【業界研究】精密機器掲載55社 / 33業種コード3750 / 2026年版

最終更新: / 出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET 有価証券報告書、gBizINFO(経済産業省)

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掲載企業数
55
業界売上合計
7.94兆円
平均純利益率 当期純利益 ÷ 売上高。業種内の各社の純利益率を平均した値です。本業の儲けに加え財務損益等も含めた最終的な利益率を示します。
-4.88%
平均売上成長率 売上高の5期推移から算出した年平均成長率(CAGR)を業種内で平均した値です。プラスは業種全体の拡大傾向を示します。 (年率)
+8.35%

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を集計(2026-08-22時点)。売上成長率は売上5期推移の年平均成長率(CAGR)の業種平均。

30秒で分かる精密機器業界サマリ

精密機器は東証33業種コード3750に分類される業種で、2026-08-22時点で本サイトに55社(東証上場52社、有価証券報告書を提出する非上場3社)を掲載している。上位10社の連結売上合計は約6.10兆円(直近期・有価証券報告書ベース)。代表企業にテルモ(4543)、オリンパス(7733)、HOYA(7741)、ニコン(7731)などがある。精密機器:計測機器・分析機器・光学機器・時計・医療機器など。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET(2026-08-22取得)。

精密機器業界の概要とビジネスモデル

精密機器業は、カメラ・光学機器・時計・複合機・医療機器・分析機器・計測機器など、精密な加工・組立を要する機械を製造する業種。輸送用機器・電気機器の中間的な性質を持ち、光学・電子・機械の複合技術が競争力の中核。日本企業の世界シェアが特に高い領域(医療機器・分析機器・複合機)が多い。

高い研究開発比率と長期の製品ライフサイクル。医療機器は規制・承認の参入障壁が高く、いったん採用されると長期収益化が可能。分析機器・計測機器も顧客(製薬・化学・電機)との長期取引が中核。

精密機器の主要セグメント・サブカテゴリ

精密機器の市場規模と動向

当サイト掲載の精密機器企業55社の売上高を合計すると 7.95兆円です。 上位3社で業界全体の38.9%を占めており、大手が一定のシェアを持ちつつ、中堅企業も層をなす構造です。

会計期業界合計売上初年度比
前々期 6.95兆円 0.0%
前期 7.55兆円 8.6%
当期 7.89兆円 13.5%

3期分の売上がそろう51社で集計。 直近3期で業界合計は+13.5%と拡大しています。 出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。

精密機器のバリューチェーン

上流から下流までの流れです。志望動機や逆質問では「自社がどの工程で稼いでいるか」を押さえておくと話が具体的になります。

  1. 1
    要素技術開発
    光学・センサ・微細加工などの基盤技術を磨く。他社が真似しにくい source of advantage になる。
  2. 2
    製品設計
    計測機器・医療機器・カメラなどに仕上げる。医療機器は規制対応が設計段階から必要。
  3. 3
    精密製造
    高精度の加工と組立を行う。歩留まりを支えるのは熟練技能と自動化の組み合わせ。
  4. 4
    薬事・品質保証
    医療機器では承認取得と品質管理体制が事業継続の前提になる。
  5. 5
    販売・保守
    病院・研究機関・製造業に販売し、保守契約と消耗品で継続収益を得る。

精密機器のPEST分析

業界を取り巻く外部環境を、政治・経済・社会・技術の4つの観点で整理しています。

🏛Politics(政治・規制)
医療機器規制と各国の承認制度が参入速度を決める。輸出管理の対象になる精密機器もある。
💹Economy(経済)
医療・研究用途は景気変動に比較的強い一方、産業用計測機器は設備投資サイクルに連動する。
👥Society(社会)
高齢化で医療・診断需要が増える。低侵襲治療や早期診断へのニーズが製品開発の方向を決めている。
⚙️Technology(技術)
画像診断とAIの組み合わせ、内視鏡やロボット手術支援、半導体検査装置の高精度化が成長領域。

