本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針
当社グループは、社会の課題と向き合い持続可能な賃貸経営を追求することを“住む論理”と定義し、「住む論理の追求」をパーパスとして掲げ、主要な事業である賃貸経営代行事業を行っております。今後もミッションである「オーナーの資産価値の最大化」を実現すべく、新たなサービス、商品、事業を開発し、事業規模の拡大、さらには、企業価値の向上を目指してまいります。
(2) 中長期的な経営戦略
当社グループは2026年2月12日に発表した「JPMC中長期経営方針」のもと、パーパス経営を通じた持続的な企業価値向上の実現に向けた取り組みを進めています。
賃貸住宅マーケットにおいては相続税対策等を背景とした新築供給が一定程度継続していますが、資材価格や金利の上昇等といった不透明な経済情勢下において、賃貸物件の新築による市場成長余地は限定的であると認識しています。また、環境負荷の観点からも、既存物件の再生によるリユースエコノミーの重要性が今後一層高まると想定しています。
そのような状況の下、当社グループは全国規模のパートナーネットワークや金融機関との提携を活用し、既存物件を中心に全国の賃貸物件の運用を行っております。顧客である賃貸物件オーナーに対し、賃貸経営代行サービスを提供することで、オーナー資産の最大化に貢献しています。当社グループのビジネスモデルの特長は全国の賃貸物件の運用に特化し、スモールユニットで効率的に事業を運営できる点にあります。これを支えるパートナーネットワーク、金融機関との提携および既存物件の賃貸経営ノウハウは当社独自の無形資産であり、競争優位性の源泉であると考えています。
当社グループでは「プラットフォーム(運用戸数)の拡大」×「付加価値の向上」による成長実現へ向けて、オーガニックによる成長のみならず、運用戸数の拡大とシナジーの創出を企図したM&Aによる成長を目指します。加えて、パートナーネットワークを活用した収益源の多角化を進め、PropTechの活用により管理業務のサービス品質の向上と効率化の両立を推進します。また、これらを実現するために、人的資本など経営基盤の強化を図ります。
※PropTech:当社ではAIとDXの融合により賃貸住宅業界の課題を解決する技術と定義しています。
(3) 目標とする経営指標
当社グループでは、成長投資と株主総還元を適切にコントロールし、資本効率の高い経営を行うことを重要な経営課題としており、「配当性向」「DOE」「累進配当」を重要な経営指標と位置付けております。
配当性向 40%以上、DOE 10%程度を目線に、持続的な累進配当を行うことを目標としています。
(4) 優先的に対応すべき事業上及び財務上の課題
当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。
①持続的な成長のための競争優位性の強化
当社グループのビジネスモデルは、全国規模のパートナーネットワークや金融機関との提携、賃貸住宅経営のノウハウなど当社グループ独自の無形資産によって支えられています。これら無形資産の成長がさらなる市場競争力につながるとの認識のもと、運用データの蓄積、それを活用するための人的資本・組織資産の強化、PropTechを活用した賃貸経営代行の効率化・高度化への取り組みを進めてまいります。
②キャッシュ・フロー・アロケーションを意識した財務戦略
当社グループは、これまでと同様に余剰資金を生じさせない高水準の資本効率を維持しながら、持続的な成長を実現していくために、キャッシュ・フローを適切なバランスで成長投資と株主還元に分配することが重要であると認識しております。株主還元方針に基づく配当等の実施や、財務健全性を維持できる範囲内で有利子負債を活用した成長投資を進めてまいります。
③ESG経営の推進
当社グループは、サステナビリティに関するマテリアリティを特定し、事業活動を通じてESG経営の取り組みを推進しております。サステナビリティへの取り組みについては「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次のとおりであります。
以下の文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) サステナビリティ経営全般について
① ガバナンス
当社グループではサステナビリティ経営を推進するにあたり、グループCEOである代表取締役社長執行役員が委員長として中心となり「サステナビリティ委員会」において環境課題について協議し対応方針を明確にしたうえで全社グループへ共有を図っております。協議された内容等については適宜取締役会にて報告を行っております。
② 戦略
当社グループのパーパスである「住む論理の追求」とは、社会課題と向き合い、持続可能な賃貸経営を追求することを意味しております。具体的には、スクラップ&ビルドを繰り返すのではなく、オーナーの所有する既存の物件をリユースすることがサステナビリティの実現に寄与するものと考えております。また、人口動態の変化や地域の課題に向き合ったサービスの提供が求められており、それを支える人材の育成、ガバナンスの強化が必要と考えております。
当社グループは、2022年10月、代表取締役社長執行役員を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置し、優先して取り組む重要課題(以下「マテリアリティ」という。)を特定しております。
なお、気候変動課題に関する戦略は、(2)気候変動課題に関する取組み ①気候変動に関するリスクと機会 に記載のとおりです。
当社グループのマテリアリティ
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マテリアリティ |
概要 |
