【業界研究】金属製品掲載93社 / 33業種コード3550 / 2026年版

最終更新: / 出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET 有価証券報告書、gBizINFO(経済産業省)

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掲載企業数
93
業界売上合計
9.21兆円
平均純利益率 当期純利益 ÷ 売上高。業種内の各社の純利益率を平均した値です。本業の儲けに加え財務損益等も含めた最終的な利益率を示します。
3.25%
平均売上成長率 売上高の5期推移から算出した年平均成長率(CAGR)を業種内で平均した値です。プラスは業種全体の拡大傾向を示します。 (年率)
+4.43%

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を集計(2026-08-22時点)。売上成長率は売上5期推移の年平均成長率(CAGR)の業種平均。

30秒で分かる金属製品業界サマリ

金属製品は東証33業種コード3550に分類される業種で、2026-08-22時点で本サイトに93社(東証上場87社、有価証券報告書を提出する非上場6社)を掲載している。上位10社の連結売上合計は約6.14兆円(直近期・有価証券報告書ベース)。代表企業にLIXIL(5938)、東洋製罐グループホールディングス(5901)、日本発條(5991)、三和ホールディングス(5929)などがある。金属製品:建築金物・配管・ばね・刃物・缶など金属加工製品。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET(2026-08-22取得)。

金属製品業界の概要とビジネスモデル

金属製品業は、ボルト・ナット・建材・厨房機器・刃物・スプリング・配管材・金網など、金属を加工して製品化する中小〜中堅メーカーが中心の業種。最終製品も多く、建設・自動車・住宅・産業機械の需要を直接受ける。

顧客(自動車・建設・産業機械)の生産動向と、原料(鋼材・アルミ・銅)の仕入価格を踏まえた価格交渉力が利益率を決める。中小ニッチトップ型企業が多く、専門技術での差別化が競争力の源泉。

金属製品の主要セグメント・サブカテゴリ

金属製品の市場規模と動向

当サイト掲載の金属製品企業92社の売上高を合計すると 9.21兆円です。 上位3社で業界全体の35.7%を占めており、大手が一定のシェアを持ちつつ、中堅企業も層をなす構造です。

会計期業界合計売上初年度比
前々期 9.00兆円 0.0%
前期 9.14兆円 1.6%
当期 9.20兆円 2.3%

3期分の売上がそろう91社で集計。 直近3期で業界合計は+2.3%とほぼ横ばいです。 出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。

金属製品のバリューチェーン

上流から下流までの流れです。志望動機や逆質問では「自社がどの工程で稼いでいるか」を押さえておくと話が具体的になります。

  1. 1
    素材調達
    鋼材・アルミ・樹脂などを鉄鋼・非鉄メーカーから調達する。素材価格の転嫁力が採算を左右する。
  2. 2
    設計・金型製作
    顧客の要求に合わせて部品を設計し、金型を作る。金型技術が量産品質を決める。
  3. 3
    プレス・切削・表面処理
    加工して部品にする。歩留まりと不良率の管理が利益に直結する。
  4. 4
    組立・ユニット化
    単品からユニットへまとめて納入することで付加価値を上げる。
  5. 5
    納入
    自動車・建材・家電・産業機械などへ供給する。特定の大口顧客に依存しやすい構造。

金属製品のPEST分析

業界を取り巻く外部環境を、政治・経済・社会・技術の4つの観点で整理しています。

🏛Politics(政治・規制)
取引の適正化(下請法など)に関する政策が価格交渉の環境に影響する。海外生産では現地調達比率の規制も関わる。
💹Economy(経済)
素材価格の上昇を納入価格に転嫁できるかが最大の論点。顧客が大手メーカーに集中しているため交渉力が弱くなりがち。
👥Society(社会)
国内の生産人口減少で、省人化・自動化への投資が事実上の必須条件になっている。
⚙️Technology(技術)
EV化で必要な部品が入れ替わる(エンジン部品の減少と電池関連部品の増加)。金属3Dプリンタや自動化ラインの導入も進む。