精密機器の業界平均KPI

いずれも中央値です。業種内の規模差が大きく、単純平均だと上位数社に引きずられるため。 n は算出に使えた社数です。

指標中央値n
営業利益率
本業でどれだけ稼げているか
9.0% 50
ROE(自己資本利益率)
株主資本をどれだけ効率よく使えているか
9.5% 51
自己資本比率
高いほど財務の余裕が大きい
59.1% 51
連結従業員数
組織の規模感
1,700名 51
就活偏差値(当サイト独自)
平均50・標準偏差10
52.4 55

出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。指標の定義は算出方法を参照。

精密機器の平均年収・働き方・キャリアパス

平均年収の中央値689万円n=51
年収の四分位(下位25%〜上位25%)610万円 〜 810万円
平均勤続年数の中央値13.1年n=52
平均年齢の中央値43.2歳n=52
女性管理職比率の中央値8.8%n=40
男性育児休業取得率の中央値81.5%n=36

この業種で平均年収が高い企業: ジーエルテクノホールディングス(1,048万円)・リガク・ホールディングス(1,008万円)・オリンパス(1,006万円)・平山ホールディングス(999万円)・ノーリツ鋼機(987万円)

光学・電子・機械・生体医工学の専門性が活きる。医療機器・分析機器メーカーは安定成長で長期キャリアを志向する人に向く。研究開発職・薬事申請・規制対応のキャリアもある。

キャリアパス: 技術系は光学・機械・電子・ソフトの各設計と、生産技術・品質保証に分かれる。医療機器分野では薬事担当という専門職もある。事務系は病院や研究機関を相手にする専門性の高い営業が中心で、製品知識が求められる。海外売上比率が高く、駐在や海外顧客対応の機会が多い。

年収・勤続年数は有価証券報告書の「従業員の状況」(提出会社単体)から集計。持株会社は本体のみの数値になるため、事業会社の実態と異なる場合があります。

医療機器は高齢化と新興国の医療インフラ整備で構造的成長。内視鏡(オリンパス)、画像診断・体外診断(テルモ・キヤノンメディカル)が強い。複合機は印刷需要減で苦戦、カメラはミラーレスにシフト。半導体検査装置は半導体投資サイクル連動。

将来予測: 医療とヘルスケアは高齢化を背景に安定成長が見込める領域で、診断機器にAIを組み込む動きが加速する。消耗品と保守で継続収益を作れる構造を持つ企業は、景気に左右されにくい強さを保ちやすい。

精密機器業界で注目すべき指標

企業を比較・評価するときに業界特有の観点で見るべき指標です。

関連キーワード: 医療機器オリンパステルモ内視鏡分析機器キヤノン複合機

精密機器とはどんな業種か(定義と東証分類)

業種名精密機器
33業種コード3750
上位カテゴリ(17業種)電機・精密
分類定義精密機器:計測機器・分析機器・光学機器・時計・医療機器など。
本サイト掲載企業数55社

出典: JPX 東証上場銘柄一覧(2026-08-22時点)

精密機器の業界統計(掲載社数・売上規模・平均従業員数)

掲載企業数55社(うち東証上場52社)
掲載各社の連結売上合計7.94兆円(売上判明 54社の合計)
業界最大手(売上)テルモ株式会社 1.13兆円
平均従業員数(連結) 連結ベースの従業員数を、数値が判明している業種内企業で平均した値です。 5,084名 (55社平均)
掲載各社の従業員数合計279,605名

出典: 各社の最新有価証券報告書(2026-08-22集計)。数値は同期末対比ではなく直近開示時点の合算。

精密機器の主要企業ランキング(売上順)

順位 企業名 コード 連結売上 当期純利益 従業員 市場
1 テルモ株式会社 4543 1.13兆円 1,359億円 31,185名 プライム
2 オリンパス株式会社 7733 1.01兆円 682億円 28,138名 プライム
3 HOYA株式会社 7741 9,477億円 2,660億円 37,752名 プライム
4 株式会社ニコン 7731 6,772億円 -861億円 19,928名 プライム
5 ニプロ株式会社 8086 6,605億円 135億円 38,593名 プライム
6 株式会社 島津製作所 7701 5,607億円 605億円 14,649名 プライム
7 シチズン時計株式会社 7762 3,468億円 311億円 12,147名 プライム
8 セイコーグループ株式会社 8050 3,357億円 220億円 11,326名 プライム
9 株式会社 トプコン E02299 2,160億円 4億円 5,327名 非上場
10 日機装株式会社 6376 2,156億円 137億円 8,120名 プライム