関連する機会とリスク (〇機会 ●リスク) |
主要な取組み |
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リユースエコノミーの推進 |
持続可能な賃貸経営を実現することでリユースエコノミーを推進する |
〇既存物件の再生需要の高まりによる、当社スーパーリユースのニーズの増加 |
・既存物件の借上げにより不要な新築を抑制する。CO2排出の抑制などサステナビリティ実現に貢献 ・既存物件を再生し、その後の持続可能な運用を行う「スーパーリユース」の促進 ・物件の安全性や修繕箇所などを無償で行う「建物診断」によりリフォームニーズを捉える ・入居者ニーズに対応したリフォームを提供 |
|
気候変動 |
リユースエコノミーの推進により脱炭素社会を目指すことに寄与する |
〇リユースエコノミーの推進に貢献する主力事業の成長 ●気候変動規制への対応による事業コストの増加 ●環境課題に対する対応の遅れによるレピュテーションの低下 ●気候変動に起因する自然災害による収益の減少や費用の増加 |
・既存物件の再生や、その後の持続可能な運用を行う「スーパーリユース」の促進 ・TCFDに対応した情報開示 ・CO2排出量の削減 |
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人口動態 |
人口動態による入居者需要の変化を的確に捉え、住居の提供を行う |
〇高齢者単身世帯や外国人の増加による賃貸需要の増加 ●人口の減少や少子高齢化の進行などの人口動態の変化による空室リスク |
・高齢者や外国人など多様な世帯のニーズに対応した住居の供給やサービス提供 ・賃貸経営のノウハウを活用し、競合物件との差別化で家賃収入の最大化を図る |
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地方創生 |
パートナー企業との協業により、全国で多様な世帯ニーズに対応した快適な住環境の提供を実現する |
◯高齢者単身世帯や外国人の増加による賃貸需要の増加 ●都市人口流入・地方過疎化がもたらすパートナー企業の競争力低下
|
・高齢者や外国人など多様な世帯のニーズに対応した住居の供給やサービス提供 ・パートナーに対して、必要な研修の実施を含めた各種の支援を通じてパートナーネットワークの強化 |
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多様な人材の活躍 |
多様な個性をもった人材がその能力を発揮し企業価値向上へ貢献する |
〇従業員の採用・育成による会社の成長 ●人材確保競争の激化によるコスト増加 |
・人的資本経営の推進 ・女性人材が活躍できる体制の整備 人事制度の充実 ・各種資格取得支援、資格手当 ・DXの活用による業務の効率化 |
|
安心・安全・快適な住宅の提供 |
賃貸経営に関連するさまざまなサービスを導入し、安心・安全・快適な住宅を提供する |
〇賃貸住宅においても快適な住生活を求めるニーズの高まり 〇賃貸業界におけるDX活用の機運の高まり |
・スマートロックやスマートホーム化の推進 ・入居者の利便性や満足度を高めるサービスの提供 |
|
ガバナンス |
事業成長を支える強固な経営基盤を確立する |
〇実効性の高いコーポレート・ガバナンスの実現と継続的な改善を通じた企業価値の持続的向上 ◯適切なリスクテイクによる企業価値増大 ●法令違反等による社会的信用度の低下 |
・取締役会の多様性の確保 ・リスク管理の強化と適切なリスクテイク ・コーポレート・ガバナンスの強化 ・コンプライアンスの推進体制の強化 |
③ リスク管理
当社グループでは、持続的な企業価値向上を実現する上で、的確なリスクの把握と迅速な対応が重要であると認識しております。
サステナビリティ関連のリスク管理のため、サステナビリティ委員会において、当社グループのマテリアリティに基づくサステナビリティ関連のリスクと機会の選定と評価を行っています。リスクと機会の評価にあたっては、IEA、IPCC等の各種シナリオを参照し、必要に応じて関連する事業部門にヒヤリングを行った上で、発生可能性と重要度、対応策の有無などで評価し、重要度を決定しています。サステナビリティに関連するリスクと機会のうち、重要度が高いものは、サステナビリティ委員会から取締役会に報告をしています。サステナビリティ関連の重要なリスクは、取締役会において、当社グループのその他のリスクと統合的な管理を行っています。
サステナビリティ委員会では、リスクを緩和するための対応策を検討し、設定した指標と目標によって対応策の進捗を管理しています。
④ 指標及び目標
気候変動課題に関して、(2)気候変動課題に関する取組み ②指標及び目標 に記載のとおり、指標及び目標を設定しております。
(2) 気候変動課題に対する取組み
① 気候変動に関するリスクと機会
当社グループでは、2020年12月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の最終報告書(TCFD提言)に賛同しました。気候変動が事業に与える影響について、TCFD提言に基づいてシナリオ分析を実施し、リスクと機会の抽出と評価、必要な対応の検討を行っています。シナリオ分析では、IPCC、IEA(※)等の各種レポートを参照し、温暖化対策が推進された世界(1.5℃シナリオ)と温暖化が進行する世界(4.0℃シナリオ)の複数のシナリオを想定し、2030年時点で事業に与える影響を検証しました。その結果、当社グループの事業において気候変動に伴う重大なリスクは確認されませんでしたが、当社グループでは、気候変動をはじめとしたサステナビリティに関する事象が当社グループの事業に与える影響についてガバナンス、リスク管理の取組みを通して把握、管理していくとともに、機会の獲得に取り組んでまいります。
