【業界研究】輸送用機器掲載92社 / 33業種コード3700 / 2026年版
最終更新: / 出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET 有価証券報告書、gBizINFO(経済産業省)
出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を集計(2026-08-22時点)。売上成長率は売上5期推移の年平均成長率(CAGR)の業種平均。
30秒で分かる輸送用機器業界サマリ
輸送用機器は東証33業種コード3700に分類される業種で、2026-08-22時点で本サイトに92社(東証上場84社、有価証券報告書を提出する非上場8社)を掲載している。上位10社の連結売上合計は約120.99兆円(直近期・有価証券報告書ベース)。代表企業にトヨタ自動車(7203)、本田技研工業(7267)、日産自動車(7201)、デンソー(6902)などがある。輸送用機器:自動車・自動車部品・二輪車・船舶・鉄道車両・航空機の製造業。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET(2026-08-22取得)。
輸送用機器業界の概要とビジネスモデル
輸送用機器業は、自動車・自動車部品・二輪車・船舶・鉄道車両・航空機など、人や物を運ぶ機械の製造業。日本の基幹産業であり、トヨタ・ホンダ・日産・スズキ・SUBARUといった完成車(OEM)メーカーを頂点に、デンソー・アイシン・トヨタ紡織等の主要部品メーカー、二次・三次サプライヤーまでピラミッド構造を形成する。
完成車メーカーは販売台数 × 1台あたり粗利が基本。海外売上比率が極めて高く(多くが60〜80%)、為替・各国規制・販売奨励金(インセンティブ)が業績を大きく動かす。部品メーカーはOEMとの長期取引と一貫供給能力が競争力。
輸送用機器の主要セグメント・サブカテゴリ
- 自動車(乗用車・商用車)
- 自動車部品(ティア1・2)
- 二輪車
- 船舶・舶用機器
- 鉄道車両
- 航空機・防衛機器
輸送用機器の市場規模と動向
当サイト掲載の輸送用機器企業91社の売上高を合計すると 144.91兆円です。 上位3社で業界全体の58.3%を占めており、少数の大手に売上が集中した構造です。
| 会計期 | 業界合計売上 | 初年度比 |
|---|---|---|
| 前々期 | 135.02兆円 | 0.0% |
| 前期 | 140.42兆円 | 4.0% |
| 当期 | 144.89兆円 | 7.3% |
3期分の売上がそろう90社で集計。 直近3期で業界合計は+7.3%と拡大しています。 出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。
輸送用機器のバリューチェーン
上流から下流までの流れです。志望動機や逆質問では「自社がどの工程で稼いでいるか」を押さえておくと話が具体的になります。
- 1研究開発・車両企画
- 2設計・試作
- 3部品調達(サプライチェーン)
- 4生産
- 5販売・アフター・金融
輸送用機器のPEST分析
業界を取り巻く外部環境を、政治・経済・社会・技術の4つの観点で整理しています。
輸送用機器の業界平均KPI
いずれも中央値です。業種内の規模差が大きく、単純平均だと上位数社に引きずられるため。 n は算出に使えた社数です。
| 指標 | 中央値 | n |
|---|---|---|
| 営業利益率 | 4.5% | 85 |
| ROE(自己資本利益率) | 7.0% | 86 |
| 自己資本比率 | 43.8% | 86 |
| 連結従業員数 | 4,738名 | 86 |
| 就活偏差値(当サイト独自) | 51.3 | 91 |
出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。指標の定義は算出方法を参照。
輸送用機器の平均年収・働き方・キャリアパス
| 平均年収の中央値 | 684万円 |
|---|---|
| 年収の四分位(下位25%〜上位25%) | 614万円 〜 753万円 |
| 平均勤続年数の中央値 | 17.4年 |
| 平均年齢の中央値 | 42.4歳 |
| 女性管理職比率の中央値 | 3.7% |
| 男性育児休業取得率の中央値 | 75.5% |
この業種で平均年収が高い企業: トヨタ自動車(1,006万円)・本田技研工業(933万円)・デンソー(915万円)・川崎重工業(910万円)・シマノ(899万円)
機械・電気電子・材料・情報の専門性が幅広く活きる。日本最大級の輸出産業でグローバル志向の人に向く。完成車メーカー・大手部品メーカーは研究開発・設計・生産技術の中核採用が多い。
キャリアパス: 技術系は車両設計・パワートレイン・電子制御・生産技術に分かれ、近年はソフトウェア人材の採用が増えている。事務系は国内外の営業、購買(サプライヤーとの価格・品質交渉)、生産管理、商品企画に配属される。海外市場が主戦場のため駐在の機会が多く、購買や生産管理は工場勤務から始まることが多い。
年収・勤続年数は有価証券報告書の「従業員の状況」(提出会社単体)から集計。持株会社は本体のみの数値になるため、事業会社の実態と異なる場合があります。
輸送用機器業界のトレンド・将来予測
