【業界研究】陸運業掲載98社 / 33業種コード5050 / 2026年版

最終更新: / 出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET 有価証券報告書、gBizINFO(経済産業省)

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掲載企業数
98
業界売上合計
8.39兆円
平均純利益率 当期純利益 ÷ 売上高。業種内の各社の純利益率を平均した値です。本業の儲けに加え財務損益等も含めた最終的な利益率を示します。
4.37%
平均売上成長率 売上高の5期推移から算出した年平均成長率(CAGR)を業種内で平均した値です。プラスは業種全体の拡大傾向を示します。 (年率)
+9.15%

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を集計(2026-08-22時点)。売上成長率は売上5期推移の年平均成長率(CAGR)の業種平均。

30秒で分かる陸運業サマリ

陸運業は東証33業種コード5050に分類される業種で、2026-08-22時点で本サイトに98社(東証上場57社、有価証券報告書を提出する非上場41社)を掲載している。上位10社の連結売上合計は約7.49兆円(直近期・有価証券報告書ベース)。代表企業にNIPPON EXPRESSホールディングス(9147)、ロジスティード(E38031)、Lマネジメント(E04111)、セイノーホールディングス(9076)などがある。陸運業:鉄道・路線バス・トラック輸送・宅配など。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET(2026-08-22取得)。

陸運業の概要とビジネスモデル

陸運業は、鉄道・トラック輸送・宅配・バス・タクシー・倉庫付き物流など、陸上輸送を担う業種。JR・大手私鉄の鉄道会社と、ヤマト・佐川等の物流会社、トラック運送会社が中心。インフラ的な側面と物流効率の競争領域の両面を持つ。

鉄道は安定収益の旅客運輸 + 不動産・流通・ホテルの多角化。宅配・物流は荷量と運賃が業績を決める。トラックドライバー不足(2024年問題:時間外労働の上限規制)が業界全体のコスト増要因。

陸運業の主要セグメント・サブカテゴリ

陸運業の市場規模と動向

当サイト掲載の陸運業企業95社の売上高を合計すると 31.83兆円です。 上位3社で業界全体の24.1%を占めており、特定企業への集中度は低く、多数の企業が分散している構造です。

会計期業界合計売上初年度比
前々期 7.17兆円 0.0%
前期 7.99兆円 11.4%
当期 8.38兆円 16.9%

3期分の売上がそろう36社で集計。 直近3期で業界合計は+16.9%と拡大しています。 出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。

陸運業のバリューチェーン

上流から下流までの流れです。志望動機や逆質問では「自社がどの工程で稼いでいるか」を押さえておくと話が具体的になります。

  1. 1
    輸送インフラの保有・整備
    鉄道会社は線路・車両・駅を、トラック事業者は車両とターミナルを保有・維持する。固定費が重い。
  2. 2
    輸送の実行
    旅客の運行、または貨物の集荷・幹線輸送・配達を行う。ダイヤと積載効率が採算を決める。
  3. 3
    拠点オペレーション
    駅・物流センターでの仕分けや荷役。自動化投資の主戦場になっている。
  4. 4
    付帯事業
    鉄道会社は沿線の不動産・商業施設・ホテルを展開し、輸送以外で稼ぐ構造を作っている。
  5. 5
    顧客接点
    旅客サービス、または荷主への物流提案。3PLとして在庫管理まで請け負う形も広がっている。

陸運業のPEST分析

業界を取り巻く外部環境を、政治・経済・社会・技術の4つの観点で整理しています。

🏛Politics(政治・規制)
運賃認可・安全規制・働き方関連法が事業運営を直接縛る。トラックの労働時間規制(2024年問題)は輸送力の制約になった。
💹Economy(経済)
燃料費と人件費の上昇を運賃に転嫁できるかが採算を決める。鉄道は人口動態と定期利用者数に長期で連動する。
👥Society(社会)
ドライバー不足が構造的で、EC拡大による小口配送の増加が負荷を高めている。地方鉄道は人口減で維持が難しくなっている。
⚙️Technology(技術)
自動運転・幹線輸送の自動化、倉庫ロボット、配送ルート最適化が省人化の鍵。鉄道では設備保全のデジタル化が進む。