※IPCC:気候変動に関する政府間パネル/Intergovernmental Panel on Climate Change
IEA:国際エネルギー機関/International Energy Agency
気候変動リスク・機会の特定と発現時期
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気候関連 リスク・機会の種類 |
JPMCグループの 気候関連リスク・ 機会の概要 |
評価 |
潜在的な影響 |
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シナリオ |
重要度 |
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リスク |
移行リスク |
政策/ 法的リスク |
気候変動規制導入 |
1.5℃ |
小 |
気候変動規則への対応による事業コスト増加 |
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カーボンプライシング導入 |
1.5℃ |
小 |
カーボンプライシング、炭素税等の導入によるコスト増加 |
|||
|
技術/ 市場リスク |
再生可能エネルギー活用推進 |
1.5℃ |
小 |
再生可能エネルギーや脱炭素エネルギー等への対応による機器・設備の導入コスト増加 |
||
|
評判リスク |
投資家からの評判低下 |
1.5℃ |
小 |
投資家からの環境情報開示要求への対応不備によるレピュテーションの低下 |
||
|
営業活動、採用活動への悪影響 |
1.5℃ |
小 |
ステークホルダーからのレピュテーション低下による新規獲得件数の低下や、新規採用および従業員エンゲージメン トへの悪影響 |
|||
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物理的リスク |
急性リスク |
台風や洪水などの異常気象の発生 |
4.0℃ |
小 |
気候変動に起因する自然災害による収益減少 |
|
|
4.0℃ |
小 |
自然災害による被害に対する支払保険料の増加 |
||||
|
機会 |
製品/サービス /市場 |
新築物件の建築抑制 |
1.5℃ |
小 |
スクラップ&ビルドへの批判と既存物件の再生需要の高まりによる事業拡大 |
|
|
リユースの推進 |
1.5℃ |
小 |
既存物件の再生需要の高まりによる、当社スーパーリユースのニーズ増加 |
|||
|
環境負荷の軽減 |
1.5℃ |
小 |
環境負荷の軽減につながるリフォーム、リノベーション需要の増加と賃貸物件としての魅力向上 |
|||
② 指標及び目標
2022年度を基準年としグループ全体で2030年度に50%削減、2050年度にカーボンゼロを目指します。
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2024年度実績 |
2025年度実績 |
2030年度目標 |
2050年度目標 |
|
排出量(tCO2) |
排出量(tCO2) |
2022年度比 |
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Scope1 |
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△50%(※) |
ゼロ |
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Scope2 |
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|
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Scope3 |
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- |
- |
※Scope1・2合わせた排出量の削減
(3) 人的資本に対する取組み
① ガバナンス
物件オーナーやパートナー企業、株主様などのステークホルダーに対して、絶え間なく価値創造を続けていくうえで、当社にとって最も重要な経営資源である人的資本を有効に活用し、かつ人材が長く安心して活躍できるような会社としていくことは、非常に重要な経営課題であると考えています。当社は取締役会及び業務執行の審議・決定機関である執行役員会において、この状況を把握して課題を共有するとともに、施策の検討と決定を行っております。また、施策の推進にあたっては、人事機能を統括する部門だけではなく、事業部門やグループ会社も一体となって取り組むことにより、着実に実行して成果を生み出す体制作りを図っております。
② 戦略
当社グループは「持続可能な賃貸経営を。」をスローガンとして、企業のパーパス(目的)である「住む論理の追求」、ミッションである「オーナー資産の最大化」を実現するべく経営努力を続けておりますが、その原動力は人材であることはいうまでもありません。このミッションを体現するマインドを社員に普及浸透させるとともに、スキルの向上を着実に進めていくことが重要と考えております。また、当社の目指す「エクセレントカンパニーの創造」においては、単に業績面でのパフォーマンス向上を図るだけでなく、付加価値の高いソリューションを提供する専門家集団作りを進めるとともに、従業員が安心して長く働き続けられるような制度や環境を整えていくことが大切な要素と考えております。また、人的資源が最大限のパフォーマンスを発揮していくためには、多様な発想、能力をもった人材が集い、自社とステークホルダーの共生にむけて、活発な議論を交わす企業風土が必要不可欠となります。また、お互いを尊重し助け合うことで、活き活きと働ける組織を育むことが重要です。
