に、長期借入金が14,001百万円、ノンリコース長期借入金が7,650百万円増加したこと等によります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ7,105百万円増加し、51,906百万円となりました。これは主に、利益剰余金が5,462百万円増加したこと等によります。なお、当連結会計年度末における自己資本比率は34.1%となりました。
④キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比で3,809百万円増加し、27,302百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、税金等調整前当期純利益が10,279百万円となった一方、販売用不動産8,754百万円の増加や、法人税等の支払額2,638百万円等により、減少した資金は3,328百万円(前連結会計年度比1,000百万円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、減少した資金は15,366百万円(前連結会計年度比13,297百万円の減少)となりました。なお、主な要因は、有形固定資産の取得による24,339百万円の支出、有形固定資産の売却による9,604百万円の収入等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、増加した資金は22,512百万円(前連結会計年度比15,636百万円の増加)となりました。なお、主な要因は、新規販売用不動産の仕入等に伴う長期借入金による資金調達98,423百万円及び保有する販売用不動産の売却等に伴う長期借入金の返済による支出76,833百万円等によるものです。
⑤生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、不動産投資事業、不動産賃貸事業及び資産運用事業を行っており、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績の記載はしておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注生産を行っていないため、受注実績の記載はしておりません。
c.販売実績
当連結会計年度における各セグメントの売上高は、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) |
前期増減比(%) |
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不動産投資事業(百万円) |
73,749 |
34.3 |
|
不動産賃貸事業(百万円) |
1,378 |
29.2 |
|
資産運用事業(百万円) |
1,195 |
10.0 |
|
報告セグメント計(百万円) |
76,323 |
33.8 |
|
その他(百万円)(注) |
4 |
△42.6 |
|
合計(百万円) |
76,327 |
33.7 |
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産売買の仲介手数料等を含んでおります。
(注) 1. 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
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相手先 |
前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) |
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|
金額(百万円) |
割合(%) |
金額(百万円) |
割合(%) |
|
|
地主プライベートリート投資法人 |
17,370 |
30.4 |
43,918 |
57.5 |
|
株式会社近藤紡績所 |
8,800 |
15.4 |
- |
- |
|
SMFLみらいパートナーズ株式会社 |
6,146 |
10.8 |
- |
- |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たり、当社グループによる会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。当社グループは、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
また、当社グループが採用する会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
特に、収益性の低下により、投資額の回収が見込めなくなった資産の帳簿価額については、正味売却価額まで減額する会計処理を適用しております。
② 当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。
財政状態の分析
当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ 財政状態の状況」に記載のとおりであります。
経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② 経営成績の状況」に記載のとおりであります。
キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ④ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 経営環境及び会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」及び「第2 事業の状況 3 事業等のリスク ⑧ 有利子負債への依存」に記載のとおりであります。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりであります。
当連結会計年度の進捗状況は以下のとおりです。
|
|
2025年12月期 (計画) |
2025年12月期 (実績) |
2025年12月期 (計画比) |
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売上高 |
76,000百万円 |
76,327百万円 |
327百万円 (0.4%) |
