【業界研究】銀行業掲載102社 / 33業種コード7050 / 2026年版

最終更新: / 出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET 有価証券報告書、gBizINFO(経済産業省)

Google検索で優先ソースに追加

掲載企業数
102
業界売上合計
84.95兆円
平均純利益率 当期純利益 ÷ 売上高。業種内の各社の純利益率を平均した値です。本業の儲けに加え財務損益等も含めた最終的な利益率を示します。
13.7%
平均売上成長率 売上高の5期推移から算出した年平均成長率(CAGR)を業種内で平均した値です。プラスは業種全体の拡大傾向を示します。 (年率)
+12.68%

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を集計(2026-08-22時点)。売上成長率は売上5期推移の年平均成長率(CAGR)の業種平均。

30秒で分かる銀行業サマリ

銀行業は東証33業種コード7050に分類される業種で、2026-08-22時点で本サイトに102社(東証上場79社、有価証券報告書を提出する非上場23社)を掲載している。上位10社の連結売上合計は約71.91兆円(直近期・有価証券報告書ベース)。代表企業に三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、三菱UFJ銀行(E03533)、みずほフィナンシャルグループ(8411)などがある。銀行業:都市銀行・地方銀行・信託銀行など。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET(2026-08-22取得)。

銀行業の概要とビジネスモデル

銀行業は、預金を集めて貸出を行い、為替・決済・投資・信託を提供する金融機関。メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほ)、地方銀行、信託銀行、ネット銀行で構成される。日本では超低金利の長期化で利ざやが圧迫されてきたが、2024年以降の金利上昇局面で構造が変化している。

預金 - 貸出の利ざや(資金利益)+ 手数料収入(投信・保険・M&A・為替)+ 市場運用。金利動向と貸出残高・利ざやが業績の主要因。地銀は地域経済・人口減少の影響を強く受ける。

銀行業の主要セグメント・サブカテゴリ

銀行業の市場規模と動向

当サイト掲載の銀行業企業98社の売上高を合計すると 84.95兆円です。 上位3社で業界全体の42.2%を占めており、大手が一定のシェアを持ちつつ、中堅企業も層をなす構造です。

会計期業界合計売上初年度比
前々期 72.17兆円 0.0%
前期 78.79兆円 9.2%
当期 84.87兆円 17.6%

3期分の売上がそろう97社で集計。 直近3期で業界合計は+17.6%と拡大しています。 出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。

銀行業のバリューチェーン

上流から下流までの流れです。志望動機や逆質問では「自社がどの工程で稼いでいるか」を押さえておくと話が具体的になります。

  1. 1
    預金の受け入れ
    個人・法人から預金を集める。調達コストが低いほど収益力が高い。
  2. 2
    審査・与信
    融資先の信用力を評価する。ここの精度が将来の貸倒れを決める、銀行業の中核機能。
  3. 3
    貸出・運用
    企業や個人に貸し出し、または有価証券で運用する。利ざやが基礎的な収益源。
  4. 4
    決済・為替
    送金・決済インフラを提供する。手数料収入と顧客接点の維持につながる。
  5. 5
    手数料ビジネス
    投資信託・保険の販売、M&A助言、事業承継支援など。低金利下で収益の柱として重視されてきた。

銀行業のPEST分析

業界を取り巻く外部環境を、政治・経済・社会・技術の4つの観点で整理しています。

🏛Politics(政治・規制)
金融庁の規制・自己資本比率規制(バーゼル)・金融政策が収益構造を直接決める。地域金融機関には再編を促す政策も働く。
💹Economy(経済)
金利水準が利ざやを左右する最大の変数。景気後退は貸倒れ増につながり、与信費用として業績を押し下げる。
👥Society(社会)
人口減と企業数の減少で地域の貸出需要が細る。一方で事業承継や資産運用の相談需要は増えている。
⚙️Technology(技術)
ネット専業銀行やキャッシュレス決済との競合、勘定系システムの刷新、AIによる審査高度化が進む。店舗網の位置づけも変わりつつある。