こうした考えをもとに、人材の育成及び社内環境整備に関する方針として、当社ではダイバーシティの推進、健康経営の推進、エンゲージメントの向上、マインドとスキルの向上をキーワードとして掲げ、人事戦略を遂行しています。
ダイバーシティについては、労働人口の減少が続くと見込まれるなか、女性の活躍は企業の存続にとって不可欠であるという認識のもと、採用場面においても女性の採用を積極的に進めております。育児休業を挟んだ子育て世代の女性社員も多く活躍していただけるよう、施策としては、フレックスタイムの導入や残業減少を狙いとしたIT環境の整備に取り組んでおりますが、2025年4月及び10月に施行された育児・介護休業法の改正に対応し、努力義務とされている事項についても積極的に制度に採り入れ、10月改正分についても4月から先行して社内規程に反映し、施行してまいりました。また、男性の育児休業についても、制度を積極的にPRした結果、対象者の50%が取得することとなりました。
当社における女性役員及び女性管理職比率の目標は、2030年度で30%を掲げております。執行役員を含めた女性役員比率は、2026年3月の定時株主総会において女性取締役を1名増員し、25%まで向上しております。また、女性管理職比率は、提出会社単体ベースで2.7%、連結ベースでも5.4%と、わずかずつではありますが向上してきております。加えて、女性社員が多く働く営業事務の職場において、2025年度から新たにセクレタリーリーダー職を新設し、日常のマネジメントや指導・教育の場面において実効性を発揮しており、女性社員のモチベーション向上と離職者の減少に寄与するとともに、女性管理職候補の育成にもつながりつつあり、将来的な女性管理職比率の向上に繋がることが期待されます。当社グループは国内市場のみの事業展開でありながら、外国籍の社員も在籍しており、多様性に富んだ人材ポートフォリオを実現しています。
健康経営に関しては、一定年齢以上の従業員に対しては、法の要請を超えた検診項目を提供する人間ドックの受診を可能にしているほか、契約カウンセラーにより定期的な(毎月2回)カウンセリング機会の提供を行っており、心身の健康の維持・向上に向けた体制を整えております。加えて、広域営業体制をとっている当社にとって不可欠な自動車の運転については、安全性を確保するため、新入社員教育の中に運転講習を組み込むなどして、労働災害の防止にも配慮しております。こうした取組みを通じて、2026年3月、経済産業省による健康経営優良法人認定制度にて、「健康経営優良法人2026」に5年連続で認定されております。
エンゲージメント向上の面については、2023年度より全社員に対して半年ごとにエンゲージメントサーベイを実施し、経営・事業・職場・上司という多角的な側面から現状のエンゲージメントスコアの把握を行うとともに、各側面に対する従業員の期待度と満足度のギャップ分析を綿密に行い、離職率減少に向けた経営課題の抽出と、対策案の検討を継続的に行っております。加えて、当社グループでは「全社員の経営参加」を経営の三大基本方針のひとつとして掲げ、全員を対象として年俸の一部を株式報酬として支給することや、従業員持株会参加者に対しては、世間水準を大きく上回る50%の奨励金の拠出を行っており、自社の業績の向上に対する貢献と、従業員自身の資産価値との連動性を強調し、経営への参加意識の向上と、やり甲斐・働き甲斐の向上に繋げています。新入社員のエンゲージメント維持に向けて、2024年度より新たに導入したメンター制度は、研修を受けた入社2年目社員がメンターとして月2~4回の頻度で新入社員と面談し、迷いや悩みを吸い上げ、アドバイスによりメンタル面のサポートを行う仕組みを構築しています。また、キャリア採用入社者についても、入社2ヶ月目、6ヶ月目、12ヶ月目と、定期的に人事部門による面談を実施し、フォロー強化を図る取り組みを行っています。このような多角的な施策を継続し、エンゲージメントの向上に繋げていく所存です。
マインドとスキルの向上に関しては、新入社員研修、入社2年目研修、年4回の中途採用者研修を、人事部門とアカデミー事業室とでカリキュラムを分担し、さらに外部研修機関も活用するなどして推進しております。2025年度においては、管理職向けの教育にさらに注力し、マインド研修に加えて、法令遵守やハラスメント防止も含めたコンプライアンス研修を実施し、管理職として備えるべき知識・素養の教育に努めてきました。また、2024年度から強化を図ってきた、当社の新商品・サービスに関する専門知識の習得や、営業手法の徹底を狙いとする研修会の定期的な開催を継続しております。加えて、当社として必要な資格の取得プロセスを通じて専門知識を知得してもらうことを狙いとして、各種の資格取得の補助や、祝い金、資格手当の充実にも努めております。その結果、当社グループにおける主な資格の保有者は、宅地建物取引士101名、賃貸不動産経営管理士110名となっております。
③ リスク管理
職場の安全衛生及び従業員の健康に関しては、人事部門による状況把握と個別対応、安全衛生委員会における課題の共有化に加え、定例の執行役員会において、私傷病による休職者、長時間労働者等のデータを月例で報告しており、過重労働の防止や健康維持施策が有効に機能しているかについて経営として把握を行っております。
④ 指標及び目標
当社グループは、人的資本経営の強化に向けて、以下の目標(連結ベース)を掲げ取り組んでまいります。
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指 標 |
実績(2024年度) |
実績(2025年度) |
目 標 |
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女性役員比率 (執行役員含む) |
15.4% |