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経常利益 |
7,000百万円 |
7,191百万円 |
191百万円 (2.7%) |
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親会社株主に帰属する 当期純利益 |
7,100百万円 |
7,369百万円 |
269百万円 (3.8%) |
|
売上高総利益率 |
- |
18.4% |
- |
|
売上高経常利益率 |
9.2% |
9.4% |
0.2% |
|
自己資本利益率(ROE) |
- |
15.6% |
- |
(注)2025年12月期(計画)には2025年11月6日付公開の修正予想数値を記載しております。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②
経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(1)私募リートとのスポンサーサポート契約
当社は、2016年11月10日付で、地主リート及び当社100%子会社の地主AMとの間でスポンサーサポート契約(その後の変更等を含む。)を下記のとおり締結しております。
当社が、地主リート及び地主AMに対してスポンサーサポート業務を行うことで、地主リートの安定的かつ継続的な不動産等の取得の機会を提供し、また、地主リート及び地主AMの不動産運営管理を向上させ、地主リートの持続的な成長及び安定運用を図ることを目的としております。
|
相手先 |
契約締結日 |
期間 |
内容 |
|
地主リート 地主AM |
2016年11月10日 |
2021年11月から 2026年11月まで (自動更新) |
・優先的物件情報の提供及び優先的売買交渉権の付与 ・売却先候補者等に関する情報の提供 ・リーシングサポート業務の提供 ・プロパティ・マネジメント業務の提供 ・人材の派遣及びノウハウの提供 ・その他の情報の提供等 |
(2)KDX不動産投資法人とのサポート契約
当社は、2014年11月17日付で、KDX不動産投資法人(旧ケネディクス商業リート投資法人)及びその資産運用会社であるケネディクス不動産投資顧問株式会社との間で、サポート契約(その後の変更等を含む。)を下記のとおり締結しております。
当社の企業価値向上並びに、同投資法人やその資産運用会社の親会社であるケネディクス株式会社と当社との良好な関係性の維持向上を目的としております。
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相手先 |
契約締結日 |
期間 |
内容 |
|
KDX不動産投資法人 ケネディクス不動産投資顧問株式会社 |
2014年11月17日 |
2023年11月から 2026年10月まで (自動更新) |
JINUSHIビジネスに関する情報の提供及び順位2位の優先交渉権の付与(順位1位は地主リート) |
(3)包括売買取引に係る基本協定書
当社は、2019年11月18日付で、SMFLみらいパートナーズ株式会社及び当社100%子会社の地主AMとの間で販売用不動産(信託受益権を含む)の包括的な売買取引に係る枠を設定する基本協定書を下記のとおり締結しております。
また、2019年12月10日付で、エムエル・エステート株式会社及び当社100%子会社の地主AMとの間で、販売用不動産(信託受益権を含む)の包括的な売買取引に係る枠を設定する基本協定書を下記のとおり締結しております。
これらの基本協定書2件の合計600億円の売買枠を活用することにより、総資産回転率(不動産の仕入から売却までの期間の短縮)及び自己資本比率等財務指標の改善や有利子負債削減による新規資金調達力の拡大、並びに早期の開発利益の獲得等を目的とした財務体質の更なる強化を図るとともに、地主リートの成長・資産規模の拡大を目的としております。
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相手先 |
協定書締結日 |
期間 |
内容 |
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SMFLみらいパートナーズ株式会社 |
2019年11月18日 |
2019年11月から 2030年1月まで (売買枠設定期) |
・売買枠設定額300億円 ・SMFLみらいパートナーズ株式会社が売買枠にて取得する不動産を売却する際は、地主AMが指定する第三者(地主リートを想定するが、これに限らない。)が取得に係る優先交渉権を有する |
|
エムエル・エステート株式会社 |
2019年12月10日 |
2019年12月から 2030年1月まで (売買枠設定期) |
・売買枠設定額300億円 ・エムエル・エステート株式会社が売買枠にて取得する不動産を売却する際は、地主AMが指定する第三者(地主リートを想定するが、これに限らない。)が取得に係る優先交渉権を有する |
(4)ククレブ・アドバイザーズ株式会社との業務提携契約
当社は、2025年5月27日付でククレブ・アドバイザーズ株式会社との間で、業務提携契約を締結し、2025年10月30日付で同社との間で、より強固な提携へ発展させるため業務提携の変更契約及び株式引受契約を締結し、同社が実施する第三者割当増資を引き受ける方法により、同社普通株式108,400株を2025年11月21日付で取得をしております。
当社のJINUSHIビジネスにおけるCRE領域の強化及びAIを活用した不動産テックシステムの開発・導入等による仕入拡大と、ククレブ・アドバイザーズ株式会社における不動産テックビジネスの事業拡大を通じたCREソリューション事業の発展による、両社の更なる企業価値向上の実現を目的としております。
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相手先 |
契約締結日 |
期間 |
内容 |
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ククレブ・アドバイザーズ株式会社 |
2025年5月27日 (2025年10月30日付で業務提携に係る変更契約を締結) |
2025年5月から 2028年5月まで (自動更新) |
・JINUSHIビジネスとCREソリューション事業の連携 ・AIを活用した不動産テックシステムの開発、導入による生産性向上、仕入拡大 |
該当事項はありません。