銀行業の業界平均KPI

いずれも中央値です。業種内の規模差が大きく、単純平均だと上位数社に引きずられるため。 n は算出に使えた社数です。

指標中央値n
営業利益率
本業でどれだけ稼げているか
0
ROE(自己資本利益率)
株主資本をどれだけ効率よく使えているか
6.3% 94
自己資本比率
高いほど財務の余裕が大きい
4.5% 94
連結従業員数
組織の規模感
2,075名 94
就活偏差値(当サイト独自)
平均50・標準偏差10
54.0 98

出典: 金融庁EDINET 有価証券報告書。指標の定義は算出方法を参照。

銀行業の平均年収・働き方・キャリアパス

平均年収の中央値739万円n=81
年収の四分位(下位25%〜上位25%)663万円 〜 907万円
平均勤続年数の中央値16.9年n=81
平均年齢の中央値41.1歳n=81
女性管理職比率の中央値15.6%n=59
男性育児休業取得率の中央値100.0%n=57

この業種で平均年収が高い企業: 三井住友トラストグループ(1,393万円)・めぶきフィナンシャルグループ(1,305万円)・第四北越フィナンシャルグループ(1,234万円)・三井住友フィナンシャルグループ(1,180万円)・三菱UFJフィナンシャル・グループ(1,170万円)

金融全般に関心があり、安定した大手企業でキャリアを積みたい人。リテール・法人営業・市場・投資銀行・グローバル業務など多様なキャリアパス。CFAなど資格取得が評価される。

キャリアパス: 支店配属から始まり、窓口・個人営業・法人営業を経験するのが一般的。その後、法人融資の専門性を深める道、本部の企画・審査・市場部門へ進む道、M&Aや事業承継といった専門領域に進む道がある。転勤が多い一方、資格取得と実務の積み上げが評価されやすい構造になっている。

年収・勤続年数は有価証券報告書の「従業員の状況」(提出会社単体)から集計。持株会社は本体のみの数値になるため、事業会社の実態と異なる場合があります。

金利上昇による利ざや改善(メガバンクは大幅増益)、地銀の経営統合(持株会社化)、デジタルバンキング・APIエコシステム、AI/データ活用、ESG融資、富裕層・法人向けウェルスマネジメント拡大。

将来予測: 金利環境の変化で利ざやの前提が変わりつつあるが、貸出需要そのものは人口減で細っていく。決済や運用でどれだけ手数料収益を作れるか、地域金融機関では再編を含めた規模の確保が、中期の生存条件になっていく。

銀行業で注目すべき指標

企業を比較・評価するときに業界特有の観点で見るべき指標です。

関連キーワード: 三菱UFJ三井住友みずほメガバンク地銀金利上昇利ざやデジタルバンキング

銀行業とはどんな業種か(定義と東証分類)

業種名銀行業
33業種コード7050
上位カテゴリ(17業種)銀行
分類定義銀行業:都市銀行・地方銀行・信託銀行など。
本サイト掲載企業数102社

出典: JPX 東証上場銘柄一覧(2026-08-22時点)

銀行業の業界統計(掲載社数・売上規模・平均従業員数)

掲載企業数102社(うち東証上場79社)
掲載各社の連結売上合計84.95兆円(売上判明 98社の合計)
業界最大手(売上)株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 14.62兆円
平均従業員数(連結) 連結ベースの従業員数を、数値が判明している業種内企業で平均した値です。 8,327名 (102社平均)
掲載各社の従業員数合計849,385名

出典: 各社の最新有価証券報告書(2026-08-22集計)。数値は同期末対比ではなく直近開示時点の合算。

銀行業の主要企業ランキング(売上順)

順位 企業名 コード 連結売上 当期純利益 従業員 市場
1 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 14.62兆円 2.43兆円 161,576名 プライム
2 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 8316 10.79兆円 1.58兆円 122,970名 プライム
3 株式会社三菱UFJ銀行 E03533 10.40兆円 1.54兆円 122,102名 非上場
4 株式会社みずほフィナンシャルグループ 8411 9.09兆円 1.25兆円 52,427名 プライム
5 株式会社三井住友銀行 E03617 9.00兆円 1.40兆円 71,100名 非上場
6 株式会社みずほ銀行 E03532 7.99兆円 1.03兆円 33,175名 非上場
7 三井住友トラストグループ株式会社 8309 2.98兆円 3,176億円 22,526名 プライム
8 株式会社ゆうちょ銀行 7182 2.85兆円 5,256億円 10,771名 プライム
9 三井住友信託銀行株式会社 E03627 2.82兆円 2,974億円 20,645名 非上場
10 株式会社 りそなホールディングス 8308 1.36兆円 2,587億円 20,813名 プライム