陸運業の業界平均KPI

いずれも中央値です。業種内の規模差が大きく、単純平均だと上位数社に引きずられるため。 n は算出に使えた社数です。

指標中央値n
営業利益率
本業でどれだけ稼げているか
5.5% 90
ROE(自己資本利益率)
株主資本をどれだけ効率よく使えているか
8.9% 85
自己資本比率
高いほど財務の余裕が大きい
36.2% 90
連結従業員数
組織の規模感
3,631名 90
就活偏差値(当サイト独自)
平均50・標準偏差10
48.3 98

出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。指標の定義は算出方法を参照。

陸運業の平均年収・働き方・キャリアパス

平均年収の中央値655万円n=64
年収の四分位(下位25%〜上位25%)550万円 〜 798万円
平均勤続年数の中央値15.6年n=64
平均年齢の中央値43.5歳n=64
女性管理職比率の中央値6.7%n=50
男性育児休業取得率の中央値89.3%n=47

この業種で平均年収が高い企業: ヤマトホールディングス(1,248万円)・相鉄ホールディングス(974万円)・阪急阪神ホールディングス(920万円)・東急(903万円)・ロジスティード(882万円)

輸送・物流に興味がある人、地域インフラを支えたい人。鉄道会社は事務系総合職・運輸職・技術職とキャリアパスが分かれる。物流業はオペレーション・営業・IT職の機会が多い。

キャリアパス: 鉄道会社は運輸・車両・施設・電気などの現業部門と、不動産・流通などの事業部門があり、現場経験を経て本社企画へ進む流れが一般的。物流会社は営業(荷主提案)、拠点のオペレーション管理、ネットワーク企画に分かれる。いずれも現場に近い勤務から始まることが多い。

年収・勤続年数は有価証券報告書の「従業員の状況」(提出会社単体)から集計。持株会社は本体のみの数値になるため、事業会社の実態と異なる場合があります。

EC拡大による宅配荷物の増加、ラストワンマイル配送の効率化(置き配・ロッカー・自動配送)。鉄道はコロナ後の旅客回復、駅ナカ・不動産事業の拡大。物流DX(WMS・自動倉庫・ロボット)も急進展。

将来予測: ドライバー不足と労働時間規制で「運べる量」に上限がある状態が続くため、運賃の適正化と省人化投資が同時に進む。鉄道は沿線人口の減少を前提に、不動産・生活サービスへの多角化をどこまで深められるかが将来を決める。

陸運業で注目すべき指標

企業を比較・評価するときに業界特有の観点で見るべき指標です。

関連キーワード: JRヤマト宅配2024年問題EC物流鉄道物流DXラストワンマイル

陸運業とはどんな業種か(定義と東証分類)

業種名陸運業
33業種コード5050
上位カテゴリ(17業種)運輸・物流
分類定義陸運業:鉄道・路線バス・トラック輸送・宅配など。
本サイト掲載企業数98社

出典: JPX 東証上場銘柄一覧(2026-08-22時点)

陸運業の業界統計(掲載社数・売上規模・平均従業員数)

掲載企業数98社(うち東証上場57社)
掲載各社の連結売上合計8.39兆円(売上判明 37社の合計)
業界最大手(売上)NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社 2.57兆円
平均従業員数(連結) 連結ベースの従業員数を、数値が判明している業種内企業で平均した値です。 11,085名 (98社平均)
掲載各社の従業員数合計1,086,283名

出典: 各社の最新有価証券報告書(2026-08-22集計)。数値は同期末対比ではなく直近開示時点の合算。

陸運業の主要企業ランキング(売上順)

順位 企業名 コード 連結売上 当期純利益 従業員 市場
1 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社 9147 2.57兆円 27億円 77,925名 プライム
2 ロジスティード株式会社 E38031 9,931億円 401億円 29,242名 非上場
3 Lマネジメント株式会社 E04111 8,143億円 255億円 24,012名 非上場
4 セイノーホールディングス株式会社 9076 8,130億円 236億円 31,408名 プライム
5 山九株式会社 9065 6,316億円 315億円 29,324名 プライム
6 SBSホールディングス株式会社 2384 4,903億円 118億円 11,772名 プライム
7 鴻池運輸株式会社 9025 3,556億円 143億円 17,016名 プライム
8 福山通運株式会社 9075 3,186億円 137億円 22,501名 プライム
9 ニッコンホールディングス株式会社 9072 2,699億円 182億円 13,746名 プライム
10 AZ-COM丸和ホールディングス株式会社 9090 2,305億円 74億円 5,462名 プライム

