【業界研究】保険業掲載25社 / 33業種コード7150 / 2026年版

最終更新: / 出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET 有価証券報告書、gBizINFO(経済産業省)

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掲載企業数
25
業界売上合計
41.42兆円
平均純利益率 当期純利益 ÷ 売上高。業種内の各社の純利益率を平均した値です。本業の儲けに加え財務損益等も含めた最終的な利益率を示します。
10.65%
平均売上成長率 売上高の5期推移から算出した年平均成長率(CAGR)を業種内で平均した値です。プラスは業種全体の拡大傾向を示します。 (年率)
+7.76%

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を集計(2026-08-22時点)。売上成長率は売上5期推移の年平均成長率(CAGR)の業種平均。

30秒で分かる保険業サマリ

保険業は東証33業種コード7150に分類される業種で、2026-08-22時点で本サイトに25社(東証上場14社、有価証券報告書を提出する非上場11社)を掲載している。上位10社の連結売上合計は約41.23兆円(直近期・有価証券報告書ベース)。代表企業に東京海上ホールディングス(8766)、東京海上日動火災保険(E03823)、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)、SOMPOホールディングス(8630)などがある。保険業:生命保険・損害保険会社。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET(2026-08-22取得)。

保険業の概要とビジネスモデル

保険業は、生命保険(死亡・医療・年金)と損害保険(自動車・火災・賠償責任)を提供する金融業種。東京海上HD・MS&AD・SOMPOの大手損保3グループ、第一生命HD・T&Dなどの大手生保が中心。集めた保険料を運用しながら保険金支払いに備える「リスク引受+資産運用」の事業構造。

保険料収入 - 保険金支払い - 事業費 = 保険引受損益 + 運用収益。損保3社は海外M&Aで海外事業比率を高め、生保は新契約数・保有契約価値(EV)が KPI。資産運用利回りが業績に大きく影響。

保険業の主要セグメント・サブカテゴリ

保険業の市場規模と動向

当サイト掲載の保険業企業24社の売上高を合計すると 17.13兆円です。 上位3社で業界全体の69.1%を占めており、少数の大手に売上が集中した構造です。

会計期業界合計売上初年度比
前々期 39.06兆円 0.0%
前期 38.99兆円 -0.2%
当期 41.42兆円 6.1%

3期分の売上がそろう19社で集計。 直近3期で業界合計は+6.1%と拡大しています。 出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。

保険業のバリューチェーン

上流から下流までの流れです。志望動機や逆質問では「自社がどの工程で稼いでいるか」を押さえておくと話が具体的になります。

  1. 1
    商品開発・料率設計
    統計データからリスクを見積もり、保険料と補償内容を設計する。アクチュアリーが担う中核業務。
  2. 2
    販売(代理店・直販)
    代理店網・銀行窓販・直販で契約を獲得する。チャネル構成がコストと顧客層を決める。
  3. 3
    引受(アンダーライティング)
    個々の契約を引き受けるか判断する。ここの規律が長期の収益性を守る。
  4. 4
    資産運用
    預かった保険料を運用する。特に生命保険は長期運用の巧拙が収益を大きく左右する。
  5. 5
    保険金支払い・サービス
    事故や保険事故の際に支払う。支払いの速さと納得感が信頼に直結する。

保険業のPEST分析

業界を取り巻く外部環境を、政治・経済・社会・技術の4つの観点で整理しています。

🏛Politics(政治・規制)
保険業法・募集ルール・ソルベンシー規制が事業運営を規定する。公的年金や医療保険制度の変更は民間保険の需要を動かす。
💹Economy(経済)
金利水準が生命保険の運用収益と商品設計を左右する。損害保険は自然災害の発生状況で収支が大きく振れる。
👥Society(社会)
高齢化で医療・介護保障の需要が増える一方、人口減で新規契約の母数は縮小する。単身世帯増で必要な保障の形も変わる。
⚙️Technology(技術)
デジタルによる契約手続きの簡素化、テレマティクスやウェアラブルを使ったリスクに応じた料率設定、AIによる支払査定が進む。