EV化・自動運転・コネクテッド・シェアリング(CASE)が業界を構造的に変化させる。トヨタは多様な動力源戦略(HEV・PHEV・BEV・FCEV)、ホンダは2040年BEV/FCEV化、日産はEV不振で苦戦。サプライヤーは部品構成変化(エンジン部品減・電池部品増)への対応が課題。
将来予測: 電動化のスピードは地域ごとにばらつくため、複数のパワートレインを並行して抱える負担が続く。競争の重心がハードからソフトへ移りつつあり、車載ソフトと電池をどう内製・調達するかが各社の将来を分ける。直近では事業構造の見直しを迫られる局面にあり、単年の業績だけで会社を評価しにくい業界でもある。
輸送用機器業界で注目すべき指標
企業を比較・評価するときに業界特有の観点で見るべき指標です。
- 販売台数(地域別・モデル別)
- 1台あたり営業利益
- 為替感応度(円安1円で営業利益±数百億円)
- EV比率・電動化進捗
関連キーワード: EV自動運転トヨタホンダCASE電動化デンソーアイシン
輸送用機器とはどんな業種か(定義と東証分類)
| 業種名 | 輸送用機器 |
|---|---|
| 33業種コード | 3700 |
| 上位カテゴリ(17業種) | 自動車・輸送機 |
| 分類定義 | 輸送用機器:自動車・自動車部品・二輪車・船舶・鉄道車両・航空機の製造業。 |
| 本サイト掲載企業数 | 92社 |
出典: JPX 東証上場銘柄一覧(2026-08-22時点)
輸送用機器の業界統計(掲載社数・売上規模・平均従業員数)
| 掲載企業数 | 92社(うち東証上場84社) |
|---|---|
| 掲載各社の連結売上合計 | 144.91兆円(売上判明 91社の合計) |
| 業界最大手(売上) | トヨタ自動車株式会社 50.68兆円 |
| 平均従業員数(連結) 連結ベースの従業員数を、数値が判明している業種内企業で平均した値です。 | 20,227名 (91社平均) |
| 掲載各社の従業員数合計 | 1,840,682名 |
出典: 各社の最新有価証券報告書(2026-08-22集計)。数値は同期末対比ではなく直近開示時点の合算。
輸送用機器の主要企業ランキング(売上順)
| 順位 | 企業名 | コード | 連結売上 | 当期純利益 | 従業員 | 市場 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | トヨタ自動車株式会社 | 7203 | 50.68兆円 | 3.85兆円 | 390,927名 | プライム |
| 2 | 本田技研工業株式会社 | 7267 | 21.80兆円 | -4,239億円 | 195,109名 | プライム |
| 3 | 日産自動車株式会社 | 7201 | 12.01兆円 | -5,331億円 | 120,079名 | プライム |
| 4 | 株式会社デンソー | 6902 | 7.54兆円 | 4,438億円 | 154,716名 | プライム |
| 5 | スズキ株式会社 | 7269 | 6.29兆円 | 4,393億円 | 76,889名 | プライム |
| 6 | 株式会社アイシン | 7259 | 5.12兆円 | 1,717億円 | 113,292名 | プライム |
| 7 | マツダ株式会社 | 7261 | 4.92兆円 | 351億円 | 47,144名 | プライム |
| 8 | 株式会社SUBARU | 7270 | 4.78兆円 | 908億円 | 37,542名 | プライム |
| 9 | 株式会社豊田自動織機 | 6201 | 4.37兆円 | 2,238億円 | 81,808名 | プライム |
| 10 | いすゞ自動車株式会社 | 7202 | 3.48兆円 | 1,349億円 | 43,005名 | プライム |
出典: 金融庁EDINET 各社最新有価証券報告書(2026-08-22取得)。本ランキングは判明している直近期売上のみで集計。
企業ポジショニング(売上 × 純利益)
横軸=連結売上、縦軸=当期純利益、バブルの大きさ=従業員数。バブルをクリックすると企業ページへ移動します。
出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書(2026-08-22取得、上位40社)。
業種比較(輸送用機器 vs 他業種)
比較したい業種を選んでください(最大3つ)。輸送用機器との売上規模・利益率・成長率を並べて表示します。
| 指標 | 輸送用機器 |
|---|---|
| 掲載企業数 | 92社 |
| 業界売上合計 | 144.91兆円 |
| 平均売上 | 1.59兆円 |
| 平均純利益率 | 2.48% |
| 平均売上成長率(年率) | 8.45% |
| 平均従業員数 | 20,227名 |
出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を業種集計(2026-08-22時点)。
上位カテゴリ・関連業種
市場区分別の内訳
規模区分別の内訳
輸送用機器業界の人気比較ペア
同業・同規模の組み合わせで横並び比較できる代表的なペア。輸送用機器の比較を全て見る →
輸送用機器のランキング
全業種を混ぜた順位ではなく、輸送用機器の中だけで並べた順位です。年収も利益率も業種によって水準が違うため、志望業界の中での位置を見るほうが実態を掴めます。