出典: 金融庁EDINET 各社最新有価証券報告書(2026-08-22取得)。本ランキングは判明している直近期売上のみで集計。

企業ポジショニング(売上 × 純利益)

横軸=連結売上、縦軸=当期純利益、バブルの大きさ=従業員数。バブルをクリックすると企業ページへ移動します。

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書(2026-08-22取得、上位40社)。

業種比較(銀行業 vs 他業種)

比較したい業種を選んでください(最大3つ)。銀行業との売上規模・利益率・成長率を並べて表示します。

指標銀行業
掲載企業数102社
業界売上合計84.95兆円
平均売上8,668億円
平均純利益率13.7%
平均売上成長率(年率)12.68%
平均従業員数8,327名

出典: 金融庁EDINET 各社有価証券報告書を業種集計(2026-08-22時点)。

上位カテゴリ・関連業種

銀行(17業種)
上位カテゴリ

市場区分別の内訳

プライム
69社
非上場
23社
スタンダード
10社

規模区分別の内訳

規模区分なし
33社
TOPIX Small 1
26社
TOPIX Mid400
20社
TOPIX Small 2
17社
TOPIX Large70
3社
TOPIX Core30
3社

銀行業の人気比較ペア

同業・同規模の組み合わせで横並び比較できる代表的なペア。銀行業の比較を全て見る →

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ vs 株式会社三井住友フィナンシャルグループ
売上合計 25.41兆円
株式会社三菱UFJ銀行 vs 株式会社三井住友銀行
売上合計 19.40兆円
株式会社三井住友フィナンシャルグループ vs 株式会社みずほフィナンシャルグループ
売上合計 19.88兆円
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ vs 株式会社みずほフィナンシャルグループ
売上合計 23.71兆円
株式会社 りそなホールディングス vs 三井住友トラストグループ株式会社
売上合計 4.34兆円
株式会社八十二長野銀行 vs 株式会社山口フィナンシャルグループ
売上合計 5,674億円
株式会社SBI新生銀行 vs 株式会社千葉銀行
売上合計 1.22兆円
株式会社九州フィナンシャルグループ vs 株式会社八十二長野銀行
売上合計 5,687億円
株式会社めぶきフィナンシャルグループ vs 株式会社横浜フィナンシャルグループ
売上合計 9,340億円

銀行業のランキング

全業種を混ぜた順位ではなく、銀行業の中だけで並べた順位です。年収も利益率も業種によって水準が違うため、志望業界の中での位置を見るほうが実態を掴めます。

💴銀行業の平均年間給与ランキング
78社を掲載
🎓銀行業の就活偏差値ランキング
79社を掲載
👤銀行業の従業員の平均年齢ランキング
78社を掲載
💰銀行業の売上高ランキング
79社を掲載
🏆銀行業の財務健康度スコアランキング
79社を掲載
銀行業のROE(自己資本利益率)ランキング
79社を掲載
🛡銀行業の自己資本比率ランキング
79社を掲載

銀行業の掲載企業一覧(全102社)

よくある質問

Q. 銀行業の掲載企業は何社ありますか?

A. 2026-08-22時点で102社を掲載しています。内訳は東証上場79社と、上場していませんが有価証券報告書を提出している23社です。出典: JPX東証上場銘柄一覧、金融庁EDINET。

Q. 銀行業の業種コードは?

A. 東証33業種分類で「7050」、東証17業種カテゴリでは「銀行」に属します。

Q. 銀行業の業界最大手はどこですか?

A. 売上規模では株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が首位で、直近期の連結売上は14.62兆円です。出典: 有価証券報告書。

Q. 銀行業の主要企業は?

A. 売上上位3社は株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(8316)、株式会社三菱UFJ銀行(E03533)です。

Q. 銀行業の掲載企業の平均従業員数は?

A. 102社平均で約8,327名(連結ベース、直近期末)。出典: 有価証券報告書。

Q. 銀行業と銀行の関係は?

A. 銀行業(33業種)は、上位カテゴリの「銀行」(17業種)に属する細分類です。

参考資料・出典

比較中: 0
比較ページへ