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4.8% |
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90.9% |
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1 件 |
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52.5 |
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105名 |
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賃貸不動産経営管理士 有資格者 |
111名 |
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(注)エンゲージメントスコアは、株式会社リンクアンドモチベーション「エンゲージメントサーベイ」において調査を実施した、同社の算定基準による当社の評価及び偏差値になります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 人口動態による需要の変化
我が国では、人口の減少や少子高齢化の進行、都市への一層の人口の集中が進むと見込まれております。高齢者単身世帯の増加や外国人の増加などの影響もあり、世帯数が急速に減少していく可能性は低いと考えておりますが、賃貸住宅の需給関係が悪化した場合、収益性が低下する可能性があります。当社としては、多様な世帯のニーズに対応した物件の供給、サービスの提供、適切な賃料の設定を行い、競合物件との差別化を図ることで収益性の確保に努めています。しかしながら、想定よりも人口動態の変化が進み、世帯数の著しい減少や地域による偏りが発生した場合には業績に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 経済情勢の変化
不動産に関する税制改正や金利の急激な上昇など、経済情勢の変化により賃貸住宅オーナーの保有物件の収益性見通しが低下した場合、投資意欲に影響を与える可能性があります。当社は主に既存物件を取り扱うことに加え、サブリースや付加価値商品と組み合わせることで、賃貸住宅オーナーに対し十分な利回りを提供することが可能であると考えているため、これらの経済情勢の変化による業績への影響は僅少であると考えておりますが、急激な経済情勢の変化により賃貸住宅オーナーの収益の見通しが相対的に悪化した場合、当社サービスへの需要動向が変化し、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 法的規制等への対応
当社グループは、宅地建物取引業法や建築業等の許認可を受けて事業を展開し、またこれらの関連法令をはじめその他各種の法令等に基づいた企業活動を行っています。これらの法令等を遵守するために、コーポレート・ガバナンス体制の下でコンプライアンスの推進体制を強化していますが、法令等の違反や不正の発生等により、許認可の取消や行政処分を受けることとなった場合には、これによる社会的信用度が低下する可能性があります。また、法令等の改廃及び新設等による事業範囲の制限や費用負担の増加など、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 競争環境の変化
賃貸住宅マーケットにおいては、大手ハウスメーカーや当社のパートナーではない賃貸管理会社などと競合することがあり、競争的な環境にあります。当社は、競合他社と異なるビジネスモデルや特徴あるサービスを活用した差別化戦略を進めておりますが、今後、異業種などからの新規参入など競争環境に大きな変化があり、これらの競合会社との競争において優位に立てない場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(5) パートナーの方針変更等
当社グループのビジネスモデルは全国規模のパートナーネットワークを活用したパートナー企業や金融機関との協業による点に特徴があり、パートナー企業は、特に運用戸数拡大のための営業や、運用物件の管理など当社のサプライチェーンにおいて重要な役割を果たしており、パートナーや金融機関に依存することを想定したビジネスモデルであります。当社はパートナー企業に対して必要な研修の実施を含めた各種の支援によるパートナーネットワークの強化や、各地の金融機関との提携強化など、サプライチェーンをより強固にするための取組みを進めております。しかしながら、パートナー企業や金融機関の方針変更や競争力の低下が生じた場合には、当社の業績にも影響が生じる可能性があります。
(6) 人材の確保
当社グループでは経営理念の実現や更なる企業価値成長へ向け、優秀で多様な人材を確保し、育成し続けることが重要です。しかしながら、そのような人材の獲得競争は激しく、また、個人のキャリアや働き方に対する価値観がこれまで以上に多様化しています。当社としては、人事制度の充実やDXの活用による業務の効率化によって対応していく考えですが、当社グループを取り巻く事業環境の変化や新たに生じる社会課題等に対応するための人材の継続的な確保や育成が不十分である場合には、サービスの質が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(7) 気候変動
気候変動課題への関心が高まる中で、規制の導入等によるコストの増加、評判リスクの発現、異常気象による収益減少や費用の増加が発生する可能性があります。当社の事業に与える影響は比較的小さいものと考えておりますが、引き続き、影響を注視してまいります。
(8) 情報セキュリティ