金属製品の業界平均KPI

いずれも中央値です。業種内の規模差が大きく、単純平均だと上位数社に引きずられるため。 n は算出に使えた社数です。

指標中央値n
営業利益率
本業でどれだけ稼げているか
5.0% 81
ROE(自己資本利益率)
株主資本をどれだけ効率よく使えているか
6.0% 81
自己資本比率
高いほど財務の余裕が大きい
50.1% 81
連結従業員数
組織の規模感
966名 81
就活偏差値(当サイト独自)
平均50・標準偏差10
48.0 92

出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。指標の定義は算出方法を参照。

金属製品の平均年収・働き方・キャリアパス

平均年収の中央値633万円n=91
年収の四分位(下位25%〜上位25%)566万円 〜 688万円
平均勤続年数の中央値16.3年n=91
平均年齢の中央値42.9歳n=91
女性管理職比率の中央値3.3%n=67
男性育児休業取得率の中央値66.7%n=61

この業種で平均年収が高い企業: 宮地エンジニアリンググループ(1,124万円)・三和ホールディングス(1,058万円)・技術承継機構(900万円)・ワイズホールディングス(874万円)・横河ブリッジホールディングス(860万円)

機械加工・金属加工の現場志向や、中小〜中堅メーカーで幅広い経験を積みたい人。地方都市・工業集積地に本社・工場を構える企業が多い。

キャリアパス: 技術系は生産技術・金型設計・品質保証が中心で、工場に近い場所での勤務が基本。事務系は特定の顧客を担当する営業や生産管理に配属される。企業規模が中堅クラスの会社が多く、若いうちから工程全体を見る経験を積みやすいのが特徴。

年収・勤続年数は有価証券報告書の「従業員の状況」(提出会社単体)から集計。持株会社は本体のみの数値になるため、事業会社の実態と異なる場合があります。

EV化で自動車向けは部品点数が変化(エンジン部品減・電池筐体増)。住宅着工の鈍化と非住宅(オフィス・物流倉庫)の活況がサッシ・建材で対照的。BtoBニッチで海外売上を伸ばす企業が増加。

将来予測: EV化で自動車部品の中身が入れ替わるため、既存部品への依存度が高い企業ほど転換を迫られる。建材・産業機械・医療など複数の顧客産業に分散できているか、ユニット単位で受注できるかが生き残りの条件になる。

金属製品業界で注目すべき指標

企業を比較・評価するときに業界特有の観点で見るべき指標です。

関連キーワード: サッシファスナーEV化部品住宅着工ニッチトップBtoB

金属製品とはどんな業種か(定義と東証分類)

業種名金属製品
33業種コード3550
上位カテゴリ(17業種)建設・資材
分類定義金属製品:建築金物・配管・ばね・刃物・缶など金属加工製品。
本サイト掲載企業数93社

出典: JPX 東証上場銘柄一覧(2026-08-22時点)

金属製品の業界統計(掲載社数・売上規模・平均従業員数)

掲載企業数93社(うち東証上場87社)
掲載各社の連結売上合計9.21兆円(売上判明 92社の合計)
業界最大手(売上)株式会社LIXIL 1.51兆円
平均従業員数(連結) 連結ベースの従業員数を、数値が判明している業種内企業で平均した値です。 2,521名 (93社平均)
掲載各社の従業員数合計234,483名

出典: 各社の最新有価証券報告書(2026-08-22集計)。数値は同期末対比ではなく直近開示時点の合算。

金属製品の主要企業ランキング(売上順)

順位 企業名 コード 連結売上 当期純利益 従業員 市場
1 株式会社LIXIL 5938 1.51兆円 81億円 48,073名 プライム
2 東洋製罐グループホールディングス株式会社 5901 9,632億円 550億円 19,067名 プライム
3 日本発條株式会社 5991 8,169億円 279億円 18,121名 プライム
4 三和ホールディングス株式会社 5929 6,607億円 598億円 13,174名 プライム
5 リンナイ株式会社 5947 4,704億円 362億円 11,328名 プライム
6 株式会社SUMCO 3436 4,097億円 -118億円 9,714名 プライム
7 東プレ株式会社 5975 3,788億円 186億円 6,860名 プライム
8 三協立山株式会社 5932 3,594億円 -23億円 10,012名 プライム
9 株式会社ジーテクト 5970 3,334億円 135億円 8,061名 プライム
10 文化シヤッター株式会社 5930 2,363億円 126億円 5,546名 プライム