保険業の業界平均KPI

いずれも中央値です。業種内の規模差が大きく、単純平均だと上位数社に引きずられるため。 n は算出に使えた社数です。

指標中央値n
営業利益率
本業でどれだけ稼げているか
9.8% 6
ROE(自己資本利益率)
株主資本をどれだけ効率よく使えているか
8.5% 22
自己資本比率
高いほど財務の余裕が大きい
25.2% 22
連結従業員数
組織の規模感
14,042名 21
就活偏差値(当サイト独自)
平均50・標準偏差10
47.7 25

出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。指標の定義は算出方法を参照。

保険業の平均年収・働き方・キャリアパス

平均年収の中央値840万円n=13
年収の四分位(下位25%〜上位25%)624万円 〜 1,238万円
平均勤続年数の中央値6.3年n=13
平均年齢の中央値42.2歳n=13
女性管理職比率の中央値19.9%n=12
男性育児休業取得率の中央値73.2%n=10

この業種で平均年収が高い企業: 東京海上ホールディングス(1,487万円)・ソニーフィナンシャルグループ(1,279万円)・SOMPOホールディングス(1,260万円)・MS&ADインシュアランスグループホールディングス(1,238万円)・第一ライフグループ(1,143万円)

保険・アクチュアリー・資産運用・リスクマネジメントに関心がある人。アクチュアリーは数学・統計の専門職、営業(法人代理店)・引受査定・損害サービスもキャリアパス。

キャリアパス: 総合職は営業(代理店支援・法人営業)、損害サービス(保険金支払い)、商品開発、資産運用、リスク管理などに配属される。アクチュアリーや引受の専門職は資格と統計の専門性が求められる。全国転勤を伴うことが多く、拠点での実務を経て本社機能へ移る流れが一般的。

年収・勤続年数は有価証券報告書の「従業員の状況」(提出会社単体)から集計。持株会社は本体のみの数値になるため、事業会社の実態と異なる場合があります。

海外M&Aの加速(東京海上のフィラデルフィア、SOMPOのEndurance)、自然災害コスト増(気候変動)、自動車保険のEV対応・テレマティクス、生保の高齢化対応・健康増進型保険、サイバー保険など新領域。

将来予測: 国内の契約母数は人口減で細るため、海外事業と第三分野(医療・介護)の比重が上がっていく。自然災害の激甚化は損害保険の収支を不安定にし、リスクを正確に価格へ反映する技術力が競争力の中心になる。

保険業で注目すべき指標

企業を比較・評価するときに業界特有の観点で見るべき指標です。

関連キーワード: 東京海上MS&ADSOMPO第一生命海外M&A気候変動テレマティクスアクチュアリー

保険業とはどんな業種か(定義と東証分類)

業種名保険業
33業種コード7150
上位カテゴリ(17業種)金融(除く銀行)
分類定義保険業:生命保険・損害保険会社。
本サイト掲載企業数25社

出典: JPX 東証上場銘柄一覧(2026-08-22時点)

保険業の業界統計(掲載社数・売上規模・平均従業員数)

掲載企業数25社(うち東証上場14社)
掲載各社の連結売上合計41.42兆円(売上判明 19社の合計)
業界最大手(売上)東京海上ホールディングス株式会社 7.69兆円
平均従業員数(連結) 連結ベースの従業員数を、数値が判明している業種内企業で平均した値です。 17,361名 (24社平均)
掲載各社の従業員数合計416,658名

出典: 各社の最新有価証券報告書(2026-08-22集計)。数値は同期末対比ではなく直近開示時点の合算。

保険業の主要企業ランキング(売上順)

順位 企業名 コード 連結売上 当期純利益 従業員 市場
1 東京海上ホールディングス株式会社 8766 7.69兆円 5,313億円 67,526名 プライム
2 東京海上日動火災保険株式会社 E03823 7.23兆円 7,236億円 48,838名 非上場
3 MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 8725 6.44兆円 5,106億円 46,856名 プライム
4 SOMPOホールディングス株式会社 8630 5.37兆円 6,401億円 55,702名 プライム
5 損害保険ジャパン株式会社 E03827 5.11兆円 5,646億円 35,424名 非上場
6 三井住友海上火災保険株式会社 E03824 4.28兆円 2,964億円 23,039名 非上場
7 ソニーフィナンシャルグループ株式会社 8729 2.87兆円 555億円 14,042名 プライム
8 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 E03833 1.76兆円 1,244億円 15,207名 非上場
9 トーア再保険株式会社 E03842 3,351億円 393億円 418名 非上場
10 SBIインシュアランスグループ株式会社 7326 1,404億円 29億円 1,030名 グロース