当社グループは、ITやAIを活用して事業や業務を効率的に進めるとともに、データを活用したビジネスを進めており、各事業において個人情報をはじめとする多くの機密情報を取り扱っています。機密情報に関しては、関連する諸法令の遵守と適正な取り扱いの確保に努めておりますが、サイバー攻撃・ウイルス感染等による情報セキュリティインシデント発生等、機密情報が外部へ漏えいした場合やシステムリスクが顕在化した場合には、当社グループの社会的信用の失墜や損害賠償の請求等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(9) 信用リスク
当社のプロパティマネジメント事業及びその付随業務においては、入居者が賃料を適時に支払うことを前提としております。当社は信用リスクを回避するために、適切な情報収集を行い、必要に応じて債権保全を行うなどの対応を行っておりますが、滞納が相次いだ場合には、貸倒れや貸倒引当金の増加等により、当社の財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善するなかで緩やかに回復する動きとなりました。
一方、物価上昇の継続に加え、米国の通商政策の動向や金融資本市場の変動などにより先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況のもと当社グループは、パーパスである「住む論理の追求」のもと、賃貸住宅(マンション・アパート)の経営代行事業の持続的な成長とさらなる企業価値向上に向けて、運用戸数の拡大とグループ一体となった収益性強化を基本戦略として事業に取り組みました。
ストックである運用戸数は、107,922戸と前期末比で1,031戸の純減となりました。ストックを活用した収益性強化に向けて、プロパティマネジメントの管理精度向上による入居率上昇に加えて、賃貸経営代行とリフォームを組み合わせた「スーパーリユース」、PM付帯事業である滞納保証・家財保険などのクロスセルの推進により、1戸当たりの収益性の向上に取り組みました。また、経営基盤の強化を目的として人的資本への投資を引き続き行いました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,300百万円減少し17,434百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,220百万円減少し8,179百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ79百万円減少し9,255百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高58,498百万円(前期比0.8%減)、営業利益2,635百万円(同3.2%減)、経常利益2,645百万円(同3.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,800百万円(同1.7%減)となりました。
売上区分別の経営成績は、次のとおりであります。
(プロパティマネジメント収入)
パートナーや金融機関との連携を強化し運用戸数の獲得に取り組みました。また、プロパティマネジメントの管理精度向上とストックの良質化による収益性強化に取り組みました。
この結果、当連結会計年度におきまして、プロパティマネジメント収入は54,004百万円(前期比0.4%増)となりました。
(PM付帯事業収入)
当社の運用物件の新規入居者に対する滞納保証及び家財保険などのクロスセルに取り組みました。
この結果、PM付帯事業収入は2,727百万円(前期比5.2%増)となりました。
(その他の収入)
当連結会計年度は販売用不動産の売却はありませんでした。また、建築部材等の販売事業が前年を下回りました。
この結果、その他の収入は1,766百万円(前期比32.5%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ710百万円減少し、当連結会計年度末には6,795百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,600百万円の収入(前連結会計年度は2,950百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が2,723百万円、営業貸付金の減少額が474百万円、仕入債務の増加額が275百万円、減価償却費が183百万円、法人税等の支払額が1,136百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、383百万円の支出(前連結会計年度は428百万円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出が330百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、2,926百万円の支出(前連結会計年度は1,866百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額が968百万円、長期借入金の返済による支出が946百万円、自己株式の取得による支出が1,006百万円あったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社グループの事業は、プロパティマネジメント事業及びその付随業務の単一セグメントであるため、売上区分別に記載しております。
a.生産実績
該当事項はありません。
b.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績を売上原価区分別に示すと、次のとおりであります。
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売上原価区分 |
