株式会社エイチ・アイ・エスはやばい?経営の健全性を開示データで確認
結論:確認が必要な開示があります。有価証券報告書と適時開示で確認できる7項目のうち、4項目は懸念が確認されず、3項目に確認しておきたい点があります。
株式会社エイチ・アイ・エスについて「やばい」「ブラック」「潰れる」といった言葉で検索されることがあります。 こうした評判は口コミや噂として広がりがちですが、上場企業の経営状態は法律で開示が義務づけられています。 このページでは有価証券報告書と適時開示だけを使い、7項目で確認できることを整理しました。 印象や体験談は一切含めていません。
株式会社エイチ・アイ・エスの業績はどう変わっている?
- 売上高は直近5期で最も高い水準です(2025年10月期 3,731億円)。
- 売上高は4期連続で増えています(2021年10月期 1,186億円 → 3,731億円)。
- 2026年10月期 第3四半期(2026-09-11発表)の売上高は2,793億円で、前年同期比+4.9%、営業利益は51億円(同-18.1%)です。
- 会社の通期予想(売上高3,950億円・営業利益120億円)に対する売上高の進捗は71%です。
出典: 有価証券報告書「経営指標等の推移」(5期)・東証の決算短信(J-Quants API)。
2人の解説で見る株式会社エイチ・アイ・エス
下の判定表と同じデータを、会話でかみくだいています。数字の読み方が分からないときはこちらから。
先輩、この会社ヤバいって噂を見たんすけど…大丈夫なんすか?
噂じゃなくて開示で見よう。上場企業なら、判断材料は全部そろってる。
直近期の最終損益は黒字(47億円)。まず「稼げているか」はクリアだね。
直近5期のうち3期が赤字。ここは「なぜ続いたのか」を有報で確かめたい。
うわ、続いてるのはさすがに気になるっす…
自己資本比率は約11%。ただし銀行・リース・不動産は借入前提だから、業種とセットで見ること。
売上は直近5期で215%増えている。縮小しているわけではないね。
それで、結局どうなんすか!?
落ち着いて。過年度決算の訂正(8件)が開示されている。これは噂ではなく会社自身が出した情報だから、原文を必ず読むこと。
面接で聞いてもいいんすか?
聞き方次第だね。「不安です」ではなく「開示を読んだうえで、今後の見通しを伺いたい」なら、むしろ企業研究の深さが伝わるよ。
なるほど。噂より開示、っすね!
公開データで確認できること
確認が必要な開示の内容
- 過年度決算の訂正(8件)訂正有価証券報告書-第44期(2023/11/01-2024/10/31)
これらは企業自身が公表したものです。事実関係と会社の説明は 有価証券報告書の原本(PDF)で必ずご確認ください。
このページで分からないこと
ここで確認できるのは会社全体の数字だけです。次の点は開示されないため、 このページでは判断できません。
- 配属先の労働環境 — 残業時間や人間関係は部署ごとに大きく違い、全社平均では見えません
- 新卒の3年後離職率 — 上場企業には開示義務がなく、当サイトでも取得できていません
- 実際の初任給 — 有価証券報告書に記載義務がありません。採用サイトでご確認ください
- 社風や上司との相性 — 数字では測れません。OB訪問や説明会で確かめてください
なお、この判定は2026-01-27提出の書類にもとづいています。以降の変化は反映されていません。
1つの項目だけで良し悪しは決まりません。たとえば自己資本比率の低さは、 銀行や不動産では業種の構造によるものです。 気になった項目を業界の他社と比べると、その会社固有の問題かどうかが分かります。
出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書、東証TDnet 適時開示、厚生労働省「しょくばらぼ」。 判定基準(黒字か/自己資本比率30%以上か 等)は当サイトが設定した目安で、 企業の優劣や将来を保証するものではありません。就職・投資の判断は必ず一次情報をご確認ください。