出典: 金融庁EDINET 各社最新有価証券報告書(2026-08-22取得)。本ランキングは判明している直近期売上のみで集計。

企業ポジショニング(売上 × 純利益)

横軸=連結売上、縦軸=当期純利益、バブルの大きさ=従業員数。バブルをクリックすると企業ページへ移動します。

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書(2026-08-22取得、上位40社)。

業種比較(保険業 vs 他業種)

比較したい業種を選んでください(最大3つ)。保険業との売上規模・利益率・成長率を並べて表示します。

指標保険業
掲載企業数25社
業界売上合計41.42兆円
平均売上2.18兆円
平均純利益率10.65%
平均売上成長率(年率)7.76%
平均従業員数17,361名

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を業種集計(2026-08-22時点)。

上位カテゴリ・関連業種

金融(除く銀行)(17業種)
上位カテゴリ
その他金融業
同じ17業種内 / 59社
証券、商品先物取引業
同じ17業種内 / 49社

市場区分別の内訳

プライム
11社
非上場
11社
グロース
3社

規模区分別の内訳

規模区分なし
14社
TOPIX Large70
3社
TOPIX Small 1
2社
TOPIX Mid400
2社
TOPIX Small 2
2社
TOPIX Core30
2社

保険業の人気比較ペア

同業・同規模の組み合わせで横並び比較できる代表的なペア。保険業の比較を全て見る →

MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 vs 東京海上ホールディングス株式会社
売上合計 2.47兆円
株式会社第一ライフグループ vs 東京海上ホールディングス株式会社
売上合計 2.10兆円
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 vs 株式会社第一ライフグループ
売上合計 1.87兆円
SOMPOホールディングス株式会社 vs MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社
売上合計 6.49兆円
三井住友海上火災保険株式会社 vs あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
売上合計 1.16兆円
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 vs ソニーフィナンシャルグループ株式会社
売上合計 1.20兆円
ソニーフィナンシャルグループ株式会社 vs 東京海上ホールディングス株式会社
売上合計 1.43兆円
三井住友海上火災保険株式会社 vs 損害保険ジャパン株式会社
売上合計 6.02兆円
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 vs 株式会社T&Dホールディングス
売上合計 1.38兆円

保険業のランキング

全業種を混ぜた順位ではなく、保険業の中だけで並べた順位です。年収も利益率も業種によって水準が違うため、志望業界の中での位置を見るほうが実態を掴めます。

💴保険業の平均年間給与ランキング
12社を掲載
🎓保険業の就活偏差値ランキング
14社を掲載
👤保険業の従業員の平均年齢ランキング
12社を掲載
💰保険業の売上高ランキング
14社を掲載
🏆保険業の財務健康度スコアランキング
14社を掲載
保険業のROE(自己資本利益率)ランキング
14社を掲載
🛡保険業の自己資本比率ランキング
14社を掲載

保険業の掲載企業一覧(全25社)

よくある質問

Q. 保険業の掲載企業は何社ありますか?

A. 2026-08-22時点で25社を掲載しています。内訳は東証上場14社と、上場していませんが有価証券報告書を提出している11社です。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET。

Q. 保険業の業種コードは?

A. 東証33業種分類で「7150」、東証17業種カテゴリでは「金融(除く銀行)」に属します。

Q. 保険業の業界最大手はどこですか?

A. 売上規模では東京海上ホールディングス株式会社(8766)が首位で、直近期の連結売上は7.69兆円です。出典: 有価証券報告書。

Q. 保険業の主要企業は?

A. 売上上位3社は東京海上ホールディングス株式会社(8766)、東京海上日動火災保険株式会社(E03823)、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社(8725)です。

Q. 保険業の掲載企業の平均従業員数は?

A. 24社平均で約17,361名(連結ベース、直近期末)。出典: 有価証券報告書。

Q. 保険業と金融(除く銀行)の関係は?

A. 保険業(33業種)は、上位カテゴリの「金融(除く銀行)」(17業種)に属する細分類です。

Q. 保険業と同じ17業種「金融(除く銀行)」に属する他の33業種は?

A. その他金融業、証券、商品先物取引業などがあります。

参考資料・出典

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