当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) |
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仕入高(百万円) |
前期比(%) |
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プロパティマネジメント収入原価 |
47,689 |
△0.6 |
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PM付帯事業収入原価 |
1,746 |
6.8 |
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その他の原価 |
1,174 |
△22.0 |
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合計 |
50,610 |
△1.0 |
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績を売上区分別に示すと、次のとおりであります。
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売上区分 |
当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) |
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販売高(百万円) |
前期比(%) |
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プロパティマネジメント収入 |
54,004 |
0.4 |
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PM付帯事業収入 |
2,727 |
5.2 |
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その他の収入 |
1,766 |
△32.5 |
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合計 |
58,498 |
△0.8 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態及び経営成績の分析
当連結会計年度における財政状態及び経営成績の分析につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。
b.資本の財源及び資金の流動性
(1) キャッシュ・フロー
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は、下記のとおりであります。
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2021年 12月期 |
2022年 12月期 |
2023年 12月期 |
2024年 12月期 |
2025年 12月期 |
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自己資本比率(%) |
38.8 |
42.3 |
47.6 |
49.8 |
53.1 |
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時価ベースの自己資本比率(%) |
101.2 |
98.0 |
109.3 |
105.0 |
123.6 |
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キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) |
1.6 |
1.3 |
1.2 |
0.6 |
0.3 |
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インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) |
290.2 |
263.0 |
289.7 |
501.5 |
371.8 |
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標はいずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しております。
※ 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。
(2) 資金の需要
さらなる企業価値の向上を図るための事業投資、運転資金及び債務の返済、並びに株主還元策の実施の資金需要に備え、資金調達及び流動性の確保に努めています。
(3) 資金の財源及び資金の流動性
運転資金及び債務の返済、株主還元策の実施に関しては基本的に営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金を充当することにより対応する方針であります。また、企業価値の向上を図るための事業投資につきましては自己資金や金融機関の借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は759百万円となっており、また、現金及び現金同等物の残高は6,795百万円となっております。
③ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 目標とする経営指標」に記載しております。
記載事項はありません。
該当事項はありません。