出典: 金融庁EDINET 各社最新有価証券報告書(2026-08-22取得)。本ランキングは判明している直近期売上のみで集計。

企業ポジショニング(売上 × 純利益)

横軸=連結売上、縦軸=当期純利益、バブルの大きさ=従業員数。バブルをクリックすると企業ページへ移動します。

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書(2026-08-22取得、上位40社)。

業種比較(精密機器 vs 他業種)

比較したい業種を選んでください(最大3つ)。精密機器との売上規模・利益率・成長率を並べて表示します。

指標精密機器
掲載企業数55社
業界売上合計7.94兆円
平均売上1,471億円
平均純利益率-4.88%
平均売上成長率(年率)8.35%
平均従業員数5,084名

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を業種集計(2026-08-22時点)。

上位カテゴリ・関連業種

電機・精密(17業種)
上位カテゴリ
電気機器
同じ17業種内 / 248社

市場区分別の内訳

プライム
27社
スタンダード
18社
グロース
7社
非上場
3社

規模区分別の内訳

規模区分なし
28社
TOPIX Small 1
11社
TOPIX Small 2
8社
TOPIX Mid400
5社
TOPIX Large70
2社
TOPIX Core30
1社

精密機器業界の人気比較ペア

同業・同規模の組み合わせで横並び比較できる代表的なペア。精密機器の比較を全て見る →

シチズン時計株式会社 vs セイコーグループ株式会社
売上合計 6,825億円
テルモ株式会社 vs オリンパス株式会社
売上合計 2.14兆円
テルモ株式会社 vs HOYA株式会社
売上合計 2.08兆円
株式会社ニコン vs オリンパス株式会社
売上合計 1.69兆円
株式会社 島津製作所 vs シチズン時計株式会社
売上合計 9,075億円
株式会社東京精密 vs ノーリツ鋼機株式会社
売上合計 2,861億円
オリンパス株式会社 vs HOYA株式会社
売上合計 1.96兆円
株式会社 島津製作所 vs 株式会社ニコン
売上合計 1.24兆円
株式会社ニコン vs ニプロ株式会社
売上合計 1.34兆円

精密機器のランキング

全業種を混ぜた順位ではなく、精密機器の中だけで並べた順位です。年収も利益率も業種によって水準が違うため、志望業界の中での位置を見るほうが実態を掴めます。

💴精密機器の平均年間給与ランキング
50社を掲載
🎓精密機器の就活偏差値ランキング
47社を掲載
👤精密機器の従業員の平均年齢ランキング
51社を掲載
💰精密機器の売上高ランキング
52社を掲載
🏆精密機器の財務健康度スコアランキング
52社を掲載
📊精密機器の営業利益率ランキング
47社を掲載
精密機器のROE(自己資本利益率)ランキング
51社を掲載
🛡精密機器の自己資本比率ランキング
51社を掲載

精密機器の掲載企業一覧(全55社)

よくある質問

Q. 精密機器の掲載企業は何社ありますか?

A. 2026-08-22時点で55社を掲載しています。内訳は東証上場52社と、上場していませんが有価証券報告書を提出している3社です。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET。

Q. 精密機器の業種コードは?

A. 東証33業種分類で「3750」、東証17業種カテゴリでは「電機・精密」に属します。

Q. 精密機器の業界最大手はどこですか?

A. 売上規模ではテルモ株式会社(4543)が首位で、直近期の連結売上は1.13兆円です。出典: 有価証券報告書。

Q. 精密機器の主要企業は?

A. 売上上位3社はテルモ株式会社(4543)、オリンパス株式会社(7733)、HOYA株式会社(7741)です。

Q. 精密機器の掲載企業の平均従業員数は?

A. 55社平均で約5,084名(連結ベース、直近期末)。出典: 有価証券報告書。

Q. 精密機器と電機・精密の関係は?

A. 精密機器(33業種)は、上位カテゴリの「電機・精密」(17業種)に属する細分類です。

Q. 精密機器と同じ17業種「電機・精密」に属する他の33業種は?

A. 電気機器などがあります。

参考資料・出典

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