出典: 金融庁EDINET 各社最新有価証券報告書(2026-08-22取得)。本ランキングは判明している直近期売上のみで集計。

企業ポジショニング(売上 × 純利益)

横軸=連結売上、縦軸=当期純利益、バブルの大きさ=従業員数。バブルをクリックすると企業ページへ移動します。

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書(2026-08-22取得、上位40社)。

業種比較(陸運業 vs 他業種)

比較したい業種を選んでください(最大3つ)。陸運業との売上規模・利益率・成長率を並べて表示します。

指標陸運業
掲載企業数98社
業界売上合計8.39兆円
平均売上2,266億円
平均純利益率4.37%
平均売上成長率(年率)9.15%
平均従業員数11,085名

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を業種集計(2026-08-22時点)。

上位カテゴリ・関連業種

運輸・物流(17業種)
上位カテゴリ
倉庫・運輸関連業
同じ17業種内 / 48社
海運業
同じ17業種内 / 13社
空運業
同じ17業種内 / 8社

市場区分別の内訳

非上場
41社
プライム
37社
スタンダード
20社

規模区分別の内訳

規模区分なし
61社
TOPIX Mid400
23社
TOPIX Small 1
8社
TOPIX Large70
3社
TOPIX Small 2
3社

陸運業の人気比較ペア

同業・同規模の組み合わせで横並び比較できる代表的なペア。陸運業の比較を全て見る →

東急株式会社 vs 阪急阪神ホールディングス株式会社
売上合計 2.29兆円
センコーグループホールディングス株式会社 vs セイノーホールディングス株式会社
売上合計 1.71兆円
西日本旅客鉄道株式会社 vs 近鉄グループホールディングス株式会社
売上合計 3.60兆円
近鉄グループホールディングス株式会社 vs NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社
売上合計 4.33兆円
東海旅客鉄道株式会社 vs 阪急阪神ホールディングス株式会社
売上合計 3.21兆円
山九株式会社 vs センコーグループホールディングス株式会社
売上合計 1.53兆円
SBSホールディングス株式会社 vs 鴻池運輸株式会社
売上合計 8,459億円
東京地下鉄株式会社 vs 株式会社西武ホールディングス
売上合計 9,357億円
東日本旅客鉄道株式会社 vs 西日本旅客鉄道株式会社
売上合計 4.93兆円

陸運業のランキング

全業種を混ぜた順位ではなく、陸運業の中だけで並べた順位です。年収も利益率も業種によって水準が違うため、志望業界の中での位置を見るほうが実態を掴めます。

💴陸運業の平均年間給与ランキング
57社を掲載
🎓陸運業の就活偏差値ランキング
57社を掲載
👤陸運業の従業員の平均年齢ランキング
57社を掲載
💰陸運業の売上高ランキング
57社を掲載
🏆陸運業の財務健康度スコアランキング
57社を掲載
📊陸運業の営業利益率ランキング
56社を掲載
陸運業のROE(自己資本利益率)ランキング
56社を掲載
🛡陸運業の自己資本比率ランキング
57社を掲載

陸運業の掲載企業一覧(全98社)

よくある質問

Q. 陸運業の掲載企業は何社ありますか?

A. 2026-08-22時点で98社を掲載しています。内訳は東証上場57社と、上場していませんが有価証券報告書を提出している41社です。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET。

Q. 陸運業の業種コードは?

A. 東証33業種分類で「5050」、東証17業種カテゴリでは「運輸・物流」に属します。

Q. 陸運業の業界最大手はどこですか?

A. 売上規模ではNIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(9147)が首位で、直近期の連結売上は2.57兆円です。出典: 有価証券報告書。

Q. 陸運業の主要企業は?

A. 売上上位3社はNIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(9147)、ロジスティード株式会社(E38031)、Lマネジメント株式会社(E04111)です。

Q. 陸運業の掲載企業の平均従業員数は?

A. 98社平均で約11,085名(連結ベース、直近期末)。出典: 有価証券報告書。

Q. 陸運業と運輸・物流の関係は?

A. 陸運業(33業種)は、上位カテゴリの「運輸・物流」(17業種)に属する細分類です。

Q. 陸運業と同じ17業種「運輸・物流」に属する他の33業種は?

A. 倉庫・運輸関連業、海運業、空運業などがあります。

参考資料・出典

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