輸送用機器の掲載企業一覧(全92社)
- トヨタ紡織株式会社3116
- 株式会社アクセルスペースホールディングス402A
- ARCHION株式会社543A
- ユニプレス株式会社5949
- 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション6016
- 阪神内燃機工業株式会社6018
- ダイハツインフィニアース株式会社6023
- 株式会社ニッキ6042
- 株式会社豊田自動織機6201
- 株式会社モリタホールディングス6455
- 株式会社NITTAN6493
- 三櫻工業株式会社6584
- 株式会社デンソー6902
- 株式会社リード6982
- 株式会社東海理化電機製作所6995
- 川崎重工業株式会社7012
- 株式会社名村造船所7014
- 内海造船株式会社7018
- 日本車輌製造株式会社7102
- 近畿車輛株式会社7122
- 日産自動車株式会社7201
- いすゞ自動車株式会社7202
- トヨタ自動車株式会社7203
- 株式会社カネミツ7208
- 三菱自動車工業株式会社7211
- 株式会社エフテック7212
- レシップホールディングス株式会社7213
- GMB株式会社7214
- 株式会社ファルテック7215
- 株式会社テイン7217
- 田中精密工業株式会社7218
- 株式会社エッチ・ケー・エス7219
- 武蔵精密工業株式会社7220
- 日産車体株式会社7222
- 新明和工業株式会社7224
- 極東開発工業株式会社7226
- 株式会社デイトナ7228
- 株式会社ユタカ技研7229
- トピー工業株式会社7231
- 東京ラヂエーター製造株式会社7235
- 株式会社ティラド7236
- 曙ブレーキ工業株式会社7238
- 株式会社タチエス7239
- NOK株式会社7240
- フタバ産業株式会社7241
- カヤバ株式会社7242
- 大同メタル工業株式会社7245
- プレス工業株式会社7246
- 株式会社ミクニ7247
- 株式会社ユニバンス7254
- 株式会社 桜井製作所7255
- 河西工業株式会社7256
- 株式会社アイシン7259
- マツダ株式会社7261
- 株式会社ムロコーポレーション7264
- エイケン工業株式会社7265
- 株式会社今仙電機製作所7266
- 本田技研工業株式会社7267
- スズキ株式会社7269
- 株式会社SUBARU7270
- 株式会社安永7271
- ヤマハ発動機株式会社7272
- 株式会社イクヨ7273
- 株式会社TBK7277
- 株式会社エクセディ7278
- 株式会社ハイレックスコーポレーション7279
- 豊田合成株式会社7282
- 愛三工業株式会社7283
- 盟和産業株式会社7284
- 日本精機株式会社7287
- 日本プラスト株式会社7291
- 株式会社村上開明堂7292
- 株式会社ヨロズ7294
- 株式会社エフ・シー・シー7296
- 株式会社カーメイト7297
- フジオーゼックス株式会社7299
- 株式会社シマノ7309
- テイ・エス テック株式会社7313
- 株式会社小田原機器7314
- 株式会社松屋アールアンドディ7317
- セレンディップ・ホールディングス株式会社7318
- 株式会社ナンシン7399
- AeroEdge株式会社7409
- 株式会社ウェッズ7551
- 日野自動車株式会社E02146
- トーハツ株式会社E02169
- 太平洋工業株式会社E02178
- 八千代工業株式会社E02224
- 株式会社タツミE02230
- 株式会社山田製作所E02244
- 株式会社ジャムコE02254
- 株式会社IJTTE27671
よくある質問
Q. 輸送用機器の掲載企業は何社ありますか?
A. 2026-08-22時点で92社を掲載しています。内訳は東証上場84社と、上場していませんが有価証券報告書を提出している8社です。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET。
Q. 輸送用機器の業種コードは?
A. 東証33業種分類で「3700」、東証17業種カテゴリでは「自動車・輸送機」に属します。
Q. 輸送用機器の業界最大手はどこですか?
A. 売上規模ではトヨタ自動車株式会社(7203)が首位で、直近期の連結売上は50.68兆円です。出典: 有価証券報告書。
Q. 輸送用機器の主要企業は?
A. 売上上位3社はトヨタ自動車株式会社(7203)、本田技研工業株式会社(7267)、日産自動車株式会社(7201)です。
Q. 輸送用機器の掲載企業の平均従業員数は?
A. 91社平均で約20,227名(連結ベース、直近期末)。出典: 有価証券報告書。
Q. 輸送用機器と自動車・輸送機の関係は?
A. 輸送用機器(33業種)は、上位カテゴリの「自動車・輸送機」(17業種)に属する細分類です。
Q. 輸送用機器と同じ17業種「自動車・輸送機」に属する他の33業種は?
A. ゴム製品などがあります。
参考資料・出典
- JPX 東証上場銘柄一覧(日本取引所グループ)— 業種コード・銘柄区分の一次情報
- 金融庁 EDINET — 各社の有価証券報告書(売上・利益・従業員数等の出典)
- gBizINFO(経済産業省)— 法人基本情報・設立日・公式URL
- 関連: 自動車・輸送機(17業種)のページ