出典: 金融庁EDINET 各社最新有価証券報告書(2026-08-22取得)。本ランキングは判明している直近期売上のみで集計。

企業ポジショニング(売上 × 純利益)

横軸=連結売上、縦軸=当期純利益、バブルの大きさ=従業員数。バブルをクリックすると企業ページへ移動します。

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書(2026-08-22取得、上位40社)。

業種比較(金属製品 vs 他業種)

比較したい業種を選んでください(最大3つ)。金属製品との売上規模・利益率・成長率を並べて表示します。

指標金属製品
掲載企業数93社
業界売上合計9.21兆円
平均売上1,001億円
平均純利益率3.25%
平均売上成長率(年率)4.43%
平均従業員数2,521名

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を業種集計(2026-08-22時点)。

上位カテゴリ・関連業種

建設・資材(17業種)
上位カテゴリ
建設業
同じ17業種内 / 166社
ガラス・土石製品
同じ17業種内 / 57社

市場区分別の内訳

スタンダード
59社
プライム
26社
非上場
6社
グロース
2社

規模区分別の内訳

規模区分なし
63社
TOPIX Small 2
15社
TOPIX Small 1
9社
TOPIX Mid400
6社

金属製品業界の人気比較ペア

同業・同規模の組み合わせで横並び比較できる代表的なペア。金属製品の比較を全て見る →

東洋製罐グループホールディングス株式会社 vs 日本発條株式会社
売上合計 1.78兆円
三和ホールディングス株式会社 vs 日本発條株式会社
売上合計 1.48兆円
リンナイ株式会社 vs 日本発條株式会社
売上合計 1.29兆円
リンナイ株式会社 vs 東プレ株式会社
売上合計 8,492億円
株式会社ジーテクト vs 東プレ株式会社
売上合計 7,122億円
株式会社横河ブリッジホールディングス vs 文化シヤッター株式会社
売上合計 3,802億円
三和ホールディングス株式会社 vs リンナイ株式会社
売上合計 1.13兆円
東洋製罐グループホールディングス株式会社 vs 株式会社LIXIL
売上合計 2.47兆円
株式会社RS Technologies vs 株式会社エイチワン
売上合計 2,864億円

金属製品のランキング

全業種を混ぜた順位ではなく、金属製品の中だけで並べた順位です。年収も利益率も業種によって水準が違うため、志望業界の中での位置を見るほうが実態を掴めます。

💴金属製品の平均年間給与ランキング
86社を掲載
🎓金属製品の就活偏差値ランキング
84社を掲載
👤金属製品の従業員の平均年齢ランキング
86社を掲載
💰金属製品の売上高ランキング
86社を掲載
🏆金属製品の財務健康度スコアランキング
86社を掲載
📊金属製品の営業利益率ランキング
78社を掲載
金属製品のROE(自己資本利益率)ランキング
86社を掲載
🛡金属製品の自己資本比率ランキング
86社を掲載

金属製品の掲載企業一覧(全93社)

よくある質問

Q. 金属製品の掲載企業は何社ありますか?

A. 2026-08-22時点で93社を掲載しています。内訳は東証上場87社と、上場していませんが有価証券報告書を提出している6社です。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET。

Q. 金属製品の業種コードは?

A. 東証33業種分類で「3550」、東証17業種カテゴリでは「建設・資材」に属します。

Q. 金属製品の業界最大手はどこですか?

A. 売上規模では株式会社LIXIL(5938)が首位で、直近期の連結売上は1.51兆円です。出典: 有価証券報告書。

Q. 金属製品の主要企業は?

A. 売上上位3社は株式会社LIXIL(5938)、東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)、日本発條株式会社(5991)です。

Q. 金属製品の掲載企業の平均従業員数は?

A. 93社平均で約2,521名(連結ベース、直近期末)。出典: 有価証券報告書。

Q. 金属製品と建設・資材の関係は?

A. 金属製品(33業種)は、上位カテゴリの「建設・資材」(17業種)に属する細分類です。

Q. 金属製品と同じ17業種「建設・資材」に属する他の33業種は?

A. 建設業、ガラス・土石製品などがあります。

参考資料・出典

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